JPH0117759Y2 - - Google Patents

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JPH0117759Y2
JPH0117759Y2 JP1984042164U JP4216484U JPH0117759Y2 JP H0117759 Y2 JPH0117759 Y2 JP H0117759Y2 JP 1984042164 U JP1984042164 U JP 1984042164U JP 4216484 U JP4216484 U JP 4216484U JP H0117759 Y2 JPH0117759 Y2 JP H0117759Y2
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JP
Japan
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leg body
support plate
shaft support
shaft
outer leg
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JP1984042164U
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JPS60154697U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は雲台等を支持する三脚の伸縮固定装置
に関するものである。
(従来の技術) 第4図および第5図に示されるように、従来の
三脚の伸縮固定装置は、外脚体31の外面にソケ
ツト形の型成形品32を一体的に嵌着し、この型
成形品32の一対の軸支部分33により、上記外
脚体31に設けた穴34を通して内脚体35を押
圧するカム体36を回動自在に軸支している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記ソケツト形の型成形品32は、製造が容易
でなく、材料も多く必要とし、コストが高くつく
し、またソケツト形であるため外脚体31の一端
より軸方向にスライドさせて嵌合した後に外脚体
31の一部37を切起してソケツト形の型成形品
32を固定する等の組立工程を採る必要があり、
この点でもソケツト構造には製造上のデメリツト
がある。
本考案は、従来のソケツト形のカム体軸支用の
型成形品をコ字形の軸支板とすることによつて、
この軸支板自体の製造を容易にするとともに、こ
の軸支板の外脚体への組付を容易に行なえるよう
にすることを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の三脚の伸縮固定装置は、外脚体1と内
脚体11とを伸縮自在に嵌合し、上記外脚体1の
外面にコ字形に折曲形成された軸支板12を一体
的に嵌着し、この軸支板12の両端の軸支部13
に、上記外脚体1に設けた穴17を通して内脚体
11を押圧するカム体14の両端部に形成した溝
部15を回動自在に嵌合し、このカム体14およ
び軸支板12の合致した軸孔に軸16を挿入し、
カム体14を回動自在に軸支したものである。
(作用) 本考案は、コ字形の軸支板12の開口部を利用
して、この軸支板12を外脚体1の装着位置に直
接嵌着し、さらにカム体14を軸着することによ
り軸支板12を外脚体1に固定する。そして上記
カム体14を回動して内脚体11の伸縮を固定す
る。また、カム体14の両端部に設けられた溝部
15と軸支板12の両端の軸支部13とが嵌合し
ているから、その両端の軸支部13の間が一定の
間隔に保たれ、軸支板12は板部材でありなが
ら、一定の形状を維持する。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第3図に示される実
施例を参照して詳細に説明する。
1は外脚体であり、この外脚体1は断面をほぼ
コ字状に形成し、そのコ字形の開口縁に相当する
両側部分を全長にわたつて内側に折曲して折返縁
2を設けてなる。この両側の折返縁2においてそ
れぞれ2箇所に切込3を入れ、この2箇所の切込
3の両側部を傾斜状に切起し、切起部4,5を形
成するとともに、この切起部4,5の間を軸支板
係着凹部6とし、この凹部6に残つた上記折返縁
をストツパ係止部7とする。
また上記外脚体1の内部に内脚体11を摺動自
在に嵌合し、伸縮自在とする。さらに上記切起部
4,5間の軸支板係着凹部6に対向する方向から
外脚体1の外面にコ字形に折曲形成された鋼材等
からなる軸支板12を直接嵌合し、上記凹部6に
この軸支板12の下部を係着する。そして第2図
に示すようにこの軸支板12の両端の軸支部13
にカム体14の両端部に形成した溝部15を回動
自在に嵌合し、このカム体14および軸支板13
の合致した軸孔に軸16を挿入し、カム体14を
回動自在に軸支するとともに、軸支板12の取付
を同時に完了する。
上記カム体14は上記外脚体1に設けた穴17
を通して内脚体11を押圧するカム部18を中央
部に有し、このカム部18が上記穴17に嵌合さ
れた押圧板19に接触し、この押圧板19を介し
間接的に内脚体11の背面を押圧する。さらにこ
のカム体14には、回動操作レバー20および回
動係止部21が一体に成形されている。
また上記内脚体11の両側の折返縁22からそ
の上側にわつてストツパ嵌着溝23を切欠形成
し、この両側のストツパ嵌着溝23にストツパ2
4の両側凸部を上下動自在に嵌合し、このストツ
パ24の上面凹部25と内脚体11の背部との間
に圧縮コイルスプリング26を嵌着し、ストツパ
24を常に外脚体1の折曲部2および切起部4に
押圧する。
そうして、レバー20を立てることにより、カ
ム部18の小径部分18aが押圧板19に対向
し、このカム部18の押圧作用が解除されるか
ら、外脚体1に対し内脚体11を相対的に伸縮す
ることができる。そして内脚体11を外脚体1か
ら引出す場合は、上記ストツパ24が折返縁2か
ら切起部4にわたつて摺動し、前記ストツパ係止
部7に当接されると、それ以上は内脚体11を引
出させない。
またレバー20を回動して図に示すように倒す
と、上記カム部18の大径部分18bが押圧板1
9を強制的に押下げ、この押圧板19を介して内
脚体11の背面を押圧するので、外脚体1に対す
る内脚体11の伸縮を上記ストツパ42が働く前
の任意の位置で固定することができる。
このようにして三脚の各脚体を伸縮調整する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、外脚体の外面にコ字形に折曲
形成された軸支板を一体的に嵌着し、この軸支板
の両端の軸支部に、上記外脚体に設けた穴を通し
て内脚体を押圧するカム体の両端部に形成した溝
部を回動自在に嵌合し、このカム体および軸支板
の合致した軸孔に軸を挿入し、カム体を回動自在
に軸支したから、コ字形の軸支板は鋼板等の簡単
な折曲加工および軸孔穿設加工のみによつて極め
て容易に製造でき、材料も少なくて済み、コスト
ダウンが図れる。また上記軸支板はコ字形構造で
あるから、予め外脚体の一部を切起し加工するな
どして軸支板の嵌着部等を形成しておいて、後か
らその外脚体の外面に上記軸支板を直接嵌着する
ことが可能であり、従来のようにソケツト形成形
品を外脚体の一端よりスライドさせて嵌合した後
に外脚体の一部を切起す等の組立工程を採る必要
がなく、コ字形の軸支板は外脚体への組付を容易
に行なうことができる。さらに、カム体の両端部
に設けられた溝部と軸支板の両端の軸支部とが嵌
合しているから、その両端の軸支部の間を一定の
間隔に保つことができ、軸支板は板部材でありな
がら一定の形状を維持でき、軸支板の両端の軸支
部間が拡大する等の変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の三脚の伸縮固定装置の一実施
例を示す断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
従来の三脚の伸縮固定装置を示す断面図、第5図
は第4図の−線断面図である。 1……外脚体、11……内脚体、12……軸支
板、13……軸支部、14……カム体、15……
溝部、16……軸、17……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外脚体と内脚体とを伸縮自在に嵌合し、上記外
    脚体の外面にコ字形に折曲形成された軸支板を一
    体的に嵌着し、この軸支板の両端の軸支部に、上
    記外脚体に設けた穴を通して内脚体を押圧するカ
    ム体の両端部に形成した溝部を回動自在に嵌合
    し、このカム体および軸支板の合致した軸孔に軸
    を挿入し、カム体を回動自在に軸支したことを特
    徴とする三脚の伸縮固定装置。
JP4216484U 1984-03-24 1984-03-24 三脚の伸縮固定装置 Granted JPS60154697U (ja)

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JP4216484U JPS60154697U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 三脚の伸縮固定装置

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JP4216484U JPS60154697U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 三脚の伸縮固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS60154697U JPS60154697U (ja) 1985-10-15
JPH0117759Y2 true JPH0117759Y2 (ja) 1989-05-23

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ID=30552659

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JP4216484U Granted JPS60154697U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 三脚の伸縮固定装置

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JP2004504564A (ja) * 2000-07-14 2004-02-12 リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー 光学または写真装置等用のテレスコピックスタンド

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JPH0736237Y2 (ja) * 1989-10-06 1995-08-16 宏吉 鶴田 三脚における脚部の固定装置

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JP4833493B2 (ja) * 2000-07-14 2011-12-07 リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー 光学または写真装置等用のテレスコピックスタンド

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JPS60154697U (ja) 1985-10-15

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