JPH01187870A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH01187870A
JPH01187870A JP1066188A JP1066188A JPH01187870A JP H01187870 A JPH01187870 A JP H01187870A JP 1066188 A JP1066188 A JP 1066188A JP 1066188 A JP1066188 A JP 1066188A JP H01187870 A JPH01187870 A JP H01187870A
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JP
Japan
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source
drain
gate
trench
film
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JP1066188A
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English (en)
Inventor
Kazunori Onozawa
和徳 小野沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MISFET(金属−絶縁物一半導体一電界
効果トランジスタ)を有する半導体装置に係り、特に高
速・高集積のスタティック型RAMに好適な半導体及び
その製造方法に関する。
〔従来の技術〕
低不純物密度ドレイン(以下LDDと称す)m造をもつ
MISトランジスタについては、日経マグロウ社発行N
IKKEI  MICRODEVICE8 1985年
7月号1)136〜145に記載されている。
その概要は、絶縁ゲートをマスクとして形成した低濃度
ソース・ドレイン拡散層と、絶縁ゲートの側面に形成し
た絶縁物よりなるゲート側壁をマスクとして形成した高
濃度ソース・ドレイン拡散層とを設けて、高耐圧構造と
したものである。
このLDD構造のM工Sトランジスタを製造するにあた
り、本発明者が検討した技術を、nチャネルMISトラ
ンジスタについて、以下に説明する。
(1)  第7図に示す様に、半導体8i基板1上に形
成したp型ウェル層2内で、フィールド酸化膜3に囲ま
れた半導体領域の表面に熱酸化膜4を形成し、その上に
多結晶シリコンよりなる絶縁ゲート5を設け、このフィ
ールド酸化膜3とゲート5をマスクとしてリン(P)な
どのドナーをイオン打込みし、自己整合で低濃度ソース
・ドレインn−層6を形成する。
(2)高温低圧デポジク冒ン法を用いたSiO,(7’
)を全面に堆積し、全面をエッチバックすることにより
第8図に示すようにゲート5の側面に絶縁物ゲート側壁
7を形成する。(第8図) (3)第9図に示すようにゲート5と側壁7をマスクに
ヒ素(As)イオンを半導体領域表面にイオン打込みし
て電極コンタクトのための高濃度ソース・ドレイ/n+
層8を形成する。
〔発明(考案)が解決しようとする課題〕上記の方法で
製造したnチャネルMO8FETをスタチック・メモリ
セル内の駆動MO8FETとして用いたところ、外部か
らのα線等で生じた連送キャリアがドレインn十層内に
注入し、ドレインとp型ウェルとの接合容量が変化を来
たし、情報保持ノードであるこのドレインの電位が変化
し、情報破壊が生じた。そこで、外部電子の注入による
電位変動を低減し情報破壊を防ぐ目的で、不純物濃度分
布を変更してこのドレインとp型ウェルとの接合容量を
増やしたところ、情報を書き換え時に、情報保持ノード
であるドレインの電位変化時間が長くなり、高速化が達
せられなくなった。
さらに従来技術では第9図で示したフィールド酸化膜3
で隣り合うMISFETのソース・ドレイン8を分離す
るため、分離に必要な最小寸法幅すは、2μm以上確保
しなければならず高集積化が達せられなかった。
本発明の目的は、LDD構造のMISFETを用いたメ
モリセルで形成されるスタチック型RAMの情報破壊を
防ぎ、あわせて高速高集積化を実現することにある。
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面からあきらかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡略に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、LDD構造のMISFETの、絶縁ゲート及
びその側壁をマスクとして形成した半導体の溝内に、絶
縁膜を埋め込み多結晶シリコン又は41!体膜を堆積し
、平坦化エッチバックを行ない、絶縁ゲートに対し自己
整合的にソース・ドレインの引出し電極層を形成後、バ
ターニングすることにより、隣り合うM I S F 
E Tのソース・ドレイン間を分離するものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、ウェル層と分離されたソース・
ドレインの引出し電極を、絶縁ゲートに対し自己整合的
に形成するため、ソース・ドレイン層とウェルとの、接
合面はほとんどない。したがって、仮りに基体中あるい
はウェル層内に連送キャリアが生じても、情報保持ノー
ドであるドレイン層に注入されることはな(、情報破壊
が生じない。それと同時に、ドレインとウェルとの接合
容量は無視できるほど小さくなるため、高速化が達成さ
れる、 一方、隣り合うMISFETのソース・、ドレイン間は
、ソース・ドレインの引出し電極をパターニングするだ
けで分離されるため、最小分離寸法は、約0.8μmに
縮小でき、高集積化が達成できる。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、nチャネルMOSトランジスタのチャネルに平行な
断面図(a)と交差する向きの断面面(blを、その製
造プロセスの順序にしたがって示したものである。以下
、図面に沿って、各工程ごとに詳述する。
(1)p型Si基体1(又はn−型Si基体)の表面に
ボロンイオン打込乃至拡散することにより、p−型ウェ
ル2を形成したものを用意し、図示されないプラズマ窒
化シリコン等の耐酸化マスクを用いてSi表面を選択酸
化することにより厚いフィールド酸化膜3を形成する。
次にこのフィールド酸化膜3に囲まれたSi領域表面に
薄いゲート酸化膜4を形成し、次いで多結晶シリコン膜
5を堆積し、さらKその上に窒化シリコン等の耐酸化膜
10を堆積し、ホトレジ工程で、耐酸化膜10と多結晶
シリコン膜5をパターニングすることKより、ゲート電
極5を形成する。次にリン等のn型不純物原子をドーピ
ングし、ゲート電極5に対し自己整合で低濃度ソース・
ドレインn層6を形成する(第1図)。
(21S i O2膜を低温高圧で全面に厚くデポジッ
ト後、SiO□エッチとシリコンの異方性エッチと刺具
方性エッチを続けて行ない、ゲート電極5の側壁Sin
!膜(サイドウオール)7を形成し、このゲートと側壁
をマスクとして、シリコンをエッチすることにより溝9
を、ゲート電極5に対し自己整合で形成する(第2図)
(3)次に、窒化シリコン等の耐酸化膜11を全面に堆
積し、耐酸化膜11の異方性エツチングを行ない、ゲー
ト側壁及び8i溝側壁だけ、耐酸化膜11を残す。この
ときオーバー・エツチング量を押えて、ゲート電極5上
部の耐酸化膜10は残しておく。つづいて酸化し、Si
溝底部に8i0.膜12を形成する(第3図)。
(4)耐酸化膜10及び11を除去後、8i0.エツチ
ングを行ない、S1溝側方上部の・薄いSin、膜を除
去する(第4図)。
(5)全面に多結晶シリコン13を堆積後、ホトレジス
トを塗布し、ホトレジスト上面を平坦にする。
次に、ホトレジストと多結晶シリコン13のエツチング
レートが等しいエツチング条件でエッチバックを行なっ
た後、ホトレジスト工程で多結晶シリコン13をパター
ニングして、ソース・ドレインの引出電極とする(第5
図)。
(6)ヒ素等のn型不純物原子を多結晶シリコン13に
ドーピングし、ソース・ドレイン引出電極13を低抵抗
化した後、熱処理によりソース・ドレイン引出電極中の
ヒ素をシリコン内に拡散させ。
高濃度ソース・ドレインn土層8を形成し、nチャネル
MO8FETを完成する(第6図)。
上記プロセスで製造したn  MOSFETでは、p−
ウェル層2と接するソース・ドレインn−層6及びn土
層8は、ゲート電極5及びゲート側壁7の下方のみであ
るため、p−ウェル層2及びSi基体1からソース・ド
レインに迷走キャリアは殆んど侵入せず、情報破壊が防
げると同時に、ソース・ドレインとp−ウェル2との間
の寄生容量が無視できるほど小さいため、高速化が達成
できるう更にチャネルに平行な向きでのソース・ドレイ
ンは、ソース・ドレイン引出電極13の溝14で分離で
きるため、メモリセル面積の縮小とそれによる半導体記
憶装置の大容量化を達成できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で徨々変更可能
である。例えば、以上の実施例の拡散層及びドーピング
不純物原子の電導型を逆にすれば、pチャネルM 08
 k’ ETを形成できる。したがって本発明は、一般
のMO8素子に対し有効であり、ウェルとソース・ドレ
インの相互作用による誤動作を防ぎ、高速高集積化が達
成できる。
〔発明(考案)の効果〕
本願において開示された発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、ソース・ドレインとウェルとの寄生容量が小
さく、ソース・ドレインとウェルとの相互作用に存置す
る特性変動がないM I S F E Tを小さな素子
分離幅で形成でき、特に本構造のMISFETを用いる
と、α線等による情報破壊のない高速高集積なスタチッ
クメモリが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すnチャネル
MO8FETの製造プロセスの工程断面図である。 第7図乃至第9図は従来例を示すLDD構造のnチャネ
ルMO8FETの製造プロセスの一部工程断面図である
。 1・・・p−型8i(半導体)基体、2・・・p型ウェ
ル層、3・・・フィールド酸化膜、4・・・ゲート酸化
膜、5・・・多結晶Si膜(ゲート電極)、6・・・低
濃度ソース・ドレインn−層、7・・・Sin、膜(ゲ
ート側壁)、8・・・高濃度ソース・ドレインn−層、
9・・・Si溝、10.11・・・窒化シリコン膜、1
2・・・溝内Sin、膜、13・・・多結晶Si膜(ソ
ース・ドレイン引出し電極)、14・・・ソース・ドレ
イン引出電極の溝。              ・″
ニー)、1t。 代理人 弁理士  小 川 勝 男゛ −一一一 第1図 第  2 図 第3図 第5図 第6図 第7図 \/ 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に、絶縁膜を介して形成されたゲート
    と、この絶縁膜の両側面に接する絶縁物よりなるゲート
    側壁と、上記ゲートの一部及びゲート側壁下の半導体基
    板表面に形成されたソース・ドレイン領域と、上記ゲー
    ト及びゲート側壁以外の部分の半導体領域に掘られた溝
    及び、この溝内にあって側方からソース・ドレイン領域
    に接続する引出し電極とを有することを特徴とする半導
    体装置。 2、上記溝の底部に絶縁体層が埋め込まれ、その上に堆
    積された導体膜又は多結晶半導体膜によリソース・ドレ
    イン領域よりの電極引出しがなされている特許請求の範
    囲第1項に記載の半導体装置。 3、半導体基板の一主面に形成した絶縁ゲート電極をマ
    スクに用いて自己整合的にソース・ドレイン領域を拡散
    し、上記ゲート電極を埋め込んで形成した絶縁膜をエッ
    チバックすることによりゲートの側壁を形成し、ゲート
    電極及びゲート側壁をマスクに上記基板に溝を掘り、こ
    の溝を埋める多結晶半導体膜を形成し、この多結晶半導
    体膜に不純物原子を拡散して、上記ソース・ドレイン領
    域からの電極取り出しを行うことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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Cited By (3)

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