JPH01179448A - 相補型半導体装置 - Google Patents
相補型半導体装置Info
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- JPH01179448A JPH01179448A JP63000742A JP74288A JPH01179448A JP H01179448 A JPH01179448 A JP H01179448A JP 63000742 A JP63000742 A JP 63000742A JP 74288 A JP74288 A JP 74288A JP H01179448 A JPH01179448 A JP H01179448A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
nチャネル・トランジスタは従来と変わりなく高速を維
持し、且つ、nチャネル・トランジスタも高速化された
相補型半導体装置に関し、製造プロセスに大きな変化を
及ぼさないようにしながら、簡単な手段でnチャネル・
トランジスタに於けるスイッチング・スピードを高め、
相補型半導体装置全体を超高速化することを可能にする
ことを目的とし、 基板上に積層され基板側に在ってnチャネル・トランジ
スタのチャネル層であるゲルマニウム層と、同じ基板上
に積層され表面側に在ってnチャネル・トランジスタの
チャネル層であるシリコン層とを備えてなるよう構成す
る。
持し、且つ、nチャネル・トランジスタも高速化された
相補型半導体装置に関し、製造プロセスに大きな変化を
及ぼさないようにしながら、簡単な手段でnチャネル・
トランジスタに於けるスイッチング・スピードを高め、
相補型半導体装置全体を超高速化することを可能にする
ことを目的とし、 基板上に積層され基板側に在ってnチャネル・トランジ
スタのチャネル層であるゲルマニウム層と、同じ基板上
に積層され表面側に在ってnチャネル・トランジスタの
チャネル層であるシリコン層とを備えてなるよう構成す
る。
本発明は、nチャネル・トランジスタは従来と変わりな
く高速を維持し、且つ、nチャネル・トランジスタも高
速化された相補型半導体装置に関する。
く高速を維持し、且つ、nチャネル・トランジスタも高
速化された相補型半導体装置に関する。
一般に、相補型半導体装置は低消費電力であると共に高
速であり、論理回路の基本ゲートとなっている。
速であり、論理回路の基本ゲートとなっている。
この相補型半導体装置は、通常、電子をキャリヤとする
n型MO3(metal oxidesemicon
ductor)電界効果トランジスタ(field
effect transistor:FET)と、
正札をキャリヤとするp型MOS F ETとを組み合
わせてなっている。
n型MO3(metal oxidesemicon
ductor)電界効果トランジスタ(field
effect transistor:FET)と、
正札をキャリヤとするp型MOS F ETとを組み合
わせてなっている。
現在、前記相補型半導体装置を構成する材料としては、
シリコン(St)半導体が多用されているのであるが、
そのシリコン半導体に於ける電子移動度μ、が約150
0 (am”/V−sec) であるのに対し、正孔移
動度μ、は約450(cm”/■・5ec)と著しく小
さい。従って、p型MO3FETのスイッチング・スピ
ードはn型MO3FETのそれに比較して低く、それに
依って相補型半導体装置全体のスイッチング・スピード
が規制され、高速であるとは言うものの、超高速化する
ことは困難であり、それを達成するにはp型MOS F
ETのスイッチング・スピードを向上させることが課
題となる。
シリコン(St)半導体が多用されているのであるが、
そのシリコン半導体に於ける電子移動度μ、が約150
0 (am”/V−sec) であるのに対し、正孔移
動度μ、は約450(cm”/■・5ec)と著しく小
さい。従って、p型MO3FETのスイッチング・スピ
ードはn型MO3FETのそれに比較して低く、それに
依って相補型半導体装置全体のスイッチング・スピード
が規制され、高速であるとは言うものの、超高速化する
ことは困難であり、それを達成するにはp型MOS F
ETのスイッチング・スピードを向上させることが課
題となる。
本発明は、製造プロセスに大きな変化を及ぼさないよう
にしながら、簡単な手段でpチャネル・トランジスタに
於けるスイッチング・スピードを高め、相補型半導体装
置全体を超高速化することを可能にしようとする。
にしながら、簡単な手段でpチャネル・トランジスタに
於けるスイッチング・スピードを高め、相補型半導体装
置全体を超高速化することを可能にしようとする。
さて、pチャネル・トランジスタに於けるスイッチング
・スピードを向上するには、正札移動度μ、が高い材料
を用いる必要があり、その面からは、ゲルマニウム(G
e)の使用が考えられる。
・スピードを向上するには、正札移動度μ、が高い材料
を用いる必要があり、その面からは、ゲルマニウム(G
e)の使用が考えられる。
Geの正孔移動度μ、は、約1900(cm”/V−s
ec)程度であり、Stに比較する4倍以上も大きい。
ec)程度であり、Stに比較する4倍以上も大きい。
従って、Geを材料とするpチャネル・トランジスタの
実現が望まれるところであるが、Geには、保護膜とし
て用い得るような安定で良質の酸化膜が存在しないこと
などに起因し、そのようなpチャネル・トランジスタを
作成しても、表面リーク電流が多く、実用化に至ってい
ない。
実現が望まれるところであるが、Geには、保護膜とし
て用い得るような安定で良質の酸化膜が存在しないこと
などに起因し、そのようなpチャネル・トランジスタを
作成しても、表面リーク電流が多く、実用化に至ってい
ない。
然しなから、現今の分子線エピタキシャル成長(mol
ecular beam epitaxy:MBE
)法、有機金属化学気相成長(metalorgani
c chemical vapor de’po
sition:MOCVD)法などの著しい進歩に依っ
て、Si上に5iGe混晶化合物をエピタキシャル成長
させることが可能になった(要すれば、T、P、Pea
rsallet al、 1st Int、S
ymp、onSi MBE 1985、H,Dae
mbkeset al、 IEDM 1985
、坂本統徳電子技術総合研究所研究報告 第875号
などを参照)。
ecular beam epitaxy:MBE
)法、有機金属化学気相成長(metalorgani
c chemical vapor de’po
sition:MOCVD)法などの著しい進歩に依っ
て、Si上に5iGe混晶化合物をエピタキシャル成長
させることが可能になった(要すれば、T、P、Pea
rsallet al、 1st Int、S
ymp、onSi MBE 1985、H,Dae
mbkeset al、 IEDM 1985
、坂本統徳電子技術総合研究所研究報告 第875号
などを参照)。
第1図は本発明の詳細な説明する為の図であり、(A)
は半導体装置の要部切断側面図、(B)は5il−ウG
eXに於ける組成比(X値)の分布を説明する為の線図
、(C)はエネルギ・バンド・ダイヤグラムをそれぞれ
表している。尚、ここではゲート部分のみを対象にして
いる。
は半導体装置の要部切断側面図、(B)は5il−ウG
eXに於ける組成比(X値)の分布を説明する為の線図
、(C)はエネルギ・バンド・ダイヤグラムをそれぞれ
表している。尚、ここではゲート部分のみを対象にして
いる。
図に於いて、1はi型St半導体基板、2はpチャネル
・トランジスタに於けるチャネル層である5iI−1l
GeX層、3はnチャネル・トランジスタに於けるチャ
ネル層であるp型Si層、4は二酸化シリコン(Si0
2)からなるゲート絶縁膜、5はアルミニウム(Aβ)
或いは多結晶シリコン或いはシリサイドからなるゲート
電極、EFはフェルミ・レベル、Ecは伝導帯の底、E
、は価電子帯の頂をそれぞれ示している。
・トランジスタに於けるチャネル層である5iI−1l
GeX層、3はnチャネル・トランジスタに於けるチャ
ネル層であるp型Si層、4は二酸化シリコン(Si0
2)からなるゲート絶縁膜、5はアルミニウム(Aβ)
或いは多結晶シリコン或いはシリサイドからなるゲート
電極、EFはフェルミ・レベル、Ecは伝導帯の底、E
、は価電子帯の頂をそれぞれ示している。
図示例に於ける各部分の主要データを例示すると次の通
りである。
りである。
(t) 5it−xGex層2について厚さ:200
[人〕 不純物濃度:lX1018 (cm−3)X値:0→l
→0 (2)31層3について 厚さ:200(人〕 不純物濃度: I X 10I6(am−”)(3)ゲ
ート絶縁膜4について 厚さ:100(人〕 図から明らかなように、この半導体装置に於いては、S
i半導体基板l上にSi、−XGe、層2及び31層3
が順にエピタキシャル成長されていて、5it−xGe
X層2に於けるGeの組成比は両側のSiと接する近傍
ではOに近く、また、中央近傍では1に近くしである。
[人〕 不純物濃度:lX1018 (cm−3)X値:0→l
→0 (2)31層3について 厚さ:200(人〕 不純物濃度: I X 10I6(am−”)(3)ゲ
ート絶縁膜4について 厚さ:100(人〕 図から明らかなように、この半導体装置に於いては、S
i半導体基板l上にSi、−XGe、層2及び31層3
が順にエピタキシャル成長されていて、5it−xGe
X層2に於けるGeの組成比は両側のSiと接する近傍
ではOに近く、また、中央近傍では1に近くしである。
この構成は、StとGeの格子不整合に起因する歪応力
を緩和させる為に採られているものである。
を緩和させる為に採られているものである。
また、S’ + −x G e 1層2に於ける不純物
濃度は、nチャネル・トランジスタの閾値電圧Vtl+
>に依って決められるのであるが、ゲート電圧を印加し
ない状態で空乏化してエンハンスメント型となるように
する。
濃度は、nチャネル・トランジスタの閾値電圧Vtl+
>に依って決められるのであるが、ゲート電圧を印加し
ない状態で空乏化してエンハンスメント型となるように
する。
第2図(A)及び(B)は第1図に見られるような構造
を持つ半導体装置のゲート電圧として、正及び負にそれ
ぞれvth、、以上或いはv thp以上に印加した場
合、即ち、nチャネル・トランジスタ及びnチャネル・
トランジスタとして動作させた場合のエネルギ・バンド
・ダイヤグラムを表している。
を持つ半導体装置のゲート電圧として、正及び負にそれ
ぞれvth、、以上或いはv thp以上に印加した場
合、即ち、nチャネル・トランジスタ及びnチャネル・
トランジスタとして動作させた場合のエネルギ・バンド
・ダイヤグラムを表している。
図(A)はゲート・ソース間電圧■g1が閾値電圧Vt
hnよりも大きい、即ち、nチャネル・トランジスタと
して動作させた場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラム
であり、この場合、p型si層3とゲート絶縁膜4との
界面に於ける電子eをキャリヤとする。
hnよりも大きい、即ち、nチャネル・トランジスタと
して動作させた場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラム
であり、この場合、p型si層3とゲート絶縁膜4との
界面に於ける電子eをキャリヤとする。
図(B)はゲート・ソース間電圧■g3が閾値電圧Vい
、より、も小さい、即ち、nチャネル・トランジスタと
して動作させた場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラム
であり、この場合、p型Si、。
、より、も小さい、即ち、nチャネル・トランジスタと
して動作させた場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラム
であり、この場合、p型Si、。
GeX層2中の特にGe層に於ける正孔をキャリヤとす
る。
る。
この半導体装置では、nチャネル・トランジスタのチャ
ネル層がGe層で構成されていても、それがSi層中に
埋め込まれていて、表面には現れないので、表面リーク
電流は全く無関係であり、キャリヤである正孔は、nチ
ャネル・トランジスタのキャリヤである電子よりも移動
度が大きいので、従来と逆にnチャネル・トランジスタ
の方が高速化される。
ネル層がGe層で構成されていても、それがSi層中に
埋め込まれていて、表面には現れないので、表面リーク
電流は全く無関係であり、キャリヤである正孔は、nチ
ャネル・トランジスタのキャリヤである電子よりも移動
度が大きいので、従来と逆にnチャネル・トランジスタ
の方が高速化される。
ところで、Geでは、電子の移動度が3900(cm”
/V ・s e c)にもなるので、nチャネル・ト
ランジスタのチャネル層にもGeを用い、前記のように
5iJl中に埋め込むことも考えられるが、そのように
すると、プロセスが複雑となり、従来のSi系の相補型
半導体装置に比較し、大幅なプロセス変更が必要となり
、しかも、解決すべき別の技術的課題を生ずるので、現
時点では、前記本発明に依る相補型半導体装置の構成が
好ましいと思われる。
/V ・s e c)にもなるので、nチャネル・ト
ランジスタのチャネル層にもGeを用い、前記のように
5iJl中に埋め込むことも考えられるが、そのように
すると、プロセスが複雑となり、従来のSi系の相補型
半導体装置に比較し、大幅なプロセス変更が必要となり
、しかも、解決すべき別の技術的課題を生ずるので、現
時点では、前記本発明に依る相補型半導体装置の構成が
好ましいと思われる。
本発明に依る相補型半導体装置に於いては、基板(例え
ばi型若しくはp型Si半導体基板l)上に積層され基
板側に在ってnチャネル・トランジスタのチャネル層で
あるゲルマニウム層(例えばp型Ge層2B>と、同じ
基板上に積層され表面側に在ってnチャネル・トランジ
スタのチャネル層であるシリコン層(例えばp型Si層
3)とを備えてなるよう構成する。
ばi型若しくはp型Si半導体基板l)上に積層され基
板側に在ってnチャネル・トランジスタのチャネル層で
あるゲルマニウム層(例えばp型Ge層2B>と、同じ
基板上に積層され表面側に在ってnチャネル・トランジ
スタのチャネル層であるシリコン層(例えばp型Si層
3)とを備えてなるよう構成する。
前記手段を採ることに依り、nチャネル・トランジスタ
のチャネル層に於ける正孔移動度μ、はnチャネル・ト
ランジスタのチャネル層に於ける電子移動度μ。よりも
大となることから、全体のスイッチング・スピードの限
界が従来とは反対にnチャネル・トランジスタのそれに
依って決まるようになり、従来技術に依るものと比較す
ると溝かに速くなる。また、nチャネル・トランジスタ
のチャネル層であるGeNはSi層のなかに埋め込まれ
ているので、表面リーク電流が問題になることは皆無で
ある。更にまた、表面に現れているのはSiMであるか
ら、良質の酸化膜を得ることが容易であり、従来のSi
系の製造プロセスから大きく外れるところもなく、その
実現は容易である。
のチャネル層に於ける正孔移動度μ、はnチャネル・ト
ランジスタのチャネル層に於ける電子移動度μ。よりも
大となることから、全体のスイッチング・スピードの限
界が従来とは反対にnチャネル・トランジスタのそれに
依って決まるようになり、従来技術に依るものと比較す
ると溝かに速くなる。また、nチャネル・トランジスタ
のチャネル層であるGeNはSi層のなかに埋め込まれ
ているので、表面リーク電流が問題になることは皆無で
ある。更にまた、表面に現れているのはSiMであるか
ら、良質の酸化膜を得ることが容易であり、従来のSi
系の製造プロセスから大きく外れるところもなく、その
実現は容易である。
第3図乃至第10図は本発明一実施例を製造する場合に
ついて解説する為の工程要所に於ける半導体装置の要部
切断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ説明
する。尚、第1図及び第2図に於いて用いた記号と同記
号は同部分を示すが或いは同じ意味を持つものとする。
ついて解説する為の工程要所に於ける半導体装置の要部
切断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ説明
する。尚、第1図及び第2図に於いて用いた記号と同記
号は同部分を示すが或いは同じ意味を持つものとする。
第3図参照
(IIMBE法を適用することに依り、i型St半導体
基板1上にnチャネル・トランジスタのチャネル層2と
なるべき5iGe層2A及びGeN2B及び5iGe層
2ASnチャネル・トランジスタのチャネル層となるべ
きp型Si層3を成長させる。尚、i型St半導体基板
1は半絶縁性GaAs基板に代替することができる。
基板1上にnチャネル・トランジスタのチャネル層2と
なるべき5iGe層2A及びGeN2B及び5iGe層
2ASnチャネル・トランジスタのチャネル層となるべ
きp型Si層3を成長させる。尚、i型St半導体基板
1は半絶縁性GaAs基板に代替することができる。
この場合、チャネル層2に於ける導電型としては、p型
5iGe/p型G e / p型5iGeとするか、i
型5iGe/p型G e / i型5iGeとし、また
、不純物としては硼素(B)を使用して良い。
5iGe/p型G e / p型5iGeとするか、i
型5iGe/p型G e / i型5iGeとし、また
、不純物としては硼素(B)を使用して良い。
各半導体層に関する主要データを例示すると次の通りで
ある。
ある。
falsiGe層2Aについて
厚さ:50 〔人〕
不純物を導入する場合: I X 10 ” (am
−’)(b)Gs層2Bについて 厚さ:100(人〕 不純物濃度: I X 101e(cm−3)(cls
i層3について 厚さ100(人〕 不純物濃度: I X 10” (am−’)第4図参
照 (2)熱酸化法を適用することに依り、厚さ例えば10
0〔人〕程度のSiO2からなるゲート絶縁膜を形成す
る。
−’)(b)Gs層2Bについて 厚さ:100(人〕 不純物濃度: I X 101e(cm−3)(cls
i層3について 厚さ100(人〕 不純物濃度: I X 10” (am−’)第4図参
照 (2)熱酸化法を適用することに依り、厚さ例えば10
0〔人〕程度のSiO2からなるゲート絶縁膜を形成す
る。
第5図参照
(3)通常のフォト・リソグラフィ技術を適用すること
に依り、ゲート絶縁膜の表面から基板1内にまで達する
U溝4Aを形成する。
に依り、ゲート絶縁膜の表面から基板1内にまで達する
U溝4Aを形成する。
このU溝4Aが素子間分離をする為のものであることは
云うまでもない。
云うまでもない。
第6図参照
(4) プラズマ蒸着法を適用することに依り、厚さ
例えば3500 (人〕程度の多結晶シリコン膜を形成
する。
例えば3500 (人〕程度の多結晶シリコン膜を形成
する。
(5)通常のフォト・リソグラフィ技術を適用すること
に依り、前記多結晶シリコン膜のバターニングを行い、
ゲート電極5PG及び5NGを形成し、次いで、それら
ゲート電極5PG及び5NGをマスクとして前記ゲート
絶縁膜のバターニングを行ってゲート絶縁膜4PG及び
4NGとする。
に依り、前記多結晶シリコン膜のバターニングを行い、
ゲート電極5PG及び5NGを形成し、次いで、それら
ゲート電極5PG及び5NGをマスクとして前記ゲート
絶縁膜のバターニングを行ってゲート絶縁膜4PG及び
4NGとする。
第7図参照
(6)真空蒸着法及び通常のフォト・リソグラフィ技術
を適用することに依り・pチャネル・トランジスタ形成
予定部分以外をAlからなるマスク膜6で覆う。
を適用することに依り・pチャネル・トランジスタ形成
予定部分以外をAlからなるマスク膜6で覆う。
(7) イオン注入法を適用することに依り、Bイオ
ンの打ち込みを行ってからレーザ・アニールを施し、p
+型トドレイン領域7びp++ソース領域8を形成する
。
ンの打ち込みを行ってからレーザ・アニールを施し、p
+型トドレイン領域7びp++ソース領域8を形成する
。
この場合の主要データを例示すると次の通りである。
不純物ソース:BF2
ドーズ量: I X 10 I5(cm−2)打ち込み
エネルギ:50(KeV) 第8図参照 (8)マスク膜6を除去してから、改めて真空蒸着法及
び通常のフォト・リソグラフィ技術を適用することに依
り、nチャネル・トランジスタ形成予定部分以外をAI
からなるマスク膜9で覆う。
エネルギ:50(KeV) 第8図参照 (8)マスク膜6を除去してから、改めて真空蒸着法及
び通常のフォト・リソグラフィ技術を適用することに依
り、nチャネル・トランジスタ形成予定部分以外をAI
からなるマスク膜9で覆う。
(9) イオン注入法を適用することに依り、Asイ
オンの打ち込みを行ってからレーザ・アニールを施し、
n++ドレイン領域10並びにn++ソース領域11を
形成する。
オンの打ち込みを行ってからレーザ・アニールを施し、
n++ドレイン領域10並びにn++ソース領域11を
形成する。
この場合の主要データを例示すると次の通りである。
不純物ソース:As
ドーズ量: I X 1016(am−”)打ち込みエ
ネルギ: 120 (KeV)第9図参照 Qの マスク膜9を除去してから、真空蒸着法を適用
することに依り、厚さ例えば4000 (人〕程度のA
l膜を形成し、次いで、通常のフォト・リソグラフィ技
術を適用することに依り、そのAffi膜のバターニン
グを行ってドレイン電極12、ソース電極13、ドレイ
ン電極15、ソース電極16などを形成する。
ネルギ: 120 (KeV)第9図参照 Qの マスク膜9を除去してから、真空蒸着法を適用
することに依り、厚さ例えば4000 (人〕程度のA
l膜を形成し、次いで、通常のフォト・リソグラフィ技
術を適用することに依り、そのAffi膜のバターニン
グを行ってドレイン電極12、ソース電極13、ドレイ
ン電極15、ソース電極16などを形成する。
このようにして製造された相補型半導体装置に於けるp
チャネル・トランジスタではGe層2Bがチャネル層で
あり、その部分に於ける正孔の移動度μゎはnチャネル
・トランジスタのチャネル層であるSi層3に於ける電
子の移動度μ8よりも大であるから、前記実施例に於け
るスイッチング・スピードは従来技術に依るものとは逆
にnチャネル・トランジスタのそれに依って制約を受け
ることになる。
チャネル・トランジスタではGe層2Bがチャネル層で
あり、その部分に於ける正孔の移動度μゎはnチャネル
・トランジスタのチャネル層であるSi層3に於ける電
子の移動度μ8よりも大であるから、前記実施例に於け
るスイッチング・スピードは従来技術に依るものとは逆
にnチャネル・トランジスタのそれに依って制約を受け
ることになる。
第10図は前記のようにして製造した相補型半導体装置
に結線を施した状態を表す要部切断側面図であり、第1
図乃至第9図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
に結線を施した状態を表す要部切断側面図であり、第1
図乃至第9図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
図から明らかなように、pチャネル・トランジスタとn
チャネル・トランジスタのゲート電極5PG及び5NG
は共通接続されて入力■1が加えれるように、また、p
チャネル・トランジスタのソース電極13とnチャネル
・トランジスタのドレイン電極15は共通接続されて出
力■。が得られるようになっていて、pチャネル・トラ
ンジスタのドレイン電極12には正側電源電圧■DDが
、そして、nチャネル・トランジスタのソース電極16
には接地側電源電圧VSSがそれぞれ印加されるように
なっている。
チャネル・トランジスタのゲート電極5PG及び5NG
は共通接続されて入力■1が加えれるように、また、p
チャネル・トランジスタのソース電極13とnチャネル
・トランジスタのドレイン電極15は共通接続されて出
力■。が得られるようになっていて、pチャネル・トラ
ンジスタのドレイン電極12には正側電源電圧■DDが
、そして、nチャネル・トランジスタのソース電極16
には接地側電源電圧VSSがそれぞれ印加されるように
なっている。
第11図は第10図に見られる実施例の要部回路図であ
り、第10図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
り、第10図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いて、QPはpチャネル・トランジスタ、QNは
nチャネル・トランジスタをそれぞれ示している。
nチャネル・トランジスタをそれぞれ示している。
第12図は第10図及び第11図について説明された実
施例のゲート・ソース間電圧V gs対トドレインソー
ス間電流■。の関係を表す線図であり、第1図乃至第1
1図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示すか或い
は同じ意味を持つものとする。
施例のゲート・ソース間電圧V gs対トドレインソー
ス間電流■。の関係を表す線図であり、第1図乃至第1
1図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示すか或い
は同じ意味を持つものとする。
図では、横軸にゲート・ソース間電圧■95を、また、
縦軸にドレイン・ソース間電流Iasをそれぞれ採っで
ある。
縦軸にドレイン・ソース間電流Iasをそれぞれ採っで
ある。
この図と第2図とを対比すると動作が理解されるが、ゲ
ート・ソース間電圧vgsを正側に増加させ、それが闇
値電圧v thnを越えるとnチャネル・トランジスタ
がオンとなり、また、反対に負側に増加させ、それが闇
値電圧■い、を越えるとpチャネル・トランジスタがオ
ンとなる。
ート・ソース間電圧vgsを正側に増加させ、それが闇
値電圧v thnを越えるとnチャネル・トランジスタ
がオンとなり、また、反対に負側に増加させ、それが闇
値電圧■い、を越えるとpチャネル・トランジスタがオ
ンとなる。
本発明に依る相補型半導体装置に於いては、pチャネル
・トランジスタのチャネル層を埋め込まれたゲルマニウ
ム層で、nチャネル・トランジスタのチャネル層を表出
されたシリコン層でそれぞれ構成しである。
・トランジスタのチャネル層を埋め込まれたゲルマニウ
ム層で、nチャネル・トランジスタのチャネル層を表出
されたシリコン層でそれぞれ構成しである。
前記構成を採ることに依り、pチャネル・トランジスタ
のチャネル層に於ける正孔移動度μ、はnチャネル・ト
ランジスタのチャネル層に於ける電子移動度μ。よりも
大となることから、全体のスイッチング・スピードの限
界が従来とは反対にnチャネル・トランジスタのそれに
依って決まるようになり、従来技術に依るものと比較す
ると道かに速くなる。また、pチャネル・トランジスタ
のチャネル層であるGe層はSi層のなかに埋め込まれ
ているので、表面リーク電流が問題になることは皆無で
ある。更にまた、表面に現れているのはSi層であるか
ら、良質の酸化膜を得ることが容易であり、従来のSi
系の製造プロセスから太き(外れるところもなく、その
実現は容易である。
のチャネル層に於ける正孔移動度μ、はnチャネル・ト
ランジスタのチャネル層に於ける電子移動度μ。よりも
大となることから、全体のスイッチング・スピードの限
界が従来とは反対にnチャネル・トランジスタのそれに
依って決まるようになり、従来技術に依るものと比較す
ると道かに速くなる。また、pチャネル・トランジスタ
のチャネル層であるGe層はSi層のなかに埋め込まれ
ているので、表面リーク電流が問題になることは皆無で
ある。更にまた、表面に現れているのはSi層であるか
ら、良質の酸化膜を得ることが容易であり、従来のSi
系の製造プロセスから太き(外れるところもなく、その
実現は容易である。
第1図(A)、 (B)、 (C)は本発明の詳細
な説明する為の半導体装置の要部切断側面図、組成を示
す線図、エネルギ・バンド・ダイヤグラム、第2図(A
)及び(B)は動作を説明する為のエネルギ・バンド・
ダイヤグラム、第3図乃至第9図は一実施例を製造する
場合について説明する為の工程要所に於ける半導体装置
の要部切断側面図、第10図は結線した場合の実施例を
説明する為の半導体装置の要部切断側面図、第11図は
第10図に見られる半導体装置の要部回路図、第12図
は第10図及び第11図について説明された実施例のゲ
ート・ソース間電圧■g3対ドレイン・ソース間電流I
+lsの関係を説明する為の線図をそれぞれ表している
。 図に於いて、1はi型St半導体基板、2はpチャネル
・トランジスタに於けるチャネル層であるSt+−xG
exJl、3はnチャネル・トランジスタに於けるチャ
ネル層であるp型Si層、4は5i02からなるゲート
絶縁膜、5はAJ或いは多結晶シリコン或いはシリサイ
ドからなるゲート電極、Erはフェルミ・レベル、EC
は伝導帯の底、Evは価電子帯の頂をそれぞれ示してい
る。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − (C) (A) (B
)第1図 第3図 第4図 4A 第5図 第6図 第11図 第12図
な説明する為の半導体装置の要部切断側面図、組成を示
す線図、エネルギ・バンド・ダイヤグラム、第2図(A
)及び(B)は動作を説明する為のエネルギ・バンド・
ダイヤグラム、第3図乃至第9図は一実施例を製造する
場合について説明する為の工程要所に於ける半導体装置
の要部切断側面図、第10図は結線した場合の実施例を
説明する為の半導体装置の要部切断側面図、第11図は
第10図に見られる半導体装置の要部回路図、第12図
は第10図及び第11図について説明された実施例のゲ
ート・ソース間電圧■g3対ドレイン・ソース間電流I
+lsの関係を説明する為の線図をそれぞれ表している
。 図に於いて、1はi型St半導体基板、2はpチャネル
・トランジスタに於けるチャネル層であるSt+−xG
exJl、3はnチャネル・トランジスタに於けるチャ
ネル層であるp型Si層、4は5i02からなるゲート
絶縁膜、5はAJ或いは多結晶シリコン或いはシリサイ
ドからなるゲート電極、Erはフェルミ・レベル、EC
は伝導帯の底、Evは価電子帯の頂をそれぞれ示してい
る。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − (C) (A) (B
)第1図 第3図 第4図 4A 第5図 第6図 第11図 第12図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に積層され基板側に在ってpチャネル・トラン
ジスタのチャネル層であるゲルマニウム層と、 同じ基板上に積層され表面側に在ってnチャネル・トラ
ンジスタのチャネル層であるシリコン層と を備えてなることを特徴とする相補型半導体装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000742A JP2668373B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 相補型半導体装置 |
DE68926256T DE68926256T2 (de) | 1988-01-07 | 1989-01-05 | Komplementäre Halbleiteranordnung |
US07/293,527 US4994866A (en) | 1988-01-07 | 1989-01-05 | Complementary semiconductor device |
EP89300050A EP0323896B1 (en) | 1988-01-07 | 1989-01-05 | Complementary semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000742A JP2668373B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 相補型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179448A true JPH01179448A (ja) | 1989-07-17 |
JP2668373B2 JP2668373B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=11482162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63000742A Expired - Fee Related JP2668373B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 相補型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668373B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0587520A1 (en) * | 1992-08-10 | 1994-03-16 | International Business Machines Corporation | A SiGe thin film or SOI MOSFET and method for making the same |
US7524740B1 (en) | 2008-04-24 | 2009-04-28 | International Business Machines Corporation | Localized strain relaxation for strained Si directly on insulator |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63000742A patent/JP2668373B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0587520A1 (en) * | 1992-08-10 | 1994-03-16 | International Business Machines Corporation | A SiGe thin film or SOI MOSFET and method for making the same |
US5461250A (en) * | 1992-08-10 | 1995-10-24 | International Business Machines Corporation | SiGe thin film or SOI MOSFET and method for making the same |
US7524740B1 (en) | 2008-04-24 | 2009-04-28 | International Business Machines Corporation | Localized strain relaxation for strained Si directly on insulator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2668373B2 (ja) | 1997-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |