JPH01172082A

JPH01172082A - 鞍乗型車両

Info

Publication number: JPH01172082A
Application number: JP62333542A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Nakamura; 裕中村
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1987-12-25
Filing date: 1987-12-25
Publication date: 1989-07-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明は、重心位置を下げて操縦性能の向上を図り得る
鞍乗型車両に関する。

ｂ、　従来の技術不整地走行用として開発された鞍乗型四輪車は、基本的
な構造として鞍乗型に構成したフレームに、鞍乗用シー
トを載置し、前後輪として各二輪設け、各車輪には低圧
バルーンタイヤを装備し、バーハンドルとバーステップ
を備えている。

このような鞍乗型四輪車では、バッテリーは、通常、車
体の前部または後部に取付けられている（実開昭５８−
１０８９８８号公報）。

Ｃ３発明が解決しようとする問題点したがって、電気的接続のためのワイヤーハーネスが長
くなり、電圧降下が大きくなる。また、車体前部の場合
、重心位置が高くなり操縦性能の低下を来たし、車体後
部の場合、スペースが限られていることからバッテリー
容量が制限される。

本発明は上記問題点を解決し、車体の重心位置を下げる
ことができると共に、容量の大きいバッテリーの搭載が
可能となる鞍乗型車両を提供することを目的とする。

ｄ、　問題点を解決するための手段本発明は、上記問題点を解決するため、フレームの前部
と後部にバルーンタイヤを装着した前車輪と後車輪を各
二輪備え、上記フレームの枠内にエンジンを搭載した鞍
乗型車両であって、上記エンジンのクランクケース上面
にバッテリーを載置したことにある。

ｅ、　作用エンジンのクランクケース上面のスペースを利用してバ
ッテリーを設置する。

ｆ、　実施例以下、本発明を自動変速機付エンジンを搭載した鞍乗型
車両に適用した図示の実施例にしたがって詳細に説明す
る。

第１図および第２図において、１は鞍乗型四輪車の車体
フレームであり、これは先端部をステアリングシャフト
２を支持するステアリングヘッド２ａに連結した１本の
タンクレールチューブ３と、タンクレールチューブ３の
両側に連結されてエンジン搭載部を形成する一対のサイ
ドメンバ４と、サイドメンバ４の後方に延設されてシー
ト配置部を形成するシートレール５とで構成されている
。

上記サイドメンバ４は、タンクレールチューブ３の前方
両側から、それぞれ前方斜め下方向に、両側に拡がるよ
うに延設され、先端部を後方に湾曲したフロント部４Ｉ
と、このフロント部から後方に向けて延設されたロア部
４□と、ロア部４□の後端部から上方に湾曲されてタン
クレールチューブ３の後端部に連結されたリヤ部４３と
で構成されている。サイドメンバ４相互間には、複数の
ブリッジチューブ６が設けられ、ボックス型の空間が形
成されている。シートレール５は、ブリッジチューブ７
によって補強されている。サイドメンバ４の後端部には
、折曲部にブラケット８が設けられ、このブラケット８
にスイングアーム９の先端部が回動可能に支持されてい
る。このスイングアーム９は、上端を車体フレーム１に
支持されたショックアブソーバ等の緩衝装置１０を介し
て懸架されており、かつ後端部で後車軸１）を軸支した
リヤアクスルハウジング１２を支持している。

１３は車体フレーム１の枠内に配置された自動変速機付
エンジンであり、これは車体フレーム１に装着されたブ
ラケット１４１．１４□にボルト１５を介して固定され
ている。

この自動変速機付エンジン１３は、スクータ等に用いら
れているもので、第３図のように、ピストン１６および
シリンダ１７と、クランクケース１８に内蔵されたクラ
ンクシャフト１９と、このクランクシャフト１９に設け
られたＶベルトブーＩＪ２０と、このＶベルトプーリ２
０からＶベルト２１を介して動力を伝達されるＶベルト
プーリ２２と、このＶベルトプーリ２２を備えた中間軸
２３と、この中間軸２３のギヤ２３ａに噛合するギヤ２
４ａを備えた出力軸２４を備えたものである。この出力
軸２４には図示しないスプロケットが設けられ、チェー
ン２５を介して後車軸１）のスプロケット２６に連繋さ
れている。　２７はステアリングシャフト２前部フレー
ム１に配設されたエアクリーナであり、サクションパイ
プ２８を介してシリンダ前方のキャブレタ２９に連結さ
れている。エアクリーナ２７の吸入口２７ａ　は上部背
面側に設けられ、水等の侵入を防止している。シリンダ
からの排気ガスは後方に設けられた排気管３０を介して
車体後部のマフラ３１に連結されている。３２は、クラ
ンクケース１８上面にボルト　（図示せず）等を介して
取付けられたバッテリーホルダであり、このバッテリー
ホルダ３２を介してバッテリー３３が取付けられている
。３４は後部空間を利用して設けられた物入れである。

上記構成によると、クランクケース１８上面のスペース
を利用して、バッテリー３３を設置できる。

ｇ０発明の効果以上述べたように本発明による鞍乗型車両のエアクリー
ナ取付構造によれば、フレームの前部と後部にバルーン
タイヤを装着した前車輪と後車輪を各二輪備え、上記フ
レームの枠内にエンジンを搭載した鞍乗型車両であって
、上記エンジンのクランクケース上面にバッテリーを設
置したので、容量の大きいバッテリーの搭載が可能にな
ると共に、車体の重心位置を低くして操縦性能の向上を
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明による鞍乗型車両の一実施
例を概念的に示し、第１図は側面図、第２図は平面図で
ある。第３図は自動変速機付エンジンを示す断面図であ
る。１・・・車体フレーム、　　　　９・・・スイングアー
ム、１０・・・緩衝装置、　　　　　１）・・・後車軸
、１３・・・自動変速機付エンジン、２７・・・エアクリーナ、３２・・・バッテリーホルダ、　３３・・・バッテリー
。特許出願人　　鈴木自動車工業株式会社（ほか２名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フレームの前部と後部にバルーンタイヤを装着し
た前車輪と後車輪を各二輪備え、上記フレームの枠内に
エンジンを搭載した鞍乗型車両であって、上記エンジン
のクランクケース上面にバッテリーを載置したことを特
徴とする鞍乗型車両。
（２）上記エンジンに自動変速機付エンジンを搭載した
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の鞍
乗型車両。
（３）上記後車輪の後車軸をスイングアームを介して上
記フレームに支持したことを特徴とする特許請求の範囲
第（１）項または第（２）項に記載の鞍乗型車両。