JPS5844101A

JPS5844101A - バラスト流出防止用ブロツク

Info

Publication number: JPS5844101A
Application number: JP14243581A
Authority: JP
Inventors: 松下　雄信
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-09-11
Filing date: 1981-09-11
Publication date: 1983-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は鉄道線路の構造物として使用するブロックで
あって、バラスト道床の端部に敷設してバラストの流出
を防止すると共に鉄道工事関係者等の歩行面として１ｄ
Ｉｋ能するようにしたバラスト流出防止用ブロックに関
する。　　　′近時、この種のバラスト流出防止用ブロ
ックとして、例えば、本発明者が提案したブロック（実
公昭５５−２０８３０号）等が看られるが、いまだ、耐
震性に関し充分でなく、また、地震が発生しバラストが
流出した後の補修工事に関する対策は何等、考慮されて
いない。

そこで、この発明は前述の観点から地震時等におけるバ
ラストの流出を適確に防止できると共にバラストが流出
した後は迅速に補修工事に着手できるようにしたバラス
ト流出防止用ブロックを提案するものであって底！１ｌ
（１）と、との底壁（１）の一端側から立設している側
！（２）と、底壁　　　□（１）の他端側から側壁（り
よルも高く立設しているバラスト支承壁（３）と、側壁
（力の上部とバラスト支承壁（勾の高さ方向の中途間に
横設している歩行壁（４）とから構成され、底壁（１）
と側壁（ηとバラスト支承壁（３）と歩行壁（４）とに
より形成されている空洞部をバラスト備蓄部（！９とす
ると共に前記歩行壁（４）をバラスト備蓄部（９の蓋と
したことを特徴とするバラスト流出防止用ブロックであ
る。

以下、この発明に係るバラスト流出防止用ブロックの実
施例を説明する。

実施例におけるバラスト流出防止用ブロック（６）は運
搬上の問題を考慮して１つの下部外側ブロック（７）と
２つの下部内側ブロック（８）　（８）と１つの上部九
個ブロック（９）と１つの上部内情ブロック（１０）と
の雄、雌嵌合等による組合せにより構成されている。

そして、前記底壁（１）は下部外側ブロック（力の底板
（１１）と下部内側ブロック（８）　（８）の外＠底板
（１２）（１２）とにより、また、側壁（２）は下部外
側ブロック（乃の側板（１３）　Ｋよシ、また、バラス
）　支承壁（ツは下部内側ブロック（■（８）の諺１１
Ｗ［（１４）　Ｃ１ａ）と上部内側ブロック（１０）の
側板（１５）及びｊ１部（１６）（１６）とにより、夫
々形成されている。

また、前記歩行壁（４）は下部外側ブロック（力の側板
（１３）の上部と下部内側ブロック（ｍ　（８）の第２
側板（１７）　（１７）の上部間に取外し可能に横架し
ている上部外側ブロック（９）、及び下部内側ブロック
（８）　（８）の第１側板（１４）　（１４）の上部と
＠２側板（１７）（１７）の上部間に取外し可能に横架
している上部内側ブロックＣｌ０）の外側底板（１８）
との両者によシ形成されていて、この歩行壁（４）の一
部、即ち、上部内側ブロック（１ｏ）の外側底板（１８
）はバラスト支承壁（論の一部を形成する側板（１５）
及び脚部（１６）（１６）と共に取外し可能に横設して
いるものである。

１、図中（１９）は下部外側ブロック（７）の底面前端
の両端に形成されている突出部であって、バラスト支承
Ｉ！（３ｉ）！ｃバラス）　（２０）が加える力による
バラスト流出防止用ブロック（６）の移動を防止する為
の４のである。

また、図中（２１）は下部内情ブロック（υ（槌の底面
後端の両端に夫々形成されている脚であって、前記の突
出部（１９）と同様の作用をするものであり・脚（２１
）　（２１）間は排水溝（２２）となっている。

また１図中（２３）は下部内ｉブロック（岨ωの後端に
夫々形成されている第１バラスト堆ｓ面であ’）て、／
ｌスト（２０）が堆積されることｋよりブロック全体の
持上）及び移動を防止する為の−の、（２４）Ｆｉ上部
内側ブロック（１０）の後端に形成されている第２バラ
スト堆積面であって、前記第１バラスト堆積面（２３）
と同様の作用をする。

また、図中（２５）は前記第１バラスト堆積面（２３）
Ｃ２３）上に流出した雨水等を外側外部１１ｃ排水する
第１排水溝、（２６）は前記館２バラスト堆積面（２４
）上に流出し九雨水等を歩行壁（４）上の第２＃水溝（
２７）に排水する排水孔である。

また、図中（２８）はこのように構成された同種のバラ
スト流出防止用ブロックを連結する嵌合部であシ、図中
（２９）は露盤である。

伺、以上のように構成されているブロックのうち、上部
外側ブロック（９）は単体でバラスト流出防止用ブロッ
クとして機能できるようになっていて、単体として使用
する場合ｔｌｃＪｄ後端の脚部（１６）　（１６）を路
盤に埋設すると共に外側底板（１８）を路盤上に敷設し
、その側板（１５）をバラスト支承壁として使用する。

また、実施例におけるバラスト流出防止用ブロック（６
）は下部外側ブロック（７）と上部外側ブロック（ηと
を下部内側ブロック（１（ａ）と上部内側ブック（１０
）との組合せから切離してその下部内側ブロック（υ（
８）と上部内側ブロック（１ｏ）との組合せのみを使用
する場合−ある。

また、前記バラスト流出防止用ブロック（６）はバラス
ト備蓄部（５）Ｋ備蓄された備蓄バラス）　（３０）の
取出しに際し、上部内側ブロック（１０）　Ｋかかつて
いるバラス）　（２０）を取除いた後に上部内側ブロッ
ク（１０）を取外して備蓄バラス）　（３０）を取出す
と云う一見煩雑な手数を要するように構成されているが
、地震等によってバラス）　（２０）が流出した後の補
修工事においてはバラスト（２０）の下層から突き固め
ていかなければならないので、上部内側ブロック（ＩＱ
）　Ｋかかっているバラス）　（２０）は所詮職除かな
ければならないものであ）％従って・煩雑な手数である
とは云えない。

前述のように構成されたこの発明に係るバラスト流出防
止用ブロックは第２図に示すようにバラスト支承壁（（
至）ｋよ）バラストは適確虻支承され、また、歩行壁（
４）虻よプ鉄通関係者等の歩打面として十分に機能する
。

この際、多くのバラスト（２０）を支承できるようにバ
ラスト支承壁（９を為く形成したとして４゜歩行壁（４
）はそのバラスト支承壁（５）の高さ方向の中途間から
横設してｈるので、鉄道関係者等がバラス）　（２０）
の上面（５１）と歩行壁（４）の歩行面間を楽に登り降
りすることができる。

また、この発明にお込ては前述のよ′うにバラスト備蓄
部（５）が形成されているので、このバラスト備蓄部（
５）に袋詰め等をした備蓄バラス）（５０゜を備蓄して
おくことにより、その備蓄バラスト（３０）自体の重量
によシバラスト流出防止用ブロック自体の安定化を図る
ことができ、また、このバラスト備蓄部（５）Ｋ電線等
のケーブルを配［することができる。

°また、地震が発生しバラスト（２０）が流出した際に
はバラスト備蓄部（りの蓋でもある歩行豐（４）を取外
し備蓄バラス）　（３０）を取出して、この備蓄バラス
ト（３０）を用いるととにより迅速に補修工事に着手す
ることができ、鉄道機能を逸速く回復することができる
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係るバラスト流出防止用ブロックの実
施例を示し、第１図は斜視図、第２図は施工状態を示す
断面図である。図中の主な符号の説明・・・（１）：底壁、（２）　：
側壁、（３）ニパラスト支承壁、（４）　：歩行壁％（
５）：バラスト備蓄部。特許出願人野沢太研か２名

Claims

【特許請求の範囲】

底壁（１）と、この底壁（１）の一端側から立設してい
る側壁（りと、底壁（１）の他端側から側壁（２）より
も高く立設しているバラスト支承壁（３）と、側壁（２
の上部とバラスト支承壁（３）の高さ方向の中途間に横
設している歩行壁（４）とから構成され、底壁（１）と
側壁（りとバラスト支承壁（３）と歩行壁（４）とＫよ
り形成されている空洞部をバラスト備蓄部（５）とする
と共に前記歩行壁（４）をバラスト備蓄部（５）の蓋と
したことを特徴とするバラスト流出防止用ブロック。