JPH01192449A - 金属薄帯の連続鋳造装置 - Google Patents
金属薄帯の連続鋳造装置Info
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- JPH01192449A JPH01192449A JP1548388A JP1548388A JPH01192449A JP H01192449 A JPH01192449 A JP H01192449A JP 1548388 A JP1548388 A JP 1548388A JP 1548388 A JP1548388 A JP 1548388A JP H01192449 A JPH01192449 A JP H01192449A
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- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷却ドラムの相互間隙を調整しながら一定し
た形状をもつ金属薄帯を連続鋳造する装置に関する。
た形状をもつ金属薄帯を連続鋳造する装置に関する。
最近、溶鋼等の溶融金属から最終形状に近い数耐〜数士
鮒程度の板厚をもつ金属薄帯を直用的、に製造する方法
が注目されている。この連続鋳造法によるとき、従来の
ような多段階にわた・る熱延工程を必要とすることなべ
、また最終形状にする圧延も軽度なもので済むため、工
程及び設備の簡略化が図られる。
鮒程度の板厚をもつ金属薄帯を直用的、に製造する方法
が注目されている。この連続鋳造法によるとき、従来の
ような多段階にわた・る熱延工程を必要とすることなべ
、また最終形状にする圧延も軽度なもので済むため、工
程及び設備の簡略化が図られる。
第3図は、この連続鋳造法の一つとして、特開昭60−
137562号公報等で紹介されているツインドラム方
式の設備構成を示す。
137562号公報等で紹介されているツインドラム方
式の設備構成を示す。
この方式においては、互いに逆方向に回転する一対の冷
却ドラムla、 lbの間に、ドラム軸方向両端をサイ
ド堰2a、2bで仕切り、湯溜り部3を形成する。そし
て、この湯溜り部3に溶融金属4を注入し、冷却ドラム
la、 lbを介して溶融金属4を抜熱することにより
、それぞれの冷却ドラムla、 lbの表面に凝固シェ
ルを生成させる。この凝固シェルは、成長しながら冷却
ドラムla、 lbの回転に伴ってドラムギャップ5に
移動する。そして、それぞれの冷却ドラムla、 lb
表面上に形成された凝固シェルは、ドラムギャップ5で
圧接され、金属薄帯6として冷却ドラムla、 lb間
から搬出される。
却ドラムla、 lbの間に、ドラム軸方向両端をサイ
ド堰2a、2bで仕切り、湯溜り部3を形成する。そし
て、この湯溜り部3に溶融金属4を注入し、冷却ドラム
la、 lbを介して溶融金属4を抜熱することにより
、それぞれの冷却ドラムla、 lbの表面に凝固シェ
ルを生成させる。この凝固シェルは、成長しながら冷却
ドラムla、 lbの回転に伴ってドラムギャップ5に
移動する。そして、それぞれの冷却ドラムla、 lb
表面上に形成された凝固シェルは、ドラムギャップ5で
圧接され、金属薄帯6として冷却ドラムla、 lb間
から搬出される。
このツインドラム方式に右いては、板厚特性の優れた金
属薄帯6を製造するために、冷却ドラムla、 lb間
の間隙を正確に維持することが必要である。そのため、
冷却ドラムla、 lbの一方又は双方に押圧機構(図
示せず)を対峙させて、冷却ドラムla、 lbに金属
薄帯6の板厚に応じた押圧力を加えながら、鋳造時にド
ラム間隙を一定に維持している。
属薄帯6を製造するために、冷却ドラムla、 lb間
の間隙を正確に維持することが必要である。そのため、
冷却ドラムla、 lbの一方又は双方に押圧機構(図
示せず)を対峙させて、冷却ドラムla、 lbに金属
薄帯6の板厚に応じた押圧力を加えながら、鋳造時にド
ラム間隙を一定に維持している。
しかしながら、上記のように鋳造時のドラム間隙を一定
に維持していても、次のような理由により金属薄帯6の
板厚が変動する。すなわち、ドラム製作時の加工精度不
良に基づく真円度不良や、鋳造中の事故などにより湯溜
り部3に溶融金属4が有る状態で冷却ドラムla、 l
bの回転が中止されたときの熱歪みによる変形などによ
る冷却ドラムla、 lbの1回転内におけるドラム間
隙の変動によって金属薄帯6の板厚が変動する。また、
鋳造中にサイド堰2a、 2bと冷却ドラムla、
lbとの間に生じた鋳ぼりやスラグが鋳造装置の振動に
よりドラムギャップ5に咬込んでドラム間隙を押し拡げ
たり、あるいはドラム表面の汚れむらにより凝固シェル
の厚さが部分的に変動してドラム間隙を押し拡げたりす
る結果、金属薄帯6の板厚が変動する。
に維持していても、次のような理由により金属薄帯6の
板厚が変動する。すなわち、ドラム製作時の加工精度不
良に基づく真円度不良や、鋳造中の事故などにより湯溜
り部3に溶融金属4が有る状態で冷却ドラムla、 l
bの回転が中止されたときの熱歪みによる変形などによ
る冷却ドラムla、 lbの1回転内におけるドラム間
隙の変動によって金属薄帯6の板厚が変動する。また、
鋳造中にサイド堰2a、 2bと冷却ドラムla、
lbとの間に生じた鋳ぼりやスラグが鋳造装置の振動に
よりドラムギャップ5に咬込んでドラム間隙を押し拡げ
たり、あるいはドラム表面の汚れむらにより凝固シェル
の厚さが部分的に変動してドラム間隙を押し拡げたりす
る結果、金属薄帯6の板厚が変動する。
ここで、前記鋳ばりが大きい場合には、ドラムギャップ
5が大きく押し拡げられるために、金属薄帯6の板厚が
厚くなるだけでなく、板厚が厚いことにより冷却が遅れ
て、その部分が高温部となり(以下、これをホットバン
ドという)、甚だしいときには金属薄帯6が破断して鋳
造ができ、なくなることがある。
5が大きく押し拡げられるために、金属薄帯6の板厚が
厚くなるだけでなく、板厚が厚いことにより冷却が遅れ
て、その部分が高温部となり(以下、これをホットバン
ドという)、甚だしいときには金属薄帯6が破断して鋳
造ができ、なくなることがある。
前記の板厚変動要因のうち、冷却ドラムla、 lbの
真円度不良や熱歪み変形に起因する板厚変動は、ミルス
プリング値(冷却ドラムの押圧力/冷却ドラムの押込み
量)が小さい方が板厚変動は小さくなる。一方、鋳ぼり
等のドラムギャップ5への咬込みに起因する板厚変動は
、ミルスプリング値が大きい方が板厚変動は小さくなる
。
真円度不良や熱歪み変形に起因する板厚変動は、ミルス
プリング値(冷却ドラムの押圧力/冷却ドラムの押込み
量)が小さい方が板厚変動は小さくなる。一方、鋳ぼり
等のドラムギャップ5への咬込みに起因する板厚変動は
、ミルスプリング値が大きい方が板厚変動は小さくなる
。
このような条件のもとて長時間安定して鋳造を行うため
には、冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪み変
形に起因する板厚変動を小さくするように制御しながら
、同時に鋳ぼり等のドラムギャップ5への咬込みに起因
する゛板厚変動を防止して、ホットバンド等の欠陥を防
止することが必要である。
には、冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪み変
形に起因する板厚変動を小さくするように制御しながら
、同時に鋳ぼり等のドラムギャップ5への咬込みに起因
する゛板厚変動を防止して、ホットバンド等の欠陥を防
止することが必要である。
ところが、第4図の冷却ドラム押圧力と冷却ドラム押込
み量との関係図に示すように、押圧力が小さな領域では
押圧力の大きさとドラムギャップ5の間隙との間は直線
的な関係になく、かつミルスプリング値が小さい。この
理由は、冷却ドラムla、 lbが押圧力を受けたとき
、ドラム、軸受、ハウジング等で構成される全体装置の
なかの一部がまず局部的に弾性変形して、その後に全体
が弾性変形することによる。すなわち、冷却ドラムla
。
み量との関係図に示すように、押圧力が小さな領域では
押圧力の大きさとドラムギャップ5の間隙との間は直線
的な関係になく、かつミルスプリング値が小さい。この
理由は、冷却ドラムla、 lbが押圧力を受けたとき
、ドラム、軸受、ハウジング等で構成される全体装置の
なかの一部がまず局部的に弾性変形して、その後に全体
が弾性変形することによる。すなわち、冷却ドラムla
。
1bの当たり面の偏平の度合や、ドラム軸受のベアリン
グ内外輪と軸との当たり具合、軸受箱と荷重検出用ロー
ドセル等との当たりの不整や凹凸等のために、押圧力が
小さな領域では、これらの各部分が局部的に荷重を受け
て局部的に弾性変形し、押圧力が大きくなると全体の大
きな面で荷重を受けるようになって、局部的な弾性変形
に続いて全体が弾性変形する。従って押圧力が小さいと
きには、局部がその荷重に応じて変形するために、ミル
スプリング値は小さく、押圧力が大きくなるに従ってミ
ルスプリング値は大きくなり、荷重を全体で受けるよう
になると、ミルスプリング値は一定値となる。第4図に
示した例では、冷却ドラム押圧力が2ton以下の領域
ではミルスプリング値は小さく、かつ、押圧力の大きさ
とドラムギヤツブ50間隙との関係は非直線的である。
グ内外輪と軸との当たり具合、軸受箱と荷重検出用ロー
ドセル等との当たりの不整や凹凸等のために、押圧力が
小さな領域では、これらの各部分が局部的に荷重を受け
て局部的に弾性変形し、押圧力が大きくなると全体の大
きな面で荷重を受けるようになって、局部的な弾性変形
に続いて全体が弾性変形する。従って押圧力が小さいと
きには、局部がその荷重に応じて変形するために、ミル
スプリング値は小さく、押圧力が大きくなるに従ってミ
ルスプリング値は大きくなり、荷重を全体で受けるよう
になると、ミルスプリング値は一定値となる。第4図に
示した例では、冷却ドラム押圧力が2ton以下の領域
ではミルスプリング値は小さく、かつ、押圧力の大きさ
とドラムギヤツブ50間隙との関係は非直線的である。
このような装置の特性から、板厚の薄い金属薄帯6の鋳
造時には、サイド堰2a、 2bと冷却ドラムla、
lbとの間に生じる鋳ぼりやスラグ等の異物が冷却ドラ
ムla、 lbの間に咬み込まれて、金属薄帯6にホッ
トバンドが生じたり、極端な場合には破断が生じ、安定
した操業ができないことになる。
造時には、サイド堰2a、 2bと冷却ドラムla、
lbとの間に生じる鋳ぼりやスラグ等の異物が冷却ドラ
ムla、 lbの間に咬み込まれて、金属薄帯6にホッ
トバンドが生じたり、極端な場合には破断が生じ、安定
した操業ができないことになる。
この点から、押圧力をある値以下に下げることができず
、従って、冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪
み変形に起因する板厚変動と、鋳ぼり等のドラムギャッ
プ5への咬込みに起因するホットバンドや破断の発生及
び板厚変動を同時に防止することは困難であった。
、従って、冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪
み変形に起因する板厚変動と、鋳ぼり等のドラムギャッ
プ5への咬込みに起因するホットバンドや破断の発生及
び板厚変動を同時に防止することは困難であった。
そこで、本発明は、冷却ドラムを相互に離間する方向の
力を付勢する加圧シリンダーを冷却ドラムの間に介在さ
せることによって、ホットバンドや破断の発生がなく、
かつ板厚精度のすぐれた金属薄帯を製造することを目的
とする。
力を付勢する加圧シリンダーを冷却ドラムの間に介在さ
せることによって、ホットバンドや破断の発生がなく、
かつ板厚精度のすぐれた金属薄帯を製造することを目的
とする。
本発明の連続鋳造装置は、その目的を達成するために、
互いに逆方向に回転する一対の冷却ドラムの間に湯溜り
部を形成し、該湯溜り部に注入された溶融金属から金属
薄帯を連続鋳造するツインドラム方式の連続鋳造装置に
おいて、前記冷却ドラムを相互に離間する方向の力を付
勢する加圧シリンダーを冷却ドラムの間に介在させ、且
つ前記冷却ドラムを互いに近接する方向に押圧力を加え
る押圧機構を前記冷却ドラムのいずれか一方又は双方に
対峙させたことを特徴とする。
互いに逆方向に回転する一対の冷却ドラムの間に湯溜り
部を形成し、該湯溜り部に注入された溶融金属から金属
薄帯を連続鋳造するツインドラム方式の連続鋳造装置に
おいて、前記冷却ドラムを相互に離間する方向の力を付
勢する加圧シリンダーを冷却ドラムの間に介在させ、且
つ前記冷却ドラムを互いに近接する方向に押圧力を加え
る押圧機構を前記冷却ドラムのいずれか一方又は双方に
対峙させたことを特徴とする。
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体・的に説明する。
を具体・的に説明する。
第1図は本発明実施例の連続鋳造装置の要部を示す平面
図である。なお、同図において、第3図に示した部材等
に対応するものについては、同一の符番で指示した。
図である。なお、同図において、第3図に示した部材等
に対応するものについては、同一の符番で指示した。
図に示すように、冷却ドラムla、 lbには、通常設
置される軸受7a、 7bとは別に、加圧シリンダー1
0による押拡げ力を受ける軸受ga、 3bを設ける。
置される軸受7a、 7bとは別に、加圧シリンダー1
0による押拡げ力を受ける軸受ga、 3bを設ける。
加圧シリンダーlOは、この軸受8aと8bの間に設け
、冷却ドラムlaと1bに対して押拡げ力を加える。そ
して、加圧シリンダーlOにより冷却ドラムla、 l
bを押し拡げる方向に力を加えた状態で冷却ドラム押圧
用の油圧シリンダー9により冷却ドラムlbを冷却ドラ
ム1aに対して押圧する。この状態においては、軸受7
a、 7bのベアリング内外輪と軸との当たり面や軸受
7aと荷重検出用ロードセル11との当たり面等が、不
整や微小な凹凸が弾性変形することによって全体が一様
に当たった状態となり、ドラム押圧力とドラム押込み量
との関係は、第4図の直線(イ)に示すように、ドラム
押圧力の小さな領域においても直線的となる。そして、
油圧シリンダー9のストロークをさらに大きくすると、
見掛は上のミルスプリング値がより大きくなり、ドラム
押圧力とドラム押込み量との関係は同図の直線(切のよ
うになる。
、冷却ドラムlaと1bに対して押拡げ力を加える。そ
して、加圧シリンダーlOにより冷却ドラムla、 l
bを押し拡げる方向に力を加えた状態で冷却ドラム押圧
用の油圧シリンダー9により冷却ドラムlbを冷却ドラ
ム1aに対して押圧する。この状態においては、軸受7
a、 7bのベアリング内外輪と軸との当たり面や軸受
7aと荷重検出用ロードセル11との当たり面等が、不
整や微小な凹凸が弾性変形することによって全体が一様
に当たった状態となり、ドラム押圧力とドラム押込み量
との関係は、第4図の直線(イ)に示すように、ドラム
押圧力の小さな領域においても直線的となる。そして、
油圧シリンダー9のストロークをさらに大きくすると、
見掛は上のミルスプリング値がより大きくなり、ドラム
押圧力とドラム押込み量との関係は同図の直線(切のよ
うになる。
本発明者等の実験によると、ミルスプリング値が10〜
14ton/mm程度であると、金属ぼり等の咬込みに
よってホットバンドが発生し、金属ばりの大きさによっ
ては、ホットバンド部分で金属薄帯6が破断する事故が
生じた。一方、油圧シリンダー9のストロークを大きく
してミルスプリング値を20〜30ton/mm程度に
すると、ホットバンド数が減少し、また発生してもその
大きさが軽減されて金属薄帯6の破断が発生することは
なかった。
14ton/mm程度であると、金属ぼり等の咬込みに
よってホットバンドが発生し、金属ばりの大きさによっ
ては、ホットバンド部分で金属薄帯6が破断する事故が
生じた。一方、油圧シリンダー9のストロークを大きく
してミルスプリング値を20〜30ton/mm程度に
すると、ホットバンド数が減少し、また発生してもその
大きさが軽減されて金属薄帯6の破断が発生することは
なかった。
ところで、油圧シリンダー9のストロークを大きくして
ミルスプリング値を大きくすると、前述した冷却ドラム
la、 lhの真円度不良や熱歪み変形に起因する金属
薄帯6の板厚変動が助長される。
ミルスプリング値を大きくすると、前述した冷却ドラム
la、 lhの真円度不良や熱歪み変形に起因する金属
薄帯6の板厚変動が助長される。
そこで、本装置による゛操業においては、冷却ドラムl
a、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応じて油圧シリ
ンダー9によるドラム間隙制御を行って、板厚変動を防
止する。すなわち、鋳造作業開始前に、溶融金属が湯溜
り部3にない状態で、冷却ドラムla、 lbを油圧シ
リンダー9で押圧しながら回転させ、このときの軸受7
aの荷重変化をロードセル11で検出する。冷却ドラム
la、 lbの1回転内の荷重変化が、冷却ドラムla
、 lbの真円度不良や熱歪み変形に起因するドラム間
隙の変化に対応したものであるので、この鋳造開始前に
検出した1回転内の荷重変化に基づいて、鋳造中に油圧
シリンダー9の押圧力を制御してドラム間隙制御を行う
。
a、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応じて油圧シリ
ンダー9によるドラム間隙制御を行って、板厚変動を防
止する。すなわち、鋳造作業開始前に、溶融金属が湯溜
り部3にない状態で、冷却ドラムla、 lbを油圧シ
リンダー9で押圧しながら回転させ、このときの軸受7
aの荷重変化をロードセル11で検出する。冷却ドラム
la、 lbの1回転内の荷重変化が、冷却ドラムla
、 lbの真円度不良や熱歪み変形に起因するドラム間
隙の変化に対応したものであるので、この鋳造開始前に
検出した1回転内の荷重変化に基づいて、鋳造中に油圧
シリンダー9の押圧力を制御してドラム間隙制御を行う
。
このように、加圧シリンダー10により冷却ドラムla
、 lbを押し拡げる方向に力を加えた状態で、冷却ド
ラム押圧用の油圧シリンダー9により冷却ドラム1bを
冷却ドラム1aに対して押圧することにより、ドラム押
圧力の小さな領域においても、ドラム押圧力とドラ云押
込み量との関係は直線的となり、また加圧シリンダーl
Oのストロークを太きくすることにより、見掛は上のミ
ルスプリング値を大きくすることができる。これにより
、鋳ぼり等の咬込みによる金属薄帯のホットバンドや破
断の発生を防止することができる。また、冷却ドラムl
a、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応じて冷却ドラ
ム押圧用の油圧シリンダー9の押圧力を制御することに
より、ドラム間隙を一定に維持することができる。これ
により、板厚変動の小さい金属。
、 lbを押し拡げる方向に力を加えた状態で、冷却ド
ラム押圧用の油圧シリンダー9により冷却ドラム1bを
冷却ドラム1aに対して押圧することにより、ドラム押
圧力の小さな領域においても、ドラム押圧力とドラ云押
込み量との関係は直線的となり、また加圧シリンダーl
Oのストロークを太きくすることにより、見掛は上のミ
ルスプリング値を大きくすることができる。これにより
、鋳ぼり等の咬込みによる金属薄帯のホットバンドや破
断の発生を防止することができる。また、冷却ドラムl
a、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応じて冷却ドラ
ム押圧用の油圧シリンダー9の押圧力を制御することに
より、ドラム間隙を一定に維持することができる。これ
により、板厚変動の小さい金属。
薄帯6を製造することができる。
以上に説明したように、本発明においては、冷却ドラム
を相互に離間する方向の力を付勢する加圧シリンダーを
冷却ドラムの間に介在させることによって、冷却ドラム
の押圧力が小さい領域にあっても、冷却ドラム押圧力と
冷却ドラム押込み量の直線的な関係が得られると共に、
ミルスプリング値を大きくすることができる。さらに、
冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応
じて冷却ドラム押圧用の油圧シ、リング−9の押圧力を
制御することにより、ドラム間隙を一定に維持すること
ができる。これにより、鋳ぼり等の咬込みによる金属薄
帯のホットバンドや破断の発生を防止すると共に、板厚
変動の小さい金属薄帯を製造することができる。
を相互に離間する方向の力を付勢する加圧シリンダーを
冷却ドラムの間に介在させることによって、冷却ドラム
の押圧力が小さい領域にあっても、冷却ドラム押圧力と
冷却ドラム押込み量の直線的な関係が得られると共に、
ミルスプリング値を大きくすることができる。さらに、
冷却ドラムla、 lbの真円度不良や熱歪み変形に応
じて冷却ドラム押圧用の油圧シ、リング−9の押圧力を
制御することにより、ドラム間隙を一定に維持すること
ができる。これにより、鋳ぼり等の咬込みによる金属薄
帯のホットバンドや破断の発生を防止すると共に、板厚
変動の小さい金属薄帯を製造することができる。
第1図は本発明実施例の連続鋳造装置の要部を示す平面
図であり、第2図は本発明の効果を具体的に表したグラ
フである。他方、第3図は従来のツインドラム方式の連
続鋳造装置を示し、第4図はその装置における問題点を
説明するためのグラフである。 la、lb:冷却ドラム 2a、2b:サイド堰3:
IA溜り部 4:溶融金属5ニドラムギヤツプ
6:金属薄帯 7a、7b:軸受 3a、3b:軸受9:油圧
シリンダー 10:加圧シリンダー11:ロードセル 特許出願人 新日本製鐵 株式金材(ほか1名) 代 理 人 小 堀 益 (ほか
2名)第1図 第2図 冷却ドラム押込み量(mm) 第3図 b 第4図 冷却ドラム押込み量(mm)
図であり、第2図は本発明の効果を具体的に表したグラ
フである。他方、第3図は従来のツインドラム方式の連
続鋳造装置を示し、第4図はその装置における問題点を
説明するためのグラフである。 la、lb:冷却ドラム 2a、2b:サイド堰3:
IA溜り部 4:溶融金属5ニドラムギヤツプ
6:金属薄帯 7a、7b:軸受 3a、3b:軸受9:油圧
シリンダー 10:加圧シリンダー11:ロードセル 特許出願人 新日本製鐵 株式金材(ほか1名) 代 理 人 小 堀 益 (ほか
2名)第1図 第2図 冷却ドラム押込み量(mm) 第3図 b 第4図 冷却ドラム押込み量(mm)
Claims (1)
- 1、互いに逆方向に回転する一対の冷却ドラムの間に湯
溜り部を形成し、該湯溜り部に注入された溶融金属から
金属薄帯を連続鋳造するツインドラム方式の連続鋳造装
置において、前記冷却ドラムを相互に離間する方向の力
を付勢する加圧シリンダーを冷却ドラムの間に介在させ
、且つ前記冷却ドラムを互いに近接する方向に押圧力を
加える押圧機構を前記冷却ドラムのいずれか一方又は双
方に対峙させたことを特徴とする金属薄帯の連続鋳造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1548388A JPH074651B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 金属薄帯の連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1548388A JPH074651B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 金属薄帯の連続鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01192449A true JPH01192449A (ja) | 1989-08-02 |
JPH074651B2 JPH074651B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=11890041
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1548388A Expired - Fee Related JPH074651B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 金属薄帯の連続鋳造装置 |
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JP (1) | JPH074651B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03189052A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-19 | Hitachi Ltd | 双ドラム連続鋳造機 |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP1548388A patent/JPH074651B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03189052A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-19 | Hitachi Ltd | 双ドラム連続鋳造機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH074651B2 (ja) | 1995-01-25 |
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