JPH01180490A - X線ct装置用x線検出器及びその製造方法 - Google Patents

X線ct装置用x線検出器及びその製造方法

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JPH01180490A
JPH01180490A JP63003365A JP336588A JPH01180490A JP H01180490 A JPH01180490 A JP H01180490A JP 63003365 A JP63003365 A JP 63003365A JP 336588 A JP336588 A JP 336588A JP H01180490 A JPH01180490 A JP H01180490A
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JP
Japan
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scintillator
ray
block
photoelectric conversion
element group
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Application number
JP63003365A
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English (en)
Inventor
Tomotsune Yoshioka
智恒 吉岡
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH01180490A publication Critical patent/JPH01180490A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、X4ICT装置における被検体を透過したX
線を電気信号に変換するxgcT装置用X線検出器に関
し、X線検出素子の外形寸法精度がよく、各素子間の特
性のばらつきを少なくすることができる技術に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来のX4ICT装置用X線検出器は、シンチレータ素
子と光電変換素子群を組み合せたものであり、被検体を
透過したX線の強度に対して発光するシンチレータ素子
と、隣接チャンネルへの光のもれこみを防ぎ、かつシン
チレータでの発生を効率よく光電変換素子群へ入射する
ための反射板とを交互に並べてその両端部をエポキシ等
の樹脂で接着し、16〜24チャンネル分を一体化した
シンチレータブロックを構成している。
そして、シンチレータ素子と光電変換素子群あるいはシ
ンチレータ素子と反射板の接する部分の状態によって光
に対する特性が変化してしまう。
そこで、X線検出素子としての特性のばらつきを低減す
るためには、シンチレータ素子や反射板は寸法精度のよ
いものを使用し、精度よく組み立てなければならない。
また、このようにして組み立てられたシンチレータブロ
ックは、500〜800チャンネル分(30〜50ブロ
ック分)を配列するためにも高精度のものが要求される
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のX@CT装置用X線検出器の組み
立て方法では、シンチレータブロックの寸法は、シンチ
レータ素子および反射板寸法精度に依存するために精度
にも限界があり、注意深く組み立てても数10μm程度
の誤差が生じて、X線検出器のX線検出精度が低下する
という問題があった。
また、光検出器とX線遮蔽物体(鉛ガラス)との界面の
バラツキによる光に対する特性が変化するため、X線検
出器のX線検出精度が低下するという問題があった。
本発明の目的は、XmCTmC用X線検出器のX線検出
精度を向上することができる技術を提供することにある
本発明の他の目的は、XICT装置用装置用出線検出器
立て精度及び外形寸法の精度が悪くても所期の目的を達
成することができる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、X@CT装置用X線検出器の組み
立て能率を向上することができる技術を提供することに
ある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によ゛って明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明は、X@CT装置用X線検出器におい
て、シンチレータ素子と光反射板を交互にアレイ状に並
べて両者の間に樹脂接着剤を含浸させて固定された複数
のX線検出素子を、光電変換素子群と接する面を平担に
して当該光電変換素子群と組み合せたことを主な特徴と
する。
また、本発明は、XIIACT装置用X線検出器の製造
方法において、シンチレータ素子と光反射板を交互にア
レイ状に並べる工程と、該工程の後透明な樹脂接着剤を
含浸させて一体化する工程と。
その工程後外形加工を行う工程と、該外形加工の後光電
変換素子群と接する面の研磨を行う工程と、該研磨され
た面と光電変換素子群とを組み合せる工程とを備えたこ
とを特徴とする。
〔作用〕
前述の手段によれば、シンチレータ素子と反射板を交互
にアレイ状に並べたものを樹脂接着剤の含浸により一体
化固定してシンチレータブロック(X線・光変換部群)
を構成し、それを外形加工するので、シンチレータブロ
ック全体の寸法精度を向上することができる。これによ
りシンチレータブロックの側面が組み立ての際の位置合
せの基準面となるために、素子間及びシンチレータブロ
ック間のチャンネル内感度分布形状を均一にそろえるこ
とができる。これにより、 X、IICTIC用X線検
出器の組み立て精度及び外形寸法の精度が悪くても所期
の目的を達成することができ、かつ組み立て能率を向上
することができる。
また、シンチレータブロック(X線・光変換部群)の光
電変換素子群と接する面を研磨して光電変換素子群と組
み合せることにより、光電変換素子群と接する面の平担
度がよいためこの面での光の反射特性などによる特性の
ばらつきを低減することができる。
これらにより、XmCTmC用X線検出器のX線検出精
度を向上することができる。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
第1図は1本発明の一実施例のX線CT装置用X線検出
器の概略構成及びその製造方法を説明するための斜視図
であり、第2図は、第1図の八−A線で切断した要部拡
大断面図である。
本実施例のX、1icT装置用X線検出器は、第1図及
び第2図に示すように、入射してくるX線を受けて発光
するシンチレータ1と鉛ガラス2とを接着して各チャン
ネルのシンチレータ素子(X線・光変換部)■を構成し
ている。鉛ガラス2は、シンチレータ1で発光した光の
みを通し、X線を阻止するためのものである。
各チャンネルのシンチレータ素子(X線・光変換部)■
は、第2図に示すように、反射板3を透明なエポキシ樹
脂等の樹脂接着剤4によって接着され、複数チャンネル
のシンチレータブロック(X線・光変換部群)■を構成
している。
前記反射板3は内部で散乱するX線の減弱が大きいモリ
ブデンやタングステンなどが使用される。
そして、光の利用効率を上げるために反射板8の表面は
、反射効率が高くなるように、アルミニウム等の蒸着処
理が施されている。
シンチレータブロック■の組み立て方は、まず、板状の
シンチレータ1と鉛ガラス(透明なX線遮蔽材)2を張
り合せ、この張り合せたシンチレータ・鉛ガラス板を細
く切ったシンチレータ素子Iと反射板3を交互に所定の
チャネル分だけ並べ、ある程度外形がそろうようにして
外形がら押え枠を用いて押えつけて動かないようにして
仮固定する。この仮固定した状態で真空含浸法により素
子と反射板3のすき間に透明なエポキシ樹脂等の樹脂接
着剤4を含浸させて固定する。
このようにして一体となったシンチレータブロック■の
上下面(第2図のB面、0面)を研摩機で研磨する。ま
た、第1図に示すシンチレータブロック■のり、E、F
、G面も研削加工することによって所定の外形寸法に仕
上げる。
そして、前記シンチレータブロック■の研磨された0面
と光電変換素子群5とを位置合せを行って透明なエポキ
シ樹脂等の接着剤6により接着する。
この組立体を配線基板7に接着し、配線8と光電変換素
子群5の各フォトダイオード5Aとをボンディングワイ
ヤ9により電気的に接続する。
前述のようにシンチレータブロック■の光電変換素子群
5と接する面(0面)を研磨して精度よくし、この0面
での光の反射のばらつきなどに起因するチャンネル間の
特性ばらつきの少ないX線検出素子が得られる。また、
前記F面及びG面を仕上げることにより、チャンネルの
シンチレータ素子Iと直角方向の光電変換素子群5とシ
ンチレータ素子■の位置合せが正確に行えるという利点
がある。チャンネルのシンチレータ素子Iと直角方向の
光電変換素子群5とシンチレータ素子lの位置によって
、チャンネル内の感度分布の形状は変化することがわか
ってい名。この位置合せを正確に行うことにより、シン
チレータブロック■の各シンチレータ素子1間の感度分
布特性をそろえることができる。
前記光電変換素子群5は、第2図に示すように、1つの
半導体ウェハ上にアレイ状に複数のフォトダイオード5
Aが形成されたものである。
以上の説明かられかるように、本実施例によれば、シン
チレータ素子(X線・光変換部)■と反射板3を交互に
アレイ状に並べたものをエポキシ樹脂等の接着剤の含浸
によって一体化固定してシンチレータブロック■を構成
し、このシンチレータブロック■を外形加工することに
より、シンチレータブロック■全体の寸法精度の高いも
のを得ることができる。これによりシンチレータブロッ
ク■の側面が組み立ての際の位置合せの基準面となるた
めに、素子間及びシンチレータブロック卯のチャンネル
内感度分布形状を均一にそろえることができる。これに
より、XlICT装置用X線検出器の組み立て精度及び
外形寸法の精度が悪くても所期の目的を達成することが
でき、かつ組み立て能率を向上することができる。
また、シンチレータブロック■の光電変換素子群5と接
する面を研磨して光電変換素子群5と組み合せることに
より、光電変換素子群5と接する面の平担塵がよいため
この面での光の反射特性などによる特性のばらつきを低
減することができる。
また、さらにシンチレータ素子Iと反射板3の間のすき
間に樹脂の接着剤4が含浸されているために、シンチレ
ータブロック■と光電変換素子群5との光結合を高める
ためのグリス等が使用でき、シンチレータ素子の検出効
率を向上することができる。
これらにより、X1/IACT装置用X線検出器のX線
検出精度を向上することができる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが1
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように1本発明によれば、シンチレータ
素子と反射板を交互にアレイ状に並べたものを樹脂接着
剤の含浸により一体化固定してシンチレータブロックを
構成し、それを外形加工するので、シンチレータブロッ
ク全体の寸法精度を向上することができる。これにより
シンチレータブロックの側面が組み立ての際の位置合せ
の基準面となるために、素子間及びシンチレータブロッ
ク間のチャンネル内感度分布形状を均一にそろえること
ができる。これにより、X、1icT装置用X線検出器
の組み立て精度及び外形寸法の精度が悪くても所期の目
的を達成することができ、かつ組み立て能率を向上する
ことができる。
また、シンチレータブロックの光電変換素子群と接する
面を研磨して光電変換素子群と組み合せることにより、
光電変換素子群と接する面の平担塵がよいためこの面で
の光の反射特性などによる特性のばらつきを低減するこ
とができる。
これらにより、X線CT装置用X線検出器のX線検出精
度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のX1iCT装置用X線検
出器の概略構成及びその製造方法を説明するための斜視
図、 第2図は、第1図のA−A線で切断した要部拡大断面図
である。 図中、l・・・シンチレータ、2・・・鉛ガラス、3・
・・反射板、4,6・・・接着剤、5・・・光電変換素
子群、5A・・・フォトダイオード、7・・・配線基板
、8・・・配線、9・・・ボンディングワイヤである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シンチレータ素子と光反射板を交互にアレイ状に
    並べてシンチレータ素子と光反射板との間に透明な樹脂
    接着剤を含浸させて固定された複数のX線検出素子を、
    そのX線検出素子の光電変換素子群と接する面を平担に
    して当該光電変換素子群と組み合せたことを特徴とする
    X線CT装置用X線検出器。
  2. (2)前記シンチレータ素子は、シンチレータ素子と透
    明X線遮蔽複合部材からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のX線CT装置用X線検出器。
  3. (3)シンチレータ素子と光反射板を交互にアレイ状に
    並べる工程と、該工程の後透明な樹脂接着剤を含浸させ
    て一体化する工程と、その工程後外形加工を行う工程と
    、該外形加工の後光電変換素子群と接する面の研磨を行
    う工程と、該研磨された面と光電変換素子群とを組み合
    せる工程とを備えたことを特徴とするX線CT装置用X
    線検出器の製造方法。
JP63003365A 1988-01-11 1988-01-11 X線ct装置用x線検出器及びその製造方法 Pending JPH01180490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127703A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Tokuyama Corp 指向性放射線検出器および透明遮蔽材
JP2016156735A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、放射線撮像システム、及び中間体の製造方法

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