JPH0118485Y2 - - Google Patents

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JPH0118485Y2
JPH0118485Y2 JP1983049314U JP4931483U JPH0118485Y2 JP H0118485 Y2 JPH0118485 Y2 JP H0118485Y2 JP 1983049314 U JP1983049314 U JP 1983049314U JP 4931483 U JP4931483 U JP 4931483U JP H0118485 Y2 JPH0118485 Y2 JP H0118485Y2
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JP
Japan
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cam
disk
arm
switch
recess
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JP1983049314U
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JPS59153804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、結束機におけるアーム駆動用のデ
イスクに関するものである。
〔従来の技術〕
結束機では各要素をタイミング良く動かすた
め、基本となる回転体、例えば、アーム駆動用の
デイスクに何種類かのギアやカムを形成するとと
もに、その回転角度を検出し、この検出値に基づ
いて各要素に作動指令を出すようにしている。
ところが、従来の結束機では、例えば、特開昭
57−77408号公報に見られるように、何枚かのデ
イスクとカムを重合し、また、デイスクの側面に
カムを突設し、スイツチがこのカムに作用するよ
う、スイツチをデイスクの側方に設置していた。
〔考案が解決しようとする課題〕 したがつて、デイスクとカムの重合精度に留意
しなければならないとともに、スイツチを収容す
るためのスペースを別に必要とするが、この種の
結束機は小型コンパクトでなければならず、この
要請に伴つてこのデイスクを収容するケースの幅
も厚くできない。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この考案は、ケース内に軸支されるア
ーム駆動用のデイスクにおいて、このデイスク外
周に結束のためのアーム駆動用のカムおよびテー
プの巻戻し用のカムをそれぞれ一体的に形成する
とともに、側面に凹みを設け、この凹み内周面に
回転角度検出用のカムを形成し、このカムに作用
すべくスイツチを前記凹み内に収まるよう、か
つ、前記ケースの側壁に形成された取付孔を用い
て取付けたことを特徴とする結束機におけるアー
ム駆動用のデイスクを提供することで、前記した
課題を解消するとともに、スイツチの取付精度を
も向上させたものである。
〔作用〕
これにより、各カムはデイスクの軸孔を基準と
して加工できるため、精度良く、かつ、一体的に
製作できる。さらに、デイスク側面に形成された
凹みの内周面にカムを形成し、しかも、この凹み
内にスイツチを同じくデイスクの軸孔を基準とし
て加工された取付孔に取付けられたものであるか
ら、そのスペースが多いに節約されるし、また、
この凹みはスイツチの防護カバーも兼ねることに
なる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を結束機に適用した場
合について、図面を参照して説明する。
第1図は結束機の平面図、第2図はその作動状
態を示す側面図、第3図は第2図の−断面
図、第4図はデイスクの背面図、第5図は電気回
路図である。
結束機は、各部に分けると、駆動部A、アーム
部B、テープ繰出部C、テープ保持部D等から構
成される。
駆動部Aは、ベース1の後側方部に立設された
ケース2の内部で、モータ等に連結されたギア3
と噛み合うギア部と一体となつたデイスク4を設
けるとともに、このデイスク4の外周に同じくこ
のデイスク4と一体構成の2枚のカム5,6を形
成したものである。なお、これらカム5,6の形
成はデイスク4の軸孔を加工基準として行えばよ
いから容易に、かつ、高精度に加工できる。
アーム部Bは、ケース2から前方へ突設される
支持軸7にアーム8を枢着したものであり、アー
ム8に形成される作用アーム9にローラ10を装
設し、このローラ10を前記したカム5に作用さ
せたものである。したがつて、カム5が1回転す
ると、アーム8は支持軸7の回りを揺動し、その
ヘツド11はテープ保持部D側へ往復する。
テープ繰出部Cは、同じくケース2から前方へ
突設されたシヤフト12にドラム13が相当の摩
擦力をもつて嵌装されており、このドラム13に
テープ14が装着されている。なお、テープ14
の一端はアーム部Bへ繰り出され、アーム8をガ
イドとしてテープ保持部Dへ延びている。一方、
シヤフト12がケース2内に突入している部分
で、巻戻しプーリ15がピン16によつて固着さ
れている。そして、この巻戻しプーリ15とケー
ス2内壁間にはスプリング17が張り掛けられて
いて、巻戻しプーリ15のブレーキ作用を果たす
べく設定されている。
テープ保持部Dは、固定挟持体18と可動挟持
体19からなり、この両者18,19でテープ1
4の一端部を挟持しているものである。
以上のような構成により、被結束物20を結束
せんとするとき、被結束物20をテープ14の外
側から内側へ差し込ませて置台21の上に置く。
このとき、スイツチ22を押すことにより、アー
ム8は降下する。アーム8のヘツド11には外側
からローラ23、プツシユロツド24、プレス体
25が設けられているから、プレス体25が被結
束物20に巻き掛けられて2枚重ねとなつている
テープ14を押圧して接着させると同時に、ロー
ラ23が可動挟持体19に当たつてこれを後退さ
せ、固定挟持体18とで挟持している下側のテー
プ14の一端側を離すとともに、プレス体25と
ローラ23とで固定している上側のテープ14に
常時はヘツド11内に収容されているカツターが
作用してこれを切断する。なお、切断されたテー
プ14側は、アーム8が上昇するのに伴つてロー
ラ23が可動挟持体19から離れるので、再び固
定挟持体18とで挟持されるのである。
ところで、この考案は、前記したアーム8の1
往復動作(1サイクル)をデイスク4の1回転に
置換し、これへの動力断続をスイツチ26により
感知せしめる構成を実施例に適用したものであ
る。
すなわち、デイスク4の一側面(裏面)にスイ
ツチ26の巾よりもやや大きい出張りを有する凹
み27を形成するとともに、この凹み27の内周
面にカム28を形成し、スイツチ26をこのカム
に作用させるべく収容したものである。なお、ス
イツチ26は、デイスク4の内周上一ケ所を感知
すればよいのであるから、この部分を作用部28
aとして内方へ突起させ、後はこれよりも大きい
径の非作用部28bとしておけばよいし、スイツ
チ26の取付けも、ケース2の後壁面等に固定具
29を用いて直接固定するようにしておけばよ
い。また、このスイツチ26は、始動用のスイツ
チ22の動作を自己保持するリレーRの切断回路
中に設ける。
〔考案の効果〕
このように構成することにより、以下の効果が
期待できる。
まず、デイスク4の軸孔を基準として二個のカ
ム5,6および側面の凹み27ならびにその内周
面に設けられるカム28が加工できるから、高精
度に加工できて、しかも、加工工数は少なくてよ
い。また、組立の際、各々の位置合わせ等は不要
である。次に、スイツチ26は、デイスク4内に
完全に隠れるように収容でき、設置スペースを必
要とせず、コンパクトに収まるとともに、デイス
ク4がスイツチ26の保護カバーになり、破損を
防止する上、ゴミ等も被らない。そして、このと
き、スイツチ26の取付孔はデイスク4の軸孔を
基準に加工できるから、精度も向上されるし、ケ
ース2壁面に直接固定すれば、取付用の部材も別
に必要としない。さらに、デイスク4自体も側面
に凹み27が形成されるから、軽量化が果たせる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示すもので、第1
図は結束機の平面図、第2図はその作動状態を示
す側面図、第3図は第2図の−断面図、第4
図はデイスクの背面図、第5図は電気回路図であ
る。 符号、2……ケース、4……デイスク、5……
カム、6……カム、8……アーム、14……テー
プ、26……スイツチ、27……凹み、28……
カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース2内に軸支されるアーム駆動用のデイス
    ク4において、このデイスク4外周に結束のため
    のアーム駆動用のカム5およびテープ14の巻戻
    し用のカム6をそれぞれ一体的に形成するととも
    に、側面に凹み27を設け、この凹み27内周面
    に回転角度検出用のカム28を形成し、このカム
    28に作用すべくスイツチ26を前記凹み27内
    に収まるよう、かつ、前記ケース2の側壁に形成
    された取付孔を用いて取付けたことを特徴とする
    結束機におけるアーム駆動用のデイスク。
JP4931483U 1983-04-01 1983-04-01 結束機におけるアーム駆動用のディスク Granted JPS59153804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4931483U JPS59153804U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 結束機におけるアーム駆動用のディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4931483U JPS59153804U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 結束機におけるアーム駆動用のディスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59153804U JPS59153804U (ja) 1984-10-16
JPH0118485Y2 true JPH0118485Y2 (ja) 1989-05-30

Family

ID=30179823

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4931483U Granted JPS59153804U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 結束機におけるアーム駆動用のディスク

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JP (1) JPS59153804U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777408A (en) * 1980-10-28 1982-05-14 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777408A (en) * 1980-10-28 1982-05-14 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59153804U (ja) 1984-10-16

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