JPH0118642Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0118642Y2
JPH0118642Y2 JP6688486U JP6688486U JPH0118642Y2 JP H0118642 Y2 JPH0118642 Y2 JP H0118642Y2 JP 6688486 U JP6688486 U JP 6688486U JP 6688486 U JP6688486 U JP 6688486U JP H0118642 Y2 JPH0118642 Y2 JP H0118642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballast
bottom plate
block
outflow prevention
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6688486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61184702U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6688486U priority Critical patent/JPH0118642Y2/ja
Publication of JPS61184702U publication Critical patent/JPS61184702U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0118642Y2 publication Critical patent/JPH0118642Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) この考案は鉄道線路の構造物として使用するブ
ロツクであつて、詳しくはバラスト道床の端部に
敷設してバラストの流出を防止すると共に鉄道工
事関係者の歩行面として機能するようにしたバラ
スト流出防止用ブロツクに関する。
(従来の技術) 従来の技術としては〓底板と、この底板の上面
中途から立設しているバラスト支承壁と、底板の
下面後端から突出している脚とから構成され、前
記底板の前端からバラスト支承壁までの上面は歩
行面に、底板の後端からバラスト支承壁までの上
面はバラスト堆積面に形成されているバラスト流
出防止用ブロツク〓がある(例えば、実開昭57−
51707号公報)。
又、その他の従来の技術としては〓断面L字状
の犬走り用ブロツ主体と、その歩行板の先端部に
一体的に形成された断面〓状のトラフ部と、この
トラフ部の上方開口部を被う蓋とから構成される
ケーブルトラフ付き犬走り用ブロツク〓がある
(例えば、実開昭53−151627号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記前者のバラスト流出防止用ブロ
ツクはバラストの流出防止と鉄道工事関係者の歩
行面としての機能しか果さない為、鉄道線路の構
造上、必要であるバラスト備蓄や通信用等のケー
ブル配設の為に機能し得ないと云う問題点があ
る。
この点、前記後者のケーブルトラフ付き犬走り
用ブツク断面〓状のトラフ部を有している為、前
者のような問題点はない。しかしながら、後者の
ケーブルトラフ付き犬走り用ブロツクは、第一
に、断面〓状のトラフ部が犬走り用ブロツク主体
の歩行板の先端部に一体的に形成されている為、
保管上、運搬上、施工上の取扱いに不便であると
云う問題点がある。第二に、後者のケーブルトラ
フ付き犬走り用ブロツクはその敷設状態におい
て、犬走り用ブロツク主体の歩行板の前後の幅員
+トラフ部の蓋の前後の幅員と云う広い幅員を必
要とすると云う問題点がある。
又、前者のバラスト流出防止用ブロツクと後者
の犬走り用ブロツクとはバラスト層の厚い(高
い)鉄道線路に敷設した場合にはそれらの歩行面
がレールより余りに下方に位置してしまう為、鉄
道関係者が歩行面上を歩行してレール等を点検す
るのに極めて点検しにくいと云う問題点がある。
そこで、この考案は前記問題点を解消すること
を目的としたバラスト流出防止用ブロツクを提供
するものである。
「考案の構成」 (問題点を解決する為の手段) この考案は前記目的を達成する為、次の第一バ
ラスト流出防止用ブロツクと基礎ブロツクとの組
合せから成るバラスト流出防止用ブロツクであ
る。
A 第一底板と、この第一底板の上面中途から立
設している第一バラスト支承壁と、第一底板の
下面後端から突出している第一脚とから構成さ
れ、前記第一底板の前端から第一バラスト支承
壁までの上面は歩行面に、前記第一底板の後端
から第一バラスト支承壁までの上面は第一バラ
スト堆積面に形成されている第一バラスト流出
防止用ブロツク。
(B) 第二底板と、この第二底板の上面前端から立
設していると共に前記第一バラスト流出防止用
ブロツクの第一底板の前端が嵌合載置される前
嵌合載置部を上部に有する側壁と、第二底板の
上面中途から立設していると共に前記第一バラ
スト流出防止用ブロツクの第一脚が嵌合載置さ
れる後嵌合載置部を上方に有する第二バラスト
支承壁と、第二底板の下面後端から突出してい
る第二脚とから構成され、前記第一底板の後端
から第二バラスト支承壁までの上面は第二バラ
スト堆積面に形成されていると共に前記第一バ
ラスト流出防止用ブロツクの第一底板の前端、
第一脚が夫々前嵌合載置部、後嵌合載置部に嵌
合載置されて第一バラスト流出防止用ブロツク
が側壁と第二バラスト支承壁間に架設されるこ
とによりその第一バラスト流出防止用ブロツク
の第一底板の下方に空洞部が形成される基礎ブ
ロツク。
(作用) この考案に係るバラスト流出防止用ブロツクの
第一バラスト流出防止用ブロツクは第一底板と、
この第一底板の上面中途から立設している第一バ
ラスト支承壁と、第一底板の下面後端から突出し
ている第一脚とから構成され、前記第一底板の前
端から第一バラスト支承壁までの上面は歩行面
に、前記第一底板の後端から第一バラスト支承壁
までの上面は第一バラスト堆積面に形成されてい
るので、その第一脚が路盤に埋没されるようにし
て第一底板を路盤上に敷設し、又、第一バラスト
堆積面上にバラストを堆積するようにしてバラス
トを第一バラスト支承壁で支承することにより、
それ自体単独としてもバラスト流出防止及び鉄道
関係者の歩行面として機能する。そして、その第
一バラスト流出防止用ブロツクは図に示すように
基礎ブロツクとの組合せにより、つまり、第一底
板の前端と第一脚とを夫々基礎ブロツクの前嵌合
載置部と後嵌合載置部とに嵌合載置して第一バラ
スト流出防止用ブロツクを基礎ブロツクの側壁と
第二バラスト支承壁間に架設することにより、バ
ラストの備蓄やケーブルの配設等を行なうことが
でき空洞部が第一底板の下方に形成される。
又、このような空洞部は第一バラスト流出防止
用ブロツクと基礎ブロツクとの組合せにより形成
されるので、それらを夫々分離して保管、運搬、
施工をすることが可能となる。
しかも、この考案に係るバラスト流出防止用ブ
ロツクの敷設状態における前後の幅員は第一バラ
スト流出防止用ブロツクの歩行面の前後の幅員と
略同様の幅員で済むので、広い幅員を要すること
なく敷設することができる。
又、その敷設状態における歩行面は第一バラス
ト流出防止用ブロツクの高さの他に基礎ブロツク
の高さが加つていることによりバラスト層の下面
よりかなり上方に位置する。
又、敷設状態における第一バラスト流出防止用
ブロツクはその第一バラスト堆積面にバラストが
堆積されているので、基礎ブロツクへの架設状態
は堅固であり、他方、基礎ブロツクはその第二バ
ラスト堆積面にバラストが堆積されていると共に
第二脚が路盤に埋設しているので基礎ブロツクも
堅固に安定している。
(実施例) 以下、この考案に係るバラスト流出防止用ブロ
ツクの実施例を図面に基いて説明する。
バラスト流出防止用ブロツク6は1つの第一バ
ラスト流出防止用ブロツク10と2つの基礎ブロ
ツク8,8との組合せから成る。
その第一バラスト流出防止用ブロツク10は、
第一底板18と、この第一底板18の上面中途か
ら立設している第一バラスト支承壁15と、第一
底板18の下面後端から突出している2つの第一
脚16,16とから構成されている。
そして、前記第一底板18の前端から第一バラ
スト支承壁15までの上面は鉄道関係者歩行用の
歩行面18′に形成されている。又、前記第一底
板18の後端から第一バラスト支承壁15までの
上面はバラスト堆積用の第一バラスト堆積面24
に形成されている。尚、前記第一底板18の上面
には第一排水溝27、その両側面には連結用の第
一雄雌嵌合部10′、第一バラスト支承壁15の
下端には、第一バラスト堆積面24上に流出した
雨水等を前記第一排水溝27に排水する第一排水
孔26が夫々形成されている。
次に、前記基礎ブロツク8は、第二底板12
と、この第二底板12の上面前端から立設してい
ると共に第一バラスト流出防止用ブロツク10の
第一底板18の前端が嵌合載置される前嵌合載置
部17′を上部に有する側壁17と、第二底板1
2の上面中途から立設していると共に第一バラス
ト流出防止用ブロツク10の第一脚16が嵌合載
置される後嵌合載置部14′を上方に有する第二
バラスト支承壁14と、第二底板12の下面後端
から突出している第二脚21とから構成される。
そして、この基礎ブロツク8はその第一底板1
8の後端から第二バラスト支承壁14までの上面
が第二バラスト堆積面23に形成されていると共
に第一バラスト流出防止用ブロツク10の第一底
板18の前端、第一脚16が夫々前嵌合載置部1
7′、後嵌合載置部14′に嵌合載置されて第一バ
ラスト流出防止用ブロツク10が側壁17と第二
バラスト支承壁14間に架設されることによりそ
の第一バラスト流出防止用ブロツク10の第一底
板18の下方に空洞部5が形成されるように構成
されている。尚、前記第二底板12の上面には第
二排水溝25、その両側面には連結用の第二雄雌
嵌合部28、第二バラスト支承壁14及び側壁1
7の下端には第二バラスト堆積面23上に流出し
た雨水等を排水する第二排水孔23′、第二脚2
1,21間には下部排水溝22が夫々形成されて
いる。
次に、図において点線で示す補助ブロツク2及
びその補助ブロツク2の補助蓋4について説明す
る。
補助ブロツク2は第三底板7と、この第三底板
7の上面前端から立設している第三側壁13と、
第三底板7の下面前端の両端に形成されている移
動防止用突出部19とから構成されていて、その
第三底板7の上面には第三排水溝11、第三側壁
13の下端には第三排水孔13′が形成されてい
る。そして、この補助ブロツク2は図に示すよう
に基礎ブロツク8の前方に継足されることにより
補助空洞部2′が形成されるようになつている。
その補助空洞部2′は前記空洞部5と同様にバラ
ストの備蓄やケーブルの配線用として使用され
る。
又、補助蓋4はその下面前後部に嵌合部4′,
4′を有していて、それらの嵌合部4′,4′が
夫々補助ブロツク2の第三側壁13の上端、基礎
ブロツク8の側壁17の上端に嵌合することによ
り閉蓋する。尚、この補助蓋4の上面には第四排
水溝27が形成されている。
「効果」 以上のように構成されたこの考案に係るバラス
ト流出防止用ブロツクはその第一バラスト流出防
止用ブロツクが第一底板と、この第一底板の上面
中途から立設している第一バラスト支承壁と、第
一底板の下面後端から突出している第一脚とから
構成され、前記第一底板の前端から第一バラスト
支承壁までの上面は歩行面に、前記第一底板の後
端から第一バラスト支承壁までの上面は第一バラ
スト堆積面に形成されているので、その第一脚が
路盤に埋没されるようにして第一底板を路盤上に
敷設し、第一バラスト堆積面上にバラストを堆積
するようにしてバラストを第一バラスト支承壁で
支承することにより、それ自体単独としてもバラ
スト流出防止及び鉄道関係者の歩行面として機能
することができる。そして、その第一バラスト流
出防止用ブロツクは図に示すように基礎ブロツク
との組合せにより、つまり、第一底板の前端と第
一脚とを夫々基礎ブロツクの前嵌合載置部と後嵌
合載置部とに嵌合載置して第一バラスト流出防止
用ブロツクを基礎ブロツクの側壁と第二バラスト
支承壁間に架設することにより第一底板の下方に
空洞部が形成されるので、この空洞部内にバラス
トの備蓄やケーブルの配設等を行なうことができ
る。
又、このような空洞部は第一バラスト流出防止
用ブロツクと基礎ブロツクとの組合せにより形成
されるので、それらを夫々分離して保管、運搬、
施工をすることが可能であり、便利である。
しかも、この考案に係るバラスト流出防止用ブ
ロツクの敷設状態における前後の幅員は第一バラ
スト流出防止用ブロツクの歩行面の前後の幅員と
略同様の幅員で済むので、広い幅員を要すること
なく敷設することができる。
又、その敷設状態における歩行面は第一バラス
ト流出防止用ブロツクの高さの他に基礎ブロツク
の高さが加つていることによりバラスト層の下面
よりかなり上方に位置するので、バラスト層の厚
い(高い)鉄道線路に敷設した場合においても、
鉄道関係者が歩行面上を歩行してレール等を点検
する際に極めて点検し易いと云う効果を奏する。
又、敷設状態における第一バラスト流出防止用
ブロツクはその第一バラスト堆積面にバラストが
堆積されているので、基礎ブロツクへの架設状態
は堅固であり、他方、基礎ブロツクはその第二バ
ラスト堆積面にバラストが堆積されていると共に
第二脚が路盤に埋没しているので基礎ブロツクも
堅固に安定している。従つて、地震時等において
も崩壊の虞れはなく、バラストの流出に伴なう鉄
道線路の崩壊を適確に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るバラスト流出防止用ブ
ロツクの実施例を示す斜視図、第2図はこの考案
に係るバラスト流出防止用ブロツクの施工状態を
示す断面図である。 図中の主な符号の説明…10:第一バラスト流
出防止用ブロツク、8:基礎ブロツク、18:第
一底板、15:第一バラスト支承壁、16:第一
脚、18′:歩行面、24:第一バラスト堆積面、
12:第二底板、17′:前嵌合載置部、17:
側壁、14′:後嵌合載置部、14:第二バラス
ト支承壁、23:第二バラスト堆積面、5:空洞
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 次の第一バラスト流出防止用ブロツクと基礎ブ
    ロツクとの組合せから成るバラスト流出防止用ブ
    ロツク。 (A) 第一底板と、この第一底板の上面中途から立
    設している第一バラスト支承壁と、第一底板の
    下面後端から突出している第一脚とから構成さ
    れ、前記第一底板の前端から第一バラスト支承
    壁までの上面は歩行面に、前記第一底板の後端
    から第一バラスト支承壁までの上面は第一バラ
    スト堆積面に形成されている第一バラスト流出
    防止用ブロツク。 (B) 第二底板と、この第二底板の上面前端から立
    設していると共に前記第一バラスト流出防止用
    ブロツクの第一底板の前端が嵌合載置される前
    嵌合載置部を上部に有する側壁と、第二底板の
    上面中途から立設していると共に前記第一バラ
    スト流出防止用ブロツクの第一脚が嵌合載置さ
    れる後嵌合載置部を上方に有する第二バラスト
    支承壁と、第二底板の下面後端から突出してい
    る第二脚とから構成され、前記第一底板の後端
    から第二バラスト支承壁までの上面は第二バラ
    スト堆積面に形成されていると共に前記第一バ
    ラスト流出防止用ブロツクの第一底板の前端、
    第一脚が夫々前嵌合載置部、後嵌合載置部に嵌
    合載置されて第一バラスト流出防止用ブロツク
    が側壁と第二バラスト支承壁間に架設されるこ
    とによりその第一バラスト流出防止用ブロツク
    の第一底板の下方に空洞部が形成される基礎ブ
    ロツク。
JP6688486U 1986-05-06 1986-05-06 Expired JPH0118642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6688486U JPH0118642Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6688486U JPH0118642Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184702U JPS61184702U (ja) 1986-11-18
JPH0118642Y2 true JPH0118642Y2 (ja) 1989-05-31

Family

ID=30600190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6688486U Expired JPH0118642Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0118642Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6207949B2 (ja) * 2013-09-25 2017-10-04 鹿島建設株式会社 擁壁構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61184702U (ja) 1986-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0118642Y2 (ja)
JPH0542081Y2 (ja)
JPS5823780U (ja) 保冷用バンの床構造
JP3067666U (ja) 砕石流出留め用ブロック
JPH0118681Y2 (ja)
JPH033657Y2 (ja)
JPS5833123Y2 (ja) 鉄道線路用コンクリ−トブロック
JPH022765Y2 (ja)
JPH0449201Y2 (ja)
JPH02125052U (ja)
JPS5844101A (ja) バラスト流出防止用ブロツク
JPH0756355Y2 (ja) バラスト流出防止ブロックの継足し用ブロック
JPS6328780Y2 (ja)
JPH0538134Y2 (ja)
JPH0213552Y2 (ja)
JPS60135331U (ja) 縦組集排水box
JPH049405U (ja)
JPH0412503U (ja)
JPS6096411U (ja) 鉄筋コンクリ−ト製u字溝
JP2513296Y2 (ja) 側溝ブロツク
JPS63876Y2 (ja)
JPH03128741U (ja)
JPH0417476U (ja)
JPS6058687U (ja) 排水装置の目皿
JPS63116638U (ja)