JPH01174258A - メディア駆動装置 - Google Patents
メディア駆動装置Info
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- JPH01174258A JPH01174258A JP33005487A JP33005487A JPH01174258A JP H01174258 A JPH01174258 A JP H01174258A JP 33005487 A JP33005487 A JP 33005487A JP 33005487 A JP33005487 A JP 33005487A JP H01174258 A JPH01174258 A JP H01174258A
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフロッピーディスクなどのメディアを回転させ
るメディア駆動装置に関する。
るメディア駆動装置に関する。
(従来の技術〕
従来公知のメディア駆動装置では、メディアを回転駆動
させるためのモータとしてトランジスタモータが使用さ
れている。このモータは駆動回路により駆動されるもの
であるが、その同期速度の定速性は、速度検出用のFG
マグネットからの信号をもとに速度制御を行う制御回路
によって確保するようになっている。
させるためのモータとしてトランジスタモータが使用さ
れている。このモータは駆動回路により駆動されるもの
であるが、その同期速度の定速性は、速度検出用のFG
マグネットからの信号をもとに速度制御を行う制御回路
によって確保するようになっている。
しかし、トランジスタモータは、その同期速度の定速性
を確保するために速度制御用のFGマグネットおよび速
度制御回路を必要とするから、装置の部品点数が多く、
かつ、速度制御回路等の収納スペースを確保する関係か
ら小形化を図るには限界があった。
を確保するために速度制御用のFGマグネットおよび速
度制御回路を必要とするから、装置の部品点数が多く、
かつ、速度制御回路等の収納スペースを確保する関係か
ら小形化を図るには限界があった。
そこで本出願人は、オーブンループ制御が可能なステッ
ピングモータに着目し、これをトランジスタモータに代
えて組込みメディアを連続回転させるようにしたものを
開発するに至ったが、通常提供されている一般的なステ
ッピングモータはメディア駆動用として適しないことが
分った。
ピングモータに着目し、これをトランジスタモータに代
えて組込みメディアを連続回転させるようにしたものを
開発するに至ったが、通常提供されている一般的なステ
ッピングモータはメディア駆動用として適しないことが
分った。
つまり、ステッピングモータのロータは、パルスの入力
の瞬間に発生し直ちに減少するトルクによって回転され
、そして、次のパルスが入力するまでの間は慣性によっ
て回転するという運動態様を繰返すため、それによって
かなり大きなトルクリップルを発生することは避けられ
ない。したがって、このようなトルクリップルが原因し
てl5V(瞬時速度変動)の値が大きくなってしまい、
その結果メディアに対する正規の書込み・読み出し位置
がずれるという問題があった。
の瞬間に発生し直ちに減少するトルクによって回転され
、そして、次のパルスが入力するまでの間は慣性によっ
て回転するという運動態様を繰返すため、それによって
かなり大きなトルクリップルを発生することは避けられ
ない。したがって、このようなトルクリップルが原因し
てl5V(瞬時速度変動)の値が大きくなってしまい、
その結果メディアに対する正規の書込み・読み出し位置
がずれるという問題があった。
なお、パルスレートを大きくすれば、トルクが小さくな
る結果としてトルクリップルを小さくできる。しかし、
トルクが小さいから、メディアに加えられる負荷摩擦ト
ルクの変動等が鋭敏に影響しやすくなって、簡単に速度
変動や税調を生じるだけでなく、パルスレートの増加に
伴って、駆動コイルの抵抗およびインダクタンスによる
時定数のために電源投入に困難が生じてしまう。
る結果としてトルクリップルを小さくできる。しかし、
トルクが小さいから、メディアに加えられる負荷摩擦ト
ルクの変動等が鋭敏に影響しやすくなって、簡単に速度
変動や税調を生じるだけでなく、パルスレートの増加に
伴って、駆動コイルの抵抗およびインダクタンスによる
時定数のために電源投入に困難が生じてしまう。
したがって本発明の目的は、小形でかつ低コストである
とともに、パルスの投入に基づいて生じるトルクリップ
ル等の影響を弱めることができるメディア駆動装置を提
供することにある。
とともに、パルスの投入に基づいて生じるトルクリップ
ル等の影響を弱めることができるメディア駆動装置を提
供することにある。
そこで、上記問題点を解決するために本発明は、メディ
アを回転駆動するモータを、インナロータ構造のPM形
ステッピングモータ部と、このモータ部のロータが備え
る回転軸を共通部品として上記モータ部の外周に設けら
れたアウタロータ構造のヒステリシスモータ部とから形
成したことを特徴とする。
アを回転駆動するモータを、インナロータ構造のPM形
ステッピングモータ部と、このモータ部のロータが備え
る回転軸を共通部品として上記モータ部の外周に設けら
れたアウタロータ構造のヒステリシスモータ部とから形
成したことを特徴とする。
本発明のメディア駆動装置は、PM形ステッピングモー
タ部およびヒステリシスモータ部の各ステータの駆動コ
イルに、同一周波数のパルスを連続して与えることによ
り、これら両モータ部を同期させて駆動し、それによっ
てロータを介してメディアを連続回転させる。この場合
においてロータは、PM形ステッピングモータ部のステ
ータの励磁された櫛歯状突極の極性と、同ステッピング
モータ部のロータがその周部に備えたロータマグネット
に着磁されている磁極との間に働く磁気吸引力で、トル
クを得て回転されるとともに、ヒステリシスモータ部の
励磁された突極が、同モータ部が備えたヒステリシスリ
ングに磁極を誘起させることにもとずいて得られるヒス
テリシストルクによって回転される。そして、ヒステリ
シスモータはその動作原理上これが得るトルクの変動は
ほとんどないものである。したがって、このヒステリシ
ストルクとPM形ステッピングモータ部で得たトルクが
合成される結果、PM形ステッピングモータ部のトルク
による回転が遅い場合には、ヒステリシストルクが進み
トルクを発生させるとともに、PM形ステッピングモー
タ部のトルクによる回転が早い場合には、ヒステリシス
トルクが遅れトルクを発生させることになる。しかも、
以上のようなトルクの合成によって、全体のトルクを増
加できることは勿論のこと、インナロータ構造のPM形
ステッピングモータ部が備えたロータには、アウタロー
タ構造のヒステリシスモータ部のロータが連結されてい
るから、モータ全体としてのロータ重量を増やしてイナ
ーシャを大きくできる。
タ部およびヒステリシスモータ部の各ステータの駆動コ
イルに、同一周波数のパルスを連続して与えることによ
り、これら両モータ部を同期させて駆動し、それによっ
てロータを介してメディアを連続回転させる。この場合
においてロータは、PM形ステッピングモータ部のステ
ータの励磁された櫛歯状突極の極性と、同ステッピング
モータ部のロータがその周部に備えたロータマグネット
に着磁されている磁極との間に働く磁気吸引力で、トル
クを得て回転されるとともに、ヒステリシスモータ部の
励磁された突極が、同モータ部が備えたヒステリシスリ
ングに磁極を誘起させることにもとずいて得られるヒス
テリシストルクによって回転される。そして、ヒステリ
シスモータはその動作原理上これが得るトルクの変動は
ほとんどないものである。したがって、このヒステリシ
ストルクとPM形ステッピングモータ部で得たトルクが
合成される結果、PM形ステッピングモータ部のトルク
による回転が遅い場合には、ヒステリシストルクが進み
トルクを発生させるとともに、PM形ステッピングモー
タ部のトルクによる回転が早い場合には、ヒステリシス
トルクが遅れトルクを発生させることになる。しかも、
以上のようなトルクの合成によって、全体のトルクを増
加できることは勿論のこと、インナロータ構造のPM形
ステッピングモータ部が備えたロータには、アウタロー
タ構造のヒステリシスモータ部のロータが連結されてい
るから、モータ全体としてのロータ重量を増やしてイナ
ーシャを大きくできる。
第1図および第2図を参照して本発明の一実施例を以下
説明する。
説明する。
図中Mは図示しないフロッピーディスク又は磁気ディス
クカートリッジや光ディスク等のメディアを回転駆動す
るためのモータで、これはインナロータ構造のPM(パ
ーマネントマグネット)形ステッピングモータ部1と、
アウタロータ構造のヒステリシスモータ部2とから形成
されている。
クカートリッジや光ディスク等のメディアを回転駆動す
るためのモータで、これはインナロータ構造のPM(パ
ーマネントマグネット)形ステッピングモータ部1と、
アウタロータ構造のヒステリシスモータ部2とから形成
されている。
PM形ステッピングモータ部1は次のように形成されて
いる。つまり、符号3に示すステータハウジングは、例
えば第1図において下面が開口された浅皿状のカップ構
造をなしており、その周部3a内面には二組のステータ
要素4a、4bからなるステータ4が取付けられている
。ステータ要素4a、4bは、一対のステータヨーク5
,6と、合成樹脂製の巻枠7に巻付けられた駆動コイル
8とから形成されている。ステータヨーク5.6は鉄系
金属製リングの内周に、後述するロータ9の軸方向に沿
う櫛歯状突極を一体に折曲げて形成されている。これら
ステータヨーク5.6はその櫛歯状突極同志が互いに入
り込むようにして巻枠7に、位置決めされて支持されて
いる。なお、ステータ要素4a、4bは、巻枠7のモー
ルド成形の際に、この巻枠7の成形型内に一対のステー
タヨーク5.6をセットし、これらをモールドと同時に
巻枠7に一体的に接着させた構成でもよい。そして、こ
のステータ4の内側にはロータ9が配設されている。こ
のロータ9は、ステータハウジング3の中央部に取付け
られた軸受10に回転自在に支持された回転軸11に、
合成樹脂等の非磁性材12を介して円筒状のロータマグ
ネット13を同心的に取付けて形成されている。ロータ
マグネット13は、その軸方向全長にわたって設けられ
るN極とS極とを、周方向に沿って交互に着磁してなる
ものである。なお、第1図中14は止め輪を示している
。
いる。つまり、符号3に示すステータハウジングは、例
えば第1図において下面が開口された浅皿状のカップ構
造をなしており、その周部3a内面には二組のステータ
要素4a、4bからなるステータ4が取付けられている
。ステータ要素4a、4bは、一対のステータヨーク5
,6と、合成樹脂製の巻枠7に巻付けられた駆動コイル
8とから形成されている。ステータヨーク5.6は鉄系
金属製リングの内周に、後述するロータ9の軸方向に沿
う櫛歯状突極を一体に折曲げて形成されている。これら
ステータヨーク5.6はその櫛歯状突極同志が互いに入
り込むようにして巻枠7に、位置決めされて支持されて
いる。なお、ステータ要素4a、4bは、巻枠7のモー
ルド成形の際に、この巻枠7の成形型内に一対のステー
タヨーク5.6をセットし、これらをモールドと同時に
巻枠7に一体的に接着させた構成でもよい。そして、こ
のステータ4の内側にはロータ9が配設されている。こ
のロータ9は、ステータハウジング3の中央部に取付け
られた軸受10に回転自在に支持された回転軸11に、
合成樹脂等の非磁性材12を介して円筒状のロータマグ
ネット13を同心的に取付けて形成されている。ロータ
マグネット13は、その軸方向全長にわたって設けられ
るN極とS極とを、周方向に沿って交互に着磁してなる
ものである。なお、第1図中14は止め輪を示している
。
ヒステリシスモータ部2は、ステータ15と、上記回転
軸11を共通部品として形成されるロータ16とからな
る。ステータ15は、ステータハウジング3の周部3a
外面に装着されたステータコア17に設けられた複数の
突極18(第2図参照)の夫々に駆動コイル19を巻付
けて形成されている。この駆動コイル19はPM形ステ
ッピングモータ部1の駆動コイル8に電気的に並列に接
続されている。これとともに、突極18はPM形ステッ
ピングモータ部1のステップ角ごとに設けられている。
軸11を共通部品として形成されるロータ16とからな
る。ステータ15は、ステータハウジング3の周部3a
外面に装着されたステータコア17に設けられた複数の
突極18(第2図参照)の夫々に駆動コイル19を巻付
けて形成されている。この駆動コイル19はPM形ステ
ッピングモータ部1の駆動コイル8に電気的に並列に接
続されている。これとともに、突極18はPM形ステッ
ピングモータ部1のステップ角ごとに設けられている。
例えばPM形ステッピングモータ部1が4相モータであ
って、その1ステツプ角が30度である場合には、突極
18の数は12個に定められて突極18間のピッチθは
30度に設定されるものである。さらにロータ16は、
例えば第1図において上面開口の浅い皿状をなすロータ
カップ20の中心部を上記回転軸11に固定するととも
に、このカップ20の上記ステータ15を取囲んだ周部
内面に、ヒステリシスリング21を装着して形成されて
いる。このリング21は例えば抗磁力が例えば100〜
200(Oe)の磁鋼、例えばAI!、Ni、Coを主
成分とするアルニコ系磁石材料で成形されていて、その
内周面は上記突極18の先端面と僅かなギャップを設け
て近接対向されている。なお、本実施例においてロータ
カップ20は透磁率の良いけいそ鋼板等の鉄系材料で形
成されている。
って、その1ステツプ角が30度である場合には、突極
18の数は12個に定められて突極18間のピッチθは
30度に設定されるものである。さらにロータ16は、
例えば第1図において上面開口の浅い皿状をなすロータ
カップ20の中心部を上記回転軸11に固定するととも
に、このカップ20の上記ステータ15を取囲んだ周部
内面に、ヒステリシスリング21を装着して形成されて
いる。このリング21は例えば抗磁力が例えば100〜
200(Oe)の磁鋼、例えばAI!、Ni、Coを主
成分とするアルニコ系磁石材料で成形されていて、その
内周面は上記突極18の先端面と僅かなギャップを設け
て近接対向されている。なお、本実施例においてロータ
カップ20は透磁率の良いけいそ鋼板等の鉄系材料で形
成されている。
そして、回転軸11には上記止め輪14を設けた端部と
反対側の端部においてメディア支持台22が取付けられ
ている。この支持台22にはフロッピーディスク等の図
示しないメディアが支持されるようになっている。また
第1図中23はステータハウジング3に固定された取付
は板で、これを介して以上の構成をなすモータが図示し
ないメディア駆動装置の本体に取付けられるようにな゛
っている。
反対側の端部においてメディア支持台22が取付けられ
ている。この支持台22にはフロッピーディスク等の図
示しないメディアが支持されるようになっている。また
第1図中23はステータハウジング3に固定された取付
は板で、これを介して以上の構成をなすモータが図示し
ないメディア駆動装置の本体に取付けられるようにな゛
っている。
なお、以上の構成においてモータMのトルクをTm(単
位gc11)、イナーシャをJ(単位9atts2>、
メディアに与えられる負荷摩擦トルクをT、17(単位
gc11)、上記モータMに対して印加されるパルスの
印加周期をS(単位rBd/s )、上記モータMの同
期速度に対する速度変動分をC(単位rad/s )と
夫装置いた場合に、これらの関係が、 Tノ<Tm≦(C/5)XJの関係式を満足するように
構成しである。
位gc11)、イナーシャをJ(単位9atts2>、
メディアに与えられる負荷摩擦トルクをT、17(単位
gc11)、上記モータMに対して印加されるパルスの
印加周期をS(単位rBd/s )、上記モータMの同
期速度に対する速度変動分をC(単位rad/s )と
夫装置いた場合に、これらの関係が、 Tノ<Tm≦(C/5)XJの関係式を満足するように
構成しである。
以上のような構成のメディア駆動装置は、そのモータM
のPM形ステッピングモータ部1およびヒステリシスモ
ータ部2を同一駆動回路によって駆動する。そうすると
、同一周波数のパルス入力によってPM形ステッピング
モータ部1が駆動されると同時に、ヒステリシスモータ
部2が駆動され、それによってロータ9,16およびメ
ディア支持台22に支持したメディアを回転させること
ができる。
のPM形ステッピングモータ部1およびヒステリシスモ
ータ部2を同一駆動回路によって駆動する。そうすると
、同一周波数のパルス入力によってPM形ステッピング
モータ部1が駆動されると同時に、ヒステリシスモータ
部2が駆動され、それによってロータ9,16およびメ
ディア支持台22に支持したメディアを回転させること
ができる。
この場合、両モータ部1.2の各ステータ4゜15が備
える駆動コイル8,19を電気的に並列接続しであると
ともに、ヒステリシスモータ部2のステータ15の突極
18を、PM形ステッピングモータ部1のステップ角ご
とに設けであるから、同−周波数のパルス入力により、
ヒステリシスモータ部2におけるロータ16の回転数と
、PM形ステッピングモータ部1におけるロータ9の回
転数とが等しくなるものである。
える駆動コイル8,19を電気的に並列接続しであると
ともに、ヒステリシスモータ部2のステータ15の突極
18を、PM形ステッピングモータ部1のステップ角ご
とに設けであるから、同−周波数のパルス入力により、
ヒステリシスモータ部2におけるロータ16の回転数と
、PM形ステッピングモータ部1におけるロータ9の回
転数とが等しくなるものである。
そしてインナロータ構造のPM形ステッピングモータ部
1は、その駆動コイル8に対するパルス入力の制御によ
って励磁相を切換え、それにより励磁された櫛歯状突極
の極性と、ロータ9におけるロータマグネット13に着
磁されてS極またはN極となっている磁極との間に働く
磁気吸引力で、ロータ9を回転させるトルクを発生する
。また、ヒステリシスモータ部2は、突極18の励磁に
よって、N極に励磁された突極18からS極に励磁され
た突極18に向かう磁路がヒステリシスリング21に形
成され、このリング21の磁路部分に磁極が誘起される
。それによって、ヒステリシスリング21の磁極と励磁
された突極18との間に働く磁気吸引力および磁気反発
力によって、磁気ヒステリシス特性にもとずくトルクを
ロータ16に与えることができる。
1は、その駆動コイル8に対するパルス入力の制御によ
って励磁相を切換え、それにより励磁された櫛歯状突極
の極性と、ロータ9におけるロータマグネット13に着
磁されてS極またはN極となっている磁極との間に働く
磁気吸引力で、ロータ9を回転させるトルクを発生する
。また、ヒステリシスモータ部2は、突極18の励磁に
よって、N極に励磁された突極18からS極に励磁され
た突極18に向かう磁路がヒステリシスリング21に形
成され、このリング21の磁路部分に磁極が誘起される
。それによって、ヒステリシスリング21の磁極と励磁
された突極18との間に働く磁気吸引力および磁気反発
力によって、磁気ヒステリシス特性にもとずくトルクを
ロータ16に与えることができる。
したがって、上記モータMのロータ9,16は、PM形
ステッピングモータとしてのトルクとヒステリシストル
クを同時に得て回転される。ところで、ヒステリシスモ
ータ部2はその動作原理上から発生するヒステリシスト
ルクの変動はほとんどないことが知られている。
ステッピングモータとしてのトルクとヒステリシストル
クを同時に得て回転される。ところで、ヒステリシスモ
ータ部2はその動作原理上から発生するヒステリシスト
ルクの変動はほとんどないことが知られている。
このため、以上のようにヒステリシストルクとPM形ス
テッピングモータとしてのトルクが合成される結果、ト
ルクリップル等による速度変動に対して、PM形ステッ
ピングモータとしてのトルクによる回転が遅い場合には
、ヒステリシストルクが進みトルクを発生させるととも
に、PM形ステッピングモータとしてのトルクによる回
転が早い場合には、ヒステリシストルクが遅れトルクを
発生させる。
テッピングモータとしてのトルクが合成される結果、ト
ルクリップル等による速度変動に対して、PM形ステッ
ピングモータとしてのトルクによる回転が遅い場合には
、ヒステリシストルクが進みトルクを発生させるととも
に、PM形ステッピングモータとしてのトルクによる回
転が早い場合には、ヒステリシストルクが遅れトルクを
発生させる。
よって、トルクリップルや負荷摩擦トルクの変動の影響
が弱められて、ロータ9の速度変動を少なくできるから
、ISVが小さくなって定速性を向上できる。
が弱められて、ロータ9の速度変動を少なくできるから
、ISVが小さくなって定速性を向上できる。
しかも、既述のトルク合成によって全体のトルクを増加
できるから、負荷摩擦トルク等の変動に対して有効であ
ることは勿論のこと、PM形ステッピングモータ部1の
ロータ9には、ヒステリシスモータ部2のアウタロータ
構造のロータ16が連結されているから、ロータ9単独
の場合よりも回転する部分全体の重量を増加でき、それ
によりイナーシャを大きくできる。このため、同期速度
の定速性を更に向上できる。
できるから、負荷摩擦トルク等の変動に対して有効であ
ることは勿論のこと、PM形ステッピングモータ部1の
ロータ9には、ヒステリシスモータ部2のアウタロータ
構造のロータ16が連結されているから、ロータ9単独
の場合よりも回転する部分全体の重量を増加でき、それ
によりイナーシャを大きくできる。このため、同期速度
の定速性を更に向上できる。
なお、上記構成のメディア駆動装置は既述の関係式を満
たしているから、その関係式におけるTノ<Tmの関係
により、負荷摩擦トルクTノの変動に拘らず同期速度に
おける定速性を保持して、負荷摩擦トルクTj7を原因
とする速度変動を防止できるとともに、Tm≦(C/5
)XJの関係により、パルスの印加毎に与えられるトル
クの大き過ぎるリップルを抑制でき、かつ、イナーシャ
Jを大きくすることにより上記関係式を満足できるから
、イナーシャJの増加により同期速度の定速性を向上で
きることは勿論である。
たしているから、その関係式におけるTノ<Tmの関係
により、負荷摩擦トルクTノの変動に拘らず同期速度に
おける定速性を保持して、負荷摩擦トルクTj7を原因
とする速度変動を防止できるとともに、Tm≦(C/5
)XJの関係により、パルスの印加毎に与えられるトル
クの大き過ぎるリップルを抑制でき、かつ、イナーシャ
Jを大きくすることにより上記関係式を満足できるから
、イナーシャJの増加により同期速度の定速性を向上で
きることは勿論である。
また、本実施例においては鉄系金属よりなるロータカッ
プ20で、各ステータ4,15およびロータマグネット
13を、メディア支持台22に対して仕切っているので
、このロータカップ20により磁気シールドをすること
ができる。したがって、メディア支持台22に支持され
る磁気ディスクに各モータ部1.2からの漏れ磁束の影
響がおよぶことを防止できる。
プ20で、各ステータ4,15およびロータマグネット
13を、メディア支持台22に対して仕切っているので
、このロータカップ20により磁気シールドをすること
ができる。したがって、メディア支持台22に支持され
る磁気ディスクに各モータ部1.2からの漏れ磁束の影
響がおよぶことを防止できる。
以上説明したように本発明は、インナロータ構造をなす
PM形のステッピングモータ部の外周に、そのロータの
回転軸を共用したアウタロータ構造のヒステリシスモー
タ部を取付けてなるモータを駆動源としたメディア駆動
装置であるから、ヒステリシストルクによって、PM形
ステッピングモータのトルクリップルやメディアによる
負荷摩擦トルクの変動の影響を弱めて、ISVを小さく
して定速性を向上できる。このため、ステッピングモー
タを使用するにも拘らず例えばフロッピーディスク等の
駆動に好適するものとできるとともに、以上のようなモ
ータの使用によって、トタンジスタモータを使用してい
た従来装置にあっては必要不可欠であった速度制御用の
FGコイルや制御回路を省略でき、それによりコストの
低減および装置の小形化を図ることができる。
PM形のステッピングモータ部の外周に、そのロータの
回転軸を共用したアウタロータ構造のヒステリシスモー
タ部を取付けてなるモータを駆動源としたメディア駆動
装置であるから、ヒステリシストルクによって、PM形
ステッピングモータのトルクリップルやメディアによる
負荷摩擦トルクの変動の影響を弱めて、ISVを小さく
して定速性を向上できる。このため、ステッピングモー
タを使用するにも拘らず例えばフロッピーディスク等の
駆動に好適するものとできるとともに、以上のようなモ
ータの使用によって、トタンジスタモータを使用してい
た従来装置にあっては必要不可欠であった速度制御用の
FGコイルや制御回路を省略でき、それによりコストの
低減および装置の小形化を図ることができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は縦断側面図、第2図は第1図中■−■線に沿う断面図
である。 M・・・モータ、1・・・PM形ステッピングモータ部
、2・・・ヒステリシスモータ部、4.15・・・ステ
ータ、9.16・・・ロータ、11・・・回転軸、8.
19・・・駆動コイル、18・・・突極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
は縦断側面図、第2図は第1図中■−■線に沿う断面図
である。 M・・・モータ、1・・・PM形ステッピングモータ部
、2・・・ヒステリシスモータ部、4.15・・・ステ
ータ、9.16・・・ロータ、11・・・回転軸、8.
19・・・駆動コイル、18・・・突極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- (1)メディアを回転駆動するモータを、インナロータ
構造のPM形ステッピングモータ部と、このモータ部の
ロータが備える回転軸を共通部品として上記モータ部の
外周に設けられたアウタロータ構造のヒステリシスモー
タ部とから形成したことを特徴とするメディア駆動装置
。 - (2)上記両モータ部の各ステータが備える駆動コイル
が電気的に並列に接続されているとともに、上記ヒステ
リシスモータ部のステータはその突極を上記PM形ステ
ッピングモータ部のステップ角ごとに設けたことを特徴
とする上記特許請求の範囲第(1)項記載のメディア駆
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33005487A JPH01174258A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | メディア駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33005487A JPH01174258A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | メディア駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01174258A true JPH01174258A (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=18228263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33005487A Pending JPH01174258A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | メディア駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01174258A (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33005487A patent/JPH01174258A/ja active Pending
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