JPH01189286A - フリツカ妨害を抑圧するための装置を備えたテレビジョン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フリッカ妨害抑圧装置を備えたテレビジョン
受信機に関する。

従来技術 の テレビジョｒ伝送品質は、本質的に、フレーム周波数、
走査線数及び信号帯域幅のような方式パラメータにより
影響を受ける。この場合フリッカの発生しない再生並び
に運動過程の再生に対しては、過度に低くないフレーム
周波数が必要とされ、他方、可能な限り高い分解能を達
成するためには、走査線数を可能な限り多くする必要が
ある。これら２つの要件を満たすためには、その前提要
件として広い帯域幅が要求される。

現在普及しているテレビジョン方式の選定に際しては、
当時の技術的可能により制約されたコストと可能な限り
高い映像品質の達成と言う問題の間で妥協が計られた。

この場合、品質の改善は謂わゆる飛越し走査方式で達成
されている。この飛越し走査方式においては、奇数本の
走査線からなるテレビジョン映像（フレーム）は、２つ
の互いに入れ子犬に重ね合わされるフッイールド像から
形成される。充分に大きな観察距離においては、肉眼で
は、２つのフィールド像を互いに識別することはできず
、フリッカに関しては、２倍のフレーム繰返し周波数で
充分に対処するヒとができる。従って、ヨーロッパのテ
レビジョン方式では、フリッカに関しては、２５Ｈ２の
フレーム繰返し周波数ではなく５　Ｑ　Ｈｚのフィール
ド周波数が問題となる。

しかしながら、フリッカに対してフィール１周波数が要
因となるという仮定は、所定の前提下でしか成り立たな
い。特に、被伝送データパターンが１本の走査線幅の範
囲内にある場合、或は該パターンが垂直方向におけるコ
ントラストの遷移を形成する場合には、上記仮定は成立
しない。従って、例えば、水平方向に走る縁は、充分に
鮮明な輝度遷移を示す限りにおいて、第１番目のフィー
ルドの走査線の上から下への走査線ベースでの走査にお
いては感知されず、同じフィールρの時間的に続く走査
線において感知され、そして次続のフィールドの走査に
おいては該次続のフィールドの２つの走査線間に位置す
る走査線の走査においても感知される。個々の走査線は
、２５Ｈｚのフレーム繰返し周波数でのみ走査され、伝
送されて再生される訳であるから、縁は２５Ｅ（ｚのタ
イミングで１本の線幅で現出するように見える。このよ
うな副わゆる縁フリッカは成る種の映像情報において非
常に有害に出現し得る。

大きな面積に亙るフリッカ妨害を回避すると共に縁フリ
ッカを減少する目的で種々な対策が知られている。例え
ば、大きな明るい面のフリッカを回避するために、フィ
ール１周波数もしくは垂直周波数を増加することが知ら
れている。

しかしながら、垂直周波数の増加においては、元のフィ
ールドの繰返しまたは元のフィールドから新たなフィー
ルドの合成が必要とされ、この目的で種々な方式が知ら
れている。この場合、これら公知の方式では、異なった
映像データの総てに対してフリッカもしくはちらつきの
改良は同等には行われ得ない。例えば、フィールド周波
数を高めるためのフレームの繰返しは、運動過程の再生
に有害な影響を与える。この欠点を回避するために、例
えば、西独特許願Ｄｇ−Ａ１　３２０３９７８号及びＤ
Ｂ−Ａ１３４４２８９０号明細書から、運動検出器を用
いて２つの異なった補正方法を切換える映像フリッカ補
正装置が公知となっている。しかしながら運動検出器は
、少なくとも１つのフィールトメそりを必要とし、付加
的な費用増加を意味する。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、可能な限り少ない費用で、フリッカ妨
害を抑圧して運動過程の良好な再生を可能にする再生テ
レビジョン映像におけるフリッカ妨害の抑圧装置を備え
たテレビジョン受信機を提供することにある。但し、低
い垂直周波数によって生ずる大面積のフリッカ妨害の除
去は例外である。

上の目的は、特許請求の範囲第１項及び第２項の謂わゆ
る特徴部分に記載の構成によって解決される。この構成
を有する本発明のテレビジョン受信機によれば、技術的
費用を可能な限シ少なくして、運動過程の良好な再生を
確保しつつ同時にフリッカ妨害の抑圧が可能になる。特
に、本発明によるテレビジョン受信機は、６０Ｈｚの垂
直周波数のテレビジョン方式において有利であるが、し
かしながらまた、５０Ｈｚのテレビジョン方式において
もフリッカ妨害の減少が可能である。

特許請求の範囲第３項以下に記載の構成は、特許請求の
範囲第１項及び第２項に記載の本発明の構成の有利な発
展態様及び改良を表すものである。

縁が存在する場合に被再生ビデオ信号を別に導出すると
いう縁の再生を改良するための実施態様が特に有利であ
る。

実施例 以下、添付図面を参照し本発明の実施例について詳細に
説明する。なお図面中、同じ要素は同じ参照符号で示し
である。

第１図の行ａ）には、飛越し走査方式による通常のビデ
オ信号の６つのフレームの時間的シーケンスが示しであ
る。この場合、各フレームは、フィーｈ　Ｙ＊　１　及
Ｕｈ　２、Ｂ１及びＢ２並びにＣ１及びＣ２からなる。

ヨーロッパ方式の６２５線規格によるビデオ信号の場合
には、フィールドの持続期間は２０　ｍｓミリ秒である
。行ａ）に略示した信号から、走査線飛越しが行われず
同じ垂直周波数を有する信号が導出される。それにより
、受信信号の１つのフィールド期間もしくは垂直期間内
に１つのフレームが得られる。

行ｂ）に示した信号ｖ１のフレームは、それぞれ１つの
フィールドの内容から導出される。この場合、運動経過
には妨害は生じない。と言うのは、受信信号の時間的重
ね合わせは行われないからである。走査線飛越しを伴わ
ずに連続した走査を実現するために、垂直方向における
補間によってフレームの線を求める。これは、例えば、
走査線の繰返し或は隣接する走査線の信号の平均化によ
り単純な仕方で実施することができる。

このことは、第２図に数本の線に関して略示してあり、
フィールドＡ１の線１および３、従ってまた導出される
フレームの線は、白の映像内容を有し、そして走査線５
，７及び９は黒の映像内容を有する。フレームの偶数番
目の線は、受信信号のフィールｌ−”Ａ１の２つの時間
的に相続く走査線をそれぞれ補間することにより得られ
る。この場合、走査線２は白の輝度に対応する掘幅を有
し、走査ｇ１６及び８は黒を表し、他方、走査線４によ
って再生される輝度は平均値に対応する。

第２図の右側の欄にはフレームの対応の線が相続いて示
しである。この場合、同図に示しである弐ｒＡ１＋Ａ１
１Ｊは算術的加算を意味するのではなく、第１番目のフ
ィールドＡ１から奇数番の線が得られ、そしてフィール
ドＡ１の隣接する−の信号の補間により偶数番の線が得
られることを意味する。

第３図は、縁検出器により水平方向に走る縁が表示され
る場合の被再生信号の導出を図解する図である。第３図
には、第２図に示した例に対して異なる映像内容が一例
として示しである。

この場合にも、１つのフレームは、受信信号の２つの相
続くフィールドから得られる。各フィールｌ’ＡＩ及び
Ａ２の走査線は、フレームＡ１＋Ａ２の同じ数値で示し
た走査線を表す。従って、受信信号の１つのフレームの
全内容は、被再生信号の１つのフレーム期間内でスクリ
ーン上に掃引される。

例えば、受信信号の直接再生においては、走査線５は各
フレーム期間中−度だけ、すなわち４　Ｑ　ｍｓ毎に掃
引され、スクリーンの対応の箇所−が４　Ｑ　ｍｓ毎に
発光するが、第３図に示した走査線飛越しを伴わないビ
デオ信号の導出おいては２０　ｍｓの間隔で発光が生じ
、それにより、縁のフリッカが回避される。

第１図の行ｃ）Ｋは、良好な縁再生を可能にする被再生
ビデオ信号が示しである。第４図の行ｄ）には、縁検出
器にそれぞれ供給されるビデオ信号のフィールＰが示し
である。縁が存在する毎に、ビデオ信号の１つｖｌまた
はｖｌが、フリッカ妨害抑圧装置の入力端に供給される
。この目的で、縁検出器により混合回路が制御さへ該混
合回路の出力信号は、Ａ＝（１−ｋ）×ｖ１−４−ｋｘ
ｖ２で表される。ここでｋは縁検出器の出力信号である
。ビデオ信号ｖ２を導出するためには、伝送信号の２つ
のフィールドが同時に必要とされるので、信号ｖ１、ｖ
ｌ及びｋは伝送信号（行ａ）に対して１フイ一ルド期間
だけ遅延されている。

第４図は、本発明の第１番目の実施例を示すブロックダ
イヤグラムである。この第１の実施例による装置におい
ては、第１図乃至第４図に略示したようにビデオ信号が
処理される。このブロックダイヤグラムに示した回路構
成の詳細に立入る前に、本発明は、白黒テレピゾヨン信
号にもまたカラーテレビジョン信号にも適応可能である
ことを述べておく。この場合、基本的に１、同じ動作を
する装置において、多重のカラーテレビジョン信号を処
理したり或はりｃＩＳナンス情報及びルミナンス情報を
並列に処理することができる。採用されているカラーテ
レビジョン方式に従って垂直補間を相応に適応化する必
要がある。ルミナンス信号だけを評価する縁検出器によ
るクロミナンス処理のｆＩＩＪ御も考えられる。

第４図のブロックダイヤグラムに示した装置は、例とし
てルミナンス信号Ｙｉ前提としておシ、この信号は、第
４図に示した回路装置の入力端１に信号Ｙｉｎとして印
加される。入力端１から、この信号Ｙｉｎはフィールド
記憶回路２（メモリ）に供給され、該フィールド記憶回
路の出力端３から１フイ一ルド期間だけ遅延された信号
が取出される。

フィールド記憶回路２の出力端３には、遅延回路４、垂
直補間器５及び垂直縁検出器６の入力端が接続されてい
る。垂直縁検出器６の出力信号には混合回路７を次のよ
うに制御する。即ち、縁が存在する場合には入力信号Ｙ
ｉｎが混合回路７により伝送され、そうでない場合には
、垂直補間器５の出力信号が混合回路７の出力端に導か
れるように制御する。

垂直補間器はそれ自体公知であり、従って、本発明と関
連して詳細に説明する必要はないと考える。垂直補間器
は、実質的構成要素として走査線遅延回路と、平均値発
生回路とを備えている。

混合回路７は、２つの加算回′Ｎｒ１６，１７と、反転
回路１８と、乗算回路１９とを備えておって、第１図に
示した式に基づいて出力信号を発生する。

縁−出器６においては、それ自体公知の仕方で、２本ま
たは６本以上の相続く走査線の信号が互いに比較される
。これら信号の相対偏差は縁として評価され、それに基
づき垂直縁検出器６の出力信号はに＝１の値をとる。縁
が存在しない場合には、従ってに＝Ｑである。最も単純
な事例において、２つの状態だけしか検出されない場合
（ｋ＝１かまたはに＝（ｌの場合）には、混合回路を切
換スイッチによジ置換えることができる。

信号の持続時間が垂直補間器及び混合回路７によって補
償される遅延回路４の出力信号並びに混合回路７の出力
信号は走査線圧縮器８に供給される。この走査線圧縮器
は、実質的に、複数個の１走査線分のメモリから構成さ
れる。このメモリには、クロックＴ１で入力信号が書込
まれ、そして２倍の周波数を有するクロックＴ２で読出
される。これにより、走査線周波数の二倍化従って走査
線期間の半減が達成される。

このことは、次の理由から必要である。即ち、伝送ビデ
オ信号の１フイ一ルド期間中に、被再生ビデオ信号の２
倍の本数の走査線を有する１フレームが出力端９に供給
されるからである。

垂直縁検出器６の出力信号に対しては、例えばカラー信
号のための類似の回路装置を制御するために別の出力端
１０が設けられている。

第１図から明らかなように、信号ｖ１並びに信号ｖ２に
対しては、それぞれ先行のフィールドの信号が必要とさ
れる。この理由から、遅延回路４の出力信号は常時、走
査線圧縮器８に供給される。縁が存在しない場合には、
更に、第１図ｂＫＡ１　ｉ、Ａ２１．Ｂ１１等々で表さ
れている垂直縁検出器６の出力信号が付加的に走査線圧
縮器に供給される。縁が存在する場合には、混合回路７
は次のように制御される。即ち、遅延回路４を介して導
通された信号に加えて、後続のフィールＰ（Ａ２．Ｂ１
等々）の信号が走査線圧縮器９に供給され、それにより
、第１図の行Ｃ）に示す被再生ビデオ信号が合成される
ように制御される。

第５図には、処理速度を可能な限り高速にして記憶スペ
ースの良好な利用を可能にする走査線圧縮器の一実施例
が示しである。この実施例においては、４個のランダム
アクセスメモリ（ＲＡＭ）５１，５２，５３．５４が設
けられており、それぞれ２つのランダムアクセスメモリ
（ＲＡＭ　）はアドレスカウンタ５５及び５６によりそ
れぞれ制御される。アドレスカウンタ５５゜５６はそれ
ぞれ、アドレスの９桁を発生し、他方、１０磐目の桁Ａ
９は第５ａ）　　　　”−一図のタイミングダイヤグラ
ムに示しであるように供給される。２本の走査線Ｚｅｉ
　（ａ）及びＺｅｉ（ｂ）の信号は走査線圧縮器の入力
端５γ、５８に供給され、クロックＴ２で制御される入
力スイッチ５９を介し、ランダムアクセスメモリ（ＲＡ
）Ｊ　）　５１乃至５４の畜込み入力端に分割される。

ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ　）　５１乃至５４の
出力端は、２つの出力側の切換スイッチ６０．６１を介
して出力端６２に接続することができる。

ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ　）　５１及び５２に
対して書込みが行われている間、ランダムアクセスメモ
リ（ＲＡＭ　）　５３及び５４が読出される。ランダム
アクセスメモリ（ＲＡＭ　）　５１及び５２は、走査線
（ａ）及び（ｂ）からのデータを交互に書込まれる。こ
の場合、アドレス入力端Ａ９には、クロックＴ２に対し
て補数となる信号が印加される。このようにして、走査
線（ａ）はアドレス１から増分方向に計数され、これに
対し、走査線（ｂ）はアドレス５１２から減分方向に計
数される。読出しに当たっては、先ずメモリアドレスＡ
９を「０」にセットする。

それにより、メモリ出力端には常に、走査線（ａ）の２
つのデータ（もしくはデータワード）が現れる。出力マ
ルチプレクサとしての働きをする切換スイッチ６０．６
１により、データは正しいシーケンスで、２倍の速度で
出力端に達することができる。走査線（ａ）の後に、ア
ドレスＡ９を値「１」に切換えることにより、走査線（
１））が読出される。

図示の回路の利点は、メモリが常に同じ最大データレー
ト（速度）で動作し、時間的に最適に利用される点にあ
る。第４図と関連して簡略に述べたように、メモリ内部
でデータレートを２倍にしたとするならば、費用は相当
に増加し、一方最大速度は読取り時にしか達成できない
であろう。

第３図及び第７図に示し九縁検出器の実施例においては
、入力端７１から、ビデオ信号は、一方で走査線遅延回
路７２を介すると共に他方でイン？ぐ一タ（反、転）回
路７３を介して、加算回路７４のそれぞれ１つの入力端
に供給され、その結果、該加算回路７４の出力端には、
遅延された信号と遅延されていない信号の差が発生する
。更に詳しく述べると、使用目的に従い、遅延回路７２
は、１走査線分或は場合により複数の走査線分の遅延期
間を有する。１本の走査線の持続期間に対応する遅延時
間においては、２つの相続く走査線の振幅差が縁として
検出される。差信号は、絶対値発生回路７５及び非線形
回路７６を介して出力端７７に達し、信号にとして混合
回路７（第４図）に供給することができる。

非線形回路７６の評価特性曲線は個々の要件に依存する
。例えば、小さい差信号を大きい差信号よりも僅小に評
価することが可能であり有利である。第３図に示した実
施例と比較し、第７図の回路は、入力信号の評価を行う
別の非線形回路７８を備えている。

第８図に示しである実施例は、第４図に示した実施例と
次の点で異なる。即ち、縁検出器６に加えて別の縁検出
器８１が設けられている点である。これら２つの縁検出
器の出力信号は、回路８２を介して混合回路に供給され
る。別の縁検出器８１により、所定の映像内容に対する
縁の検出を改善することができる。このことを、１本の
水平線を表す映像内容を例にとって以下に説明する。こ
の場合、水平線は、単に１本の走査線で包摂されるよう
に狭幅であると仮定する。本発明による方法を実施する
ために本来設けられている縁検出器（第３図及び第７図
参照）は、１つのフィールドの２本の時間的に相続く走
査線を評価する。しかしながら、上に仮定した水平線が
このフィールド内に存在せず、後続龜しくは先行のフィ
ールド内で検出される場合には、縁検出器は応答しない
。

しかしながらこのような映像内容をもできるだけ妨害な
く再生するために、上記別の縁検出器８１には１．第２
のフィールド信号が次のような仕方で供給され得る。即
ち、２つの隣接する走査線の内容が異なる場合、上記別
のもしくは付加的な縁検出器が緑信号を発生するように
供給され得る。

縁検出器６，８１が２段階の出力信号を発生するかまた
は６段階以上の出力信号を発生するかに依存して、回路
８２において論理結合または補間を用いることができる
。この場合、論理結合はＯＲ回路で実現するのが好まし
い。

発明の効果 本発明により、少ない費用でフリッカ妨害を抑圧して運
動過程の良好な再生を可能にする再生テレビジョン映像
におけるフリッカ妨害の抑圧装置を備えたテレビジョン
受信機が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１Ｍは、伝送信号並びに第２図及び第３図に示した方
法で導出される信号を対比して示す略図、第２図は、運
動過程の良好な再生のための被再生ビデオ信号の導出方
法を説明する略図、第３図は、水平な縁の良好な再生た
めの被再生ビデオ信号の導出を説明する略図、第４図は
、本発明の一実施例のブロックダイヤグラム、第５図は
、線圧縮量を説明するためのブロック回申 略図、第５図日日−年に）ｈは、タイミングダイヤグラ
ムを示す図、第３図及び第７凶は、それぞれ、縁検出器
の一実施例を示す図、そして第８図は、２個の縁検出器
を備えている実施例を示す図である。 ２・・・フィールド記憶回路、３・・・出力端、４・・
・遅延回路、５・・・垂直補間器、６・・・垂直縁検出
器、７・・・混合回路、８・・・耐圧、縮量、９・・・
線圧縮量、１６．１７・・・加算回路、１８・・・反転
回路、１９・・・乗算回路、５１，５２，５３．５４・
・・ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、５５．５６・
・・アげレスカウンタ、６０．６１・・・切換スイッチ
、７２・・・線遅延回路、７３・・・インバータ回路、
７４・・・加算器、７５・・・絶対値発生回路、７６゜
７８・・・非線形回路、８１・・・縁検出器。 量 仁　−ＩＮ　Ｉ’ｎ　Ｊφ１トロひ　・ε 業 ＠　ｅ−Ｎｒｎ　Ｊ−１−のか・・・ ぶり

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、再生テレビジヨン映像におけるフリッカ妨害を抑圧
   するための装置を備えたテレビジョン受信機において、 伝送ビデオ信号を同じ垂直周波数の被再生ビデオ信号に
   変換し、 前記被再生ビデオ信号は間挿線のない連続したラスタを
   形成し、 前記被再生ビデオ信号を、実質的に水平方向に走行する
   縁が存在するか否かに依存して、運動の再生に適した第
   １の方式かまたは水平方向に走行する縁の再生に適した
   第２の方式に従つて導出し、 １つのフレームに属する各被再生ビデオ信号をそれぞれ
   １つの部分フレームないしフィールドの伝送ビデオ信号
   から導出し、そして前記伝送ビデオ信号の走査線ごとの
   繰返し及び時間圧縮により前記被再生ビデオ信号を得る
   ことを特徴とするテレビジョン受信機。 ２、再生テレビジヨン映像におけるフリッカ妨害を抑圧
   するための装置を備えたテレビジョン受信機において、 伝送ビデオ信号を同じ垂直周波数の被再生ビデオ信号に
   変換し、 前記被再生ビデオ信号は間挿線のない連続したラスタを
   形成し、 前記被再生ビデオ信号を、実質的に水平方向に走行する
   縁が存在するか否かに依存して、運動の再生に適した第
   １の方式かまたは水平方向に走行する縁の再生に適した
   第２の方式に従つて導出し、 １つのフレームに属する各被再生ビデオ信号をそれぞれ
   １つの部分フレームないしフィールドの伝送ビデオ信号
   から導出し、そして前記被再生ビデオ信号を、走査線ご
   とに交互に前記伝送ビデオ信号及び該伝送ビデオ信号の
   それぞれ２本の相続く走査線の補間並びに時間圧縮によ
   り得ることを特徴とするテレビジョン受信機。 ３、伝送ビデオ信号の各フィールドが書込み可能であり
   且つ記憶されたビデオ信号が読出し可能である部分フレ
   ームないしフィールドメモリ（２）を設け、該フィール
   ドメモリ（２）の出力端（３）に垂直縁検出器（６）の
   入力端を接続し、該垂直縁検出器の出力端に混合回路（
   ７）の制御入力端を接続し、更に前記フィールドメモリ
   （２）の出力端（３）に、遅延回路（４）の入力端及び
   垂直補間器（５）の入力端を接続し、 前記フィールドメモリ（２）の入力端及び垂直補間器（
   ５）の出力端をそれぞれ前記混合回路（７）の各１つの
   入力端と接続し、そして 前記遅延回路（４）の出力端及び前記混合回路（７）の
   出力端を走査線圧縮器（８）と接続し、該走査圧縮器の
   出力端（９）から被再生ビデオ信号を取出すことができ
   るようにした特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   テレビジョン受信機。 ４、実質的に水平方向に走行する縁に対し複数個の縁検
   出器（１５、８１）を設け、該縁検出器の出力信号を互
   いに結合して混合回路（１１）の制御入力端に供給可能
   にし、 第１の縁検出器（１５）はフィールドのそれぞれ２本の
   時間的に相続く走査線の比較を行うように構成し、 第２の縁検出器（８１）は別のフィールドのそれぞれ２
   本の時間的に相続く走査線の比較を行うように構成し、
   そして 前記第１及び第２の縁検出器（１５、８１）の出力信号
   はＯＲ回路（８２）を介して前記混合回路の制御入力端
   に供給するようにした特許請求の範囲第１項、第２項ま
   たは第３項記載のテレビジヨン受信機。