JPH01183019A - ハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法 - Google Patents
ハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法Info
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- JPH01183019A JPH01183019A JP75988A JP75988A JPH01183019A JP H01183019 A JPH01183019 A JP H01183019A JP 75988 A JP75988 A JP 75988A JP 75988 A JP75988 A JP 75988A JP H01183019 A JPH01183019 A JP H01183019A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/88—Processes specially adapted for manufacture of rectilinearly movable switches having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboards
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
- H01H13/705—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by construction, mounting or arrangement of operating parts, e.g. push-buttons or keys
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、電気スイッチを選択的に開閉したり切換えた
りするための操作部分であるプッシュ・ボタンを、当該
電気スイッチを利用する各種機器のハウジングに組込む
際の改良に関する。
りするための操作部分であるプッシュ・ボタンを、当該
電気スイッチを利用する各種機器のハウジングに組込む
際の改良に関する。
〈従来の技術〉
例えばコードレス電話機のダイアル部分や電子卓上計算
機の数値入力部分、あるいはまたパーソナル・コンピュ
ータやワード・プロセッサ用のキー・ボード等において
は、トグル・スイッチやロータリ・スイッチ等ではなく
、専らプッシュ・ボタン・スイッチが利用されているが
、実際にはこの種のプッシュ・ボタン・スイッチは、ス
イッチ部分とプッシュ・ボタン部分とが別体に作られて
から、後で組立てられるようになっている。
機の数値入力部分、あるいはまたパーソナル・コンピュ
ータやワード・プロセッサ用のキー・ボード等において
は、トグル・スイッチやロータリ・スイッチ等ではなく
、専らプッシュ・ボタン・スイッチが利用されているが
、実際にはこの種のプッシュ・ボタン・スイッチは、ス
イッチ部分とプッシュ・ボタン部分とが別体に作られて
から、後で組立てられるようになっている。
すなわち、回路線路を断続ないし転轍する部分は、他の
回路要素共々、あらかじめプリント基板等の上に固定さ
れ、一方で人が押圧操作するプッシュ・ボタン部分は、
これとは別途の工程で作られた後、そうした回路を内蔵
するハウジングに開けられている挿入孔内に収められ、
ハウジング内に配線を終−えたプリント基板を組入れ、
固定する工程において始めて、各対応するスイッチのア
クチュエータ部分に機械的に係合するようになっている
。もちろん係合後は、ハウジング表面側においてプッシ
ュ・ボタンの頭を押すと、対応するスイッチ部分が動作
するようになる。
回路要素共々、あらかじめプリント基板等の上に固定さ
れ、一方で人が押圧操作するプッシュ・ボタン部分は、
これとは別途の工程で作られた後、そうした回路を内蔵
するハウジングに開けられている挿入孔内に収められ、
ハウジング内に配線を終−えたプリント基板を組入れ、
固定する工程において始めて、各対応するスイッチのア
クチュエータ部分に機械的に係合するようになっている
。もちろん係合後は、ハウジング表面側においてプッシ
ュ・ボタンの頭を押すと、対応するスイッチ部分が動作
するようになる。
しかるに、上記において特に、各プッシュ・ボタンをハ
ウジングに開けられた各挿入孔内にあらかじめ組込んで
置くまでの工程に着目すると、従来は次のような手順を
踏んでいた。
ウジングに開けられた各挿入孔内にあらかじめ組込んで
置くまでの工程に着目すると、従来は次のような手順を
踏んでいた。
まず、必要な数のプッシュ・ボタンは、プラスチック射
出成形により、少なくともその幾つかづつが一体成形さ
れる。
出成形により、少なくともその幾つかづつが一体成形さ
れる。
例えば説明の便宜のため、コードレス電話機や普通のブ
ツシュ・ホン用のプッシュ・ボタン群を考えると、プッ
シュ・ボタンの必要数は原則として12個であって、“
0”から“9′°までの10個の数字キーに、いわゆる
アスタリスク・キー“*″とシャープ・キー°′#”の
二つの特殊記号キーを加えたものとなる。
ツシュ・ホン用のプッシュ・ボタン群を考えると、プッ
シュ・ボタンの必要数は原則として12個であって、“
0”から“9′°までの10個の数字キーに、いわゆる
アスタリスク・キー“*″とシャープ・キー°′#”の
二つの特殊記号キーを加えたものとなる。
このようなプッシュ・ボタン群をプラスチック射出成形
した結果は、大体において第2図(A)。
した結果は、大体において第2図(A)。
(B)に示されるようになる。すなわち、成形中、溶け
たプラスチック材である“湯゛の流れたランナ(湯路)
11が固化し、このランナ11から各プッシュ・ボタン
10を成形するための噴出口となったゲート12を介し
、各プッシュ・ボタン10がランナ11に固定された格
好になる。
たプラスチック材である“湯゛の流れたランナ(湯路)
11が固化し、このランナ11から各プッシュ・ボタン
10を成形するための噴出口となったゲート12を介し
、各プッシュ・ボタン10がランナ11に固定された格
好になる。
固化したゲート12は、第2図(B)にも示されている
が、一般にこの種のプラスチック射出成形技術において
周知であるように、比較的薄いか細い部分となり、脆弱
である。
が、一般にこの種のプラスチック射出成形技術において
周知であるように、比較的薄いか細い部分となり、脆弱
である。
このようにして、一応、各プッシュ・ボタン10の形を
作ったならば、従来はこの時点においてすでに、各ゲー
ト12を破断することによって各プッシュ・ボタン10
をランナ11から取外し、一つ一つばらばらにしていた
。
作ったならば、従来はこの時点においてすでに、各ゲー
ト12を破断することによって各プッシュ・ボタン10
をランナ11から取外し、一つ一つばらばらにしていた
。
もっとも、このように一つ一つのプッシュ・ボタン10
をランナ11から取外す作業自体は、従来においても自
動化の計られていることが多く、−括的なゲート切断作
業となっていた。
をランナ11から取外す作業自体は、従来においても自
動化の計られていることが多く、−括的なゲート切断作
業となっていた。
しかし、第3図に示されているように、この後、ハウジ
ング20の方に開けられた各プッシュ・ボタン挿入孔2
1内に、上記のように計12個のプッシュ・ボタン10
を所定の位置関係に従って組込む作業は、専ら人手によ
っていた。
ング20の方に開けられた各プッシュ・ボタン挿入孔2
1内に、上記のように計12個のプッシュ・ボタン10
を所定の位置関係に従って組込む作業は、専ら人手によ
っていた。
すなわち作業者は、各数字キーや特殊記号キーとなるプ
ッシュ・ボタン10・・・・・・を一つづつ摘んでは、
ハウジング20の裏側から各指定されているプッシュ・
ボタン挿入孔21・・・・・・内に、それぞれ対応する
記号の付されたプッシュ・ボタンを落とし込むようにし
て組込んでいたのである。
ッシュ・ボタン10・・・・・・を一つづつ摘んでは、
ハウジング20の裏側から各指定されているプッシュ・
ボタン挿入孔21・・・・・・内に、それぞれ対応する
記号の付されたプッシュ・ボタンを落とし込むようにし
て組込んでいたのである。
なお、図中、プッシュ・ボタン挿入孔21は周囲を筒部
22・・・・・・で囲まれ、ある程度、ハウジング裏側
にあって軸方向に長さのある□ものとなっており、この
筒部22に二個所程切られている溝23は回り止め溝2
3であって、各プッシュ・ボタンlOの外周面に設けら
れている回り止め突起11を軸方向には移動可能に、た
たし周方向には回転不能に嵌合し、プッシュ・ボタンの
回転を防ぐようになっている。これは良く用いられる手
段であり、また、プッシュ・ボタンの根本の部分には、
挿入孔21からハウジング表面側への抜けを防ぐため、
筒部21の端縁部に触れるフランジ14があったり、内
部盲孔15内には、図示されていないスイッチ部分のア
クチュエータに係合するための係合要素(図示の場合、
盲孔内周面の一部に形成された突起状物)16等も設け
られることが多い。
22・・・・・・で囲まれ、ある程度、ハウジング裏側
にあって軸方向に長さのある□ものとなっており、この
筒部22に二個所程切られている溝23は回り止め溝2
3であって、各プッシュ・ボタンlOの外周面に設けら
れている回り止め突起11を軸方向には移動可能に、た
たし周方向には回転不能に嵌合し、プッシュ・ボタンの
回転を防ぐようになっている。これは良く用いられる手
段であり、また、プッシュ・ボタンの根本の部分には、
挿入孔21からハウジング表面側への抜けを防ぐため、
筒部21の端縁部に触れるフランジ14があったり、内
部盲孔15内には、図示されていないスイッチ部分のア
クチュエータに係合するための係合要素(図示の場合、
盲孔内周面の一部に形成された突起状物)16等も設け
られることが多い。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかるに、本書で問題にすべきは、プラスチック射出成
形の終わったプッシュ・ボタンlO・・・・・・を、そ
のランナ11から適当なる自動機により一括的に取外し
た後の手作業工程である。
形の終わったプッシュ・ボタンlO・・・・・・を、そ
のランナ11から適当なる自動機により一括的に取外し
た後の手作業工程である。
上記の説明から明らかなように、一つ一つ取外してしま
った各プッシュ・ボタンlO・・・・・・を、ハウジン
グ20に開けられているプッシュ・ボタン挿入孔21・
・・・・・の対応する各々に収めて行く作業は、それ自
体、極めて多大な時間と労力を要する非能率的な仕事で
ある。
った各プッシュ・ボタンlO・・・・・・を、ハウジン
グ20に開けられているプッシュ・ボタン挿入孔21・
・・・・・の対応する各々に収めて行く作業は、それ自
体、極めて多大な時間と労力を要する非能率的な仕事で
ある。
のみならず、各プッシュ・ボタン10・・・・・・は、
各指定されている挿入孔21・・・・・・内に厳に正し
く収められねばならず、こうした作業は緊張を強いられ
、作業者め大きな負担になる一方、逆に如何に優秀な作
業者をしてもなお、収め間違いを完全に零にすることは
困難である。
各指定されている挿入孔21・・・・・・内に厳に正し
く収められねばならず、こうした作業は緊張を強いられ
、作業者め大きな負担になる一方、逆に如何に優秀な作
業者をしてもなお、収め間違いを完全に零にすることは
困難である。
本発明はこの点に鑑みてなされたもので、このように形
態自体はどれも似たような、ないし同じ格好をしていな
がら、例えばそれに付されている数字や記号の関係から
、個々に専用に指定されている挿入孔内に各プッシュ・
ボタンを正確に収めて行かねばならない作業を要求され
る場合に特に好適なプッシュ・ボタン組込み方法を開示
せんとするものである。
態自体はどれも似たような、ないし同じ格好をしていな
がら、例えばそれに付されている数字や記号の関係から
、個々に専用に指定されている挿入孔内に各プッシュ・
ボタンを正確に収めて行かねばならない作業を要求され
る場合に特に好適なプッシュ・ボタン組込み方法を開示
せんとするものである。
換言すれば、こうしたハウジング挿入孔へのプッシュ・
ボタン組込みを合理的に自動化するための方法手段を提
供せんとするものであり、重要な工程部分からは、人手
の介入する余地を極力排除せんとしたものである。
ボタン組込みを合理的に自動化するための方法手段を提
供せんとするものであり、重要な工程部分からは、人手
の介入する余地を極力排除せんとしたものである。
〈問題点を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するため、ハウジングへのプ
ラスチック製プッシュ・ボタンの組込み方法として、す
なわち、ハウジングに所定の二次元配置で開けられた複
数のプッシュ・ボタン挿入孔の各々の中に、該ハウジン
グの裏側から各プラスチック製プッシュ・ボタンを挿入
し、該各プッシュ・ボタンの頭を該ハウジングの表面に
露出させるように収めるためのプッシュ・ボタン組込み
方法として、 上記挿入孔の上記所定の二次元配置と同一の配置、寸法
により、上記複数のプッシュ・ボタンをプラスチックの
射出成形型内でランナを介し一体射出成形し: 該射出成形後、固化した上記ランナから上記各プッシュ
・ボタンを除去することなく、上記ハウジングの裏側に
おいて上記挿入孔の各々に対し、各対応するプッシュ・
ボタンが臨むように該ランナを支持し、上記各挿入孔と
上記各プッシュ・ボタンとの軸整合状態を維持した上で
: 上記ハウジングの表面側から上記各挿入孔内を貫通させ
るように第一の桿状部材を相対的に動かし、該第一桿状
部材の各先端をそれぞれ対応するプッシュ・ボタンの上
記類にあてがう一方;上記各プッシュ・ボタンの裏側に
は、それぞれに第二の桿状部材の先端をあてがい: もって上記各第一、第二桿状部材の対により、各プッシ
ュ・ボタンを挟み込んだ状態のまま、該各プッシュ・ボ
タンを上記各対応する挿入孔内に入れ込む方向に、上記
ハウジングに対し相対的にそれら各第一1第二桿状部材
の対を一緒に動かし; これにより、該動きの当初において上記各プッシュ・ボ
タンを押し千切るかのように上記ランナから取外すと共
に、引き続く上記一連の動きによって、上記ハウジング
の上記各挿入孔内に各対応するブツシュ・ボ、タンを収
め込むようにしたこと; を特徴とするハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方
法を提案する。
ラスチック製プッシュ・ボタンの組込み方法として、す
なわち、ハウジングに所定の二次元配置で開けられた複
数のプッシュ・ボタン挿入孔の各々の中に、該ハウジン
グの裏側から各プラスチック製プッシュ・ボタンを挿入
し、該各プッシュ・ボタンの頭を該ハウジングの表面に
露出させるように収めるためのプッシュ・ボタン組込み
方法として、 上記挿入孔の上記所定の二次元配置と同一の配置、寸法
により、上記複数のプッシュ・ボタンをプラスチックの
射出成形型内でランナを介し一体射出成形し: 該射出成形後、固化した上記ランナから上記各プッシュ
・ボタンを除去することなく、上記ハウジングの裏側に
おいて上記挿入孔の各々に対し、各対応するプッシュ・
ボタンが臨むように該ランナを支持し、上記各挿入孔と
上記各プッシュ・ボタンとの軸整合状態を維持した上で
: 上記ハウジングの表面側から上記各挿入孔内を貫通させ
るように第一の桿状部材を相対的に動かし、該第一桿状
部材の各先端をそれぞれ対応するプッシュ・ボタンの上
記類にあてがう一方;上記各プッシュ・ボタンの裏側に
は、それぞれに第二の桿状部材の先端をあてがい: もって上記各第一、第二桿状部材の対により、各プッシ
ュ・ボタンを挟み込んだ状態のまま、該各プッシュ・ボ
タンを上記各対応する挿入孔内に入れ込む方向に、上記
ハウジングに対し相対的にそれら各第一1第二桿状部材
の対を一緒に動かし; これにより、該動きの当初において上記各プッシュ・ボ
タンを押し千切るかのように上記ランナから取外すと共
に、引き続く上記一連の動きによって、上記ハウジング
の上記各挿入孔内に各対応するブツシュ・ボ、タンを収
め込むようにしたこと; を特徴とするハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方
法を提案する。
〈作用および効果〉
本発明においてはまず、プラスチック射出成形後のプッ
シュ・ボタン群の相対配置が、これらを収める挿入孔群
の相対的な二次元配置と寸法的にも同一となるようにさ
れる。換言すれば、成形型内から取出した後、固化した
ランナ共々、仮にプッシュ・ボタン群を挿入孔群にあて
がってみれば、ピッタリと合うような配置関係とされる
のである。
シュ・ボタン群の相対配置が、これらを収める挿入孔群
の相対的な二次元配置と寸法的にも同一となるようにさ
れる。換言すれば、成形型内から取出した後、固化した
ランナ共々、仮にプッシュ・ボタン群を挿入孔群にあて
がってみれば、ピッタリと合うような配置関係とされる
のである。
こうした条件を踏まえた上で、成形後、ランナから各プ
ッシュ・ボタンを除去することなく、このランナ自体を
機械的に支持して、ハウジングに開けられている各挿入
孔に各対応するプッシュ・ボタンが同軸上に臨む位置に
付ける。
ッシュ・ボタンを除去することなく、このランナ自体を
機械的に支持して、ハウジングに開けられている各挿入
孔に各対応するプッシュ・ボタンが同軸上に臨む位置に
付ける。
この状態を維持したまま、本発明で用いられている第一
、第二桿状部材を上記要旨構成に認められるように相対
的に動かすと、ゲート部分におけるランナからの各プッ
シュ・ボタンの自動切断作業に引き続き、一連の動作に
より、安定かつ確実に各プッシュ・ボタンを各対応する
挿入孔内に自動挿入できる。
、第二桿状部材を上記要旨構成に認められるように相対
的に動かすと、ゲート部分におけるランナからの各プッ
シュ・ボタンの自動切断作業に引き続き、一連の動作に
より、安定かつ確実に各プッシュ・ボタンを各対応する
挿入孔内に自動挿入できる。
すなわち、ハウジングの表面側から挿入孔を貫通してプ
ッシュ・ボタンの頭にあてがわれる第一桿状部材と、プ
ッシュ・ボタンの裏側にあてがわれる第二の桿状部材の
対は、いわばクランパとパンチの両作用を営み、各プッ
シュ・ボタンをしっかりと両側(一般には上下)からク
ランプした状態でゲート部分を押し千切り、ランナから
自動的に各プッシュ・ボタンを取外す。
ッシュ・ボタンの頭にあてがわれる第一桿状部材と、プ
ッシュ・ボタンの裏側にあてがわれる第二の桿状部材の
対は、いわばクランパとパンチの両作用を営み、各プッ
シュ・ボタンをしっかりと両側(一般には上下)からク
ランプした状態でゲート部分を押し千切り、ランナから
自動的に各プッシュ・ボタンを取外す。
そしてさらに、そのクランプ状態を維持したまま、安定
に各プッシュ・ボタンを挿入孔内に案内する。
に各プッシュ・ボタンを挿入孔内に案内する。
このようになっているので、従来のように、一つ一つプ
ッシュ・ボタンをランナから外してしまってから各挿入
孔に収めて行く手作業を採るが故の誤挿入はこれを根本
的に防ぐことができる。
ッシュ・ボタンをランナから外してしまってから各挿入
孔に収めて行く手作業を採るが故の誤挿入はこれを根本
的に防ぐことができる。
何よりも、熟練、未熟の差の大きい人手によらず、−括
自動作業化が果たせる点に魅力があり、この種プッシュ
・ボタンを用いる製品群の生産効率を大いに向上し得る
ものとなる。
自動作業化が果たせる点に魅力があり、この種プッシュ
・ボタンを用いる製品群の生産効率を大いに向上し得る
ものとなる。
〈実 施 例〉
以下、本発明の一実施例につき説明するが、従来例との
対比を明確にし、本発明の有用性を一層、明らかにする
ため、各プッシュ・ボタンを人手により一つ一つ収めて
行く手順を除き、各プッシュ・ボタンの外観構造やハウ
ジングおよび各挿入孔の構成等は、すでに第2,3図に
関して説明した場合と同様とする。
対比を明確にし、本発明の有用性を一層、明らかにする
ため、各プッシュ・ボタンを人手により一つ一つ収めて
行く手順を除き、各プッシュ・ボタンの外観構造やハウ
ジングおよび各挿入孔の構成等は、すでに第2,3図に
関して説明した場合と同様とする。
ただし、従来は特に限定要素ではなかったが、本発明を
利用する以上、第2図(A)に示されている12個のプ
ッシュ・ボタン10・・・・・・の相対的な二次元配置
および寸法関係と、これらを収める計12個の挿入孔2
1・・・・・・のそれらとは、良く整合している必要が
ある。
利用する以上、第2図(A)に示されている12個のプ
ッシュ・ボタン10・・・・・・の相対的な二次元配置
および寸法関係と、これらを収める計12個の挿入孔2
1・・・・・・のそれらとは、良く整合している必要が
ある。
第1図はここで説明しようとする本発明の一実施例を実
現するに好適な装置30の概略を示しているが、上記の
ように成形寸法条件を守りながら第2図示のように、こ
の場合、各頭部記号の記されたプッシュ・ボタン群を三
列四行にプラスチック成形したならば、まず第1図(A
)に示されるように、ランナ11を支持することにより
、全体としてプッシュ・ボタン群をも支持することにな
るランナ支持体31の上に当該ランナ部分を載せ、各プ
ッシュ・ボタン10がこの支持体31に穿った透孔を介
して下向きに露呈するようにさせる。
現するに好適な装置30の概略を示しているが、上記の
ように成形寸法条件を守りながら第2図示のように、こ
の場合、各頭部記号の記されたプッシュ・ボタン群を三
列四行にプラスチック成形したならば、まず第1図(A
)に示されるように、ランナ11を支持することにより
、全体としてプッシュ・ボタン群をも支持することにな
るランナ支持体31の上に当該ランナ部分を載せ、各プ
ッシュ・ボタン10がこの支持体31に穿った透孔を介
して下向きに露呈するようにさせる。
一方、プッシュ・ボタンを挿入すべき複数の挿入孔21
・・・・を有するハウジング20は、プッシュ・ボタン
群成形体の下でこのハウジングを裏返しで支持するハウ
ジング載置台32の上に載せる。
・・・・を有するハウジング20は、プッシュ・ボタン
群成形体の下でこのハウジングを裏返しで支持するハウ
ジング載置台32の上に載せる。
この載置台32は、この実施例の場合、空間的に全く動
くことのない、唯一固定の部材として構成されており、
かつハウジング20を載せる位置を決めるため、ハウジ
ングの側部を抑える一対の側壁33 、33も有してい
る。
くことのない、唯一固定の部材として構成されており、
かつハウジング20を載せる位置を決めるため、ハウジ
ングの側部を抑える一対の側壁33 、33も有してい
る。
また、既述のプッシュ・ボタン群の成形体を支持するラ
ンナ支持体31の方にも、当該成形体の位置を決めるた
め、ランナ11の部分を丁度数める段部34が設けられ
ている。
ンナ支持体31の方にも、当該成形体の位置を決めるた
め、ランナ11の部分を丁度数める段部34が設けられ
ている。
しかし、ハウジング載置台32の上にハウジング20を
載せる作業や、ランナ支持体31の十に成形完了したプ
ッシュ・ボタン群を有する成形体をそのランナ部分で載
せる作業自体は、本発明の要旨構成に係りがなく、作業
者が手動で行なっても良いし、公知既存の適当なる自動
搬送人技術を利用して自動挿入、自動取出しを計っても
良い。
載せる作業や、ランナ支持体31の十に成形完了したプ
ッシュ・ボタン群を有する成形体をそのランナ部分で載
せる作業自体は、本発明の要旨構成に係りがなく、作業
者が手動で行なっても良いし、公知既存の適当なる自動
搬送人技術を利用して自動挿入、自動取出しを計っても
良い。
ただ、この実施例の場合、第1図(A)に示される工程
当初の段階では、ランナ支持体31が固定のハウジング
載置台32に対し、若干上方の位置に動いており、ハウ
ジングの挿入、取出しを容易にする空間35を稼いでい
る。
当初の段階では、ランナ支持体31が固定のハウジング
載置台32に対し、若干上方の位置に動いており、ハウ
ジングの挿入、取出しを容易にする空間35を稼いでい
る。
いずれにしてもこのようにして、成形を終わったプッシ
ュ・ボタン10の群と、このプッシュ・ボタン群を各挿
入孔21内に収めるべきハウジング20をそれぞれラン
ナ支持体31、ハウジング載置台32上の所定の位置に
置いたときには、各挿入孔に対し、各プッシュ・ボタン
の対応するものがその真上に位置するような軸整合状態
となる。
ュ・ボタン10の群と、このプッシュ・ボタン群を各挿
入孔21内に収めるべきハウジング20をそれぞれラン
ナ支持体31、ハウジング載置台32上の所定の位置に
置いたときには、各挿入孔に対し、各プッシュ・ボタン
の対応するものがその真上に位置するような軸整合状態
となる。
しかるに、第1図(A)にも併示されているように、ハ
ウジング載置台32には、その上に載置しているハウジ
ングに開けられている各挿入孔の一つ一つに対応して、
第一桿状部材41の貫通を許す透孔36が開いており、
また、この第一桿状部材41は、ハウジング載置台32
の下に設けられている支持部材37により、この場合、
全てが一括的に支持されている。
ウジング載置台32には、その上に載置しているハウジ
ングに開けられている各挿入孔の一つ一つに対応して、
第一桿状部材41の貫通を許す透孔36が開いており、
また、この第一桿状部材41は、ハウジング載置台32
の下に設けられている支持部材37により、この場合、
全てが一括的に支持されている。
しかし、これら第一桿状部材41は、第1図(八)で示
している工程当初の段階では最も下方の位置を採ってお
り、少なくともその先端43をハウジング載置台32の
ハウジング載置面よりも上には突出させない状態となっ
ている。
している工程当初の段階では最も下方の位置を採ってお
り、少なくともその先端43をハウジング載置台32の
ハウジング載置面よりも上には突出させない状態となっ
ている。
一方、ランナ支持体31上に載せられているプッシュ・
ボタン群成形体の上には、これも各々のプッシュ・ボタ
ンに対応して複数本(この場合、12本)の第二桿状部
材42が垂下するかのように設けられていて、それらは
上方の根本部分で支持体38により共通に支持されてい
るが、同様にこの工程当初の段階ではその各先端44を
各対応するプッシュ・ボタンの裏側に距離を置いて臨ま
せた状態に留まっている。
ボタン群成形体の上には、これも各々のプッシュ・ボタ
ンに対応して複数本(この場合、12本)の第二桿状部
材42が垂下するかのように設けられていて、それらは
上方の根本部分で支持体38により共通に支持されてい
るが、同様にこの工程当初の段階ではその各先端44を
各対応するプッシュ・ボタンの裏側に距離を置いて臨ま
せた状態に留まっている。
このような工程当初の各位置関係に対し、木発明に従う
本装置においては、次いで以下のような連続動作を生起
する。
本装置においては、次いで以下のような連続動作を生起
する。
第1図(B)、第1図(C)はその連続工程途中で特に
特徴のある瞬間を模式的に示しており、第1図(D)は
、最終的にプッシュ・ボタンIOを各対応する挿入孔2
1内に挿入し終えた瞬間を示している。ただし、図面を
簡明化するため、各部材の動きを案内する支柱部分や、
当該動きを生起する圧縮空気駆動機構とか油圧駆動機構
等は図示を省略している。
特徴のある瞬間を模式的に示しており、第1図(D)は
、最終的にプッシュ・ボタンIOを各対応する挿入孔2
1内に挿入し終えた瞬間を示している。ただし、図面を
簡明化するため、各部材の動きを案内する支柱部分や、
当該動きを生起する圧縮空気駆動機構とか油圧駆動機構
等は図示を省略している。
上記のように、成形完了後のプッシュ・ボタン群をその
ランナ部分でランナ支持体31上に支持させ、またハウ
ジング20をハウジング載置台32上に載置したならば
、図示していない駆動機構(本出願人における試作例に
おいては圧縮空気駆動機構を利用)の開始スイッチ操作
により、各部材に所定の運動を始めさせるが、第1図(
B)に示す工程経過は比較的初期の段階で、まず、常に
高さ位置固定のハウジング載置台32に対し、第1図(
A)。
ランナ部分でランナ支持体31上に支持させ、またハウ
ジング20をハウジング載置台32上に載置したならば
、図示していない駆動機構(本出願人における試作例に
おいては圧縮空気駆動機構を利用)の開始スイッチ操作
により、各部材に所定の運動を始めさせるが、第1図(
B)に示す工程経過は比較的初期の段階で、まず、常に
高さ位置固定のハウジング載置台32に対し、第1図(
A)。
(B)に示されている矢印Aに従ってランナ支持体31
が降りてき、ハウジング載置台32の側壁38 、33
の上端面上に接触する。このとき、ハウジング載置台3
2上に載っているハウジング20に開けられた挿入孔2
1の各々に対し、対応する各プッシュ・ボタン10の軸
整合性を失わないように、当該ハウジング載置台側壁3
3 、33の上端面に形成されている位置決め突起39
が、ランナ支持体31の方に穿たれている位置決め孔4
0内に嵌入し、相対的な横方向のガタを防ぐようにされ
ている。
が降りてき、ハウジング載置台32の側壁38 、33
の上端面上に接触する。このとき、ハウジング載置台3
2上に載っているハウジング20に開けられた挿入孔2
1の各々に対し、対応する各プッシュ・ボタン10の軸
整合性を失わないように、当該ハウジング載置台側壁3
3 、33の上端面に形成されている位置決め突起39
が、ランナ支持体31の方に穿たれている位置決め孔4
0内に嵌入し、相対的な横方向のガタを防ぐようにされ
ている。
こうした動きと同時並行的に、この場合、計12本の第
一桿状部材41を共通に支持している支持部材37が、
第1図(A) 、 (B)中に矢印Bで示されているよ
うに上昇を開始し、また同じくこの場合、計12本の第
二桿状部材42を共通に支持、垂下させている支持体3
8が、矢印Cで示されているように下降を開始している
。
一桿状部材41を共通に支持している支持部材37が、
第1図(A) 、 (B)中に矢印Bで示されているよ
うに上昇を開始し、また同じくこの場合、計12本の第
二桿状部材42を共通に支持、垂下させている支持体3
8が、矢印Cで示されているように下降を開始している
。
特に第一桿状部材41は、先に述べたハウジング載置台
32に穿たれている透孔36から、これら各透孔36に
整合しているハウジング20の各挿入孔21をも貫通し
、その先端43を各プッシュ・ボタンの頭に近接させる
位置まで上昇している。
32に穿たれている透孔36から、これら各透孔36に
整合しているハウジング20の各挿入孔21をも貫通し
、その先端43を各プッシュ・ボタンの頭に近接させる
位置まで上昇している。
第一、第二桿状部材41 、42のこのような動きはさ
らに進み、第1図(C)に示されるように、第一桿状部
材41の先端43が各対応するプッシュ・ボタンの頭に
、また第二桿状部材42の先端44が同様に各対応する
プッシュ・ボタン10の裏側に、それぞれ当接するまで
、継続する。
らに進み、第1図(C)に示されるように、第一桿状部
材41の先端43が各対応するプッシュ・ボタンの頭に
、また第二桿状部材42の先端44が同様に各対応する
プッシュ・ボタン10の裏側に、それぞれ当接するまで
、継続する。
そして、第1図(C)に示される状態が具現し、各第一
1第二桿状部材41 、42の動きがそこで一旦停止す
ると、あたかも各プッシュ・ボタンlOは、それぞれ対
応する第一、第二桿状部材41 、42の対により、上
下からクランプされた格好になる。
1第二桿状部材41 、42の動きがそこで一旦停止す
ると、あたかも各プッシュ・ボタンlOは、それぞれ対
応する第一、第二桿状部材41 、42の対により、上
下からクランプされた格好になる。
このとき、各種の数字や記号が記されていて、商品とし
て重要な価値を持つ意匠面としてのプッシュ・ボタンI
Oの頭部表面に傷を付けないようにするには、第一桿状
部材41の先端43の形状をそうした頭部の幾何形状に
良く馴染む形状(図示の場合、若干凹面状となっている
)にするとか、さらには図示していないが、ゴム・ライ
ニングその他、柔軟な材料のライニングを桿状部材先端
43に付せば良い。
て重要な価値を持つ意匠面としてのプッシュ・ボタンI
Oの頭部表面に傷を付けないようにするには、第一桿状
部材41の先端43の形状をそうした頭部の幾何形状に
良く馴染む形状(図示の場合、若干凹面状となっている
)にするとか、さらには図示していないが、ゴム・ライ
ニングその他、柔軟な材料のライニングを桿状部材先端
43に付せば良い。
意匠面ではないが、やはり傷を付けるのを嫌う向きには
、同様に第二桿状部材42の各先端44にもそうした処
理を施せば良い。
、同様に第二桿状部材42の各先端44にもそうした処
理を施せば良い。
しかるに、第1図(C)のように、第一、第二桿状部材
41 、42で各プッシュ・ボタン10を挟み込んだ状
態を具現したならば、次いで、当該クランプ状態を維持
したまま、第一、第二桿状部材41 、42(ないしそ
れらの支持部材37 、38)を共に矢印D′で示され
るように下方に動かす。すなわち、第一桿状部材41は
元の位置に戻るような動きとなり、第二桿状部材42は
さらに下方に進むような動きとなる。
41 、42で各プッシュ・ボタン10を挟み込んだ状
態を具現したならば、次いで、当該クランプ状態を維持
したまま、第一、第二桿状部材41 、42(ないしそ
れらの支持部材37 、38)を共に矢印D′で示され
るように下方に動かす。すなわち、第一桿状部材41は
元の位置に戻るような動きとなり、第二桿状部材42は
さらに下方に進むような動きとなる。
すると重要なことに、この動きの比較的初期の段階にお
いて、各プッシュ・ボタンlOはランナ支持体上に相対
的に固定となるランナ11からパンチング原理により押
し千切られるようにして外され、かつまた、このように
して取外されても、それぞれに対応する第一、第二桿状
部材の対41 、42が、以降も安定に各プッシュ・ボ
タン10のクランプ状態を維持するため、一つ一つがバ
ラバラになることがない。
いて、各プッシュ・ボタンlOはランナ支持体上に相対
的に固定となるランナ11からパンチング原理により押
し千切られるようにして外され、かつまた、このように
して取外されても、それぞれに対応する第一、第二桿状
部材の対41 、42が、以降も安定に各プッシュ・ボ
タン10のクランプ状態を維持するため、一つ一つがバ
ラバラになることがない。
この後は、ハウジング20の挿入孔21内に各プッシュ
・ボタン10を一括的に挿入するための移送工程となり
、最終的にこの矢印り方向への動きは、第1図(D)に
示されているように、各プッシュ・ボタンlOに設けら
れているフランジ14が各挿入孔21の周囲を画してい
る筒部22の上端縁に当接し、各プッシュ・ボタンの頭
部が必要程度、ハウジングの表面に突出するか、露呈す
るようになった時点で止められる。なお、この実施例の
場合、詳しくは示されていないが、プッシュ・ボタン1
0と筒部22とには、既述したような回転防止手段13
、23(第3図)があり、これらも係合し合うことを
予定している。
・ボタン10を一括的に挿入するための移送工程となり
、最終的にこの矢印り方向への動きは、第1図(D)に
示されているように、各プッシュ・ボタンlOに設けら
れているフランジ14が各挿入孔21の周囲を画してい
る筒部22の上端縁に当接し、各プッシュ・ボタンの頭
部が必要程度、ハウジングの表面に突出するか、露呈す
るようになった時点で止められる。なお、この実施例の
場合、詳しくは示されていないが、プッシュ・ボタン1
0と筒部22とには、既述したような回転防止手段13
、23(第3図)があり、これらも係合し合うことを
予定している。
このようにして、本発明による各プッシュ・ボタンの自
動挿入が可能となるが、この後は、単に第二桿状部材4
2を元の位置に戻しく第一桿状部材41はすでに戻って
いる)、さらにはランナ支持体31を第1図(A)に示
される位置にまで戻してからハウジング20を取出し、
ランナ11を捨てれば、次の新たなハウジング20の挿
入孔21へのプッシュ・ボタン10の自動挿入が再開可
能となる。
動挿入が可能となるが、この後は、単に第二桿状部材4
2を元の位置に戻しく第一桿状部材41はすでに戻って
いる)、さらにはランナ支持体31を第1図(A)に示
される位置にまで戻してからハウジング20を取出し、
ランナ11を捨てれば、次の新たなハウジング20の挿
入孔21へのプッシュ・ボタン10の自動挿入が再開可
能となる。
もちろん、上記実施例はあくまで実施例に過ぎず、限定
的なものでは決してない。本発明の趣旨に従う限り、相
対的な動き関係や方向関係は任意に変更可能である。
的なものでは決してない。本発明の趣旨に従う限り、相
対的な動き関係や方向関係は任意に変更可能である。
例え−、ランナ11がついたままの状態でのプッシュ・
ボタン成形体や、ハウジング20が落ちないようになっ
ていれば、第1図に即して示された全体としてのプッシ
ュ・ボタン組込み装置30は上下を逆さにした構成とす
ることも不可能ではないし、横に寝かせて、各部材が左
右の動き関係になるようにすること等も可能である。
ボタン成形体や、ハウジング20が落ちないようになっ
ていれば、第1図に即して示された全体としてのプッシ
ュ・ボタン組込み装置30は上下を逆さにした構成とす
ることも不可能ではないし、横に寝かせて、各部材が左
右の動き関係になるようにすること等も可能である。
また、図示実施例の場合、ハウジング20を載置する載
置台32が位置的に固定となっていて、各動きの基本座
標面を構成しているが、これに代え、ランナ支持体31
、第一桿状部材41(またはその支持部材37)、第二
桿状部材42(またはその支持体38)のどれか一つを
固定にし、他の部材を上記実流部と相対的に同様な動き
となるように動かしても良く、さらにはまた、工程途中
、例えば第1図(C)の段階から次の段階に移るときに
位置的に固定となる基準部材がそのときまでのそれとは
異なるようにすることもてきる。要は相対的な動き関係
、方向関係として、等価的に先に説明した関係が満たさ
れていれば良い。
置台32が位置的に固定となっていて、各動きの基本座
標面を構成しているが、これに代え、ランナ支持体31
、第一桿状部材41(またはその支持部材37)、第二
桿状部材42(またはその支持体38)のどれか一つを
固定にし、他の部材を上記実流部と相対的に同様な動き
となるように動かしても良く、さらにはまた、工程途中
、例えば第1図(C)の段階から次の段階に移るときに
位置的に固定となる基準部材がそのときまでのそれとは
異なるようにすることもてきる。要は相対的な動き関係
、方向関係として、等価的に先に説明した関係が満たさ
れていれば良い。
もちろん、第一、第二桿状部材41 、42は、これら
複数本を共通に支持した支持部材37 、38を動かす
ことにより一括的に動かしていたが、各個別に、たたし
同期的に動かした方が装置構成上、都合の良い場合も考
えられる。
複数本を共通に支持した支持部材37 、38を動かす
ことにより一括的に動かしていたが、各個別に、たたし
同期的に動かした方が装置構成上、都合の良い場合も考
えられる。
駆動系についても、先に少し述べたように、本出願人の
試作例においてはいわゆるエア・プレス系の装置を利用
したが、他にも電動駆動、油圧駆動等、適当なる駆動形
態が考えられる。
試作例においてはいわゆるエア・プレス系の装置を利用
したが、他にも電動駆動、油圧駆動等、適当なる駆動形
態が考えられる。
当然、本発明の応用対象は、上記実施例中にあけるコー
ドレス電話機や通常のブツシュ・ホンに限られるもので
なく、他のプッシュ・ボタン・スイッチ利用機器に広く
展開し得るものである。
ドレス電話機や通常のブツシュ・ホンに限られるもので
なく、他のプッシュ・ボタン・スイッチ利用機器に広く
展開し得るものである。
第1図はハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法の
一実施例を実現するに好適な装置例とその動作の説明図
。 第2図はプッシュ・ボタン・スイッチ用プッシュ・ボタ
ンのプラスチック射出成形完了時点の一例を示す説明図
。 第3図は各プッシュ・ボタンとハウジングに開けられて
いるプッシュ・ボタン挿入孔との関係や、これに併せて
従来のプッシュ・ボタン挿入方法を説明するための要部
概略構成図。 である。 図中、10はプッシュ・ボタン、11はランナ、12は
ゲート、20はハウジング、2Iはプッシュ・ボタン挿
入孔、30は全体としてのプッシュ・ボタン組込み装置
、31はランナ支持体、32はハウジング載置台、33
はハウジングの横を抑える側壁、34はランナ位置決め
用の段部、36はハウジング載置台に開けられた透孔、
41は第一桿状部材、42は第二桿状部材、である。 区 へ 昧 区 !1 味 一−一 区 マ1 法
一実施例を実現するに好適な装置例とその動作の説明図
。 第2図はプッシュ・ボタン・スイッチ用プッシュ・ボタ
ンのプラスチック射出成形完了時点の一例を示す説明図
。 第3図は各プッシュ・ボタンとハウジングに開けられて
いるプッシュ・ボタン挿入孔との関係や、これに併せて
従来のプッシュ・ボタン挿入方法を説明するための要部
概略構成図。 である。 図中、10はプッシュ・ボタン、11はランナ、12は
ゲート、20はハウジング、2Iはプッシュ・ボタン挿
入孔、30は全体としてのプッシュ・ボタン組込み装置
、31はランナ支持体、32はハウジング載置台、33
はハウジングの横を抑える側壁、34はランナ位置決め
用の段部、36はハウジング載置台に開けられた透孔、
41は第一桿状部材、42は第二桿状部材、である。 区 へ 昧 区 !1 味 一−一 区 マ1 法
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハウジングに所定の二次元配置で開けられた複数のプッ
シュ・ボタン挿入孔の各々の中に、該ハウジングの裏側
から各プラスチック製プッシュ・ボタンを挿入し、該各
プッシュ・ボタンの頭を該ハウジングの表面に露出させ
るように収めるためのプッシュ・ボタン組込み方法であ
って; 上記挿入孔の上記所定の二次元配置と同一の配置、寸法
により、上記複数のプッシュ・ボタンをプラスチックの
射出成形型内でランナを介し一体射出成形し; 該射出成形後、固化した上記ランナから上記各プッシュ
・ボタンを除去することなく、上記ハウジングの裏側に
おいて上記挿入孔の各々に対し、各対応するプッシュ・
ボタンが臨むように該ランナを支持し、上記各挿入孔と
上記各プッシュ・ボタンとの軸整合状態を維持した上で
; 上記ハウジングの表面側から上記各挿入孔内を貫通させ
るように第一の桿状部材を相対的に動かし、該第一桿状
部材の各先端をそれぞれ対応するプッシュ・ボタンの上
記頭にあてがう一方;上記各プッシュ・ボタンの裏側に
は、それぞれに第二の桿状部材の先端をあてがい; もって上記各第一、第二桿状部材の対により、各プッシ
ュ・ボタンを挟み込んだ状態のまま、該各プッシュ・ボ
タンを上記各対応する挿入孔内に入れ込む方向に、上記
ハウジングに対し相対的にそれら各第一、第二桿状部材
の対を一緒に動かし; これにより、該動きの当初において上記各プッシュ・ボ
タンを押し千切るかのように上記ランナから取外すと共
に、引き続く上記一連の動きによって、上記ハウジング
の上記各挿入孔内に各対応するプッシュ・ボタンを収め
込むようにしたこと; を特徴とするハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP75988A JPH01183019A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | ハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP75988A JPH01183019A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | ハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183019A true JPH01183019A (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=11482620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP75988A Pending JPH01183019A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | ハウジングへのプッシュ・ボタン組込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01183019A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032723A1 (fr) | 2006-09-15 | 2008-03-20 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Outil de moulage et de réception de résine, et procédé de fabrication d'un élément pour un commutateur à bouton poussoir les utilisant |
CN105304392A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-03 | 昆山鸿志犀自动化机电设备有限公司 | 自动键盘装配设备 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP75988A patent/JPH01183019A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032723A1 (fr) | 2006-09-15 | 2008-03-20 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Outil de moulage et de réception de résine, et procédé de fabrication d'un élément pour un commutateur à bouton poussoir les utilisant |
EP2065157A1 (en) * | 2006-09-15 | 2009-06-03 | Shin-Etsu Polymer Co. Ltd. | Resin molding and receiving tool, and method for manufacturing member for push button switch employing them |
EP2065157A4 (en) * | 2006-09-15 | 2009-08-19 | Shinetsu Polymer Co | RESIN MOLDING AND RECEIVING TOOL, AND METHOD FOR MANUFACTURING AN ELEMENT FOR A PUSH BUTTON SWITCH USING THE SAME |
JPWO2008032723A1 (ja) * | 2006-09-15 | 2010-01-28 | 信越ポリマー株式会社 | 樹脂成形体および受け治具、並びにこれらを用いた押釦スイッチ用部材の製造方法 |
US7955069B2 (en) | 2006-09-15 | 2011-06-07 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Receiving jig |
US7985368B2 (en) | 2006-09-15 | 2011-07-26 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd | Method for manufacturing a push button switch member |
CN105304392A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-03 | 昆山鸿志犀自动化机电设备有限公司 | 自动键盘装配设备 |
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