JPH01181983A - チップドレッサー - Google Patents

チップドレッサー

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JPH01181983A
JPH01181983A JP435488A JP435488A JPH01181983A JP H01181983 A JPH01181983 A JP H01181983A JP 435488 A JP435488 A JP 435488A JP 435488 A JP435488 A JP 435488A JP H01181983 A JPH01181983 A JP H01181983A
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welding
tool blade
tip
blade
electrode
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Katsuto Hidaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔作業上の利用分野〕 本発明はチップドレッサーに係わり、更に詳しくは上、
下電極より成る溶接装置の溶接作業空間の外にチップド
レッサーを配設し、このチップドレッサーを上記上、下
電極間に移動させる為の第1移動手段と、上記下部電極
に上記チップドレッサーをセットする為の第2移動手段
を有し、且つ上記上、下電極に上記チップドレッサーを
セットすることによって上、下電極をチップドレッサー
の両刃により同時に研磨できるチップドレッサーに関す
る。
〔従来の技術〕
周知の通り、被溶接物(ワーク)を溶接する為の溶接装
置が広く用いられている。この溶接装置には溶接電極が
配設されている。この溶接装置は例えば定置式スポット
溶接機、ポータプル式スポット溶接機のC型ガン、X型
ガン等が用いられている。L記溶接電極に着目すると、
ワークの溶接経過に伴ない上記溶接電極の先端が変形す
る。
即ち、当初溶接電極チップの先端の形状は最適溶接状態
を確保する為の望ましい電流密度が得られるように形成
されている。所がワークの溶接使用経過に伴ない溶接電
極チップの先端が変形する。この時の変形は上記溶接電
極チップの先端が当初の最適溶接状態であるワークに対
する接触面つまり電流密度が小さくなり最適溶接強度(
ナゲツト径)が維持できなくなる。即ちワークの溶接各
所に対して適正な溶接電極チップの先端の接触面つまり
電流密度を維持できない。そこで上記溶接電極チップの
先端の変形を修正即ち研磨する為に動力で回転する片刃
のハンディ−タイプのチップドレッサーを作業員が持っ
て上、下部電極チップの先端に当てかい別々に適正形状
に研磨するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
1記従来技術によれば溶接装置の上下部電極チップの先
端の変形を修正研磨できる良い点を有するも次の幾つか
の解決すべき問題点を有している。
即ち、■溶接作業者自身が溶接装置の溶接テーブルへの
溶接ワークのセットの作業を一時中止して溶接電極チッ
プの変形を研磨しなければならない為に作業効率を向上
させることが難しい。
又■作業者が溶接電極チップを研磨する為の動力によっ
て回転駆動する片刃のチップドレッサーを手に持って上
記溶接電極チップに当てかう為に作業員等によっては正
確に当てかうことが難しく、故に当初の最適溶接状態の
電極チップの形状に維持することが難しいので溶接ワー
クの溶接品が不均一に成り易い。
更に■チップドレッサー自体が片刃である為に上、下部
電極に対して作業が2回必要であり、故に上、下部電極
チップを均一に研磨することが非常に難しい。
従って本発明の目的とする所は、■溶接装置のワークの
溶接経過に伴なう上、下部電極チップの変形を自動的に
研磨する手段を提供するにある。
従って作業員が溶接テーブルへのワークのセット作業し
ながら同時に研磨できるので全体の作業効率を向上させ
ることができるチップドレッサーを提供するにある。
又■チップドレッサー自体を溶接作業空間より外れてい
る位置に配設することによって溶接作業に必要な空間を
維持しつつ、且つ上下部電極チップ間の研磨位置へ正確
に精度良く位置決めする手段を有するチップドレッサー
を提供するにある。
更に■上下部電極チップの下部電極チップのセット位置
へ正確に精度良くツールブレードを位置決めする手段を
有するチップドレッサーを提供するにある。
加えて■上記■、■、■を可能にしつつ且つツールブレ
ードが両刃であるので上、下部電極チップを同時に而も
同一に研磨することができると共に、ワークの溶接精度
を向上させ且つ維持することができるチップドレッサー
を提供するにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は上記目的を達成する為に次の技術的手段を有す
る。即ち、実施例に対応する添付図面に使用した符号を
用いて説明すると、動力によって電極チップブレードを
回転させ、電極チップを研磨するチップツールに於いて
: 溶接作業をする作業空間Fより外れている研磨外位置G
より上記ツールのツールブレード17を上、下部電極5
,6の間の研磨位置Hへ往復移動させる為の第1移動手
段を有し、更に上記ツールブレード17を下部電極6の
セット位置Iへ往復移動させる為の第2移動手段を有し
、且つ上記ツールブレード17は両刃29より成り、上
記上、下部電極5,6を同時に研磨することを特徴とす
るチップドレッサーである。
〔作用〕
上記構成により本発明は、ワークlOの溶接経過に伴な
って上、下部溶接電極チップ5,6の先端12が変形す
ることによって最適溶接状態を維持することができず、
上記上、下部電極チップ5゜6の先端12の変形を修正
する為にチップドレッサー15によって研磨するもので
ある。より具体的には上記チップドレッサー15がワー
ク10の溶接作業する為の作業空間F外に配設され、先
ずチップドレッサー15のツールブレード17を上記上
、下部電極5,6間に第1移動手段によって研磨位置H
へ位置決めし、次いで上記ツールブレード17を上記下
部電極6のセット位置Iへ第2移動手段によって位置決
めし、次いで上記上部電極5を上記ツールブレード17
に位置決めし、上記上、下部電極5,6を同時に而も均
一にツールブレード17によって研磨するものである。
又上記ツールブレード17は両刃29より構成されてい
るので上、下電極チップ5,6を一度に所定量即ちワー
ク10の溶接に最適溶接状態を維持する為に望ましい電
流密度が得られるような電極チップの形状にすることが
可能である。
加えてチップドレッサ−15自体が溶接空間F外にあり
、且つ自動的にツールブレード17を第1゜第2移動手
段によって上記上、下部電極チップ5.6の研磨位置H
等に精度良く位置決めできるのでワーク10の溶接作業
に支障をきたすことがなく、上記上、下部電極5,6を
ツールブレード17によって研磨している時に於いても
次のワークlOの溶接段取り等をすることができるので
作業効率を向上させることができるものである。特にワ
ーク10を溶接作業する場合に於ける上、下部電極チッ
プ5,6を常に溶接作業に最適な上、下部電極チップ5
,6の形状に維持し易く、故にワーク自体の品質を均一
に維持することができるものである。
加えて上記した上、下部電極チップ5,6を溶接作業に
最適な形状に研磨した後は上記ツールブレード17を下
部電極チップ6のセット位置工より第2移動手段によっ
て復帰せしめて研磨位置Hに位置決めせしめ、次いで研
磨位置Hより第1移動手段によって復帰せしめて研磨外
位置Gに位置決めせしめるものである。
従ってワーク10の溶接作業空間Fの範囲外に上記ツー
ルブレード17が配位量せしめられるのでワーク10の
溶接作業等に支障をきたさないものである。
〔実施例〕
次に添付図面第1図〜第8図に従い本発明の第1実施例
を詳述する。
図中1は溶接装置本体を示し、2は溶接装置本体1を構
成する基台を示している。上記基台2上の一側3には溶
接電極4が配設せしめられ、上記溶接電極4は本例に於
いては、例えば上部可動電極チップ5と下部固定電極チ
ップ6より成り、これら上、下部電極チップ5,6は各
々基台2上の一側3に立設せしめられた支柱7の一対の
アーム部8,8に取着せしめられている。上記上部可動
電極チップ5は任意の駆動手段によって下部固定電極チ
ップ6に対向して上下動可能に取着せしめられている。
又、上記基台2の他側9には被溶接物(ワーク)10を
支持する為のワーク受け11が配設されている。このワ
ーク受け11はワーク10を上記溶接電極4に対して左
右方向(以下X軸方向という)、同前後方向(以下Y軸
方向という)及び同上下方向(以下Z軸方向という)に
移動させて、溶接加工要求位置に位置決めする為の各x
、y、z軸方向位置決め手段を有している。
以上は従来周知の技術であり、上記溶接装置1によって
ワーク10を溶接することによって上記溶接電極4の上
部、下部電極チップ5,6の先端12が使用経過に伴な
い変形する。上記溶接電極4が変形することによってワ
ーク10に対する上部、下部電極チップ5,6の先端1
2の接触面が大となり、ワーク10の溶接に際して最適
溶接状態を維持する為に望ましい電流密度が得られなく
なり、そこで従来に於いては溶接装置を一時停止させ、
作業員が手に持つことができるチップドレッサーによっ
て上記した上部、下部電極チップの先端に当てかい個々
別々に研磨している。この時作業員がいちいちチップド
レッサーを手に持って研磨するので上部、下部電極チッ
プの先端を溶接に最適な状態に維持することが難しく、
上部、下部電極チップの先端の形状がバランスしない場
合が多く、故にワークの溶接の精度が維持するのが難し
い。
そこで本発明は次のようにしたものである。
即ち、基台2の一側3に立設せしめられている支柱7の
上側13のアーム部8の側面14にチップドレッサー1
5を配設し、このチップドレッサー15は上記支柱7に
対して上下動させる為の本例に於いてはエアーシリンダ
18、ツールブレード17を上記支柱7に対して水平動
させる為のエアーシリンダ18及び上記ツールブレード
17を駆動する為のエアーモータ18等より構成されて
いる。より具体的には、上記チップドレッサー15はコ
字状の移動枠20の上部21にショートストロークのエ
アーシリンダ22が取着せしめられ、このエアーシリン
ダ22のピストンロッド23と上記したツールブレード
17を上下方向即ち矢示A方向に駆動する為のエアーシ
リンダ16のピストンロッド24に連結せしめられてい
る。
又、上記コ字状の移動枠20の下部25にはツールブレ
ード17を上部、下部電極チップ5,6に対して直交す
るように駆動する為のガイド26及びエアーシリンダ1
8が配設されている。上記エアーシリンダ18のピスト
ンロッド27にはツールブレード17及びこのツールブ
レードを回転駆動する為のエアーモータ18が配設され
ている。
上記チップドレッサー15は上記した上側13のアーム
部8の側面14に対して45°傾いた状態に上記アーム
部8の側面14に取付板29を介してボルト等によって
しっかりと螺着されている。
即ち上記移動枠20の下部25のツールブレード17は
上記上部、下部電極チップ5,6に対して本例に於いて
は45°傾いた状態に位置している。上記チップドレッ
サー15の配設位置に着目すると、このチップドレッサ
ー15は溶接装置1のワーク10の溶接作業空間下より
外れた研磨外位置Gに配設されている。又上記チップド
ッサ−15のツールブレード17を研磨位置Hに位置決
めする為の第1移動手段は上記した上下方向即ち矢示A
方向に駆動する為のエアーシリンダ18と溶接電極4に
対して直交する方向即ち矢示B方向に駆動する為のエア
ーシリンダ18より構成されている。
更に上記ツールブレード17を下部固定電極チップ6に
セットする為の第2移動手段は上記した二字状の移動枠
20の上部21に取着せしめられているショートストロ
ークのエアーシリンダ22によって上記下部固定電極チ
ップ6に正確に精度良く位置決めするものである。
次いで上記上部固定電極チップ5を任意の上下動手段に
よって上記ツールブード17に位置決めすると共に所定
の圧力で押圧せしめる。
次いでツールブレード17のエアーモータ18を駆動せ
しめることによってツールブレード17の両刃29が回
転駆動せしめられ、上部、下部電極チップ5.6が溶接
に最適溶接状態を維持する為に望ましい電流密度が得ら
れるような電極チップの形状にすることができる。
又、ツールブレードが回転し、チップ研磨しながら、エ
アーシリンダー22をゆっくり上昇させることに依り、
チップ研磨面にチップの切粉を付着させないようにする
ことができる。ツールブレードが回転している時は同時
にエアーブローにてチップの切粉を取除いている。
尚、上記ツールブレード17による研磨は例えばタイマ
ーによる時間の制御及び刃の回転数等を図示せざる制御
装置によって制御するものである。
又、本例に於いてはチップドレッサー15の第1゜第2
移動手段は自動的に駆動され且つ制御されているもので
あるけれども、手動操作に切換える為の切換スイッチを
設けることも可能である。
又本例に於いては上記した第1.第2移動手段をエアー
シリンダ鷺用いた例を示したが他の例として例えば油圧
或いは電動モータを用いることも可能であるや又、上記
チップドレッサ−15自体を溶接装置1に取着した例を
示したが、別体とすることも可能である。
更に本例に於いては溶接電極4を上部可動電極チップ5
、下部固定電極チップ6の例を示したが他の例としては
例えばX型ガン或いはC型ガン等にも対応させることが
できるものである。
更に上記チップドレッサー15のツールブレード17の
当初の位置即ち研磨外位置Gへの復帰については上記し
た第1.第2移動手段を逆に動作せしめることによって
復帰せしめられる。この時も同様に上記チップブレード
17をチップ研磨面より1降させる時にエアーシリンダ
ー22をゆっくり上昇させることによりチップ研磨面に
、チップの切粉を付着させないようにすると共に研磨位
置Hに位置決めし、次いで第2移動手段であるエアーシ
リンダー18によってゆっくりと溶接作業空間F外に位
置決めし、次いで$1移動手段であるエアーシリンダー
16によってゆっくり1降させ研磨外位置Gに位置決め
される。この時も図示せざる制御装置によって予め所定
のプログラムが設定されているので作業者が容易に取扱
いできるようになっている。
次にこの第1実施例の使用例を説明する。
溶接装置1の溶接電極4によってワーク10の所定位置
を溶接することによって上記溶接電極4が使用経過に伴
なって上記溶接電極4の先端12が変形する。
より具体的には上記溶接電極4の上部可動電極チップ5
及び下部固定電極チップ6の夫々の先端12のワーク1
0への接触面積が大となり、溶接に最適な状態を維持す
る為の電流密度が変化することによって適正な溶接が難
しくなる。
従って溶接に最適な状態にする為に上記溶接電極4の変
形を研磨することによって適正な形状にするものである
即ち本例は次の様にするものである。
先ず溶接装置lの溶接作業空間Fの外の研磨外位置Gに
配設されているチップドレッサー15を第1移動手段で
ある上下方向即ち矢示A方向のエアーシリンダ16を駆
動せしめることによって初め伸出していたピストンロッ
ド25が下方に駆動せしめられる。するとこのピストン
ロッド25の先端に連結せしめられているショートスト
ロークのエアーシリンダ22のピストンロッド23を介
して上記エアーシリンダ22が取着されているコ字状の
移動枠20が下方へ移動せしめられる。
この移動枠20の下方への移動は、この移動枠20の下
部25に取着せしめられているツールブレード17が研
磨位置H即ち下部固定電極チップ6の先端12の少し上
の位置まで下降せしめられて停止する。
次いで上記ツールブレード17を溶接電極4に対して直
交する方向即ち矢示B方向に水平方向駆動用エアーシリ
ンダ18を駆動することによってこのエアーシリンダ1
8のピストンロッド27が伸出せしめられると共に、こ
のピストンロッド27の先端に取着せしめられているツ
ールブレード17及びこのツールブレード17を駆動す
る為のエアーモータ19がガイド26にガイドされて上
記研磨位置Hに位置決めされる。これによって第1移動
手段による移動が完了する。
次いで上記研磨位置Hに位置決めされたツールブレード
17は第2移動手段によって下部固定電極チップ6のセ
ット位置■に位置決めされる。この時上記移動枠20の
上部21に取着せしめられているエアーシリンダ22の
上側の空気給供口30より空気を排出し、下側の空気給
供口31を開とすることによって上記エアーシリンダ2
2のピストンロッド23が上方に移動せしめされる。換
言すればこのピストンロッド23に対して上記移動枠2
0が下方に移動したことになる。
即ちこの移動はツールブレード17の自重によって下降
せしめられると共に上記七−7ト位置工に正確に位置決
めできるように上記エアーシリンダ22の空気給供口3
0 、31は図示せざる制御装置及び制御弁によって制
御されている。これによって第2移動手段による移動が
完了する。次いで上記上部可動電極チップ5を可動手段
によって上記したツールブレード15に位置決めすると
共に所定の圧力等によって押圧せしめる。
次いでツールブレード15を駆動する為のエアーモータ
19を駆動することによって上記上部可動電極チップ5
と下部固定電極チップ6の夫々の先端12を同時に溶接
に最適な形状に研磨することができるものである。即ち
、上記ツールブレード15の刃が両刃27になっている
ので上下部電極5,6の先端12を均一に而も精度良く
研磨できるものである。又上記チップの研磨に際して同
時にエアーブローも行なっているのでチップの切粉を取
除いている。
決いで上記上、下部電極チップ5,6の研磨が完了した
後は、上記ツールブレード17を下部固定−電極チップ
6のセット位置工より研磨位置Hに復帰させる為に第2
移動手段である移動枠20の上部21に取着せしめられ
ているエアーシリンダ22の上側の空気給供口30より
空気を所定量給供し、下側の空気給供口31より空気を
所定量排出することによって上記ツールブレード17が
下部固定電極チップ6のセット位置Iより研磨位置Hに
復帰せしめられると共に位置決めされ、次いで第1移動
手段である水平方向即ち矢示B方向駆動用エアーシリン
ダ18を駆動せしめ、このエアーシリンダ18ノビスト
ンロツド27が後退せしめられる。
次いで上記第1移動手段である上下方向即ち矢示A方向
駆動用エアーシリンダ16を駆動せしめ、このエアーシ
リンダ16のピストンロッド24が進出せしめられるに
伴なって上記移動枠20が矢示A方向即ち上方に移動せ
しめられる。従って上記移動枠20の下部25に取着せ
しめられているツールブレード17が溶接作業空間Fの
範囲外の研磨外位置Gに復帰せしめられると共に位置決
めされる。
故に溶接電極4である上部可動電極チップ5と下部固定
電極チップ6の夫々の先端12の形状を溶接に最適溶接
状態を維持する為に望ましい電流密度が得られるような
電極チップの形状に研磨することができると共に常に溶
接に最適な電極チップの形状を維持することができるの
でワーク10の溶接各所の品質を均一に維持すると共に
、より溶接精度を向上させることができるものである。
更に溶接電極4をチップドレッサー15のツールブレー
ド17によって研磨する作業は溶接作業空間F内に入る
ことなく自動的に制御せしめられるので、ワーク10を
ワーク受け11にセットする作業を一時中止することな
くワーク10の段取り作業を継続することができるので
作業効率を向上させることができると共に、作業者の労
力を軽減することができる本例特有の効果を有するもの
である。
次に第9図に従い本発明の第2実施例を説明する。
上記した第1実施例との相違点のみ説明する。
本例に於いてはチップドレッサー15のツールブレード
17を溶接装置1の溶接作業空間Fの外側の研磨外位置
Gより溶接電極4の研磨位置Hに往復動させる為の第1
移動手段の上下方向即ち矢示A方向に駆動させる為の駆
動装置を例えば複動エアーシリンダ40を配設し、この
複動エアーシリンダ40の複数のピストンロッド41 
、42より成り、この複数のピストンロッド41 、4
2のうちのピストンロッド42の先端43がコ字状の移
動枠44の上部45に取着せしめられている。
上記研磨外位置Gから上記チップドレッサー15のツー
ルブレード17を研磨位置Hに往復動させる為の第1移
動手段は上記複動エアーシリンダ40を駆動することに
よって複数のピストンロッド41゜42の何れか一方が
可動せしめられ、このピストンロッド42の先端43に
取着せしめられているコ字状の移動枠20が矢示A方向
に駆動され、次いで上記した第1実施例と同様にツール
プレート17を水平方向即ち矢示B方向にエアーシリン
ダ18によって駆動せしめられると共に上記した研磨位
置Hに位置決めされる。
次ぎに下部溶接電極チップ6に上記ツールブレード17
をセットする為の第2移動手段を本例に於いては上記し
た第1移動手段である上下方向即ち矢示A方向に駆動す
る為の複動エアーシリンダ40の複数のピストンロッド
41 、42の何れか他方側を駆動することによって上
記ツールブレード17を下部固定電極チップ6に正確に
而も精度良く当てかうことができるものである。
他については上記した第1実施例と略同じである。
次にこの第2実施例の使用例を説明する。
上記した第1実施例の使用例との相違点のみ説明する。
即ち、本例に於いては、チップドレッサ15のツールブ
レード17を研磨外位置Gから研磨位置Hまで往復移動
させる為の第1移動手段の上下方向即ち矢示A方向に駆
動する為の複動エアーシリンダ40の複動ピストン41
.42を用いることによって上記研磨位置Hに位置決め
されたツールブレード17を下部固定電極チップ6のセ
ット位置Iにセットする為の下降動作を上記複動エアー
シリンダ40によって位置決めさせるので位置決め精度
をより向上させることができる本件特有の利点を有する
ものである。
又上記ツールブレード17を当初の研磨外位置Gに復帰
させる為には上記した位置決め動作の逆を自動的に制御
されるものである。他にいっては上記した第1実施例の
使用例と略同じである。
次に第10図に従い本発明の第3実施例を説明する。
上記した第1実施例、第2実施例との相違点についての
み説明する。即ち本例に於いては研磨外位置Gから研磨
位置Hへの第1移動手段を例えば単一のエアーシリンダ
50によって水平方向即ち矢示B方向へのみ移動せしめ
るものであり、従って上記研磨位置Hへの移動距離及び
移動時間をより短縮するものである。更に上記研磨位置
Hから下部電極チップ6のセット位MIに位置決めする
為に下方即ち矢示C方向に駆動する為のショートストロ
ークのエアーシリンダ51を配設し、このエアーシリン
ダ51のピストンロッド52の先端53にコ字状の移動
枠54が取着せしめられている。
従ってチップドレッサー15のツールブレード17は第
2移動手段であるエアーシリンダ51によって下部固定
電極チップ6のセット位置■に位置決めされる。
他については上記した第1実施例、第2実施例と略同じ
である。
次にこの第3実施例の使用例を説明する。
上記した第1実施例の使用例、第2実施例の使用例との
相違点のみ説明する。
本例に於いては第1移動手段は研磨外位置Gに位置決め
されたチップドレッサー15のツールブレード17を水
平方向即ち矢示B方向に往復動せしめる為のエアーシリ
ンダ50のみより成り、この工アーシリンダ50によっ
て溶接電極4の研磨位置Hに位置決めさせ、次いで上記
溶接電極4の下部固定電極チップ6に位置決めする為に
上下方向即ち矢示C方向に駆動する為のショートストロ
ークのエアーシリンダ51のピストンロッド52を駆動
することによってコ字状の移動枠54が矢示B方向に移
動せしめられると共に上記ツールブレード17が上記下
部固定電極チップ6に位置決めされる。他については上
記した第1実施例の使用例及び第2実施例の使用例と略
同じである。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明は、■溶接装置1のワーク10
の溶接経過に伴なう上、下部電極チップ5.6の変形を
自動的に研磨する手段を提供できる。従って作業員が溶
接テーブルへのワ、−り10のセット作業しながら同時
に研磨できるので全体の作業効率を向上させることがで
きるチップドレッサーを提供できる。
又■チップドレッサー15自体を溶接作業空間Fより外
れている位置に配設することによって溶接作業に必要な
空間を維持しつつ、且つ上、下部電極チップ5,6間の
研磨位置Hへ正確に精度良く位置決めする手段を有する
チップドレッサーを提供できる。
更に■上、下部電極チップ5,6の下部固定電極チップ
6のセット位置Iへ正確に精度良くツールブレード17
を位置決めする手段を有するチップドレッサーを提供で
きる。
加えて■上記■、■、■を可能にしつつ且つツールブレ
ード17が両刃29であるので上、下部電極チップ5,
6を同時に而も同一に研磨することができると共に、ワ
ークlOの溶接精度を向上させ且つ維持することができ
るチップドレッサーを提供できる等の実用上程々の利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第8図は本発明の第1実施例を示し、
第1図はチップドレッサーを溶接装置に取付けた所を示
す側面図、第2図は第1図のチップドレッサーを下方に
駆動した所を示す側面図、第3図は第2図のチップドレ
ッサーを研磨位置に位置決めした所を示す側面図、第4
図はチップドレッサーを溶接電極にセットした所を示す
側面図、第5図はチップドレッサーの取付状態を示す拡
大図、第6図は溶接電極に対するチップドレッサーのツ
ールブレードの位置関係を示す図、第7図はツールブレ
ードの刃を示す部分断面を含む拡大図、第8図は移動枠
に取付けられている上下方向駆動シリンダの部分断面を
含む拡大図、第9図は第2実施例を示し、チップドレッ
サーを溶接装置に取付けた所を示す側面図、第10図は
第3実施例を示し、チップドレッサーを溶接装置に取付
けた所を示す側面図をそれぞれ示している。 尚、図中500.上部電極、 616.下部電極、 1
B、、、シリンダ、 17.、、ツールブレード、  
18−、、シリンダ、 40.、、複動シリンダ、 5
0,51.、、シリンダ、  F60.溶接作業空間、
 Gol、研磨外位置、 Ho、。 研磨位置、  ■00.セット位置、をそれぞれ示して
いる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動力によって電極チップブレードを回転させ、電
    極チップを研磨するチップツールに於いて; 溶接作業をする作業空間Fより外れている研磨外位置G
    より上記ツールのツールブレード17を上、下部電極5
    、6の間の研磨位置Hへ往復移動させる為の第1移動手
    段を有し、更に上記ツールブレード17を下部電極6の
    セット位置Iへ往復移動させる為の第2移動手段を有し
    、且つ上記ツールブレード17は両刃29より成り、上
    記上、下部電極5、6を同時に研磨することを特徴とす
    るチップドレッサー。
  2. (2)上記研磨外位置Gより上、下電極5、6の間にツ
    ールブレード17を研磨位置へ往復移動させる為の第1
    移動手段は、単一のシリンダ16等の上下動装置と同様
    に単一のシリンダ18等の水平動装置より構成され、更
    に上記ツールブレード17を下部電極6のセット位置I
    へ往復動させる為の第2移動手段はツールブレード17
    の自重により上記下部電極6にセットすることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のチップドレッサー。
  3. (3)上記研磨外位置Gより上、下電極5、6の間にツ
    ールブレード17を研磨位置へ往復移動させる為の第1
    移動手段は複動シリンダー40等の上下装置と単一のシ
    リンダ18等の水平動装置より構成され、更に上記ツー
    ルブレード17を下部電極6のセット位置Iへ往復動さ
    せる為の第2移動手段は上記複動シリンダ40等の上下
    動装置によってチップブレード17を上記下部電極6に
    セットすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のチップドレッサー。
  4. (4)上記研磨外位置Gより上、下電極5、6の間にツ
    ールブレード17を研磨位置Hへ往復移動させる為の第
    1移動手段は単一のシリンダ50等の水平動装置より構
    成され、更に上記ツールブレード17を下部電極6のセ
    ット位置Iへ往復させる為の第2移動手段は上記チップ
    ブレード17をシリンダ51等の上下動装置によって上
    記下部電極6にセットすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のチップドレッサー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101832112B1 (ko) * 2017-11-24 2018-02-26 김영도 용접팁 드레싱 장치를 구비한 용접장치

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JPS5130355U (ja) * 1974-08-28 1976-03-04
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JPS55148888U (ja) * 1979-04-06 1980-10-27

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