JPH01188144A - データ判定方法 - Google Patents

データ判定方法

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JPH01188144A
JPH01188144A JP63010929A JP1092988A JPH01188144A JP H01188144 A JPH01188144 A JP H01188144A JP 63010929 A JP63010929 A JP 63010929A JP 1092988 A JP1092988 A JP 1092988A JP H01188144 A JPH01188144 A JP H01188144A
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JP
Japan
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area
received data
rad
determination
quadrant
Prior art date
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Pending
Application number
JP63010929A
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English (en)
Inventor
Yutaka Inoue
豊 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はデータ判定方法に関し、詳しくは直交振幅変調
方式の変復調装置におけるデータ判定方法に関するもの
である。
[従来の技術] 近来の情報化社会の発展につれ異なる装置間の情報交換
が活発になり、取り扱う情報量が増大し、又その密度も
高くなってきている。
異なる装置間の情報通信も、互いの装置を通信媒体カ接
続して直接データの授受を行なうデータ伝送網を構築す
る例が多い。そして、データ伝送時の伝送速度もスピー
ドアップが図られ、現在、Gmファクシミリ装置では、
情報伝送スピードが9600 bps  (bit /
 sec )という高速でデータ伝送されるものが使用
されている。
デジタル信号データを一般公衆回線(アナログ信号)を
介して伝送する場合、デジタル信号を所望のアナログ信
号に変調したり、その変調信号を復調する変復調装置(
モデム)が必要になる。
このような高速データ伝送を行なうモデムにおいては、
変復調方式として一般に位相変調と振幅変調を組み合わ
せた直交振幅変調(QAM)方式が用いられる。
QAM方式の変復調における基本変換式は以下となる。
S (t) =χcos We t+ysin Wet
・・・0式%式%: x、y:ベースバンド信号 ここで、CCITT−V29規格によるベースバンド信
号x、yを2次元座標に示したQAM信号のパターン(
アイパターン)の例を第5図に示す。
尚、便宜上、x、yをχ+jyとして複素数として扱う
ことが多い。但し、 (j=ArTT)である。
第5図に示す各信号点は0式に従い変調され、回線に送
出されるものであるが、送出信号には回線歪、ジッタ、
送受間のタイミング誤差やキャリア誤差等により歪みが
加えられて受信側に受信される。このため、受信側には
この歪を補正すべく、等信器やタイミング誤差を補正す
る位相制御器等が組み込まれている。しかしこれらの歪
成分を完全に除去するのは困難である。
第6図にこれらの歪をある程度除去した時の、受信ベー
スバンド信号パターン(アイパターン)の例を示す。歪
成分のない理論値を示している第5図のパターンと比べ
ると良くわかる様に、第6図においては除去しれきれな
い歪成分により各受信ポイントがばらついている。この
バラツキは直接受信誤りに直結する。このため、この各
々のばらついたポイントを第5図に示した基のポイント
へ補正するために受信データポイントの判定を行なう必
要があり、この判定のために受信データポイントの判定
器が用いられる。
従来、この受信データポイントの判定器による判定方法
は、上述の2次元座標をメツシュ状に分割し、各分割領
域をメモリ上にテーブルとして持ち、入力した受信ポイ
ントと比較する事でおこなっていた。
第7図にQAMの2次元座標をメツシュ状に分割した判
定領域を示す。これは近接するデータポイント同士が互
いに等距離になるべく境界線を引いたものである。
[発明が解決しようとしている問題点]しかし、この方
法はテーブル領域が多くなる等の欠点を有していた。
即ち、最近では、モデムは小型汎用性の向上からデジタ
ルシグナルプロセッサ(以下DSPと略す)を用いたデ
ジタル信号処理で行なわれる事がほとんどである。
又、現在市販されているDSPのほとんどが、メモリを
内蔵しているが、そのメモリ容量はIK〜2に語敷かな
く、非常に限られたものであった。
この限られたメモリ容量において、モデムには判定器だ
けではなく、他の装置例えば等信器、変・復調器等も具
備されており、これらにおいてもメモリを使用するため
、メモリの容量が不足する危険性が高くなっていた。
メモリ容量の不足を補う為に、外部にROMを付は足す
事も考えられる。しかし、DSPの高速演算性(100
〜l 50 n5ec/インストラクシヨン)を保つ為
には、外付けROMも高速のものがが必要となり、装置
全体が大きくなるばかりか、コストも大幅に上ってしま
う。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決する一手段として以下の構
成を備える。
即ち、受信データポイントを、座標0〜π/4rad内
に遷移する遷移手段と、該遷移手段で遷移した受信デー
タポイントを判定値レベルで0〜2π内に戻す戻し手段
とを備える。
[作用] 以上の構成において、第7図に示す領域が第1〜第4象
現共に同じである事、及び各象現内でy=χの直線に対
称である事を利用し、各受信ポイントを第1象現内の0
〜π/4rad内に遷移させ、0〜π/4π内のポイン
トに到達した後先の象現に戻すことにより、判定に要す
る領域を従来の1/8に低減し、同時にメモリ容量も1
/8へ減少する。
[実施例] 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る一実施例の変復調装置(モデム)
のブロック図であり、図中鎖線で囲んだ部分がDSP 
(デジタル信号処理プロセッサ)で構成される部分であ
る。
第1図において、100及び118は本実施例のモデム
に接続される送信すべきデジタル信号を発生する送信端
末及び受信端末である。
101は、同一データの連続出力を防止するため、送信
データをランダム化するスクランブラ、102はスクラ
ンブラ101からの信号をトリビット、グイビット毎等
に符号を割り付ける符号器、103は信号の符号量干渉
を防ぐ波形整形フィルタ(ロールオフフィルタ)、10
4は波形整形フィルタ103よりの信号に対して所定の
変調処理を実行する変調器である。この変調器104で
の変調方式は搬送波の振幅、位相を変化させる直交振幅
変調(QAM)方式である。
この変調器104で変調された信号は、アナログ回線で
ある公衆回線等に送出すべくD/A変換器105でアナ
ログ信号に変換され、更にローパスフィルタ106によ
り伝送路の伝送帯域に合致させるべく余分な高調波成分
が取り除かれ、伝送路へ送出される。
一方、伝送路よりの伝送信号は、まずその伝送帯域以外
の成分がバンドパスフィルタ110で除去され、続いて
AGCIIIで受信側で扱う信号レベルに制御され、さ
らにA/D変換器112でデジタル信号化される。そし
てデジタル信号化された後、復調器113により変調前
の元の信号に復調される。ここで、114は等信号と呼
ばれ、伝送されてきた受信信号から伝送中に受けた歪成
分が除去され、本来の送信信号が抽出される。この等信
号114の出力信号は判定器115に送られ、ここで符
号ポイントに判定され、その後復号器116で復号され
てデイスクランブラ117に送られ、送信側のスクラン
ブラ101でランダム化された信号が元に戻される。こ
うして送信端末100より出力された送信信号と同様の
信号に戻され、受信端末118側に出力される。
この様に、モデムを用いることにより、一般のアナログ
回線である公衆回線を介してデジタル信号の伝送が可能
になる。
以上の構成を備える本実施例の判定器115における受
信データポイントの判定処理を第2図のフローチャート
を参照して以下に説明する。
本実施例では、第7図に示されたQAMの判定領域が、
第1〜第4象現共に同じである事、及び各象現内でy=
χの直線に対称である事を利用するもので、各受信ポイ
ントを第1象現内の0〜π/4rad内に遷移させ、0
〜π/4π内のポイントに到達した復元の象現に戻すこ
とにより判定に要する領域を従来の1/8に低減し、同
時に必要とするメモリ容量、も1/8へ減少させるもの
である。
以下の説明は、第3図に示す第1象現のQAM判定領域
区分を例として行なう。
ここで、第3図に示す様に0〜π/Jrad内をメツシ
ュ状に領域を区切り、前もって各領域の座標をテーブル
としてメモリ内に格納しておく。
まずステップS1で受信データポイント“χ”が負か否
かを調べ、負で無い場合にはステップS3に進み、負の
場合ステップs2で対応するMχフラグを“1”にセッ
トして象現判断を行なう。
続くステップS3で受信データポイント“y”の正負を
判定し、負で無い場合にはステップs5に進み、負の場
合にはステップS4で対応するMyフラグを“l”にセ
ットして象現判断を行ない、ステップS5でx、yを絶
対値化し第4象現内にポイントを遷移する。次にステッ
プS6で絶対値化したx、yに対しy〉χか否かを調べ
、y〉χでない時にはステップS9に進む。
一方、y〉χの時にはステップS7に進み、フラグP4
を“1′にセットし、続くステップs8でχとyの座標
とを入れ換え、受信データポイントを第3図に示した角
度0〜π/4rad内に遷移する。
次に、ステップS9で受信データポイントのメツシュ領
域を定めるために、カウンタnを“0”にリセットし、
ステップSIO、ステップSllで第3図に示す予め区
切られたメツシュ領域と受信データポイントとの比較を
行ない、受信データポイントがメツシュ領域81〜Sn
のいずれかの領域に有るかを検出する。そして受信デー
タポイントのメツシュ領域が決まるとステップS10よ
りステップS12に進む。ステップS12で最終的に各
メツシュ領域に従った判定データポイント点(図中A−
D)が定められる。
そしてステップS15〜ステツプS20でこの判定前に
行なわれたフラグ(Mx、My、P4)の値に従って行
なわれた座標変換をもとに・戻し、データポイントを第
1象現(0〜π/2rad)及び第2〜第4象現へと戻
し、受信データポイントの判定処理を終了する。
以上説明した如く本実施例によれば、判定する領域を第
1象現内の0〜π/4rad以内に納めたため、判定器
114におけるテーブルデータを、従来と同等の精度で
行なう場合的1/8に縮小することができる。
[他の実施例] 以上の説明においては、受信データポイントを判別する
際、0〜π/4rad領域で判定し、かつこの判定領域
をメツシュ状に区切って行なう例を説明したが、本発明
は以上の例に限定されるものではなく、判定領域の境界
線をχ軸又は、y軸に平行でない座標を結んだ5o−3
IOの領域に分けてもよい。このように判定領域を区切
った本発明に係る他の実施例の判定器114の処理を、
第4図に示す領域の区分例を参照して以下に説明する。
上述した第3図に示す如く、判定領域を等間隔に区切っ
た場合の利点として、比較判定部のプログラムが簡単で
、実行すべきインストラクション数を減らす事ができる
という点がある。
しかし、判定精度を上げようとした場合、依然として判
定精度の向上と使用テーブルメモリ容量の増大とは比例
してしまう。この点を解決したのが第4図に示す場合で
ある。
ここで境界線が、x、y軸に比平行な時(例えばSlと
S2)は、境界線の直線方程式により、yと直線方程式
の大小比較で領域判定する。
この場合、方程式の計算が加わり、プログラムステップ
数は若干が増えが、判定精度を上げようとした場合判定
精度の向上と使用テーブルメモリ容量の増大とは比例し
てしまうという欠点は補うことができ、常に一定の精度
で判定が行なえ、かつ、テーブルメモリの容量の増大が
なく、小容量のメモリ容量とすることかで゛きる。
尚、本実施例はDSPを使用する事を前提として説明し
たが、これに限るわけではなく、ハードウェアで作成し
たものでもアルゴリズムは同等であり、効果は全く変わ
らない。
又、例として、CCITT規格に合致した、9600b
psQAMモデAV29を使用したが特にこれに限定さ
れるものではない。
[発明の効果] 以上、説明した様に本発明によれば判定器の判定領域を
0〜π/8radとしたため、従来に比べ、判定境界と
して用いるテーブルメモリ容量を格段と縮める事が出来
る。
メモリ容量の低減により、より小型かつ、低コストなモ
デム装置を作成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のブロック図、第2図は
本実施例の受信データポイント判定処理を示すフローチ
ャート、 第3図は本実施例における領域判定法を示す座標図、 第4図は本発明II係る他の実施例における領域判定法
を示す座標図、 第5図は一般的なQAM方式モデムの9600bps時
のアイパターンの理論値を示す図゛ 第6図は一般的なQAM方式モデムの9600bps時
のアイパターンの実際の受信状態を示す図、第7図は受
信データポイント判定領域区分を示す図である。 図中、100・・・送信端末、101・・・スクランブ
ラ、102・・・符号器、103・・・パルス整形フィ
ルタ、104・・・変調器、105・・・D/A変換器
、106・・・70−パスフィルタ、110・・・バン
ドパスフィルタ、111・・・AGC% 112・・・
A/D変換器、113・・・復調器、114・・・等信
器、115・・・判定器、116・・・復号器、117
・・・デイスクランブラ、118・・・受信端末である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交振幅変調によるデータ伝送に用いる変復調装
    置における受信データ判定方法であつて、受信データポ
    イントを座標0〜π/4rad内に遷移する遷移手段と
    、該遷移手段で遷移した受信データポイントを判定値レ
    ベルで0〜2π内に戻す戻し手段とを有し、0〜π/4
    rad以内の領域で受信データポイントを判定する事を
    特徴とするデータ判定方法。
  2. (2)受信データポイントの判定は、0〜π/4rad
    内をメッシュ状に区分した微少領域を用いて行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータ判定方
    法。
  3. (3)受信データポイントの判定は、0〜π/4rad
    内でxy2次元平面のx軸、y軸に平行でない境界線と
    、x軸、y軸との交点を各々x、y軸に平行に引いた線
    分により小区間に分離し各小区間内でx、y軸に平行で
    ない境界線をもつ区分においてはその境界線の直交方程
    式による計算で領域判定を行なうことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のデータ判定方法。
JP63010929A 1988-01-22 1988-01-22 データ判定方法 Pending JPH01188144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044342A1 (fr) * 1998-02-25 1999-09-02 Kabushiki Kaisha Kenwood Demodulateur de recepteur

Citations (2)

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JPS5558648A (en) * 1978-10-26 1980-05-01 Fujitsu Ltd Code decision system
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