JPH0481752A - レーザーマスク - Google Patents

レーザーマスク

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JPH0481752A
JPH0481752A JP2195470A JP19547090A JPH0481752A JP H0481752 A JPH0481752 A JP H0481752A JP 2195470 A JP2195470 A JP 2195470A JP 19547090 A JP19547090 A JP 19547090A JP H0481752 A JPH0481752 A JP H0481752A
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laser
copper
mask
glass substrate
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JP2195470A
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Masanobu Uchida
雅信 内田
Nobuhiro Hashimoto
橋元 信広
Kazumasa Kurata
倉田 和雅
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレーザーマスクに関し、詳しくはIC生産の文
字捺印工程における従来の印刷方式に代わるレーザーに
よるマーキング装置に使用して好適なレーザー捺印用マ
スクに関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
IC生産における文字捺印工程は印刷方式によって行わ
れていたが、生産に時間かかかり、前処理や洗浄等の工
程が必要であった。そこで、生産性向上のために、従来
の方法に代わってレーザーを使用したマーキング技術が
検討されている。
しかしながら、従来検討されているのはマスクとして第
3図に示すような金属板7を使用しているために文字部
に第4図の様なブリッジ8をつけなければ″ならず、形
成される文字が歪になるという欠点があった。
本発明はこのような従来の問題に鑑みなされたもので、
歪のないマーキングを行なえるレーザーマスクを提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のレーザーマスクは
、石英ガラス基板上に、クロム膜、銅合金膜及び銅膜を
この順に積層した三層構成のパターン化された反射膜及
びその上に同じくパターン化された二酸化ケイ素膜を設
ける構成としたものである。また、マスクの表面及び反
射膜側の表面にさらに反射防止膜を設ける構成とするこ
ともできる。
[作用] 本発明のレーザーマスクを使用してレーザーによるマー
キングを行なうことにより、従来の金属膜のように画像
部(文字部)にブリッジがいらなくなって歪な文字がな
くなる。また、反射膜を金属膜の三層構造にすることに
より、付着力、耐腐蝕性、エツチング形状(カケ防止)
の向上が図られる。さらに反射膜上に二酸化ケイ素膜を
設けて反射膜の変色を防止し、ここまでの工程を終了さ
せればブランクとして大量生産、保存が可能で、受注時
にパターニングから開始して少量多品種、短納期にもす
ばやく対応ができて、品質も安定する。また、マスクの
反射膜側の表面にさらに反射防止膜を設けると、画像部
(光透過部)の基板でのレーザー光の反射を防止すると
共に画像のエツジ部分を保護する。
[発明の詳細な説明コ 以下、さらに本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のレーザーマスクを製造するのに用いら
れるマスクブランクの構成を示す断面図であり、石英ガ
ラス基板1上に、クロム膜2a、銅合金膜2b及び銅膜
2cをこの順に積層した三層構成の反射膜2を設け、さ
らにこの上に二酸化ケイ素膜3を設けている。
ここで、石英ガラス基板1はレーザー光に対して光学的
に透明な材料であり、その厚みには本質的な制約はない
が、通常02〜6 mm程度のものが使用される。
また、反射膜2は、上述の如く、クロム膜2a。
銅合金膜2b及び銅膜2cをこの順に積層した三層構成
よりなるが、マスクとしての遮光性を有するためには一
定の光学濃度(一般には26〜30程度)が必要である
。ここで言う遮光性とは、レーザー光に対しての遮光性
のことである。この光学濃度をもたせるのに要する膜厚
はクロム膜2a。
銅合金膜2b及び銅膜2cの三層全体で確保すればよい
ので、各層ごとの膜厚はそれぞれ任意に定めることが出
来るか、本発明では、クロム膜2aは主として付着性、
銅合金膜(例えば銅とアルミニウムの合金等)2bは主
として遮光性、付着性、銅膜2Cは主として滞電防止の
機能を有していることから、具体的には、クロム膜2a
の好ましい膜厚は付着力が付くならどの厚さでも良く、
銅合金膜2bの好ましい膜厚はレーザー波長によっても
違うが2000Å以上であり、また銅膜2Cの好ましい
膜厚は要求される滞電度にもよるが400Å以上である
。石英ガラス基板1上にこの反射膜2を形成するには、
例えばマグネトロンスパッタリング、真空蒸着、イオン
ブレーティング、CVD法といった従来公知の薄膜形成
方法のいずれをも採用することが出来る。特に、反射膜
2を構成する三層を連続的(例えば連続スパッタリング
)に形成するのが途中で異物の混入等がなく好ましい。
形成された三層からなる反射膜2は例えばドライエツチ
ングによりパターン化が可能である。
また二酸化ケイ素膜3は反射膜2の変色を防止するもの
で、その膜厚は好ましくは2000Å以上である。二酸
化ケイ素膜3を形成するには、前記反射膜2の形成と同
様の方法を用いることができる。
また該二酸化ケイ素膜3は前記反射膜2と一緒にドライ
エツチングによりパターン化ができる。
次に、第1図に示す構成のマスクブランクを用いてレー
ザーマスクを製造する方法の一例を、第第2図(a)〜
(C)に基いて述べる。
マスクブランクの表面に必要な洗浄を行なった後、感光
性樹脂を塗布して所望のパターンを露光し、現像してパ
ターン化されたレジスト層4を形成する(第2図(a)
参照)。次にドライエツチングにより、二酸化ケイ素膜
3及び反射膜2をパターン化3’、2’する(同図(b
)参照)。しかる後、残存するレジスト層4を除去し、
レーザーマスクとする(同図(c)参照)。図中、符号
5はレーザー光が非遮光部を透過することを示している
また、第2図(d)に示すように、出来上がったマスク
の反射膜側の最表面に反射防止膜6を設けることが望ま
しい。このようにすると、画像部(非遮光部)laの基
板でのレーザー光の反射を防止して照射光を有効利用で
きると共に、画像のエツジ部分を保護するとともに耐腐
蝕効果も有することができる。反射防止膜6の材質は使
用するレーザー光に対する反射防止特性を有するもので
あれば特に限定はされない。レーザー波長が1.06人
のときT i 02を277人とS i Oz2309
人の2層構造やSiO□単層膜でも良い。この最適反射
特性は波長によって相違し、レーザー波長106人のと
きは7000人のSiO□単層膜、1.3人のときは9
400人とすると良い。反射防止膜6を設ける方法は公
知の手段を任意に用いればよく、その膜厚は2700人
程度である。また同様な目的で基板1の反対面側にも同
様な反射防止膜6′を設けることができる。
なお、本発明のレーザーマスクは、以上説明したような
マスクブランクからエツチングにより(通常のパターニ
ング)形成する方法の他に、リフトオフ法を用いて形成
することもできる。
[実施例] 次に、本発明の具体的実施例を説明するが、本発明はこ
れらの態様に限定されるものではない。
洗浄済の石英ガラス基板上に、クロム700人。
銅−アルミニウム合金2500人及び銅400人の三層
構成の反射膜並びに2000人の二酸化ケイ素膜を形成
してマスクブランクを作製した。該薄膜の形成はマグネ
トロンスパッタリングにより行なった。
反射膜の金属膜三層は連続スパッタにより行ない途中で
異物の混入がなく、レーザー波長106μmに対して9
5%以上の反射率を有し、また100kg/crrr以
上の付着力を有していた。
このマスクブランクに粘度が高い為−度に厚膜が形成で
きるAZ−5214E (ベキスト社製ポジ型感光性樹
脂)をドライエツチング耐性を生む程度の1.7μ厚に
スピンナー塗布してレジスト層とし、IC捺印用文字パ
ターンを露光した。しかる後、A Z−5214Eの指
定現像液を用いて露光部のレジスト層を除去し、レジス
トパターンを形成した。
次に、このレジストパターンを形成したマスクブランク
を反応性イオンエツチング装置にセットし、以下の手順
でドライエツチングを行ない、レーザーマスクを得た。
排気−02ガス導入−02ガスによるプラズマデイスカ
ム処理−排気−C,F、ガス導入→二酸化ケイ素膜ドラ
イエツチング−排気−Cu、CuAfiウェットエツチ
ング−Crウニ・ソトエ・ブランク なお、CuとCu−Affiffミラエツトエツチング
5 g / Q比に希釈した酸化クロム水溶液に浸漬を
1乃至3分間室温で行う。また、Crのウニ・ノドエツ
チングは62.5g/V比に希釈過マンガン酸水溶液に
5分間30℃〜35℃の下で浸漬する。
なお、上記二酸化ケイ素膜のエツチングはC2FBガス
で全圧0.01torr、放電電力密度0.3w/cr
trで行ない、反射膜のエツチングは全圧0.1tor
r。
放電電力密度0 、2w/c rrrで行なった。
得られたレーザーマスクを用いてマーキングを行なった
ところ、従来のような歪な文字がなく、きれいな文字の
マーキングが行えた。
[発明の効果コ 以上詳細に説明したように、本発明のレーザーマスクを
使用してマーキングを行なうと、従来の金属版のように
画像部(文字部)にブリッジがいらなくなって歪な文字
かなくなり、きれいな文字のマーキングが行える。また
、反射膜を金属膜の三層構造にしたことにより、付着力
、対腐蝕性、エツチング形状(カケ防止)の向上が図ら
れ、さらに反射膜上に二酸化ケイ素膜を設けて反射膜の
変色を防止でき、またここまでの工程を終了させればブ
ランクとして大量生産、保存が可能で、受注時にバター
ニングから開始して少量多品種、短納期にもすばやく対
応ができ、品質も安定するようになる。また、マスクの
反射膜側の表面にさらに反射防止膜を設けることにより
、画像部(光透過部)の基板でのレーザー光の反射を防
止できると共に画像のエツジ部分を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザーマスクを製造するのに用いら
れるマスクブランクの構成を示す断面図、第2図(a)
〜(d)は本発明のレーザーマスクの製造法の一例を工
程順に示す断面図、第3図は従来例を示す金属版の断面
図、第4図は従来技術によるマーキング文字の一例を示
す図である。 1・・・石英ガラス基板 2・・・反射膜 2a・・・クロム膜 2b・・・銅合金膜 2C・・・銅膜 3・・・二酸化ケイ素膜 4・−・レジストパターン 5・・・レーザー光 6・・・反射防止膜 7・・・金属板 8・・・ブリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石英ガラス基板上に、クロム膜、銅合金膜及び銅
    膜をこの順に積層した三層構成のパターン化された反射
    膜及びその上に同じくパターン化された二酸化ケイ素膜
    を設けてなることを特徴とするレーザーマスク。
  2. (2)マスクの表面及び反射膜側の表面に反射防止膜を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のレーザーマスク
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