JPH0117993Y2 - - Google Patents

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JPH0117993Y2
JPH0117993Y2 JP1985134590U JP13459085U JPH0117993Y2 JP H0117993 Y2 JPH0117993 Y2 JP H0117993Y2 JP 1985134590 U JP1985134590 U JP 1985134590U JP 13459085 U JP13459085 U JP 13459085U JP H0117993 Y2 JPH0117993 Y2 JP H0117993Y2
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JP
Japan
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squid
ear
ears
blade
members
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JP1985134590U
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JPS6242782U (ja
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、いかの耳(頭ともいう)を切り取る
ためのいか耳取り器に関するものである。
(従来の技術) 水産加工工場などでは新鮮ないかを一度に大量
加工することがあり、その際、いかの胴に付いて
いる耳を取り除くことが多い。従来、このいかの
耳取りを行うには、作業者が一方の手でいかの胴
を持つたまま、他方の手でいかの耳を強引にもぎ
取るようにして行つていた。
(考案が解決しようとする問題点) このように両手でいかの耳を取る作業は、いか
の数が少ない場合はこれでも良い。しかし、いか
の数が多くなり作業時間が長くなると、いかの耳
を胴からもぎ取るには、それ相当の力を必要とす
るため両手が疲れやすくなり、疲れた時点からい
か耳取り作業の能率が極端に低下するという問題
があつた。
また、いかの耳をもぎ取るやり方では、該もぎ
取つた跡がいかの胴表面に残ると共にいか耳が変
形するため、外観上いかおよびいか耳の商品価値
を低下させる問題があつた。
本考案は、上記問題を解消するもので、一対の
刃物状部材間に沿つていかを動かすだけで、商品
価値をなくさずにいかの耳を簡単に取ることがで
きる、いか耳取り器を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この目的達成のため、本考案の技術的な手段
は、互に左右対称な一対の刃物状部材を備え、こ
の一対の刃物状部材の間に、いかの耳を押込むた
めの空間となる耳装入部を形成するとともに、い
かの耳を胴から切り取るための耳切断部を形成し
てなるいか耳取り器である。
本考案における一対の刃物状部材は、その機能
上所要剛性を有し耐久性が大となるよう、硬い材
料、たとえばステンレス、鉄、セラミツクス、
FRP、強化プラスチツクス等により構成できる。
耳装入部の内側にはいかの耳があたつて、上記
耳切断部に対しいかの位置決めが実質的になされ
る。したがつて、耳装入部の耳切断部側の内面形
状は、左右対称な拡開形状に形成して、いかの耳
の位置決め装入を容易に行えるようにする。
いかの耳を切り取る耳切断部は、耳装入部に連
接して直線状に形成する。耳切断部の耳装入部に
遠い側の幅寸法は近い側のそれよりも小さくなる
ように構成し、耳切断部の最狭幅の寸法は、いか
の耳の付根部の幅寸法よりも小となるように設定
する。
本考案のいか耳取り器は、耳収納用容器の上に
固定して使用するのを原則とし、このための固定
手段は、いか耳取り器と容器のいずれかに具備さ
せればよく、いか耳取り器に具備させる場合は、
耳装入部及び耳切断部を挾む両側において、一対
の刃物状部材に一体もしくは別体に設ければよ
い。
(作用) このいか耳取り器を用いていかの耳を切り取る
には、いかの胴を一対の刃物状部材の上に載せ
て、該耳のみを耳装入部内に押込み、そのままい
かの胴を片手でもつて一対の刃物状部材間に沿つ
て後方(いかの足側)に動かす。このことによ
り、いかの胴が耳切断部に沿つて動く間に、いか
の耳の付根部に一対の刃物状部材を喰込ませて耳
を取除くことができる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第3図において、1はいか5の耳
5aよりも幅狭の案内細溝部8が形成された刃物
台で、この刃物台1の上には一対の刃物状部材
3,3が、前後方向に延びる間隙を形成するよう
にして固着されている。刃物状部材3,3はステ
ンレス、鉄、セラミツク、FRP、強化プラスチ
ツク等の硬い物質により構成され、この折曲部分
は容器用係合部2,4とされている。
一対の刃物状部材3,3間の前端側には、いか
5の耳5aを装入するための略三角形状をした間
隙となつている耳装入部6が形成されている。い
か5の耳5aを切り取る耳切断部7は、前記耳装
入部6に連続してV状に形成され、後方向(第1
図における下方向)に向うに伴いそのすきま幅t
が次第に小さくなつている。刃物状部材3,3の
耳切断部7における刃先端は、第4図に示すよう
に、あまり鋭利な形状にならないように構成され
ている。この刃物状部材3,3間には、耳切断部
7に連続する細線状の案内細溝部8が形成されて
いる。この実施例において一対の刃物状部材3,
3は、第3図にも示されるように、刃先側が上方
に若干に向くように構成しているが、必ずしもこ
のように構成しなくともよい。なお、第2図の符
号12は、刃物台1の外側下面に設けた補強板で
ある。
上記のいか耳取り器を使用するときは、刃物状
部材3,3の前後両端に設けた係合部2,4をい
か耳用容器9の上縁部9a,9bに嵌めて、該容
器9に跨るような状態でいか耳取り器10を確実
に載置固定する(第5図参照)。つぎに、作業者
はいか5を刃物台1の上に載せるが、この場合、
いか5の耳5aを下側にして該耳5aを耳装入部
6に押し入れる。しかる後、いか5の胴5bを一
対の刃物状部材3,3間に沿つて後方に引つ張る
と、いか5の耳5aが耳切断部7を通る際、刃物
状部材3,3により耳5aが切り取られ、該耳5
aはいか耳取り器10の孔11から容器9内に落
下する。この場合、一対の刃物状部材3,3の刃
先が上側に若干傾くように構成されているため、
刃物状部材3,3がいか5の耳5aに喰い込むよ
うにして、該耳5aがその付根部からきれいに切
除される。
実施例では、いか5の胴5bをもつて引きなが
ら耳5bを切り取つて自動的に落下するようにし
たが、耳5aを切り取つた後、該耳5aを手で持
つて容器9内の適当位置に落とすように用いても
よい。また、実施例では、刃物台1に刃物状部材
3,3を固着する構成としたが、刃物台1と刃物
状部材3,3を同一材料で一体構成してもよい。
ひとつの耳装入部6に対してこれを挾んで両側に
それぞれ耳切断部7を形成すれば、一台のいか耳
取り器10を用いて二人の作業者が交互にいか耳
取作業を行うことができる。
(考案の効果) 以上述べたように、いかの耳の切取り作業を従
来では両手を使つてもぎ取るように行つていた
が、本考案の器具を用いれば片手でいかの胴を持
つて引くだけでよいので、いか耳取り作業を軽い
力で迅速かつ容易に行うことができ、たとえ長時
間作業であつても、始終高い作業効率を維持する
ことができ、その実用的価値は極めて大きい。
いかの耳を切り取つた後、いかの胴には従来の
ようにもぎ取つた跡が残らずに平滑な表面となる
と共に、いかの耳も形状をくずすことなく取除く
ことができるので、見栄えが従来に比べて向上
し、いか自身およびいか耳の商品価値を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るいか耳取り器を示す平面
図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第1図
の−線に沿つた断面図、第4図は刃物状部材
の耳切断部における刃先部位を示す拡大断面図、
第5図は本考案のいか耳取り器をいか耳用容器に
固定して使用するときの状態を示す斜視図であ
る。 3……刃物状部材、5……いか、5a……耳、
6……耳装入部、7……耳切断部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の刃物状部材の間に、いかの耳を押込むた
    めの耳装入部と、該耳装入部に連続し、該耳装入
    部から遠ざかるに伴い次第に幅狭になる耳切断部
    を設けたことを特徴とするいか耳取り器。
JP1985134590U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0117993Y2 (ja)

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JP1985134590U JPH0117993Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP1985134590U JPH0117993Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JPS6242782U JPS6242782U (ja) 1987-03-14
JPH0117993Y2 true JPH0117993Y2 (ja) 1989-05-25

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