JPH0119109Y2 - - Google Patents

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JPH0119109Y2
JPH0119109Y2 JP2694387U JP2694387U JPH0119109Y2 JP H0119109 Y2 JPH0119109 Y2 JP H0119109Y2 JP 2694387 U JP2694387 U JP 2694387U JP 2694387 U JP2694387 U JP 2694387U JP H0119109 Y2 JPH0119109 Y2 JP H0119109Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カラー魚群探知機・カラーソー
ナ・カラーレーダなどの探知表示装置における表
示画面をフレームメモリ式に録画・再生できるよ
うにした録画装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この考案の対象となる探知表示装置、例えば、
魚群探知機においては、1回または複数回の探知
情報をレベル強度に応じて色分けして表示すべく
処理し、ラスタ走査して表示するカラー陰極線管
の表示面の一端にまとめて上下方向の1本の表示
線として表示し、最も古い探知情報と対応した表
示線を表示面の他端に上下方向の表示線として表
示するように多数の表示線を配列し、探知の頻度
に対応して順次古い探知情報から消され新しい探
知情報表示線が常に表示面の一端に表示されるよ
にすることで、記録紙による表示と同様な形式で
表示することができ、すでにカラー魚群探知機と
して実用化されている。
この表示方式は、記録紙による濃淡表示と比べ
非常に多くの情報が表現され極めて効果的である
が反面、記録紙と異なり記録を保存することがで
きない欠点がある。この欠点を補うため、長時間
かけて探知した1画面分に亙る探知表示情報を、
音声用磁気テープレコーダにより短時間で音声用
磁気テープに録画できるようにした録画容量が多
く、記録保存ができ、記録紙に比べて安価な再生
能率のよい録画装置つきの探知表示装置が必要と
されている。
このような装置として、陰極線管表示装置に表
示された一画面の情報を1回の陰極線管表示器の
面走査期間に1度録画装置内のメモリに転送して
書き込み、その内容をテープレコーダのテープに
陰極線管表示器の走査周波数とは別の録画テープ
用の低い周波数の情報に変換して録画する装置が
あり、陰極線管表示器に表示された一画面は、た
とえば〔M〕×〔L〕の画素数あり、さらに各画素
の情報は、たとえば〔N〕ビツトで構成されてい
る。その表示情報は表示の副走査(第3図の表示
例では横方向)期間中に、第1図に示すメインメ
モリ3に書き込まれる。
テープレコーダに録画するときは、メインメモ
リ3からサブメモリ7に〔N〕ビツト情報を
〔M〕×〔N〕ビツト毎に時分割し、転送書き込み、
その各画素の〔N〕ビツト信号を走査同期信号も
含めて順次音声領域の周波数に変換してテープに
録画するものである。
また、録画された信号を再生するときは、テー
プから再生した音声領域の信号を波形整形回路1
6で増幅したのち、その各波の周波数を計り再び
〔N〕ビツトの信号に変換し、次に再生時に分割
された同期信号毎に再生サブメモリ19,22に
書き込みさらにメインメモリ3の副走査休止期間
中に1主走査(第3図の表示例では縦方向)分
〔M〕ビツト毎にメインメモリ3に書き込む、こ
の再生サブメモリ22からメインメモリ3への書
き込みを〔L〕回行なうことで一画面がメインメ
モリ3へ書き込まれる。
一方、陰極線管表示器の表示は、録画中は録画
画面、再生中は順次再生され現れる再生画面、一
画面再生終了後は再生画面するようにした装置に
ついては、本願出願人による同日出願の特願昭56
−15072〔録画装置〕(特開昭57−130209号公報)
によつて開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような構成の録画装置において、単に、
過去の探知画面を再生表示できるだけでなく、現
在の探知状況と同様または類似の探知状況下にお
ける過去の探知情報を参考表示できるようにした
装置があれば、利用者にとつて、至極便利であ
り、こうした装置を合理的に具体化して構成する
という問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような録画再生装置に付属する
陰極線管表示器の表示画面上において、再生中任
意に再生画面を全面に表示させたり、再生画面と
録画画面を半分づつ表示させたり、また再生画面
を半分に圧縮して再生画面全部と録画画面を半分
づつ表示させるものであり、さらに分割画面の区
切りとして画面2分の1マークを入れて表示させ
るものである。
本考案の録画再生装置を用いると、忠実に録画
前の表示画面が再現できるばかりでなく、再生中
に次の録画すべき画像をも表示できることによ
り、現在の探知記録情報と、過去の一連の探知記
録情報との比較・検討を容易にした装置構成とす
ることにより上記の問題点を解決し得るようにし
たものである。
〔実施例〕
以下、カラー魚群探知機を対象探知表示装置と
した場合の実施例を図面により説明する。
図示した回路は、音声用テープレコーダに組み
合わせられる回路部分のみを示したもので、録画
装置としては、例えば、市販の音声用磁気テープ
レコーダと図示の回路とを一体にしたもので構成
される。
先ずカラー魚群探知機(図示せず)よりビデオ
クロツク信号31、主走査同期信号32、副走査
同期信号33、録画データ信号29が供給され
る。ビデオクロツク信号29は第2図のd、主走
査同期信号32は第2図のbとc、副走査同期信
号33は第2図のaにそれぞれ示してあり、これ
らの各信号はメインメモリリードライトクロツク
制御回路5を介してメインメモリアドレスカウン
タ回路4にクロツク信号を供給する。ここでメイ
ンメモリリードライトクロツク制御回路5は、主
走査同期信号32、副走査同期信号33の休止期
間及び録画中のサブメモリへの書き込み時などに
おいてメインメモリ3を制御するものである。
カラー魚群探知機の陰極線管表示器に表示され
る情報、すなわち録画データ信号29は、切換回
路1を通じてメインメモリ3へ供給される。この
切換回路1は、メインメモリ3を録画時は一画面
メモリ、又再生時は表示用メモリとに使い分ける
ためにデータ信号を切換えるためのものである。
一方、録画制御回路6は、供給された録画トリ
ガ信号34を録画開始として判断し、副走査の1
周期期間だけ、メインメモリ3をライト状態とす
るためのメインメモリライト信号(第2図のeで
示す波形の信号)を出力して、録画データ信号2
9をメインメモリ3に記憶さす。記憶が終了した
時点で録画制御回路6は録画開始信号43(第2
図のfで示す波形の信号)を発生し、テープレコ
ーダの録音が開始されると同時に録音用副走査同
期信号発生回路15(第2図のgで示す波形の信
号)を発生させる。続いて1画面区切りマークと
して、第2図のhで示す波形の信号が画面区切り
信号発生回路11で発生する。この1画面区切り
マークは再生時に次の画面との境界を表示するた
めに設けててある。また、画面区切りマーク信号
は次の録画用主走査同期信号発生回路14に供給
され、第2図のiで示す波形の録画用主走査同期
信号が発生する。この信号をカウンタ44で、た
とえば〔L〕回計数することにより録画制御回路
6をリセツトして一画面の録画を終了する。な
お、1度録画制御回路6に録画トリガ信号34が
供給された後、この信号によりリセツトされるま
での間、録画制御回路6は録画トリガ信号34を
受付けない。
前述した録画用主走査同期信号の間に一連の録
画データ信号〔M〕×〔N〕をテープレコーダへ録
画するわけであるが、この際テープレコーダに入
力可能な周波数とするため、メインメモリ3と周
波数変調回路13の間に録画用サブメモリ7
〔M〕×〔N〕ビツトを設けている。
録画用主同期信号及び録画用副同期信号は、録
画用サブメモリリードライトクロツク制御回路9
へ供給され、そこで制御された信号に従つてメイ
ンメモリ3から録画用サブメモリ7へのデータ転
送、及び録画用サブメモリ7から周波数変調回路
13へのデータ転送を、それぞれに応じたクロツ
クでカウントした録画用サブメモリアドレスカウ
ンタ回路8で録画用サブメモリをアクセスするこ
とにより行なつている。
第1図において、メインメモリ3及び録画用サ
ブメモリ7のデータビツト数は〔N〕である。画
面区切りマークの表示色を特定の色にするために
画面区切りマーク発生回路11から発生する信号
の期間、すなわち1主走査同期信号間だけ切換回
路10を強制的に〔N〕ビツトの画面区切りマー
クデータ51へ切換えて周波数変調回路13に特
定データを供給している。
周波数変調回路13は、プログラマブル分周
器、データを〔M〕方向に1ビツト遅延させるデ
ータ遅延器、比較器、切換器及びフリツプフロツ
プで構成されている。録画用サブメモリ7からデ
ータは、この周波数変調回路13のシーケンスに
従つて〔M〕方向に1ビツトづつ供給されるが、
このデータはプログラマブル分周器に入力され分
周比の値としてセツトされる。一方、録画用クロ
ツク発生回路12のクロツク信号は、プログラマ
ブル分周器のクロツクとして入力され分周され
る。この分周された信号は、フリツプフロツプで
デユーテーサイクルが1:1の1周期の信号とさ
れ、これが録画データ音声信号35としてテープ
レコーダに供給される。さらに、この信号は録画
用サブメモリリードライトクロツク制御回路9に
供給され次の〔M〕方向に1ビツトのデータを周
波数変調回路13へ供給させる。また、この信号
を〔M〕本カウントすることにより〔M〕方向の
〔M〕コのデータが変調され録音されたことであ
り、さらに録画用主走査同期信号を発生させると
同時にメインメモリ3から録画用サブメモリ7へ
の次の〔L〕の〔M〕コのデータの転送を行な
う。
一方、周波数変調回路13に供給されたデータ
は、データ遅延器で〔M〕方向に1ビツト遅延さ
れ、次のデータと比較器で比較される。ここで2
つの値が等しければプログラマブル分周器の分周
比をある小さな値として〔M〕方向に連続する同
じデータは、テープレコーダに録音可能な高に周
波数の録画データ音声信号35としてテープレコ
ーダに供給される。これは録画時間を短縮させる
ことを目的とするものである。同様に、録画用主
走査同期信号及び副同期信号についてもある一定
値の分周比とすることによりデータビツト数
〔N〕と区別している。
以上のように、録画データ音声信号35は、録
画用クロツク発生回路12のクロツク信号を基本
としたものである。これらの信号波形は第2図k
で示すような信号波形である。第2図のkにおい
て第2図のjの位置に低い周波数の2波があるが
この2波が録画用主走査同期信号に対応する部分
であり、録画用主走査同期信号との分離を容易と
するために録画用副走査同期信号に対応する部分
は2波より多い期間低い周波数にしている。
録画したデータの再生表示の場合、(つまり、
一般のテープレコーダにおける再生操作と同じ操
作を行なうと)テープレコーダから再生された信
号の波形は第2図のnで示すような波形であり、
第1図の再生データ音声信号36として供給さ
れ、波形整形回路16で増幅され信号のゼロ電位
をクロスする点を検出して波形整形される。そこ
では、単に周波数成分のみを再現し、振幅成分は
除去されたものであり、その波形は第2図のoで
示す。
この信号は周波数復調回路17へ供給される。
周波数復調回路17は、カウンタ、ラツチ、微分
器で構成されている。供給された波形整形された
再生データは微分器で、たとえば立ち上りを微分
する、これはラツチのラツチする信号となり、ま
たカウンタのリセツトする信号となることによ
り、再生データの一周期の信号、すなわち画面の
〔M〕方向の1ビツトのデータ毎にラツチはカウ
ンタのカウントデータをラツチし、カウンタはリ
セツトされる。
一方、カウンタは録画クロツク発生回路12の
出力クロツク信号を基本周波数としてカウントす
ることから、そこでカウントされた1ビツトのデ
ータ毎の値は、そのデータの周波数を測定した結
果であり、この値はラツチにデータとしてラツチ
されている。
以上のようにしてテープレコーダから供給され
た再生データ音声信号36は、その信号1サイク
ル毎に〔N〕ビツトの再生データとして復調され
る。この再生データは、再生用サブメモリ19と
再生用同期分離回路18に供給される。そこで分
離された再生用主走査同期信号は、第2図rで示
す波形の信号であり、再生用サブメモリリードラ
イトクロツク制御回路21に供給されて再生用主
走査同期信号毎に、再生用サブメモリ19に再生
データが書き込まれる。この時、再生用サブメモ
リアドレスカウンタ20は波形整形回路16の信
号をクロツクとしてカウントする。このようにし
て再生用主走査期間のデータ信号〔M〕×〔N〕ビ
ツトは、書き込まれ、さらに次の再生用主走査同
期信号が再生同期信号分離回路18から出力され
ると、その同期信号の休止期間に高い周波数のク
ロツクで第2の再生用サブメモリ22へ転送され
る。たとえば、ここでは録画用クロツク発生回路
12のクロツク信号を用いている。
この再生用サブメモリ22への転送は、言うま
でもなく、再生用サブメモリアドレスカウンタ2
2・再生用サブメモリリードライトクロツク制御
回路24とによつて行なわれ、また、これらの回
路は後記の再生用サブメモリ22・メインメモリ
3間の転送にも寄与する。
再生時、メインメモリ3の内容は、カラー魚群
探知機の陰極線管表示器の表示に同期して読み出
されているため、その副走査同期信号の帰線期間
内に第2の再生用サブメモリ22の〔M〕×〔N〕
ビツトの再生データがメインメモリ3に転送され
る。その転送は、録画制御回路6で制御される。
この時の制御信号波形は第2図のsに示す、この
高レベル期間、すなわち転送期間は、第2図のr
に示すaと同じ信号、副走査同期信号内にはいつ
ている。
この信号sによつて、再生用サブメモリリード
ライトクロツク制御回路24の読み出し動作、切
換回路1の切り換え動作、メインメモリ3の書き
込み動作などが行なわれて、上記の転送がなされ
る。また、この信号sの発生回路は、再生トリガ
信号45を再生開始として判断して行なわれるこ
とは当然である。
このようにして、第2の再生サブメモリ22の
データが〔M〕×〔N〕ビツトづつメインメモリ3
に転送されるたびにカラー魚群探知機の探知情報
表示と同様に1表示線毎に更新されて再生される
ので、表示画面は、画面区切りマークを先頭に横
方向に移動して新しく再生した画面に変わる。そ
の途中の様子を第3図の映像の例bに示す。
カラー魚群探知機の陰極線管表示器へ供給する
再生データ信号30は、切換回路2で録画時はカ
ラー魚群探知機の探知情報を表示するための録画
データ信号29そのままであり、再生時は再生画
面選択信号38により再生データ信号と切換えら
れる。それについて、第4図、第5図を用いて詳
述する。
第1図における、メインメモリアドレスカウン
タ回路4は、第4図に示すようにメインメモリ
〔M〕方向アドレスカウンタ40、メインメモリ
〔L〕方向アドレスカウンタ41、及びメインメ
モリ〔L〕方向アドレス切換回路42で構成され
ている。
録画時、切換回路2及び切換回路27は録画デ
ータ信号29をカラー魚群探知機の陰極線管表示
器へ供給していることは前に述べている。さらに
再生時に、再生画面選択信号38が、たとえば2
分の1画面という信号であるとすれば再生画面切
換制御回路25は、メインメモリ〔L〕方向アド
レスカウンタ41から入力する画面〔L〕方向2
分の1信号(第5図のbで示すような波形)すな
わち副走査同期信号(第5図のaで示す波形)の
2分の1を示す信号によつて切換回路2を切換え
て、カラー魚群探知機の陰極線管表示器へ供給す
る信号をメインメモリ3からの再生データ信号
と、カラー魚群探知機からの探知情報信号とに切
換えている。
その時、画面2分の1マーク発生回路26は画
面〔L〕方向2分の1信号(第5図のbで示す波
形)に同期して、主走査同期信号(第5図のcで
示す波形)の1周期分だけ立ち上る信号(第5図
のdで示す波形)の画面2分の1マーク信号を発
生し、切換回路27を切換えて、その時だけを特
定色を画面に表わすための〔N〕ビツトの画面2
分の1マークデータ52をカラー魚群探知機の陰
極線管表示器へ供給する。以上のように制御され
たときの表示画面は第3図のcのようになる。
さらに、再生画面選択信号38が、たとえば2
分の1圧縮画面という信号であれば再生画面切換
制御回路25は、前に述べた2分の1画面と同じ
制御に加えて以下の制御を行なう。
メインメモリ〔L〕方向アドレスカウンタ41
は、〔L〕方向の走査本数をLとすれば、2l=L
という式を満足するlビツトのバイナリーカウン
タで構成されている。そこでメインメモリ3へ入
力するl本の信号線をメインメモリ〔L〕方向ア
ドレス切換回路により最上位から1本づつ順次、
づらすように切換えることによつて、メインメモ
リ3は〔L〕方向に対して1本おきにアクセスさ
れることになる。また、その周期は副走査同期信
号の半分である。さらに、メインメモリ3へのl
本の信号線のうち最下位の1本に、圧縮画面平均
化回路28から出力される、副走査同期信号、第
5図のaで示す信号毎に“H”,“L”に変わる信
号、第5図のeで示す信号を供給することにより
メインメモリ3の〔L〕方向のすべてのデータが
交互に出力され画面にもれなく表示される。その
時の表示画像の例を第3図のdに示す。
以上の説明は、陰極線管表示器の表示画面を
〔L〕方向に2分の1、分割して表示する例をあ
げたが〔M〕方向でも可能なことは言うまでもな
い。
以上、本録画装置をカラー魚群探知機に応用し
た例であるが、本装置の応用はこれに限つたもの
はなくカラー陰極線管表示器を使用した探知表示
装置、たとえばカラーソーナ、カラーレーダにも
用いられ、また探知表示装置以外のフレームメモ
リ装置として有効な録画装置である。
なお、収録したテープ中の再生したい目的の箇
所を指定するには、一般の音声用テープレコーダ
で行なつていると同様にテープレコーダのテープ
送り計数表示器の計数値を収録時に録画対象とと
もに記録したメモを作つておき、その計数値を基
準にしてテープの位置を決めて再生し、再生した
表示画面上に表われる画面区切りマーク(切換回
路10によつて強制的に入れた画面区切りマーク
データ51による映像)を見ながら、それが表示
画面の目的とする位置にきたときテープレコーダ
の再生を止めれば、そのマークの幅内程度の範囲
の差で再生表示映像が停止するので目的を達する
ことができる。
〔考案の効果〕
この考案の録画装置によれば、上記のように、
カラー探知表示装置の表示画面情報を1つの直列
状の周波数変調信号にして収録できるので安価な
音声用録音テープに多量の探知情報を録画できる
とともに、その再生表示においても、収録時に使
用するメインメモリを兼用して再生した表示画面
情報を保持することにより、再生表示を容易し、
その再生表示画面情報と現在探知中の表示画面情
報とを表示画面中の適宜の点で切り換える切換回
路によつて現在探知情報と参考にすべき過去の探
知情報とを一緒に並べて表示できるようにし、所
期の利用者にとつて至極便利な録画装置を小型の
簡単安価な構成で提供することができるなどの特
長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の録画装置の構成系統図、第2
図は本考案の録画装置の原理を説明するための波
形図、第3図は本考案の録画装置の表示映像例、
第4図は本考案の録画装置を構成する部分の再生
画面表示のための詳細な系統図、第5図はその説
明のための波形図。 1……切換回路、2……切換回路、3……メイ
ンメモリ、4……メインメモリアドレスカウンタ
回路、5……メインメモリリードライトクロツク
制御回路、6……録画制御回路、7……録画用サ
ブメモリ、8……録画用サブメモリアドレスカウ
ンタ、9……録画用サブメモリリードライトクロ
ツク制御回路置、10……切換回路、11……画
面区切り信号発生回路、12……録画用クロツク
発生回路、13……周波数変調回路、14……録
画用主走査同期信号発生回路、15……録画用副
走査同期信号発生回路、16……波形整形回路、
17……周波数復調回路、18……再生用同期信
号分離回路、19……再生用サブメモリ、20…
…再生用サブメモリアドレスカウンタ、21……
再生用サブメモリリードライトクロツク制御回
路、22……再生用サブメモリ、23……再生用
サブメモリアドレスカウンタ、24……再生用サ
ブメモリリードライトクロツク制御回路、25…
…再生画面切換制御回路、26……画面2分の1
マーク発生回路、27……切換回路、28……圧
縮画面平均化回路、29……録画データ信号、3
0……再生データ信号、31……ビデオクロツク
信号、32……主走査同期信号、33……副走査
同期信号、34……録画トリガ信号、35……録
画データ音声信号、36……再生データ音声信
号、38……再生画面選択信号、40……メイン
メモリ〔M〕方向アドレスカウンタ、41……メ
インメモリ〔L〕方向アドレスカウンタ、42…
…メインメモリ〔L〕方向アドレス切換回路、4
3……録画開始信号、44……カウンタ、45…
…再生トリガ信号、46……一画面区切りマー
ク、47……画面2分の1マーク、48……再生
画像、49……探知画像、50……圧縮再生画
像、51……画面区切りマークデータ、52……
画面2分の1マークデータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 主走査と副走査とでなる表示画面上に探知情
    報をレベル強度に応じて色分けしてカラー陰極
    線管表示器に表示する探知表示装置に接続し、
    音声用テープレコーダを用いて前記表示画面に
    表示される情報データを録画・再生するように
    した録画装置であつて、 a 前記色分けのために複数ビツトに構成して
    得られる複数ビツト情報データを、前記表示
    画面の1画面分に亙つて記憶できるメモリ
    に、その記憶内容として記憶するメモリ手段
    と、 b 前記記憶内容を前記複数ビツトの各ビツト
    別に直列的に配置して順次に並べて得られる
    直列化信号にもとづいて周波数変調した信号
    に、この周波数変調の周波数とははるかに異
    なる周波数の信号を前記主走査の同期用信号
    として直列に付した信号を前記録画のための
    録画信号として出力する録画信号作成手段
    と、 c 前記再生によつて得られた再生信号の前記
    周波数変調を復調して得られる信号を、前記
    同期用信号にもとづいて、前記記憶内容と同
    じ配列ににして、前記メインメモリに記憶す
    る再生記憶手段と、 d 前記メインメモリに記憶内容として与える
    前の前記複数ビツト情報データを前記カラー
    陰極線管表示器に表示信号として直接与える
    直接表示手段と、前記再生記憶手段によつて
    前記メインメモリに記憶された記憶内容を前
    記カラー陰極線管表示器に表示信号として与
    える再生表示手段とを、切換えて表示する表
    示切換手段と、 e 前記表示切換手段による切換えを、前記表
    示画面上の任意の分割点に相当する時点に相
    当する時点とにおいて、交互に切換える交互
    切換手段と、 を具備することにより、現在の探知情報と過去
    の探知情報とを並列的に表示し得るようにした
    ことを特徴とする録画装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の録画装
    置であつて、 a 前記表示画面の区切り点に区切マークを表
    示するために、前記録画信号作成手段中に、
    前記直列化信号に代えて特定の複数ビツトの
    信号を入力する区切マーク信号入力手段 を具備することを特徴とする録画装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の録画装
    置であつて a 前記再生表示手段によつて表示する表示内
    容を圧縮状にして表示するために、前記メイ
    ンメモリの読み出しアドレスを飛び越しなが
    ら読み出す読出飛越手段 を具備することを特徴とする録画装置。
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JPS6350082U (ja) 1988-04-05

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