JPH01175129A - Cvケーブルの製造方法とその装置 - Google Patents

Cvケーブルの製造方法とその装置

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Publication number
JPH01175129A
JPH01175129A JP33241087A JP33241087A JPH01175129A JP H01175129 A JPH01175129 A JP H01175129A JP 33241087 A JP33241087 A JP 33241087A JP 33241087 A JP33241087 A JP 33241087A JP H01175129 A JPH01175129 A JP H01175129A
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JP
Japan
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cable conductor
cooling
cable
hole
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP33241087A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Takaoka
道雄 高岡
Shoichi Hasegawa
正一 長谷川
Hirohito Oshima
大島 紘人
Keiichiro Kataoka
敬一郎 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01175129A publication Critical patent/JPH01175129A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、CVケーブルの製造方法とその装置に係わり
、特に、絶縁被覆層で覆われたケーブル導体の架橋およ
び冷却の効率向上と、ケーブルの品質向上とを図る技術
に関するものである。
「従来の技術」 一般に、cvケーブルを製造する場合には、ケーブル導
体に絶縁被覆層を押し出して被覆するとともに、該絶縁
被覆導体を加熱して架橋促進を図り、次いで、架橋ケー
ブルを冷却してから巻き取る工程などによって行なわれ
ている。
通常、架橋後の絶縁被覆層の冷却は、ケーブルコアの表
面側から行なわれており、このため絶縁被覆層が架橋ポ
リエチレンである場合の固化は、絶縁被覆層の部分が冷
却による収縮などの変形を伴いながら徐々に進行する。
したがって、絶縁被覆層が固化した状態では、先に固化
した表面部分に体積の収縮による引っ張りの残留応力が
生じるとともに、絶縁被覆層の表面に加圧力が働くため
に、大きな歪みを残すことになる。
本発明者等は、これらの事情に鑑みて、先に特公昭61
−14616号公報に示す技術[架橋ポリエチレンケー
ブルの製造方法コを提案した。この技術では、架橋筒を
通過するケーブル導体内の金属パイプに、巻取側から冷
却媒体を送り込み、ケーブルの冷却開始点付近で冷却媒
体を気化させて、ケーブル導体を内部からも冷却すると
ともに、気化ガスを送出側に送り出して処理するように
している。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしこのような技術であると、架橋筒内の絶縁被覆層
を内外両方から冷却することによって、CVケーブルの
製造ライン速度を向上させることができるが、気化ガス
を送出側に送って処理しているために、架橋筒内の加熱
部等にも気化ガスを挿通させることとなり、押し出し部
や加熱架橋部におけるケーブル導体を冷却してしまうた
め、熱効率を悪くさせる結果となるとともにこれら製造
条件設定が難しくなるという改良すべき点があった。
本発明は、これらの問題点を解決しようとしているもの
であり、架橋後の絶縁被覆層の冷却を内部の導体側から
も行なう場合において、他の加熱部などに影響を及ぼす
ことを避けて、製造速度の向上を図り、また、優れた品
質のCVケーブルを製造することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、架橋筒を通過するケーブル導体の穴に、中
パイプを架橋筒の冷却位置に合わせた状態で巻取側から
挿入するとともに、中パイプの先端部から冷却媒体を吐
出させ、ケーブル導体上の絶縁被覆層を内部から冷却す
ることを特徴とするCVケーブルの製造方法と、該製造
方法を実施するために、ケーブル導体の回りに絶縁被覆
層を押し出す押出部と、絶縁被覆層を架橋および冷却す
る架橋筒と、ケーブル導体の穴に巻取側から挿入して先
端部から冷却媒体を吐出する中パイプと、該中バイブに
取り付けられて冷却媒体の脈動によりケーブル導体の走
行方向の反対方向に相対的に進行して架橋筒の冷却位置
を保持する寸動手段とを具備することを特徴とするC■
ケーブルの製造装置とを提供している。
「実施例」 以下、本発明に係るCVケーブルの製造方法とその装置
とについて、図面に基づいて説明する。
第1図、第2図および第3図は、前記製造方法を実施す
るための装置の一例を示すものである。
該実施例で使用されるケーブル導体1は、その中心に例
えば銅パイプやプラスチックパイプを介在させることに
よって、中空状の穴2が長手方向に形成されたものを適
用する。
該ケーブル導体lは、送出部ドラム3から繰り出されて
キャプスタン4を経由し、押出部5に直結する架橋筒6
の中を挿通して、架橋冷却後にシール部7から外部に引
き出される。次いで、テンシぢニングキャプスタン8を
経由して、巻取部ドラム9に巻き取られる。そして、巻
取部ドラム9には、これに並設して、金属管やプラスチ
ックパイプなどの中パイプ11を送り出す装置(図示せ
ず)が付加され、この装置は中パイプ11の供給ドラム
とともに、巻取ドラム9と同期して自転および公転して
いる。したがって、中パイプ11は前記中空状の穴2に
架橋筒6の途中まで長手方向によじれることなく移動自
在に挿入される。該中パイプ11には、その先端部を冷
却開始位置に保持させるための寸勤手段12が付加され
ている。
該寸動手段12は、冷却媒体を貯留するタンク13と、
該タンク13の冷却媒体を中バイブ11の後端部からそ
の内部に送り込むための例えばプランジャー型などのポ
ンプ14と、中パイプ11の表面に対して一体でケーブ
ル導体1における穴2の内面に対して傾斜状態で接触す
るとともに、第2図および第3図に矢印Aで示すように
ケーブル導体Iの走行方向に対して広がりの傾斜を持つ
駆動フィン15とを備えた構造とされる。また、この駆
動フィン15は傾斜を持ったスパイラルフィンでもよい
。該駆動フィン■5は、例えば中パイプ1■の全長にわ
たって付加されており、巻取られたケーブルの中空状穴
の全長にわたってケーブル進行方向と逆方向に移動する
ための推力を発生できるようになってぃる。
また、巻取部ドラム9には、ロータリージヨイントIO
が備えられており、該ロータリージヨイント10には、
中バイブ11の挿入12とともにケーブル導体lの穴2
から排出される冷却媒体をタンク13に戻すための回収
配管16が接続される。また、図中、符号Sは絶縁被覆
層、符号りは冷却位置レベルを示し、前記架橋筒6は、
架橋部と冷却部とからなるとともに、それぞれ加熱およ
び冷却媒体の強制循環系を備えたものとされる。
このように構成されている製造装置によって、CVケー
ブルを製造する方法では、冷却媒体の吐出位置を変えな
いようにしながら、CVケーブルを走行させることが必
要であるが、これらは次のように行なわれる。
つまり、送出部ドラム3に巻回されているケーブル導体
lの後端部を密閉した状態とするとともに、第1図およ
び第2図において、矢印Aで示すようにケーブル導体l
を走行させることにより、押出部5でケーブル導体1の
回りに絶縁被覆層Sを押し出して、架橋筒6の架橋部で
架橋させるとともに、冷却部で表面から冷却する一方で
、ポンプ14の作動によって、中パイプ11の先端部の
開口から、冷却媒体を例えばオーバーフロー状態に吐出
させて、例えば気化による潜熱で冷却位置レベルLの付
近から下流におけるケーブル導体lを内部から冷却を行
なう。
この場合において、送出部ドラム3の側に位置している
ケーブル導体lの穴2の端部を予め閉塞状態としている
から、送出側lの導体穴の中の空気は加温状態に置かれ
加圧状態となるから、冷却媒体は中バイブ11の先端部
から上流(押出機側)に流れない。中パイプ11の先端
部の開口から溢れた冷却媒体を中バイブ11の回りの穴
2を経由して巻取部ドラム9の側に導き、ロータリージ
ヨイント10および回収配管16からタンク13に戻す
このとき、ポンプ14の作動によって脈動が生じている
と、第2図の矢印(イ)のように、中バイブ11の先端
部開口から冷却媒体が吐出することによって、中パイプ
11が戻ろうとし、駆動フィン15の先端が広がって穴
2の内面に強く接触して支持され、駆動フィン15が接
触および弾性変形した反動で、中パイプ11の先端を矢
印Aの反対方向に駆動する。この駆動時においては、駆
動フィン15は第2図の矢印(ロ)および鎖線で示す状
態となり、移動を妨げることがない。
したがって、脈動量が適正な範囲に調整されていると、
中バイブ11の先端がケーブル導体lの走行方向の反対
方向に、少しずつ間欠的に進行(相対的に駆動)し、即
ち、架橋筒6の冷却位置レベルLに保持されることにな
る。
また、駆動手段の他の実施例を説明すると、中バイブ1
1を弾性パイプとし、ポンプ14の作動によって脈動が
生じていると、第3図に示すように、冷却媒体の脈流の
高圧時には駆動手段12の弾性パイプは膨らみ径が太く
なり、フィン15の作用により図面鎖線で示す如く中パ
イプ11の先端を矢印Aの反対方向に進めることになる
そして、架橋筒6から引き出されたCVケーブルコアー
は、巻取部ドラム9によって巻き取られるとともに、こ
の巻き取り量に対応して、中パイプ11をケーブル導体
lの穴2に送り込むことにより、先端部は冷却レベルL
の位置を維持するのである。
[他の実施態様] 本発明にあっては、次の実施態様を包含するものである
(a)ポンプ14で送る冷却媒体を気化を伴わないもの
や気体とすること。
(b)駆動手段12において、脈動量を正確に設定する
などにより、脈動を生じるポンプと吐出量の一定なポン
プとを併用すること。
(C)駆動手段12において、中パイプ11を蛇行運動
させ、このときに複数のフィン15の一部が穴2に押し
付けられることにより、中バイブ11を前記矢印Aと反
対方向に移動させるようにして、上流側に駆動すること
(d)中パイプにおいて、その先端部に部分的なバイパ
ス穴を明けて、冷却媒体の吐出方向の均一化を図ること
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係るCVケーブルの製造
方法とその装置とによれば、 ■ケーブル導体の穴の中に、冷却位置に合わせて冷却媒
体を吐出する中パイプを送り込んで、絶縁被覆層を表面
側とケーブル導体側との両方から冷却し、均一に固化状
態に導くことによって絶縁耐圧が大幅に向上し、シュリ
ンクバックのないCVケーブルを製造することができる
■中パイプから吐出した冷却媒体が冷却部の上流側の加
熱部などに送られることがなく、ケーブル導体の冷却が
限定された範囲で行なわれるので、製造条件設定を単純
なものとして、ケーブルの品質向上を図ることができる
■ケーブル導体の冷却範囲を冷却位置レベルまでとする
ことによって、架橋および冷却工程における熱効率を向
上させ、製造速度を上げることができる。
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るCVケーブルの製造方法の実施に
使用される装置の一実施例を示す全体構成図、第2図は
駆動手段の一実施例を示す第1図の鎖線■部分の拡大図
、第3図は第2図に示した駆動手段の他の実施例を示す
ものである。 !・・・・・・ケーブル導体、 2・・・・・・穴、 3・・・・・送出部ドラム、 4・・・・・・キャプスタン、 5・・・・・・押出部、 6・・・架橋筒、 7・・・・・・シール部、 8・・・・・・テンショニングキャプスクン、9・・・
・・・巻取部ドラム、 10・・・・・・ロータリージヨイント、11・・・・
・・中パイプ、 12・・・・・・駆動手段、 13・・・・・・タンク、 14・・・・・・ポンプ、 15・・・・・・駆動フィン、 16・・・・・・回収配管、 S・・・・・・絶縁被覆層、 し・・・・・・冷却位置レベル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、架橋筒を通過するケーブル導体の穴に、中パイプを
    架橋筒の冷却位置に合わせた状態で巻取側から挿入する
    とともに、中パイプの先端部から冷却媒体を吐出させ、
    ケーブル導体上の絶縁被覆層を内部から冷却することを
    特徴とするCVケーブルの製造方法。 ii、ケーブル導体の回りに絶縁被覆層を押し出す押出
    部と、絶縁被覆層を架橋および冷却する架橋筒と、ケー
    ブル導体の穴に巻取側から挿入して先端部から冷却媒体
    を吐出する中パイプと、該中パイプに取り付けられて冷
    却媒体の脈動によりケーブル導体の走行方向の反対方向
    に相対的に進行して架橋筒の冷却位置を保持する寸動手
    段とを具備することを特徴とするCVケーブルの製造装
    置。
JP33241087A 1987-12-28 1987-12-28 Cvケーブルの製造方法とその装置 Pending JPH01175129A (ja)

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JPH01175129A true JPH01175129A (ja) 1989-07-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798492A (en) * 1995-10-13 1998-08-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Machining liquid processing unit in electric discharge machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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