JPH01189826A - バイメタル式感温スイッチ - Google Patents
バイメタル式感温スイッチInfo
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- JPH01189826A JPH01189826A JP1335088A JP1335088A JPH01189826A JP H01189826 A JPH01189826 A JP H01189826A JP 1335088 A JP1335088 A JP 1335088A JP 1335088 A JP1335088 A JP 1335088A JP H01189826 A JPH01189826 A JP H01189826A
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、バイメタル式感温スイッチに関し、特に自動
車に採用される電動ファンシステムにおいてエンジンの
冷却水温を検出する温度スイッチに関する。
車に採用される電動ファンシステムにおいてエンジンの
冷却水温を検出する温度スイッチに関する。
(従来の技術)
従来より、自動車に搭載されるエンジンの冷却水温を電
動ファンからの冷風により冷却する水温制御には、例え
ばバイメタル式感温スイッチが使用されている(特公昭
60−50017号等)。
動ファンからの冷風により冷却する水温制御には、例え
ばバイメタル式感温スイッチが使用されている(特公昭
60−50017号等)。
このバイメタル式感温スイッチは、二枚の反転式ジャン
ピングプレートを用い、これらのジャンピングプレート
を設置するケース底部のほぼ中央部分に突起部を設け、
高温側ジャンピングプレートの低膨張側金属側がケース
の底面側を向く状態で高温側ジャンピングプレートを前
記突起部上に載置し、かつ低温側ジャンピングプレート
の低膨張側金属側がケースの底面側を向く状態で高温側
ジャンピングプレートの上に低温側ジャンピングプレー
トを重ね合わせている。
ピングプレートを用い、これらのジャンピングプレート
を設置するケース底部のほぼ中央部分に突起部を設け、
高温側ジャンピングプレートの低膨張側金属側がケース
の底面側を向く状態で高温側ジャンピングプレートを前
記突起部上に載置し、かつ低温側ジャンピングプレート
の低膨張側金属側がケースの底面側を向く状態で高温側
ジャンピングプレートの上に低温側ジャンピングプレー
トを重ね合わせている。
これにより、温度が充分に低い状態で両ジャンピングプ
レートの凸面がいずれもケース底面側を向くようにする
ことにより、低温側ジャンピングプレートの反転作動初
期時にジャンピングプレートが可動板のばね圧力を受け
ないようにし、ケースからジャンピングプレートへの熱
伝達を良好にしている。
レートの凸面がいずれもケース底面側を向くようにする
ことにより、低温側ジャンピングプレートの反転作動初
期時にジャンピングプレートが可動板のばね圧力を受け
ないようにし、ケースからジャンピングプレートへの熱
伝達を良好にしている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の温度スイッチは、固定
接点と可動接点を開閉するための板ばねが平板ばねから
構成されているため、固定接点と可動接点が接触する時
の接触が単純接触になり、そのためスイッチングの繰り
返しにより両接点の摩耗粉が発生しやすく、この摩耗粉
が両接点間の介在物となってスイッチ不良をおこすおそ
れがあるという問題があった。
接点と可動接点を開閉するための板ばねが平板ばねから
構成されているため、固定接点と可動接点が接触する時
の接触が単純接触になり、そのためスイッチングの繰り
返しにより両接点の摩耗粉が発生しやすく、この摩耗粉
が両接点間の介在物となってスイッチ不良をおこすおそ
れがあるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するたやになされた
もので、その目的とするところは、固定接点と可動接点
を開閉する板ばねの中間部に突起部を設けて固定接点と
可動接点の接触をワイピング接触にすることにより、ス
イッチングの繰り返しで固定接点と可動接点に発生する
摩耗粉を両接点間のワイピング接触でこすり落すように
してスイッチ動作を良好にすることにある。
もので、その目的とするところは、固定接点と可動接点
を開閉する板ばねの中間部に突起部を設けて固定接点と
可動接点の接触をワイピング接触にすることにより、ス
イッチングの繰り返しで固定接点と可動接点に発生する
摩耗粉を両接点間のワイピング接触でこすり落すように
してスイッチ動作を良好にすることにある。
(問題点を解決するための手段)
そのために、本発明のバイメタル式感温スイッチは、
ばね板の中間部にばね板平面から突出する突起部を設け
、このばね板の一端を第1の端子に固定するとともに該
ばね板の他端に可動接点を設け、可動接点に対向する位
置であって且つ第2の端子の先端に固定接点を設ける一
方、感温素子として所定温度になると反転動作をするバ
イメタルを円筒状中空部を有するケースに挿入し、バイ
メタルの反転動作初期時にバイメタル反り力が前記突起
部に伝達されて可動接点が固定接点に単純接触し、その
後突起部に更に大なるバイメタル反り力が伝達されると
可動接点が固定接点にワイピング接触することを特徴と
している。
ばね板の中間部にばね板平面から突出する突起部を設け
、このばね板の一端を第1の端子に固定するとともに該
ばね板の他端に可動接点を設け、可動接点に対向する位
置であって且つ第2の端子の先端に固定接点を設ける一
方、感温素子として所定温度になると反転動作をするバ
イメタルを円筒状中空部を有するケースに挿入し、バイ
メタルの反転動作初期時にバイメタル反り力が前記突起
部に伝達されて可動接点が固定接点に単純接触し、その
後突起部に更に大なるバイメタル反り力が伝達されると
可動接点が固定接点にワイピング接触することを特徴と
している。
(作用)
バイメタルの反転動作(ジャンピング動作)前の低温時
には、可動接点が固定接点から開いた状態にある。 こ
の状態から周囲の温度がバイメタルの所定の設定温度に
達し、バイメタルがジャンピング動作をすると、バイメ
タルの反り力により突起部が変位し可動接点と固定接点
が閉じて両接点が単純接触領域に入り、更に突起部の変
位量が増大すると可動接点と固定接点とがワイピング接
触領域に入る。したがって、スイッチングの繰り返しに
より発生した接点の摩耗粉は上述したワイピング接触時
にこすり落されるので、スイッチの開閉動作が円滑に行
なわれ、スイッチの電気的接触不良が回避される。
には、可動接点が固定接点から開いた状態にある。 こ
の状態から周囲の温度がバイメタルの所定の設定温度に
達し、バイメタルがジャンピング動作をすると、バイメ
タルの反り力により突起部が変位し可動接点と固定接点
が閉じて両接点が単純接触領域に入り、更に突起部の変
位量が増大すると可動接点と固定接点とがワイピング接
触領域に入る。したがって、スイッチングの繰り返しに
より発生した接点の摩耗粉は上述したワイピング接触時
にこすり落されるので、スイッチの開閉動作が円滑に行
なわれ、スイッチの電気的接触不良が回避される。
(実施例)
本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の感温スイッチを示し
ている。スイッチlは、バイメタル2を内蔵するケース
3と、入力端子5および出力端子6を固定するハウジン
グ7とから構成されている。
ている。スイッチlは、バイメタル2を内蔵するケース
3と、入力端子5および出力端子6を固定するハウジン
グ7とから構成されている。
ケース3の内部には、入力端子5および出力端子6の各
段付大径部5a、5bとケース3とが電気的に導通する
のを防止するために形成される大径中空部9と、バイメ
タル2がほとんどガタなく入るための円筒状の小径中空
部10とが設けられ、この小径中空部10にバイメタル
2が収納されている。
段付大径部5a、5bとケース3とが電気的に導通する
のを防止するために形成される大径中空部9と、バイメ
タル2がほとんどガタなく入るための円筒状の小径中空
部10とが設けられ、この小径中空部10にバイメタル
2が収納されている。
バイメタル2の外周部は円板状の板ばね11の外周端1
1aに支持され、その外周端11aから半径内方向に曲
折して形成される中央底面11bが小径中空部底面10
a上に接触されている。これにより、板ばね11がバイ
メタル2に作用するi撃荷重を吸収するようにしている
。ハウジング7の上面には、入力端子5および出力端子
6がエポキシ接着剤14.15により固定され、これら
の入力端子5および出力端子6の端面に接点機構部20
が構成されている。
1aに支持され、その外周端11aから半径内方向に曲
折して形成される中央底面11bが小径中空部底面10
a上に接触されている。これにより、板ばね11がバイ
メタル2に作用するi撃荷重を吸収するようにしている
。ハウジング7の上面には、入力端子5および出力端子
6がエポキシ接着剤14.15により固定され、これら
の入力端子5および出力端子6の端面に接点機構部20
が構成されている。
接点機構部20は、導電性およびばね特性を備えた銅合
金からなるばね板22と可動接点25と固定接点36か
ら構成されており、第2図および第3図に示すように、
ばね板22の一端に形成される固定穴23が入力端子5
のカシメ部5bによってカシメ固定され、他端に形成さ
れる接点穴24には可動接点25が固定されている。
金からなるばね板22と可動接点25と固定接点36か
ら構成されており、第2図および第3図に示すように、
ばね板22の一端に形成される固定穴23が入力端子5
のカシメ部5bによってカシメ固定され、他端に形成さ
れる接点穴24には可動接点25が固定されている。
そして、固定穴23を形成する固定大枠部26から両側
に板ばね腕部27が伸び、その他端が板ばね腹部28の
両側に接続される。板ばね腹部28は、接点穴24を形
成する接点穴枠部30に接続され、この接続部と反対側
の縁から突起部29が折曲されて伸びている。
に板ばね腕部27が伸び、その他端が板ばね腹部28の
両側に接続される。板ばね腹部28は、接点穴24を形
成する接点穴枠部30に接続され、この接続部と反対側
の縁から突起部29が折曲されて伸びている。
突起部29に接触するシャフト32は、円筒状のホルダ
33の案内孔33aに遊挿され、一端3.2 aが突起
部29に接触され、他端32bが前記バイメタル2の中
央部に接触されている。ホルダ33は、小径中空部lO
に挿入され、環状突起33bでバイメタル2の外縁を板
ばね11とで挟み込んで押圧支持している。ホルダ外周
上壁33cはハウジング開口部7aに圧入され、該ハウ
ジング開口部の付は根部分に形成されるフランジ部7b
はケースカシメ部3aによってカシメ固定されている。
33の案内孔33aに遊挿され、一端3.2 aが突起
部29に接触され、他端32bが前記バイメタル2の中
央部に接触されている。ホルダ33は、小径中空部lO
に挿入され、環状突起33bでバイメタル2の外縁を板
ばね11とで挟み込んで押圧支持している。ホルダ外周
上壁33cはハウジング開口部7aに圧入され、該ハウ
ジング開口部の付は根部分に形成されるフランジ部7b
はケースカシメ部3aによってカシメ固定されている。
ここで、各種の板ばねについて、円板状の板ばね11を
板ばねAとし、ばね板22の板ばね腕部27から構成さ
れるばねを板ばねBとし、板ばね腹部28および突起部
29から構成されるばねを板ばねCとすると、これらの
板ばねA、BおよびCの設定荷重は、スイッチ組み付は
時に第5図に示すように設定されている。すなわち、組
付は時の板ばねA、BおよびCの設定荷重をそれぞれω
息、ω3、ω8とすると、 ω1〉ω1〉ω3 の関係が成り立つようにセットされている。
板ばねAとし、ばね板22の板ばね腕部27から構成さ
れるばねを板ばねBとし、板ばね腹部28および突起部
29から構成されるばねを板ばねCとすると、これらの
板ばねA、BおよびCの設定荷重は、スイッチ組み付は
時に第5図に示すように設定されている。すなわち、組
付は時の板ばねA、BおよびCの設定荷重をそれぞれω
息、ω3、ω8とすると、 ω1〉ω1〉ω3 の関係が成り立つようにセットされている。
次に上述した実施例の作用について説明する。
第1図において、バイメタル2が温度上昇によりジャン
ピング動作をすると、バイメタル2は第1図に示す状態
から反り返り上向きに凸状態になり、シャフト32をリ
フトしシャフト先端に接触する突起部29を上方に押し
出し、これにより可動接点25が固定接点36に接触す
るまで突起部29は撓む、このとき第5図のグラフに示
すように、板ばねA、CおよびBの設定荷重はシャフト
32の変位量に応じて次第に上昇する。
ピング動作をすると、バイメタル2は第1図に示す状態
から反り返り上向きに凸状態になり、シャフト32をリ
フトしシャフト先端に接触する突起部29を上方に押し
出し、これにより可動接点25が固定接点36に接触す
るまで突起部29は撓む、このとき第5図のグラフに示
すように、板ばねA、CおよびBの設定荷重はシャフト
32の変位量に応じて次第に上昇する。
次いで可動接点25が固定接点36に接触した後は、板
ばねBを構成する板ばね腕部27が段付大径部5aと固
定接点36とで両端支持された形となるので、板ばねB
の剛性が急激に高くなり、つまり板、ばねBの弾性係数
が急上昇する。可動接点25が固定接点36に接触した
後は両接点が単純接触し、その後突起部29が更に変位
し、板ばねBの設定荷重が板ばねCの設定荷重を超すと
、可動接点25と固定接点36はワイピング接触域に入
る。すなわち、第4図に示すように、可動接点25が固
定接点36に接触した後シャフト32がリフトするしば
らくの間は、可動接点25と固定接点36とは単純接触
をし、板ばねBの設定荷重が板ばねCの設定荷重を超し
たとき以後は可動接点25と固定接点36が互いにこす
り合いながら突起部29の変位を増加させる。
ばねBを構成する板ばね腕部27が段付大径部5aと固
定接点36とで両端支持された形となるので、板ばねB
の剛性が急激に高くなり、つまり板、ばねBの弾性係数
が急上昇する。可動接点25が固定接点36に接触した
後は両接点が単純接触し、その後突起部29が更に変位
し、板ばねBの設定荷重が板ばねCの設定荷重を超すと
、可動接点25と固定接点36はワイピング接触域に入
る。すなわち、第4図に示すように、可動接点25が固
定接点36に接触した後シャフト32がリフトするしば
らくの間は、可動接点25と固定接点36とは単純接触
をし、板ばねBの設定荷重が板ばねCの設定荷重を超し
たとき以後は可動接点25と固定接点36が互いにこす
り合いながら突起部29の変位を増加させる。
このように可動接点25と固定接点36とがワイピング
接触することによりスイッチングの繰り返しで発生する
接点の摩耗粉をこすり落す作用が得られ、両接点間の接
触状態を良好なものにする。
接触することによりスイッチングの繰り返しで発生する
接点の摩耗粉をこすり落す作用が得られ、両接点間の接
触状態を良好なものにする。
なお、バイメタル2を支持する板ばねAの設定荷重は、
板ばねBおよび板ばねCに比べ充分に大きな値をもつの
で、上述したようなワイピング接触が得られる。この場
合のワイピング接触量は、10〜40umに設定するの
が望ましい。
板ばねBおよび板ばねCに比べ充分に大きな値をもつの
で、上述したようなワイピング接触が得られる。この場
合のワイピング接触量は、10〜40umに設定するの
が望ましい。
このバイメタル式感温スイッチの動作について説明する
と、スイッチの所定の設定温度まで温度が上昇すると、
バイメタル2が正方向のジャンピング動作をし、第1図
でバイメタル2が上向きに凸状になり、シャフト32を
上方にリフトし、シャフト32の一端32aに接触する
突起部29が持ち上がり、可動接点25が固定接点36
に接触することにより、スイッチがオンになる。
と、スイッチの所定の設定温度まで温度が上昇すると、
バイメタル2が正方向のジャンピング動作をし、第1図
でバイメタル2が上向きに凸状になり、シャフト32を
上方にリフトし、シャフト32の一端32aに接触する
突起部29が持ち上がり、可動接点25が固定接点36
に接触することにより、スイッチがオンになる。
その後スイッチ周囲の温度が前記設定温度未満に低下す
ると、バイメタル2は逆方向つまり第1図で上向きに凹
状になるようなジャンピング動作をする。すると、ばね
板22の戻し力により固定接点36から可動接点25が
開離しスイッチがオフになる。
ると、バイメタル2は逆方向つまり第1図で上向きに凹
状になるようなジャンピング動作をする。すると、ばね
板22の戻し力により固定接点36から可動接点25が
開離しスイッチがオフになる。
次に、第6図は本発明の第2の実施例のバイメタル式感
温スイッチを示している。第6図において、第1図と実
質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことにする
。
温スイッチを示している。第6図において、第1図と実
質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことにする
。
第2の実施例は、基本的に第1の実施例の構成と同様で
あるが、第1図に示す板ばね11が取り付けられていな
い点が異なる。即ち、板ばね11に代えて、ケース3の
底面10aに設けた環状段付部40が円板状のバイメタ
ル2の外周部を支持している。バイメタル支持面と反対
側のバイメタル中央部にはシャフト32の一端32bが
当接している。その他の構成部分については、第1図に
示す実施例と実質的に同一であり、第2の実施例の板ば
ねBとCのばね特性は、第7図に示すとうりである。
あるが、第1図に示す板ばね11が取り付けられていな
い点が異なる。即ち、板ばね11に代えて、ケース3の
底面10aに設けた環状段付部40が円板状のバイメタ
ル2の外周部を支持している。バイメタル支持面と反対
側のバイメタル中央部にはシャフト32の一端32bが
当接している。その他の構成部分については、第1図に
示す実施例と実質的に同一であり、第2の実施例の板ば
ねBとCのばね特性は、第7図に示すとうりである。
第8図および第9図は、本発明の第3の実施例のばね板
を示している。すなわち、ばね板5oは、板ばね胴部5
6が方形状の平板であって、その−端に固定枠部51に
より固定穴52が形成され、板の途中部分で曲折されて
二つ折になり、その延長上がテーバ状に拡がり、拡がっ
た先端部に傾斜して突起部54が突出されて形成されて
いる。曲折部53と突起部54の中間には接点穴55が
開口されている。
を示している。すなわち、ばね板5oは、板ばね胴部5
6が方形状の平板であって、その−端に固定枠部51に
より固定穴52が形成され、板の途中部分で曲折されて
二つ折になり、その延長上がテーバ状に拡がり、拡がっ
た先端部に傾斜して突起部54が突出されて形成されて
いる。曲折部53と突起部54の中間には接点穴55が
開口されている。
板ばね胴部56から構成されるばねを板ばねBとし、突
起部54から構成されるばねを板ばねCとすると、これ
らの板ばねBとCの設定荷重は、第7図に示すような関
係に設定されている。
起部54から構成されるばねを板ばねCとすると、これ
らの板ばねBとCの設定荷重は、第7図に示すような関
係に設定されている。
このようにして板ばねCとBの間に組付は時の板ばねC
および板ばねBの設定荷重をω2、ω3とすると、
ω2〉 ω。
および板ばねBの設定荷重をω2、ω3とすると、
ω2〉 ω。
の関係が成立することにより、良好なワイピング接触が
得られる。
得られる。
第10図は本発明の第4の実施例のばね板を示している
。この実施例では板ばねBを構成するばね板60と板ば
ねCを構成するばね板61とをそれぞれ別体のばね板か
ら構成し、両ばね板6o、61の接点穴枠部62.63
に形成した接点穴64.65に一体的に可動接点25を
取り付けたものである。この実施例においても上述した
ワイピング接触と同様の接点の接触が得られる。
。この実施例では板ばねBを構成するばね板60と板ば
ねCを構成するばね板61とをそれぞれ別体のばね板か
ら構成し、両ばね板6o、61の接点穴枠部62.63
に形成した接点穴64.65に一体的に可動接点25を
取り付けたものである。この実施例においても上述した
ワイピング接触と同様の接点の接触が得られる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、固定接点と可動
接点を開閉する導電性のばね板にばね性を有する突起部
を設け、この突起部の変位量に応じて両接点を開閉する
ように構成したので、固定接点と可動接点をワイピング
接触することが可能となり、したがってワイピング接触
時に接点間の摩耗粉をこすり落す作用が働くので、スイ
ッチ不良を確実に回避することができるという効果があ
る。
接点を開閉する導電性のばね板にばね性を有する突起部
を設け、この突起部の変位量に応じて両接点を開閉する
ように構成したので、固定接点と可動接点をワイピング
接触することが可能となり、したがってワイピング接触
時に接点間の摩耗粉をこすり落す作用が働くので、スイ
ッチ不良を確実に回避することができるという効果があ
る。
第1図は本発明の第1の実施例のバイメタル式感温スイ
ッチを表わす断面図、第2図はワイピング接触を得るた
めのばね板をあられす平面図、第3図は第2図の■−■
線断面図、第4図はワイピング接触を説明するための図
、第5図ばね板のばね特性を表わす特性図、第6図は本
発明の第2の実施例のバイメタル式感温スイッチを表わ
す断面図、第7図は他の実施例のばね特性を表わす特性
図、第8図はばね板の他の実施例をあられす平面図、第
9図は第8図のtX−tX線断面図、第1O図は更に他
の実施例のばね板をあられす第9図に対応する断面図で
ある。 1・・・バイメタル式感温スイッチ、 2−・バイメタル、 3・・・ケース、 5・・・入力端子、6・・・出
力端子、 lO・・・小径中空部、11 ・・・板ば
ね、 20−接点機構部、22−・・ばね板、 23−・・固定穴、 24−・・接点穴、 25・−可動接点、 29−・・突起部、 36・・・固定接点、
ッチを表わす断面図、第2図はワイピング接触を得るた
めのばね板をあられす平面図、第3図は第2図の■−■
線断面図、第4図はワイピング接触を説明するための図
、第5図ばね板のばね特性を表わす特性図、第6図は本
発明の第2の実施例のバイメタル式感温スイッチを表わ
す断面図、第7図は他の実施例のばね特性を表わす特性
図、第8図はばね板の他の実施例をあられす平面図、第
9図は第8図のtX−tX線断面図、第1O図は更に他
の実施例のばね板をあられす第9図に対応する断面図で
ある。 1・・・バイメタル式感温スイッチ、 2−・バイメタル、 3・・・ケース、 5・・・入力端子、6・・・出
力端子、 lO・・・小径中空部、11 ・・・板ば
ね、 20−接点機構部、22−・・ばね板、 23−・・固定穴、 24−・・接点穴、 25・−可動接点、 29−・・突起部、 36・・・固定接点、
Claims (1)
- 導電性のばね板の中間部にばね板平面から突出する突起
部を設け、このばね板の一端を第1の端子に固定すると
ともに該ばね板の他端に可動接点を設け、前記可動接点
に対向する位置であって且つ第2の端子の先端に固定接
点を設ける一方、感温素子として所定温度になると反転
動作をするバイメタルを円筒状中空部を有するケースに
挿入し、前記バイメタルの反転動作初期時にバイメタル
反り力が前記突起部に伝達されて前記可動接点が前記固
定接点に単純接触し、その後前記突起部に更に大なるバ
イメタル反り力が伝達されると前記可動接点と前記固定
接点とがワイピング接触することを特徴とするバイメタ
ル式感温スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335088A JPH01189826A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | バイメタル式感温スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335088A JPH01189826A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | バイメタル式感温スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01189826A true JPH01189826A (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=11830658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335088A Pending JPH01189826A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | バイメタル式感温スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01189826A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7897796B2 (en) | 2003-03-17 | 2011-03-01 | Phyton Holdings, Llc | Purification of taxanes and taxane mixtures using polyethyleneimine-bonded resins |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4032277Y1 (ja) * | 1965-06-21 | 1965-11-11 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1335088A patent/JPH01189826A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4032277Y1 (ja) * | 1965-06-21 | 1965-11-11 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7897796B2 (en) | 2003-03-17 | 2011-03-01 | Phyton Holdings, Llc | Purification of taxanes and taxane mixtures using polyethyleneimine-bonded resins |
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