JPH01191121A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JPH01191121A
JPH01191121A JP1631088A JP1631088A JPH01191121A JP H01191121 A JPH01191121 A JP H01191121A JP 1631088 A JP1631088 A JP 1631088A JP 1631088 A JP1631088 A JP 1631088A JP H01191121 A JPH01191121 A JP H01191121A
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JP1631088A
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Masahiko Yamaguchi
雅彦 山口
Mitsuru Kano
満 鹿野
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、白黒表示用の液晶表示素子に関し、特に、
その視認性の向上を図ったものである。
「従来の技術」 従来、この種の白黒表示用の液晶表示素子として第5図
に示すものが提案されている(H・+3aager e
Lal、JAPAN DISI’LAY ’86,27
8(1986)) 、この図において符号lは液晶表示
素子である。この液晶表示素子lは、液晶層2と透明基
板3.4と透明電極5 a、5 b、・・・、6と配向
膜7.8と偏光板9、IOとから概略構成されている。
上記液晶層2はネマティック液晶を2枚の透明基板3.
4でサンドイッチし、その外周部をシール材11で封着
してなるもので、液晶層2のおおよその厚さはスペーサ
(図示せず)によって規制されている。
また、上記透明基板3は両面とも平坦な面となっており
、他方、上記透明基板4は外面(液晶層2と反対側の面
)が平坦面で、内面(液晶層2側の而)が凹凸部Cから
なるマット面になっており、その凹凸部Cの平均高低差
は2〜6μmの範囲、平均凹凸周期は100μm程度に
設定されている。
また、上記の透明基板3の内面には画素電極を構成する
複数の透明電極5 i、5 b 、・・・(以下、画素
電極5a、5b、・・・という。)が積層され、さらに
、この画素1i極5 a、5 b 、・・・の上には配
向膜7が積層されている。また、他方の透明基板4の内
面には対向?tf極を構成する透明電極6(以下、対向
電極6という。)か積層され、さらに、この対向電極6
の上には配向膜8が積層されている。ここで、上記画素
電極5 a、5 b 、・・・および対向電極6の形成
材料としては、たとえば、インジウム・ナイン・オキサ
イド(ITO)が用いられる。また、配向膜7のラビン
グ方向と配向膜8のラビング方向とは互いに直交するよ
うになされており、これにより、液晶層2は液晶分子が
層間で90度に捩れたTN型の構成になっている。さら
に、透明基板3.4の外面側にはそれぞれ偏光板9.1
0が設けられている。ここで、偏光板9の偏光軸と偏光
Fi、IOの偏光軸とは互いに平行するようになされて
いると共に、これらの偏光軸が配向膜8のラビング方向
に平行するようになされている。これにより、上記液晶
表示素子lはずデ景が暗となるネガ型の素子構成となっ
ている。
以上の構成において、第5図に示すように、画素電極5
aと対向電極6との間に電圧を印加したとき、その間の
液晶領域しaは垂直の分子配向状態となり、背面(偏光
板lOの外面)から入射する光Paは表示面(偏光板9
の外面)より射出される(光透過状g)。これにより、
画素型w45aを明点として視認し得る。他方、画素電
極5bと対向電極6との間が電圧無印加状態のとき、そ
の間の液晶領域Lbは90度に捩れた分子配向状態とな
り、背面から入射する光Pbは偏光板9により遮断され
(光遮断状@)、これにより、画素電極5bを暗点とし
て視認し得る。
ところで、90度に捩れた分子配向状態といっても、微
視的には液晶分子が完全に整然と捩れているわけではな
いため、光遮断状態にあっても、必ず、多少の漏光Pc
が存在する。このとき、液晶層2の厚さ(d)が一定で
あれば、リタデーシジン(Δn−d)の値が固定され、
このリタデーションにに起因して特定波長の届先Pcが
特に多くなる(ここで、Δnは液晶の複屈折率を表す)
このため、暗点は着色されて視認されることになる。ま
た、視(野)角によっても、リタデーシヲンは異なって
くるので、視角により異なった着色が視認される。
そこで、この例の液晶表示素子lにあっては、上記した
ように透明基板4の内面に凹凸部Cを形成し、これによ
り、種々のリタデーションの値に起因した多数のスペク
トル光を暗点(暗部)に生じさU゛て、着色を平均化し
、無彩色に近い表示を得ろようにしている。さらに、基
板内面の凹凸部Cにおいて光散乱を生じさせ、より広い
視角を得るようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 とこ・ろが、上記従来の液晶表示素子藍にあっては、マ
ット面の凹凸部Cの平均高低差が2〜6μmの範囲、平
均凹凸周期が100μm程度に設定されているので、凹
凸部の平均高低差(トl)と平均凹凸周期(相隣合う山
間または谷間の平均距離、P)の比(r’/II)がl
θ軸50の範囲になり、このため、凹凸部Cの起伏が比
較的滑らかになっていた。したがって、凹凸部の凹斜面
(凸斜面)の傾斜角度が基板面に沿って微少にしか変化
しないため、基板面における液晶分子のプレティルト角
(事前の傾き角)も基板面に沿って微少にしか変化しな
い。このため、リタデーションによる表示面の着色ノイ
ズを、未だ、十分には緩和できず、また視角を十分拡大
できない不満があった。
そこで、この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、白黒表示性(無彩色性)および視角性の良い
液晶表示素子を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明においては、液晶層を介して互いに対向する一
対の基板のうち、少なくとも一つの基板の内面側に、第
1の凹凸部と、この第1の凹凸部よりもその凹凸周期が
小さい第2の凹凸部とを重畳したマット面を備えること
により上記の問題を解決している。
このような液晶表示素子にあっては、第1の凹凸部によ
る大きなうねりと、第2の凹凸部、による小さなうねり
との相乗作用により、漏光の各スペクトル強度がさらに
一段と平均化される。このため、リタデーシジンから生
じる着色ノイズを一段と確実に緩和することができ、白
黒表示性が向上すると共に、視角性ら数倍されるため、
着色の角度依存性も大幅に向」−することになる。
以下、図面を参照してこの発明を詳述する。
第1図は、この発明の液晶表示素子の一例を示すもので
、この図において上記従来のものと同一構成部分には同
一符号を付して説明を簡略化する。
この例の液晶表示素子12にあっては、マット面に、従
来の滑らかな凹凸部に相当する第1の凹凸部Cを設け、
さらにその表面に、第2の凹凸部eを設けるようにした
点が上記従来の液晶表示素子!と異なるところである。
この液晶表示素子のマット面は、たとえば、以下の方法
により、作成される。
(作成例1)・・・第1図参照 たとえば、ガラス基板4の片面に常法(化学エツチング
、機械的研削など)により、まず、第Iの凹凸部Cを形
成する。次に、第1の凹凸部Cの上に、粒11μm以下
の微粒子とその分散溶媒との混合物を、たとえば、オフ
セット印刷などで膜厚■μm以下に塗布して、第2の凹
凸部eを形成する。
(作成例2)・・・第1図参照 ガラス基板4の片面に常法により、まず、第1の凹凸部
Cを形成する。次に、これらの上に、たとえば、低融点
ガラスフリットなどの熱可塑性物質を均一に分散さけた
後、熱処理を施して、熱可塑性物質を第1の凹凸部Cに
融若さ仕て第2の凹凸部eとする。
(作成f143)・・・第2図参照 まず、第1の凹凸部Cと第2の凹凸部eとの形状を重畳
させたスタンパ−(型)を作成した後、このスタンパ−
を、予め、ガラス基板4に塗布された透明膜上に抑圧し
、第1の凹凸部Cと第2の凹凸部eとを同時に形成する
このような構造をとることにより、視認性、特に、着色
の角度依存性に優れる液晶表示素子を得ることができる
また、第1図においては、マット面を構成する凹凸部の
うち、第1の凹凸部Cを透明基板4に、第2の凹凸部e
を対向電極6にそれぞれ形成した場合を示しているが、
これに限らず、たとえば、透明電極4の表面を、第奮の
凹凸部Cとし、この上に第2の凹凸部eを設けても良く
、また、第2図に示すように、対向電極6の上に、まず
第1の凹凸部Cを有する層を形成し、この上に第2の凹
凸部eを設けるようにしても良い。後者にあっては、対
向電極6を平坦に形成することができるので、対向電極
6の損傷(たとえば、断線)を防止できる。また、上記
の例においては、二つの基板3.4の内面のうち、片方
にのみ、マット面を有する場合について述べたが、これ
に限らず、二つの基板3.4の内面の両方に形成しても
良く、このようにすれば、さらに−段と良好な白黒表示
性を得ることができると共に、−段と広い視角を得るこ
とができる。
また、第3図は、この発明の液晶表示素・子の他の例を
示し、配向膜8自体に微粒子を含有させ、第2の凹凸部
eを形成させたものである。
このようにすれば、この発明の液晶表示素子の製造を一
段と簡易にすることができる。
さらにまた、上記例において、上記マット面の第1の凹
凸部の平均高低差を2〜6μm、平均凹凸周期を鳳00
μm程度の範囲に設定し、かつ第2の凹凸部の平均高低
差を0.5〜!μm1平均凹凸周期を10μm以下の範
囲に設定することが好ましく、マット面がこれらの範囲
を満たずとき、第1の凹凸部による大きなうねりと、第
2の凹凸部による小さなうねりとの相乗作用がさらに促
進され、着色ノイズが一段と確実に緩和され、着色の角
度依存性が一段と良好になる。
さらにまた、上記例においては、偏光板り、簾0をそれ
ぞれの偏光軸が互いに平行に配置するネガ型の素子構成
について述べたが、これに限らず、それぞれの偏光軸を
互いに直交させるポジ型の素子構成にしても上記したと
同様の効果を得ることができるものである。
「実施例」 (実施例1) 次に、第2図に示した液晶表示素子13と同一構造の液
晶表示素子を以下の方法により製造した。
まず、透明で平行平面のガラス基板3.4を用息した。
次に、これらのガラス基板3.4のマット面上に5if
tをスパッタリングして*J’;(が約1.000人の
パシベーション膜(図示せず)を形成し、さらに、この
上に膜厚が約800人、シート抵抗が+00Ω/口のイ
ンジウム・ナイン・オキサイド(I T O)膜をスパ
ッタリングにより形成した。次いで、フォトリソグラフ
ィによりこれらのITO膜を対向電極または画素電極の
形状にパターニングすることにより、ガラス基板3上に
は画素電極5a、5b、・・・を、また、ガラス基板4
上には対向電極6をそれぞれ形成した。
さらに、ガラスJ1(板4については、以下の要領で、
第1の凹凸部Cを作成した。すなわち、まず、ガラス基
板4の一方の面に形成された対向電極6の面上にポジ型
の感光性樹脂を、硬化後の膜厚が4μmになるように塗
布した後、70℃×30分のプレベーキング(予備加熱
)を施して硬化させた。次に、相対向する2辺間の距離
が50μmの正6角形の窓(ウィンド)を、100μm
の隣接間隔で正マトリックス状に配列してなるフォトマ
スクを用いて、感光性樹脂膜とフォトマスクとの間隔を
1.6mmに設定した状悪で紫外線露光することにより
、感光性樹脂膜上にマトリックス状の上記窓パターンの
潜像を形成さけた後、現像処理を行って感光性樹脂から
なる凹凸パターンを形成した。なお、上記窓は正6角形
に限らず、他の形状、たとえば5角形、円形などでも良
い。このとき、感光性樹脂膜とフォトマスクとを密着せ
ずに、1.6mmの間隔を14いたので、不鮮明な潜像
が形成され、このため、凹凸パターンは滑らかなものと
なった。次いで、凹凸パターンが形成された感光性樹脂
膜1膜に、200℃×30分のボストベーキング(本加
熱)を施して本硬化し、その平均高低差が3.8μmで
、平均凹凸周期が100μmの第1の凹凸部Cを形成し
た。
次ぎに、上記の上うにして形成された、第1の凹凸部C
の上に、以下に示す手順により第2の凹凸部eを形成し
た。
すなわち、まず、平均粒径1μmの微粒子(0゜5重量
%)とシリコン系の高透明性耐熱樹脂(99,5重量%
)とを混合して、この混合物を第1の凹凸部Cの上にオ
フセット印刷により付若した。
その後、これに200℃×30分の熱処理を施して、第
2の凹凸部Cを得た。次に、これらの透明電極5 a、
5 bs・・・、6が設けられているマット面上に、低
温硬化型ポリイミド樹脂を所望の形状にオフセット印刷
し、次いで、これに170℃で1時間の熱処理を施した
後、配向(ラビング)処理して膜厚的1,000人の配
向膜7.8を形成した。次に、一方のガラス基板(たと
えば、ガラス基板3)の配向膜(たとえば、配向膜7)
上に、液晶層2の層厚(セルギャップ)がほぼ8μmに
なるように、約8μm径のアクリル系の球状スペーサ(
図示仕ず)をふりまき、他方のガラス基板(たとえば、
ガラス基板4)の周辺部にシール材11としての熱硬化
性樹脂をスクリーン印刷した。
なお、層厚は8μmに限定されるらのではない。
次いで、ガラス基板3とガラス基板4とを貼り合わ仕た
後、I 50@Cx 1時間の熱処理を施して熱硬化性
樹脂を硬化させた。なお、ガラス基板3とガラス基板4
との貼り合わ仕作業においては、液晶層2をTN型構成
にするために、互いに対向する配向膜7.8のそれぞれ
のラビング方向を互いに直交さ仕た。次に、ガラス基板
4とガラス基板13との間隙にCrt−61(チッソ(
株)製のネマティック液晶)を封入し、その後、接若剤
を用いて、上記液晶を封Iしシ、液晶層2とし、この液
晶層2を偏光板9.10で挟んで液晶表示素子とした。
このとき、これらの偏光板9、IOをそれぞれの偏光軸
が互いに平行になるように配設すると共に、これらの偏
光軸が配向膜8のラビング方向に平行になるように配設
した。
(実施例2) また、実施例2として、ガラス基板4の内面側のみなら
ず、ガラス基板3の内面側にも第1の凹凸部Cと第2の
凹凸部eとを有するマット面を設けた以外は、上記実施
例1と同様にして液晶表示素子を製造した。
(比較例り また、比較例!として、ガラス基板4の内面側に、第1
の凹凸部Cのみを設け、第2の凹凸部eを排した以外は
、上記実施例1と同様にして液晶表示素子を製造した。
(比較例2) また、比較例2として、ガラス基板4の内面側に、第2
の凹凸部Cのみを設け、第1の凹凸部Cを排した以外は
、」−記実施例Iと同様にして液晶表示素子を製造した
次に、上記実施例1.2並びに比較例!、2の液晶表示
素子について、無彩色性(白黒表示性)および広視角性
などの表示品位を調べた。
すなわち、上記実施例1.2並びに比較例1.2の液晶
表示素子について、国際照明釜l会(CIE)によって
規定された標帛光源Dosを、背面(偏光板!0側)か
ら照射し、表示面(偏光板9)側に色度計を置いてそれ
らの表示色を測定した。
このとき、視角0度(表示面にたてた法線の方向)から
視角30度まで、5度毎に、順次視角を変えて表示色を
測定した。その結果を第4図にxy−色度図として示し
た。第4図において、符号WAは標準光源り。の色度を
表し、G1は実施例Iの、G2は実施例2の、H1は比
較例1の、112は比較例2の、それぞれ視角0度の方
向から見た電圧無印加時における表示色の色度を表す。
さらに、Q印で表される軌跡は実施例1の、・印で表さ
れる軌跡は実施例2の、Δ印で表されろ軌跡は比較例1
の、ム印で表される軌跡は比較例2の、それぞれ視角0
度の方向から5度毎に30度の方向まで観察したときの
、表示色の色度変化を表す。
第4図の結果から、この発明の液晶表示素子は従来のら
のに比較して表示色がより光に色(白色)に近く、また
、着色の視角依存性も少ないことが判明した。
また、上述の測定にあっては、色度計による測定の他、
目視による定性観察も行った。この結果を下表に示す。
i1’、 I ;無彩色性について 電圧無印加時、視角0度の方向より目視判定した。
◎:特に良好、O:良好、 △:普通、   ×:不良。
注2:広視角性について 視角30度における表示品位 ◎:表示品位が視角0度と同じ、 ○:表示品位が視角0@とほとんど同じ、Δ:表示品位
が視角O°より低下、 ×:表示が全く視認できない。
上表の結果からも、この発明の液晶表示素子は、従来の
ものに比較して無彩色性および視角性がさらに改善され
ていることが判明した。
(実施例3) 、次に、実施例3として、ガラス基板4の表面粗さ状@
(凹凸の平均高低差、平均凹凸周期)が種々光なる以外
は、実施例1の液晶表示素子と同様にして液晶表示素子
を複数個、製造した。
そして、これらの液晶表示素子の表示品位を比較検討し
たところ、上記マット面の担さ状態については、第1の
凹凸部の平均高低差が2〜6μm1平均凹凸周期がlO
Oμm程度の範囲にあり、かつ第2の凹凸部の平均高低
差が0.5〜1μm、平均凹凸周期が10μm以下の範
囲にある場合が、白黒表示性および視角性の点で優れて
いることが明らかとなった。
(実施例4) 次に、第3図に示す液晶表示素子14と同−横造の液晶
表示素子を以下の方法により製造した。
まず、透明で平行平面のガラス基板3.4を用意し、次
いで、実施例1と同様の方法手順により、ガラス基板3
上に画素?li極5λ、5b、・・・を、また、ガラス
基板4上に対向電極6をそれぞれ形成し、さらに、対向
電極6の上に、第1の凹凸部Cを作成した。次に、上記
のようにして形成された、第1の凹凸部Cの上に、以下
に示す手順により、その表面に第2の凹凸部eを存する
配向膜8を形成した。ずなわら、まず、平均粒径1μm
の微粒子(0,5重量%)と低温硬化型ポリイミド(9
9,5ffiift%)とを混合して、この混合物を第
1の凹凸部Cの上にオフセット印刷により付着した。
その後、これに170℃×30分の熱処理を施した後、
配向(ラビング)処理して膜厚約1.000人の配向膜
7.8を形成した。以下、実施例!と同様の方法手順に
より、TN型構成の液晶表示素子を製造した。このよう
にして得られた液晶表示素子を実施例4とした。
かかる構成においても、実施例1と同様に良好な表示特
性を得ることができた。この場合にあっては、第2の凹
凸部Cと配向膜8とを同時に形成できるので、製造工程
を簡略化することができる。
(実施例5〜7) さらにまた、実施例5、実施例6および実施例7として
、互いに対向する配向膜7.8のそれぞれのラビング方
向を、互いに60度、120度および璽50度の角度で
それぞれ交差させた以外は、上記実施例1と同様にして
液晶表示素子を製造した。
(比較例3〜5) また、比較例3.比較例4および比較例5として、互い
に対向する配向膜7.8のそれぞれのラビング方向を、
互いに60度、120度および150度の角度でそれぞ
れ交差させた以外は、上記比較例1と同様にして液°晶
表示素子を製造した。
(比較例6〜8) また、比較例3.比較例4および比較例5として、互い
に対向する配向膜7.8のそれぞれのラビング方向を、
互いに60度、120度および150度の角度でそれぞ
れ交差させた以外は、上記比較例2と同様にして液晶表
示素子を製造した。
次に、上記実施例5〜7並びに比較例3〜Bの液晶表示
素子について、無彩色性および広視角性などの表示品位
を調べた。その結果、実施例5〜7の液晶表示素子は比
較例3〜8の液晶表示素子に較べて一段と良好な表示品
位を示した。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の液晶表示素子は、液晶
層を介して互いに対向する一対の基板のうち、少なくと
も一つの基板の内面側に、第1の凹凸部と、この第1の
凹凸部よりもその凹凸周期が小さい第2の凹凸部とを重
畳したマット面を備えたものなので、第1の凹凸部によ
る大きなうねりと、第2の凹凸部による小さなうねりと
の相乗作用により、着色を一段と平均化することができ
ると共に、着色の視角依存性を著しく緩和することがで
きる。
したがって、白黒表示性(無彩色性)および視角性の良
い液晶表示素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、いずれもこの発明の液晶表示素
子の一実施例を示す構成図、第4図は測定に供された液
晶表示素子の表示色を調べた結果を示す(xy)−色度
図、第5図は従来の液晶表示素子を示す構成図である。 IJ2.13.14・・・・・・液晶表示素子、2・・
・・・・液晶層、 3.4・・・・・・基板、 C・・・・・・第1の凹凸部、 e・・・・・・第2の凹凸部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶層を介して互いに対向する一対の基板のうち
    、少なくとも一つの基板の内面側に、第1の凹凸部と、
    この第1の凹凸部よりもその凹凸周期が小さい第2の凹
    凸部とを重畳したマット面を備えたことを特徴とする液
    晶表示素子。
  2. (2)上記マット面の第1の凹凸部の平均高低差を2〜
    6μm、平均凹凸周期を100μm程度の範囲に設定し
    、かつ第2の凹凸部の平均高低差を0.5〜1μm、平
    均凹凸周期を10μm以下の範囲に設定したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の液晶表示素子。
  3. (3)上記液晶層は、層間で、液晶分子の長軸が90度
    〜150度の範囲に連続的に捩れてなるものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶表示素子
JP1631088A 1988-01-27 1988-01-27 液晶表示素子 Pending JPH01191121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134247A (ja) * 1991-11-13 1993-05-28 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134247A (ja) * 1991-11-13 1993-05-28 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子の製造方法

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