JPH011734A - 積層板の製造方法 - Google Patents
積層板の製造方法Info
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- JPH011734A JPH011734A JP62-158365A JP15836587A JPH011734A JP H011734 A JPH011734 A JP H011734A JP 15836587 A JP15836587 A JP 15836587A JP H011734 A JPH011734 A JP H011734A
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- cloth
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はガラスクロスのバインダーを除去して樹脂ワニ
スとの密着性を向上させる技術に関する。
スとの密着性を向上させる技術に関する。
ガラスクロスは溶融原料を押し出し、次いで集束磯で束
ねjこ後、紡糸され織られて製造されているが、集束す
る際に澱粉、油脂などが配合された有機組成物であるバ
インダーを使用しており、このバインダーはガラスクロ
スと樹脂ワニスとの密着性を損なわせるので、従来にあ
っては、第4図に示すようにロール状に巻取られたガラ
スクロス1を巻き戻しながら約300〜450℃に昇温
された電気炉7内を通してバインダーが焼失されている
が、この方法では、バインダーを確実に除去できなかっ
た。このため、第5図に示すようにロール状に巻取られ
たガラスクロス1を、′Ki気炉7内に配置し、約30
0〜450℃で、24〜72時間かけて、バインダーを
焼失している。この方法であると、エネルギー消費量が
莫大となり、しがも生産性が極めて低いものであった。 そこで本発明者は既にO(脂ワニスを含浸させる前にプ
ラスクロスにプラズマ処理を施す方法を開発しているが
、この方法によればプラズマにより、プラスクロスのバ
インダーが瞬時に破壊されるが、プラズマ処理により多
量に分解揮散する1120、IIF、C02の処理に問
題があった。
ねjこ後、紡糸され織られて製造されているが、集束す
る際に澱粉、油脂などが配合された有機組成物であるバ
インダーを使用しており、このバインダーはガラスクロ
スと樹脂ワニスとの密着性を損なわせるので、従来にあ
っては、第4図に示すようにロール状に巻取られたガラ
スクロス1を巻き戻しながら約300〜450℃に昇温
された電気炉7内を通してバインダーが焼失されている
が、この方法では、バインダーを確実に除去できなかっ
た。このため、第5図に示すようにロール状に巻取られ
たガラスクロス1を、′Ki気炉7内に配置し、約30
0〜450℃で、24〜72時間かけて、バインダーを
焼失している。この方法であると、エネルギー消費量が
莫大となり、しがも生産性が極めて低いものであった。 そこで本発明者は既にO(脂ワニスを含浸させる前にプ
ラスクロスにプラズマ処理を施す方法を開発しているが
、この方法によればプラズマにより、プラスクロスのバ
インダーが瞬時に破壊されるが、プラズマ処理により多
量に分解揮散する1120、IIF、C02の処理に問
題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、積層板の製造方法においてガラスク
ロスのバイングーを短時間で確実に除去でさ、生産性を
著しく高めることがでさ、プラズマ処理により分解揮散
する成分の生成量をできるだけ少なくして後処理が簡単
にできるようにすることにある。
的とするところは、積層板の製造方法においてガラスク
ロスのバイングーを短時間で確実に除去でさ、生産性を
著しく高めることがでさ、プラズマ処理により分解揮散
する成分の生成量をできるだけ少なくして後処理が簡単
にできるようにすることにある。
本発明の積層板の製造方法は、ガラスクロス1に樹脂ワ
ニスを含浸後乾燥させてプリプレグを形成し、このプリ
プレグを複数枚積層成形する積層板の製造方法において
、樹脂ワニスを含浸させる曲に、ガラスクロス1を電気
炉7内で加熱してバイングーの一部を焼失し、次いでガ
ラスクロス1にプラズマ処理を施してバインダーの残部
を除去することを特徴とするものであり、この構成によ
り上記目的が達成されたものである。即ち、電気炉7内
でバインダーの一部を焼失し、プラズマ処理により、バ
インダーの残部を瞬時に破壊させてバインダーを完全に
除去するものであり、従ってプラズマ処理により分解揮
散する成分の生成量を少なくできるものである。 本発明において使用するガラスクロス1は従来と同しら
のであり、溶融原料を押し出し、次いで澱粉、油脂など
が配合された有機組成物であるバイングーを使用して集
束磯で束ねた後、紡糸され、織られて製造されたもので
ある。 このガラスクロス1はロール状に巻取られ、第1図に示
すように巻戻しながら約300〜/150 ’Cに昇温
された電気炉7内を通してバインダーの一部を焼失し、
次いで連続的にwiJ〜1!の処理室炉2内に通される
。又、f:tS2図に示すようにロール状に巻取られた
ガラスクロス1を一旦電気炉7内に配置し、約300〜
450°Cで、12〜36時間かけて、バインダーを焼
失し、この後、巻き戻しながら処理室2内に通してもよ
い。処理室2内にはCF、と02の混合気体が充填され
ており、減圧下、高周波パワーが与えられてプラズマが
発生しており、高励起状態にある7リーラジカルによっ
てバインダーのC=C結介が瞬時に破壊され、バインダ
ーの残部が除去される。混合気体中のCF、と02の体
積比は1/15〜2/3て゛、d′モ周波パワーは50
0W〜l0KW程度であり、処理時間はCF、と02の
体積比及び高周波パワーと関係するが、通常2〜60分
である。このプラズマ処理により分解揮散する1120
、IIF、 CO2は高圧水洗で除去できる。 このようにしてバインダーが除去されたプラスクロス1
には表面処理が施される。表面処理は、例えばシラン系
カップリング剤により行う。このカップリング剤として
は、γ−アミ/プロピルトリエトキシシラン、N−(β
−アミ/エチル)−γ−アミ710ピルトリメトキシシ
ラン、N−(β−7ミ7エチル)−γ−7ミ/プロピル
メチルジメトキシシランなどの7ミ/シラン系、γ−グ
リシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランなどのエポキシシラ
ン系、その他カナオニックンラン系、フェニルシラン系
など採用できる。この表面処理はカップリング剤3に浸
漬したり、第3図に示すようにコンベア4で搬送しなが
らスプレー5によりカップリング剤3を塗布し、この後
乾燥様6で乾燥させる。 このグラスクロス1は樹脂ワニス槽に浸?ltされて樹
脂が含浸され乾燥させてプリプレグが形成される。この
ようにして形成したプリプレグを複数枚積み市ねてその
片面又は両面に金属箔を重ねて、このものを−組として
、熱盤間に複数組み配置し、加熱加圧成形により一体化
させて積層板が製造される。 この積Ia板からは常法によりプリント配線板が製造さ
れる。例えば、サブトラクティブ法であれば、孔明け、
活性化処理、無電解銅めっき、スクリーン印刷、電解銅
めっき、電解半田めっき(エツチングレノスト)、めっ
きレノスト剥離、エツチング、ヒユージング、ツルグー
レノスト印刷といった工程を経てプリント配線板が製造
される。
ニスを含浸後乾燥させてプリプレグを形成し、このプリ
プレグを複数枚積層成形する積層板の製造方法において
、樹脂ワニスを含浸させる曲に、ガラスクロス1を電気
炉7内で加熱してバイングーの一部を焼失し、次いでガ
ラスクロス1にプラズマ処理を施してバインダーの残部
を除去することを特徴とするものであり、この構成によ
り上記目的が達成されたものである。即ち、電気炉7内
でバインダーの一部を焼失し、プラズマ処理により、バ
インダーの残部を瞬時に破壊させてバインダーを完全に
除去するものであり、従ってプラズマ処理により分解揮
散する成分の生成量を少なくできるものである。 本発明において使用するガラスクロス1は従来と同しら
のであり、溶融原料を押し出し、次いで澱粉、油脂など
が配合された有機組成物であるバイングーを使用して集
束磯で束ねた後、紡糸され、織られて製造されたもので
ある。 このガラスクロス1はロール状に巻取られ、第1図に示
すように巻戻しながら約300〜/150 ’Cに昇温
された電気炉7内を通してバインダーの一部を焼失し、
次いで連続的にwiJ〜1!の処理室炉2内に通される
。又、f:tS2図に示すようにロール状に巻取られた
ガラスクロス1を一旦電気炉7内に配置し、約300〜
450°Cで、12〜36時間かけて、バインダーを焼
失し、この後、巻き戻しながら処理室2内に通してもよ
い。処理室2内にはCF、と02の混合気体が充填され
ており、減圧下、高周波パワーが与えられてプラズマが
発生しており、高励起状態にある7リーラジカルによっ
てバインダーのC=C結介が瞬時に破壊され、バインダ
ーの残部が除去される。混合気体中のCF、と02の体
積比は1/15〜2/3て゛、d′モ周波パワーは50
0W〜l0KW程度であり、処理時間はCF、と02の
体積比及び高周波パワーと関係するが、通常2〜60分
である。このプラズマ処理により分解揮散する1120
、IIF、 CO2は高圧水洗で除去できる。 このようにしてバインダーが除去されたプラスクロス1
には表面処理が施される。表面処理は、例えばシラン系
カップリング剤により行う。このカップリング剤として
は、γ−アミ/プロピルトリエトキシシラン、N−(β
−アミ/エチル)−γ−アミ710ピルトリメトキシシ
ラン、N−(β−7ミ7エチル)−γ−7ミ/プロピル
メチルジメトキシシランなどの7ミ/シラン系、γ−グ
リシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランなどのエポキシシラ
ン系、その他カナオニックンラン系、フェニルシラン系
など採用できる。この表面処理はカップリング剤3に浸
漬したり、第3図に示すようにコンベア4で搬送しなが
らスプレー5によりカップリング剤3を塗布し、この後
乾燥様6で乾燥させる。 このグラスクロス1は樹脂ワニス槽に浸?ltされて樹
脂が含浸され乾燥させてプリプレグが形成される。この
ようにして形成したプリプレグを複数枚積み市ねてその
片面又は両面に金属箔を重ねて、このものを−組として
、熱盤間に複数組み配置し、加熱加圧成形により一体化
させて積層板が製造される。 この積Ia板からは常法によりプリント配線板が製造さ
れる。例えば、サブトラクティブ法であれば、孔明け、
活性化処理、無電解銅めっき、スクリーン印刷、電解銅
めっき、電解半田めっき(エツチングレノスト)、めっ
きレノスト剥離、エツチング、ヒユージング、ツルグー
レノスト印刷といった工程を経てプリント配線板が製造
される。
本発明にあっては、プラスクロスに(3(脂ワニスを含
浸後乾燥させてプリプレグを形成し、このプリプレグを
複数枚積層成形する積層板の製造方法において、千M脂
ワニスを含浸させる前に、プラスクロスを電気炉内で加
熱してバインダーの一部を焼失し、次いでプラスクロス
にプラズマ処理を施してパイングーの残部を除去するの
で、プラズマにより、ガラスクロスのバインダーが瞬時
に破壊され、生産性が向上すると共に積層板におけるガ
ラスクロスと樹脂との密着性が損なわれることがないも
のであり、しかも電気炉内でパイングーの一部を焼失し
、プラズマ処理により、バインダーの残部を瞬時に破壊
させるので、プラズマ処理により分解揮散する成分の生
成量を少なくでき、後処理が簡単になるものである。
浸後乾燥させてプリプレグを形成し、このプリプレグを
複数枚積層成形する積層板の製造方法において、千M脂
ワニスを含浸させる前に、プラスクロスを電気炉内で加
熱してバインダーの一部を焼失し、次いでプラスクロス
にプラズマ処理を施してパイングーの残部を除去するの
で、プラズマにより、ガラスクロスのバインダーが瞬時
に破壊され、生産性が向上すると共に積層板におけるガ
ラスクロスと樹脂との密着性が損なわれることがないも
のであり、しかも電気炉内でパイングーの一部を焼失し
、プラズマ処理により、バインダーの残部を瞬時に破壊
させるので、プラズマ処理により分解揮散する成分の生
成量を少なくでき、後処理が簡単になるものである。
第1図は本発明の方法を実施するための装置の一例を示
す概略図、第2図(a)(b)は同上の他側を示す概略
図、IjS3図はガラスクロスの表面処理工程を実施す
るための装置の一例を示す概略図、第4図及び第5図は
それぞれ従来の方法を実施するための装置を示す概略図
であって、1はガラスクロス、2は処理室、7は電気炉
である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第1UA 第2図 第3図
す概略図、第2図(a)(b)は同上の他側を示す概略
図、IjS3図はガラスクロスの表面処理工程を実施す
るための装置の一例を示す概略図、第4図及び第5図は
それぞれ従来の方法を実施するための装置を示す概略図
であって、1はガラスクロス、2は処理室、7は電気炉
である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第1UA 第2図 第3図
Claims (1)
- (1)ガラスクロスに樹脂ワニスを含浸後乾燥させてプ
リプレグを形成し、このプリプレグを複数枚積層成形す
る積層板の製造方法において、樹脂ワニスを含浸させる
前に、ガラスクロスを電気炉内で加熱してバインダーの
一部を焼失し、次いでガラスクロスにプラズマ処理を施
してバインダーの残部を除去することを特徴とする積層
板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-158365A JPH011734A (ja) | 1987-06-25 | 積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-158365A JPH011734A (ja) | 1987-06-25 | 積層板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641734A JPS641734A (en) | 1989-01-06 |
JPH011734A true JPH011734A (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=
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