JPH02174377A

JPH02174377A - ゴースト除去装置

Info

Publication number: JPH02174377A
Application number: JP63328583A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Yamamoto; 浩章山本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1988-12-26
Filing date: 1988-12-26
Publication date: 1990-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、トランスバーサルフィルタを用いて、映像
信号よりゴースｈ　１８号を除去するゴースト除去装置
に関する。

［従来の技術］例えば、送信アンテナから放射された電波が、ヒルなど
の建造物や山などに当たり反射して受信アンテナにＩＩ
＋達した場合、映像信号にゴースト信号が含まれ、画像
にゴーストとなって現われ、画質を劣化させることにな
る。

現在、高画質化の動きから受信側てゴースト信号の除去
が容易に行なえるように、放送局側でゴーストキャンセ
ル基準信号を多重して送出を行なうことが検討されてい
る。

また、上述したように映像信号に含まれるゴースト信号
を、トランスバーサルフィルタを用いて除去するゴース
ト除去装置が提案されている。第２図はその一例を示す
ものである。

同図において、１は、例えば映（ｌ検波回路（図示せず
）より出力される映４１１８号Ｓ■が供給される入力端
子であり、この入力端子１に供給される映像信号Ｓ■は
加算器２に供給される。この映ｔｉ信号ＳＶの垂直帰線
ｌ！月間には、ゴーストキャンセル基準信号０ＣＲ１例
えば、５ｉｎｘ／ｘ　　パルスが挿入されている。

また、入力端子１に供給される映像信号ＳＶは近接ゴー
スト信号除去用のトランスバーサルフィルタ３に供給さ
れ、このトランスバーサルフィルタ３で映１象信号Ｓ■
に含まれる近接ゴースト信号と時間およびレベルが一致
するように！ｌ！Ｊ整され、かつ極性反転されて、ブー
ストキャンセル信号が形成される。

このトランスバーサルフィルタ３で形成されるゴースト
キャンセル信号は加算器２に供給され、映像１ｇ号Ｓｖ
よりゴーストキャンセル信号が減算され、この加算器２
からは近接ゴースト信号の除去された映像１８号Ｓ■′
が出力される。

また、加算器２より出力される映ｔ！信号ＳＶ′は加算
器４に供給され、この加算７ａ４の出力信号は通常ゴー
スト１ｇ号除去用のトランスバーサルフィルタ５に供給
され、このトランスバーサルフィルタ５て映１象信号Ｓ
Ｖに含まれる通常ゴースト１言号と時間およびレベルが
一致するように調整され、かつ極性反転されて、ゴース
トキャンセル信号が形成される。

このトランスバーサルフィルタ５て形成されるゴースト
キャンセル１言号は加算器４に供給され、映像信号Ｓ■
′よりゴーストキャンセル１言号が減算される。

そして、この加算器４の出力側より導出される出力端子
６には、近接ゴースト信号の曲に通常ゴースト信号ｔ号
をも除去された映像１８号ｓｖ”がｌりられる。

また、上述したトランスバーサルフィルタ３．５のタッ
プ係数は以下のようにして設定される。

つまり、加算器４の出力信号はゴーストキャンセル基準
信号抽出回路７に供給されて、ゴーストキャンセル基準
信号ＯＣＲの部分だけが抜き取られ、この部分は減算器
８に供給される。この減算器８には基準波形発生部９よ
りゴーストキー・ンセル基準１８号ＧＣＲ’が供給され
る。この場合、基準波形発生部≦〕では、ＲＯＭ″４を
用いてゴーストキャンセル基準信号ＧＣＲ’が発生され
る。

減算器８からは、抽出回路７の出力信号よりコーストキ
ャンセル基準信号ＯＣＲ’が差し引かれた誤差１８号ｅ
が出力され、この誤差信号ｅはタップ係数発生部１０に
供給される。このタップ係数発生部ｌＯでは、誤差信号
ｅをもとにタップ係数が算出され、トランスバーサルフ
ィルタ３．５に出力される。

［発明が解決しようとする課Ｈ］このようなゴースト除去装置ては、映像信号ＳＶに１１
１人されているゴーストキャンセル基準信号ＯＣＲの波
形を、基準波形発生部９より出力されるゴーストキャン
セル基準１言号ＯＣＲ’の波形に近づけるように動作し
て、ゴースト信号が除去される。この場合、出力端子６
に得られろゴースト信号の除去された映像信号ｓｖ”の
周波数特性は、基準波形発生ＢＢ９より出力されるブー
ストキャンセル基準信号ＧＣＲ’の周波数特性に依存し
たものとなる。

例えば、映像信号Ｓｖに挿入されているゴーストキャン
セル基準信号ＯＣＲ（第３図Ａに図示）が、第４図Ａに
示すように４．２ＭＨｚまでフラットな周波数特性を持
っているとき、基準波形発生部９より出力されるゴース
トキャンセル基準信号ＧＣＲ′（第３図Ｂに図示）が、
第４図Ｂに示すように：〕へ１Ｈｚまでの周波数特性を
持っているとする。二の場合、映像信号ｓｖ”に挿入さ
れているゴーストキャンセル基準信号ＯＣＲ（第３図Ｃ
に図示）の波形は、ゴーストキャンセル基準信号ＧＣＲ
’の波形と路間しくされるため、第４図Ｃに示すように
３　Ｍ　Ｈｚに帯域制限されることになる。このことか
ら、同し経路を通る映像信号ｓｖ”も同様に３ＭＨｚに
帯域制限されてしまう。

ところで、映像信号よりゴースト信号を完全に除去する
ことて、すべて良好な画１象が得られるとは限らない。

例えば、映像信号Ｓ■が元々Ｓ／Ｎの良くないものであ
るときには、基準波形発生部９より出力されるゴースト
キャンセル基準信号ＯＣＲ’を、高域に多少ロールオフ
をかけた周波数特性を持つものとした方が、高域の利を
浮が減少して見やすい画像となる。

また、映像信号ＳＶがゴースト信号によって高域の低下
したものであるときには、ブースト信号を除去したため
に高域成分の拡大とともにノイズとして目立つ高域ノイ
ズ成分も拡大され、非常に見ずらい画像となる可能性が
ある。

そこで、この発明では、良好な画像が得られるようにゴ
ースト信号を除去できろゴースト除去装置を提案するも
のである。

［課題を解決するための手段］この発明は、入力映像信号からトランスバーサルフィル
タで形成されるゴーストキャンセル信号を減算して出力
映像１言号な得ると共に、出力映を繁１言号とゴースト
キャンセル基準信号との誤差信号に応してトランスバー
サルフィルタのタップ係数が順次１１！正されるように
したゴースト除去装置であって、２１１類以上のゴース
トキャンセル基準信号を発生する基準波形発生手段と、
この基準波形発生手段より発生される２種類以上のゴー
ストキャンセル基準信号のいずれかひとつを選択する選
択手段とを備え、選択手段で選択されるゴーストキャン
セル基準信号を用いて誤差信号を得ろものである。

［作　用コ上述構成においては、入力映像信号ＳＶの性質に応して
ゴーストキャンセル基準信号ＯＣＲ’が選択されるので
、良好な画像が得られるようにゴースト信号を除去でき
るようになる。例えば、入力映像信号Ｓ■が元々Ｓ／Ｎ
の良くないものであるときには、高域に多少ロールオフ
をかけた周波数特性を持つゴーストキャンセル基準信号
ＯＣＲ’が選択され、高域の利得が減少して見やすい画
像となる。

［実　　施　　例］以下、第１図を参照しながら、この発明の一実施例につ
いて説明する。この第１図において、第２図と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。

同図において、９Ａ、９Ｂはそれぞれ基準波形発生部で
ある。基準波形発生部９Ａからは、第４図Ｂに破線図示
するように、映像信号Ｓｖの帯域である、例えば４．２
ＭＨｚまでフラットな１４波数特性を持っているゴース
トキャンセル基準信号ＧＣＲＡが出力され、このゴース
トキャンセル基準信号ＧＣＲＡは切換スイッチ１１のａ
　ｆｉｌｌの固定端子に供給される。

また、基準波形発生部９Ｂからは、高域に多少ロールオ
フをかけた周波数特性を侍っているゴーストキャンセル
基準信号ＧＣＲＢが出力され、このゴーストキャンセル
基準信号ＧＣＲＢは切換スイッチ１】のｂ側の固定端子
に供給される。

また、入力端子ｌに供給される映像１８号ＳＶは基準波
形選択部１２に供給され、この基準波形選択部１２によ
って切換スイッチ１１の切換えが制御される。この場合
、映像１８号ＳｖのＳ／Ｎが所定値より小さく、かつ映
像信号Ｓ■に含まれる高域成分が所定レベル以下の場合
にはｂ側に接続され、その他の場合にはａ側に接続され
る。なお、映＋ｌｊ言号ＳＶのＳ／Ｎが所定順より小さ
けれは、それだけてｂ側に接続されるようにしてもよい
。

この切換スイッチ１１より出力されるブーストキャンセ
ル基準信号ＧＣＲ’は減算器８に供給され、この減算器
８からは、抽出回路７の出力信号よりゴーストキャンセ
ル基準１ｇ号ＧＣＲ’の差し引かれた誤差１言号ｅが出
力される。そして、タップ係数発生部１０てはこの誤差
１言号ｅをもとにタップ係数が算出され、　トランスバ
ーサルフィルタ３，５に出力される。

その曲は、第２図例と同様に構成される。

本例においては、例えば映像信号ＳＶのＳ／Ｎが所定値
より小さく、かつ映像信号Ｓ■に含まれる高域成分が所
定レベル以下の場合には、切換スイッチ１１がｌ）　ｇ
ｌｌに接続され、基準波形発生部９Ｂより出力されるゴ
ーストキャンセル基準信号ＧＣＲＢが選択されて減算器
８に供給される。このゴーストキャンセル基ＩＪ！信号
ＧＣＲＢは高域に多少ロールオフをかけた周波数特性を
持っているので、ゴースト信号の除去過程で高域の利得
が減少してノイズの少ない見やすい画像となる。一方、
その他の場合には、切換スイッチ１１がａ側に接続され
、基準波形発生部９Ａより出力されるゴーストキャンセ
ル基準信号ＧＣＲＡが減算器８に供給される。このゴー
ストキャンセル基準信号ＧＣＲＡは映像信号Ｓｖの帯域
である、例えば４．２ＭＨｚまでフラットな周波数特性
を持っているので、ゴースト信号の除去過程で映像１言
号ＳＶの高域成分が不要に帯域制限されることがなく、
解像度の劣化のない画像となる。

このように本例によれば、良６Ｔな画像が汚られように
ゴーストは号の除去を１テなうことができる。

なお、上述実施例においては、切換スイッチ１１の切換
えは基準波形選択部１２の制御によって自動的に行なわ
れるものであるが、例えば画像を見ながら手動で切換可
能なようにしてもよい。また、上述実施例においては、
ゴーストキャンセル基準信号は２Ｖ＠頚のみであるが、
周波数特性の異なるざらに多くの橿禽真のゴーストキャ
ンセル基準信号を発生させ、選択開用できるようにすれ
ば、映像信号Ｓｖの性質に応して一層細かに対処でき、
良好な画像を得るようにてきる。

［発明の効果］以上説明したように、この発明によれは、入力映像信号
の性質に応してゴーストキャンセル基！＃信号が選択使
用されるので、良好な画像が得られるようにゴースト信
号を除去することができる。換言するならば、ゴースト
キャンセル基準信号の選択により画質を操作できろ利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図はｉ
に来例の構成図、第３図および第４図はその説明のため
の図である。２、　４３、　５９Ａ、９Ｂ・入力端子・加１１−器 φトランスバーサルフィルタ・出力端子・ゴーストキャンセル埜準濡弓抽出回路・減算器・基準波形発生部・タップ係数発生部・切換スイッチ・基準波形選択部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力映像信号からトランスバーサルフィルタで形
成されるゴーストキャンセル信号を減算して出力映像信
号を得ると共に、上記出力映像信号とゴーストキャンセ
ル基準信号との誤差信号に応じてトランスバーサルフィ
ルタのタップ係数が順次修正されるようにしたゴースト
除去装置において、２種類以上のゴーストキャンセル基
準信号を発生する基準波形発生手段と、この基準波形発生手段より発生される２種類以上のゴー
ストキャンセル基準信号のいずれかひとつを選択する選
択手段とを備え、上記選択手段で選択されるゴーストキャンセル基準信号
を用いて上記誤差信号を得ることを特徴とするゴースト
除去装置。