JPH01173234A - プログラムの視覚化方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プログラムの実行情報をコーディングレベルに変換して
可視的に表示するプログラムの視覚化方式に関し、 プログラム動作に影響を与えることがなく、また機械語
からなるプログラムの実行情報をコーディングレベルに
変換して表示することによって、プログラムの実行情報
をプログラム作成時のレベルでリアルタイムに認識する
ことができるようにすることを目的とし、 システムの実行プログラムを時系列データとして収集す
る時系列情報収集手段と、ソースからプログラムを作成
する際におけるプログラム管理情報を格納するファイル
化情報収集手段と、前記時系列情報収集手段において収
集された実行情報をアドレスをキーとしてプログラム管
理情報に変換する変換手段を含み、該変換結果をコーデ
ィングレベルでリアルタイムに表示する視覚化手段とを
具えて構成する。　　　　　　　□ 〔産業上の利用分野〕 本発明はプログラムの実行情報をコーディングレベルに
変換して可視的に表示するプログラムの視覚化方式に関
するものである。

プログラムの試験時や運用時において、プログラムの実
行情報は、一般に機械語からなっている。

機械語からなるプログラムはそのままでは理解困難なた
め、これをリアルタイムで高級言語２図形言語等のコー
ディングレベルすなわちプログラム作成時のレベルに変
換して、可視的に表示できるようにすることが要望され
る。

〔従来の技術〕

従来、プログラムに欠陥があった場合におけるデバッグ
の方法としては、プログラム中にデハソグ文を埋め込ん
で実行結果を解析したり、またはエミュレータやコンソ
ール等を用いてハードウェア的に実行プログラムの進行
を停止して実行情報を取り出して解析する等の方法が一
般に用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来のデバッグ方法はいずれも、デバッグの
ためにプログラムの実行を一旦停止してそのときの実行
情報を取り出し、これとソースとの対応をオフラインで
調べることによってハゲの所在を探知するものである。

従って従来のデバッグ方法では、デバッグのためにプロ
グラム動作に影客を与えることを避けられないとともに
、時間的要素を含めて試験を行うことが困難であるとい
う問題があった。

また障害を生した場合に状況の再現および情報の収集に
手間取り、デバッグが困難であると言う問題があった。

本発明はこのような従来技術の問題点を解決しようとす
るものであって、プログラム動作に影響を与えることが
なく、また機械語からなるプログラムの実行情報をコー
ディングレベルに変換して表示することによって、プロ
グラムの実行情報をプログラム作成時のレベルでリアル
タイムに認識することができるようにすることを目的と
している。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理的構成を示したものであって、時
系列情報収集手段１と、ファイル化情報収集手段２と、
変換手段３を含む視覚化手段４とを具えている。

時系列情報収集手段１は、システムの実行プログラムを
時系列データとして収集するものである。

ファイル化情報収集手段２は、ソースからプログラムを
作成ず２際におけるプログラム管理情報を格納するファ
イルものである。

変換手段３ば、時系列情報収集手段ｌにおいて収集され
た実行情報をアドレスをキーとしてプログラム管理情報
に変換するものである。

視覚化手段４ば、この変換結果をコーディングレベルで
リアルタイムに表示するものである。

〔作　用〕

第２図は計算機システムや交換機システム等のような、
本発明が適用されるシステムの概略構成を示したもので
ある。同図において、中央処理装置（ＣＰＵ）１１ば共
通ハス１２を介して入出力制御部（ＩＯＣ）１３等と接
続され、メインメモリ　（ＭＭ）１４に格納されている
プログラムによって所要の動作を行う。

このようなシステムにおいては共通バス１２には実行情
報として、フェッチサイクルとエグゼキューションサイ
クルとからなる時間系列において、第３図に示すように
交互にそれぞれのサイクルの信号が流れている。すなわ
ち時刻ｔｉから始まるフェッチサイクルには、このサイ
クルの命令のアドレスを示すアドレス信号Ａｔと、フェ
ッチサイクルを示すフェッチ信号Ｆｉとが現れ、次の時
刻ｔ　ｉ　＋　Ｈから始まるエグゼキューションサイク
ルには、実行命令としてオペランド部のアドレスを示す
アドレス信号Ｑ　ｐ　ｉ　＋　Ｈとオペレーション信号
０Ｒ１ｉ＋、、オペランド信号０Ｒ２ｉ＋１が現れる。

さらに次の時刻ｔ　ｉ　＋　２から始まるフェッチサイ
クルには、アドレス信号Ａ　ｉ　＋　２とフェノチ信号
Ｆ　ｉ　＋２とが現れ、次の時刻ｔ　ｉ　＋　３から始
まるエグゼキューション号イクルにはアドレス信号ＯＰ
　ｉ　＋　３　、オペレーション信号０Ｒ１ｉ＋３．オ
ペランド信号ＯＲ２＋　＋　３が現れる。

第２図において］５は情報収集装置であって共通ハス１
２に接続されていて、これらの時系列データを収集する
。これらの収集データに含まれる情報は、ＣＰＵＩＩの
動作サイクルに同期した時刻情報と、アドレス信号Ａｉ
およびデータ信号、制御信号を表す前述の実行命令であ
る。

一方、プログラム作成時におけるプログラム管理情報は
、アドレス情報Ａｉに対応するソースステートメン１〜
Ｓｉと、その割りイ１けアドレスおよびデータの型等を
表す付加情報であって、これらは予め記１．ａ装置内に
格納されている。

そしてこれらの収集データの情報とプログラム管理情報
とはアドレスＡｉを媒介とし７て対応関係にあり、従っ
゛ζ情報収集装置１５を介して共通バスから収集された
データは、アドレスＡｉをキーとしてプログラム管理情
報に変換することかできる。

第４図は本発明の概念的構成を示したものであ集されて
視覚化機構２３に入力される。またアドレス情報、ソー
スステートメントおよび付加情報からなるプログラム管
理情報２２は、予め記憶装置にその全体が蓄積されてい
て、変換機構２４は収集された実行情報のアドレスをキ
ーとして対応するアドレス情報を有するプログラム管理
情報を読み出し、読み出されたプログラム管理情報にお
けるソースステートメント等を、プログラム作成時のレ
ベル例えば各種高級言語あるいは図形言語等として表示
できる形式に変換する。変換された情報は表示器２５に
出力されて、可視的表示が行われる。

この際表示情報に対して選択機構２６を介在させて、外
部的に条件２７を与えることによって、所望の情報のみ
を選択的に表示させるようにしてもよい二 このように本発明方式によれば、時系列に従ったプログ
ラムの実行情報が理解可能なコーディングレベルでリア
ルタイムに表示される。

〔実施例〕

第５図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
って、交換機システムに適用した場合を例示している。

同図において、３１は加入者（Ｓ）３２．端局装置（Ｔ
）３３等の間において回線の交換接続を行うネットワー
ク（ＮＷ）、３４ばネットワーク３１における通話路形
成の制御を行う通話路制御装置（ＳＰＣ）である。通話
路制御装置３４は共通バス３５に接続され、共通バス３
５にはさらに全体の制御を行う通信制御装置（ＣＣ）３
６．通信制御装置３６の実行するプログラムを格納する
メインメモリ　（ＭＭ）３７、外部装置との間にあって
信号の入出力を行う入出力制御部（ＩＯＣ）３８が接続
されていて、アドレス信号、データ信号および制御信号
からなるシステムの実行情報は、前述のようにフェッチ
サイクルおよびエグゼキューションサイクルにおける時
系列情報として、共通バス３５を経て伝送されており、
これから時系列収集情報３９が取り出される。

一方、プログラムを作成する際における、高級言語や図
形言語等からなるソース４１からコンパイラ４２を経て
、オブジェクトモジュール（ＯＭ）４３を形成する間に
おける両者の対応関係を示すコンパイル情報４４と、さ
らにオブジェクトモジュール４３からリンカ−４５を経
て、アドレスを付与された機械語プログラムであるロー
ドモジュール（ＬＭ）４６を形成する間における、両者
の対応関係を示すリンケージ情報４７とからなるプログ
ラム管理情報によって、ファイル化時収集情報４８が形
成される。

視覚化機構４９は時系列収集情報３９とファイル時収集
情報４８とを、アドレスをキーとして突き合せて現在の
実行情報を対応するプログラム管理情報に変換する。そ
してこのプログラム管理情報に含まれる高級言語１図形
言語等からなるソース情報をワークステーション５０等
において可視的に、例えばマルチウィンドウ形式等によ
って表示する。

従って第５図の実施例によれば、データの値のシンボリ
ツクな時系列変化や、異常データを生成する原因となっ
た実行文等を、ワークステーション上でリアルタイムに
視覚化することが可能となる。

第６図は第５図に示された実施例における、プログラム
の視覚化の具体例を示したものである。

いま時系列収集情報５１において、時刻ｔｉにおけるフ
ェッチサイクルの情報が、［×××アドレスの命令を実
行」ということであり、次の時刻ｔｊにおけるエグゼキ
ューションサイクルの情報が、「○Ｏ○アドレスの内容
がΔΔΔに変更」ということであったとする。そしてこ
れに対応するファイル化時収集情報５２は、「×××ア
ドレスはＡシンボル実行文」、［○○○アドレスはＢシ
ンボルデータ」の２つである。

視覚化機構５３は画情報５Ｌ５２を突き合せることによ
って、ワークステーション上においてワークステーショ
ン・マルチ表示５４を得る。この場合の表示は、異常デ
ータを生成した命令の時系列としては、［Ｂシンボルデ
ータは時刻ｔｙにＡシンボル命令で×××に変更」であ
り、またこの際におけるシンボルデータの時系列として
、「Ｂシンボルデータが時刻ｔｋに×××」がウィンド
ウ表示される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、時間的な要素を含
んだプログラムの実行経過を、コーディングレベルによ
って設計時のイメージで、リアルタイムに可視的に表示
することができるので、障害発生時の状況再現および障
害の原因の解明を容易に行うことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図は本発明
が適用されるシステムの概略構成を示す図、 第３図はプログラムの実行情報を示す図、第４図は本発
明の詳細な説明するための本発明の概念的構成を示す図
、 第５図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第６図は第５図の実施例におけるプログラムの視覚化の
具体例を示したものである。 ３１−　ネットワーク　（ＮＷ） ３２−加入者（Ｓ） ３３一端局装置（Ｔ） ３４−通話路制御装置（ＳＰＣ） ３５・−共通パス ３６−通信制御装置（ＣＣ） ３７−　　メインメモリ　（ＭＭ） ３８−入出力装置（ＩＯＣ） ３９−時系列収集情報 ４１−　ソース ４２−　コンパイラ ４３−オブジェク１−モジュール（ＯＭ）４４−　コン
パイル情報 ４５−　　リンカ− ４６−ロードモジュール ４７−　　リンケージ情報 ４８−　ファイル化時収集情報 ４９−視覚化機構 ５０−　ワークステーション

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 システムの実行プログラムを時系列データとして収集す
   る時系列情報収集手段（１）と、ソースからプログラム
   を作成する際におけるプログラム管理情報を格納するフ
   ァイル化情報収集手段（２）と、 前記時系列情報収集手段（１）において収集された実行
   情報をアドレスをキーとしてプログラム管理情報に変換
   する変換手段（３）を含み、該変換結果をコーディング
   レベルでリアルタイムに表示する視覚化手段（４）と を具えてなることを特徴とするプログラムの視覚化方式
   。