JPH01192526A - 中空体の製造方法 - Google Patents

中空体の製造方法

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JPH01192526A
JPH01192526A JP63017394A JP1739488A JPH01192526A JP H01192526 A JPH01192526 A JP H01192526A JP 63017394 A JP63017394 A JP 63017394A JP 1739488 A JP1739488 A JP 1739488A JP H01192526 A JPH01192526 A JP H01192526A
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JP
Japan
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sandpaper
hollow body
parting line
spoiler
coating
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JP63017394A
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JPH0761676B2 (ja
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Takeshi Fujiyoshi
藤吉 剛
Takehiko Nakano
仲野 武彦
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂からなる中空体で、特に塗装仕上げ
後の表面を平滑にすることができる中空体の製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
合成樹脂からなる中空体は、その成形技術上、中空体の
表面に、分割金型のピンチオフによるパーティングライ
ンが生じる。そしてこの中空体のパーティングラインの
部分には、ピンチオフ時の圧力の不均一による毛ばだち
やヒケによる凹凸が発生する。中空体に塗装する場合、
上記パーティングライン部分の凹凸をそのままにして塗
装すると外観が見苦しい仕上りとなるこのため従来は、
塗装工程の前に、上記パーティングライン部分の凹凸を
ナイフにて切除して平らに仕上げてから塗装していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
合成樹脂の中空体の凹凸をナイフで平らに仕上げる作業
は極めて難かしく、ともすると削りすぎて穴をあけてし
まうことがあり、所期の仕上げ面を得るためには熟練し
た職人芸が要求される。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、パーテ
ィングライン部分に凹凸を存する中空体の塗装仕上げに
おける上記凹凸部分を未熟練者であっても、削りすぎた
りすることなく、容易に平滑に仕上げることができ、仕
上がりがきれいな塗装を施した中空体を熟練者によるこ
となく製造することができるようにした中空体製造方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る中空体の製造
方法は、中空体のブロー成形後、これのパーティングラ
イン部分をサンドペーパ、バフ等の柔軟性研磨材にて研
磨して平滑に仕上げ、その後表面に塗装を施すようにし
た。
〔作  用〕
パーティングライン部分の凹凸は柔軟研磨材にて削り取
られて平滑に仕上げられ、この部分への塗装はきれいに
行なわれる。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明方法にて製造しようとする部材の一例で
あるスポイラ1を示す。このスポイラ1は乗用車の屋根
に風切り用として取付けるもので、第4図に示すように
合成樹脂にて中空に成形されている。
上記スポイラ1は第1図、第2図に示すように、押出ダ
イ2より押出し垂下したパリスン3を分割金型4,5に
て挟着し、ついでバリスジ3内に圧力流体を吹き込み、
両全型4,5のそれぞれのキャビティ4a、5aに沿う
形状、すなわち、所定のスポイラ形状に成形し、ついで
両全型4,5を型開きすることにより中空成形される。
このとき、第4図、第5図に示すように、スポイラ1の
縁部の全周のパーティングライン部分に高さが3 m+
s程度の凸条6を形成する。これにより、パーティング
ライン部分の内側部にヒケが生じるのが防がれる。
上記のようにして成形したスポイラ1のパーティングラ
イン部分の凸条6に、第7図に示すような、多数枚のサ
ンドペーパ7を放射状に束ねたブラシ状のサンドベーパ
輪8を第5図に示すように、回転させて接触し、これに
よる研磨によりこの凸条6を削除する。
このとき、上記サンドペーパ輪8は、サンドペーパ7の
目が異なるものを複数用意しておき、例えば、第1工程
では400番のサンドペーパを用いたもので研磨し、第
2工程で1000番のサンドペーパを用いたもので研磨
する。これにより上記凸条6の高さが500μm以下に
なるまで削除され、パーティングライン部分が平滑に仕
上げられる。
上記のようにして表面仕上げされたスポイラ1は、その
後、表面をトリクロロエチレン等の溶剤で処理してから
、第6図に示すようにスプレーガン9にて、顔料及び希
釈剤(シンカ)を混合したアクリルウレタン系の2液型
塗料10を塗布する。
本発明方法にて製造される中空体の構成材料はブロー成
形されるものであればどんな合成樹脂でもよいが、特に
曲げ弾性率(A S TMD 790)がio、000
kg/cj以上の機械的強の高いものが好ましい。
この種の合成樹脂としては、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、芳香族ポリエ
ステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂
、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が該当する。
上記本発明方法の実施例で示したスポイラ1は、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂からなる「ノリル9001J  
(エンジニアリングプラスチック社製)を用いた。これ
の曲げ弾性率は2LOOOkg / c−である。
また上記実施例では凸条6を削除する手段としてサンド
ペーパ輪8を用いた例を示したが、これに代えて多数枚
のバフ等の柔軟性研磨材を束ねたものを用いてもよい。
なおこの柔軟性研磨材の使用形態は上記のように放射状
に束ねたものに限るものではく、その使用形状は特に問
わない。
なお、上記実施例では、ブロー成形により予め凸条6を
形成し研磨により削除したが、本発明方法はこれに限定
されるものでなくさらに中空体のパーティングライン近
傍部分も予め削り代部分を形成し、研磨時に凸条及び削
り代部分も削除するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、ブロー成形された中空体のパーテ
ィングライン部分に形成される凸条6を、サンドベーパ
やバフ等の研磨部材を用いて、未熟練者であっても、削
りすぎることなく容易に削除することができると共に、
削除部分を極めて平滑に仕上げることができ、従ってそ
の後の塗装仕上げをきれいに行なうことができ、これに
より、仕上りがきれいな塗装を施した中空体を熟練者に
よることなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明方法の各工程を示すもので、
第1図1、第2図はブロー成形工程を示す断面図、第3
図は中空体の一例であるスポイラを示す斜視図、第4図
は第3図のIV−IV線に沿う断面矢視図、第5図は研
磨工程を示す断面図、第6図は塗装工程を示す断面図、
第7図はサンドペーパ輪の構成を概略的に示す斜視図で
ある。 1はスポイラ、4.5は分割金型、4a、  5aはキ
ャビティ、6は凸条、8はサンドペーパ輪、9はスプレ
ーガン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブロー成形にて形成した合成樹脂からなる中空体で、か
    つブロー成形後その表面に塗装を施すようにした中空体
    の製造方法において、中空体のブロー成形後、これのパ
    ーティングライン部分をサンドペーパやバフ等の柔軟性
    研磨材にて研磨して平滑に仕上げ、その後表面に塗装を
    施すようにしたことを特徴とする中空体の製造方法。
JP63017394A 1988-01-29 1988-01-29 中空体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0761676B2 (ja)

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JPH01192526A true JPH01192526A (ja) 1989-08-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035296A1 (en) * 2002-10-12 2004-04-29 Colormatrix Europe Ltd. Moulded thermoplastic articles and processto make them

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JPS6012109A (ja) * 1983-07-04 1985-01-22 Toyota Motor Corp スラリ−分離方法
JPS61268384A (ja) * 1985-05-22 1986-11-27 Hitachi Elevator Eng & Serv Co Ltd マンコンベア用ハンドレ埃ルの艶出し方法

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JPH0761676B2 (ja) 1995-07-05

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