JP5193609B2 - 金型装置 - Google Patents

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本発明は、インサートブロックに載置される基板を対向配置された基板ガイド駒により位置決めしてクランプする金型装置に関する。
樹脂封止装置は、ワークを型開きしたモールド金型に搬入して位置決めした後クランプして樹脂封止される。ワークとしては、樹脂基板やリードフレームが用いられ、封止樹脂と共に搬入装置に保持されてモールド金型へ搬入される。ワークはモールド金型に突設されたガイドピンにガイド孔を位置合わせて載置され、金型キャビティと位置合わせするようになっている(特許文献1、2参照)。
実開平04−79614号公報 特開平07−40388号公報
しかしながら、金型に設けられるガイドピンは、ワークの品種が変わるとピン位置を合わせるためにガイドブロックを交換する必要がある。
また、ワークが有機基板の場合、リードフレームとは異なり外形精度が確保されていないうえに、ガイドピンを挿入する位置決め孔が存在しないものもある。
また、有機基板は金型に搬入されてプレヒートされると、基板に伸びや反りが発生し易く、位置決め用のピンやブロックとの間に隙間が発生し基板の位置ずれを起こす。この基板の位置ずれにより基板側面への樹脂漏れが生じてメンテナンスのため生産停止となり装置稼動率が低下する。また、成形品の位置ずれにより不良品が発生し、成形品質が低下する。
本発明は上記従来技術の課題を解決し、品種を問わず基板の位置決めを確実に行なうことで、メンテナンスを省力化し、高い成形品質を維持できる金型装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
即ち、キャビティ凹部に位置を合わせて基板が載置されるインサートブロックと、前記インサートブロックに隣接して設けられキャビティ凹部へ供給する封止樹脂が装填されるポットが設けられたポットインサートと、前記インサートブロックの基板載置部に沿って位置決めの基準となる第1の基板ガイド駒と、基板を挟んで反対側に基板端面を押動する第2の基板ガイド駒を備えたチェイスブロックと、モールド金型の型閉じ動作に合わせて、第2の基板ガイド駒を揺動させて基板端面を押動し当該基板の反対側端面を第1の基板ガイド駒に押し当てる作動機構と、を備え、前記作動機構は、前記チェイスブロックの下方にエジェクタピンを立設した可動プレートを備え、当該可動プレートを上下動させる際に前記第2の基板ガイド駒を基板端面から離間した第1の位置と基板端面に当接したまま当該基板を前記第1の基板ガイド駒へ押し当てる第2の位置との間で揺動させることを特徴とする。
また、前記可動プレートには前記第2の基板ガイド駒に当接するように駒可動部材が立設され、前記可動プレートの上下動に合わせて前記駒可動部材を前記第2の基板ガイド駒に当接した状態で上下動させて該第2の基板ガイド駒を前記第1の位置と前記第2の位置との間で揺動させることを特徴とする。
また、前記作動機構は、前記可動プレートに連繋するエジェクタ可動部材を備え、エジェクタ可動部材を通じて前記可動プレートを上下動させる際に前記第2の基板ガイド駒を前記第1の位置と前記第2の位置との間で揺動させることを特徴とする。
また、前記可動プレートは、型開きされたときにエジェクタピンの先端部が基板載置部より突出する上動位置に移動し、型閉じされたときにエジェクタピンの先端部が基板載置部と面一又はそれよりも下となるように前記インサートブロック内へ退避することを特徴とする。
また、エジェクタピンの先端部が基板載置部より退避すると共に前記基板が前記第1の基板ガイド駒に突き当てられて位置決めされると、前記インサートブロックに設けられた吸引孔より前記基板が前記基板載置部に吸着固定されることを特徴とする。
また、型開き状態で前記第1、第2の基板ガイド駒は弾性部材により先端部が金型クランプ面より突出するように付勢されており、型閉じ動作に伴って前記第1、第2の基板ガイド駒が前記弾性部材の付勢に抗して金型クランプ面まで押し下げられることを特徴とする。
上記金型装置を用いれば、型閉じ動作に合わせて、第2の基板ガイド駒を揺動させて基板端面を押動し当該基板の反対側端面を第1の基板ガイド駒に押し当てるので、外形精度が確保されていない基板のモールド金型への位置決めが確実に行なえる。よって、封止樹脂の基板側面への回り込みを防ぐことができ、メンテナンスを省力化し装置稼動率を向上することができる。また、基板の位置決めが確実に行なえるので、正確な位置で封止樹脂を加熱硬化させることができ、成形品の位置ずれを防止して高い成形品質を維持することできる。
また、可動プレートを上下動させる際に第2の基板ガイド駒を基板の端面から離間した第1の位置と基板端面に当接したまま当該基板を第1の基板ガイド駒へ押し当てる第2の位置との間で揺動させるので、基板を支持するエジェクタピンの上下動と第1、第2の基板ガイド駒による位置決め動作のタイミングを取ることで、型開閉動作に合わせて効率よく基板の位置決めが行なえる。
また、可動プレートの上下動に合わせて第2の基板ガイド駒に当接した状態で駒可動部材を上下動させて第2の基板ガイド駒を第1の位置と第2の位置との間で揺動させるので、エジェクタピンを動作させる際に可動プレートを上下動させるだけで第2の基板ガイド駒を揺動させて基板の位置決めも行なうことができ、第2の基板ガイド駒の駆動機構を別途設ける必要が無く構成を簡略化することができる。
また、エジェクタピンは型開きされたときに先端部が基板載置部より突出して基板を支持するので、基板のインサートブロックへの受渡しや取り出しが容易になる。
以下、本発明に係る金型装置の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。以下の実施形態では、基板として有機基板を用い、上型側にキャビティ凹部が形成され下型側にポットが形成されるトランスファモールドタイプの金型装置について説明する。
図6において、上型1はキャビティ凹部2、カル3、ランナゲート(図示せず)が形成された可動型である。上型1は下型4とともにモールド金型を構成する。
図1において、下型4は固定型であり以下の構成を有する。キャビティ凹部2(図6参照)に位置を合わせて基板5が載置されるインサートブロック6、該インサートブロック6の一方側に隣接して設けられキャビティ凹部2(図6参照)へ供給する封止樹脂が装填されるポット7aが設けられたポットインサート7が、チェイスブロック8に支持されている。ポットインサート7は金型のセンターに設けられその両側にインサートブロック6が設けられている。ポット7a内にはプランジャ19が上下動可能に設けられている。
チェイスブロック8には、インサートブロック6の基板載置部6aのセンター側に位置きめの基準となる二つの第1の基板ガイド駒9と、基板端面を押動して当該基板5の反対側端面を第1の基板ガイド駒9に押し当てる一つの第2の基板ガイド駒10との組み合わせが基板5の対向する端面ごとに設けられている(図7A参照)。第2の基板ガイド駒10は、作動機構によって型閉じ動作に合わせて揺動するようになっており、後述するように基板端面を押動して当該基板5の反対側端面を第1の基板ガイド駒9に押し当てる。
チェイスブロック8の下方には複数のエジェクタピン11を立設した可動プレート12が設けられている。エジェクタピン11は、チェイスブロック8インサートブロック6を貫通して先端部が基板載置部6aより突出するように設けられている。エジェクタピン11は型開きされたときに先端部が基板載置部6aより突出して基板5の下面を支持し、型閉じ状態で基板載置部6aと面一となる位置までインサートブロック6内へ退避する。なお、エジェクタピン11を基板載置部6aと面一となる位置よりも下となるように退避させてもよい。可動プレート12は後述するエジェクタ可動部材17等により上下動する。
第1の基板ガイド駒9は下端側をチェイスブロック8に第1のコイルばね(弾性部材の一例)13を介して支持されている。第2の基板ガイド駒10は、平板状の底部10bと、該底部10bの中央部から立設した柱状ガイド部10cによって逆T字状に形成されている。第2の基板ガイド駒10は、底部10bの一端側を駒可動ピン(駒可動部材の一例)14及び第2のコイルばね(弾性部材の一例)15に支持され、他端側を第3のコイルばね(弾性部材の一例)16に支持されている。第2のコイルばね15は、可動プレート12に支持されている。駒可動ピン14は可動プレート12に立設され、先端部がチェイスブロック8へ進入している。駒可動ピン14の先端部は、第2の基板ガイド駒10の底部10bの一端側に当接したまま第2のコイルばね15に付勢されて当該底部10bの一端側を押動している。チェイスブロック8には、駒可動ピン14の上下動をガイドするガイドリング8bが設けられている。第3のコイルばね16はチェイスブロック8に設けられ、第2の基板ガイド駒10の底部10bの他端側を押動している。第2の基板ガイド駒10は、底部10bの対向する側面中央部に各々設けられた一対の揺動軸10aを中心に揺動する。チェイスブロック8には、第2の基板ガイド駒10の両側で一対の軸ガイド8aが上下方向に立設されている。各揺動軸10aは、軸ガイド8aの長孔に挿入され、当該長孔に沿って上下動可能に支持されている。
第1の基板ガイド駒9は第1のコイルばね13により、第2の基板ガイド駒10は第2、第3のコイルばね15、16により常時上方へ各々付勢されている。可動型である上型1を閉じると、第1、第2の基板ガイド駒9、10が第1〜第3のコイルばね13、15、16の付勢に抗してモールド金型のクランプ面まで押し下げられてインサートブロック6との間で型閉じが行なわれる。なお、本実施形態における「金型クランプ面」とは、型閉状態で上型1と下型4のポットインサート7とが当接する面であり、ポットインサート7の上面と上型1の下面が当接する当接面を言う。
作動機構は、上述した可動プレート12、駒可動ピン14、可動プレート12の側面部に連繋するエジェクタ可動部材17及び該エジェクタ可動部材17の下面部に連繋する可動ロッド18を備えている。
エジェクタ可動部材17は、図示しないアクチュエータ(ばね、ソレノイド、シリンダ、モータなど)から可動ロッド18を通じて伝達された動力によって上下動するようになっている。このエジェクタ可動部材17を通じて可動プレート12を下動させる際に、第2の基板ガイド駒10の柱状ガイド部10cが揺動軸10aを中心に基板5の端面から離間した第1の位置から基板5に当接したまま第1の基板ガイド駒9へ押し当てる第2の位置まで揺動する。例えば、図7(A)において、基板5の右端側に設けられた一の第2の基板ガイド駒10によって対向する左端側に設けられた2つの第1の基板ガイド駒9に突き当てられて位置決めされる。同様に基板5の下端側に設けられた一の第2の基板ガイド駒10によって対向する上端側に設けられた2つの第1の基板ガイド駒9に突き当てられて位置決めされる。
これにより、同図に示すように、基板5の隣り合う2辺が各々第1の基板ガイド駒9によって規定される金型側の規定位置にそれぞれ突き当てられて、基板5の位置決めが完了する。また、エジェクタピン11の先端が基板載置部6aより退避し、基板5は基板載置部6aに載置されたまま吸引孔6bより図示しない吸引装置によりエア吸引されて吸着固定される。また、基板5を支持するエジェクタピン11の上下動と第1、第2の基板ガイド駒9,10による位置決め動作のタイミングを取ることで、型開閉動作に合わせて効率よく基板5の位置決めが行なえる。
次に、金型装置の型開閉動作の一例について図1乃至図6を参照して説明する。
図1において、モールド金型が型開きされたとき可動プレート12は上動した位置へ移動する。このため、エジェクタピン11の先端部が基板載置部6aより突出した状態となり、基板5のインサートブロック6への受渡しや取り出しが容易になる。また、第1の基板ガイド駒9は、第1のコイルばね13に付勢されてインサートブロック6及びポットインサート7より上方に突出した状態で支持されている。また、第2の基板ガイド駒10は、底部10bの一端側が駒可動ピン14に突き上げられるため、揺動軸10aが軸ガイド8aの上端に押し当てられ、当該揺動軸10aを中心に時計回り方向に所定量回転して第3のコイルばね16を押し縮めて傾いた状態にある。
上記エジェクタピン11がエジェクト状態において図示しないローダーにより基板5が基板載置部6aに搬送してセットされ、封止樹脂がポット7aに投入される。基板5は、基板載置部6aより突出したエジェクタピン11によって支持される。
次に、図2において、図示しないアクチュエータによって作動機構を作動させて、エジェクタ可動部材17及び可動ロッド18を図の矢印に示す下方に所定量移動させる。このとき、可動プレート12も下動するため、基板5を支持したエジェクタピン11もインサートブロック6内に退避する。また、第2の基板ガイド駒10は、駒可動ピン14が下方に移動するため、第3のコイルばね16に底部10bが押し戻されて柱状ガイド部10cが揺動軸10aを中心に反時計回り方向に所定量回転する。このとき、柱状ガイド部10cの先端部が基板5の端面に接近する。
そして、図3において、可動プレート12が更に下動して下動位置に移動したときには、エジェクタピン11の先端部が基板載置部6aと面一になるようにインサートブロック6内へ退避する。この場合、基板5の底面が基板載置部6aに密着した状態となる。一方、第2の基板ガイド駒10は、駒可動ピン14が更に下方に移動するため第3のコイルばね16の付勢により揺動軸10aを中心に更に反時計回り方向に回転して基板5の端面に当接して、その端面を押動して第1の基板ガイド駒9へ突き当てて位置決めを行なう。このように、エジェクタピン11を動作(退避)させる際に可動プレート12を上下動させるだけで第2の基板ガイド駒10を揺動させて基板5の位置決めも行なうことができる。次いで、基板5の載置および位置決めが完了した後、基板5は吸引孔6bから吸引されて位置決めされたまま吸着保持される。
次に、図4において、上型1を下動して型閉め動作を開始する。このとき、第1、第2の基板ガイド駒9、10は第1〜第3のコイルばね13、15、16に付勢されてインサートブロック6より先端部が突出した状態にある。即ち、第1、第2の基板ガイド駒9、10は、ポットインサート7の上面に相当する金型クランプ面から先端部が突出した状態にある。
図5において、上型1が更に下動するとパーティング面により第1、第2の基板ガイド駒9、10を各コイルばねの付勢に抗して押し下げながら下降する。このとき第2の基板ガイド駒10は、第3のコイルばね16を押し縮めるとともに、駒可動ピン14を介して第2のコイルばね15を押し縮めながら、揺動軸10aが軸ガイド8aの長孔に沿って下降する。
次に、図6は、上型1のパーティング面が下型4のポットインサート7のパーティング面に当接して型閉じ動作が完了した状態を示す。
第1、第2の基板ガイド駒9、10は、上型1により各コイルばね13,15,16を押し縮めて基板載置部6aから基板5の厚みだけ突出した直立姿勢で押さえ込まれている。基板5は周縁部を上型1とインサートブロック6によりクランプされている。この状態でプランジャ19を作動させて溶融した封止樹脂をカル3、ランナゲートを通じてキャビティ凹部2へ充填して、加熱硬化(キュア)が行なわれる。この場合、第1、第2の基板ガイド駒9、10を用いた位置決めによって基板5における正確な位置で封止樹脂を加熱硬化させることができる。
加熱硬化後、上型1を型開きすると、再度図5と同様に第1、第2の基板ガイド駒9、10は第1〜第3のコイルばね13、15、16に付勢されてインサートブロック6からの突出量が多くなり、金型クランプ面から先端部が突出する。そして、基板5の基板載置部6aへの吸着を解除する。続いて、図1に示すように、可動ロッド18及びエジェクタ可動部材17を上動させると可動プレート12の上動に伴って駒可動ピン14も上動し、第2の基板ガイド駒10は揺動軸10aを中心に型閉じ動作とは反対の時計回り方向へ回転して基板端部より離間する。また、可動プレート12の上動によりエジェクタピン11が基板載置部6aより基板5を押し上げる。
このように、型閉じ動作に合わせて、第2の基板ガイド駒10を揺動させて基板端面を押動し当該基板5の反対側端面を第1の基板ガイド駒9に押し当てるので、外形精度が確保されていない基板5のモールド金型への位置決めが確実に行なえる。よって、封止樹脂の基板側面への回り込みを防ぐことができ、メンテナンスを省力化し装置稼動率を向上することができる。また、基板5の位置決めが確実に行なえるので、正確な位置で封止樹脂を加熱硬化させることができ、成形品の位置ずれを防止して高い成形品質を維持することできる。
上述した実施の態様では、図7(A)において、基板5の周囲には二つの第1の基板ガイド駒9と一つの第2の基板ガイド駒10との組み合わせが対向する端面ごとに設けられている。しかしながら、本発明は上記実施の態様に限定されるものではない。例えば、図7(B)に示すように、第1の基板ガイド駒9および第2の基板ガイド駒10の組み合わせを複数組(同図では二組)ずつ基板5の対向する端面ごとに設けることもできる。さらには、上記二組の第1の基板ガイド駒9および第2の基板ガイド駒10の組み合わせを対向する一の端面のみに設けることもできる。
また、図7(C)に示すように、第1の基板ガイド駒9および第2の基板ガイド駒10の組み合わせを一組ずつ基板5の対向する端面ごとに設けることもできる。この場合には、同図に示すように、第1の基板ガイド駒9および第2の基板ガイド駒10のうち、少なくともいずれかを基板5の端面に沿って幅広に形成することが好ましく、これにより基板5を傾くことなく位置決めすることができる。さらには、両基板ガイド駒9、10をともに幅広に形成してもよい。
また、モールド金型は、下型にキャビティインサートが設けられ、該キャビティインサートに基板が載置されるものでも良い。
エジェクタピン11の本数は、基板5を支持するために3本以上が好ましいが、基板5を支持できる面積または形状を有するものであれば、1本または2本であってもよい。
型開きした下型の要部断面説明図である。 型開きした下型の要部断面説明図である。 基板位置決め動作を示す下型の要部断面説明図である。 基板吸着動作を示す下型の要部断面説明図である。 型閉じ動作を示す下型の要部断面説明図である。 型閉じ動作完了モールド金型の要部断面説明図である。 第1、2の基板ガイド駒の配置説明図である。
符号の説明
1 上型
2 キャビティ凹部
3 カル
4 下型
5 基板
6 インサートブロック
6a 基板載置部
6b 吸引孔
7 ポットインサート
7a ポット
8 チェイスブロック
8a 軸ガイド
8b ガイドリング
9 第1の基板ガイド駒
10 第2の基板ガイド駒
10a 揺動軸
10b 底部
10c 柱状ガイド部
11 エジェクタピン
12 可動プレート
13 第1のコイルばね
14 駒可動ピン
15 第2のコイルばね
16 第3のコイルばね
17 エジェクタ可動部材
18 可動ロッド
19 プランジャ

Claims (6)

  1. キャビティ凹部に位置を合わせて基板が載置されるインサートブロックと、
    前記インサートブロックに隣接して設けられキャビティ凹部へ供給する封止樹脂が装填されるポットが設けられたポットインサートと、
    前記インサートブロックの基板載置部に沿って位置決めの基準となる第1の基板ガイド駒と、基板を挟んで反対側に基板端面を押動する第2の基板ガイド駒を備えたチェイスブロックと、
    モールド金型の型閉じ動作に合わせて、前記第2の基板ガイド駒を揺動させて基板端面を押動し当該基板の反対側端面を前記第1の基板ガイド駒に押し当てる作動機構と、を備え
    前記作動機構は、前記チェイスブロックの下方にエジェクタピンを立設した可動プレートを備え、当該可動プレートを上下動させる際に前記第2の基板ガイド駒を基板端面から離間した第1の位置と基板端面に当接したまま当該基板を前記第1の基板ガイド駒へ押し当てる第2の位置との間で揺動させることを特徴とする金型装置。
  2. 前記可動プレートには前記第2の基板ガイド駒に当接するように駒可動部材が立設され、前記可動プレートの上下動に合わせて前記駒可動部材を前記第2の基板ガイド駒に当接した状態で上下動させて該第2の基板ガイド駒を前記第1の位置と前記第2の位置との間で揺動させる請求項1記載の金型装置。
  3. 前記作動機構は、前記可動プレートに連繋するエジェクタ可動部材を備え、エジェクタ可動部材を通じて前記可動プレートを上下動させる際に前記第2の基板ガイド駒を前記第1の位置と前記第2の位置との間で揺動させる請求項記載の金型装置。
  4. 前記可動プレートは、型開きされたときにエジェクタピンの先端部が基板載置部より突出する上動位置に移動し、型閉じされたときにエジェクタピンの先端部が基板載置部と面一又はそれよりも下となるように前記インサートブロック内へ退避する請求項記載の金型装置。
  5. エジェクタピンの先端部が基板載置部より退避すると共に前記基板が前記第1の基板ガイド駒に突き当てられて位置決めされると、前記インサートブロックに設けられた吸引孔より前記基板が前記基板載置部に吸着固定される請求項記載の金型装置。
  6. キャビティ凹部に位置を合わせて基板が載置されるインサートブロックと、
    前記インサートブロックに隣接して設けられキャビティ凹部へ供給する封止樹脂が装填されるポットが設けられたポットインサートと、
    前記インサートブロックの基板載置部に沿って位置決めの基準となる第1の基板ガイド駒と、基板を挟んで反対側に基板端面を押動する第2の基板ガイド駒を備えたチェイスブロックと、
    モールド金型の型閉じ動作に合わせて、第2の基板ガイド駒を揺動させて基板端面を押動し当該基板の反対側端面を第1の基板ガイド駒に押し当てる作動機構と、を備え、
    型開き状態で前記第1、第2の基板ガイド駒は弾性部材により先端部が金型クランプ面より突出するように付勢されており、型閉じ動作に伴って前記第1、第2の基板ガイド駒が前記弾性部材の付勢に抗して金型クランプ面まで押し下げられることを特徴とする金型装置。
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