JPH01187285A - トンネル拡幅用掘削工法 - Google Patents
トンネル拡幅用掘削工法Info
- Publication number
- JPH01187285A JPH01187285A JP829388A JP829388A JPH01187285A JP H01187285 A JPH01187285 A JP H01187285A JP 829388 A JP829388 A JP 829388A JP 829388 A JP829388 A JP 829388A JP H01187285 A JPH01187285 A JP H01187285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- excavated
- existing
- new
- existing tunnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 title claims description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000009415 formwork Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、既存の鉄道トンネル等を列車を運行させなが
ら拡幅するために使用されるトンネル拡幅用掘削工法に
関するものである。
ら拡幅するために使用されるトンネル拡幅用掘削工法に
関するものである。
近年、鉄道車両の大型化や高速化に対応するため、鉄道
トンネルを拡幅する必要があるが、新しいトンネルを掘
削することは莫大な費用を要することになり、比較的低
コストでその要求に応えるためには、列車の運行を止め
ず営業運転を行ないながら、その既存トンネルの拡幅工
事を行なうことが要望されることになる。
トンネルを拡幅する必要があるが、新しいトンネルを掘
削することは莫大な費用を要することになり、比較的低
コストでその要求に応えるためには、列車の運行を止め
ず営業運転を行ないながら、その既存トンネルの拡幅工
事を行なうことが要望されることになる。
Ｃ発明の目的〕
本発明は、前記の要望に応えるためになされたものであ
り、既存のトンネルに列車等を通過させながら、その外
側に新しいトンネルを形成した後、既存のトンネルを除
去することにより、比較的安価にトンネルの拡幅工事を
行なうことを目的としたものである。
り、既存のトンネルに列車等を通過させながら、その外
側に新しいトンネルを形成した後、既存のトンネルを除
去することにより、比較的安価にトンネルの拡幅工事を
行なうことを目的としたものである。
上記の目的を達成するため、本発明のトンネル拡幅用掘
削工法は、既存のトンネルの外周を掘削してその掘削部
にコンクリートを打設して、その既存トンネルの外側に
新しいトンネルを形成した後、既存トンネルを除去して
既存トンネルより大きな新しいトンネルを残すことを特
徴としたものであり、その工法を適用するための装置と
しては、既存のトンネルの外側より大きな馬てい形の本
体フレームの前面に沿って移動しながら前面を掘削可能
なカッターヘッドを有し、その前面の左右両下端部に、
掘削した岩石等を収集して、後方のベルトコンベヤに送
す出し可能なギャザリングローダを設けたものが使用さ
れ、これにより、既存トンネル内に列車等を運行させな
がら、その外周に、より大きな新しいトンネルを形成し
た後、既存トンネルを除去し、大きなトンネルが残され
ることになる。
削工法は、既存のトンネルの外周を掘削してその掘削部
にコンクリートを打設して、その既存トンネルの外側に
新しいトンネルを形成した後、既存トンネルを除去して
既存トンネルより大きな新しいトンネルを残すことを特
徴としたものであり、その工法を適用するための装置と
しては、既存のトンネルの外側より大きな馬てい形の本
体フレームの前面に沿って移動しながら前面を掘削可能
なカッターヘッドを有し、その前面の左右両下端部に、
掘削した岩石等を収集して、後方のベルトコンベヤに送
す出し可能なギャザリングローダを設けたものが使用さ
れ、これにより、既存トンネル内に列車等を運行させな
がら、その外周に、より大きな新しいトンネルを形成し
た後、既存トンネルを除去し、大きなトンネルが残され
ることになる。
以下図面を参照して本発明の工法を適用してトンネル拡
幅工事を行なうためのトンネル拡幅用掘削装置の一実施
例について説明する。
幅工事を行なうためのトンネル拡幅用掘削装置の一実施
例について説明する。
まず、第１図に示すこの装置は、第２図の既存トンネル
１の外側よりも大きい馬てい形の本体フレーム２の左右
両下端部に、それぞれ移動走行可能なりローラ３が設け
られると共に、その本体フレーム２の前面に設けたみぞ
４に沿って移動しながら、前面方向Ｆを掘削可能なカッ
ターヘッド５が設けられている。
１の外側よりも大きい馬てい形の本体フレーム２の左右
両下端部に、それぞれ移動走行可能なりローラ３が設け
られると共に、その本体フレーム２の前面に設けたみぞ
４に沿って移動しながら、前面方向Ｆを掘削可能なカッ
ターヘッド５が設けられている。
このカッターヘッド５は本体フレーム２の前面のみぞ４
に設けられたラックに対し、とニオンを介して移動でき
るようになっており、本実施例では２台のカッターヘッ
ド５を設けているが、１台、または３台以上設けてもよ
い。
に設けられたラックに対し、とニオンを介して移動でき
るようになっており、本実施例では２台のカッターヘッ
ド５を設けているが、１台、または３台以上設けてもよ
い。
従って、このカッターヘッド５を作動することにより、
第３図のごとく既存トンネル１の外周のＡで示す部分を
掘削することになり、掘削された切削粉は、本体フレー
ムの前面の左右両下端部に設けられたギャザリングロー
ダ６により収集され、後方のベルトコンベヤ７によって
トンネルの後方に排出される。
第３図のごとく既存トンネル１の外周のＡで示す部分を
掘削することになり、掘削された切削粉は、本体フレー
ムの前面の左右両下端部に設けられたギャザリングロー
ダ６により収集され、後方のベルトコンベヤ７によって
トンネルの後方に排出される。
次に、第１図に示す支保工８を本体フレーム２内に設け
られた通路９によってトンネル外から搬入し、支保建込
み装置１０によって建付けられる。
られた通路９によってトンネル外から搬入し、支保建込
み装置１０によって建付けられる。
上記のごとく、アーチ状の支保工８の建込み後、その外
側を矢板等で覆って天井を作り、その中にセントル、ま
たはスリップフオームと称するかまぼこ形の型枠１１を
入れ、その型枠１１の穴から支保工８と矢板とを全てつ
きぬけて新たに掘った大部分に第４図にてＢで示すアー
チ状のコンクリートの打設を行ない、新しいトンネル１
２を形成する。
側を矢板等で覆って天井を作り、その中にセントル、ま
たはスリップフオームと称するかまぼこ形の型枠１１を
入れ、その型枠１１の穴から支保工８と矢板とを全てつ
きぬけて新たに掘った大部分に第４図にてＢで示すアー
チ状のコンクリートの打設を行ない、新しいトンネル１
２を形成する。
更に、第５図に示すごとく、Ｃで示す架線取付部１３の
補強材の取付けを行ない、第６図に示すごとく、新しい
トンネル１２内に位置する既存トンネルｌを列車等の運
行しない夜間等に適宜な手段により取り除き、補強材取
付けの架線取付部１３を有する新しいトンネル１２だけ
を残すことになる。
補強材の取付けを行ない、第６図に示すごとく、新しい
トンネル１２内に位置する既存トンネルｌを列車等の運
行しない夜間等に適宜な手段により取り除き、補強材取
付けの架線取付部１３を有する新しいトンネル１２だけ
を残すことになる。
なお、第１図にて１３で示すのは運転室であり、そして
１４で示すのはパワーユニットであり、また、ベルトコ
ンベヤ７の下部には必要に応じて排水用パイプ等を設け
ることができる。
１４で示すのはパワーユニットであり、また、ベルトコ
ンベヤ７の下部には必要に応じて排水用パイプ等を設け
ることができる。
また、本発明の工法を第７図に示す例えば３００ｍ厚さ
の既存トンネル１のアーチ部の外側に新しいトンネル１
２を設ける場合、拡幅後の新しいトンネル１２のアーチ
部の断面厚さを例えば約５００鶴に形成するとすれば、
これらの間に約５０（１ｍ程度の空間Ｓを設ける必要が
ある。
の既存トンネル１のアーチ部の外側に新しいトンネル１
２を設ける場合、拡幅後の新しいトンネル１２のアーチ
部の断面厚さを例えば約５００鶴に形成するとすれば、
これらの間に約５０（１ｍ程度の空間Ｓを設ける必要が
ある。
以上に説明した本発明のトンネル拡幅工法を採用すれば
、列車等の運行を止めないで、その営業運転をしながら
トンネル拡幅工法を施工できるので、既存トンネルの拡
幅のために別の位置に新しくトンネルを設定する場合に
比べて、著しく安いコストでトンネルの拡幅が行なわれ
うるという効果がある。
、列車等の運行を止めないで、その営業運転をしながら
トンネル拡幅工法を施工できるので、既存トンネルの拡
幅のために別の位置に新しくトンネルを設定する場合に
比べて、著しく安いコストでトンネルの拡幅が行なわれ
うるという効果がある。
第１図は本発明の工法を適用してトンネル拡幅工事を行
なうためのトンネル拡幅用掘削装置の説明用斜視図であ
り、第２図から第６図までは第１図の装置により既存ト
ンネルの外周に新しいトンネルを設ける際の一連の説明
用正断面図、第７図は第５図の要部拡大の正断面図であ
る。 ｌ・・・既存トンネル、２・・・本体フレーム、５・・
・カッターヘッド、６・・・ギャザリングローダ、１１
・・・型枠、１２・・・新しいトンネル。
なうためのトンネル拡幅用掘削装置の説明用斜視図であ
り、第２図から第６図までは第１図の装置により既存ト
ンネルの外周に新しいトンネルを設ける際の一連の説明
用正断面図、第７図は第５図の要部拡大の正断面図であ
る。 ｌ・・・既存トンネル、２・・・本体フレーム、５・・
・カッターヘッド、６・・・ギャザリングローダ、１１
・・・型枠、１２・・・新しいトンネル。
Claims (1)
- 既存のトンネルの外周を掘削して、その掘削部にコン
クリートをアーチ状に打設して、既存トンネルの外側に
新しいトンネルを形成した後、既存トンネルを除去して
新しいトンネルを残すトンネル拡幅用掘削工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP829388A JPH01187285A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | トンネル拡幅用掘削工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP829388A JPH01187285A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | トンネル拡幅用掘削工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01187285A true JPH01187285A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11689117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP829388A Pending JPH01187285A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | トンネル拡幅用掘削工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01187285A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2130913A1 (es) * | 1993-06-21 | 1999-07-01 | Rodio Cimentaciones Especiales | Mejoras introducidas en la patente de invencion 9301380, por "equipo universal para la ejecucion de prebovedas y tratamientos complementarios en excavaciones subterraneas". |
| KR100446543B1 (ko) * | 2001-11-23 | 2004-09-01 | 구영숙 | 터널 확장 시공방법 |
| CN105626084A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-06-01 | 中铁隧道集团有限公司 | 一种用于大断面黄土隧道切槽超前预支护稳定层的方法 |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP829388A patent/JPH01187285A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2130913A1 (es) * | 1993-06-21 | 1999-07-01 | Rodio Cimentaciones Especiales | Mejoras introducidas en la patente de invencion 9301380, por "equipo universal para la ejecucion de prebovedas y tratamientos complementarios en excavaciones subterraneas". |
| KR100446543B1 (ko) * | 2001-11-23 | 2004-09-01 | 구영숙 | 터널 확장 시공방법 |
| CN105626084A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-06-01 | 中铁隧道集团有限公司 | 一种用于大断面黄土隧道切槽超前预支护稳定层的方法 |
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