JPH01187053A - チューインガム入り焼菓子 - Google Patents

チューインガム入り焼菓子

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JPH01187053A
JPH01187053A JP63010340A JP1034088A JPH01187053A JP H01187053 A JPH01187053 A JP H01187053A JP 63010340 A JP63010340 A JP 63010340A JP 1034088 A JP1034088 A JP 1034088A JP H01187053 A JPH01187053 A JP H01187053A
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JP
Japan
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chewing gum
baked confectionery
baked
dough
cake
Prior art date
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Pending
Application number
JP63010340A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Maruyama
直子 丸山
Hiroshi Nakano
博 中野
Masao Maeda
前田 政雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はチューインガムと焼菓子とが組み合わせられ
てなるチューインガム入り焼菓子に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、食感の異なる2種以上の菓子を組み合ゎせて複雑
な食感を賞味できるように工夫した菓子がいろいろ提案
され、新しいタイプの菓子として新たな需要を喚起して
いる0例えばアイスクリームを牛皮で包み大福餅を模し
たものや、チューインガムの中にジャムやゼリーを充填
したもの等がこれに相当する。
同様の発想から、サクサクした食感のビスケットと粘着
的な食感のチューインガムとを組み合わせた組合せ菓子
が提案されている(特開昭58−201946号公報)
、この菓子は、日中でチューインガムをとろけさせない
ような特殊な組成のビスケットとチューインガムとを組
み合わせたものであるが、すでに焼成されたビスケット
と、チューインガムとを、単にサンドイッチ型にしたり
張り合わせ型にしたりチューインガムでビスケットを包
んだ型にしたりしたものであり、ビスケット単品とチュ
ーインガム単品を同時に日中に入れて喫食する場合とさ
ほど変わらない食感を呈する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、従来とは全く食感の異なる新しいタイブの菓子
を、焼菓子のサクサク惑とチューインガムの粘着感を活
かした形で得ることができればより興趣に富むと考えら
れるが、このようなものは未だ開発されていないのが実
情である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、焼
菓子のサクサク感とチューインガムの粘着感が相俟って
全く新しい食感を有するチューインガム入り焼菓子の提
供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のチューインガム
入り焼菓子は、卵成分と砂糖を主体とし焼成後の比重が
0.O1〜0.15となるような焼菓子生地の上面もし
くは内部に、ガムベースを50重量%以上含有するチュ
ーインガムを配置させた状態で焼成してなるという構成
をとる。
〔作用〕 すなわち、この発明は、通常の焼菓子に比べて非常に比
重の小さい、軽い焼き上がりとなるような焼菓子生地と
チューインガムを組み合わせて焼成したものであり、0
溶は性のよい焼菓子とチューイング性あるチューインガ
ムが一体化されて従来にない優れた食感を呈する。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明に用いる焼菓子生地は、卵成分と砂糖を主体と
し焼成後の比重が0.01〜0.15となるように調製
されたものでなければならない。すなわち、通常の焼菓
子のように、小麦粉や米粉等の穀粉を主体とする生地で
は、得られる焼菓子の0溶は性が悪いものとなりチュー
インガムのチューイング性が活かされないからである。
上記0溶は性は、比重の大小を目安にすることができる
。そこで、本発明者らが、チューインガムのチューイン
グ性を妨げない良好な0溶は性となる焼菓子の比重を調
べた結果、0.01〜0.15の範囲内であることがわ
かった。ちなみに、通常のビスケットやあられ等の焼菓
子の比重は0.3〜1.5程度である。なお、焼成後の
比重を、上記0.01〜0.15の範囲内に収めようと
すれば、泡立て方にもよるが、焼菓子生地・の段階でそ
の比重を0.1〜0.4に設定することが好適である。
生地の比重が0.1未満では得られる焼菓子の口当たり
が軽くなりすぎて焼菓子の食感が損なわれる傾向がみら
れ、逆に0.4を超えると得られる焼菓子の口当たりが
重くなりすぎて好ましくないからである。ただし、この
゛発明の焼菓子生地には、上記比重を維持する範囲内で
、焼菓子生地に澱粉や小麦粉、ココア粉末。
パウダーフレーバー等を適宜配合するようにしてもよい
また、この発明に用いるチューインガムは、ガムベース
を50重量%(以下「%」と略す)以上含有しているこ
とが必要である。すなわち、ガムベースが50%よりも
少ないと焼成時の熱でチューインガムが流れて崩形して
しまうからである。
なお、ガムベースは、酢酸ビニルを主体とするツーセン
ガムタイプのもの、天然チクルを主体とする板ガムタイ
プのもの、いずれのタイプのものを用いても差し支えな
い。
この発明のチューインガム入り焼菓子は、上記焼菓子生
地とチューインガムを用いて、例えばつぎのようにして
製造することができる。すなわち、まず卵黄と砂糖をホ
イップして混合する。一方、卵白と砂糖をホイップして
固く泡立てたメレンゲをつくり、先の混合物の上から静
かに入れ、メレンゲの泡が消えないように軽く混ぜて均
一化する。
このようにして得られた焼菓子生地を絞り袋に入れて鉄
板の上に所定量づつ絞りだす。ついで上記絞りだされた
各焼菓子生地の上面にチューインガム小片をのせていく
。このようにすると、チューインガム小片の比重が焼菓
子生地の比重よりも重い場合にはチューインガム小片が
焼菓子生地内に沈みこんで埋もれた状態になり、両者の
比重関係が逆の場合にはチューインガム小片は焼菓子生
地上面に保持されたままとなる。そして、このチューイ
ンガム小片入り焼菓子生地をオーブン等で焼成して目的
とするチューインガム入り焼菓子を得ることができる。
このようにして得られたチューインガム入り焼菓子を第
1図に示す。図において、1は焼菓子、2はチューイン
ガム小片で、(a)はチューインガム小片2が焼菓子1
の内部に埋めこまれているもの、(b)はチューインガ
ム小片2が焼菓子1の上面にのっているものを示す。
なお、チューインガム小片2は、第2図に示すように、
焼菓子1内に複数個ちりばめるようにしてもよい。
このチューインガム入り焼菓子は、焼菓子1が通常の焼
菓子とは異なり、非常に軽い口当たりで、0溶は性のよ
いものであるため、チューインガム小片2の日中でのチ
ューイング性を妨げない。そして、焼菓子1のサクサク
とした食感とチューインガム小片2の粘着力ある食感と
が相俟って極めて興趣に富む新規な食感を呈する。
なお、上記製法においては、卵白と卵黄を別々にホイッ
プする別立て法を用いて焼菓子生地をつくっているが、
全卵をそのままホイップする共立て法を用いても差し支
えはない、ただし、共立て法を用いると生地の保形性が
多少悪(なる傾向がみられるため、どちらかといえば別
立て法を用いる方が好ましい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜4、比較例1〕 まず、下記の第1表に従って各原料を準備し、通常のチ
ューインガムの製法と同様にして組成の異なる5種類の
チューインガムを調製した。ただし、これらのチューイ
ンガムのうち、■はこの発明の範囲外のものである。な
お、各チューインガムの比重を第1表に併せて示す。
(以 下 余 白) つぎに、卵黄53重量部(以下「部」と略す)と砂It
!30部を3分間泡立てたのち、コーンスターチ10部
を混合した。また、卵白105部と砂糖30部を!イッ
パーで5分間固く泡立ててメレンゲをつくり、上記メレ
ンゲと卵黄混合物とを、メレンゲの泡が消えないように
軽く混ぜて均一化した。この焼菓子生地の比重は0.1
50であった。
また、この焼菓子生地を焼成して得られる焼菓子の比重
は0.041であった。
このようにして得られた焼菓子生地を絞り袋に入れ、鉄
板の上に一つ3gづつの山型になるよう絞りだしていっ
た。そして、前記のチューインガム■〜■をそれぞれ1
.2gの小球に成形し、これを1個づつ上記山型の頂部
にのせていった。いずれのチューインガムも焼菓子生地
よりも比重が重く、自重で焼菓子生地内部に埋まってい
った。この状態のものをオープンに入れ、120℃、3
0分の条件で焼成し目的とするチューインガム入り焼菓
子を得た。なお、焼成品はチューインガムの種類により
、各30個ずつつくった。
これらの実施別品および比較別品について、焼成後の外
観を目視により観察するとともに、専門パネラ−10名
に喫食させて、その0溶は性およびチューイング性を評
価した。その結果を下記の第2表に示す。
(以 下 余 白) 上記の結果から、ガムベースの含有量が少ないチューイ
ンガムを用いた比較別品は、喫食時にとろけるような食
感となり、チューインガム本来のチューイング性が得ら
れない。これに対し、実施別品はいずれも良好な食感を
有する。
〔実施例5〜7〕 ます全卵158部、砂¥1150部を約5分間ホイツパ
で固く泡立てたのち、コーンスターチ10部を泡が消え
ないように軽く混ぜた。この焼菓子生地の比重は0.3
00であった。また、この焼菓子生地を焼成して得ら゛
れる焼菓子の比重は0.120であった。そして、上記
実施例と同様にして焼菓子生地を鉄板上に山型に絞りだ
したのち、前記のチューインガム■〜■をそれぞれ小球
に成形したものを上記と同様にして焼菓子生地にのせて
焼成し目的とするチューインガム入り焼菓子を得た。
なお、チューインガム小球は上記と同様焼菓子生地内部
に埋まった。これらの実施別品についても上記と同様の
評価を行った。その結果を下記の第3表に示す。
第一二り二表 上記の結果から、いずれの実施別品も良好な食感を有し
ているが、先の実施例1〜4品(別室て法によって焼菓
子生地を得たもの)に比べて、やや焼菓子の膨化が劣つ
いる。
〔実施例8〜10、比較例2.3〕 下記の第4表に従って原料を準備し、上記実施例1(別
室て法)と同様にして5種類の焼菓子生地をつくった。
各焼菓子生地に前記チューインガム■を組み合わせて上
記と同様にして目的とするチューインガム入り焼菓子を
得た。なお、チューインガム小球は上記と同様焼菓子生
地内部に埋まった。これらの実施別品についても上記と
同様の評価を行った。その結果を下記の第4表に示す。
また、上記5種類の焼菓子生地を焼成して得られる焼菓
子の比重を別個に測定し、その値を第4表に併せて示す
(以 下 余 白) 上記の結果から、得られる焼菓子の比重が0.01〜0
.15に調製されている焼菓子生地を用いた実施別品は
良好な食感を有していることがわかる。
これに対し、比重の大きすぎる比較例2品は焼成後の保
形性が悪く、比重の小さすぎる比較例3品は食感が悪い
ため、好ましい菓子とはいえない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のチューインガム入り焼菓子は
、焼菓子のサクサクとした食感とチューインガムのチュ
ーイング性が活かされて独自の食感を有しており、興趣
に富むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はそれぞれこの発明のチューイン
ガム入り焼菓子の一実施例を示す斜視図、第2図は他の
実施例を示す斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)卵成分と砂糖を主体とし焼成後の比重が0.01
    〜0.15となるような焼菓子生地の上面もしくは内部
    に、ガムベースを50重量%以上含有するチユーインガ
    ムを配置させた状態で焼成してなるチユーインガム入り
    焼菓子。
  2. (2)焼菓子生地とチユーインガムの組合せ比率が、重
    量基準で焼菓子生地:チユーインガム=25:75〜9
    2:8である特許請求の範囲第1項記載のチユーインガ
    ム入り焼菓子。
JP63010340A 1988-01-19 1988-01-19 チューインガム入り焼菓子 Pending JPH01187053A (ja)

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