JPH01182184A

JPH01182184A - 鞍乗型車両の後輪支持構造

Info

Publication number: JPH01182184A
Application number: JP63005517A
Authority: JP
Inventors: Yuzo Hioki; 日置　裕三
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1988-01-13
Filing date: 1988-01-13
Publication date: 1989-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明は、車体の小型化を図り得る鞍乗型車両の後輪支
持構造に関する。

ｂ、　従来の技術不整地走行用として靭乗型二輪車および四輪車が用いら
れており、特に安定性に優れた鞄乗型四輪車は、基本的
な構造として鞍乗型に構成したフレームに、鞍乗用シー
トを載置し、前後輪とじて各二輪設け、各車輪には低圧
バルーンタイヤを装備し、バーハンドルとバーステップ
を備えている。

このような、従来の岐乗型四輪車では、後車輪を車軸式
とするものと、独立懸架式とするものがあり、車軸式で
はフレームに対して固定式とするものとスイング式とす
るものがある。スイング式の懸架方式では、スイングア
ームの一端をエンジンのクランクケース後端部に直接軸
支するもの（特開昭６１−１２９３８２号公報）が知ら
れている。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点しかしながら、従来の懸架方式では、クランクケースの
後端部にスイングアームを軸支するための取付ボスが必
要となり、クランクケースが大型化し、重量が増大する
。

本発明は上記問題点を解決し、車体の小型化を図り得る
鞍乗型車両の後輪支持構造を提供することを目的とする
。

ｄ、　問題点を解決するための手段本発明は上記問題点を解決するため、フレームの両側に
スイングアームの一端を回動可能に軸支すると共に該ス
イングアームの他端で後車軸を支持し、かつフレームの
上部に上端を支持された緩衝手段の下端部で上記スイン
グアームを懸下した鞍乗型車両の後輪支持構造において
、上記スイングアームの一端を左右個別に軸支したこと
にある。

ｅ、　作用スイングアームの回動輪が左右個別に設けられるので、
左右の回動軸の中間部にエンジンの後端部を配置する。

「、　実施例以下、本発明を自動変速機付エンジンを搭載した鞍乗型
車両に適用した図示の実施例にしたがって詳細に説明す
る。

第１図および第２図において、１は鞍乗型四輪車の車体
フレームであり、これは先端部をステアリングシャフト
２を支持するステアリングヘッド２ａに連結した１本の
タンクレールチューブ３と、タンクレールチューブ３０
両側に連結されてエンジン搭載部を形成する一対のサイ
ドメンバ４と、サイドメンバ４の後方に延設されてシー
ト配置部を形成するシートレール５とで構成されている
。

上記サイドメンバ４は、タンクレールチューブ３の前方
両側から、それぞれ前方斜め下方向に、両側に拡がるよ
うに延設され、先端部を後方に湾曲したフロント部４．
と、このフロント部から後方に向けて延設されたロア部
４□と、ロア部４□の後端部から上方に湾曲されてタン
クレールチューブ３の後端部に連結されたリヤ部４．と
で構成されている。サイドメンバ４相互間には、複数の
ブリッジチューブ６が設けられ、ボックス型の空間が形
成されている。シートレール５は、ブリッジチューブ７
によって補強されている。サイドメンバ４の後端部には
、折曲部４ａに、スイングアーム８取付用のボス９が設
けられている。

スイングアーム８は２本のアーム１０．、１０□相互間
をブリッジチューブ（図示せず）で連結したもので、こ
れら左右の２本のアーム１０．、１０□の先端部に各別
に設けられた取付用のパイプ１１．、　＋１□を個別の
取付ポル）１２．、１２□を介して上記ボス９に軸支さ
れている。

第３図は、スイングアーム８の回動軸部分を拡大して示
したもので、１３はパイプ１１．、１１□内に挿入され
たブツシュ、１４はブツシュ１３の内側に挿通されたス
ペーサ、１５はスペーサ１４の両端に配置されたダスト
シール留め、１６はダストシールである。

ダストシール留め１５はボルト孔１５ａが穿設されてお
り、このボルト孔１５ａに上記ボス９およびスペーサ１
４と共に取付ボルト１２１．１２＊の先端部端面に刻設
されたボルト孔１２ａに締付ボルト１７を螺合して一体
に固定している。そして、スイングアーム８はスペーサ
１４の外側で回動する。

このスイングアーム８は、上端を車体フレームｌに支持
されたバネおらびショックアブソーバからなる緩衝装置
１８を介して懸架されており、かつ後端部で後車軸１９
を軸支したリヤアクスルハウジング２０を支持している
。

２１は車体フレームｌの枠内に配置された自動変速機付
エンジンであり、これは車体フレーム１に装着されたブ
ラケット２２．、２２オにボルト２３を介して固定され
ている。

この自動変速機付エンジン２１は、スクータ等に用いら
れているもので、第４図のように、ピストン２４および
シリンダ２５と、クランクケース２６に内蔵されたクラ
ンクシャフト２７と、このクランクシャフト２７に設け
られたＶヘルドプーリ２８と、この■ベルトブー！ｊ２
８からＶベルト２９を介して動力を伝達されるＶヘルド
プーリ３０と、このＶヘルドプーリ２２を備えた中間軸
３１と、この中間軸３１のギヤ３２に噛合するギヤ３３
を備えた出力軸３４を備えたものである。この出力軸３
４にはスプロケット３５が設けられ、チェーン３６を介
して後車軸１９のスプロケット３７に連繋されている。

３８はクランクケース２６上面に配設されたエアクリー
ナであり、これはパイプ３９を介してシリンダ前方のキ
ャブレター４０に連結されている。４１はフレームｌ前
部に配設されたハソテリー、４２はシート、４３はバー
ステップである。

上記構成によれば、スイングアーム８は各別の回動軸で
揺動し、後車軸１９を支持する。こうして、回動軸相互
間に形成される空間部に、エンジンのクランクケース２
６後端部を配置することができる。

ｇ、　発明の効果以上述べたように、本発明の鞍乗型車両の後輪支持構造
によれば、スイングアームの先端部を左右個別にフレー
ムに軸支したので、スイングアームの回動軸相互間の空
間部までクランクケースを配置することができる。よっ
て、フレーム全長を短縮できるので、車体の小型化を図
ることができる。また、回動輪を左右個別にできるので
、取付が容易で、かつ短かい取付ボルトで固定すること
ができる。、

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明による鞍乗型車両の後輪支
持構造の一実施例を概念的に示し、第１図は側面図、第
２図は平面図である。第３図はスイングアームの回動部
を示す断面図、第４図は自動変速機付エンジンを示す断
面図である。ｌ・・・車体フレーム、　　　８・・・スイングアーム
、９・・・ボス、　　　　　　１０□１０ｇ・・・アー
ム、１１１、１１．・・・パイプ、　　１２．、　＋２
□・・・取付ボルト、■４・・・スヘーサ、　　　　Ｉ
７・・・締付ボルト、１８・・・緩衝装置、　　　　１
９・・・後車軸、２１・・・自動変速機付エンジン、２５・・・シリンダ、　　　　２６・・・クランクケー
ス。特許出願人　　鈴木自動車工業株式会社（ほか２名）第３図

Claims

【特許請求の範囲】

フレームの両側にスイングアームの一端を回動可能に軸
支すると共に該スイングアームの他端で後車軸を支持し
、かつフレームの上部に上端を支持された緩衝手段の下
端部で上記スイングアームを懸下した鞍乗型車両の後輪
支持構造において、上記スイングアームの一端を左右個
別に軸支したことを特徴とする鞍乗型車両の後輪支持構
造。