JPH0118354Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118354Y2 JPH0118354Y2 JP17443980U JP17443980U JPH0118354Y2 JP H0118354 Y2 JPH0118354 Y2 JP H0118354Y2 JP 17443980 U JP17443980 U JP 17443980U JP 17443980 U JP17443980 U JP 17443980U JP H0118354 Y2 JPH0118354 Y2 JP H0118354Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- synthetic resin
- coating layer
- resin coating
- wood grain
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は模様付並設用板体に関する。
従来合成樹脂製の並設用板体においては、黒色
樹脂ペレツトを混合して木目模様を用いたものが
存する。しかしながら、従来の並設用板体では、
通常押出成形によつて製造されるが、並設用板体
の断面形状で樹脂の流れ方が違つてきて満足な木
目模様が得られないことが多い。又、押出成形機
によつては黒色樹脂ペレツトが並設用板体の内部
方向に流れ、巻込まれて板体表面では木目が途切
れることが生じるのである。
樹脂ペレツトを混合して木目模様を用いたものが
存する。しかしながら、従来の並設用板体では、
通常押出成形によつて製造されるが、並設用板体
の断面形状で樹脂の流れ方が違つてきて満足な木
目模様が得られないことが多い。又、押出成形機
によつては黒色樹脂ペレツトが並設用板体の内部
方向に流れ、巻込まれて板体表面では木目が途切
れることが生じるのである。
本考案はこうした従来の欠点を解消すべくなさ
れたものであり、断面形状や押出機によつて殆ん
ど影響されず、常に自然に近い木目模様が得ら
れ、製造も容易である模様付並設用板体を提供す
ることを目的とするものである。
れたものであり、断面形状や押出機によつて殆ん
ど影響されず、常に自然に近い木目模様が得ら
れ、製造も容易である模様付並設用板体を提供す
ることを目的とするものである。
第1図は本考案の典型的な実施例を示してい
る。1は硬質塩化ビニル樹脂などの硬質合成樹脂
によつて形成された板状本体である。板状本体1
は両側縁に脚部が設けられ、中央部に凹溝が設け
られている。本考案においては、板状本体の断面
形状は公知の種々の形状になされうる。該板状本
体1の表面には合成樹脂被覆層2が設けられてい
る。合成樹脂被覆層2は板状本体1の上端面のみ
に形成されている。該合成樹脂被覆層2は無着色
透明樹脂3と着色樹脂4とで木目模様が形成され
る。第3図には板状本体1と合成樹脂被覆層2の
拡大断面斜視図が示されている。無着色透明樹脂
3と着色樹脂4は硬質、軟質の塩化ビニル樹脂ア
クリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、や
それらの混合物、共重合体などから形成される。
る。1は硬質塩化ビニル樹脂などの硬質合成樹脂
によつて形成された板状本体である。板状本体1
は両側縁に脚部が設けられ、中央部に凹溝が設け
られている。本考案においては、板状本体の断面
形状は公知の種々の形状になされうる。該板状本
体1の表面には合成樹脂被覆層2が設けられてい
る。合成樹脂被覆層2は板状本体1の上端面のみ
に形成されている。該合成樹脂被覆層2は無着色
透明樹脂3と着色樹脂4とで木目模様が形成され
る。第3図には板状本体1と合成樹脂被覆層2の
拡大断面斜視図が示されている。無着色透明樹脂
3と着色樹脂4は硬質、軟質の塩化ビニル樹脂ア
クリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、や
それらの混合物、共重合体などから形成される。
無着色透明樹脂3の部分では、光が透過して板
状本体1自体の色調が見える。板状本体1を木質
の色調とし、着色樹脂4を黒色や焦茶などの暗色
として、建材として好ましい木調の並設用板体が
得られる。合成樹脂被覆層2にはアクリル樹脂な
どを使用して、あるいは紫外線吸収剤を入れて並
設用板体全体の耐候性を向上させることができ
る。従つて高価な耐候性樹脂、耐候性改良剤の使
用量は極く少量ですむ。尚、無着色透明樹脂3は
完全な透明でなくともよく、半透明であつてもよ
い。
状本体1自体の色調が見える。板状本体1を木質
の色調とし、着色樹脂4を黒色や焦茶などの暗色
として、建材として好ましい木調の並設用板体が
得られる。合成樹脂被覆層2にはアクリル樹脂な
どを使用して、あるいは紫外線吸収剤を入れて並
設用板体全体の耐候性を向上させることができ
る。従つて高価な耐候性樹脂、耐候性改良剤の使
用量は極く少量ですむ。尚、無着色透明樹脂3は
完全な透明でなくともよく、半透明であつてもよ
い。
第2図は本考案の別の例である。合成樹脂被覆
層2は板状本体1の上面及び側面に形成されてい
る。しかして、合成樹脂被覆層2が形成される板
状本体1の表面とは、上面に限られるものではな
く、板状本体1の側面や裏面であつてもよいので
ある。しかし、並設用板体の目につく部位に設け
るのは当然である。
層2は板状本体1の上面及び側面に形成されてい
る。しかして、合成樹脂被覆層2が形成される板
状本体1の表面とは、上面に限られるものではな
く、板状本体1の側面や裏面であつてもよいので
ある。しかし、並設用板体の目につく部位に設け
るのは当然である。
次に本考案模様付並設用板体の成形について説
明する。板状本体1は通常の並設用板体と同様に
押出成形される。この時押出機は種々の形式、性
能のものが使え制限する条件が少ない。この板状
本体1を成形する主押出機の成形金型の吐出口近
くに副押出機が接続され、該副押出機によつて合
成樹脂被覆層2を板状本体1の表面に供給し、板
状本体1と合成樹脂被覆層2とを同時押出成形す
る。かくして板状本体1と合成樹脂被覆層2は溶
融一体化する。無着色透明樹脂3と着色樹脂4は
同時に副押出機に供給してもよいし、別々に供給
してもよい。いずれの場合でも、木目模様を決定
する合成樹脂被覆層2は成形金型の吐出口近く、
即ちほぼ形状の定まつてきた時点における板状本
体1の表面に供給されるので、板状本体1の中に
巻込まれて木目模様が途切れることがなく、常に
安定に木目模様を形成することができる。
明する。板状本体1は通常の並設用板体と同様に
押出成形される。この時押出機は種々の形式、性
能のものが使え制限する条件が少ない。この板状
本体1を成形する主押出機の成形金型の吐出口近
くに副押出機が接続され、該副押出機によつて合
成樹脂被覆層2を板状本体1の表面に供給し、板
状本体1と合成樹脂被覆層2とを同時押出成形す
る。かくして板状本体1と合成樹脂被覆層2は溶
融一体化する。無着色透明樹脂3と着色樹脂4は
同時に副押出機に供給してもよいし、別々に供給
してもよい。いずれの場合でも、木目模様を決定
する合成樹脂被覆層2は成形金型の吐出口近く、
即ちほぼ形状の定まつてきた時点における板状本
体1の表面に供給されるので、板状本体1の中に
巻込まれて木目模様が途切れることがなく、常に
安定に木目模様を形成することができる。
本考案模様付並設用板体は以上説明した通り、
板状本体の断面形状や成形機に殆んど影響され
ず、安定に好みの木目模様を付けることができ、
しかも同時押出成形の一工程で製造することが出
来るので、コストが安く、生産性が優れている。
又、成形に際しては、合成樹脂被覆層について
は、板状本体の色調配合に関らず無着色透明樹脂
と着色樹脂を混合して、あるいは別々に用意して
おけばよく、成形機を選ばないことと併せて製造
が極めて容易となる。更に、合成樹脂被覆層のみ
を、少量の耐候性向上剤を用いて板状本体の品
質、強度の低下と木目模様の褪色を防止すること
も容易である。
板状本体の断面形状や成形機に殆んど影響され
ず、安定に好みの木目模様を付けることができ、
しかも同時押出成形の一工程で製造することが出
来るので、コストが安く、生産性が優れている。
又、成形に際しては、合成樹脂被覆層について
は、板状本体の色調配合に関らず無着色透明樹脂
と着色樹脂を混合して、あるいは別々に用意して
おけばよく、成形機を選ばないことと併せて製造
が極めて容易となる。更に、合成樹脂被覆層のみ
を、少量の耐候性向上剤を用いて板状本体の品
質、強度の低下と木目模様の褪色を防止すること
も容易である。
第1図、第2図は本考案模様付並設用板体の一
例を示す斜視図、第3図はその拡大断面斜視図で
ある。 1……板状本体、2……合成樹脂被覆層、3…
…無着色透明樹脂、4……着色樹脂。
例を示す斜視図、第3図はその拡大断面斜視図で
ある。 1……板状本体、2……合成樹脂被覆層、3…
…無着色透明樹脂、4……着色樹脂。
Claims (1)
- 硬質合成樹脂よりなる板状本体と、該板状本体
の表面の合成樹脂被覆層とが同時押出成形により
一体に成形され、該合成樹脂被覆層は無着色透明
樹脂と着色樹脂とで木目模様が形成されてなる模
様付並設用板体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17443980U JPH0118354Y2 (ja) | 1980-12-04 | 1980-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17443980U JPH0118354Y2 (ja) | 1980-12-04 | 1980-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796334U JPS5796334U (ja) | 1982-06-14 |
JPH0118354Y2 true JPH0118354Y2 (ja) | 1989-05-29 |
Family
ID=29532438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17443980U Expired JPH0118354Y2 (ja) | 1980-12-04 | 1980-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0118354Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-04 JP JP17443980U patent/JPH0118354Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5796334U (ja) | 1982-06-14 |
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