JPH01190931A - エンジンのガバナ装置 - Google Patents
エンジンのガバナ装置Info
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- JPH01190931A JPH01190931A JP1562688A JP1562688A JPH01190931A JP H01190931 A JPH01190931 A JP H01190931A JP 1562688 A JP1562688 A JP 1562688A JP 1562688 A JP1562688 A JP 1562688A JP H01190931 A JPH01190931 A JP H01190931A
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- Japan
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- engine
- disc
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- electromagnetic force
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1擢氷」
本発明は、エンジン回転数の変動に応じてエンジンの調
速を行なわせるエンジンのガバナ装置に関する。
速を行なわせるエンジンのガバナ装置に関する。
従」1支磁−
従来、エンジンのガバナ装置としては、エンジンの回転
に応じた遠心力がガバナウェイトに作用したときのガバ
ナウェイトの開動をもって調速を行なわせる遠心重錘式
によるものが広く用いられている。
に応じた遠心力がガバナウェイトに作用したときのガバ
ナウェイトの開動をもって調速を行なわせる遠心重錘式
によるものが広く用いられている。
しかしこのような遠心重錘式のガバナ装置では、回転部
と非回転部との間の摺動部分が摩耗しないように潤滑す
る必要があり、また安定した調速を行なわせるために組
付精度9部品槽度ともに構成上充分な精度が必要とされ
ている。また、ガバナウェイトの大きさおよび移動量な
どの制約からして、その制御ストローク、伝達駆動力の
設定の自由度が低く、さらに遠心力によるガバナウェイ
トの開動位置によってガバナウェイトの重心位置が変化
することに起因して制御特性の非線形度が大きなものと
なっている。
と非回転部との間の摺動部分が摩耗しないように潤滑す
る必要があり、また安定した調速を行なわせるために組
付精度9部品槽度ともに構成上充分な精度が必要とされ
ている。また、ガバナウェイトの大きさおよび移動量な
どの制約からして、その制御ストローク、伝達駆動力の
設定の自由度が低く、さらに遠心力によるガバナウェイ
トの開動位置によってガバナウェイトの重心位置が変化
することに起因して制御特性の非線形度が大きなものと
なっている。
また従来、遠心重錘式のガバナ装置を用いることなく、
エンジンにより駆動されるトルクジェネレータを用いて
、エンジンの回転部と非接触で、そのステータに生ずる
回転トルクをエンジンのスロットルバルブに伝えてその
間度調整を行なわせるようにしたものが提案されている
(特公昭55−22617号公報および特公昭55−2
2618号公報参照)。
エンジンにより駆動されるトルクジェネレータを用いて
、エンジンの回転部と非接触で、そのステータに生ずる
回転トルクをエンジンのスロットルバルブに伝えてその
間度調整を行なわせるようにしたものが提案されている
(特公昭55−22617号公報および特公昭55−2
2618号公報参照)。
しかしこのようなものでは、エンジン回転数の動的な変
動をトルクジェネレータの励磁出力を制御して静的な変
動に変換するようにしているため、エンジン回転数の変
動に対する応答性があまり良くない、また、エンジン部
分にこのようなトルクジェネレータを設けること自体、
構造の複雑化および大形化の要因となっている。
動をトルクジェネレータの励磁出力を制御して静的な変
動に変換するようにしているため、エンジン回転数の変
動に対する応答性があまり良くない、また、エンジン部
分にこのようなトルクジェネレータを設けること自体、
構造の複雑化および大形化の要因となっている。
l毀
本発明は以上の点を考慮してなされたもので。
簡単な構造および調整をもって、エンジンの回転部分と
非接触で、制御ストロークおよび駆動力の設定自由度を
広範囲にとってエンジンの調速を安定して精度良く行な
わせることができるようにしたエンジンのガバナ装置を
提供するものである。
非接触で、制御ストロークおよび駆動力の設定自由度を
広範囲にとってエンジンの調速を安定して精度良く行な
わせることができるようにしたエンジンのガバナ装置を
提供するものである。
10及
本発明はその目的達成のため、エンジンの回転に同期し
て回転する非磁性体からなる円板と、揺動自在になるよ
うに軸支された揺動部材と、その揺動部材に取り付けら
れ、前記円板に磁界を作用させることによりその円板の
回転に応じて前記揺動部材を揺動させる電磁力を生じさ
せる磁石と、前記揺動部材が一方向に揺動するのを抑制
するように設けられたバネ部材と、前記揺動部材の揺動
に応じてエンジンのスロットルバルブの開方向。
て回転する非磁性体からなる円板と、揺動自在になるよ
うに軸支された揺動部材と、その揺動部材に取り付けら
れ、前記円板に磁界を作用させることによりその円板の
回転に応じて前記揺動部材を揺動させる電磁力を生じさ
せる磁石と、前記揺動部材が一方向に揺動するのを抑制
するように設けられたバネ部材と、前記揺動部材の揺動
に応じてエンジンのスロットルバルブの開方向。
閉方向の駆動を行なわせるように設けられた駆動機構と
によってエンジンのガバナ装置を構成するようにしてい
る。
によってエンジンのガバナ装置を構成するようにしてい
る。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
述する。
本発明によるエンジンのガバナ装置にあっては、第1図
(a)、(b)に示すように、例えばフライホイール・
マグネト式の磁石発電機が組み込まれた汎用エンジンに
おいて、そのエンジンのクランクシャフト1に取り付け
られたフライホイール2の周囲にアルミニウムなどの非
磁性体からなる円板3を取り付けるとともに、その円板
3に対向して、一端がピボット4によって軸支された揺
動アーム5を設けるようにしている。その揺動アーム5
の先端部分には1円板3をその上、下面からそれぞれギ
ャップを介してはさむように磁石6が取り付けられてい
る。またその揺動アーム5には。
(a)、(b)に示すように、例えばフライホイール・
マグネト式の磁石発電機が組み込まれた汎用エンジンに
おいて、そのエンジンのクランクシャフト1に取り付け
られたフライホイール2の周囲にアルミニウムなどの非
磁性体からなる円板3を取り付けるとともに、その円板
3に対向して、一端がピボット4によって軸支された揺
動アーム5を設けるようにしている。その揺動アーム5
の先端部分には1円板3をその上、下面からそれぞれギ
ャップを介してはさむように磁石6が取り付けられてい
る。またその揺動アーム5には。
それがフライホイール2の図中矢印Aで示す回転方向に
揺動するのを抑制するように固定側との間にスプリング
7が装架されている。さらに、その揺動アーム5とエン
ジンのスロットルバルブ(図示せず)との間には、揺動
アーム5の動きに応じてスロットルバルブの開、閉方向
の駆動を行なわせるリンク81.82からなるリンク機
構8が設けられている。
揺動するのを抑制するように固定側との間にスプリング
7が装架されている。さらに、その揺動アーム5とエン
ジンのスロットルバルブ(図示せず)との間には、揺動
アーム5の動きに応じてスロットルバルブの開、閉方向
の駆動を行なわせるリンク81.82からなるリンク機
構8が設けられている。
このように構成された本発明によるエンジンのガバナ装
置では、エンジンの回転に同期してフライホイール2が
図中矢印入方向に回転すると、磁石6によって円板3に
生ずるうず電流とその磁石6の作る磁界との間で揺動ア
ーム5をフライホイール2の回転方向に揺動させる電磁
力Fが発生する。その発生する電磁力Fの大きさは、フ
ライホイール2の回転数すなわちエンジン回転数にほぼ
比例することになる。
置では、エンジンの回転に同期してフライホイール2が
図中矢印入方向に回転すると、磁石6によって円板3に
生ずるうず電流とその磁石6の作る磁界との間で揺動ア
ーム5をフライホイール2の回転方向に揺動させる電磁
力Fが発生する。その発生する電磁力Fの大きさは、フ
ライホイール2の回転数すなわちエンジン回転数にほぼ
比例することになる。
しかして、エンジン回転数が設定回転数のときに揺動ア
ーム5に作用する電磁力Fとスプリング7の引張力とが
等しくなるようにスプリング7の引張力を設定しておけ
ば、エンジン回転数が設定回転数に保たれているときに
は揺動アーム5が何ら揺動することなく定位置に静止し
てエンジンのスロットルバルブが所定の開度位置に保持
される。
ーム5に作用する電磁力Fとスプリング7の引張力とが
等しくなるようにスプリング7の引張力を設定しておけ
ば、エンジン回転数が設定回転数に保たれているときに
は揺動アーム5が何ら揺動することなく定位置に静止し
てエンジンのスロットルバルブが所定の開度位置に保持
される。
負荷の減少等にともなってエンジン回転数が設定回転数
よりも増大すると、揺動アーム5に作用する電磁力Fが
スプリング7の引張力にうち勝って、その増大分に応じ
て揺動アーム5がフライホイール2の回転方向に所定量
だけ揺動し、リンク機構8を介してスロットルバルブを
閉方向に駆動して回転数を設定回転数に維持しようとす
る。
よりも増大すると、揺動アーム5に作用する電磁力Fが
スプリング7の引張力にうち勝って、その増大分に応じ
て揺動アーム5がフライホイール2の回転方向に所定量
だけ揺動し、リンク機構8を介してスロットルバルブを
閉方向に駆動して回転数を設定回転数に維持しようとす
る。
スロットルバルブが閉方向に駆動された状態で負荷状態
かもとに復帰すると、エンジンの回転数が低下し、それ
に応じて次第に揺動アーム5に作用する電磁力Fが弱め
られていき、その電磁力Fがスプリング7の引張力と平
衡して揺動アーム5がもとの定位置に復帰することによ
り5スロツトルバルブが所定の開度位置に戻されてエン
ジンの回転数が設定回転数に保持されるようになる。
かもとに復帰すると、エンジンの回転数が低下し、それ
に応じて次第に揺動アーム5に作用する電磁力Fが弱め
られていき、その電磁力Fがスプリング7の引張力と平
衡して揺動アーム5がもとの定位置に復帰することによ
り5スロツトルバルブが所定の開度位置に戻されてエン
ジンの回転数が設定回転数に保持されるようになる。
また、負荷の増大等にともなって、エンジン回転数が設
定回転数よりも減少すると、揺動アーム5に作用する電
磁力Fよりもスプリング7の引張力の方が大きくなって
、その減少分に応じて揺動アーム5がフライホイール2
の回転方向とは反対方向に所定量だけ揺動し、それによ
ってリンク機構8を介してスロットルバルブを開方向に
駆動して回転数を設定回転数に維持しようとする。
定回転数よりも減少すると、揺動アーム5に作用する電
磁力Fよりもスプリング7の引張力の方が大きくなって
、その減少分に応じて揺動アーム5がフライホイール2
の回転方向とは反対方向に所定量だけ揺動し、それによ
ってリンク機構8を介してスロットルバルブを開方向に
駆動して回転数を設定回転数に維持しようとする。
スロットルバルブが開方向に駆動された状態で負荷状態
がちとに復帰すると、エンジンの回転数が上昇し、それ
に応じて次第に揺動アーム5に作用する電磁力Fが強め
られていき、その電磁力Fがスプリング7の引張力と平
衡して揺動アーム5がもとの定位置に復帰することによ
り、スロットルバルブが所定の開度位置に戻されてエン
ジンの回転数が設定回転数に維持されるようになる。
がちとに復帰すると、エンジンの回転数が上昇し、それ
に応じて次第に揺動アーム5に作用する電磁力Fが強め
られていき、その電磁力Fがスプリング7の引張力と平
衡して揺動アーム5がもとの定位置に復帰することによ
り、スロットルバルブが所定の開度位置に戻されてエン
ジンの回転数が設定回転数に維持されるようになる。
このように本発明によるエンジンのガバナ装置にあって
は、エンジンの回転部分と非接触でその回転数の増減に
応じたスロットルバルブの開、閉方向の駆動制御を行な
わせるようにしているので、エンジンの回転部分との間
における摩耗の心配がない。また、非接触型のものにも
かかわらず、エンジン回転の動的な変動を何ら静的な変
動におきかえることなく、エンジン回転数の変動に直接
応動させてスロットルバルブの開、閉方向の駆動制御を
行なわせるようにしているので、そのスロットルバルブ
の駆動制御を応答性良く行なわせることができる。また
、従来の遠心重錘式のガバナ装置におけるガバナウェイ
トに比して、その揺動位置による重心位置の変化が問題
とならず、したがって揺動アーム5に作用する電磁力F
の大きさと揺動アーム5の揺動位置とがほぼ直線的な比
例間に保たれて、安定した制御特性をもってスロットル
バルブの開、閉方向の駆動制御を行なわせることができ
るようになる。
は、エンジンの回転部分と非接触でその回転数の増減に
応じたスロットルバルブの開、閉方向の駆動制御を行な
わせるようにしているので、エンジンの回転部分との間
における摩耗の心配がない。また、非接触型のものにも
かかわらず、エンジン回転の動的な変動を何ら静的な変
動におきかえることなく、エンジン回転数の変動に直接
応動させてスロットルバルブの開、閉方向の駆動制御を
行なわせるようにしているので、そのスロットルバルブ
の駆動制御を応答性良く行なわせることができる。また
、従来の遠心重錘式のガバナ装置におけるガバナウェイ
トに比して、その揺動位置による重心位置の変化が問題
とならず、したがって揺動アーム5に作用する電磁力F
の大きさと揺動アーム5の揺動位置とがほぼ直線的な比
例間に保たれて、安定した制御特性をもってスロットル
バルブの開、閉方向の駆動制御を行なわせることができ
るようになる。
また本発明によるガバナ装置では、高度な組付精度およ
び部品点数を特に要求せずとも、調整を行なわせること
によってエンジン回転数の増減に応じたスロットルバル
ブの開、閉方向の駆動制御を安定して精度良く行なわせ
ることができる。また、揺動アーム5におけるリンク8
1の接続箇所をその長手方向に移し変えるだけで、スロ
ットルバルブの開閉を行なわせる際の制御ストロークお
よびその駆動力を広範囲に選定することができるように
なる。
び部品点数を特に要求せずとも、調整を行なわせること
によってエンジン回転数の増減に応じたスロットルバル
ブの開、閉方向の駆動制御を安定して精度良く行なわせ
ることができる。また、揺動アーム5におけるリンク8
1の接続箇所をその長手方向に移し変えるだけで、スロ
ットルバルブの開閉を行なわせる際の制御ストロークお
よびその駆動力を広範囲に選定することができるように
なる。
なお、この実施例ではフライホイール2として鋳鉄製の
ものを使用しているため、それにアルミニウムなどの非
磁性体からなる円板3を別途取り付けるようにしている
が、そのフライホイール2がアルミニウム鋳造型などの
非磁性体からなるものであれば1円板3をフライホイー
ル2と一体成形させることが可能である。
ものを使用しているため、それにアルミニウムなどの非
磁性体からなる円板3を別途取り付けるようにしている
が、そのフライホイール2がアルミニウム鋳造型などの
非磁性体からなるものであれば1円板3をフライホイー
ル2と一体成形させることが可能である。
また第2図(a)、(b)は本発明の他の実施例を示す
もので、この場合は、前記実施例の場合のように既存の
フライホイールを利用することなく、アルミニウムなど
からなる非磁性体の円板3′をエンジンの回転軸9部分
に別途取り付け、それに対応してエンジン本体側に支柱
10を介して設けられたピボット4に揺動アーム5を取
り付けるようにしている。図中、揺動アーム5の一方向
の揺動を抑制するスプリングおよびエンジンのスロット
ルバルブの開閉駆動を行なわせるリンク機構は図示省略
しているが、ピボット4の揺動アーム5の取付側とは反
対側の端部に揺動アーム5と一体に揺動するアーム板を
取り付け、そのアーム板に対して、前記実施例の揺動ア
ーム5に取り付けたのと同様にそれぞれが配設されてい
る。また、11はエンジンのシリンダヘッド、12は燃
料タンク、13はマフラー、14はエアクリーナをそれ
ぞれ示している。
もので、この場合は、前記実施例の場合のように既存の
フライホイールを利用することなく、アルミニウムなど
からなる非磁性体の円板3′をエンジンの回転軸9部分
に別途取り付け、それに対応してエンジン本体側に支柱
10を介して設けられたピボット4に揺動アーム5を取
り付けるようにしている。図中、揺動アーム5の一方向
の揺動を抑制するスプリングおよびエンジンのスロット
ルバルブの開閉駆動を行なわせるリンク機構は図示省略
しているが、ピボット4の揺動アーム5の取付側とは反
対側の端部に揺動アーム5と一体に揺動するアーム板を
取り付け、そのアーム板に対して、前記実施例の揺動ア
ーム5に取り付けたのと同様にそれぞれが配設されてい
る。また、11はエンジンのシリンダヘッド、12は燃
料タンク、13はマフラー、14はエアクリーナをそれ
ぞれ示している。
窯1長
以上、本発明によるエンジンのガバナ装置にあっては、
エンジンの回転に同期して回転するように設けられた非
磁性体からなる円板に、磁石による磁界を作用させるこ
とにより揺動部材を一方向に揺動させる電磁力を発生さ
せ、その揺動アームの一方向の揺動を抑制するように設
けられたバネ部材のバネ力とバランスをとりながら、エ
ンジン回転数の変動に応じた揺動部材の揺動にしたがっ
てエンジンのスロットルバルブの開、閉方向の駆動を行
なわせるようにしたもので、簡単な構造および調整をも
って、エンジンの回転部分と非接触で、バルブ開閉の制
御ストロークおよび駆動力の設定自由度を広範囲にとっ
て、エンジンの調速を安定して精度良く行なわせること
ができるという優れた利点を有している。
エンジンの回転に同期して回転するように設けられた非
磁性体からなる円板に、磁石による磁界を作用させるこ
とにより揺動部材を一方向に揺動させる電磁力を発生さ
せ、その揺動アームの一方向の揺動を抑制するように設
けられたバネ部材のバネ力とバランスをとりながら、エ
ンジン回転数の変動に応じた揺動部材の揺動にしたがっ
てエンジンのスロットルバルブの開、閉方向の駆動を行
なわせるようにしたもので、簡単な構造および調整をも
って、エンジンの回転部分と非接触で、バルブ開閉の制
御ストロークおよび駆動力の設定自由度を広範囲にとっ
て、エンジンの調速を安定して精度良く行なわせること
ができるという優れた利点を有している。
第1図(a)、(b)は本発明によるエンジンのガバナ
装置の一実施例を示す部分的な平面図および正面図、第
2図(a)、(b)は本発明の他の実施例によるガバナ
装置をエンジン部分に取り付けた状態を示す正面図およ
び側面図である。 1・・・クランクシャフト 2・・・フライホイール
3゜3′・・・円板 4・・・ピボット 5・・・揺動
アーム 6・・・磁石 7・・・スプリング 8・・・
リンク機構 9・・・エンジン回転軸
装置の一実施例を示す部分的な平面図および正面図、第
2図(a)、(b)は本発明の他の実施例によるガバナ
装置をエンジン部分に取り付けた状態を示す正面図およ
び側面図である。 1・・・クランクシャフト 2・・・フライホイール
3゜3′・・・円板 4・・・ピボット 5・・・揺動
アーム 6・・・磁石 7・・・スプリング 8・・・
リンク機構 9・・・エンジン回転軸
Claims (1)
- エンジンの回転に同期して回転する非磁性体からなる
円板と、揺動自在になるように軸支された揺動部材と、
その揺動部材に取り付けられ、前記円板に磁界を作用さ
せることによりその円板の回転に応じて前記揺動部材を
揺動させる電磁力を生じさせる磁石と、前記揺動部材が
一方向に揺動するのを抑制するように設けられたバネ部
材と、前記揺動部材の揺動に応じてエンジンのスロット
ルバルブの開方向、閉方向の駆動を行なわせる駆動機構
とによって構成されたエンジンのガバナ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1562688A JPH01190931A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | エンジンのガバナ装置 |
DE3902174A DE3902174A1 (de) | 1988-01-26 | 1989-01-25 | Reglervorrichtung fuer eine maschine |
FR8900944A FR2626316B1 (fr) | 1988-01-26 | 1989-01-26 | Dispositif regulateur pour un moteur |
GB8901704A GB2214658A (en) | 1988-01-26 | 1989-01-26 | A governor device for an engine |
US07/304,064 US4941443A (en) | 1988-01-26 | 1989-01-27 | Governor device for an engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1562688A JPH01190931A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | エンジンのガバナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190931A true JPH01190931A (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=11893921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1562688A Pending JPH01190931A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | エンジンのガバナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01190931A (ja) |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1562688A patent/JPH01190931A/ja active Pending
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