JPH0535704A - 並列計算機における動作状況解析装置 - Google Patents
並列計算機における動作状況解析装置Info
- Publication number
- JPH0535704A JPH0535704A JP3150265A JP15026591A JPH0535704A JP H0535704 A JPH0535704 A JP H0535704A JP 3150265 A JP3150265 A JP 3150265A JP 15026591 A JP15026591 A JP 15026591A JP H0535704 A JPH0535704 A JP H0535704A
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- JP
- Japan
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- cell
- data
- parallel computer
- parallel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 並列計算機が擁する各セルにおける動作状況
の表示に関し、表示をグラフ化することを目的とする。 【構成】 並列計算機において動作状況解析装置を形成
し、この解析装置が具備する表示機構に、各セルにおい
て蓄積した動作状況に関するデータをグラフとして表示
することにより構成する。
の表示に関し、表示をグラフ化することを目的とする。 【構成】 並列計算機において動作状況解析装置を形成
し、この解析装置が具備する表示機構に、各セルにおい
て蓄積した動作状況に関するデータをグラフとして表示
することにより構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として並列プログラ
ムの開発技術者に提供するべき並列計算機における動作
状況解析装置に関する。
ムの開発技術者に提供するべき並列計算機における動作
状況解析装置に関する。
【0002】近年、逐次処理型の計算機に代わって、よ
り処理能力の高い並列計算機が実用化されている。この
並列計算機を動作させる並列プログラムは、並列性など
種々の条件を考慮して開発しなければならないので、そ
の開発技術者には、高度な技術的能力が求められる。
り処理能力の高い並列計算機が実用化されている。この
並列計算機を動作させる並列プログラムは、並列性など
種々の条件を考慮して開発しなければならないので、そ
の開発技術者には、高度な技術的能力が求められる。
【0003】しかし、最近では千台規模のセルを擁した
並列計算機が出現するようになり、高度な能力を持った
技術者にとっても、並列プログラムの開発が非常に難か
しいものとなった。そこで、並列プログラムの新しい開
発環境が要求されている。中でも、並列計算機の動作状
況を、並列プログラムの開発技術者の要請に適った形で
表示する装置が必要不可欠なものとなっている。
並列計算機が出現するようになり、高度な能力を持った
技術者にとっても、並列プログラムの開発が非常に難か
しいものとなった。そこで、並列プログラムの新しい開
発環境が要求されている。中でも、並列計算機の動作状
況を、並列プログラムの開発技術者の要請に適った形で
表示する装置が必要不可欠なものとなっている。
【0004】
【従来の技術】従来の並列プログラムの開発環境は小規
模の並列計算機向けに作成されたものであり、数台から
十数台のセルについての動作状況を提示するものであっ
た。そのため、ひとつのツールとして独立したものとは
いえず、並列計算機の基本プログラムに依存するもので
あった。よって、並列プログラムの開発技術者に提供さ
れる情報は、デバッグを行なったり、処理の並列性を高
めたりするのに必ずしも最適なものとはいえなかった。
模の並列計算機向けに作成されたものであり、数台から
十数台のセルについての動作状況を提示するものであっ
た。そのため、ひとつのツールとして独立したものとは
いえず、並列計算機の基本プログラムに依存するもので
あった。よって、並列プログラムの開発技術者に提供さ
れる情報は、デバッグを行なったり、処理の並列性を高
めたりするのに必ずしも最適なものとはいえなかった。
【0005】図5は、従来の出力内容を示す図である。
図5において、縦方向に4つの欄が示されているが、左
側の“task”の欄はホストの動作を表わし、右側の
3つの欄、すなわち“OS time”,“new−o
ld time”,“kind”はある1つのセルの動
作を表わすものである。これらの中で、“task”の
欄を見ると、“GETTID”,“GETNCEL”,
“GETCID”,“H RECV”という名前のタス
クが動いたことがわかる。
図5において、縦方向に4つの欄が示されているが、左
側の“task”の欄はホストの動作を表わし、右側の
3つの欄、すなわち“OS time”,“new−o
ld time”,“kind”はある1つのセルの動
作を表わすものである。これらの中で、“task”の
欄を見ると、“GETTID”,“GETNCEL”,
“GETCID”,“H RECV”という名前のタス
クが動いたことがわかる。
【0006】タスクの名前に続く“IN”は、タスクの
開始を表わし、“OUT”はタスクの終了を表わすもの
である。“task”の欄の右隣にある“OS tim
e”の欄は、並列計算機の基本プログラムが積算してい
る時間を表わし、単位は10 -6秒である。この時間を見
ると、“GETTID”という名前のタスクは“491
7161”の時間に始まり“4917179”の時間に
終わったことがわかる。差し引き“18”の時間だけ動
作したことになるが、この時間は“new−old t
ime”の欄に示される。
開始を表わし、“OUT”はタスクの終了を表わすもの
である。“task”の欄の右隣にある“OS tim
e”の欄は、並列計算機の基本プログラムが積算してい
る時間を表わし、単位は10 -6秒である。この時間を見
ると、“GETTID”という名前のタスクは“491
7161”の時間に始まり“4917179”の時間に
終わったことがわかる。差し引き“18”の時間だけ動
作したことになるが、この時間は“new−old t
ime”の欄に示される。
【0007】“new−old time”の欄の上か
ら3行目のところを見ると、確かに“18”と示されて
いることがわかる。そして、この“18”の右隣、“k
ind”の欄に“Library”とあるが、これは、
セル側から見て、そのセルが何らかのライブラリーを呼
び出し、そのライブラリーが実行されたところを示して
いる。
ら3行目のところを見ると、確かに“18”と示されて
いることがわかる。そして、この“18”の右隣、“k
ind”の欄に“Library”とあるが、これは、
セル側から見て、そのセルが何らかのライブラリーを呼
び出し、そのライブラリーが実行されたところを示して
いる。
【0008】もしも、そのライブラリーが、他セルと通
信を行うためのものであれば、その他セルについてのデ
ータを探して調べることによって通信の状況を把握する
ことができる。なお、“new−old time”の
欄の時間は、端数の処理の関係で、必ずしも“OS t
ime”の時間として一致していない。
信を行うためのものであれば、その他セルについてのデ
ータを探して調べることによって通信の状況を把握する
ことができる。なお、“new−old time”の
欄の時間は、端数の処理の関係で、必ずしも“OS t
ime”の時間として一致していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いて、並列プログラムの開発技術者が使用していたデー
タは、数値をただ羅列したものにすぎなかった。それで
も、上述したようなデータをもとに数台のセルの動作状
況を把握することについては、開発技術者がデータを頭
の中で解析することができたため特に問題となることは
なかった。そのため、開発技術者が行なっていた解析を
並列計算機側で行なおうという思想がなかった。
いて、並列プログラムの開発技術者が使用していたデー
タは、数値をただ羅列したものにすぎなかった。それで
も、上述したようなデータをもとに数台のセルの動作状
況を把握することについては、開発技術者がデータを頭
の中で解析することができたため特に問題となることは
なかった。そのため、開発技術者が行なっていた解析を
並列計算機側で行なおうという思想がなかった。
【0010】しかし、並列計算機の規模が拡大されるに
従って、従来において提供されていたデータだけでは、
並列プログラムのデバッグを行なったり、処理の並列性
を高めて高速化を図るためのプログラム改善を行なった
りすることが困難になるという問題点が生じた。また、
セル数が著しく増加したため、セルの動作状況に関する
情報量が莫大なものとなったので、その内どの情報をど
の様に開発技術者に対して提示するかという問題点を技
術的に解決する必要が生じた。
従って、従来において提供されていたデータだけでは、
並列プログラムのデバッグを行なったり、処理の並列性
を高めて高速化を図るためのプログラム改善を行なった
りすることが困難になるという問題点が生じた。また、
セル数が著しく増加したため、セルの動作状況に関する
情報量が莫大なものとなったので、その内どの情報をど
の様に開発技術者に対して提示するかという問題点を技
術的に解決する必要が生じた。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、任意の並列プログラムを実行した際の各セルの動作
状況を解析すると共に、その解析結果を並列プログラム
の開発技術者に対してわかりやすい形で提示することを
目的とする。
み、任意の並列プログラムを実行した際の各セルの動作
状況を解析すると共に、その解析結果を並列プログラム
の開発技術者に対してわかりやすい形で提示することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成さ
れる。
目的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成さ
れる。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、プロセッサ
を有する多数のセルとホストとを擁する並列計算機にお
いて形成する、並列計算機の動作状況を解析する装置で
あって、動作状況を表示する表示機構を具備すると共
に、並列計算機がある処理を行なうときに、各セルにお
いて、タスクが動いている時間、他セルと通信をしてい
る時間およびヌルタスクが動いている時間を示すデータ
を含むそのセルの動作状況に関するデータを蓄積する手
段と、並列計算機が前記処理を行なった後、並列計算機
が有するホストによる各セルからの情報収集手段を利用
して、各セルにおいて蓄積した動作状況に関する前記デ
ータをホストへ収集する手段と、ホストに収集した該デ
ータを、一の軸にセルの種別をとったグラフを表わすデ
ータに変換する手段と、変換した該データをグラフとし
て前記表示機構に表示する手段とを設ける並列計算機に
おける動作状況解析装置である。
を有する多数のセルとホストとを擁する並列計算機にお
いて形成する、並列計算機の動作状況を解析する装置で
あって、動作状況を表示する表示機構を具備すると共
に、並列計算機がある処理を行なうときに、各セルにお
いて、タスクが動いている時間、他セルと通信をしてい
る時間およびヌルタスクが動いている時間を示すデータ
を含むそのセルの動作状況に関するデータを蓄積する手
段と、並列計算機が前記処理を行なった後、並列計算機
が有するホストによる各セルからの情報収集手段を利用
して、各セルにおいて蓄積した動作状況に関する前記デ
ータをホストへ収集する手段と、ホストに収集した該デ
ータを、一の軸にセルの種別をとったグラフを表わすデ
ータに変換する手段と、変換した該データをグラフとし
て前記表示機構に表示する手段とを設ける並列計算機に
おける動作状況解析装置である。
【0014】請求項2の発明は、入力機構を具備すると
共に、ホストに収集したデータを、異なる種類のグラフ
を表わす複数のデータに変換する手段と、前記異なる種
類のグラフの中から目的のグラフを選択させるための表
示を行なう手段と、該表示に従って前記入力機構からの
入力があった場合に、目的のグラフを表わすデータをグ
ラフとして表示機構に表示する手段とを設ける請求項1
記載の並列計算機における動作状況解析装置である。
共に、ホストに収集したデータを、異なる種類のグラフ
を表わす複数のデータに変換する手段と、前記異なる種
類のグラフの中から目的のグラフを選択させるための表
示を行なう手段と、該表示に従って前記入力機構からの
入力があった場合に、目的のグラフを表わすデータをグ
ラフとして表示機構に表示する手段とを設ける請求項1
記載の並列計算機における動作状況解析装置である。
【0015】
【作用】図1は、本発明による解析装置の原理説明図で
ある。本発明による解析装置1は、並列プログラム14
の入力に対して、その処理結果を表示機構3に表示して
くるものである。例えば、開発技術者が並列処理部2に
対して、入力機構4から開発中のある並列プログラムの
指定とその実行を命令すると、並列処理部2は所定の処
理を行なう。その後、表示機構3にグラフが現われる。
ある。本発明による解析装置1は、並列プログラム14
の入力に対して、その処理結果を表示機構3に表示して
くるものである。例えば、開発技術者が並列処理部2に
対して、入力機構4から開発中のある並列プログラムの
指定とその実行を命令すると、並列処理部2は所定の処
理を行なう。その後、表示機構3にグラフが現われる。
【0016】並列処理部2は、ホスト6と、これに接続
された多数のセル7〜12とを有している。また、ネッ
トワーク13を利用して任意のセルの間で通信を行うこ
とができる。並列プログラム14は、この並列処理部2
において処理される。各セル7〜12は、プロセッサと
内部メモリを有しており、並列プログラム14の処理
中、その動作状況に関するデータを続々と内部メモリに
書き込む。
された多数のセル7〜12とを有している。また、ネッ
トワーク13を利用して任意のセルの間で通信を行うこ
とができる。並列プログラム14は、この並列処理部2
において処理される。各セル7〜12は、プロセッサと
内部メモリを有しており、並列プログラム14の処理
中、その動作状況に関するデータを続々と内部メモリに
書き込む。
【0017】並列プログラム14の処理が終わると、ホ
スト6が、各セル7〜12の内部メモリに書き込まれた
データを収集する。ホスト6が収集したデータは、必要
なものが抽出され、表示用のデータに変換される。これ
は、グラフを表わすもので、表示機構3に表示される。
グラフは、複数種類用意することができ、入力機構5を
使っていずれかの種類を選択することができる。
スト6が、各セル7〜12の内部メモリに書き込まれた
データを収集する。ホスト6が収集したデータは、必要
なものが抽出され、表示用のデータに変換される。これ
は、グラフを表わすもので、表示機構3に表示される。
グラフは、複数種類用意することができ、入力機構5を
使っていずれかの種類を選択することができる。
【0018】
【実施例】図2〜図4は、本発明の表示内容を示す図で
ある。これらは、図1に示した表示機構3に表示されて
くるグラフの例を示している。図2において、3つの棒
グラフが示されているが、各グラフの横軸は、セルの種
別(Cell Identification, 以下
「CID」という。)を表わし、縦軸は時間を表わす。
ある。これらは、図1に示した表示機構3に表示されて
くるグラフの例を示している。図2において、3つの棒
グラフが示されているが、各グラフの横軸は、セルの種
別(Cell Identification, 以下
「CID」という。)を表わし、縦軸は時間を表わす。
【0019】3つの内、いちばん上のグラフには“TA
SK”という標題がつけられている。このグラフは、並
列プログラムの処理中に、各セルにおいてタスクが動い
た時間を表わしている。このグラフから、CID“0”
のセルやCID“11”のセルでは、タスクが動いた時
間が長かったことがわかり、その逆にCID“8”のセ
ルやCID“9”のセルでは、タスクが動いた時間が短
かったことがわかる。
SK”という標題がつけられている。このグラフは、並
列プログラムの処理中に、各セルにおいてタスクが動い
た時間を表わしている。このグラフから、CID“0”
のセルやCID“11”のセルでは、タスクが動いた時
間が長かったことがわかり、その逆にCID“8”のセ
ルやCID“9”のセルでは、タスクが動いた時間が短
かったことがわかる。
【0020】3つのグラフの下にはスクロールバーが表
示されているが、これを使って、入力機構から操作を行
なうと、CID“11”以降の現在画面表示されていな
いセルについてのグラフが表示される。スクロールバー
の下には入力機構からCID番号を入力するためのワク
が表示されている。例えば、CID番号“3,9,2
0,39,52”を入力して、表示画面を切り替えたと
する。その時の新しい画面では比較したいセルのみ表示
できる。
示されているが、これを使って、入力機構から操作を行
なうと、CID“11”以降の現在画面表示されていな
いセルについてのグラフが表示される。スクロールバー
の下には入力機構からCID番号を入力するためのワク
が表示されている。例えば、CID番号“3,9,2
0,39,52”を入力して、表示画面を切り替えたと
する。その時の新しい画面では比較したいセルのみ表示
できる。
【0021】図3において、帯グラフの上方に時間軸が
あるが、左端には並列プログラムの処理の開始時を、右
端には処理の終了時を示している。この図からCID
“5”からCID“8”までのセルが並列プログラムの
処理の流れに沿って何の動作をしたのかがわかる。
あるが、左端には並列プログラムの処理の開始時を、右
端には処理の終了時を示している。この図からCID
“5”からCID“8”までのセルが並列プログラムの
処理の流れに沿って何の動作をしたのかがわかる。
【0022】例えば、帯グラフの内、英字符Aで示され
る模様の部分は、タスクが動いているところであり、英
字符Bで示される斜線の部分は、通信が行われていると
ころであり、英字符Cで示される塗りつぶされている部
分は、ヌルタスクが動いているところである。
る模様の部分は、タスクが動いているところであり、英
字符Bで示される斜線の部分は、通信が行われていると
ころであり、英字符Cで示される塗りつぶされている部
分は、ヌルタスクが動いているところである。
【0023】このグラフから、CID“5”からCID
“8”までのセルが、全く異なる動作をしいてることが
わかり、また、CID“5”のセルは、最も長い時間そ
の並列プログラムの処理にかかわったことがわかる。な
お、帯グラフの右側に表示してあるのは円グラフであ
り、これは、各セルにおいて、ある種類の動作が全体の
どの程度あったかを示すものであり、また帯グラフの左
側に表示してあるのはスクロールバーであり、現在画面
表示されていない他セルについてのグラフを表示させる
ためのものである。
“8”までのセルが、全く異なる動作をしいてることが
わかり、また、CID“5”のセルは、最も長い時間そ
の並列プログラムの処理にかかわったことがわかる。な
お、帯グラフの右側に表示してあるのは円グラフであ
り、これは、各セルにおいて、ある種類の動作が全体の
どの程度あったかを示すものであり、また帯グラフの左
側に表示してあるのはスクロールバーであり、現在画面
表示されていない他セルについてのグラフを表示させる
ためのものである。
【0024】図4は、通信に係る動作状況を表わす表示
画面を示している。この画面は、各棒グラフの標題に示
すセルが、他のセルとどの程度の時間通信を行なったか
を示すものである。例えば、いちばん上の棒グラフは、
CID“5”のセルと、他のセルとの通信状況を示して
おり、このグラフを見ると、CID“5”のセルはCI
D“0”のセルやCID“11”のセルと長い時間通信
を行なったことがわかる。
画面を示している。この画面は、各棒グラフの標題に示
すセルが、他のセルとどの程度の時間通信を行なったか
を示すものである。例えば、いちばん上の棒グラフは、
CID“5”のセルと、他のセルとの通信状況を示して
おり、このグラフを見ると、CID“5”のセルはCI
D“0”のセルやCID“11”のセルと長い時間通信
を行なったことがわかる。
【0025】その逆にCID“8”のセルやCID
“9”のセルとは、ほとんど通信を行なわなかったこと
がわかる。なお、棒グラフの左側にあるのはスクロール
バーであり、これを使うことによって、現在表示されて
いないセルについてのグラフを表示することができる。
“9”のセルとは、ほとんど通信を行なわなかったこと
がわかる。なお、棒グラフの左側にあるのはスクロール
バーであり、これを使うことによって、現在表示されて
いないセルについてのグラフを表示することができる。
【0026】図2〜図4の表示は、表示機構の同一画面
上にウィンドウを開いていくことによって一度に表示す
ることもでき、また、グラフはカラー表示させることに
よって、更に見やすくすることもできる。また、グラフ
のもとになるデータは、一括してホストに収集されてい
るので、当実施例で示した以外の様々な種類のグラフを
表示させることができる。
上にウィンドウを開いていくことによって一度に表示す
ることもでき、また、グラフはカラー表示させることに
よって、更に見やすくすることもできる。また、グラフ
のもとになるデータは、一括してホストに収集されてい
るので、当実施例で示した以外の様々な種類のグラフを
表示させることができる。
【0027】なお、図1で示した並列処理部2は、MI
MD型と呼ばれるものであるが、他の型、例えばSIM
D型に置き換えても、本発明による解析装置が構成でき
ることはいうまでもない。
MD型と呼ばれるものであるが、他の型、例えばSIM
D型に置き換えても、本発明による解析装置が構成でき
ることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明した様に、並列プログラムの実
行終了後に、各セルの情報をホストに収集し、この情報
を用いて表示を行なうため、実行中にセルとホストの間
で余分な通信をする必要はなく、セル全体の動作時間に
影響を与えることがない。
行終了後に、各セルの情報をホストに収集し、この情報
を用いて表示を行なうため、実行中にセルとホストの間
で余分な通信をする必要はなく、セル全体の動作時間に
影響を与えることがない。
【0029】また、本発明による動作状況解析装置から
得られるグラフを元に、多数のセルの動作状況が容易に
把握でき、並列プログラムのデバッグや並列処理の高速
化を図るためのプログラム改善を効率良く行なえる。そ
のため、本発明は、産業上、資するところがたいへん大
きいという利点がある。
得られるグラフを元に、多数のセルの動作状況が容易に
把握でき、並列プログラムのデバッグや並列処理の高速
化を図るためのプログラム改善を効率良く行なえる。そ
のため、本発明は、産業上、資するところがたいへん大
きいという利点がある。
【図1】本発明による解析装置の原理説明図である。
【図2】本発明の表示内容を示す図である。
【図3】本発明の表示内容を示す図である。
【図4】本発明の表示内容を示す図である。
【図5】従来の出力内容を示す図である。
1 解析装置
2 並列処理部
3 表示機構
4,5 入力機構
6 ホスト
7〜12 セル
13 ネットワーク
14 並列プログラム
Claims (2)
- 【請求項1】 プロセッサを有する多数のセルとホスト
とを擁する並列計算機において形成する、並列計算機の
動作状況を解析する装置であって、 動作状況を表示する表示機構を具備すると共に、 並列計算機がある処理を行なうときに、各セルにおい
て、タスクが動いている時間、他セルと通信をしている
時間およびヌルタスクが動いている時間を示すデータを
含むそのセルの動作状況に関するデータを蓄積する手段
と、 並列計算機が前記処理を行なった後、並列計算機が有す
るホストによる各セルからの情報収集手段を利用して、
各セルにおいて蓄積した動作状況に関する前記データを
ホストへ収集する手段と、 ホストに収集した該データを、一の軸にセルの種別をと
ったグラフを表わすデータに変換する手段と、 変換した該データをグラフとして前記表示機構に表示す
る手段とを設けることを特徴とする並列計算機における
動作状況解析装置。 - 【請求項2】 入力機構を具備すると共に、 ホストに収集したデータを、異なる種類のグラフを表わ
す複数のデータに変換する手段と、 前記異なる種類のグラフの中から目的のグラフを選択さ
せるための表示を行う手段と、 該表示に従って前記入力機構からの入力があった場合
に、目的のグラフを表わすデータをグラフとして表示機
構に表示する手段とを設ける請求項1記載の並列計算機
における動作状況解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150265A JPH0535704A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 並列計算機における動作状況解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150265A JPH0535704A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 並列計算機における動作状況解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535704A true JPH0535704A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=15493164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3150265A Withdrawn JPH0535704A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 並列計算機における動作状況解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6574848B2 (en) | 1998-05-22 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
WO2004055672A1 (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-01 | Fujitsu Limited | 性能シミュレーション装置、性能シミュレーションプログラムおよび性能シミュレーション方法 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3150265A patent/JPH0535704A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6574848B2 (en) | 1998-05-22 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
WO2004055672A1 (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-01 | Fujitsu Limited | 性能シミュレーション装置、性能シミュレーションプログラムおよび性能シミュレーション方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |