JPH01177319A - カムシャフトのリメルト加工方法 - Google Patents
カムシャフトのリメルト加工方法Info
- Publication number
- JPH01177319A JPH01177319A JP161388A JP161388A JPH01177319A JP H01177319 A JPH01177319 A JP H01177319A JP 161388 A JP161388 A JP 161388A JP 161388 A JP161388 A JP 161388A JP H01177319 A JPH01177319 A JP H01177319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- camshaft
- torch
- shaft
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 7
- 238000009941 weaving Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 3
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、鋳鉄製のカムシャフトのカム面を再溶融(
リメルト)させて硬化処理するリメルト加工方法に関す
るものである。
リメルト)させて硬化処理するリメルト加工方法に関す
るものである。
従米挟亙
一般に、第10図に示すように、内燃機関1には鋳鉄製
のカムシャフト2が設けられており、このカムシャフト
2のカム面2aをトーチ(TIG。
のカムシャフト2が設けられており、このカムシャフト
2のカム面2aをトーチ(TIG。
プラズマ、レーザ、アーク、電子ビーム等)の高密度エ
ネルギにより再溶融させる一方、放冷によって表面硬化
させる再溶融表面硬化処理方法が、例えば特開昭60−
187623号公報等において知られている。
ネルギにより再溶融させる一方、放冷によって表面硬化
させる再溶融表面硬化処理方法が、例えば特開昭60−
187623号公報等において知られている。
その−例として、カムシャフト2を回転運動させると共
に、この回転運動と同期して、カム面2aの輪郭に合せ
て図示省略の例えばT工Gトーチを上下動させる一方、
TIGトーチにカム軸心方向に前後させて、該TIG)
−−チをカム幅内でウィービングさせる。
に、この回転運動と同期して、カム面2aの輪郭に合せ
て図示省略の例えばT工Gトーチを上下動させる一方、
TIGトーチにカム軸心方向に前後させて、該TIG)
−−チをカム幅内でウィービングさせる。
その結果、TIGトーチが発生させるアークによりカム
面2aの表面がリメルトされると共に、リメルトされた
部分は急冷されて固化し、この急冷固化した部分が高硬
度化することになる。
面2aの表面がリメルトされると共に、リメルトされた
部分は急冷されて固化し、この急冷固化した部分が高硬
度化することになる。
明が 決しようとする問題改
しかしながら、このような従来の方法にあっては、カム
シャフト2を回転運動させて一方の方向に沿ってリメル
トさせているが、何方の方向にリメルトさせた方が良い
か判明しておらず、任意の方向に沿ってリメルトさせて
いたため、リメルトされた製品にあっては、その方向に
よって、カムシャフト2の耐久性が異なってしまう結果
、安定した製品を提供することができない、という問題
がある。
シャフト2を回転運動させて一方の方向に沿ってリメル
トさせているが、何方の方向にリメルトさせた方が良い
か判明しておらず、任意の方向に沿ってリメルトさせて
いたため、リメルトされた製品にあっては、その方向に
よって、カムシャフト2の耐久性が異なってしまう結果
、安定した製品を提供することができない、という問題
がある。
間 貞を 決するための手
この発明は、かかる従来の問題点に着目してなされたも
ので、内燃機関等への組付状態で一定の回転方向に駆動
されて使用されるカムシャフトのカム面にトーチの先端
部を対向させ、該トーチにより前記カムシャフトのカム
面を、カムフォロワ移動方向に向かって再溶融させて硬
化処理したカムシャフトのリメルト加工方法としたこと
を特徴としている。
ので、内燃機関等への組付状態で一定の回転方向に駆動
されて使用されるカムシャフトのカム面にトーチの先端
部を対向させ、該トーチにより前記カムシャフトのカム
面を、カムフォロワ移動方向に向かって再溶融させて硬
化処理したカムシャフトのリメルト加工方法としたこと
を特徴としている。
有しJl
かかる手段によれば、カムフォロワ移動方向に向けてカ
ムシャフトのカム面をトーチによりリメルトすると、リ
メルト層の結晶の向きがカムフォロワの移動方向に傾く
ことから、カムシャフトの耐久性が向上する。ちなみに
、これと反対方向にリメルトすると、結晶の向きがカム
フォロワの移動方向と逆方向に傾くため、カムフォロワ
の移動により、結晶が剥離するような現象を生じ、耐久
性が低下することとなる。
ムシャフトのカム面をトーチによりリメルトすると、リ
メルト層の結晶の向きがカムフォロワの移動方向に傾く
ことから、カムシャフトの耐久性が向上する。ちなみに
、これと反対方向にリメルトすると、結晶の向きがカム
フォロワの移動方向と逆方向に傾くため、カムフォロワ
の移動により、結晶が剥離するような現象を生じ、耐久
性が低下することとなる。
失1匹
以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第8図はこの発明の一実施例を図である。
この発明の方法によって加工されるカムシャフト2は、
内燃機関1に組み込まれ、この機関1の駆動状態では図
中六方向に回転されるようになっている。
内燃機関1に組み込まれ、この機関1の駆動状態では図
中六方向に回転されるようになっている。
このようなカムシャフト2のカム面2aは、第1図ない
し第4図に示すような装置を用いてリメルト加工される
。
し第4図に示すような装置を用いてリメルト加工される
。
第2図に示すように、カムシャフト2の両端部2dが保
持装置3にて保持されてカムシャフト駆動装置4の駆動
により、所定の方向に回転制御されるようになっている
。この保持装置3およびシャフト駆動装置4は4対づつ
設けられ、それら保持装置3にて第3図(第2図中矢視
X)に示すように4本のカムシャフト2が保持されて、
シャフト駆動装置4により回転されるようになっている
。
持装置3にて保持されてカムシャフト駆動装置4の駆動
により、所定の方向に回転制御されるようになっている
。この保持装置3およびシャフト駆動装置4は4対づつ
設けられ、それら保持装置3にて第3図(第2図中矢視
X)に示すように4本のカムシャフト2が保持されて、
シャフト駆動装置4により回転されるようになっている
。
また、第2図中性号5はトーチ平行移動装置で、この装
置5によりトーチとしてのTIGトーチ7が設けられた
ベース6が矢印方向に沿ってカムシャフト2の軸方向と
平行に移動されるようになっている。ベース6には、第
3図に示すように、斜め方向に沿ってガイドレール8が
配設され、このガイドレール8に移動台9がスライド自
在に配設されている。この移動台9は、トーチ上下移動
装置10によってスライドされるようになっている。
置5によりトーチとしてのTIGトーチ7が設けられた
ベース6が矢印方向に沿ってカムシャフト2の軸方向と
平行に移動されるようになっている。ベース6には、第
3図に示すように、斜め方向に沿ってガイドレール8が
配設され、このガイドレール8に移動台9がスライド自
在に配設されている。この移動台9は、トーチ上下移動
装置10によってスライドされるようになっている。
このトーチ上下移動装置10は、サーボモータ11、ボ
ールスクリュー12等を有している。また、その移動台
9には、一対の操作リンク13が軸14にて回動自在に
装着されると共に、この−対の操作リンク13の間に平
行に一対の補助リンク15が平行に配設されている。そ
して、この補助リンク15には、計4つのホルダリンク
16が配設され、このホルダリンク16には、それぞれ
TIGトーチ7が取付けられ、このTIGトーチ7の先
端部としての電極先端部7aがカムシャフト2のカム面
2aに対向している。さらに、その操作リンク13は、
シリンダ17のピストンロッド18にてアーム19を介
して図中−点鎖線に示すように回動され、その結果、補
助リンク15を介してTIGトーチ7が電極先端部7a
を中心に回動するようになっている。
ールスクリュー12等を有している。また、その移動台
9には、一対の操作リンク13が軸14にて回動自在に
装着されると共に、この−対の操作リンク13の間に平
行に一対の補助リンク15が平行に配設されている。そ
して、この補助リンク15には、計4つのホルダリンク
16が配設され、このホルダリンク16には、それぞれ
TIGトーチ7が取付けられ、このTIGトーチ7の先
端部としての電極先端部7aがカムシャフト2のカム面
2aに対向している。さらに、その操作リンク13は、
シリンダ17のピストンロッド18にてアーム19を介
して図中−点鎖線に示すように回動され、その結果、補
助リンク15を介してTIGトーチ7が電極先端部7a
を中心に回動するようになっている。
そして、第4図に示すように、上記カムシャフト駆動装
置4.トーチ平行移動袋N5およびトーチ上下移動装置
10がCPU20に接続され、このCPU20からの信
号で、カムシャフト駆動装置4.トーチ平行移動装置5
およびトーチ上下移動装置10が駆動させるようになっ
ている。具体的には、このCPU20からの制御信号に
て、カムシャフト2はカムシャフト駆動装置4により、
内燃機関1での使用状態における回転方向Aとリメルト
時の回転方向りとが同方向に設定されている。また、C
PU20からの制御信号にて、ベース6はトーチ平行移
動装置5により第2図中矢印方向で、カムシャフト2の
カム2cの幅方向に往復動され、又、移動台9はトーチ
上下移動装置10によりカム面2aの軌跡に従って第3
図中矢印方向に往復動され、トーチ電極先端部7aとカ
ム面2aとの間隔が一定に保たれるようになっている。
置4.トーチ平行移動袋N5およびトーチ上下移動装置
10がCPU20に接続され、このCPU20からの信
号で、カムシャフト駆動装置4.トーチ平行移動装置5
およびトーチ上下移動装置10が駆動させるようになっ
ている。具体的には、このCPU20からの制御信号に
て、カムシャフト2はカムシャフト駆動装置4により、
内燃機関1での使用状態における回転方向Aとリメルト
時の回転方向りとが同方向に設定されている。また、C
PU20からの制御信号にて、ベース6はトーチ平行移
動装置5により第2図中矢印方向で、カムシャフト2の
カム2cの幅方向に往復動され、又、移動台9はトーチ
上下移動装置10によりカム面2aの軌跡に従って第3
図中矢印方向に往復動され、トーチ電極先端部7aとカ
ム面2aとの間隔が一定に保たれるようになっている。
かかる装置を使用してカムシャフト2のリメルト加工を
以下のようにして行う。
以下のようにして行う。
まず、第2図に示すように、複数本のカムシャフト2を
保持装置3に所定の方向に向けてセットする。そして、
CPU20からの制御信号がシャフト駆動装置4に入力
されて、この装置4にてカムシャフト2を、使用時の回
転方向Aと同方向に回転させる(使用時の回転方向Aと
リメルト時の回転方向りとを一致させる。)、これと同
時に、トーチ平行移動装置5にてベース6を第2図中矢
印方向に往復動させると共に、CPU20に入力された
カム面2aの輪郭情報に従い、トーチ上下移動装置10
にて移動台9が第3図中矢印方向に移動されて、TIG
トーチ7の電極先端部7aとカム面2aとの距離が一定
に保たれる。さらに、TIGトーチ7の電極先端部7a
がカム面2aのノーズトップ2bを過ぎると、シリンダ
17により操作リンク13等を介してTIGトーチ7が
回動され、カム面2aに対して一定の角度が維持され、
溶融深さが一定に保たれる。
保持装置3に所定の方向に向けてセットする。そして、
CPU20からの制御信号がシャフト駆動装置4に入力
されて、この装置4にてカムシャフト2を、使用時の回
転方向Aと同方向に回転させる(使用時の回転方向Aと
リメルト時の回転方向りとを一致させる。)、これと同
時に、トーチ平行移動装置5にてベース6を第2図中矢
印方向に往復動させると共に、CPU20に入力された
カム面2aの輪郭情報に従い、トーチ上下移動装置10
にて移動台9が第3図中矢印方向に移動されて、TIG
トーチ7の電極先端部7aとカム面2aとの距離が一定
に保たれる。さらに、TIGトーチ7の電極先端部7a
がカム面2aのノーズトップ2bを過ぎると、シリンダ
17により操作リンク13等を介してTIGトーチ7が
回動され、カム面2aに対して一定の角度が維持され、
溶融深さが一定に保たれる。
このようにしてカムシャフト2のリメルト時の回転方向
りを使用時の回転方向Aに一致させることにより、カム
シャフト2のカム面2aは、カムフォロワ移動方向に沿
ってウィービングしてリメルトされることから、このカ
ムシャフト2のカム2cのリメルト層は第5図に示すよ
うな写真となる。反対に、第6図は、カムフォロワ移動
方向と逆方向に向けて、換言すれば、リメルト時の回転
方向りを使用時の回転方向Aと逆にすることにより、リ
メルト加工したものである。
りを使用時の回転方向Aに一致させることにより、カム
シャフト2のカム面2aは、カムフォロワ移動方向に沿
ってウィービングしてリメルトされることから、このカ
ムシャフト2のカム2cのリメルト層は第5図に示すよ
うな写真となる。反対に、第6図は、カムフォロワ移動
方向と逆方向に向けて、換言すれば、リメルト時の回転
方向りを使用時の回転方向Aと逆にすることにより、リ
メルト加工したものである。
第5図を模式的に表すと、第7図(a)に示すようにな
る0図中、B線はリメルト層の結晶の向きを示す。この
B線は、第7図(b)に示すように、カムフォロワ21
の移動方向Cに傾くこととなる。一方、第6図を模式的
に表すと、第8図(a)に示すようになる。従って、結
晶の向きを示すB線は、カムフォロワ21の移動方向C
と逆方向に傾いていることが分かる。
る0図中、B線はリメルト層の結晶の向きを示す。この
B線は、第7図(b)に示すように、カムフォロワ21
の移動方向Cに傾くこととなる。一方、第6図を模式的
に表すと、第8図(a)に示すようになる。従って、結
晶の向きを示すB線は、カムフォロワ21の移動方向C
と逆方向に傾いていることが分かる。
そして、この両者を比較すると、以下の表のようになる
。
。
リメルト時のカムシャフトの回転方向比較データすなわ
ち、この結果を見れば、両者は、平均硬化深さ、平均硬
化幅2表面硬さ等は、共に略同じ値であるが、ピッチン
グ評点をみると、カムシャフト2のカム面2aをカムフ
ォロワ移動方向に向けてリメルトしたものの方が良好で
あることが分かる。この評点は、内燃機関1を400O
rpmで83時間、耐久運転をした後で、カムシャフト
2に発生したピッチングの状況を検査したものであり、
カムフォロワ移動方向に向けてリメルトした場合の評点
は、所定の基準を10点満点とした場合、8.5から1
0点の間で略安定しているのに対し、これと反対方向に
リメルトした場合では、3から10点の間でバラ付きを
生じた。
ち、この結果を見れば、両者は、平均硬化深さ、平均硬
化幅2表面硬さ等は、共に略同じ値であるが、ピッチン
グ評点をみると、カムシャフト2のカム面2aをカムフ
ォロワ移動方向に向けてリメルトしたものの方が良好で
あることが分かる。この評点は、内燃機関1を400O
rpmで83時間、耐久運転をした後で、カムシャフト
2に発生したピッチングの状況を検査したものであり、
カムフォロワ移動方向に向けてリメルトした場合の評点
は、所定の基準を10点満点とした場合、8.5から1
0点の間で略安定しているのに対し、これと反対方向に
リメルトした場合では、3から10点の間でバラ付きを
生じた。
このように、カムフォロワ21の移動方向と同方向にリ
メルトした場合の方が、反対方向にリメルトした場合よ
り、耐久性が良好なのは、後者ではリメルト層の結晶の
方向がB線に示すように、カムフォロワ21の移動方向
と反対方向に傾いているから、カムフォロワ21の移動
が剥離方向となり、ピッチングが発生し易いからである
。
メルトした場合の方が、反対方向にリメルトした場合よ
り、耐久性が良好なのは、後者ではリメルト層の結晶の
方向がB線に示すように、カムフォロワ21の移動方向
と反対方向に傾いているから、カムフォロワ21の移動
が剥離方向となり、ピッチングが発生し易いからである
。
また、第9図には、この発明の第2実施例を示す。
この実施例は、第1実施例と比較すると、前記実施例が
T工Gトーチ7の電極先端部7aをカム面2aをウィー
ビングしてリメルトしたのに対し、この実施例では、カ
ム面2aをカムフォロワ21移動方向に沿って螺旋状に
リメルトさせている。
T工Gトーチ7の電極先端部7aをカム面2aをウィー
ビングしてリメルトしたのに対し、この実施例では、カ
ム面2aをカムフォロワ21移動方向に沿って螺旋状に
リメルトさせている。
他の構成および作用は第1実施例と同様であるので説明
を省略する。
を省略する。
なお、上記各実施例では、リメルト時にカムシャフト2
を回転させるようにしているが、これに限らず、カムシ
ャフトを固定してトーチを移動させてリメルトさせるよ
うにすることもできることは勿論である。
を回転させるようにしているが、これに限らず、カムシ
ャフトを固定してトーチを移動させてリメルトさせるよ
うにすることもできることは勿論である。
見匪夏羞求
以上説明してきたように、この発明によれば、カムシャ
フトのカム面を、カムフォロワ移動方向と同方向にリメ
ルトさせているため、反対方向に沿ってリメルトさせる
ものと比較すると、カムシャフトの耐久性が向上する、
という実用上有益な効果を発揮する。
フトのカム面を、カムフォロワ移動方向と同方向にリメ
ルトさせているため、反対方向に沿ってリメルトさせる
ものと比較すると、カムシャフトの耐久性が向上する、
という実用上有益な効果を発揮する。
第1図ないし第8図はこの発明のカムシャフトのリメル
ト加工方法の第1実施例を示す図で、第1図はカム面を
T工Gトーチでリメルトする状態を示す要部斜視図、第
2図はリメルト加工に使用する装置を示す正面図、第3
図は第2図を矢印X方向から見た図、第4図はCPUと
カムシャフト駆動装置等との接続状態を示すブロック図
、第5図はカム面をカムフォロワ移動方向に沿ってリメ
ルトした場合のリメルト層を示す写真、第6図はカムフ
ォロワ移動方向と反対方向に沿ってリメルトした場合の
リメルト層を示す写真、第7図(a)は第5図を模式的
に示す図、第7図(b)は第7図(a)の示すリメルト
層とカムフォロワとの関係を示す図、第8図(a)は第
6図を模式的に示す図、第8図(b)は第8図(a)に
示すリメルト層とカムフォロワとの関係を示す図、第9
図はこの発明の第2実施例を示す第1図に相当する斜視
図、第10図はカムシャフトを内燃機関にセットした状
態を示す概略斜視図である。 2・・・カムシャフト 2a・・・カム面7・
・・TIGトーチ(トーチ) 7a・・・電極先端部(先端部) 21・・・カムフォロワ 出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 西脇民雄 第1図 2− カムシャフト 2a−カム面7−T I
G トーチ(トーチ) 7a−電極先端部(先端部) 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図 手続補正帯(方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第001613 2、発明の名称 名 称 (399) 日産自動車株式会社4、代理
人 東京都中央区日本橋蛎殻町1−13−125、補正命令
の日付 昭和63年3月2日(発送口 同年3月29日)6、補
正の対象 「図面の簡単な説明」の欄7、補正の内
容 明細書第12頁第11行及び同頁第13行「リメルト層
を示す写真」を「リメルト層を示す金属組織写真」と補
正する。
ト加工方法の第1実施例を示す図で、第1図はカム面を
T工Gトーチでリメルトする状態を示す要部斜視図、第
2図はリメルト加工に使用する装置を示す正面図、第3
図は第2図を矢印X方向から見た図、第4図はCPUと
カムシャフト駆動装置等との接続状態を示すブロック図
、第5図はカム面をカムフォロワ移動方向に沿ってリメ
ルトした場合のリメルト層を示す写真、第6図はカムフ
ォロワ移動方向と反対方向に沿ってリメルトした場合の
リメルト層を示す写真、第7図(a)は第5図を模式的
に示す図、第7図(b)は第7図(a)の示すリメルト
層とカムフォロワとの関係を示す図、第8図(a)は第
6図を模式的に示す図、第8図(b)は第8図(a)に
示すリメルト層とカムフォロワとの関係を示す図、第9
図はこの発明の第2実施例を示す第1図に相当する斜視
図、第10図はカムシャフトを内燃機関にセットした状
態を示す概略斜視図である。 2・・・カムシャフト 2a・・・カム面7・
・・TIGトーチ(トーチ) 7a・・・電極先端部(先端部) 21・・・カムフォロワ 出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 西脇民雄 第1図 2− カムシャフト 2a−カム面7−T I
G トーチ(トーチ) 7a−電極先端部(先端部) 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図 手続補正帯(方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第001613 2、発明の名称 名 称 (399) 日産自動車株式会社4、代理
人 東京都中央区日本橋蛎殻町1−13−125、補正命令
の日付 昭和63年3月2日(発送口 同年3月29日)6、補
正の対象 「図面の簡単な説明」の欄7、補正の内
容 明細書第12頁第11行及び同頁第13行「リメルト層
を示す写真」を「リメルト層を示す金属組織写真」と補
正する。
Claims (1)
- 内燃機関等への組付状態で一定の回転方向に駆動され
て使用されるカムシャフトのカム面にトーチの先端部を
対向させ、該トーチにより前記カムシャフトのカム面を
、カムフオロワ移動方向に向かって再溶融させて硬化処
理したことを特徴とするカムシャフトのリメルト加工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP161388A JPH01177319A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | カムシャフトのリメルト加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP161388A JPH01177319A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | カムシャフトのリメルト加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177319A true JPH01177319A (ja) | 1989-07-13 |
Family
ID=11506362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP161388A Pending JPH01177319A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | カムシャフトのリメルト加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01177319A (ja) |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP161388A patent/JPH01177319A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4672202B2 (ja) | 回転工具、当該回転工具を用いた部材の処理方法及び表面処理方法 | |
JPH01177319A (ja) | カムシャフトのリメルト加工方法 | |
JP3747834B2 (ja) | シリンダヘッドの表面処理方法及び該表面処理を施したシリンダヘッド | |
JP2007211940A (ja) | 直動装置 | |
KR940004030B1 (ko) | 재용융경화 처리장치 | |
JPH0423144B2 (ja) | ||
JPS6052526A (ja) | 再溶融チルカムシャフトの製造方法 | |
JP2571820B2 (ja) | 再溶融チルカムシャフトの製造方法 | |
JPS63206426A (ja) | カムシヤフトの表面硬化処理方法 | |
JPH0114293B2 (ja) | ||
KR960007632B1 (ko) | 재용융 경화처리방법 및 그 장치 | |
US4718952A (en) | Process for producing a remelted and chilled camshaft | |
JPS63293119A (ja) | カムシャフトの表面硬化処理方法 | |
JPS60258421A (ja) | カムシヤフトの再溶融硬化処理方法 | |
JPS58196362A (ja) | 鋳鉄製カムシヤフト及びその製造方法 | |
JPH0586414A (ja) | 再溶融硬化処理方法およびその装置 | |
JPS63176431A (ja) | 再溶融チルカムシヤフトの製造方法 | |
JPH05179351A (ja) | 再溶融硬化処理方法およびその装置 | |
JPH0211726A (ja) | カムシャフトの再溶融硬化処理方法 | |
JPH05179352A (ja) | 再溶融硬化処理方法およびその装置 | |
JPS63137126A (ja) | カムの再溶融硬化処理方法 | |
RU1773699C (ru) | Способ обработки брусками | |
JPH042648B2 (ja) | ||
JPS6389624A (ja) | カムシヤフトの表面硬化処理方法 | |
JP3572590B2 (ja) | 金属表面の再溶融処理方法 |