JPH0119172B2 - - Google Patents

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JPH0119172B2
JPH0119172B2 JP15772080A JP15772080A JPH0119172B2 JP H0119172 B2 JPH0119172 B2 JP H0119172B2 JP 15772080 A JP15772080 A JP 15772080A JP 15772080 A JP15772080 A JP 15772080A JP H0119172 B2 JPH0119172 B2 JP H0119172B2
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JP
Japan
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water level
signal
guide vane
deviation
turbine
Prior art date
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Expired
Application number
JP15772080A
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English (en)
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JPS5783818A (en
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Susumu Sumikura
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D9/00Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel
    • G05D9/12Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel characterised by the use of electric means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水位調整装置に係り、特に発電所上流
に調整池を備えた水路式発電プラントにおいて、
調整池の水位に応じて、水車のガイドベーン開度
を制御し、水車流量を変化させることにより、調
整池の水位をある一定の変化幅内に調整するに好
適な水位調整装置に関する。
一般に、水力発電プラント特に調整池を上流に
備えた水路式発電プラントにおいては、第1図に
示すように、調整池1の水位Hを、導水路2から
流れ込む流水量Q1の変化によらず、ある幅内に
収める必要があり、このため、調整池水位Hに応
じて水車3のガイドベーン4の開度を制御するこ
とにより、調整池1からの流水量即ち水車流量
Q2を制御する水位調整装置が設けられる。
尚、図における5は調整池1から水車3に水を
導く圧力鉄管、6は水車3に直結された発電機を
示す。
第2図は、その水位調整装置の従来例をブロツ
クダイヤフラムで示したもので、一点鎖線で囲む
7が水位調整器である。8,9は流入量Q1と水
車流量Q2との差により、積分時定数T0で調整池
1の水位Hが変化することを示す水路系の伝達関
数要素、10は水位調整器7を使用、除外状態に
切り換える切り換え接点、11はガイドベーン制
御モータの開度に関する伝達関数、12は水車3
の水車流量に関する伝達関数である。
また、水位調整器7における71は、調整池水
位Hと設定水位HRとを比較して、その偏差を算
出する加算器、72はその偏差に水位調定率Rの
逆数1/Rを乗算する乗算器、73はその乗算器
72の出力と水車定格流量QR時のガイドベーン
開度ηRとの和と実際のガイドベーン4の開度即ち
実ガイドベーン開度ηとの偏差εをガイドベーン
制御モータ11に出力する加算器である。
尚、図中、TGは水車ゲート時定数、Sは、ラ
プラス演算子である。また、上述した設定水位
HRは、水車流量Q2が定格時即ち水車定格流量QR
時に整定すべき調整水位であり、水位調整率R
は、水車流量Q2を無負荷流量Q0から定格流量QR
へ変化させるために必要な調整池水位Hの変化幅
である。この変化幅Rは、水位Hに比べ極く小さ
な値である。
従来の水位調整装置は以上のように構成され
て、切り換え接点10が図示状態即ち水位調整器
7が使用状態にあるとき、調整池水位Hが設定水
位HRに等しければ、71の出力は0、従つて、
モータ11は73の出力εに応じて回転する結
果、実ガイドベーン開度ηが定格ガイドベーン開
度ηRに等しく制御される。これにより、水車3は
伝達関数QR/(1+TGS)で水車流量Q2が変化
し、定格流量QRに等しくなる。
この状態から流入量Q1の変化により、調整池
水位Hが変化し、設定水位HRとの間に偏差を生
じた場合、その偏差は72を介して73に加えら
れる。この結果、実ガイドベーン開度ηは、定格
ガイドベーン開度ηRから変化し、72の出力に応
じた開度に制御される。これにより、水車流量
Q2もそれに対応した値に制御され、調整池水位
Hは調定率Rの幅内で安定する。
このようにして、実ガイドベーン開度η従つて
水車流量Q2は、調整池水位Hに応じて、第3図
に示すカーブSに沿つて変化するように制御さ
れ、調整池水位がH0のときには、無負荷流量Q0
になるように、実ガイドベーン開度ηがη0に制御
される。
ところで、この水位調整器7は、ときどき使用
状態から除外され、接点10が図示状態から切り
換えられて、手動指令δにより、実ガイドベーン
開度ηが調整される場合がある。
この場合には、当然のことながら水車流量Q2
と調整池水位Hとは、無関係となり、第3図のカ
ーブS上にあるとは限らなくなる。即ち、加算器
73の出力εが0であるとは限らなくなる。
従つて、そのような状態から接点10を図示状
態に戻し、水位調整器7を使用状態にすると、そ
の出力εに応じてガイドベーン4を急激に開又は
閉とすることになる。この結果、水車3に直結さ
れた発電機6の出力が急激に変動し、電力系統周
波数に変動を与え、電力系統運用上悪影響を及ぼ
す。水車3の下流域に対し、河川水位を急上昇を
もたらす。水位調整器7の使用/除外の頻度が高
い場合には、機械系の寿命を短かくする等の欠点
があつた。
更に、水車に対する落差が大きい圧力鉄管が長
い、水車定格流量が多いというような水路式発電
プラントにおいては、圧力鉄管途中にサージタン
クが設けられるが、水車流量が急激に変化する
と、調整池とサージタンク間で振動即ちサージン
グ現象を引き起こす。これにより、調整池水位が
長期にわたつて変動したり、最悪時には発散し、
発電機出力に影響を及ぼし、電力系統上からも好
ましくない事態が生じる欠点があつた。
本発明は、上記従来技術の欠点を除き、除外か
ら使用にしても、ガイドベーン、従つて、水車流
量、発電機出力を急変させることのなく滑らかに
水位調整運転に移行することのできる水位調整装
置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、除外中、
設定水位を手動調節された実ガイドベーン開度に
対応する値に変更することにより、使用後、実ガ
イドベーン開度の急変を防ぐと共に、上記設定水
位を徐々に本来の値を戻すようにしたことを特徴
とする。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第4図は本発明の一実施例を示す水位調整装置
のブロツクダイヤグラムで、図中、第2図と同一
符号は同一又は相当部分を示し、第2図の構成と
異なる点は、シヨツクアブソーバ74を設けて水
位調整器7を構成した点である。
このシヨツクアブソーバ74は、設定水位HR
と74の出力HR′との偏差をとる加算器741、
その偏差にゲインK1をかける乗算器742、そ
の出力を制限するリミツタ743,73の出力ε
にゲインK2をかける乗算器744、接点10と
連動し、除外時に開く接点10aおよび閉じる接
点10b、時定数T2の積分器745が図示の通
り結線されて成る。
本実施例の水位調整装置はこのように構成され
て、接点10,10a,10bが図示状態即ち水
位調整器7が除外中にある場合は、加算器73の
出力εが乗算器744を介してK2倍され、接点
10bを介して積分器745に入力する。
従つて、加算器71に与えられる見掛上の設定
水位HR′が実ガイドベーン開度ηに対応して変化
し、加算器73の出力εを0にする。
この結果、水位調整器7を除外から使用に切り
換えても、切り換え時、モータ11に入力する7
3の出力εは0のため、実ガイドベーン開度ηは
変化しない。
一方、使用時、本来の設定水位HRは加算器7
41に与えられ、このHRとHR′との偏差は、ゲ
インK1をもつ乗算器742でK1倍され、更にこ
の値はリミツタ743により一定値以下に制限さ
れて、接点10aを介して積分器745に入力す
る。
従つて、加算器71に与えられる見掛上の設定
水位HR′は徐々に変化し、本来の設定水位HR
落ち着く。
この間、加算器73の出力εもHR′の変化に応
じて変化し、モータ11を操作して、実ガイドベ
ーン開度ηを徐々に設定水位HRと調整池水位H
との差に応じた値、即ち、水車流量Q2と調整池
水位Hとが第3図のカーブS上にある本来の関係
を保つ値に変更する。
この場合、HR′の変化率はリミツタ743の特
性と、積分器745の時定数T2により決定され、
実ガイドベーン開度η従つて水車流量Q2は急変
することなく滑らかに調整池水位Hに基づく値に
落ち着く。
尚、このHR′の変化率を決定するリミツタ74
3の特性即ちリミツト値、あるいは、積分器74
5の時定数T2を、調整池水位Hあるいはその変
化率によつて切り換えるようにしたり、連続的に
可変にすれば、より滑らかにして迅速な切り換え
制御が可能となる。
また、上記実施例では実ガイドベーン開度ηを
フイードバツクしているが、発電機出力をフイー
ドバツクするようにしても上記実施例同様の水位
調整を行うことができる。
以上のように本発明によれば、水位調整装置が
除外から使用に切り換つても、水車流量、発電機
出力が急激に変化することがないので、下流の河
川水位、電力系統周波数に一切影響を及ぼすこと
がなくなる。また、使用/除外の頻度が多くなつ
ても、滑らかな切り換が行われるため、機械系に
影響を及ぼすことがなく、また、水車発電機のモ
ータリングも防止されることから装置の寿命が格
段に改善される。更に、サージタンクを有する発
電プラントにおいては、サージングの発生および
発散を防止することができ、調整池水位、サージ
タンク水位を安定化して、発電機出力の振動を防
ぐことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水力発電プラントにおける水路系の説
明図、第2図は従来の水位調整装置のブロツクダ
イヤグラム図、第3図は調整池水位Hと水車流量
Q2との関係図、第4図は本発明の一実施例を示
す水位調整装置のブロツクダイヤグラム図であ
る。 1……調整池、2……導水路、3……水車、4
……ガイドベーン、5……圧力鉄管、6……発電
機、7……水位調整器、8,9……水路系の伝達
関数要素、10……切り換え接点、11……ガイ
ドベーン制御モータ伝達関数、12……水車伝達
関数、71,73,741……加算器、72,7
42,744……乗算器、743……リミツタ、
745……積分器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発電機を直結した水車の上流側に設けられた
    調整池の設定水位信号と実水位信号との偏差を算
    出する加算器から出力される水位偏差に応じた信
    号と、前記水車のガイドベーンの定格開度信号と
    実開度信号との開度偏差信号とを加えてガイドベ
    ーン開度制御信号を算出する水位調整器と、この
    水位調整器から出力される前記ガイドベーン開度
    制御信号と手動によるガイドベーン開度制御指令
    信号とを切り換えて出力する切換器とを備え、こ
    の切換器の出力信号に応じて前記ガイドベーン開
    度を制御し、水車流量を制御することにより、前
    記調整池の水位を調整する水力発電プラントの水
    位調整装置において、前記設定水位信号と演算水
    位信号との偏差に応じた信号を出力する回路と、
    この回路の出力信号と前記ガイドベーン開度制御
    信号に応じた信号とを前記切換器に連動して切り
    換える第2の切換器と、この第2の切換器の出力
    信号を積分して前記演算水位信号を算出する積分
    器とを設け、この演算水位信号を前記水位偏差を
    算出する際の設定水位信号の代りに前記加算器に
    加えることを特徴とする水位調整装置。
JP15772080A 1980-11-11 1980-11-11 Water level adjusting device Granted JPS5783818A (en)

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JPS5783818A JPS5783818A (en) 1982-05-25
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JPH04273283A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Canon Inc 電子機器
JP2549726Y2 (ja) * 1991-04-16 1997-09-30 良忠 越原 建設用リフト
CN104483991B (zh) * 2014-12-24 2017-08-25 宋晓轩 湖水水位自动循环调节装置

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