JPH0118390Y2 - - Google Patents

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JPH0118390Y2
JPH0118390Y2 JP1432282U JP1432282U JPH0118390Y2 JP H0118390 Y2 JPH0118390 Y2 JP H0118390Y2 JP 1432282 U JP1432282 U JP 1432282U JP 1432282 U JP1432282 U JP 1432282U JP H0118390 Y2 JPH0118390 Y2 JP H0118390Y2
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JP
Japan
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cylindrical cam
cam
recess
cap
cylindrical
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JP1432282U
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は1本の軸内にシヤープペンシルとボー
ルペンを収納すると共に更に時計を内蔵した筆記
具に関する。
(従来の技術) 従来、先軸内にシヤープペンシルとボールペン
を収納し、先軸に対して回転自在なキヤツプ内に
シヤープペンシルとボールペンの切り替え且つ繰
出機能とシヤープペンシルのノツク機能を有する
例えば円筒カムなどの部品を備えた筆記具が存在
する。かかる構造の筆記具のキヤツプ内に更に時
計を装備する場合、円筒カムはノツク時に軸方向
に運動するのでこの運動を妨げないように、時計
は殆ど円筒カムの後方位置に配されることが多く
て、そのためキヤツプが先軸に対し著しく長いア
ンバランスな形状をなつて外観が損なわれたり使
い勝手が悪化するといつた欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) そこで本考案は上記従来例の欠点を解消するた
めに、時計を円筒カムの後方に位置させるとなく
円筒カムの位置する範囲内に収め、且つその時計
が円筒カムの軸方向の運動を妨げることがない時
計付き筆記具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案における時
計付き筆記具は、軸方向の溝37,37′を有す
るガイド筒1を先軸27に固定し、それぞれ後端
に摺動コマ4を固着したシヤープペンシル29と
ボールペン28を上記ガイド筒1の各溝37,3
7′に嵌装し、軸方向に変位するカム斜面11を
前端縁に円周状に設けた円筒カム3をキヤツプ6
の内面部に円周方向の回転が一体的で軸方向には
移動自在に取付け、キヤツプ6を先軸27とガイ
ド筒1に対し回転自在に組付けると共に円筒カム
3をガイド筒1の外周部に被嵌してそのカム斜面
11に上記の摺動コマ4を接触させ、キヤツプ6
の回転操作によつて円筒カム3のカム斜面11に
沿つて摺動コマ4を交互に前後動させることによ
りシヤープペンシル29とボールペン28のそれ
ぞれの先端筆記部を先軸先端口で選択的に出没自
在となした筆記具において、円筒カム3における
カム斜面11の後方部位の側面に凹部13を設け
て当該凹部13の後方に消しゴム14を嵌着させ
る孔部15を有すると共に外周部にはノツクカバ
ー16を被着させる後端筒部17を設け、キヤツ
プ6の側壁において上記円筒カム3の凹部13と
対向する箇所に窓部を設けて同所から時計モジユ
ール12を収納固定したケーシング18とケーシ
ングに嵌着した取付枠21をキヤツプ6内に嵌入
して円筒カム3の軸方向の移動を妨げないように
上記の凹部13内に位置せしめた状態でキヤツプ
6に固着し、円筒カム3の凹部13内に位置せし
めた取付枠21の後面と円筒カム3の後端筒部1
7の前面との間の間隙が非ノツク状態でノツクス
トローク以上になるように凹部13の軸方向の長
さを設定してなるものである。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。まず
ガイド筒1は軸方向の溝37,37′を有し、ま
た後端外面部に円周方向の略180゜の範囲で周溝2
を形成すると共にその周溝2の一端に連通して前
方へ向かう軸方向の縦溝(図示せず)を形成して
いる。シヤープペンシル29とボールペン28は
それぞれ後端に摺動コマ4を固着して、上記ガイ
ド筒1の各溝37,37′に軸方向に移動自在に
嵌装されている。ガイド筒1の前端部は接合筒3
0の後端部に挿入されて軸方向に移動不能で且つ
円周方向にも回転不能に組付けられている。接合
筒30は先軸27の内部に圧入されて着脱自在に
固定される。従つてガイド筒1も先軸27に対し
固定状態となる。軸方向に変位するカム斜面11
を前端縁に沿つて円周状に設けた円筒カム3は、
後端外面部に軸方向のガイド溝部26を有し、こ
のガイド溝部26をキヤツプ6の内面部に設けら
れた軸方向のガイド突起25と嵌合させて、キヤ
ツプ6の内部に円周方向の回転が一体的で軸方向
には移動自在に組付けられている。キヤツプ6は
前端内面部に段部7を設けてガイドワツシヤー5
を当接させ、このガイドワツシヤー5と共にガイ
ド筒1の側面部に突設されて接合筒30の通孔
(図示せず)を貫通するツバ部(図示せず)を挟
着する当接ワツシヤー8及びスプリングワツシヤ
ー9を内面部に挿入したのち、その前端開口内面
部に飾りリング10を圧入固着して、ガイド筒1
及び接合筒30に対し円周方向に回転自在で軸方
向には移動不能に組付けられている。円筒カム3
はガイド筒1の後端外周部に被嵌され、そのカム
斜面11に上記摺動コマ4をリターンスプリング
34や緩衝スプリング36によつて常に接触させ
ている。円筒カム3の内面部にはツバ部(図示せ
ず)が突設され、ツパ部はガイド筒1の周溝2に
嵌入されて、円筒カム3はガイド筒1に対し円周
方向に略180゜の範囲で回転可能となる。ツバ部が
周溝2の一端に衝合するように円筒カム3を回転
させるとカム斜面11の前端位置にボールペン2
8の摺動コマ4が移動してボールペン28がその
先端筆記部を先軸先端口から突出させ、円筒カム
3を逆方向に回転させて上記の縦溝と連通する周
溝2の他端にツバ部を衝合させるとカム斜面11
の前端位置にシヤープペンシル29の摺動コマ4
が移動してボールペン28に替わつてシヤープペ
ンシル29がその先端筆記部を先軸先端口から突
出させこの状態で円筒カム3を前方へノツクする
とツバ部が縦溝に嵌入するので円筒カム3が前進
可能となりシヤープペンシル29の芯の繰り出し
が行われる。
ところで、本考案では、円筒カム3におけるカ
ム斜面11の後方部位の側面に凹部13が設けら
れ、当該凹部13の後方に消しゴム14を嵌着さ
せる孔部15を有すると共に外周部にはノツクカ
バー16を被着させる後端筒部17が設けられ、
一方、キヤツプ6の側壁において円筒カム3の凹
部13と対向する位置に窓部が設けられ、この窓
部から時計モジユール12を収納固定したケーシ
ング18とケーシング18に嵌着した取付枠21
がキヤツプ内に嵌入されて、円筒カム3の軸方向
の移動を妨げないように上記の凹部13内に位置
せしめられ、取付枠21の前後面に設けた係止突
起22をキヤツプ内面部に係止して固定されてい
る。尚、時計モジユール12は筆記具に組み込み
可能な適宜なモジユールを使用し、時分等を示す
液晶表示部と電池を含み、ケーシング18に収納
固定され、又、ケーシング18はその前後面にレ
ール溝部19を有し、ケーシング18の外側にレ
ール溝部19と嵌合するレール部20を有する取
付枠21が組付けられているものである。取付枠
21には時計モジユール12の液晶表示部を目視
可能にすべく透明部がもうけられている。又、キ
ヤツプ6の窓部の前縁に切欠部23が設けられ、
取付枠21の前面にも溝24が設けられている。
これはケーシング18に収納した電池が消耗して
それを交換する場合にドライバーなどの先を挿入
して取付枠21を外し易くするためである。そし
て円筒カム3が非ノツク状態にある場合において
円筒カム3の凹部13内に位置させた取付枠21
の後面と円筒カム3における後端筒部17の前面
との間の間〓α(第1図参照)がノツクストロー
クβ(第1図参照)より長くなるように軸方向の
長さが設定されている。
尚、図中31はシヤープペンシル29の芯パイ
プ、32はボールペン28の受けパイプ、33と
35はスプリング受け、38はストツパー、39
は芯パイプ31の尾栓、40はスプリング受け、
41は緩衝部材、42は受けパイプ32の尾栓、
43はクリツプ、44はクリツプ固定リング、4
5はキヤツプの天冠をそれぞれ示している。
(作用及び効果) 本考案の構成は上記の通りであり、1本の軸内
にシヤープペンシルとボールペンを収納し、更に
時計を内蔵するので極めて有用性が増大するのは
勿論であるが、本考案は特に円筒カム3における
カム斜面11の後方部位の側面に凹部13を設け
て当該凹部13内に時計モジユール12を収納固
定したケーシング18と取付枠21を位置せしめ
且つ取付枠21の後面と円筒カム3における後端
筒部17の前面との間〓が非ノツク状態でノツク
ストローク以上になるように凹部13の軸方向の
長さを設定して構成されるので、時計が円筒カム
の軸方向の運動を妨げることなく円筒カムの位置
する範囲内に納まる事が可能となつて、従来のご
とく時計を円筒カムの後方に配するためキヤツプ
が先軸に対し著しく長くなつて外観のバランスを
損ねたり使い勝手が悪化する等の欠点を解消でき
る作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案時計付き筆記具の実施例を示すもの
であつて、第1図は全体断面図、第2図は第1図
A−A線の断面図である。 1……ガイド筒、2……周溝、3……円筒カ
ム、4……摺動コマ、6……キヤツプ、11……
カム斜面、12……時計モジユール、13……凹
部、14……消しゴム、15……孔部、16……
ノツクカバー、17……後端筒部、18……ケー
シング、21……取付枠、27……先軸、28…
…ボールペン、29……シヤープペンシル、30
……接合筒、37,37′……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向の溝37,37′を有するガイド筒1を
    先軸27に固定し、それぞれ後端に摺動コマ4を
    固着したシヤープペンシル29とボールペン28
    を上記ガイド筒1の各溝37,37′に嵌装し、
    軸方向に変位するカム斜面11を前端縁に円周状
    に設けた円筒カム3をキヤツプ6の内面部に円周
    方向の回転が一体的で軸方向には移動自在に取付
    け、キヤツプ6を先軸27とガイド筒1に対し回
    転自在に組付けると共に円筒カム3をガイド筒1
    の外周部に被嵌してそのカム斜面11に上記の摺
    動コマ4を接触させ、キヤツプ6の回転操作によ
    つて円筒カム3のカム斜面11に沿つて摺動コマ
    4を交互に前後動させることによりシヤープペン
    シル29とボールペン28のそれぞれの先端筆記
    部を先軸先端口で選択的に出没自在となした筆記
    具において、円筒カム3におけるカム斜面11の
    後方部位の側面に凹部13を設けて当該凹部13
    の後方に消しゴム14を嵌着させる孔部15を有
    すると共に外周部にはノツクカバー16を被着さ
    せる後端筒部17を設け、キヤツプ6の側壁にお
    いて上記円筒カム3の凹部13と対向する箇所に
    窓部を設けて同所から時計モジユール12を収納
    固定したケーシング18とケーシングに嵌着した
    取付枠21をキヤツプ6内に嵌入して円筒カム3
    の軸方向の移動を妨げないように上記の凹部13
    内に位置せしめた状態でキヤツプ6に固着し、円
    筒カム3の凹部13内に位置せしめた取付枠21
    の後面と円筒カム3の後端筒部17の前面との間
    の間隙が非ノツク状態でノツクストローク以上に
    なるように凹部13の軸方向の長さを設定してな
    る時計付き筆記具。
JP1432282U 1982-02-04 1982-02-04 時計付き筆記具 Granted JPS58117984U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58117984U JPS58117984U (ja) 1983-08-11
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