JPH01187338A - 空燃比制御装置 - Google Patents

空燃比制御装置

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JPH01187338A
JPH01187338A JP901388A JP901388A JPH01187338A JP H01187338 A JPH01187338 A JP H01187338A JP 901388 A JP901388 A JP 901388A JP 901388 A JP901388 A JP 901388A JP H01187338 A JPH01187338 A JP H01187338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、酸素濃度センサを用いて排ガス中の酸素濃度
を検出し、エンジンに供給する混合気の空燃比をリーン
フィードバック制御する空燃比制御装置に関するもので
、詳しくは、オープンループ制御からリーンフィードバ
ック制御への切換手段に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の空燃比制御装置において、排ガス中の酸
素濃度を検出するためのセンサとして限界電流型酸素濃
度センサを用いたものがあり、例えば、特開昭58−1
72443号公報および特開昭58−179351号公
報に記載されている。
このような限界電流型酸素濃度センサは、所定の素子温
度の状態において、センサの素子に電圧を印加すると、
排ガスの酸素濃度に応じて素子に限界電流が流れるので
、この出力電流を測定することにより、排ガス中の酸素
濃度を検出することができる。
したがって、このような酸素濃度センサは、所定の限界
電流を出力している状態、つまり所定の素子温度で活性
状態になっている必要があり、従来、このような酸素濃
度センサの活性判定の手法として、例えば、特開昭60
−90937号公報に記載されているように、オープン
ループ制御中に異なった2つの電圧を素子に加え、その
ときに出力される電流値が所定四差以下のとき活性状態
と判定するものである。そして、酸素濃度センサが活性
状態と判定された後に、オープンループ制御からリーン
フィードバック制御へ切り換えている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、リーンフィードバック制御への切換によって
、空燃比が急激に変わり、エンジントルクの変動しこよ
りショックが発生する。特に、定常走行時におけるこの
ようなショックは、ドライバーにとっては、不意のもの
であるためにドライビリティを損なっていた。
このような問題を解決するのに、例えば、特開昭59−
51147号公報に記載されているような、理論空燃比
からリーンフィードバック制御への切換時にリーン補正
係数をなまし処理して目標となる空燃比に徐々に移行さ
せる技術を応用することが考えられる。しかしながら、
この技術では、切換を徐々に行っているために、NOx
の最も多い空燃比16付近の経過時間が長<NOxの増
加を招いていた。
本発明は、上記従来の技術における課題を解決するため
になされたもので、NOxの増加を招かず、また、オー
プンループ制御からフィードバック制御への切換時に不
意なショックをドライバーに与えない空燃比制御装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためになされた本発明は、第1図に
示すように、 エンジンAの排ガス中の酸素)震度を検出する酸素)農
産センサBからの検出信号に基づいて空燃比をリーンフ
ィードバック制御するフィードバック制御手段Cと、 空燃比のオープンループ制御を行うオープンループ制御
手段りと、 上記リーンフィードバック制御とオープンループ制御と
を切り換える切換手段Eと、 空燃比のオープンループ制御中に酸素濃度センサBの活
性判定を行う活性判定手段Fと、エンジンAの過渡状態
を検出する過渡状態検出手段Gと、 上記活性判定手段Fにて酸素)農産センサBの活性状態
と判定され、かつ、上記過渡状態検出手段Gにてエンジ
ンAの過渡状態が検出されたときに、切換手段Eに対し
てオープンループ制御からり−ンフィードバック制御へ
切換を指令する切換指令手段Hと、 を備えたことを特徴とする。
上記過渡状態検出手段Gの好適な対応として、エンジン
Aのアイドル状態への移行を検出するスイッチ、スロッ
トルバルブの全開状態を検出する機構、また燃料噴射量
の加速増量を検出する増量検出手段などが適用できる。
[作用コ 本発明の構成によれば、エンジンAは、排ガス中の酸素
濃度を検出する酸素濃度センサBからの検出信号に基づ
いてフィードバック制御手段Cにてリーンフィードバッ
ク制御がされ、また、オープンループ制御手段りにより
オープンループ制御が行われ、これらは切換手段Eによ
り択一的に切り換えられて所望の空燃比に制御される。
乙のようなリーンフィードバック制御を行うには、酸素
)農産センサBが所定の素子温度状態にあって所定の電
流値を出力する活性状態になければならないが、このよ
うな活性状態の判定処理は、活性判定手段Fにてオープ
ンループ制御中に行われる。そして、活性判定手段Fに
て酸素)農産センサBが活性状態と判定された場合には
、切換指令手段Hによるオープンループ制御からリーン
フィードバック制御への切換を指令するための2つの条
件のうち1つが満たされたことになり、さらに、過渡状
態検出手段GによってエンジンAの過渡状態が検出され
た場合には、もう1つの条件も満たされることになり、
切換指令手段Hから切換手段Eに切換指令が出力される
すなわち、本発明では、オープンループ制御からリーン
フィードバック制御への切換は、過渡状態検出手段G、
例えば、アイドルスイッチ、スロットルバルブの全開状
態を検出するスイッチあるいは加速増量を検出する機構
がエンジンの過渡状態を検出したとき、つまり、エンジ
ンAの出力変化が予測される場合にこれと同時に行われ
る。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。第
2図は実施例の空燃比制御装置が適用されるエンジンと
その周辺装置を示す概略構成図、第3図はその電子制御
装置を中心に示すブロック図である。
図示するように、エンジン1は、大気より空気を吸入す
るとともに燃料噴射弁3から噴射される燃料と空気とを
混合して吸気ボート5に導く吸気系7と、点火プラグ9
に形成される電気火花によって点火された混合気の燃焼
のエネルギをピストン10を介して回転運動として取り
出す燃焼室11と、燃焼後のガスを排気ボート12を介
して排出する排気系13とを備えて構成されている。
吸気系7には、上流から、エアクリーナ(図示せず)、
吸入空気量を制御するスロットルバルブ16、吸入空気
の脈流を平滑化するサージタンク1日、サージタンク1
日に設けられ吸気管負圧Pを検出する吸気圧センサ19
が設けられている。
吸入空気量は、通常、図示しないアクセルペダルに連動
したスロットルバルブ16の開度によって制御される。
なお、吸気系7には、吸気圧センサ19の他に、エンジ
ン1の運転状態を検出するためのスロットルポジション
センサ23や吸気温センサ24等が設けられている。
スロットルバルブ16を介して吸入される空気と燃料噴
射弁3より噴射された燃料との混合気は燃焼室11に吸
入され、ピストン10により圧縮された後、点火プラグ
9に形成される電気火花によって着火される。着火され
た混合気は、爆発的に燃焼してピストン10を駆動した
後、排ガスとなって排気系13に排出され、図示しない
触謀装置により浄化された後、大気に放出される。この
排気系13には、排気中の酸素濃度を検出するいわゆる
限界電流型の酸素濃度センサ25が設けられ、この酸素
濃度センサ25は、リーンにて空燃比制御が可能なリー
ンセンサである。
エンジン1の各気筒に設けられた点火プラグ9は、図示
しないクランク軸の回転に同期してイグナイタ27に生
成される高電圧を配電するディストリビュータ29に、
高耐圧コード(図示せず)により接続されている。この
ディストリビュータ29内には、エンジン1の回転数N
Eに応じたパルスを発生する回転数センサ32と、気筒
判別センサ34とが設けられている。なお、エンジン1
のシリンダブロック3日は、循環する冷却水によって冷
却されており、エンジン1の運転状態のひとつであるこ
の冷却水の温度は、シリンダブロック38に設けられた
冷却水温センサ39により検出される。
エンジン1の運転状態を検出する各センサの出力信号は
、電子制御装置40に人力され、燃料噴射量制御や点火
時期制御等に用いられる。電子制御装置40は、第3図
に示すように、CPU、ROM、RAM等を内蔵し人出
力ボートを備えたワンチップマイクロコンピュータ41
を中心に構成されている。このワンチップマイクロコン
ピュータ41の人出力ボートには、ワンチップマイクロ
コンピュータ41外部の回転数センサ32、気筒判別セ
ンサ34、イグナイタ27が直接接続されているが、こ
のほか、コンピユータ41内部のA/D変換入力回路4
3と、バッテリ4δを電源として酸素濃度センサ25の
ヒータ25bに通電する電力を制御するヒータ通電制御
回路46と、燃料噴射弁3を駆動する駆動回路4日とが
接続されている。なお、酸素濃度センサ25の検出素子
25aには、電圧印加回路49が接続されており、検出
素子25aに検出用の所定の電圧VLS(Vl、V2)
を印加する。
A/D変換入力回路43には、吸気圧センサ19、フロ
・ントルポジションセンサ23、吸気温センサ24、冷
却水温センサ39等のアナログ信号を出力するセンサが
接続されている。したがって、CPUは、エンジン1の
運転状態を反映した種々のパラメータを、A/D変換入
力回路43を介して読み込み、逐次知ることができる。
また、このA/D変換入力回路43には、酸素濃度セン
サ25のヒータ25bに電圧を印加するヒータ通電制御
回路46の出力、電流検出用抵抗器52の端子電圧を増
幅する増幅器54の出力および電流検出用抵抗器50の
端子が接続されており、ヒータ25bの印加電圧V L
S、検出素子25aに流れる電流I LSおよび酸素濃
度センサ25のヒータ25bに流れる電流を検出するこ
とができる。
一方、ワンチップマイクロコンピュータ41は、直接イ
グナイタ27に駆動信号を出力したり、駆動回路4日を
介して燃料噴射弁3等に制御信号を出力するなどして、
これらのアクチュエータを駆動する。
こうした構成を有する電子制御装置40は、エンジン1
の運転状態を読み込んで諸制御を行うが、排ガス中の酸
素濃度を用いたリーンフィードバック制御を行うために
は、酸素濃度センサ25が限界電流値を出力している活
性状態になっていなければならないが、この酸素濃度セ
ンサ25の活性判定処理は、電子制御装置40によって
第4図(A)(B)のフローチャートにしたがって処理
される。まず、イグニッションキーをオンすることによ
り、酸素濃度センサ25の活性状態を示すフラグ、カウ
ンタなどの初期イヒを含めた初期設定が行われた後に、
ステップ101以下の処理を実行する。
まず、ステップ101からステップ107では、酸素濃
度センサ25の活性判定処理を実行すべきか否かについ
ての諸条件の判定が行われる。すなわち、該ステップ1
01では、空燃比のリーンフィードバック制御中か否か
の判定がフィードバック(F/B)制御許可フラグFF
のセット・リセット状態の判断により行われる。このフ
ラグFFは、プログラムの起動時にリセット状態にあり
、かつ、以下の酸素濃度センサ25の活性判定処理は、
オープンループ制御からリーンフィードバック制御へ移
行する条件を判断するためのものであるから、この最初
の起動では、オープンループ制御と判定されて次のステ
ップ103へ進む。ステップ103では、フューエルカ
ット状態か否かの判定が実行される。このフューエルカ
ット状態は、他のルーチンによりセット・リセットされ
るフューエルカットフラグの判定により行われる。例え
ば、フロ・ントルポジションセンサ23に内蔵されたア
イドルスイッチのオン時にエンジン回転数NEが所定以
上のときに、フューエルカットフラグがセットされる。
次のステップ105では、エンジン1の運転状態が酸素
濃度センサ25の活性判定に適する状態にあるか否かの
判定が行われる。
この成立条件としては、例えば、次の条件が含まれる。
■ 吸気圧センサ19から出力された検出信号に基づい
た吸気管圧力PMの変化差分△PMが6゜lmmHg以
下である条件。
■ 酸素濃度センサ25のヒータ25bへの通電開始か
ら3分20秒以上経過して素子温度25aが所定温度以
上であると推定される条件。
■ 冷却水温センサ39からの出力された検出信号に基
づいた冷却水温が55℃以上である条件。
■ アイドルスイッチがOFFである条件。
■ エンジン回転数NEが100Or りmから300
0rpmの範囲にある条件。
次のステップ107では、空燃比A/Fが所定空燃比α
の近傍にあるか否かの判定が行われる。
ここで、αは一般にリーンフィードバック時よりやや濃
い側の空燃比、例えば19とする。
これらの酸素)震度センサ25の活性判定条件(ステッ
プ101〜107)が成立した場合には、ステップ11
1へ移行する。ステップ111では、活性判定許可フラ
グFAOの判定が行われるが、該フラグFAOは初期化
の際に1にセットされているから、まず、ステップ11
3へ進む場合について説明する。
ステップ113以降の処理では、酸素潤度センサ25に
所定電圧が印加され、その時に出力される電流値In(
if〜i3)が計測されるのであるが、これを第5図を
用いて概略的に説明すると、まず、検出素子25aに電
圧V1を印加し、そして、所定時間経過したとき電圧V
2を印加し、さらに電圧V1を印加し、そのときに出力
される電流値11〜13の偏差が所定範囲内である場合
に活性状態であると判定するものである。
すなわち、まず、ステップ113からステップ119ま
では第1回目の電流値11の読み込み、ステップ121
からステップ127までは第2回目の電流値12の読み
込み、ステップ129からステップ135までは第3回
目の電流値j3の読み込み処理が行われる。すなわち、
カウンタCAが0. 2秒以内のときに(ステップ11
3)、酸素濃度センサ25に電圧v1を印加して(ステ
ップ115)、カウンタCAが0.2秒経過したときに
(ステップll7)、電流値itを計測してこの値をR
AMに記憶する(ステップ119)。同様に、カウンタ
CAが0.2秒から0.4秒までの間で(ステップ12
1)、電圧V2を印加しくステップ123)、カウンタ
CAが0. 4秒経過したときに(ステップ125)、
電流値12を計測してこの値をRAMに記憶する(ステ
ップ127)。さらに、カウンタCAが0. 4秒から
0. 6秒まで間で(ステップ129)で電圧V1を印
加しくステップ131)、カウンタCAが0.6秒を経
過したときに(ステップ133)、電流値13を計測し
てこの値をRAMに記憶する(ステップ135)。
このようにして計測された電流値11〜i3は、第4図
(B)に示すステップでその偏差により活性判定される
のであるが、その前に電流値11〜13のデータを読み
込んだことを示す活性判定許可フラグFAOのリセット
(ステップ137)、および後述するカウンタCBのク
リア(ステップ139)が行われる。
上記電流値11〜i3の偏差による判定は、ステップ1
41〜145にて行われる。まず、ステップ141にて
、電流値11と電゛流値12の差が演算され、その差が
0.7mA以内であるかの判定が行われ、ついでステッ
プ143にて電流値11と電流値i3の偏差が0.4m
A以内であるかの判定が行われ、そしてステップ145
にて電流値11〜i3が全て5mA〜10mAの範囲で
あるかの判定が行われ、いずれも肯定判断された場合に
は、活性判定フラグFAが1にセットされる。この活性
判定フラグFAは、後述するように第6図に示す他のル
ーチンにて用いられ、他の条件を加えてオープンループ
制御からリーンフィードバック制御への切換が可能か否
かの判定が行われる。一方、いずれかのステップ141
〜145にて否定判断された場合には、酸素)震度セン
サ25の活性判定フラグFAが0にリセットされるとと
もに(ステップ149)、F/B制御許可フラグFFが
0にリセットされる(ステップ151)、これにより、
空燃比制御の実行が禁止され、オープンループ制御とな
る。
このように酸素濃度センサ25の活性判定処理は行われ
るのであるが、ステップ141〜145にて電流値11
〜13の偏差等が所定範囲外と判定された場合における
再度の活性判定処理は、所定時間経過した後に実行され
る。すなわち、ステップ137にて活性判定許可フラグ
FAOが0にリセットされるとともにカウンタCBがク
リアされるために、次回の処理では、ステップ111の
フラグ判定により、否定判断されてステップ159に移
行してカウンタCBが16秒以上経過した場合に、ステ
ップ161にて活性判定許可フラグFAOが1にセット
されて、ステップ163にてカウンタCAの計測が開始
される。そして、次の繰り返し処理では、ステップ11
1のフラグ判定処理にて肯定判断されることによりステ
ップ113に移行して上述した酸素)震度センサ25の
活性判定処理が実行される。
また、ステップ101からステップ107にて活性判定
条件を満たさなくなった場合には、ステップ153に移
行して、活性判定許可フラグFAOをOにリセットした
後、カウンタCBをクリアし、ざらにカウンタCAをク
リアする。これにより、ステップ111のフラグ判定処
理で否定判断され、ステップ159にてカウンタCBに
より16秒経過したと判定したときに、再度活性判定処
理が実行される。
第4図のフローチャートでセット・リセットされる酸素
濃度センサ25の活性判定フラグFAは、第6図のフロ
ーチャートで表す処理で用いられる。
このフローチャートは、オープンループ制御からリーン
フィードバック制御への切換開始条件を示すものである
。第6図において、まず、ステップ201にて活性判定
フラグFAの判定を行い、その後に、ステップ203に
てアイドルスイッチからの検出信号に基づいてアイドル
スイ・ソチがオン状態になったか否かの判定が実行され
る。これらのステップ201.203にていずれも肯定
判断がされたときに、F/B制御許可フラグFFが1に
セ・ントされ、このフラグFFを用いて他のルーチンに
てリーンフィードバック制御が開始される。
したがって、上記実施例によれば、オープンループ制御
からリーンフィードバック制御への切換を、酸素濃度セ
ンサ25が活性状態と判定しただけでは行わず、アイド
ルスイッチのオン信号を検出したときに行っている。す
なわち、エンジンの減速状態を検出したときにフィード
バックを開始するため、空燃比を変えても定常時に変え
た場合のようにドライバーがショックを感じるというこ
とはない。
なお、上記実施例では、リーンフィードバック制御への
切換を、アイドルスイッチのオン信号を検出したときに
実行しているが、これに限らずエンジンの加速状態を検
出する手段からの信号を検出したとき、すなわち、スロ
ットルバルブ16の全開状態を検出するスイッチまたは
アクセルペダルの踏込加速度等に基づいて出力される加
速増量信号が検出されたときに切り換えてもよい。この
ような場合は、ドライバーがアクセルペダルを踏み込ん
で加速を要求したときであるために、空燃比制御の切換
があってもアクセルペダルの踏みしろ分がわずかに増え
るだけで、ドライバーに空燃比の変化に伴うショックと
気付かせないで制御の切換を行うことができる。したが
って、ドライバーにとって不意の時にショックが生じな
い。
また、上記実施例では、酸素濃度センサ25の活性判定
処理を、該酸素濃度センサ25の素子に2つの電圧v1
、V2を印加して電流値if〜13を検出しているが、
これに限らず、例えば、第7図に示すように、フューエ
ルカット時における排ガス中の酸素濃度が大気中の酸素
濃度20%にほぼ等しく、所定電圧の印加によって通常
の運転時と比べて酸素濃度センサ25から大きな電流が
出力されることから、この時の電流値が基準値以上の場
合に活性状態と判定する手法を用いてもよい。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、酸素濃度センサ
の活性判定後に行われるオープンループ制御からリーン
フィードバック制御への切換開始条件を活性判定後直ち
に行うのでなく、エンジンの過渡状態となったときに実
行しでいるので、ドライバーにフィードバック制御への
切換に伴う不意なショックを与えなく、また、切換の際
にN。
Xの増加を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空燃比制御装置の一例を示す構成
図、第2図は本発明の一実施例による空燃比制御装置を
搭載したエンジンおよびその周辺装置を示す構成図、第
3図はその電子制i1装置を中心に示すブロック図、第
4図(A)(B)は同実施例の空燃比制御を示すフロー
チャート、第5図は酸素濃度センサにおける印加電圧と
電流値との関係を示すグラフ、第6図はリーンフィード
バック制御への切換条件を示すフローチャート、第7図
はフューエルカット時における酸素)震度センサの出力
電流を示すグラフである。 A・・−エンジン     B・・・酸素濃度検出手段
C・・・フィードバック制御手段 D・・・オープンループ制御手段 E−・・切換手段     F・・−活性判定手段G・
・−過渡状態検出手段 H・・・切換指令手段1・・・
エンジン    3・・・燃料噴射弁7・・・吸気系 
    13・・・排気系19・・・吸気圧センサ 2
5・・・酸素)震度センサ25a・・・検出素子  2
5b・・・ヒータ32・・・回転数センサ 40・・・
電子制御装置代理人  弁理士  定立 勉峠鋤号將汁
第1図 へ 第4図 (B) 第5図 酸素濃度センサの印加電圧Vts 第6図 第7図 フューエルカット0圧

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度
    センサからの検出信号に基づいて空燃比をリーンフィー
    ドバック制御するフィードバック制御手段と、 空燃比のオープンループ制御を行うオープンループ制御
    手段と、 上記リーンフィードバック制御とオープンループ制御と
    を切り換える切換手段と、 空燃比のオープンループ制御中に酸素濃度センサの活性
    判定を行う活性判定手段と、 エンジンの過渡状態を検出する過渡状態検出手段と、 上記活性判定手段にて酸素濃度センサの活性状態と判定
    され、かつ、上記過渡状態検出手段にてエンジンの過渡
    状態が検出されたときに、切換手段に対してオープンル
    ープ制御からリーンフィードバック制御へ切換を指令す
    る切換指令手段と、を備えたことを特徴とする空燃比制
    御装置。 2 上記過渡状態検出手段は、エンジンのアイドル状態
    への移行を検出するスイッチである請求項第1項記載の
    空燃比制御装置。 3 上記過渡状態検出手段は、スロットルバルブの全開
    状態を検出する機構である請求項第1項記載の空燃比制
    御装置。 4 上記過渡状態検出手段は、燃料噴射量の加速増量を
    検出する増量検出手段である請求項第1項記載の空燃比
    制御装置。
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JP2619897B2 (ja) 1997-06-11

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