JPH07299260A - 包丁用のガイド部材 - Google Patents

包丁用のガイド部材

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JPH07299260A
JPH07299260A JP9412894A JP9412894A JPH07299260A JP H07299260 A JPH07299260 A JP H07299260A JP 9412894 A JP9412894 A JP 9412894A JP 9412894 A JP9412894 A JP 9412894A JP H07299260 A JPH07299260 A JP H07299260A
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JP
Japan
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blade
guide member
knife
kitchen knife
cut
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JP9412894A
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Isao Anzai
勲 安西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包丁用のガイド部材に関し、特に包丁の刀身
の側面に裁断した野菜等の裁断物が付着するのを防止す
る。 【構成】 一方の側面にあって、包丁20の刀身21の
一側に、磁力により密着するとともに、包丁20の刀身
21に沿って延びた密着部40を有し、他方の側面にあ
って、刀身21の刃先23に臨むとともに、刃先23か
らみね24側に向かって刀身21の表面から離れる方向
に次第に傾斜した傾斜面51を有し、この傾斜面51に
より裁断物30を刀身21表面から離れる方向に案内す
るガイド部50とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、包丁用のガイド部材
に関し、特に包丁の刀身の側面に裁断した野菜等の裁断
物が付着するのを防止するために使用される。
【0002】
【従来の技術】従来、包丁によって、野菜等を薄く切っ
たりする際に、薄く切った野菜等の裁断物が包丁の刀身
の側面に付着するのを防止するため、刀身の側面に凹凸
の模様等をつけた包丁が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の包丁では、付着防止効果が発生するよう刀身の側面に
凹凸模様を付けると、刃の重量が大きくなり、材料及び
製造コストが高くなるとともに、刃の側面に切ったもの
が付着しないようなものを裁断するときは不要であり、
かえって刃の厚さが厚くなるため、切り難くなるという
問題点があった。
【0004】そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、包丁の刀身に着脱可能であるばか
りでなく、包丁の刀身の側面に裁断した野菜等の裁断物
が付着するのを防止することができるようにしたもので
ある。請求項2記載の発明は、上記した目的に加え、裁
断物を痛めることなく、より安定した連続裁断をするこ
とができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、一方の側面にあって、包丁(20)の刀身(21)の一側
に、磁力により密着するとともに、包丁(20)の刀身(21)
に沿って延びた密着部(40)を有し、他方の側面にあっ
て、刀身(21)の刃先(23)に臨むとともに、刃先(23)から
みね(24)側に向かって刀身(21)の表面から離れる方向に
次第に傾斜した傾斜面(51)を有し、この傾斜面(51)によ
り裁断物(30)を刀身(21)表面から離れる方向に案内する
ガイド部(50)とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、ガイド部(50)の肉
厚が、その傾斜面(51)に沿って徐々に増加するように形
成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】したがって、請求項1記載の発明によれば、ガ
イド部材(10)を包丁(20)に装着する際には、包丁(20)の
刃先(23)とガイド部材(10)の傾斜面(51)とが同一方向に
臨むような状態で、密着部(40)と刀身(21)の一側面とが
互いに向き合うとともに、平行に配置し、密着部(40)と
刀身(21)とを徐々に接近させればよい。
【0008】両者を徐々に接近させると、所定の距離に
達したときに、密着部(40)の磁力により、密着部(40)と
磁性体からなる刀身(21)とが互いに引き合い、つぎの瞬
間「パチン」という音とともに、両者は密着する。こう
して、包丁(20)の刀身(21)の一側面に平行にガイド部材
(10)が密着し、ガイド部材(10)は刀身(21)から外れなく
なる。
【0009】使用時には、裁断物(30)は、ガイド部(50)
の傾斜面(51)に沿って、刀身(21)の表面から離れる方向
に案内される。このため、裁断物(30)が刀身(21)及びガ
イド部(50)に密着している面積が減少し、裁断物(30)の
自重により、刀身(21)から離脱し、裁断作業を連続して
実施することができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、ガイド部(5
0)の肉厚を、その傾斜面(51)に沿って徐々に増加するよ
うに形成してある。このため、ガイド部材(10)を刀身(2
1)の側面に装着して、使用する際、裁断物(30)がガイド
部(50)の傾斜面(51)に沿って移動すると、裁断物(30)は
刀身(21)の表面から離れる方向に徐々に引き離される。
【0011】これにより、裁断物(30)に無理な力を加え
ることなく、徐々に変形させながら裁断することができ
て、裁断物(30)を痛めることがないとともに、安定した
連続裁断が可能となる。
【0012】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例について添付の図
面を参照して具体的に説明する。図1〜4は、本発明の
実施例を示すものであり、図1は包丁用のガイド部材の
分解斜視図、図2は包丁用のガイド部材の概略断面図、
図3は包丁用のガイド部材の使用時の概略側面図、図4
は包丁用のガイド部材を装着した包丁の正面図を各々示
す。
【0013】図中、10は、ガイド部材を示すものであ
り、このガイド部材10は、図2,3に示すように、包丁
20の刀身21に取り付けて使用される。一方、前記包丁20
は、料理用のもので、図1に示すように、大別すると、
刀身21と柄22とから構成されている。そして、刀身21
は、鋼等の磁性材料からなる金属から形成されていると
ともに、一方の側端には裁断可能であって、鋭利な刃先
23を有し、他方の側端には、厚みがあるみね24を有して
いる。また、刀身21と柄22とはリベット25・・・で固定
されている。
【0014】また、図中、30は裁断物であって、この包
丁20によって、裁断する対象を示しており、具体的に
は、例えばキュウリ等を示している。上記ガイド部材10
は、図1〜3に示すように、その断面形状がくさび状で
あって、その全体形状は方形の板状に形成されている。
前記ガイド部材10は、図1〜3に示すように、その一方
の側面にあって、包丁の刀身21の一側に、磁力により密
着する密着部40と、その他方の側面にあって、裁断物30
を刀身21表面から離れる方向に案内するガイド部50とを
備えている。
【0015】また、ガイド部材10の全長は、包丁20の刀
身21の全長の約2/3程度が好ましいが、勿論、刀身21の
全長の2/3より長くしたり、或いは短くしてもよい。さ
らに、ガイド部材10の巾は、包丁20の刀身21の巾の約1/
2程度が好ましいが、勿論、刀身21の巾の1/2より長くし
たり、或いは短くしてもよい。前記ガイド部材10は、適
度な弾性と剛性と良好な耐食性とを有するとともに、磁
力を有する磁性材料からなる金属より形成されている。
【0016】上記密着部40は、図1〜3に示すように、
その一方の側面であって、平面状に形成され、包丁20の
刀身21の長手方向に沿って、形成されている。前記ガイ
ド部50は、図1〜3に示すように、刀身21の刃先23に臨
むとともに、刃先23からみね24側に向かって刀身21の表
面から離れる方向に次第に傾斜した傾斜面51と、その傾
斜面51の先端に位置する先端部52とを有している。
【0017】また、前記ガイド部50は、図1〜3に示す
ように、その肉厚が、傾斜面51に沿って徐々に増加する
ように形成されている。前記傾斜面51は、図1〜3に示
すように、ガイド部材10の長手方向の全長にわたって形
成されているとともに、ガイド部材10の巾方向の約1/
2程度に形成されている。勿論、前記傾斜面51は、ガイ
ド部材10の全長より短く形成してもよく、また、巾方向
の1/2より巾広く形成してもよく、1/2より狭く形
成してもよい。
【0018】つぎに、上記構成を備えたガイド部材10の
使用手順について説明する。まず、図4に示すように、
ガイド部材10を、包丁20の刀身21に装着する。すなわ
ち、ガイド部材10を包丁20に装着する際には、図1に示
すように、包丁20の刃先23とガイド部材10の傾斜面51と
が同一方向の下方に臨むような状態で、密着部40と刀身
21の一側面とが互いに平行に向き合うように配置し、密
着部40と刀身21とを徐々に接近させる。
【0019】両者を徐々に接近させると、所定の距離に
達したときに、密着部40の磁力により、密着部40と磁性
体からなる刀身21とが互いに引き合い、つぎの瞬間「パ
チン」という音とともに、両者は密着する。したがっ
て、図2,3に示すように、包丁20の刀身21の一側面に
平行にガイド部材10が密着し、ガイド部材10は刀身21か
ら外れなくなる。
【0020】そして、ガイド部材10を包丁20の刀身21に
装着した状態で、図4に示すように、例えばキュウリ等
を薄く輪切りにする。キュウリ等を薄く輪切りにする
と、その薄く切れた裁断物30は、ガイド部50の傾斜面51
に沿って、図4に示すように、刀身21の刃先23から離れ
る方向に案内される。
【0021】このため、裁断物30が刀身21及びガイド部
50に密着している面積が減少し、裁断物30の自重によ
り、刀身21から離脱し、輪切りを連続して行うことがで
きる。その際、ガイド部50の肉厚は、その傾斜面51に沿
って徐々に増加するように形成してある。このため、裁
断物30は、ガイド部50の傾斜面51に沿って、刀身21の表
面から離れる方向に徐々に引き離される。
【0022】これにより、裁断物30に無理な力を加える
ことなく、徐々に変形させながら裁断することができ
て、裁断物30の外表面に傷等が付くのを防止することが
でき、裁断物30を痛めることがないとともに、安定した
連続裁断をすることができる。一方、ガイド部材10を包
丁20の刀身21から外す際には、ガイド部材10を持って、
磁力により互いに密着した状態のままで、回転移動若し
くは水平移動させて、包丁20の刀身21の表面上を滑ら
せ、ガイド部材10の一端を刀身21のみね24側若しくは刃
先23側から突出させる。そして、突出した部分を手で、
てこの原理を利用して、刀身21の表面上から垂直方向に
引っ張ると、僅かな力でガイド部材10と刀身21とを容易
に分離することができる。
【0023】また、ガイド部材10の取付方向は、使用者
が右利きの場合は、そのガイド部50が、包丁20の柄22か
ら刀身21に向かって見て、刀身21の向かって右側に位置
するように、ガイド部材10を装着する。これに対し、使
用者が左利きの場合は、そのガイド部50が、刀身21の向
かって左側に位置するように、ガイド部材10を装着す
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、包丁の刀身に着脱容易であるばか
りでなく、包丁の刀身の側面に裁断した野菜等の裁断物
が付着するのを防止することができる。
【0025】これに加え、本発明によれば、ガイド部材
の刀身に対する取付方向を左右逆にするだけで、右利き
の人ばかりでなく、左利きの人も使用することができ
る。請求項2記載の発明によれば、ガイド部の肉厚を、
その傾斜面に沿って徐々に増加するように形成してある
ので、裁断物を徐々に変形させることができて、裁断物
を痛めることなく裁断することができるとともに、裁断
物を刀身から一定方向に徐々に引き離すことができて、
安定した連続裁断をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包丁用のガイド部材を示す分解斜視図である。
【図2】包丁用のガイド部材を示す概略断面図である。
【図3】包丁用のガイド部材を装着した包丁を示す正面
図である。
【図4】包丁用のガイド部材の使用時を示す概略側面図
である。
【符号の説明】 10 ガイド部材 20 包丁 21 刀身 23 刃先 24 みね 30 裁断物 40 密着部 50 ガイド部 51 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側面にあって、包丁の刀身の一側
    に、磁力により密着するとともに、包丁の刀身に沿って
    延びた密着部を有し、 他方の側面にあって、刀身の刃先に臨むとともに、刃先
    からみね側に向かって刀身表面から離れる方向に次第に
    傾斜した傾斜面を有し、この傾斜面により裁断物を刀身
    の表面から離れる方向に案内するガイド部とを備えたこ
    とを特徴とする着脱可能な包丁用のガイド部材。
  2. 【請求項2】 ガイド部の肉厚が、その傾斜面に沿って
    徐々に増加するように形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の包丁用のガイド部材。
JP9412894A 1994-05-06 1994-05-06 包丁用のガイド部材 Withdrawn JPH07299260A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124199A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Toyota Central R&D Labs Inc 信頼性試験装置および信頼性試験方法
CN104400797A (zh) * 2014-10-23 2015-03-11 吴江市江南不锈钢器材有限责任公司 一种切片刀
CN104440961A (zh) * 2014-11-18 2015-03-25 江门市蓬江区华龙包装材料有限公司 一种薄膜取样刀

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JP2008124199A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Toyota Central R&D Labs Inc 信頼性試験装置および信頼性試験方法
CN104400797A (zh) * 2014-10-23 2015-03-11 吴江市江南不锈钢器材有限责任公司 一种切片刀
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Effective date: 20010731