JPH01173912A - 波形等化装置 - Google Patents
波形等化装置Info
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- JPH01173912A JPH01173912A JP62330495A JP33049587A JPH01173912A JP H01173912 A JPH01173912 A JP H01173912A JP 62330495 A JP62330495 A JP 62330495A JP 33049587 A JP33049587 A JP 33049587A JP H01173912 A JPH01173912 A JP H01173912A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の口約]
(産業上の利用分野)
この発明は映像信号受信機等に内蔵され、波形歪みを除
去する波形等化装置に関する。
去する波形等化装置に関する。
(従来の技術)
NTSC方式などのテレビジョン受信機に内蔵された波
形等化装置は、垂直帰線期間に含まれるステップ状波形
をコ照して波形歪み成分を抽出し、これを誤差信号とし
てトランスバーサルフィルタのタップ利得を制御してい
る。トランスバーサルフィルタでは、入力映像信号を用
いてタップ利得に応じた疑似波形歪み信号を作りこれを
元の映像信号に加算することで、歪み成分を打消すよう
に動作する。
形等化装置は、垂直帰線期間に含まれるステップ状波形
をコ照して波形歪み成分を抽出し、これを誤差信号とし
てトランスバーサルフィルタのタップ利得を制御してい
る。トランスバーサルフィルタでは、入力映像信号を用
いてタップ利得に応じた疑似波形歪み信号を作りこれを
元の映像信号に加算することで、歪み成分を打消すよう
に動作する。
第4図は従来の波形等化装置であり、第5図はその動作
説明のために示した1゜号波形図である。
説明のために示した1゜号波形図である。
入力端子10に供給された映像信号は、直流カットコン
デンサ11を介した後、タイミングパルス発生回路12
及びクランプ回路13に供給される。タイミングパルス
発生回路12は、同明信号を抽出して入力映像信号に同
期した各種のタイミングパルスを出力する。クランプ回
路13の出力は、アナログデジタル変換器14にてデジ
タル化され、トランスバーサルフィルタ15に供給され
る。トランスバーサルフィルタ15は、入力信号を各種
のタイミングに遅延する遅延素T−群15aと、遅延素
子R15aの各タップに設けられた係数器群15bと、
係数器1洋15bの(り得を設定するタップ利得メモリ
15cと、係数″51J15bの出力を加算する加算器
15dとからなる。
デンサ11を介した後、タイミングパルス発生回路12
及びクランプ回路13に供給される。タイミングパルス
発生回路12は、同明信号を抽出して入力映像信号に同
期した各種のタイミングパルスを出力する。クランプ回
路13の出力は、アナログデジタル変換器14にてデジ
タル化され、トランスバーサルフィルタ15に供給され
る。トランスバーサルフィルタ15は、入力信号を各種
のタイミングに遅延する遅延素T−群15aと、遅延素
子R15aの各タップに設けられた係数器群15bと、
係数器1洋15bの(り得を設定するタップ利得メモリ
15cと、係数″51J15bの出力を加算する加算器
15dとからなる。
一方、加算器15dの出力は、歪み除去処理を受けた信
号であり、デジタルアナログ変換器21でアナログ信号
に変換されて出力端子22に導出されるとともに、残留
歪みを検出されるために差分器18にも供給される。差
分器18の出力は、減免器1つに供給され基僧波形記憶
部20からの出力との間で減算処理を受ける。これによ
り減算器19からは、誤差成分(残留歪み分)が得られ
、この誤差成分は制御部17に供給される。制御部17
は、誤差成分を用いてこれを除去するようにタップ利得
メモリ5Cのデータを修正する。
号であり、デジタルアナログ変換器21でアナログ信号
に変換されて出力端子22に導出されるとともに、残留
歪みを検出されるために差分器18にも供給される。差
分器18の出力は、減免器1つに供給され基僧波形記憶
部20からの出力との間で減算処理を受ける。これによ
り減算器19からは、誤差成分(残留歪み分)が得られ
、この誤差成分は制御部17に供給される。制御部17
は、誤差成分を用いてこれを除去するようにタップ利得
メモリ5Cのデータを修正する。
第2図は上記の装置が波形歪みを検出する場合に利用す
る波形部分を示している。同図(2a〉は映像信号の垂
直帰線期間であり、丸で囲む部分が波形歪み検出のため
に利用される。同図(2b)は、丸印部分を拡大し、か
つサンプル点を7a号Zとそのサフィックスにより示し
ている。同図(2c)は、差分器18で差分演算の結果
得られた信号を示している。
る波形部分を示している。同図(2a〉は映像信号の垂
直帰線期間であり、丸で囲む部分が波形歪み検出のため
に利用される。同図(2b)は、丸印部分を拡大し、か
つサンプル点を7a号Zとそのサフィックスにより示し
ている。同図(2c)は、差分器18で差分演算の結果
得られた信号を示している。
ここで加算器15dの出力信号列をZ 、差分に
器18の出力16号列をX 、減算器1つの出力信に
号列をe、とすると
xk”Zk ”k−1
e k−x * (基準波形)
である。
信号列Z か無歪みならば、基準波形はZkとに
一致し、サンプル点O以外では零を奎出力するように設
定されている。よって信号列ekは各サンプル点におけ
る誤差信号列に相当する。制御回路17は誤差信号列e
、により、波形歪みの振幅と時間的な隔たりを検出し、
制御すべきタップ位置(係数器)を決定し、タップ利得
メモリー5cの対応するアドレスに修正利得を与える。
定されている。よって信号列ekは各サンプル点におけ
る誤差信号列に相当する。制御回路17は誤差信号列e
、により、波形歪みの振幅と時間的な隔たりを検出し、
制御すべきタップ位置(係数器)を決定し、タップ利得
メモリー5cの対応するアドレスに修正利得を与える。
波形歪みは、伝送路に存在する各種フィルタの特性が規
格値に対してずれている場合に生じやすくなる。フィル
タの特性ずれとしてはカットオフ周波数のずれ)か考え
られる。
格値に対してずれている場合に生じやすくなる。フィル
タの特性ずれとしてはカットオフ周波数のずれ)か考え
られる。
図の例では、主信号XOに対して時刻−2Tに振幅e−
2が検出され、時刻−3Tに振幅e−3の波形歪みが検
出される。そこで制御回路17は、トランスバーサルフ
ィルター5のタップf’I P4 CHに対して C,−−C,−α e 。
2が検出され、時刻−3Tに振幅e−3の波形歪みが検
出される。そこで制御回路17は、トランスバーサルフ
ィルター5のタップf’I P4 CHに対して C,−−C,−α e 。
(0くαく1)、(−M≦i≦N)・・・(1)なるC
0′を発生し、トランスバーサルフィルタ15にナホ還
する。図の例では時刻−2Tと時刻−3Tに誤差信号が
検出されているので、C−2、C−3のタップ利得値か
式(1)により更新されることになる。
0′を発生し、トランスバーサルフィルタ15にナホ還
する。図の例では時刻−2Tと時刻−3Tに誤差信号が
検出されているので、C−2、C−3のタップ利得値か
式(1)により更新されることになる。
なお信号列V、に対して、差分器16で信号列W を得
、上記誤差信号列e、とW、により以下に示す方法によ
りタップ利fC値の更新を行なうことも可能である。
、上記誤差信号列e、とW、により以下に示す方法によ
りタップ利fC値の更新を行なうことも可能である。
c −−c −βΣekwk−1
11。
(0〈β<1)、(−M≦1≦N)・・・(2)波形等
化装置は、垂直帰線期間の信号を受信するごとに上記式
(1)あるいは(2)の処理を繰返すことにより、波形
歪みを打ち消すようにタップ利得修正を11なう。
化装置は、垂直帰線期間の信号を受信するごとに上記式
(1)あるいは(2)の処理を繰返すことにより、波形
歪みを打ち消すようにタップ利得修正を11なう。
さて、第4図に示す自動波形等化装置は、垂直帰線期間
に含まれるステップ状波形を微分(差分)信号を得るこ
とで等化装置のトレーニング信号(xkあるいはwk)
を発生しているが、近年このトレーニング信号を送信装
置内で予め積極的に挿入して伝送し、受信側ではこのト
レーニング信号を利用して波形等化を行なうシステムが
開発されている。
に含まれるステップ状波形を微分(差分)信号を得るこ
とで等化装置のトレーニング信号(xkあるいはwk)
を発生しているが、近年このトレーニング信号を送信装
置内で予め積極的に挿入して伝送し、受信側ではこのト
レーニング信号を利用して波形等化を行なうシステムが
開発されている。
第6図は、送信側から波形等化のためのトレーニング信
号が送られて来た場合に、これを利用して波形等化を行
なう装置を示している。第7図はトレーニング信号の挿
入位置付近を示している。
号が送られて来た場合に、これを利用して波形等化を行
なう装置を示している。第7図はトレーニング信号の挿
入位置付近を示している。
第4図の装置と異なる部分は、平坦な1水平期間のほぼ
中央に挿入されたトレーニング信号そのものにより波形
歪み成分を抽出できるので、第4図の差分器18及び1
6が不要になっている点である。
中央に挿入されたトレーニング信号そのものにより波形
歪み成分を抽出できるので、第4図の差分器18及び1
6が不要になっている点である。
他の部分は、第4図の装置と同じであるために第4図と
同じ符号を付している。
同じ符号を付している。
ここで、クランプ回路13は、映像信号及びトレーニン
グ信号の直流再生を行なうもので、タイミングパルス発
生回路12からのクランプパルスに同期してペデスタル
レベルを規定電位にクランプしている。即ち、クランプ
パルス期間にスイッチSをオンし、コンデンサCを規定
の電位Eに充電している。この規定電位は、アナログデ
ジタル変換器14の出力が零になる値である。
グ信号の直流再生を行なうもので、タイミングパルス発
生回路12からのクランプパルスに同期してペデスタル
レベルを規定電位にクランプしている。即ち、クランプ
パルス期間にスイッチSをオンし、コンデンサCを規定
の電位Eに充電している。この規定電位は、アナログデ
ジタル変換器14の出力が零になる値である。
クランプ回路13においては、クランプパルスが入力さ
れている期間に限り、抵抗RとコンデンサCの時定数(
RC)により、コンデンサCの電荷量が調整され、映像
信号の平均直流レベル(APL)が変動していてもペデ
スタルレベルは規定電位E付近に固定されることになる
。ここでRCの時定数は、クランプパルス期間(第7図
参照)に対しては、充分長く設定される。この理由は、
時定数が短いと、クランプレベルが入力信号に含まれる
ノイズの影響を受は易くなるからである。特に時定数が
極端に短い場合は、クランプパルス期間が終了する間際
に生じたノイズにより再生直流レベルが大きく変動する
ことになる。よって、クランプ回路13では、数H(H
:水平期間)から数+H程度のクランプ期間のバックポ
ーチ部分の平均電位により、クランプレベルが規定電位
EになるようにコンデンサCの電荷量が調整される。
れている期間に限り、抵抗RとコンデンサCの時定数(
RC)により、コンデンサCの電荷量が調整され、映像
信号の平均直流レベル(APL)が変動していてもペデ
スタルレベルは規定電位E付近に固定されることになる
。ここでRCの時定数は、クランプパルス期間(第7図
参照)に対しては、充分長く設定される。この理由は、
時定数が短いと、クランプレベルが入力信号に含まれる
ノイズの影響を受は易くなるからである。特に時定数が
極端に短い場合は、クランプパルス期間が終了する間際
に生じたノイズにより再生直流レベルが大きく変動する
ことになる。よって、クランプ回路13では、数H(H
:水平期間)から数+H程度のクランプ期間のバックポ
ーチ部分の平均電位により、クランプレベルが規定電位
EになるようにコンデンサCの電荷量が調整される。
この結果、トレーニング信号が挿入されている水平期間
において、トレーニング信号のペデスタルレベルが必ず
しも規定電位Eに正確に一致することはない。つまりク
ランプレベルは、複数のバックポーチの平均電位を見て
その平均で決められたものであるからである。
において、トレーニング信号のペデスタルレベルが必ず
しも規定電位Eに正確に一致することはない。つまりク
ランプレベルは、複数のバックポーチの平均電位を見て
その平均で決められたものであるからである。
また人力信号のS/Nが悪いと、クランプ時定数を比較
的長くしても、ノイズの影響によりトレーニング信号の
ペデスタルレベルは微少な直流オフセット(数LSB程
度)を生じてしまう。
的長くしても、ノイズの影響によりトレーニング信号の
ペデスタルレベルは微少な直流オフセット(数LSB程
度)を生じてしまう。
このような直流オフセットδを生じたトレーニング信号
を波形等化装置に入力した場合を考えてみると、本来波
形歪みの存在しないサンプル点においても、この直流オ
フセットδにより誤差信号ekを生じることになる。こ
の結果、不必要なタップ利得の発生を招き等化装置の出
力信号のS/N劣化を生じる。特に入力信号に波形歪み
が存在しない場合は、波形等化装置は、等化動作をする
必要はなくタップ利得値は、メインタップco−1、そ
の他のタップC,−0(+ =0)に固定されるべきで
ある。しかし上記した微少な直流オフセットδが牛じる
と、波形等化装置出力xkは −w k +δ (wkは微少直流オフセットが生じていないときの信号
列) となり、微少直流オフセットδがそのまま出力に現れる
ことになる。この結果、誤差信号列e、はすべてδとな
り(1)式に従って全タップの利得が一αδ分更新され
る。またメインタップはCo−−1−αδに更新される
。
を波形等化装置に入力した場合を考えてみると、本来波
形歪みの存在しないサンプル点においても、この直流オ
フセットδにより誤差信号ekを生じることになる。こ
の結果、不必要なタップ利得の発生を招き等化装置の出
力信号のS/N劣化を生じる。特に入力信号に波形歪み
が存在しない場合は、波形等化装置は、等化動作をする
必要はなくタップ利得値は、メインタップco−1、そ
の他のタップC,−0(+ =0)に固定されるべきで
ある。しかし上記した微少な直流オフセットδが牛じる
と、波形等化装置出力xkは −w k +δ (wkは微少直流オフセットが生じていないときの信号
列) となり、微少直流オフセットδがそのまま出力に現れる
ことになる。この結果、誤差信号列e、はすべてδとな
り(1)式に従って全タップの利得が一αδ分更新され
る。またメインタップはCo−−1−αδに更新される
。
第3図は上記した微少な直流オフセットか生じた場合に
、ステップ状の映像信号を処理したときの波形等化装置
の出力波形を示している。トレーニング信号の受信時に
+δなる微少直流オフセットが生じたために、タップ利
得が−αδ修正され、波形等化装置から出力されたステ
ップ状映像信号は、第3図(3a)の如く大きなスミア
を生じてしまい、画質を劣化させることになる。
、ステップ状の映像信号を処理したときの波形等化装置
の出力波形を示している。トレーニング信号の受信時に
+δなる微少直流オフセットが生じたために、タップ利
得が−αδ修正され、波形等化装置から出力されたステ
ップ状映像信号は、第3図(3a)の如く大きなスミア
を生じてしまい、画質を劣化させることになる。
この微少直流オフセットは、人力信号のノイズによりラ
ンダムに変動しており、この結果としてステップ状の映
像信号波形は、更に第3図(3a)。
ンダムに変動しており、この結果としてステップ状の映
像信号波形は、更に第3図(3a)。
(3b) 、 (3c)・・・の波形のように変動す
る。このような変動は、視覚上では非常に目につきやす
く画質向上の大きな障害となる。
る。このような変動は、視覚上では非常に目につきやす
く画質向上の大きな障害となる。
これに対して、トレーニング信号を予め積極的に伝送し
ない第4図に示した装置では、クランプ回路13に直流
オフセットが生じても、差分器18あるいは16により
となり合うサンプル値の差分演算を行なっているので、
誤差信号列ekに直流オフセットを生じることはなく、
上記の問題は生じない。
ない第4図に示した装置では、クランプ回路13に直流
オフセットが生じても、差分器18あるいは16により
となり合うサンプル値の差分演算を行なっているので、
誤差信号列ekに直流オフセットを生じることはなく、
上記の問題は生じない。
しかし近年のように、予め送信側から積極的にトレーニ
ング信号を挿入して伝送し、受信側ではこのトレーニン
グ16号を利用する方式が優勢になると、上記したよう
な問題を解決する手段が要望される。
ング信号を挿入して伝送し、受信側ではこのトレーニン
グ16号を利用する方式が優勢になると、上記したよう
な問題を解決する手段が要望される。
(発明が解決しようとする問題点)
上記したように、インパルス状のトレーニング信号を送
信側から積極的に伝送し、受信側ではこのトレーニング
信号を利用して波形歪みを除去するシステムの場合、該
トレーニング信号に直流オフセットが生じると、不要な
タップ利得修正データが発生し、画質に悪影口を与えて
しまう。
信側から積極的に伝送し、受信側ではこのトレーニング
信号を利用して波形歪みを除去するシステムの場合、該
トレーニング信号に直流オフセットが生じると、不要な
タップ利得修正データが発生し、画質に悪影口を与えて
しまう。
そこでこの発明は、トレm=ングイル号部の直流オフセ
ットにより不要なタップ利得修正データか発生するのを
防+i−L、画質向上に寄与する波形等化装置を提供す
ることを目的とする。
ットにより不要なタップ利得修正データか発生するのを
防+i−L、画質向上に寄与する波形等化装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成コ
(問題点を解決するための手段)
この発明では、トランスバーサルフィルタの入力側及び
出力側でトレーニング信号情報を保持する。保持したト
レーニング信号情報から平坦部の直流レベルを検出し直
流オフセットを検出する。
出力側でトレーニング信号情報を保持する。保持したト
レーニング信号情報から平坦部の直流レベルを検出し直
流オフセットを検出する。
このオフセット情報により前記保持したトレーニング信
号情報から該オフセット分を除去し、これにより得られ
た新たなトレーニング信号情報をタップ利得制御手段で
用いる構成とするものである。
号情報から該オフセット分を除去し、これにより得られ
た新たなトレーニング信号情報をタップ利得制御手段で
用いる構成とするものである。
(作用)
波形歪みは、トレーニング信号から遠ざかるに従って減
少する性質がある。これは立上がりの激しい映像1d号
では、立下がりの前後に比較的大きなリンギングが観/
Ip1されるが、そのリンギングは次第に小さくなり信
号立上がりから離れた位置ではリンギングがなくなって
いることからも推論できる。従って本発明ではトレーニ
ング信号の立上がり、立下がり部から離れた平坦部(リ
ンギングの影響がなくなる位置)の情報を用いて直流オ
フセット二を検出して、サンプリングされているトレー
ニング信号から上記直流オフセットを差引くようにして
いる。そして直流オフセットのない新たなトレーニング
信号を作り、これをタップ利得修正を行なう制御手段に
供給することができ、タップfll得修正値に誤りかな
いようにしている。
少する性質がある。これは立上がりの激しい映像1d号
では、立下がりの前後に比較的大きなリンギングが観/
Ip1されるが、そのリンギングは次第に小さくなり信
号立上がりから離れた位置ではリンギングがなくなって
いることからも推論できる。従って本発明ではトレーニ
ング信号の立上がり、立下がり部から離れた平坦部(リ
ンギングの影響がなくなる位置)の情報を用いて直流オ
フセット二を検出して、サンプリングされているトレー
ニング信号から上記直流オフセットを差引くようにして
いる。そして直流オフセットのない新たなトレーニング
信号を作り、これをタップ利得修正を行なう制御手段に
供給することができ、タップfll得修正値に誤りかな
いようにしている。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参Qd して説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例であり、第2図はその動作
説明のために示した信号波形図である。
説明のために示した信号波形図である。
第1図において、入力端子30には映像信号が供給され
、コンデンサ31を介した後、タイミングパルス発生回
路32及びクランプ回路33に供給される。クランプ回
路33で直流再生処理を受けた映像信号は、アナログデ
ジタル変換器34に供給されデジタル映像信号に変換さ
れる。デジタル映像1i号は4fsc(fsc:カラー
サブカヤリア周波数)の変化レートでデジタル化されて
いる。
、コンデンサ31を介した後、タイミングパルス発生回
路32及びクランプ回路33に供給される。クランプ回
路33で直流再生処理を受けた映像信号は、アナログデ
ジタル変換器34に供給されデジタル映像信号に変換さ
れる。デジタル映像1i号は4fsc(fsc:カラー
サブカヤリア周波数)の変化レートでデジタル化されて
いる。
デジタル映像13号は、第4図、第6図で示したものと
同様なトランスバーサルフィルタ35に供給され波形等
化処理を受け、デジタルアナログ変換器36に入力され
る。ここでアナログ信号に変換された映1象1コ号は出
力端子37に導出される。
同様なトランスバーサルフィルタ35に供給され波形等
化処理を受け、デジタルアナログ変換器36に入力され
る。ここでアナログ信号に変換された映1象1コ号は出
力端子37に導出される。
トランスバーサルフィルタ35は、入力信号を各種のタ
イミングに遅延する遅延素子群35aと、遅延素子群3
5aの各タップに設けられた係数器群35bと、係数器
群35bの利得を設定する夕ツブ利得メモリ35cと、
係数器群35bの出ノjを加算する加算器35dとから
なる。
イミングに遅延する遅延素子群35aと、遅延素子群3
5aの各タップに設けられた係数器群35bと、係数器
群35bの利得を設定する夕ツブ利得メモリ35cと、
係数器群35bの出ノjを加算する加算器35dとから
なる。
デジタル映像信号は、メモリ41にも供給される。メモ
リ41は、トレーニング信号が到来したときに、約1H
期間(910サンプル分)その情報を格納する。これに
よりトレーニング信号情報が保持されたことになる。メ
モリ41や44に対する書込みパルス及び読出しパルス
は、映像信号に同期したタイミングパルス発生回路32
から得られている。次に、メモリ41に保持されたトレ
ーニング信号情報は、直流オフセット検出回路42に供
給され、その直流オフセットが検出される。この場合、
第2図に示すように、トレーニングパルス部の立上がり
、立下がり部は波形歪み成分かあるので、その前あるい
は後の平坦な部分の情報を用いて直流オフセットδが検
出される。
リ41は、トレーニング信号が到来したときに、約1H
期間(910サンプル分)その情報を格納する。これに
よりトレーニング信号情報が保持されたことになる。メ
モリ41や44に対する書込みパルス及び読出しパルス
は、映像信号に同期したタイミングパルス発生回路32
から得られている。次に、メモリ41に保持されたトレ
ーニング信号情報は、直流オフセット検出回路42に供
給され、その直流オフセットが検出される。この場合、
第2図に示すように、トレーニングパルス部の立上がり
、立下がり部は波形歪み成分かあるので、その前あるい
は後の平坦な部分の情報を用いて直流オフセットδが検
出される。
この検出は、予め所定の目標直流レベルは決まっている
ので、取込んだ情報を例えば同図(lb)に示すように
処理することで目標より大あるいは小の直流オフセット
情報を得ることができる。即ち、例えばMサンプル分の
情報(第2図参照)を用いて直流オフセットδを検出す
るものとすると、Mサンプル情報の期間にスイッチS1
をオンして端子Aからトレーニング信号情報を取込み、
加算器41a、ラッチ回路41bを用いて累積加算を行
なう。そしてこの処理の後、スイッチSlをオフし、割
算器41cにより累積結果を1/M倍すれば直流オフセ
ットδを得ることができ、スイッチS2を介して端子B
に導出することができる。
ので、取込んだ情報を例えば同図(lb)に示すように
処理することで目標より大あるいは小の直流オフセット
情報を得ることができる。即ち、例えばMサンプル分の
情報(第2図参照)を用いて直流オフセットδを検出す
るものとすると、Mサンプル情報の期間にスイッチS1
をオンして端子Aからトレーニング信号情報を取込み、
加算器41a、ラッチ回路41bを用いて累積加算を行
なう。そしてこの処理の後、スイッチSlをオフし、割
算器41cにより累積結果を1/M倍すれば直流オフセ
ットδを得ることができ、スイッチS2を介して端子B
に導出することができる。
端子Cには、演算処理の前に内部のラッチ回路や加算器
を初期化するために、タイングバルス発生回路32から
リセットパルスが供給される。
を初期化するために、タイングバルス発生回路32から
リセットパルスが供給される。
直流オフセットδは、減算器43に供給される。
減算器43では、メモリ41からのトレーニグ信号情報
から直流オフセット6分を引算する処理が行われる。こ
れにより、減算器43からは、直流オフセットのない新
たなトレーニング他号情報が得られ、この情報が、制御
回路49に供給される。
から直流オフセット6分を引算する処理が行われる。こ
れにより、減算器43からは、直流オフセットのない新
たなトレーニング他号情報が得られ、この情報が、制御
回路49に供給される。
一方、トランスバーサルフィルタ35の出力映像信号も
メモリ44に供給される。メモリ44゜オフセット検出
回路45、減算器46の構成及び動作は、先のメモリ4
1.オフセット検出回路42、減算器42の構成及び動
作と同じである。
メモリ44に供給される。メモリ44゜オフセット検出
回路45、減算器46の構成及び動作は、先のメモリ4
1.オフセット検出回路42、減算器42の構成及び動
作と同じである。
従って、減算器46からは、直流オフセットのないトレ
ーニング信号情報が得られる。
ーニング信号情報が得られる。
減算器46からのトレーニング信号情報は、減算器47
に供給される。減算器47では、基準波形記憶部48か
らの基準波形情報と人力トレーニング信号情報とを用い
て誤差成分J (波形歪みの残留成分)を検出する。
に供給される。減算器47では、基準波形記憶部48か
らの基準波形情報と人力トレーニング信号情報とを用い
て誤差成分J (波形歪みの残留成分)を検出する。
この誤差成分e、は、制御回路49に供給され、タップ
利得を修正するための情報として用いられる。。
利得を修正するための情報として用いられる。。
つまり制御回路49では、従来の装置と同様にC−−C
−aΣek xk−1 + 1゜ (0くαく1) なる演算によりタップ利得メモリの利得データ更新がな
される。
−aΣek xk−1 + 1゜ (0くαく1) なる演算によりタップ利得メモリの利得データ更新がな
される。
上記した実施例によれば、トレーニング信号が到来する
毎に、直流オフセット量がキャンセルされる。このため
に人力ら号のS/Nが悪く、上記直流オフセット量か比
較的大きく変動しても、制御回路4つにはこの変動が除
去されたトレーニング信号情報および誤差信号列が人力
されるので、不要なタップ利得修iFを行なうことがな
い。よって、画質向上にも貢献できるものである。
毎に、直流オフセット量がキャンセルされる。このため
に人力ら号のS/Nが悪く、上記直流オフセット量か比
較的大きく変動しても、制御回路4つにはこの変動が除
去されたトレーニング信号情報および誤差信号列が人力
されるので、不要なタップ利得修iFを行なうことがな
い。よって、画質向上にも貢献できるものである。
上記の実施例は、NTSC方式の信号を処理するものと
して説明した。よって1水平期間のサンプル数は910
であり、インパルス状のトレーニングパルス位置は、第
2図に示したように水平期間のほぼ中央であり、直流オ
フセット検出のために利用した箇所は波形歪みの影響を
できるたけ受けない部分を利用した。また直流オフセッ
ト検出回路42.45では、第2図のMサンプル情報を
用い、M −128とした。この場合、人力信号のS/
N−20dBとしても、同期加pによるS/N改害かl
OLog12g −21dBであることを考慮すれば、
S/N−41d!3の精度で上記直流オフセット量を求
めることができ、充分なオフセットキャンセル効果を得
ることが可能である。
して説明した。よって1水平期間のサンプル数は910
であり、インパルス状のトレーニングパルス位置は、第
2図に示したように水平期間のほぼ中央であり、直流オ
フセット検出のために利用した箇所は波形歪みの影響を
できるたけ受けない部分を利用した。また直流オフセッ
ト検出回路42.45では、第2図のMサンプル情報を
用い、M −128とした。この場合、人力信号のS/
N−20dBとしても、同期加pによるS/N改害かl
OLog12g −21dBであることを考慮すれば、
S/N−41d!3の精度で上記直流オフセット量を求
めることができ、充分なオフセットキャンセル効果を得
ることが可能である。
家庭用の受信機では、受信S/Nが低い状態での使用が
考えられ、再生直流レベルはノイズ等でかなり変動を受
けるIIJ能性が高い。このような場合、本装置を使用
することによりトレーニング信号は、高い精度で直流オ
フセットがキャンセルされ、品位の高い画像を得るのに
rイ効となる。
考えられ、再生直流レベルはノイズ等でかなり変動を受
けるIIJ能性が高い。このような場合、本装置を使用
することによりトレーニング信号は、高い精度で直流オ
フセットがキャンセルされ、品位の高い画像を得るのに
rイ効となる。
なお、上記の説明では、NTSC方式の映像信号の波形
等化を行なうものとして説明したが、本発明はPAL方
式、SECAM/j式の映像信号処理システムやTCI
(時間軸圧縮)伝送方式のシステムにも適用可能である
。
等化を行なうものとして説明したが、本発明はPAL方
式、SECAM/j式の映像信号処理システムやTCI
(時間軸圧縮)伝送方式のシステムにも適用可能である
。
以上説明したように、この発明はトレーニング信号部の
直流オフセットにより不要なタップ利得修正データか発
生するのを防止し、スミアなどの発生を防止することが
でき画質向上に寄与できる。
直流オフセットにより不要なタップ利得修正データか発
生するのを防止し、スミアなどの発生を防止することが
でき画質向上に寄与できる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の回路の動作を説明するために示した信号波形図、
第3図はトレーニグ信号の直流オフセットにより生じる
スミアの説明図、第4図は従来の波形等化装置を小す回
路図、第5図は第4図の回路の動作を説明するために示
した信号波形図、第6図は従来のトレーニング信号を利
用する波IIa等化装置を示す回路図、第7図は第6図
の回路の動作を説明するために示した1c、号波形図で
ある。 32・・・タイミングパルス発生回路、33・・・クラ
ンプ回路、34・・・アナログデジタル変換器、35・
・・トランスバーサルフィルタ、36・・・デジタルア
ナログ変換器、41.44・・・メモリ、42.45・
・・直流オフセット検出回路、43,46.47・・・
減算器、48・・・基準波形記憶部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
1図の回路の動作を説明するために示した信号波形図、
第3図はトレーニグ信号の直流オフセットにより生じる
スミアの説明図、第4図は従来の波形等化装置を小す回
路図、第5図は第4図の回路の動作を説明するために示
した信号波形図、第6図は従来のトレーニング信号を利
用する波IIa等化装置を示す回路図、第7図は第6図
の回路の動作を説明するために示した1c、号波形図で
ある。 32・・・タイミングパルス発生回路、33・・・クラ
ンプ回路、34・・・アナログデジタル変換器、35・
・・トランスバーサルフィルタ、36・・・デジタルア
ナログ変換器、41.44・・・メモリ、42.45・
・・直流オフセット検出回路、43,46.47・・・
減算器、48・・・基準波形記憶部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 予め定められた繰返し周期の部分に、前後に平坦部分を
有し波形等化のための基準となるインパルス状のトレー
ニング信号が挿入された入力信号が供給されるトランス
バーサルフィルタと、このトランスバーサルフィルタの
出力信号の波形歪みを無くすために、前記トレーニング
信号と基準波とを比較して誤差信号を得、この誤差信号
に基づき前記トランスバーサルフィルタのタップ利得を
制御する利得制御手段とを具備した波形等化装置におい
て、 前記トランスバーサルフィルタの少なくとも出力側で前
記トレーニング信号情報を保持する保持手段と、 タップ利得を制御するためにこの保持手段のトレーニン
グ信号情報から前記平坦部の直流レベルを検出するオフ
セット検出手段と、 このオフセット検出手段の検出結果により前記保持手段
に保持されているトレーニング信号情報から該オフセッ
ト分を除去し、これにより得られた新たなトレーニング
信号情報を前記制御手段で用いるための情報とする手段
とを具備したことを特徴とする波形等化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62330495A JP2538963B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 波形等化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62330495A JP2538963B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 波形等化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173912A true JPH01173912A (ja) | 1989-07-10 |
JP2538963B2 JP2538963B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=18233257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62330495A Expired - Fee Related JP2538963B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 波形等化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538963B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04312013A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 波形適応等化装置 |
US6370205B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-04-09 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus for performing DC-offset compensation in a radio receiver |
US6449320B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-09-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Equalization with DC-offset compensation |
JP2007538471A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | トムソン ライセンシング | 歪み除去装置及び方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122215A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Toshiba Corp | 自動波形等化器 |
JPS59165571A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Hitachi Ltd | 直流再生回路 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP62330495A patent/JP2538963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122215A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Toshiba Corp | 自動波形等化器 |
JPS59165571A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Hitachi Ltd | 直流再生回路 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04312013A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 波形適応等化装置 |
US6370205B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-04-09 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus for performing DC-offset compensation in a radio receiver |
US6449320B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-09-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Equalization with DC-offset compensation |
JP2007538471A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | トムソン ライセンシング | 歪み除去装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2538963B2 (ja) | 1996-10-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |