JPH01184051A - マルチサイクロン - Google Patents
マルチサイクロンInfo
- Publication number
- JPH01184051A JPH01184051A JP482488A JP482488A JPH01184051A JP H01184051 A JPH01184051 A JP H01184051A JP 482488 A JP482488 A JP 482488A JP 482488 A JP482488 A JP 482488A JP H01184051 A JPH01184051 A JP H01184051A
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- Japan
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- discharge pipe
- cyclone
- casing
- packing
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- Pending
Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 5
- 235000004443 Ricinus communis Nutrition 0.000 abstract 1
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- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
石炭焚ボイラ等における再循環ガス系に適用されるマル
チサイクロン(集塵装置)に関する。
チサイクロン(集塵装置)に関する。
従来の技術
第2図は一つの例として火力発電用ボイラにおける再循
環ガス系統を示したものである。Olはボイラであり、
ここからの燃焼排ガスは大気へ排出される前に機械式の
集塵装置としてよく知られているマルチサイクロン02
へ供給され、ここでガス中に含まれる高濃度のダストが
除去される。その後、清浄化されたガスはマルチサイク
ロン02の下流側に設置されたガス再循環ファン03に
よって再度ボイラO1へ戻されて燃焼に供される。
環ガス系統を示したものである。Olはボイラであり、
ここからの燃焼排ガスは大気へ排出される前に機械式の
集塵装置としてよく知られているマルチサイクロン02
へ供給され、ここでガス中に含まれる高濃度のダストが
除去される。その後、清浄化されたガスはマルチサイク
ロン02の下流側に設置されたガス再循環ファン03に
よって再度ボイラO1へ戻されて燃焼に供される。
マルチサイクロン02は、第3図に概略を示すように、
内部に傾斜して多数のサイクロン本体04が上下方向に
多数配置され、上方にガスの入口05、ケーシング06
を介して下方にダストを集めて外部へ排出するホッパ0
7.側面にガスの出口08が夫々設けられたものである
。
内部に傾斜して多数のサイクロン本体04が上下方向に
多数配置され、上方にガスの入口05、ケーシング06
を介して下方にダストを集めて外部へ排出するホッパ0
7.側面にガスの出口08が夫々設けられたものである
。
そして、第4図はサイクロン本体部の取付構造組成を良
く示しており、高濃度のダストを含むガスが流入する荒
ガス室09、荒ガスをダストと清浄ガスとに分離する前
述のサイクロン本体04、そして荒ガス室09と仕切壁
010を介して併設され、ダストが分離された後の低濃
度のダストしか含まれない清浄ガスが流入する清浄ガス
室011及びサイクロン本体04によって分離されたダ
ストをホッパ07へ導く排出管012とで構成されてい
る。
く示しており、高濃度のダストを含むガスが流入する荒
ガス室09、荒ガスをダストと清浄ガスとに分離する前
述のサイクロン本体04、そして荒ガス室09と仕切壁
010を介して併設され、ダストが分離された後の低濃
度のダストしか含まれない清浄ガスが流入する清浄ガス
室011及びサイクロン本体04によって分離されたダ
ストをホッパ07へ導く排出管012とで構成されてい
る。
なお、各サイクロン本体04内部にはダストの除去用の
クリーニングコイル013と、そのクリーニングコイル
を連結する連結部材014とを有している。
クリーニングコイル013と、そのクリーニングコイル
を連結する連結部材014とを有している。
また、第5図は、特にダストの排出管012とケーシン
グ06との接続部の構造を示しており、排出管012は
サイクロン本体04部の下方のケーシング06の底部に
固着したカラーリングO15に接続されるが、先ず排出
管012外側面とカラ−リング015内側面とで限定さ
れた間隙部にはアスベストコイル016を挿入し、次に
ケーシング06の底部でカラーリング015の外周囲に
固着された短管吋7との間に補強のための耐火用キャス
タ018を充填して固定していた。
グ06との接続部の構造を示しており、排出管012は
サイクロン本体04部の下方のケーシング06の底部に
固着したカラーリングO15に接続されるが、先ず排出
管012外側面とカラ−リング015内側面とで限定さ
れた間隙部にはアスベストコイル016を挿入し、次に
ケーシング06の底部でカラーリング015の外周囲に
固着された短管吋7との間に補強のための耐火用キャス
タ018を充填して固定していた。
発明が解決しようとする課題
ところが、前述の如き排出管の接続部まわりの取付構造
によれば、ダストの排出管012とケーシング06とは
完全に固定され、ボイラo1の稼働中に雰囲気温度が3
00〜400℃程度に上昇すると、排出管012及びケ
ーシング06の熱伸び差を吸収しきれず、キャスタO1
8の割れあるいは脱落が生じて荒ガス室09から清浄ガ
ス室011へのガスリークが生じる不都合があった。
によれば、ダストの排出管012とケーシング06とは
完全に固定され、ボイラo1の稼働中に雰囲気温度が3
00〜400℃程度に上昇すると、排出管012及びケ
ーシング06の熱伸び差を吸収しきれず、キャスタO1
8の割れあるいは脱落が生じて荒ガス室09から清浄ガ
ス室011へのガスリークが生じる不都合があった。
この場合、第6図に示すようにガスリーク量が大きくな
ってその全ガス量に占める割合が7〜8%に達すると、
マルチサイクロンo2の集塵効率は急激に低下すること
となる。
ってその全ガス量に占める割合が7〜8%に達すると、
マルチサイクロンo2の集塵効率は急激に低下すること
となる。
そして、ガスリークにより粒子径の大きなダストがキャ
スタ018の亀裂部や脱落部から直接サイクロン本体0
4内に導入され、これが下流側に設置しているガス循環
ファン03等の構成機器に持ち込まれるため、各機器の
摩耗・損傷が部上くそれらの寿命が短くなる欠点があっ
た。
スタ018の亀裂部や脱落部から直接サイクロン本体0
4内に導入され、これが下流側に設置しているガス循環
ファン03等の構成機器に持ち込まれるため、各機器の
摩耗・損傷が部上くそれらの寿命が短くなる欠点があっ
た。
従って、マルチサイクロン02、特に排出管012のケ
ーシング06への接続部(キャスタ018)を定1期的
に点検・補修する必要があり、多大の補修費用を要して
いた。
ーシング06への接続部(キャスタ018)を定1期的
に点検・補修する必要があり、多大の補修費用を要して
いた。
課題を解決するための手段
本発明は、このような従来の問題点を解決するために、
下方にダストの排出口をもつ複数個のサイクロン本体が
傾斜して上下に配置され、夫々の排出口が上下に伸びて
配置された排出管に連結されたマルチサイクロンにおい
で、サイクロン本体部とこのサイクロン本体部下方に配
設するホッパとを仕切るケーシングに前記排出管の接続
部を形成するよう該ケーシング底部にダスト投入口を開
口し、該ダスト投入口周囲にパツキンケースが上端部に
取付けられたカラーリングを固着して該カラーリング上
部内面に排出管下部を嵌合し、前記パツキンケース内、
側面と排出管外側面とで限定さ ゛れた間隙部にパツキ
ンを摺動可能に挿入し、かつこのパツキン上部に押さえ
リングを取付けて前記パツキンケースと固定すると共に
、前記カラーリングの外周囲に短管を配置してこれらの
間隙部に耐火用キャスタを充填したものである。
下方にダストの排出口をもつ複数個のサイクロン本体が
傾斜して上下に配置され、夫々の排出口が上下に伸びて
配置された排出管に連結されたマルチサイクロンにおい
で、サイクロン本体部とこのサイクロン本体部下方に配
設するホッパとを仕切るケーシングに前記排出管の接続
部を形成するよう該ケーシング底部にダスト投入口を開
口し、該ダスト投入口周囲にパツキンケースが上端部に
取付けられたカラーリングを固着して該カラーリング上
部内面に排出管下部を嵌合し、前記パツキンケース内、
側面と排出管外側面とで限定さ ゛れた間隙部にパツキ
ンを摺動可能に挿入し、かつこのパツキン上部に押さえ
リングを取付けて前記パツキンケースと固定すると共に
、前記カラーリングの外周囲に短管を配置してこれらの
間隙部に耐火用キャスタを充填したものである。
作用
従って、排出管と1.ケーシングに固着されたカラーリ
ング上端部に取付けたパツキンケースとでなす間隙部に
パツキンを摺動可能に挿入し、そのパツキンが脱落しな
いようにパツキンを押さえリングにて押さえ付けるので
、排出管が上下方向にわずかに移動できるため、その熱
伸び差を吸収できる。
ング上端部に取付けたパツキンケースとでなす間隙部に
パツキンを摺動可能に挿入し、そのパツキンが脱落しな
いようにパツキンを押さえリングにて押さえ付けるので
、排出管が上下方向にわずかに移動できるため、その熱
伸び差を吸収できる。
実施例
以下第1図を参照して、本発明による一実施例について
説明すると、サイクロン本体1部とこのサイクロン本体
部下方に配設するホッパ(第3図参照)とを仕切るケー
シング2には、排出管3の接続部が形成されるよう、ケ
ーシング2底部にダスト投入口2′を開口し、このダス
ト投入口周囲にカラーリング4を固着する。
説明すると、サイクロン本体1部とこのサイクロン本体
部下方に配設するホッパ(第3図参照)とを仕切るケー
シング2には、排出管3の接続部が形成されるよう、ケ
ーシング2底部にダスト投入口2′を開口し、このダス
ト投入口周囲にカラーリング4を固着する。
このカラーリング上端部には断面路り字形でリング状の
パツキンケース5を溶接にて取付け、カラ−リング4上
部内面に排出管3下部を嵌合する。
パツキンケース5を溶接にて取付け、カラ−リング4上
部内面に排出管3下部を嵌合する。
そして、パッキンケース5内側面と排出管3外側面とで
限定された間隙部には耐熱性及び適度な弾性を有するア
スベストコイル製の、又はこの他社熱温度が400℃以
上の材質を有するパツキン6を摺動可能に挿入する。
限定された間隙部には耐熱性及び適度な弾性を有するア
スベストコイル製の、又はこの他社熱温度が400℃以
上の材質を有するパツキン6を摺動可能に挿入する。
この場合、好適には排出管3とのパツキン6の接触部分
を多く取るよう、そのパツキンは図中に示す如く二重に
巻付けておくことが望ましい。更に、パツキン6が、パ
ツキンケース5内から脱落せぬよう、パツキン上部には
押さえリング7を取付けて、パツキンケース5と溶接に
て固定しておく。
を多く取るよう、そのパツキンは図中に示す如く二重に
巻付けておくことが望ましい。更に、パツキン6が、パ
ツキンケース5内から脱落せぬよう、パツキン上部には
押さえリング7を取付けて、パツキンケース5と溶接に
て固定しておく。
また、カラーリング4の外周囲には前述の如く短管8を
配置して、即ちケーシング2の底部に固着して、この短
管とカラーリング4とでなす間隙部にはセメント状の耐
火用キャスタ9を充填し固形化させる。
配置して、即ちケーシング2の底部に固着して、この短
管とカラーリング4とでなす間隙部にはセメント状の耐
火用キャスタ9を充填し固形化させる。
以上のような構成により、ボイラ(第2図参照)の稼働
に伴って雰囲気温度が上昇し、排出管3及びケーシング
2が熱膨張をし始めても、パツキンケース5及びその上
部の押さえリング7に内包されたパツキン6により、こ
のパツキンがこれらの範囲内で摺動可能に挿入されてい
るので荒ガスのホッパへの吹き抜けを確実に防止しつつ
、わずかながらも排出管3が上下方向に移動できるため
、ケーシング2との相対的な熱伸び差を十分に吸収させ
ることができる。
に伴って雰囲気温度が上昇し、排出管3及びケーシング
2が熱膨張をし始めても、パツキンケース5及びその上
部の押さえリング7に内包されたパツキン6により、こ
のパツキンがこれらの範囲内で摺動可能に挿入されてい
るので荒ガスのホッパへの吹き抜けを確実に防止しつつ
、わずかながらも排出管3が上下方向に移動できるため
、ケーシング2との相対的な熱伸び差を十分に吸収させ
ることができる。
発明の効果
この結果、排出管とケーシング底部との熱伸び差によっ
て生じる接続部のキャスタ割れや脱落を防ぎ、荒ガス室
側から清浄ガス室側へのガスリークをなりシ、ダスト含
有量の多い荒ガスによる集塵効率の低下や清浄ガス側床
への天堆積が確実に防止できる。
て生じる接続部のキャスタ割れや脱落を防ぎ、荒ガス室
側から清浄ガス室側へのガスリークをなりシ、ダスト含
有量の多い荒ガスによる集塵効率の低下や清浄ガス側床
への天堆積が確実に防止できる。
また、マルチサイクロン下流側に設置されているガス再
循環ファン(GRF)等の機器及び装置の寿命を増伸さ
せることができる。
循環ファン(GRF)等の機器及び装置の寿命を増伸さ
せることができる。
しかも、このことにより定期的な点検・補修を計画的に
減らし、特に補修に要するコストを低減できると共に、
マルチサイクロンの装置全体の総体的な信頼性を向上さ
せることが可能となる。
減らし、特に補修に要するコストを低減できると共に、
マルチサイクロンの装置全体の総体的な信頼性を向上さ
せることが可能となる。
第1図は本発明によるマルチサイクロンの一例を示す排
出管の接続部まわりの要部拡大構造断面図である。第2
図は火力発電ボイラ等の石炭焚ボイラにおけるガス循環
系統を示す系統図、第3図はマルチサイクロンの外観及
びサイクロン本体の内部を示す概略構造図、第4図は第
3図の■部拡大構造断面図である。第5図は従来のマル
チサイクロンの排出管の接続部まわりを示す要部拡大構
造断面図、第6図はガスリーク量と集塵効率との関係を
示す図である。 1・・サイクロン本体、2・・ケーシング、2′ ・・
ダスト投入口、3・・排出管、4・・カラーリング、5
・・パツキンケース、6・・パツキン、7・・押さえリ
ング、8・・短管、9・・キャスタ。 第1図 第5図 ρ7 第6図
出管の接続部まわりの要部拡大構造断面図である。第2
図は火力発電ボイラ等の石炭焚ボイラにおけるガス循環
系統を示す系統図、第3図はマルチサイクロンの外観及
びサイクロン本体の内部を示す概略構造図、第4図は第
3図の■部拡大構造断面図である。第5図は従来のマル
チサイクロンの排出管の接続部まわりを示す要部拡大構
造断面図、第6図はガスリーク量と集塵効率との関係を
示す図である。 1・・サイクロン本体、2・・ケーシング、2′ ・・
ダスト投入口、3・・排出管、4・・カラーリング、5
・・パツキンケース、6・・パツキン、7・・押さえリ
ング、8・・短管、9・・キャスタ。 第1図 第5図 ρ7 第6図
Claims (1)
- 下方にダストの排出口をもつ複数個のサイクロン本体が
傾斜して上下に配置され、夫々の排出口が上下に伸びて
配置された排出管に連結されたマルチサイクロンにおい
て、サイクロン本体部とこのサイクロン本体部下方に配
設するホッパとを仕切るケーシングに前記排出管の接続
部を形成するよう該ケーシング底部にダスト投入口を開
口し、該ダスト投入口周囲にパッキンケースが上端部に
取付けられたカラーリングを固着して該カラーリング上
部内面に排出管下部を嵌合し、前記パッキンケース内側
面と排出管外側面とで限定された間隙部にパッキンを摺
動可能に挿入し、かつこのパッキン上部に押さえリング
を取付けて前記パッキンケースと固定すると共に、前記
カラーリングの外周囲に短管を配置してこれらの間隙部
に耐火用キャスタを充填してなるマルチサイクロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP482488A JPH01184051A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | マルチサイクロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP482488A JPH01184051A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | マルチサイクロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184051A true JPH01184051A (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=11594455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP482488A Pending JPH01184051A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | マルチサイクロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01184051A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63104670A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-05-10 | モービル・オイル・コーポレイション | 固体−気体分離器 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP482488A patent/JPH01184051A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63104670A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-05-10 | モービル・オイル・コーポレイション | 固体−気体分離器 |
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