JP2544218Y2 - リール軸の取付装置 - Google Patents

リール軸の取付装置

Info

Publication number
JP2544218Y2
JP2544218Y2 JP1421189U JP1421189U JP2544218Y2 JP 2544218 Y2 JP2544218 Y2 JP 2544218Y2 JP 1421189 U JP1421189 U JP 1421189U JP 1421189 U JP1421189 U JP 1421189U JP 2544218 Y2 JP2544218 Y2 JP 2544218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel shaft
shaft
reel
rotation support
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1421189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02105245U (ja
Inventor
敦 平方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1421189U priority Critical patent/JP2544218Y2/ja
Publication of JPH02105245U publication Critical patent/JPH02105245U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544218Y2 publication Critical patent/JP2544218Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、カセット式テープレコーダーに組込まれて
いるリール軸に関し、特に取付装置に係る。
(ロ)従来の技術 カセットと呼ばれる容器内に磁気テープが収納されて
いるカセットテープを使用するカセット式テープレコー
ダーが普及しているが、斯かるテープレコーダーはカセ
ットテープに設けられているリールハブ内に挿入されて
磁気テープを走行駆動せしめるリール軸を備えている。
そして、斯かるカセット式テープレコーダーは、カセッ
トテープのリールハブとリール軸との係合動作を円滑に
行なうために該リール軸は軸方向への変位を可能に取付
けられており、斯かる技術としては例えば実公昭64-227
8号公報に開示されたものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 リール軸は回転支持軸に対して回転可能に取付けられ
ていると共に該支持軸の軸方向への変位を可能に取付け
られ、且つスプリングによってカセットテープを排出す
る方向へ付勢されている。そして、斯かるリール軸は、
前述した公報に開示されているようにワッシャーによっ
て回転支持軸より抜けないように取付けられている。リ
ール軸はスプリングの付勢力によって軸方向へ付勢され
ているため、前記ワッシャーを回転支持軸に嵌合固定す
るときリール軸をスプリングの付勢力に抗して押圧保持
する必要があり、作業性が悪いという問題があった。本
考案は、斯かる点を改良した取付装置を提供しようとす
るものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の取付装置は、端部に抜止め部及び該抜止め部
に連設しワッシャーが嵌合せしめられる短径部が形成さ
れていると共にリール軸が回転可能に取付けられる回転
支持軸と、該回転支持軸に間挿されていると共に前記リ
ール軸を軸方向へ付勢するコイルスプリングと、前記リ
ール軸に形成されていると共に前記抜止め部と係合する
弾性片とより構成されている。
(ホ)作用 本考案は、リール軸に形成されている弾性片と回転支
持軸に形成されている抜止め部との係合によりリール軸
を回転支持軸に仮止めすることが出来るようにしたもの
である。
(ヘ)実施例 図面は、何れも本考案に関し、第1図はリール軸を取
付けた状態を示す断面図、第2図は仮止めした状態を示
す断面図、第3図は分解した状態を示す要部の断面図、
第4図は要部の拡大断面図である。図において、(1)
は磁気テープの駆動機構等が組込まれている固定基板、
(2)は前記固定基板(1)に一体的に形成されている
支持部、(3)は前記支持部(2)によって固定保持さ
れている回転支持軸であり、上端部に抜止め部(4)及
び短径部(5)が形成されている。また前記抜止め部
(4)は、上方の径が下方の径より短かくなるように即
ちテーパー形状になるようにされている。(6)は前記
回転支持軸(3)及び前記固定基板(1)に形成されて
いる支持部(2)によって回転可能に支持されていると
共にカセットテープのリールハブと係合し該リールハブ
を回転駆動せしめる係合突部(7)が形成されているリ
ール軸であり、その上端部には前記回転支持軸(3)の
抜止め部(4)と係合する弾性片(8)が形成されてい
る。(9)は前記回転支持軸(3)に間挿されているコ
イルスプリングであり、前記リール軸(6)と支持部
(2)との間に設けられ、該リール軸(6)を上方へ付
勢する作用を有している。(10)は前記回転支持軸
(3)に形成されている短径部(5)に嵌合されるワッ
シャーであり、リール軸(6)の抜止め作用を成すもの
である。以上の如く本考案は、構成されており次に動作
について説明する。
第3図は回転支持軸(3)にコイルスプリング(9)
を間挿せしめた状態を示すものであり、斯かる状態にあ
るときリール軸(6)を矢印(A)方向へ変位せしめる
とリール軸(6)に形成されている中心孔(6a)に回転
支持軸(3)の抜止め部(4)が挿入される。そして、
前記リール軸(6)に形成されている弾性片(8)が抜
止め部(4)のテーパー部(4a)と当接すると該弾性片
(8)が押し広げられ、その結果リール軸(6)の矢印
(A)方向への変位によって第2図に示す仮止め位置に
リール軸(6)は変位せしめられる。斯かる仮止め装置
にあるときリール軸(6)に形成されている弾性片
(8)は第2図及び第4図に示すように回転支持軸
(3)に形成されている短径部(5)に位置し、その上
面部(8a)が抜止め部(4)の下面と当接係合した状態
になる。従って、斯かる仮止め位置にあるときリール軸
(6)はコイルスプリング(9)の付勢力に抗して図示
した仮止め位置に保持される。斯かる状態よりワッシャ
ー(10)を回転支持軸(3)の短径部(5)に嵌合せし
めると第1図に示すようにリール軸(6)は回転支持軸
(3)に取付けられることになる。
(ト)考案の効果 本考案の取付装置は、リール軸に形成されている弾性
片と回転支持軸に形成されている抜止め部との係合によ
り該リール軸を回転支持軸に仮止めした後ワッシャーに
て取付けるようにしたので作業工程が容易になり、組立
の自動化等を行なう場合に非常に大きな効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本考案に関し、第1図はリール軸を取付
けた状態を示す断面図、第2図は仮止めした状態を示す
断面図、第3図は分解した状態を示す要部の断面図、第
4図は要部の拡大断面図である。 主な図番の説明 (3)……回転支持軸、(4)……抜止め部、(5)…
…短径部、(6)……リール軸、(8)……弾性片、
(9)……コイルスプリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部に抜止め部及び該抜止め部に連設しワ
    ッシャーが嵌合せしめられる短径部が形成されていると
    共にリール軸が回転可能に取付けられる回転支持軸と、
    該回転支持軸に間挿されていると共に前記リール軸を軸
    方向へ付勢するコイルスプリングと、前記リール軸に形
    成されていると共に前記抜止め部と係合する弾性片とよ
    り成り、前記リール軸に形成されている弾性片と抜止め
    部との係合により該リール軸を回転支持軸に仮止めした
    後ワッシャーを前記短径部に嵌合せしめることによって
    リール軸を回転支持軸に取付けるようにしたことを特徴
    とするリール軸の取付装置。
JP1421189U 1989-02-09 1989-02-09 リール軸の取付装置 Expired - Lifetime JP2544218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1421189U JP2544218Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リール軸の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1421189U JP2544218Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リール軸の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02105245U JPH02105245U (ja) 1990-08-21
JP2544218Y2 true JP2544218Y2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=31225209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1421189U Expired - Lifetime JP2544218Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リール軸の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544218Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02105245U (ja) 1990-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5366173A (en) Tape cartridge reel brake release technique
US3944153A (en) Spindle and latch
JP2544218Y2 (ja) リール軸の取付装置
JPS5939320Y2 (ja) 磁気テ−プ送り装置
JPH0330939B2 (ja)
JPH054132Y2 (ja)
JPH0325749A (ja) デイスクチヤツキング装置
JPH022068Y2 (ja)
JPH0647733Y2 (ja) ラインプリンタのトラクタ−の左右位置決め機構
JPH067474Y2 (ja) ディスクチャッキング機構
JPH0450574Y2 (ja)
JP2519578Y2 (ja) ディスク装置
JP3698837B2 (ja) モータ
JP3510028B2 (ja) ディスク駆動装置
JPH0627014Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JPH0749633Y2 (ja) カセツトテ−プ用録音・再生機の作動機構
JP2573162Y2 (ja) ディスク駆動装置のチャッキング機構
JPS6243Y2 (ja)
JPS6037716Y2 (ja) 記録再生装置
JPH0337146Y2 (ja)
JPH082822Y2 (ja) ピンチローラ装置
JPS6241401Y2 (ja)
JPH0535474Y2 (ja)
JP2740463B2 (ja) ディスク回転駆動装置
JPS6070943A (ja) テ−プレコ−ダ