JPH0119108Y2 - - Google Patents

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JPH0119108Y2
JPH0119108Y2 JP13166182U JP13166182U JPH0119108Y2 JP H0119108 Y2 JPH0119108 Y2 JP H0119108Y2 JP 13166182 U JP13166182 U JP 13166182U JP 13166182 U JP13166182 U JP 13166182U JP H0119108 Y2 JPH0119108 Y2 JP H0119108Y2
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signal
frequency
switches
signals
output
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は例えば人工衛星に搭載され単一周波
数によりアンテナの指向誤差を検出するモノパル
スセンサに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図は周知の3チヤンネル方式モノパルスセ
ンサ信号処理部を示すものである。ea,ee,es
それぞれ図示せぬ給電系より出力された方位信
号、俯仰信号、和信号である。これらの信号はそ
れぞれ増幅器11,12,13を介して混合器1
4,15,16に供される。これら混合器14,
15,16にはそれぞれ発振器17の出力信号が
供給されており、この出力信号および前記各信号
が混合されて周波数変換が行われる。これら混合
器14,15,16の出力信号はそれぞれ増幅器
18,19,20に供給される。このうち増幅器
18,19の出力信号は混合器21,22におい
て増幅器20の出力信号により位相検波される。
この混合器21,22の出力信号は低減通過フイ
ルタLPF23,24を介して取出される。ここ
で、前記方位信号、俯仰信号、和信号ea,ee,es
をそれぞれ ea=Ep〓cos(〓t−) ee=Ep〓sin(〓t−) es=Epsin〓t 但し、Ep:入力電圧 θ:アンテナ指向誤差角 : 〃 とすると、前記LPF23,24の出力信号、即
ち方位誤差信号eap、俯仰誤差信号eepはそれぞれ eap=ea・es=k〓sin〓t・cos(〓t−)≒k′〓s
in eep=ee・es=k〓sin〓t・sin(〓t−)≒k′〓c
os となり、所要の出力信号が得られる。しかし、こ
の回路構成は簡単である反面、各系統間に位相
差、利得差を有している場合、誤差信号中に不要
信号が混入するという不都合を有している。
上記欠点を改良するため、第1図に示す3系統
をまとめた1チヤンネル方式が開発されている。
第2図はこの構成を示すものである。前記方位信
号ea、俯仰信号eeはスイツチ25によつて選択的
に入力される。即ち、このスイツチ25は分周器
26によつて1/2に分周された発振器27の出力
信号によつて切換え制御されており、このスイツ
チ25の出力信号は平衡変調器28に供給され
る。この平衡変調器28は前記発振器27の出力
信号によつて切換え制御されるスイツチ29,3
0および180゜移相器31から構成されており、こ
の平衡変調器28によつてo/π変調された信号
は和信号esとともに合成器Sに供給され合成され
る。この合成器Sの出力信号は混合器32で発振
器10出力と混合され増幅器33を介して検波器
34に供給される。この検波器34は和信号es
周波数にロツクされたPLL(Phase Locked
Loop)35、位相検波器36からなり、検波器
34の出力のうち、高周波成分は低域通過フイル
タ(LPF)で除去され、フイルタ(LPF)から
検波成分が導出される。検波器34の出力信号は
復調器37に供給される。この復調器37は前記
平衡変調器28と同様に発振器27の出力信号に
よつて切換え制御されるスイツチ38,39およ
び180゜移相器40から構成されており、この復調
器37においてo/π復調された信号はスイツチ
41に供給される。このスイツチ41は前記スイ
ツチ25と同様に前記分周器26の出力信号によ
つて切換え制御され、このスイツチ41により方
位誤差信号eap、俯仰誤差信号eepが分離して出力
される。
このような構成とすれば、不要信号の混入を防
止することができるとともに、増幅器や混合器の
個数を削減することが可能であるため軽量化が容
易であり、衛星搭載用機器として適している。し
かし、信号ea,eeを切換えて入力しているため、
これらの信号ea,eeは1/2時間ごとにしか得られ
ない。したがつて、信号ea,eeの50%しか利用す
ることができないため感度が低下する欠点を有し
ている。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは入力された信号を
100%利用することができ感度の低下を防止し得
るとともに、高信頼度を維持することが可能なモ
ノパルスセンサ信号処理部を提供しようとするも
のである。
〔考案の概要〕
この考案は、方位信号、俯仰信号を第1、第2
のスイツチを用いて交互に取出し、この取出され
た信号をそれぞれ平衡変調した後和信号とそれぞ
れ合成する。この合成信号を1個の検波器で検波
した後前記とは逆にそれぞれ復調し、この復調出
力信号から第3、第4のスイツチを介して方位誤
差信号、俯仰誤差信号を取出すものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第3図において、方位信号ea、俯仰信号eeはそ
れぞれ第1、第2のスイツチ51,52によつて
交互に入力される。このスイツチ51,52は1/
5分周器53、1/2分周器54により分周された発
振器55の出力信号によつて切換え制御されてお
り、これらスイツチ51,52の出力信号はそれ
ぞれ各系統を構成する第1、第2の平衡変調器5
6,57に供給される。これら平衡変調器56,
57はそれぞれスイツチ58,59,60,61
および180゜移相器62,63から構成され、これ
らスイツチ58〜61は後述する第二の低域通過
フイルタLPF70、第三の低域通過フイルタ
LPF71において両系統の信号を分離可能な周
波数によつて切換え制御される。即ち、第1の平
衡変調器56のスイツチ58,59は1/5分周器
53の出力信号によつて制御され、第2の平衡変
調器57のスイツチ60,61は発振器55の出
力信号によつて制御される。これら平衡変調器5
6,57においてo/π変調された信号はそれぞ
れ和信号esとともに混合器64,65に供給さ
れ、和信号esと合成される。これら混合器64,
65の出力信号は合成されて増幅器66に供給さ
れ、この増幅器66の出力信号は検波器67に供
給される。この検波器67は和信号esの周波数に
ロツクされたPLL68と位相検波器69によつ
て構成されており、この検波器67の出力は、第
一の低域通過フイルタ50で高周波分が除去さ
れ、低周波分の検波出力が導出される。検波器6
7の出力信号はフイルタ50を経て前記1/5分周
器53の出力周波数に対応した周波数を通過する
LPF70および前記発振器55の出力周波数に
対応した周波数を通過するLPF71に供給され
る。前記LPF70により抽出された信号は第1
の復調器72に供給され、LPF71により抽出
された信号は第2の復調器73に供給される。こ
れら復調器72,73は前記平衡変調器56,5
7と同様にそれぞれスイツチ74,75,76,
77および180゜移相器78,79から構成され
る。このうち、第1の復調器72のスイツチ7
4,75は第1の平衡変調器56と同様に前記1/
5分周器53の出力信号によつて切換え制御され、
第2の復調器73のスイツチ76,77は第2の
平衡変調器57と同様に前記発振器55の出力信
号によつて切換え制御される。これら復調器7
2,73の出力信号はそれぞれ第3、第4のスイ
ツチ80,81に供給される。これらスイツチ8
0,81はそれぞれ前記1/2分周器54の出力信
号によつて切換え制御されており、これらスイツ
チ81,81より方位誤差信号eap、俯仰誤差信
号eepが出力される。
尚、分周器55の分周比は1/5に限らずLPF7
0、LPF71で分離可能な程度に優れた周波数
となるように設定される。
上記構成によれば、方位信号ea、俯仰信号ee
第1、第2のスイツチ51,52を用いて2系統
に分離し、所定の処理を行つた後第3、第4のス
イツチ80,81を用いて方位誤差信号eap、俯
仰誤差信号eepを合成出力している。したがつて、
入力された信号ea,eeをそれぞれ100%利用する
ことができるため、感度の低下を抑えることがで
きる。
また、第1の平衡変調器56、復調器72およ
び第2の平衡変調器57、復調器73をそれぞれ
異なる周波数で制御しているため、LPF70,
LPF71を用いて容易に各系統の信号を分離す
ることができる。したがつて、位相検波器が1系
統で済むため構成を簡単化することが可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上、詳述したようにこの考案によれば、入力
された信号を100%利用することができ、感度の
低下を防止し得るとともに、高信頼度を維持する
ことが可能なモノパルスセンサ信号処理部を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ異なる従来のモノパ
ルスセンサを示す構成図、第3図はこの考案に係
わるモノパルスセンサの一実施例を示す構成図で
ある。 51,52,80,81……第1、第2、第
3、第4のスイツチ、56,57……第1、第2
の平衡変調器、64,65……第1、第2の混合
器、67……検波器、72,73……第1、第2
の復調器、54……1/2分周器、55……発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方位方向、俯仰方向を第1の周波数を持つ信号
    に対応して交互に入力する第1、第2のスイツチ
    と、これらのスイツチを介して入力された信号を
    互いに周波数の異なる第2、第3の周波数を持つ
    信号に対応してそれぞれ平衡変調する第1、第2
    の平衡変調器と、これら平衡変調器の出力信号と
    和信号とをそれぞれ合成する第1、第2の混合器
    と、これら混合器の出力を検知する検波器と、こ
    の検波器の出力信号を前記第2、第3の周波数を
    持つ信号の周波数の相異を利用して2分する信号
    分割手段と、この分割手段で分割された一方の分
    割信号を前記第2の周波数をもつ信号により、ま
    た他方の分割信号を前記第3の周波数を持つ信号
    によりそれぞれ復調する第1、第2の復調器と、
    これら復調器の出力信号より前記第1の周波数を
    持つ信号に対応して方位誤差信号および俯仰誤差
    信号をそれぞれ格別に取出す第3、第4のスイツ
    チとを具備したことを特徴とするモノパルスセン
    サ。
JP13166182U 1982-08-31 1982-08-31 モノパルスセンサ Granted JPS5935877U (ja)

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JP13166182U JPS5935877U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モノパルスセンサ

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JP13166182U JPS5935877U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モノパルスセンサ

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Publication Number Publication Date
JPS5935877U JPS5935877U (ja) 1984-03-06
JPH0119108Y2 true JPH0119108Y2 (ja) 1989-06-02

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JP13166182U Granted JPS5935877U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モノパルスセンサ

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