JPH01188657A - グラスライニング機器の補修方法 - Google Patents
グラスライニング機器の補修方法Info
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- JPH01188657A JPH01188657A JP22430087A JP22430087A JPH01188657A JP H01188657 A JPH01188657 A JP H01188657A JP 22430087 A JP22430087 A JP 22430087A JP 22430087 A JP22430087 A JP 22430087A JP H01188657 A JPH01188657 A JP H01188657A
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Links
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Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は化学工業や、醸造工業などに用いられるグラス
ライニング機器のライニング層の一部が破損した場合の
補修方法に関するものである。
ライニング機器のライニング層の一部が破損した場合の
補修方法に関するものである。
〈従来の技術〉
工業用グラスライニング機器については、ＪＩＳＲ４２
０１に規定されており、それによると補修は、タンタル
、チタン、ステンレス鋼２合成樹脂などの耐食性物質に
よろうわぐすり層を補修するとあり、実際の補修もタン
タル製の打ち込み材を打ち込んで補修している。
０１に規定されており、それによると補修は、タンタル
、チタン、ステンレス鋼２合成樹脂などの耐食性物質に
よろうわぐすり層を補修するとあり、実際の補修もタン
タル製の打ち込み材を打ち込んで補修している。
即ちグラスライニング層に、ピンホールやクラックが生
じるあるいは一部が剥落するという様な破損部が生じた
場合、−度この種の機器を据付けた後は、その全体を加
熱するという事は実用上出来ないので、該破損部所に局
部的に再度ガラス質うわぐすりを焼付けるということは
、不可能である。
じるあるいは一部が剥落するという様な破損部が生じた
場合、−度この種の機器を据付けた後は、その全体を加
熱するという事は実用上出来ないので、該破損部所に局
部的に再度ガラス質うわぐすりを焼付けるということは
、不可能である。
しかし、タンタル製等の打ち込み材を用いる方法では金
属素地に孔開けを行う必要があり、素地自体の強度低下
の心配がある上、シール性での信頼性にも乏しいという
問題があり、かっ又タンタルは高価であるというコスト
面からの制約もある。
属素地に孔開けを行う必要があり、素地自体の強度低下
の心配がある上、シール性での信頼性にも乏しいという
問題があり、かっ又タンタルは高価であるというコスト
面からの制約もある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明では、上述の如くその機器全体の再加熱が出来な
いという現実的な制約上に立脚し乍らも機器素地の強度
低下を防ぎ、かつ完全なシール性を再現出来る方法を提
供する事を目的とするものである。
いという現実的な制約上に立脚し乍らも機器素地の強度
低下を防ぎ、かつ完全なシール性を再現出来る方法を提
供する事を目的とするものである。
く問題点を解決する為の手段〉
上記本発明の目的を達成する為の手段は次の通りである
。即ち金属素地上にグラスライニング層が焼き付けられ
たグラスライニング機器の一部が破損した際に、該破損
部所の近傍を取り除き、そこに形成される凹部に対しセ
ラミック材を溶射することを特徴とするグラスライニン
グ機器の補修方法である。そして乙のセラミック材の溶
射層に更にプラスチックを含浸せしめればより一層効果
的である。
。即ち金属素地上にグラスライニング層が焼き付けられ
たグラスライニング機器の一部が破損した際に、該破損
部所の近傍を取り除き、そこに形成される凹部に対しセ
ラミック材を溶射することを特徴とするグラスライニン
グ機器の補修方法である。そして乙のセラミック材の溶
射層に更にプラスチックを含浸せしめればより一層効果
的である。
〈実施例及び作用〉
以下本発明を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述
する。
する。
本発明の実施例は、化学工業用のグラスライニングに対
して行ったものてあり、鋼板製素地上に厚さ２ｍｍのグ
ラスライニング層が施されたタンクのライニング層の一
部にピンホールやクラックから成る径約１ ｃｍ位の略
円形状破損部が生していたのを補修した例である。
して行ったものてあり、鋼板製素地上に厚さ２ｍｍのグ
ラスライニング層が施されたタンクのライニング層の一
部にピンホールやクラックから成る径約１ ｃｍ位の略
円形状破損部が生していたのを補修した例である。
これを図面に模式化し乍ら説明すると、第１図に示す様
に、基地（１）上のライニング層（２）に破損部（３）
が生じていｌこのに対し、まずその破損部（３）を完全
に除去出来る必要最小限変位の大きさ分だけライニング
層（２）を取り除き、第２図に示す様に凹部（４）を形
成する。この凹部（４）の形状については特に限定され
る事はないが図示する様にすり林状となす方がその後の
セラミック溶射層（５）が付着し易く、実験によれば傾
斜角が高々３０度のなだらかな形状が好ましい事が判っ
た。
に、基地（１）上のライニング層（２）に破損部（３）
が生じていｌこのに対し、まずその破損部（３）を完全
に除去出来る必要最小限変位の大きさ分だけライニング
層（２）を取り除き、第２図に示す様に凹部（４）を形
成する。この凹部（４）の形状については特に限定され
る事はないが図示する様にすり林状となす方がその後の
セラミック溶射層（５）が付着し易く、実験によれば傾
斜角が高々３０度のなだらかな形状が好ましい事が判っ
た。
次いて第３図に示す様にセラミック溶射層（５）を装着
し、表面をライニング層（２）と面一となる様に仕上げ
、その後にプラスデックを含浸せしめ、溶射層（５）そ
れ自体及び溶射層（５）とライニング層（２）や基地（
１）との境界部に存在するかもしれないボブ−を封孔処
理する。乙のプラスチック含浸処理は、特に限定される
事はないが、真空含浸法を採用すればより効果的である
。
し、表面をライニング層（２）と面一となる様に仕上げ
、その後にプラスデックを含浸せしめ、溶射層（５）そ
れ自体及び溶射層（５）とライニング層（２）や基地（
１）との境界部に存在するかもしれないボブ−を封孔処
理する。乙のプラスチック含浸処理は、特に限定される
事はないが、真空含浸法を採用すればより効果的である
。
なお一般にセラミック溶射は、その素材によって厚盛り
には不向きだが、緻密な肌が得られる物と、逆に厚盛り
は出来るが荒い肌しか得られない物とがあり、人１２０
３系は後者て、ＣｒｚＯａ、 ＴｉＯ２゜Ｚｒ２Ｏ３系
は前者であるので下地として人１２０３を用い、その上
にＣｒ２Ｏ３，ＴｌＯ２あるいはＺｒ ２０Ｂ等を盛る
様にすれば効率良くしかも得られる溶射層（５）の肌面
ば微細な物が得られる。本実施例では下盛りとして人で
２０３を、上盛りとして３〜５重量％の５ｉ０２が入っ
たＣｒ２０Ｂを用いた。又含浸するプラスチックは、そ
の機器の用途に応して適宜選択すべきであるが、一般に
は温度が上昇しても軟化しないエポキシ樹脂等の熱硬化
性樹膨が望ましい。
には不向きだが、緻密な肌が得られる物と、逆に厚盛り
は出来るが荒い肌しか得られない物とがあり、人１２０
３系は後者て、ＣｒｚＯａ、 ＴｉＯ２゜Ｚｒ２Ｏ３系
は前者であるので下地として人１２０３を用い、その上
にＣｒ２Ｏ３，ＴｌＯ２あるいはＺｒ ２０Ｂ等を盛る
様にすれば効率良くしかも得られる溶射層（５）の肌面
ば微細な物が得られる。本実施例では下盛りとして人で
２０３を、上盛りとして３〜５重量％の５ｉ０２が入っ
たＣｒ２０Ｂを用いた。又含浸するプラスチックは、そ
の機器の用途に応して適宜選択すべきであるが、一般に
は温度が上昇しても軟化しないエポキシ樹脂等の熱硬化
性樹膨が望ましい。
なおこのプラスチック含浸処理は、補修の効果をより一
層高める為に行うもので、実質的には溶射のみでも十分
な効果が発揮される。プラスチック含浸処理が必要なケ
ースは、グラスライニング機器の用途によるものであり
、より厳密な要求がなされる用途に対し乙の処理をなせ
ばよい。
層高める為に行うもので、実質的には溶射のみでも十分
な効果が発揮される。プラスチック含浸処理が必要なケ
ースは、グラスライニング機器の用途によるものであり
、より厳密な要求がなされる用途に対し乙の処理をなせ
ばよい。
〈発明の効果〉
以上性へて来た如く、本発明によればライニング層の補
修を、まず破損局部のみの除去をなすがそれｉよ通常周
囲にマスク材を覆着したショクｌ−ブラスト法や局部研
削等各種現場で実現可能な方法があるし、次いて行う溶
射も、プラスデック含浸も全て現場作業として困難な作
業ではない為に、補修対象物を他の場所に移せない、そ
して全体的 。
修を、まず破損局部のみの除去をなすがそれｉよ通常周
囲にマスク材を覆着したショクｌ−ブラスト法や局部研
削等各種現場で実現可能な方法があるし、次いて行う溶
射も、プラスデック含浸も全て現場作業として困難な作
業ではない為に、補修対象物を他の場所に移せない、そ
して全体的 。
に加熱が出来ないという乙の種機器の補修に即応した方
法であり、かつガラス性ライニング層と近似した性質の
セラミック材による溶射層である為に両者の密着性は大
て、更に（まプラスチック含浸による封孔処理を併用す
る事により補修後のシール性も非常に大であるという効
果がある。
法であり、かつガラス性ライニング層と近似した性質の
セラミック材による溶射層である為に両者の密着性は大
て、更に（まプラスチック含浸による封孔処理を併用す
る事により補修後のシール性も非常に大であるという効
果がある。
第１図〜第３図はそれぞれ本発明方法の各工程をその順
に示す模式図。 図中、 （１）基地 （２）ライニング層 （３）破損部 （４）凹部 （５）セラミック溶射層 特許出願人 山田金属防蝕株式会社
に示す模式図。 図中、 （１）基地 （２）ライニング層 （３）破損部 （４）凹部 （５）セラミック溶射層 特許出願人 山田金属防蝕株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、金属素地上にグラスライニング層が焼き付けられた
グラスライニング機器の一部が破損した際に、該破損部
所の近傍を取り除き、そこに形成される凹部に対しセラ
ミック材を溶射することを特徴とするグラスライニング
機器の補修方法。 ２、金属素地上にグラスライニング層が焼き付けられた
グラスライニング機器の一部が破損した際に、該破損部
所の近傍を取り除き、そこに形成される凹部に対しセラ
ミック材を溶射し、次いでセラミック溶射層に対してプ
ラスチックを含浸せしめ封孔化することを特徴とするグ
ラスライニング機器の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22430087A JPH01188657A (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | グラスライニング機器の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22430087A JPH01188657A (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | グラスライニング機器の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01188657A true JPH01188657A (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=16811611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22430087A Pending JPH01188657A (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | グラスライニング機器の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01188657A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808913A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | General Electric Company | Method for repairing a thermal barrier coating |
| JP2007332462A (ja) * | 2000-12-12 | 2007-12-27 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置の再生方法，プラズマ処理容器内部材，プラズマ処理容器内部材の製造方法及びプラズマ処理装置 |
| JP2015052158A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 皮膜補修方法 |
| JP2015052157A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 皮膜補修方法及びこれを用いて皮膜が補修された部材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59218229A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | 成形型補修方法 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP22430087A patent/JPH01188657A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59218229A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | 成形型補修方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808913A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | General Electric Company | Method for repairing a thermal barrier coating |
| JP2007332462A (ja) * | 2000-12-12 | 2007-12-27 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置の再生方法，プラズマ処理容器内部材，プラズマ処理容器内部材の製造方法及びプラズマ処理装置 |
| JP2015052158A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 皮膜補修方法 |
| JP2015052157A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 皮膜補修方法及びこれを用いて皮膜が補修された部材 |
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