JPH01188804A - 中空導波路の製造方法 - Google Patents

中空導波路の製造方法

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JPH01188804A
JPH01188804A JP63012565A JP1256588A JPH01188804A JP H01188804 A JPH01188804 A JP H01188804A JP 63012565 A JP63012565 A JP 63012565A JP 1256588 A JP1256588 A JP 1256588A JP H01188804 A JPH01188804 A JP H01188804A
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pipe
thin film
glass pipe
pipe material
glass
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Yuichi Komachi
祐一 小町
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、炭酸ガスレーザー、遠赤外線等の各種の光
を伝送するだめの中空導波路の製造方法に関する。
[従来の技術1 従来、炭酸ガスレーザー等の赤外光を伝送するための中
空導波路を製造する場合には、アルミニウム製のパイプ
材の外周面にスパッタリングによってデルマニウムの薄
膜を形成する。次に、この薄膜の上に補強層および反射
面としてのニッケルメッキ層を形成する。その後、パイ
プ材を水酸化ナトリウムの溶液によって溶解除去するよ
うにしている。
このようにして製造された中空導波路においては、ニッ
ケルメッキ層の内周面が光を反射して伝送するための反
射面となり、この反射面の面粗度の良否によって伝送特
性が左右される。したがって、メツキ層の内周面の面粗
度を極めて良好な状態にする必要がある。そのためには
、薄膜の内周面の面粗度を向上させる必要があり、薄膜
の面粗度はけパイプ材の外周面の面粗度に左右される。
そこで、上記のようにして中空導波路を製造する場合1
こは、パイプ材の外周面を研摩仕上げしている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、アルミニウム製のパイプ材を研摩仕上げ
したのでは、パイプ材の外周面を鏡面状態にするのが非
常に困難であり、研摩仕上げによる面tn度はせいぜい
0.02μRzである。この程度の面粗度では、伝送損
失を十分に低減することが困難であるという問題があっ
た。また、パイプ材が細い場合には、パイプ材の強度が
低いため、研摩自体が困難であるという問題があった。
[発明の目的1 この発明は、上記間石を解決するためになされたもので
、光を伝送するための反射面が鏡面とされ、伝送損失の
少ない中空導波路を容易に、かつ安価に製造することが
できる中空導波路の製造方法を提供することを目的とす
る。
[発明の構成1 この発明は、上記の目的を達成するために、パイプ材の
外周面に金属の薄膜を形成した後、パイプ材を溶解除去
するようにした中空導波路の製造方法において、パイプ
材として可溶性のガラスパイプを用いるようにしたもの
である。
すなわち、この出願の発明者は、ガラス製品の表面が非
常に滑らかである点に着目し、パイプ材としてガラスパ
イプを用いることに思い至った。
そこで、実際にガラスパイプを周知の方法、例えぼガラ
ス吹き法、あるいはダンカー法等によって製造し、その
外周面の面粗度を測定したところ、その面粗度は0.0
00035μRzであり、研摩仕上げしたアルミニウム
パイプの面粗度を遥かに凌駕するものであった。そして
、そのような面ネ■度のガラスパイプを用いることによ
って伝送損失が極めて少ない中空導波路を製造すること
ができたのである。
次に、この発明の製造方法について図面を参照してさら
に具体的に説明すると、まず第1図(A)に示すガラス
パイプ1を準備する。このガラスパイプ1は、前述した
従来の製造方法におけるアルミニウム製のパイプ材と同
様に、製造の最終段階1こおいては溶解除去されるもの
である。そのrこめに、ここではガラスパイプ1として
酸またはアルカリによって溶解される可溶性のガラスも
のを用いている。そのような可溶性のガラスとしては、
例えばpb〇−Na20系ガラス、B20.−Na20
系ガラス、SiO2B20.−BaO系ガラス、P2O
5−Na2O系ガラス、およびSiO□−Nao系ガラ
ス等がある。また、ガラスパイプ1の製造方法としては
、周知の製法、例えばガラス吹き法、あるいはダンカー
法等の方法がある。
次に、ガラスパイプ1の外周面に金属からなる薄膜2を
形成する。この薄膜2は、その内周面がガラスパイプ1
の除去後反射面となるものである。
したがって、薄膜2を形成する金属としては、金(Au
)、ニッケル(N i)等のように反射率の高い金属を
用いる。主だ、薄膜2の形成法としては、真空蒸着法、
スパッタリング法、イオンブレーティング法あるいはメ
ツキ法等がある。なお、薄膜2の厚さは従来のちのと同
様にする。
次に、薄膜2の外周面に補強層3を形成する。
この補強層3は、ガラスパイプ1を溶解除去した。
後、薄膜2の形状を保持するためのものであり、ニッケ
ル等のメツキ層によって補強層3を形成することもでき
るが、可撓性を有する中空導波路を製造することができ
るという点を考慮するならば、可撓性を有する樹脂によ
って形成するのが望ましい。特に、熱収縮性を有する樹
脂からなるチューブを用いるようにすれば、そのチュー
ブ内に薄膜2が形r#、されtこガラスパイプ1を挿入
し、その後チューブを過熱して縮径させることにより、
薄膜2に密着した補強層3を容易に形成することができ
る。
なお、補強層3としては、比較的薄いメツキ層の上に樹
脂層を形成した2層構造としてもよい。
このようにすれば、可撓性が若干低下するものの、強度
が向上する。主た、可撓性を有する樹脂としては、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、アクリ
ル樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹
脂、ふっそ樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂があ
る。
上記のようにしてガラスパイプ1の外周面に薄膜2を形
成し、その上に保護層3を形成した後、ガラスパイプ1
を酸またはアルカリ等によって溶解除去する。この場合
、酸またはアルカリとして、薄膜2および保護層3を溶
解せず、ガラスパイプ1だけを溶解するものを用いるこ
とは勿論である。
また、ガラスパイプ1の溶解に際しては、例えば酸また
はアルカリの水溶液中にガラスパイプ1を浸漬すること
によって容易に行うことがで外る。
[実施例] 次に、この発明の実施例について説明する。
ガラスパイプとして、内径1 、0 +nn+、外径1
.5mmのものをグンナー法によって製造した。その外
周面の面粗度は、0.000035μRzであった。
一方、比較例として、ガラスパイプと同一寸法のアルミ
ニウムパイプの外周面を研摩仕上げし、その面粗度を測
定したところ、0,023μRzであった。そして、各
パイプの外周面に金の薄膜を形成した後、熱収縮性チュ
ーブを密着させ、その後者パイプをそれぞれ溶融して導
波路を製造した。アルミニウムパイプとガラスパイプと
を用いだ各導波路の反射面の反射率を測定したところ、
前者が75%であったのに対し、後者は96%と前者に
比して大幅に向上した。この点から、この発明による中
空導波路によれば、伝送損失を大幅に低減し得ることが
判る。
[効果1 以上説明したように、この発明の中空導波路め製造方法
によれば、パイプ材としてガラスパイプをmいたもので
あるから、ガラスパイプを周知の製法、例えば力゛う又
吹き法によって製造するだけで、研摩等の加工を何等施
すことなくパイプ材の外周面を鏡面にすることができ、
したがって中空導波路を従来の製法に比して容易に、か
つ安価に製造することができる。また、パイプ材の外周
面を鏡面とするために何等の加工も必要としないから、
細径のパイプ材を容易に製造することがでト、従来方法
では製造が困難であった細径の中空導波路を容易に製造
することができる。さらに、ガラスパイプの外周面の面
粗度が研摩仕上げされたアルミニウムパイプの面粗度よ
1)も遥かに良好なものであるから、製造された中空導
波路の反射面の面(■度を向上させることができ、これ
によって伝送損失を大幅に低減することができる等の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
t51図はガラスパイプの外周面に薄膜および保護層を
形成したものの一部を破断して示す斜視図、第2図はガ
ラスパイプを溶解除去して製造された中空導波路の断面
図である。 1・・・ガラスパイプ(パイプ材)、2・・・薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイプ材の外周面に金属の薄膜を形成した後、前記パイ
    プ材を溶解除去するようにした中空導波路の製造方法に
    おいて、前記パイプ材として可溶性のガラスパイプを用
    いることを特徴とする中空導波路の製造方法。
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