JPH01175735A - 反射型マスク及びその製造方法 - Google Patents

反射型マスク及びその製造方法

Info

Publication number
JPH01175735A
JPH01175735A JP62335221A JP33522187A JPH01175735A JP H01175735 A JPH01175735 A JP H01175735A JP 62335221 A JP62335221 A JP 62335221A JP 33522187 A JP33522187 A JP 33522187A JP H01175735 A JPH01175735 A JP H01175735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflective
parts
rays
layers
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62335221A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Iizuka
隆 飯塚
Yoshiaki Fukuda
福田 恵明
Tsutomu Ikeda
勉 池田
Shigetaro Ogura
小倉 繁太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP62335221A priority Critical patent/JPH01175735A/ja
Priority to EP88301367A priority patent/EP0279670B1/en
Priority to DE3856054T priority patent/DE3856054T2/de
Publication of JPH01175735A publication Critical patent/JPH01175735A/ja
Priority to US07/633,181 priority patent/US5052033A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • G03F1/24Reflection masks; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70008Production of exposure light, i.e. light sources
    • G03F7/70033Production of exposure light, i.e. light sources by plasma extreme ultraviolet [EUV] sources
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70283Mask effects on the imaging process

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反射型マスク及びその製造方法に関し、特にリ
ソグラフィーに用いられる波長5人〜300マグ度の軟
X線や波長300人〜2000人程マグ真空紫外線(以
下「軟X線等」という。)に対して所定の反射率を有す
る多層積層構造の反射部より成るパターンを利用した反
射型マスク及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より軟X線等を用いた半導体製造装置における露光
用マスクとしては、窒化ケイ素(SiNx)、炭化ケイ
素(SiC)等の透過材としての基板面上に金(Au)
、タンタル(Ta)等の吸収材から成る不透過のパター
ンを形成した透過型マスクが種々と提案されている。
一方、特開昭53−139469号公報ではBragg
回折条件を利用してm結晶や完全非晶質の材料より成る
基板面上に、該基板とは異なる単結晶若しくは完全非晶
質の材料より成るパターンを形成したX線リソグラフィ
ー用の反射型マスクが提案されている。
又、全反射を利用したものとしてJJAP(Japa、
Jour of Appl、Phys、26(3)、 
(1987)487〜491)がある。
一般に軟X線等を用いた透過型マスクはその構成上次の
ような問題点がある。
(イ)波長数10Å以上の軟xliI及び真空紫外線に
対する透過率が低い。
(ロ)軟X線等の吸収による温度上昇に伴なう熱歪(メ
ンブレンの伸びや応力値変動等)の値を約1 ppm以
下としなければならない。
(ハ)メンブレンが薄い為、緊張の保持が難しい(Si
Nx 、SiGの場合、厚さ2μmで〜3xlo8dy
ne/cm2)。
(ニ)高コントラストを得る為には厚い吸収体を用いな
ければならなく、そうすると入射光の入射角度が制限さ
れてくる(例えばコントラスト、10:1を得るには波
長10人の光に対しAu。
Taの厚さを0.7μm以上にする必要がある。
(ホ)吸収体とメンブレンとの間の熱特性の違いにより
熱歪が生じてくる。
(へ)水冷出来ない為に温度調節が難しい。
(ト)例えば100人程マグ波長領域では透過率の高い
マスクやメンブレンを作るのが難しい。
これに対して従来の反射型マスクはその反射の性質上、
軟X線等を基板面に対して斜入射しなければならず、こ
の結果マスク面積が増大し、基板の研磨やマスク面の上
面性等を良好に維持するのが難しい。
又、マスクを精度良く支持することが難しくなり、更に
装置全体が大型化してくる等の問題点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は基板面上に光学定数の異なる少なくとも2種類
の物質を交互に積層した多層積層構造の反射部と、該反
射部の多層積層構造を破壊した構造の非反射部とから成
るパターンを形成することにより、軟X線等を該基板面
に正入射して用いることができ、かつ低熱膨張性及び高
熱伝導性の良い熱的に安定で低歪の高コントラストが容
易に得られる軟X線若しくは/及び真空紫外線を用いた
りソグラフィ用の反射型マスク及びその製造方法の提供
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る反射型マスクは基板面上に軟X線若しくは
/及び真空紫外線に対して光学定数の異なる少なくとも
2種類の物質を交互に積層した多層積層構造の反射部と
、該反射部の多層積層構造が破壊された構造の非反射部
とから成るパターンが設けられていることである。
又、本発明に係る反射型マス々の製造方法としては基板
面上に軟X線若しくは/及び真空紫外線に対して光学定
数の異なる少なくとも2種類の物質を交互に積層した多
層積層構造の反射部を設け、次いで所定面上に転写すべ
きパターンの幾何形状に基づいて、該反射部の多層積層
構造を破壊手段で破壊し非反射部を形成したことである
(実施例) 第1図は本発明の反射型マスクの一実施例の模式断面図
である。同図において10は軟X線等に対する多層積層
構造より成る反射部である。この多層積層構造より成る
反射部1oは同図に示すように軟X線等が吸収する非反
射性の平面状の基板1上に形成されている。
又、反射部10は光学定数の異なる第1の物質2.4,
6.−・・及び第2の物質3,5,7.−軸を交互に積
層して形成している。
20は非反射部であり、反射部1oを構成している多層
積層構造を集束イオンビームやレーザー光等の破壊手段
により破壊し、反射面としての機能を喪失させ非反射面
となるようにして構成している。そして反射部!0と非
反射部11とで所定面上に転写すべき幾何形状のパター
ンを形成している。
同図に示す多層積層反射部1oの各々の物質の層の膜厚
d + 、 d 2 ”は10Å以上であり、交互に等
しい膜厚であって(d、=d3=−、d2=d4=・・
・)も、全ての膜厚を変えて構成しても良い。
但し、それぞれの層中における軟X線や真空紫外線の吸
収による振幅の減少、及びそれぞれの層の界面における
反射光の位相の重なりによる反射光の強め合いの両者を
考慮し、反射部全体として最も高い反射率が得られるよ
うな厚さとすることが好ましい。各層の厚さは10人よ
り小さい場合は界面における2つの物質の拡散の効果に
より、反射部として高い反射率が得られず好ましくない
。層数な増加させればさせるほど反射率は上昇するが、
その一方で製作上の困難さが発生してくる。その為、積
層数は200層以内が好ましい。
反射型マスクは強力なX線源(例えばシンクロトロン放
射光等を用いた光源)を用いて使用されることが多く、
照射エネルギーの吸収によるマスクの温度上昇が問題と
なってくる。特に温度上昇による熱膨張によりマスク面
上のパターンに位置ずれや歪が発生し、この結果、サブ
ミクロンサイズのパターンの形成にあっては重要な問題
となっている。
この為、軟X線等による反射型マスクにおいては反射マ
スクの温度上昇を抑えることが必要となっている。
本実施例における反射型マスクは基板にバルク材を使う
ことができマスク自体の水冷が可能である為、温度上昇
に伴なう悪影響を大幅に減少させることができる。又、
基板及び多層積層膜に後述するように高熱伝導率を有す
る材料を用いることによって、効果的に放熱し温度上昇
を防止している。
この他、本実施例では基板及び多層積層膜に後述するよ
うな線膨張係数の小さい物質を選択し温度上昇に対する
歪の発生を極力少なくしている。
以上の各条件を満足する」↓板材料としては、例えば石
英やセラミックス系の窒化ケイ素、窒化アルミニウム、
炭化ケイ素等がある。特に炭化ケイ素は熱伝導率が著し
く太き((100w7m−K)好適な材料である。又、
多層積層膜の一方の材料としてはタングステン、タンタ
ル、モリブデン、ロジウム、ルテニウム等の遷移金属及
びそれらの炭化物、窒化物、珪化物、硼化物、酸化物等
が好適である。他方の材料としては珪素、ベリリウム、
炭素、硼素とそれらの相互の化合物、即ち炭化珪素、炭
化硼素等及びそれらの酸化物、窒化物等の酸化珪素、窒
化珪素等が好適である。
次に本発明に係る反射型マスクの製造方法の第1実施例
を説明する。
まず、基板1として而粗さがrms値で2入獄丁になる
ように研磨した石英基板を用い、この基板面上に第1の
層2,4,6.・・・をなす物質としてモリブデン(M
o、線膨張率5.OX 10−6に−1゜熱伝導率1:
19w/mに)、第2の層3,5,7.−・・をなす物
質としてシリコン(Si、線膨張率2.5×1O−6に
−1,熱伝導率168w/sに)を用い、s x to
−’Torr以下の高真空に到達後、アルゴン圧力を2
×10−’Torrに保ち、イオンビームスパッタ蒸着
により水晶発振子膜厚モニターを利用して第1の層(M
o)、及び第2の層(Si)の膜厚が各々27人、36
人となるようにして41層(Mo層21層、Si層20
層)積層した。
この場合、第1の層(MO)が屈折率の実数部分が小で
あり、第2の層(Si)が屈折率の実数部分が大となる
ような物質を選んでいる。
次にこの多層膜より成る反射部に対し、集束イオンビー
ム走査装置を用いてケイ素イオンビームをビーム径0.
1μmにしぼり、加速電圧200にevで反射部10の
多層積層構造を破壊し、反射部としての機能を喪失せし
め非反射部を形成しライン&スペース0.8μmのパタ
ーンを形成した。このときのヒ゛−ム電流は100P八
である。
第2図は基板面上に前述の構成の多層積層構造の反射部
を形成するときのイオンビームスパッタ装置の一実施例
の概略図である。
同図に示す装置は真空度を保っている金属製のチャンバ
ー(11)内においてイオン銃(18)中でプラズマを
発生させ、イオン銃内に導入したAr原子なイ゛オン化
する。Arイオンはイオンビーム(17)としてターゲ
ット(16)に照射される。ターゲットに衝突したAr
イオンはターゲット16を構成している原子、又は分子
をたたき出し、そのたたき出された原子は基板(14)
上に堆積する。
多層膜作成の際には真空を破らないままターゲット16
を交換し、順次積層していく。ターゲット交換の際やタ
ーゲット表面のクリーニングの際にはシャッター(12
)を閉じて右き、余分な原子が基板上に堆積しないよう
にする。
本装置においては基板ホルダー(15)は冷却、加熱機
構を有し、又、膜の均一性を得る為に回転機構も有して
いる。又、成膜時には水晶振動子膜厚モニター(13)
により膜厚の制御を行なっている。
次に前述の方法により作成した多層膜より成る反射型マ
スクを露光装置に用いて軟X線による露光を行った。
第3図はこのとき用いた投影光学系の光路を示す概略図
である。図中の軟X線用の反射ミラーM+ 、M層 、
M層はそれぞれ凹面鏡、凸面鏡、凹面鏡であり、Wは露
光基板を示している。Moは上記多層膜より成る反射型
マスクである。図中にその位置を示す。発散xII5A
WXから発生し反射型マスクM。に対して1.7°の角
度(正入射)で入射した軟X線反射型マスクM。の反射
部を介して投影光学系に入り、凹面鏡M3、凸面鏡M2
.そして凹面鏡M3の順に反射し、反射型マスクM。の
像を露光基板W上に結像する。
本投影光学系の仕様は投影倍率115、有効Fナンバー
が1.3、像面サイズが28X 14mm2.像高が2
0〜37mII+、解像力が0.16μmである。
光源には124人の軟X線を用い、露光基板WにPMM
Aを塗In L/た。軟X線を発生させ、投影露光系に
より、露光基板W上のPMMAレジストを露光し現像を
行ったところ、0,16μmライン&スペースの解像力
が得られた。
又、得られた反射型マスクの反射部と非反射部に相当す
る位置の反射率を測定したところ、各々48%、0.8
%′となり60:lのコントラストが得られた。
次に本発明に係る反射型マスクの製造方法の第2実施例
を説明する。
航速した第1実施例と同様に研磨された石英基板1上に
、第1の層2,4.−・・をなす物質としてルテニウム
(Ru)、第2の層3,5.・・・をなす物11Jニー
 シテケイ素(S i )を用い、1 x 1O−9T
orr以下の超高真空に到達後、電子ビーム蒸着法によ
り水晶振動子膜厚モニターを利用して@厚をそれぞれ2
7人、36人として41層(Ru 21層。
Si20層)M層して多層積層反射部を形成した。
次にこの多層積層反射部に対して、出力5Wのアルゴン
レーザー光を絞り反射部の多層積層構造を破壊し、反射
部としての機能を喪失せしめ、非反射部を形成し、ライ
ン及スペース1μmのパターンを形成した。
第4図は基板上に前述の構成の多層積層構造の反射部を
形成するときの電子ビーム蒸着装置の一実施例の概略図
である。
同図における装置は真空チャンバー(21)内は1 x
 1O−9Torr以下の超高真空に保たれている。
多層膜作成の際には蒸発fX1 (27)用電子銃(2
9)、蒸発源2 (28)用電子銃(29)ともONに
し、蒸発源1 (27)および蒸発源2(28)の表面
は常に電子ビーム照射により溶けている状態にしておく
。次に蒸発源1 (27)の蒸発源シャッター(26)
を開き、水晶振動子+1!Q厚モニター(25)で安定
度を確認した後、メインシャッター(24)を開いて基
板(23)上に成膜する。1層成11Q後、メインシャ
ッターを閉じ、蒸発源1のシャッターを閉じる。以後、
蒸発源2(28)、蒸発源lと順次積層する。
又、軸射熱による基板の温度上昇を防ぐ為には、液体窒
素ショラウド(22)中に液体窒素を入れ、基板冷却を
行う。
ここで作製した反射型マスクを用いてyJ1実施例と同
様に第3図に示す縮小光学系により露出基板WトのPM
MAを露光した。その結果、0.2μmライン&スペー
スの解像力が得られた。
又、得られた反射型マスクの反射部と非反射部の反射率
を測定したところ、それぞれ56%、0.9%であり、
62:lのコントラストを得た。
以トの谷実施例において基板として石英の研磨基板を用
いたが、基板としては石英に限らず、ケイ素単位結晶等
、研磨により良好なる表面粗さ及び下面度が得られる物
質であれば、どのようなものであっても良い。
特に冷却という観点からすると熱伝導率の大きな物質が
好ましい。又、多層膜の構成物質の組み合わせとしては
モリブデンとケイ素、ルテニウムとケイ素の2通りの場
合を示したが、この組み合わせに限らず、軟X線及び真
空紫外線用の多層積層構造の反射部を構成できる組み合
わせであれば、どのようなものであっても良い。
又、多層膜の作製方法はイオンビームスパッタ法や超高
真空中のEB蒸着法に限らず、Z8iスパッタ法や有機
金属化学的気相蒸着法(Mo  CVD法)等の薄膜作
製技術を用いても良い。
又、多層の積層構造を破壊する破壊手段としては集束イ
オンビーム走査装置やレーザー光に限らず、電子ビーム
による直接破壊や多層股上にレジストパターンを形成し
てガラスプラズマにより破壊した後、レジストを除去す
る方法等を用いても良い。
(発明の効果) 本発明によれば以上のような構成及び製造方法に基づい
て基板面上に多層積層構造の反射部と非反射部より成る
パターンを形成することにより、軟X線等の正入射が可
能で、又、反射部と非反射部の高さが等しい為、斜め方
向からの光に対しても影を作ることない簡易な構成の軟
X線等を用いたリソグラフィー用の反射型マスクを得る
ことができる。又、水冷か可能なこと、そして所定の線
膨張率と熱伝導率を有した物質を多層膜用として選択す
ることにより、熱的に極めて安定した歪の小さい反射型
マスクを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の反射型マスクの一実施例の模式断面図
、第′2図、第4図は各々本発明の反射型マスクの製造
装置を示す第1.第2実施例の説明図、第3図は本発明
の反射型マスクを用いたリソグラフィーの光路概略図で
ある。 図中、1は基板、10は多層積層の反射部、20は非反
射部、2.4.・・・は第1の物質、3゜5、・・・は
第2の物質、Moは反射型マスク、Wは露光基板、11
.21はチェンバー、12゜24.26はシャッター、
13.25は水晶発振子膜厚モニター、14.23は基
板、15は基板ホルダー、16はターゲット、17はイ
オンビーム、18はイオン銃、27.28は蒸発源、2
9は電子銃である。 特許出願人  キャノン株式会社 代  理  人     高  梨  幸 雄    
□÷ 躬    1    図 第   2   図 鳥    4    図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板面上に軟X線若しくは/及び真空紫外線に対
    して光学定数の異なる少なくとも2種類の物質を交互に
    積層した多層積層構造の反射部と、該反射部の多層積層
    構造が破壊された構造の非反射部とから成るパターンが
    設けられていることを特徴とする反射型マスク。
  2. (2)基板面上に軟X線若しくは/及び真空紫外線に対
    して光学定数の異なる少なくとも2種類の物質を交互に
    積層した多層積層構造の反射部を設け、次いで所定面上
    に転写すべきパターンの幾何形状に基づいて、該反射部
    の多層積層構造を破壊手段で破壊し非反射部を形成した
    ことを特徴とする反射型マスクの製造方法。
  3. (3)前記破壊手段は集束イオンビーム若しくはレーザ
    ー光であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の反射型マスクの製造方法。
JP62335221A 1987-02-18 1987-12-29 反射型マスク及びその製造方法 Pending JPH01175735A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335221A JPH01175735A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 反射型マスク及びその製造方法
EP88301367A EP0279670B1 (en) 1987-02-18 1988-02-18 A reflection type mask
DE3856054T DE3856054T2 (de) 1987-02-18 1988-02-18 Reflexionsmaske
US07/633,181 US5052033A (en) 1987-02-18 1990-12-28 Reflection type mask

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335221A JPH01175735A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 反射型マスク及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01175735A true JPH01175735A (ja) 1989-07-12

Family

ID=18286116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62335221A Pending JPH01175735A (ja) 1987-02-18 1987-12-29 反射型マスク及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01175735A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06177016A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Canon Inc 反射型マスクとその製造方法、並びに露光装置と半導体デバイス製造方法
JP2003197604A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2004510343A (ja) * 2000-09-26 2004-04-02 ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ カリフォルニア レチクル上の多層欠陥の軽減
JP2011044520A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Dainippon Printing Co Ltd 反射型マスクおよびその製造方法
JP2018503119A (ja) * 2014-12-19 2018-02-01 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 堆積のモニタリングシステム及びその操作方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06177016A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Canon Inc 反射型マスクとその製造方法、並びに露光装置と半導体デバイス製造方法
JP2004510343A (ja) * 2000-09-26 2004-04-02 ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ カリフォルニア レチクル上の多層欠陥の軽減
JP4774188B2 (ja) * 2000-09-26 2011-09-14 イーユーヴィー リミテッド ライアビリティー コーポレイション レチクル上の多層欠陥の軽減
JP2003197604A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2011044520A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Dainippon Printing Co Ltd 反射型マスクおよびその製造方法
JP2018503119A (ja) * 2014-12-19 2018-02-01 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 堆積のモニタリングシステム及びその操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5052033A (en) Reflection type mask
US6833223B2 (en) Multilayer-film reflective mirrors and optical systems comprising same
US6441963B2 (en) Multi-layered mirror
US11720013B2 (en) Graded interface in Bragg reflector
JP2007109971A (ja) 多層反射膜付き基板、その製造方法、反射型マスクブランクおよび反射型マスク
JP2883100B2 (ja) 軟x線・真空紫外線用ハーフミラー又はビームスプリッター
TW202033828A (zh) 極紫外光遮罩吸收材料
JPS63201656A (ja) 多層膜反射型マスク
US5485497A (en) Optical element and projection exposure apparatus employing the same
JPH01175735A (ja) 反射型マスク及びその製造方法
JP2001027700A (ja) 多層膜反射鏡、多層膜反射鏡の製造方法、多層膜反射鏡の応力の制御方法および露光装置
JPH01175736A (ja) 反射型マスクならびにこれを用いた露光方法
JP2615741B2 (ja) 反射型マスクならびにこれを用いた露光装置と露光方法
US11385536B2 (en) EUV mask blanks and methods of manufacture
JPH05144710A (ja) 光学素子及びその製造方法
JP2005099571A (ja) 多層膜反射鏡、反射多層膜の成膜方法、成膜装置及び露光装置
JPH01175734A (ja) 反射型マスク及びその製造方法
JP2001015406A (ja) 半導体装置製造用露光方法及び露光装置
JP2546312B2 (ja) 反射型マスクおよび該反射型マスクを用いた露光装置と露光方法
JPH02177532A (ja) 軟x線反射型露光用マスク及びその製造方法
JP2675263B2 (ja) 反射型マスクを用いた露光装置および露光方法
JPH05283322A (ja) X線露光用マスク
JPH0271198A (ja) X線用ハーフミラー
KR20230072331A (ko) 반사형 블랭크 마스크 및 그 제조방법
TW202140857A (zh) 極紫外光遮罩吸收材料