JPH01176697A - 照明制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、蛍光灯や白熱灯などの照明器具の照度を制御
する照明制御装置に関する。

〈従来の技術〉　　　　　　　“ 蛍光灯や白熱灯といった照明器具では、使用に伴って光
量が減少し、照度対象面での照度が低下していくために
、取り付は初期には明るいものの、経時的に暗くなって
いくものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、照明器具による照明のもとて作業をする
者にとって、上述のように照度が経時的に変化すると、
目が疲れやすくなるなど、労働環境に悪影響を及ぼす欠
点があった。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、蛍光灯や白熱灯といった照明器具の経時的な照度の
変化を無くし、長期にわたって一定の照度で、快適かつ
経済的に照明できるようにすることを目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明の照明制御装置は、このような目的を達成するた
めに、照明器具に近接した位置に設けられてその場所の
照度を測定する照度センサと、前記照明器具の照度を所
定範囲に設定する照度設定器と、前記照度センサによる
測定照度が前記照度設定器で設定された設定範囲に維持
されるように前記照明器具への供給電流を制御する照明
制御機構とを備えて構成する。

く作用〉 上記構成によれば、照明器具の照度を直接的に測定し、
その測定照度が設定範囲を越えたときには、照明器具へ
の供給電流を減少し、一方、測定照度が設定範囲未満に
なったときには、照明器具への供給電流を増加し、照明
器具からの光の照度を一定範囲内に維持する。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明の照明制御装置に係る実施例の概略側
面図であり、天井１に埋め込まれる状態で、蛍光灯２が
取り付けられている。

蛍光灯２の差部分３の室内側には、蛍光灯２からの光を
受けてその受光面での照度を測定する照度センサ４が取
り付けられ、そして、差部分３の天井空間側には、蛍光
灯２に供給する電流を調整する調光回路５と、その調光
回路５でのトライアックなどをトリガして電圧印可をカ
ットする時間を制御するなどの調光調整器６とが備えら
れてい前記照度センサ４には、第２図のブロック図に明
示するように、ＣＰＵ７とＲＯＭ８とＲＡＭ９とから成
る、照明制御機構としてのマイクロコンピュータ１０が
入力インターフェイス１１を介して接続され、そのマイ
クロコンピュータＩＯに、出力インターフェイス１２を
介して調光調整器６が接続されている。

また、照度センサ４に、特定波長の赤外線信号を受信す
る受信器１４が付設され、照度設定器１５からの赤外線
信号を受信してＣＰＵ７に入力し、その赤外線信号に応
答して、所定の照度を設定するように構成されている。

照度設定器１５には、赤外線の発信部が内装され、そし
て、照度感知部１６と感知した照度を表示する照度表示
部１７とが備えられるとともに、設定照度を所定量づつ
増加する加算キー１８と、逆に、設定照度を所定量づつ
減少する減算キー１９とが設けられている。

これにより、第１図に示すように、照度設定器１５を、
机２０の上などの適当な箇所に載置し、照度表示部１７
に表示された照度を見ながら、その照射対象面での照度
が所定の照度になるように設定照度を変更できるように
なっている。このとき、ＣＰＵ７では、照度設定器１５
からの加算キー１８と減算キー１９による赤外線信号に
応答して、電圧印可をカットする時間を微少時間づつ変
更していき、それに基づいて変化する照度センサ４での
照度を測定し、設定完了後に測定された照度を記憶し、
それを設定照度とするようになっている。したがって、
照度設定器１５で表示される照度よりも所定量高い照度
が設定されることとなる。

前記マイクロコンピュータ１０では、照度設定器１５で
の照度設定完了時に照度センサ４での測定照度を読み取
って記憶された設定照度に基づき、照度センサ４で測定
される照度が設定範囲内に維持されるように構成されて
おり、その制御動作につき、第３図のフローチャートを
用いて説明する。

先ず、照度センサ４によって測定された照度Ｌ１を入力
する（Ｓｌ）とともに、照度設定器１５で設定を完了し
たときに記憶した設定照度Ｌ２を入力する（Ｓ　２　）
　。

次いで、測定照度Ｌ１と、設定照度Ｌ２に所定値αを加
えた上限値し２＋αとを比較しくＳ３）、測定照度Ｌ１
が上限値Ｌ２＋αよりも大きいときには、調光調整器６
のレベルを下げて電圧印可をカットする時間を長くし、
蛍光灯２に供給する電流を減少して照度センサ４で測定
される照度を下げ（Ｓ４）、その後にステップＳ１に戻
る。

ステップＳ３において、測定照度Ｌ１が上１１１４ｉｔ
Ｌ２＋αよりも小さいと判断したとき°には、ステップ
Ｓ５に移行し、測定照度Ｌ１と、設定照度Ｌ２から所定
値αを減少した下限値Ｌ２−αとを比較し、測定照度Ｌ
１が下限値Ｌ２−αよりも小さいときには、調光調整器
６のレベルを上げて電圧印可をカットする時間を短くし
、蛍光灯２に供給する電流を増加して照度センサ４で測
定される照度を上げ（３６）、その後にステップＳｌに
戻る。

ステップＳ５において、測定照度Ｌ１が下限値Ｌ２−α
よりも大きいときには、照度センサ４で測定される照度
が設定範囲内にあるため、ステップＳ１に戻る。

以上の構成により、照度設定器１５を用いて、各場所そ
れぞれに適した照度に設定できながら、その設定後には
、蛍光灯２の経時的な光量低下にかかわらず、照度対象
面での照度を自動的に設定範囲内に維持することができ
るのである。

上記ステップＳ６の後に、調光調整器６の設定が調光限
界に達しているかどうかを判断させ、そこで、調光限界
に達したと判断したときにランプを点灯し、蛍光灯２が
交換時期にあることを報知するように構成しても良い、
このように構成すれば、蛍光灯２の交換時期を適切に知
ることができ、不測に照度が低下した状態を継続するこ
とを回避でき、労働環境をより一層向上できる利点があ
る。

照度センサ４としては、外部の光による影響を避けるう
えで、上述のように、笠部分３に取り付けるのが好まし
いが、例えば、天井１にアームを取り付け、そのアーム
に照度センサ４を取り付けるなど、要するに、蛍光灯２
に近い位置に設けるようにするものであれば良い。

上述調光調整器６としては、例えば、カウンタにより、
調光回路５でのトライアックなどをトリガして電圧印可
をカットする時間を制御するように構成されるが、例え
ば、正逆転自在なパルスモータによって調光回路５の可
変抵抗を駆動操作するように構成するものでも良い。

また、上記実施例では、照度を設定するのに、照度設定
器１５により、照射対象面での照度に基づいて、遠隔操
作によって容易かつ便利に設定できるようにしているが
、本発明としては、例えば、キー操作などによって調光
調整器６を直接的に操作して変更できるように構成して
も良い。

本発明としては、蛍光灯２に限らず、例えば、白熱灯な
ど、各種の照明器具に適用できる。

〈発明の効果〉 本発明によれば、取り付は時とか交換時とかの使用開始
初期から寿命が来て所定の照度以下になるまでの間、照
明器具の照度を一定範囲内に維持するから、照度変化に
起因する作業者の目の疲れを防止することができ、労働
環境を快適なものにできるようになった。

しかも、初期においては、供給電流を少なくし、照度が
設定範囲未満になるに連れ、その供給電流を増加して照
度を設定範囲に維持するから、同一量の電流供給に対し
て、必要な照度が得ることのできる期間を長くでき、従
来に比べて、照明器具を長時間使用することができ、照
明器具の交換頻度を少なくできて経済的である。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係る照明制御装置の実施例を示し、第
１図は、照明制御装置の概略側面図、第２図はブロック
図、第３図は、照明制御機構の動作を説明するフローチ
ャートである。 ２・・・照明器具としての蛍光灯　４・・・照度センサ
１０・・・照明制御機構としてのマイクロコンピュータ
１５・・・照度設定器 出願人　株式会社　竹　中　工　務　店代理人　弁理士
　　杉　　谷　　　　勉第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）照明器具に近接した位置に設けられてその場所の
   照度を測定する照度センサと、 前記照明器具の照度を所定範囲に設定する照度設定器と
   、 前記照度センサによる測定照度が前記照度設定器で設定
   された設定範囲に維持されるように前記照明器具への供
   給電流を制御する照明制御機構と、を備えたことを特徴
   とする照明制御装置。