JP3273860B2 - 複式筆記具 - Google Patents

複式筆記具

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JP3273860B2
JP3273860B2 JP10627394A JP10627394A JP3273860B2 JP 3273860 B2 JP3273860 B2 JP 3273860B2 JP 10627394 A JP10627394 A JP 10627394A JP 10627394 A JP10627394 A JP 10627394A JP 3273860 B2 JP3273860 B2 JP 3273860B2
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小林  清一
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本考案は、複数の筆記体の先端を
先軸先端口に於いて交互に出没可能とし、且つ後軸の後
端から消しゴムを出没可能とした複式筆記具の提供に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複式筆記具の一例としては、同出
願人による実開昭64ー3491号公報に見られるよう
に、2本の筆記体を案内する摺動溝を有して先軸に対し
固着されるガイド筒と、当該ガイド筒に嵌装される二本
の筆記体に取付けられた摺動コマに接するカム斜面を前
端部に有すると共に、後端はノック部となしてキャップ
に対し軸方向に移動自在に、且つ円周方向の回転は一体
となるよう装着された円筒カムを備え、先軸に対するキ
ャップの回転操作により二本の筆記体を先軸先端口に於
いて選択的に出没可能とした複式筆記具が存在する。
又、特開平3ー79397号公報に見られるように摺動
コマの後端縁に軸方向に変位する円周状のカム斜面を有
し、それと当接するカム係合突起をキャップの内孔部に
有した複式筆記具が存在する。又、本願の引用例とし
て、同出願人による実開昭60ー120889号公報に
見られるように、キャップ後端から突出した天冠を回転
させて消しゴムを出没させるようにした複式筆記具が存
在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の引用例には、多
くの部位に金属部品が使用され、構造も複雑で、部品点
数も多くなりコスト高となる問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に案出された本発明の複式筆記具は、樹脂製の先軸と樹
脂製のガイド筒の先方を互いに回転不能且つ抜け止め状
態に嵌着する係合部を夫々設けて両者を固定したこと。
(別の対応としては、相互間に螺子部を設けて接合する
ことも可能である。)又、ガイド筒に設けた複数の案内
溝に摺動コマを後端に止着した複数の筆記体をリターン
スプリングを介して夫々前後動自在に嵌装し、軸方向に
変位するカム斜面を前端部に円周状に設けると共に、内
孔面部に鍔部を突設し、ガイド筒後端外周に設けた周溝
に鍔部を嵌入させて、ガイド筒に対して樹脂製の円筒カ
ムを回転自在で抜け止め止着したこと。ガイド筒を被覆
する状態で中軸を、円筒カムを被覆する状態で後軸を中
軸の後端外周部に回転のみ可能に取付け、ガイド筒を中
軸に対して回転不能で抜け止め、円筒カムを後軸に対し
て回転不能に構成したことである。又、円筒カムの後方
に長く延設した筒部を設けて、筒部を後軸後端から突出
させ、筒部にはスリット部が設けられ、後方に消しゴム
を止着した消しゴムホルダーがその突起をスリット部に
嵌入させた状態で筒部内に嵌装したこと。又、上記スリ
ット部を有した筒部に、後方に消しゴムを止着した樹脂
製の消しゴムホルダーがその外周に設けた突起をスリッ
ト部に嵌挿して取付けられ、筒部の外周には内孔部に螺
旋溝を設けた樹脂製の内筒が嵌挿されて筒部の外周に回
転のみ可能に取付けられて、消しゴムホルダーの突起が
螺旋溝に嵌入され、内筒の後端が後軸の後端から適宜突
出して回転操作部が設けられると共に、中軸に対する後
軸の回転によって各摺動コマを前後方向に交互に移動さ
せて各筆記体の先端を先軸先端口より選択的に出没可能
と成し、後軸に対する回転操作部の回転によって消しゴ
ムを内筒の後端から出没可能としたことである。又、上
記円筒カムを後軸に対し回転方向にのみ一体に取付け、
少なくとも一本をシャープペンシル筆記体として、その
筆記先端部が先軸先端口より突出した状態に於いて、円
筒カムをガイド筒に対し軸推移可能に設け、内筒の後端
をノックすることにより円筒カムを軸推移して芯の繰り
出しを可能と成したことである。
【0005】
【実施例】以下実施例を図面に基づき説明する。本発明
の複式筆記具は、ガイド筒1、先軸2、円筒カム3、中
軸4、後軸29、一対の摺動コマ5、5`、シャープペ
ンシル筆記体6、ボールペン等筆記体7、内筒31、消
しゴムホルダー37、消しゴム42を主な構成要素とす
る。先ず、ガイド筒1は樹脂製で、図1に示すように、
略中央部から後端まで側面に開口した軸方向に長い案内
溝8を有し、それと反対側の側面には中央部から後端の
多少前方位置まで開口した軸方向に長い案内溝8`を有
している。ガイド筒1の前半部には、各案内溝8、8`
と連通して孔41、41`を有した仕切り部15を備え
て前端を開口した筒部9が設けられ、筒部9の後端近く
の外周部にフランジ部28を形成して、更に、フランジ
部28前方の外周部には膨出状の係合部12が形成され
ている。又、筒部9後端よりやや後方の側面には後述す
る中軸4の係合溝27と嵌着する円周状に膨出した係合
部27`が形成されている。又、ガイド筒後端の側面に
は円周方向の周溝16が設けられている。(実開昭64
ー3491号公報のガイド筒の筒部の構成と同じであ
る)
【0006】樹脂製の先軸2は前方が先細状で、内孔部
先端には内段部24を有して先端口が設けられている。
又、後端孔には、前記ガイド筒の筒部9の外周部に設け
られた係合部12と迎合してガイド筒1と抜け止め且つ
回転止めされる係合溝11が設けられている。尚、筒部
9と先軸2は適宜な力で着脱可能に固定される。(実開
昭64ー3491号公報の先軸の構成と同じ)
【0007】円筒カム3は樹脂製で筒状を成し、前端縁
に円周状に前後に変位するカム斜面13を有し、カム斜
面13の最前端部には切欠14が形成されている。又、
側面には後述する後軸29の案内溝29bに嵌入する所
要数のリブ3aを有し、カム斜面13後方の内面には扇
状を成した鍔部17が設けられている。又、後方外周に
円周状の鍔部35を有して更に後方に長く延設した筒部
には長いスリット部33が形成されている。
【0008】樹脂製の後軸29は、やや太径の軸筒部を
有しており、軸筒部の後端側面にクリップ30が設けら
れている。又、前方内孔の周壁に突部29aを有し、そ
の後方内壁に所要数の案内溝29bが形成されている。
一方、樹脂製の中軸4の後端近傍には鍔部4aが形成さ
れ、さらに後端外周部には円周状に係合溝4bが形成さ
れている。上記後軸29は突部29aが係合溝4bに弾
性的に嵌入して中軸4に対し回転のみ可能に固定され
る。又、円筒カム3は前記リブ3aが案内溝29bに嵌
装して、後軸29に対し回転不可で、且つ軸推移可能に
成されている。
【0009】樹脂製の摺動コマ5は、外面に突起19を
有して、突起19の後端面には中央部が突出してその両
側が前述した円筒カム3のカム斜面13と略同勾配のカ
ム斜面を有している。又、芯パイプ20のフランジ部2
1に当接して、芯パイプ20の後方を長く突出して嵌着
する孔が設けられている。又、芯パイプ20の後端孔は
尾栓22が固着されて後端孔が閉塞されている。摺動コ
マ5`は摺動コマ5と同様に突起19`とカム斜面を有
し、先端にはボールペン等筆記体7の後端を止着する係
止部23が設けられている。尚、係止部はパイプ状に成
して筆記体の後端を嵌着することも可能である。
【0010】内筒31は樹脂製で、筒部の内面に螺旋溝
34が形成され、該筒部先端の内面に突起44とその後
部に円周状の溝36が設けられている。尚、突起44は
円周状の全周又は所要部位に適宜設けられる。又、筒部
の略後端の外周にはやや膨出した形状の回転操作部32
が設けられている。又、消しゴムホルダー37は、後端
に消しゴム42の後端を当接させる有底の孔部を備え、
先端の外周部には突起38が形成され、後端の外周部に
は弾性片39と弾性片39の内面には係止突起40が形
成され、弾性片39に上記消しゴム42の後端を挟着さ
せる。
【0011】シャープペンシル筆記体6は、一般的なチ
ャック機構を内蔵し、後端にチャック機構と連結した継
手43を介して芯パイプ20に接合し、芯パイプ20の
後方に設けたフランジ部21に当接して摺動コマ5が嵌
着され、摺動コマ5の後端から突出した芯パイプ20の
後端孔は上述した如く尾栓22で閉塞されている。芯の
繰り出しは、シャープペンシル筆記体6の先端段部25
が先軸2の内段部24に当接した状態で、上記円筒カム
3と連動して摺動コマ5の軸推移によりチャックを摺動
して行われる。
【0012】シャープペンシル筆記体6、ボールペン等
筆記体7は、後端に夫々の摺動コマ5、5`を接続させ
て、前述のガイド筒1の各案内溝8、8`に移動自在に
嵌装され、各摺動コマ5、5`の前端面とガイド筒1の
案内溝8、8`前面の仕切り部15との間に介装したリ
ターンスプリング26、26`により後方へ附勢され
る。円筒カム3は、ガイド筒1の周溝16に鍔部17を
弾性的に嵌入させてガイド筒1に対して円周方向に回転
自在で抜け止めして止着される。尚、通常は、各筆記体
を先軸先端口から突出する状態で円筒カム3が回転止め
されるように周溝16と鍔部17が寸法設定される。
又、シャープペンシル筆記体が突出した状態で、鍔部1
7に対向する周溝位置は芯繰り出しに必要なストローク
分幅広に形成されている。又、摺動コマ5、5`はリタ
ーンスプリング26、26`によって後方へ附勢されて
いるので、常にその突起19、19`のカム斜面を円筒
カム3のカム斜面13に接触した状態を保っている。
【0013】ガイド筒1を被覆して中軸4が、円筒カム
3を被嵌して後軸29が中軸4の後端外周部に回転のみ
可能に取付けられ、ガイド筒1のフランジ部28の後面
が後軸4の前面に当接状態で、突起状の係合部27`が
上記中軸4の係合溝27に弾性的に嵌着して、中軸4に
対してガイド筒1は抜け止め、又、相互間に回転止め部
(図示せず)を設けて固定される。又、円筒カム3のリ
ブ3aが後軸29の案内溝29bに嵌入して、後軸29
に対して円筒カム3は回転不可であるが軸推移自在に成
されている。又、ガイド筒1の筒部9には先軸2が嵌装
され、フランジ部28の前面に先軸2の後端面が当接状
態で、筒部9の係合部12が先軸2の係合溝11に弾性
的に嵌着して、先軸2とガイド筒1が回転止め且つ抜け
止め状態に固定される。尚、先軸2は、適宜な力で着脱
可能になっている。
【0014】この状態で、中軸4に対して後軸29を一
方に回転すると、摺動コマ5が前進して円筒カム3のカ
ム斜面13の最前端の切欠14が一方のシャープペンシ
ル筆記体6の摺動コマ5の突起19に係止して筆記先端
部が先軸先端口から突出状態になる。中軸4に対して後
軸29を他方に回転すると、摺動コマ5が後退してシャ
ープペンシル筆記体6の筆記先端部が先軸先端口から没
入すると共に、摺動コマ5`が前進して他方のボールペ
ン等筆記体7の筆記先端部が先軸先端口から突出する。
【0015】一方、後軸29の後端から長く突出した円
筒カム3の筒部内に消しゴム42を止着した消しゴムホ
ルダー37を嵌挿して、消しゴムホルダー37の突起3
8を円筒カム3の筒部に設けたスリット部33に嵌入さ
せて、消しゴムホルダー37を円筒カム3の筒部に回転
止め且つ摺動自在に成している。又、円筒カム3の筒部
に被嵌して内筒31が嵌装され、上記筒部の鍔部35を
溝36に弾性的に嵌入させて、円筒カム3の筒部に対し
て内筒31が回転自在で抜け止め止着されると共に、上
記消しゴムホルダー37の突起38を内筒31の螺旋溝
34に嵌入させる。又、後軸29の後端から内筒31の
回転操作部32が適宜突出した状態に位置される。以上
により、後軸4に対して回転操作部32を回転させると
消しゴム42が内筒31の後端開口部から出没する。
尚、内筒31の開口部の内径は消しゴム42の外径より
僅かに大きく設けられている。
【0016】
【作用】中軸4に対して後軸29を一方に回転すると、
図1に示すように円筒カム3のカム斜面13の先端に設
けた切欠14が一方のシャープペンシル筆記体6の摺動
コマ5と係合してその筆記先端部を先軸先端口から突出
する。このとき円筒カム3の鍔部17は周溝16の幅広
部に位置している。この状態で内筒31の後端をノック
して円筒カム3を軸推移すると、その動作が摺動コマ
5、芯パイプ20、シャープペンシル筆記体6に伝達さ
れ、筆記先端部の段部25が先軸2の内段部24に当接
した状態から更に継手43に連動してチャックが軸推移
して芯が繰り出される。中軸4に対して後軸29を他方
に回転すると、シャープペンシル筆記体6が後退し、代
わりにボールペン等筆記体7の筆記先端部が先軸先端口
から突出する。
【0017】次に、後軸29に対して内筒31の回転操
作部32を一方に回転すると、消しゴムホルダー37の
突起38が、内筒31の螺旋溝34に沿って移動するの
で、徐々に消しゴムホルダー37が後退して、消しゴム
42が内筒31後端開口部から繰り出される。又、回転
操作部32を他方に回転させると消しゴムホルダー37
が前進して、それと共に消しゴム42が後端開口部から
没入する。
【0018】
【発明の効果】本発明は実施例に示すように、円筒カム
の後方にスリット部を有した筒部が一体に延設され、内
孔部に螺旋溝が形成された樹脂製の内筒が筒部に回転の
み自在に取付けられて、内筒の後端が後軸の後端から適
宜突出してその外周に回転操作部が設けられたことで、
従来例に対し金属が樹脂に代替えされ、部品点数が省略
されて構造が単純化され、且つ、組立てが容易となりコ
スト低減が達成される。又、中軸に対し後軸を回転して
筆記体の出没を行うので、回転操作がし易い。又、回転
操作を片手で行うことも可能となる。又、後軸に対し内
筒の後端をノックすることでシャープペンシルの繰り出
しができるので、後軸が軸推移するものに対してノック
操作が楽である。以上により、従来例に対して操作性が
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体の縦断面図で、要部
の一部が非断面となっている。
【図2】図1に於ける要部拡大の断面図である。
【符号の説明】
1 ガイド筒 2 先軸 3 円筒カム 3a リブ 4 中軸 4a 鍔部 4b 係合溝 5 摺動コマ 5` 摺動コマ 6 シャープペンシル筆記体 7 ボールペン等筆記体 8 案内溝 8` 案内溝 9 筒部 10 ノックスプリング 11 係合溝 12 係合部 13 カム斜面 14 切欠 15 仕切り部 16 周溝 17 鍔部 18 貫通孔 19 突起 19` 突起 20 芯パイプ 21 フランジ部 22 尾栓 23 係止部 24 内段部 25 段部 26 リターンスプリング 26` リターンスプリング 27 係合溝 27` 係合部 28 フランジ部 29 後軸 29a 突部 29b 案内溝 30 クリップ 31 内筒 32 回転操作部 33 スリット部 34 螺旋溝 35 鍔部 36 溝 37 消しゴムホルダー 38 突起 39 弾性片 40 係止突起 41 孔 41` 孔 42 消しゴム 43 継ぎ手 44 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43K 24/14 B43K 24/18 B43K 29/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の先軸と樹脂製のガイド筒の先方
    を着脱可能な状態に固定し、ガイド筒に設けた複数の案
    内溝に、摺動コマを後端に止着した複数の筆記体をガイ
    ド筒と摺動コマとの間にリターンスプリングを附勢し
    て、夫々軸方向に前後動可能に嵌装し、又、ガイド筒の
    後方を被覆して樹脂製の中軸がガイド筒に固定され、中
    軸の後端外周部に後軸が回転のみ可能に止着されて、後
    軸の内孔部で円筒カムが後軸に対し回転止めされ、ガイ
    ド筒後端外周に設けた周溝に円筒カムの内壁に設けた鍔
    部を嵌入させて、円筒カムをガイド筒に対し回動可能な
    状態に止着すると共に、円筒カムの前端縁に軸方向に変
    位する円周状のカム斜面を設け、円筒カムの前端縁と摺
    動コマの後端縁を当接させることにより中軸に対する後
    軸の回転によって交互に各摺動コマを前後動させて、各
    筆記体の先端を先軸の先端口から選択的に出没可能とし
    た複式筆記具に於いて、上記円筒カムの後方に延設した
    筒部にスリット部を設けて、該筒部に後方に消しゴムを
    止着した消しゴムホルダーがその外周に設けた突起を上
    記筒部のスリット部に嵌入して取付けられ、筒部の外周
    には内孔部に螺旋溝を設けた樹脂製の内筒が嵌挿されて
    筒部の外周に回転のみ可能に取付けられて、上記消しゴ
    ムホルダーの突起が螺旋溝に嵌入され、内筒の後端が上
    記後軸の後端から適宜突出して回転操作部が設けられる
    と共に、中軸に対する後軸の回転によって各摺動コマを
    前後方向に交互に移動させて各筆記体の先端を先軸先端
    口より選択的に出没可能と成し、後軸に対する上記回転
    操作部の回転によって消しゴムを内筒の後端から出没可
    能としたことを特徴とする複式筆記具。
  2. 【請求項2】 上記円筒カムを後軸に対し回転方向にの
    み一体に取付け、少なくとも一本をシャープペンシル筆
    記体として、その筆記先端部が先軸先端口より突出した
    状態に於いて、上記円筒カムをガイド筒に対し軸推移可
    能に設け、上記内筒の後端をノックすることにより円筒
    カムを軸推移して芯の繰り出しが可能となるように構成
    されたことを特徴とする上記請求項1記載の複式筆記
    具。
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