JPH01172939A - 投影用スクリーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術はカラーテレビ等の投影用スクリーンの＠造技
術分野に属する。

く要旨の概要〉 而して、この発明は光源からの光をカラーテレビ等の液
晶パネルを透過させて投影レンズにより対設するスクリ
ーン上に拡大して投影する等スクリーンが液晶からの透
過光を反射して視認することが出来、電灯や窓からの光
等の外乱光を反射しないようにした投影用スクリーンに
関する発明であり、特に、前面からの投影光に対しては
充分にこれを透過させ、斜め方向等から入射する外乱光
に対しては不透明で視聴者側には反９Ａさｔ！ないよう
に板厚方向に多数の微細なスリットを形成する黒色等の
明色の薄膜より成る遮光シートを添設させである投影用
スクリーンに係る発明である。

〈従来技術〉 周知の如く、近時社会が情報化時代に入ると、各種の情
報伝達手段が急速な開発の下に発展し、かかる情報伝達
手段は会社、工場等の勤め先や家庭等の固定した部位に
於ける使用のみならず、交通機関等に於いて＝ｂ　、ｉ
ｆｆ置されて種々の態様で用いられるようになってきて
いる。

該種情報伝速手段の文字や絵画を音声のみならず、画像
として用いることの出来るテレビは急速に発達して広範
囲に用いられている。

そして、家庭に於ける娯楽や教養情報の伝達のみならず
、勤め先や学校等に於いても広く用いられ、近時におい
ては航空機、船舶、列車、自動車等にも設置されて有効
利用が図られている」〈発明が解決しようとする問題点
〉 このうち、第１１図に示す様な所謂ブラウン管方式のテ
レビは主として家庭や勤め先、研究所、学校等で固定使
用に用いられて倶り、近時高品位テレビ等大型画面のも
のが用いられるようになり、ぞのリイズが大ぎくなって
くるようになっている。

したがって、当然のことながら、大容伍、大手ψになら
ざるを冑ず、そのため、航空機や船舶に於いてはその空
間に占める容積や小母の関係から馴染まず、周知の如く
、第１２図に示す様なビデオプロジェクタ方式が用いら
れるようになってきている。

該種ビデオプロジェクタ方式では一般に画面が昭く、窓
からの外乱光が明るい場合には見難いという難点がある
。

而して、自動車等に用いる液晶テレビは画面が小さく見
難く、又、著しく高価につくという不利点がある。

而して、近時液晶パネルの光透過性を利用し、投影しン
ズによりスクリーン上に拡大投影するカラー画像のスク
リーン上への拡大投影方式のテレビが実用可能段階にま
で技術開発されてきている。

しかしながら、該種液晶パネルに対す、る光投影方式に
おいては、第６図に示す様に、光源１からの光が液晶パ
ネル２の画像を乗せて投影レンズ３により拡大されてス
クリーン４上に拡大投影されてその反射画像を視認する
に際し天井の照明灯５や、図示しない窓から斜めに入射
する外乱光も同時に反射されて視認されるために、極端
な場合スクリーン４が反射性の強い場合には照明灯５等
が視認されて鮮明な画像の鑑賞が出来ないという不具合
があり、照明灯５を消したり、窓に遮光幕等をセットす
るとスクリーン４上の両輪は鮮明に視認されはするもの
９、周囲の読書をしている人等には光が遮断されて読出
が出来ず、又、窓から玖色を鑑賞する人には不都合であ
るという不具合がある。

そこで、第７図に示す様に、出願人の先願発明考案に示
されている技術のように、スクリーン４の前面に偏光ス
クリーン６を設置し、液晶パネル２の偏光性と相俟って
投影レンズ３から投影される液晶パネル２の画像はスク
リーン６で反射されて充分に視認され、照明灯５から等
の外乱光は偏光スクリーン６により遮光されて反射され
ず、半減し、したがって、視聴者はスクリーン４に投影
される液晶パネル２に形成される画像のみを視認するこ
とが出来るようにされてはいる。

しかじながら、該種偏光スクリーン６を使用する場合′
は、スクリーン４に形成されて反射を介し偏光性を有し
ない外乱光は偏光スクリーン６によりその反射力が半減
されただけであり、残りの半分は依然として外乱光とな
る。

〈発明の目的〉 この発明の目的は上述従来技術に基づく既に実用化段階
に開発されている液晶テレビの投影方式を助勢するべく
視認用の直進方向の入射光に対しては充分に透明であり
、斜め方向から入る外乱光等の光に対しては不透明であ
るようにされた遮光シートを用いてスクリーンに直前方
から入射する投影光に対しては透明であって、スクリー
ンへの透過と反射を許容し、視認可能にし、斜め方向か
ら入射する照明灯や窓からの外乱光に対しては不透明で
あってスクリーンへの入射と反射を作用さぜないように
する遮光シートをスクリーンと併設することにより投影
装置からの画像光を鮮明に視認することが出来、外乱光
は完全に遮断されて視認されないようにし、周囲の人の
読者や窓の外の蝦色の鑑賞等には全く関係がないように
して情報産業における画像情報処理技術利用分野に益す
る優れた投影用スクリーンを提供せんとするものである
。

〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は前述
問題点を解決するために、液晶パネル等に形成される画
像に対し光源からの光を投射してこれを透過させ、スク
リーンに拡大投影するに際し、スクリーンの投影装置側
の前面に直前方からの入射光に対して平行な方向には光
を透過させ、投影光と所定の角度をもって入射する方向
からの外乱光に対しては不透明に作用する板厚方向に多
数のスリットを形成覆る黒色等の暗色の薄膜より成る遮
光シートを添設することにより、画像を乗Ｕて投影され
る入射光は遮光シートを通過してスクリーンに画像を形
成して反射し、確実に視認され、又、外乱光は遮光シー
ト（遮断されてスクリーン上に於いては反射されず、し
たがって、ｐＡ認されず、視聴者はスクリーン上の拡大
投影画像を充分に鑑賞し、周囲の人々は読書や窓外の景
色等の鑑賞を自由に行うことが出来るようにした技術的
手段を講じたものである。

〈実施例〉 次に、この発明の実施例を第１〜８図に基づいて説明す
れば以下の通りである。尚、第９．１０図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。

各図示実施例は、部屋内に於いて照明灯等を点灯したま
まの状態で鮮明なカラーテレビ画像をスクリーン上に拡
大投影して充分に視認することが出来、又、スクリーン
上の画像を鑑賞しない人は読出等が充分に出来るように
した態様であり、第１〜５図に示１実施例において、光
源１からの光は液晶パネル２に図示しない電子駆動装置
により形成されるカラーテレビ画像を透過して投影レン
ズ３によりスクリーン４上に拡大投影するＪ、うにし、
該スクリーン４の投影装置側の前面にはこの発明の中心
を成す遮光シート７が添設されている。

而して、該遮光シート７は第２８．２ｂ図に示す様に、
透明な基体内に設定微小間隔を介して黒色等の暗色の不
透明体８．８・・・がスライス状に多数斜設内蔵されて
おり、該不透明体８．８の間は透明体９とされ、したが
って、不透明体８．８に平行に入射する光Ｘは透過され
、したがって、その裏面に設置されているスクリーン本
体４′からの反射光Ｘ′も透過することも可能であり、
これに対し、斜め方向から入射する照明灯５や窓等から
の外乱光Ｙは明色の不透明体８に遮光されて反射光Ｙ′
は生じないようにされている。

したがって、第１図に示す様に、スクリーン本体４′の
直前方向からの投影レンズ３からの液晶パネル２の画像
情報を乗せた入射光は遮光シート７を通過してスクリー
ン本体４′で反射し、直前方の照射に対しては確実に視
認され、照明灯５ｆＪ１らの外乱光Ｙは視認されないこ
とになる。

ぞのため、室内は照明灯５により明るい照明状態を保ら
ながら、視聴者はスクリーン本体４′上の液晶パネル２
による画像を確実にコントラストの良い明るい画像とし
て充分に視認することが出来、その限り、周囲の人の＠
書等の障害には何らならず、明るい状態で読書が行える
。

しかも、視聴者にとりスクリーン本体４′からの画像の
明るさはほぼ１００％１ワられてコントラストの良い明
るい画像を鑑賞し、又、読書する人は照明灯５の明るさ
を１００％相互に利用することが出来る。

而して、第３８．３ｂ図に示す実施例は第２ａ、２ｂ図
に示す実施例と異なり、不透明体を所定角度傾斜し、ス
クリーン本体４′に対し前方下側からの視認をも行える
ようにした態様である。

又、第４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ図に示す実施例は遮光シ
ート７′に於いて不透明体８’　、８’をぞの面に対し
斜交状態にセットした態様であり、例えば、列車内に於
いて照明灯、及び、窓からの外乱光を遮光荀等により遮
断せずとも上下左右方向からの外乱光を遮光し、スクリ
ーン本体４′の前面方向からの画像を有する入射光のみ
を通過ぎＵて反射してカラー画像を視聴者のみに充分な
明るさで８２認させることが出来るようにし、又、車窓
外の明色の鑑賞や読書者等には何ら支障をぎたざないよ
うにした態様である。

しかしながら、１枚の遮光シート７″内に斜交Ｊる不透
明体８″を設置することは製作上難しく、■つ、若しく
コスト高になる場合には、第５図に承り様に、前後に遮
光シート７″、７１を重合してそれぞれ一方方向に平行
状態でセットした既存の不透明体８′、８′を直交させ
る等前面から見て交叉さＶるようにして実質的に同一作
用効果を奏するようにづることは技術的に可能である。

而して、第６．７図（示す実施例はスクリーン本体４′
の前部に通常の窓に光遮断用のルーバーが設けられてい
る該種ルーバータイプの遮光シート７１の態様であり、
入射光に平行になし青る設定数多数の相互に小間隔のス
リットを介した樹脂製の不透明体８１．８１・・・はグ
レー等の暗色に形成されて窓のブラインド同様に相互に
平行状態をｍ持してモの傾斜角度を水平から所望角度に
自在にセットし１りるようにされている態様であり、入
射光、或は、外乱光の状態に応じて各不透明体８１．８
１・・・を平行状態を保持したまま変位させることが出
来るようにした態様であり、上述各実施例とその奏する
作用効果に変わりはないものである。

又、第８図に示す実施例においてはスクリーン本体４′
の前部にハニカム状の遮光シート７２をセットした態様
であり、先述第４ａ図、第５図に示した実施例と同様の
作用効果を生ずるものである。

尚、この発明の実施態様は上述各実施例に限るものでな
いことは勿論であり、例えば、液晶パネルに形成される
画像はカラーテレビ画像ばかりでなくモノクロームテレ
ビ画像でも良く、又、投影装置は液晶テレビの他に通常
のフィルム、スライドによる画像でも良いことは勿論の
ことであり、スクリーンは透過型のものであっても良い
等梯々の態様が採用可能である。

〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、基本的に３［時大聞にセット
される航空機、列中、自動車等の交通機関等の座席に個
別にセットされる比較的太、中画面のサイズのスクリー
ンに投影装置から光透過型液晶パネルから等の画像を拡
大投影するに際し、車内の照明灯やｉｉ窓からの外乱光
を遮断することなく許容しながら画像のスクリーン上で
の拡大投影を視聴者が充分に外乱光の状態でも充分な明
るさで鑑賞することが出来るという優れた効果が奏され
る。

したがって、その限りにおいて、周囲の読出や車窓外の
現色を鑑賞する人には何ら支障をきたさないという効果
が奏される。

しかも、スクリーンの投影装置側の前面に添設される遮
光シートは、目迎体制をとるこ゛とに↓り精巧で安価な
ものを設置することが出来るという利点もある。

而して、遮光シートの不透明面に沿う入射光の画像情報
を乗せた光は透過、且つ、反射を許容し、照明灯や窓か
らの外乱光は反射させないようにされるために投影装置
からの入射光にマツチングする不透明体を有する遮光シ
ートをスクリーン本体の前面に添設することにより、照
射光のみが通過し、スクリーン本体上の画像を鑑賞する
ことが出来るという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１〜８図はこの発明の詳細な説明図であり、第１図は
１実施例の模式側面図、第２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂ図は
遮光シートの構造模式斜視、及び、側面図、第４８．４
ａ図は他の実施例の遮光シートの模式斜視図、第４ｃ、
４ｂ図は同側面図、第５図は別の実施例の遮光シートの
模式斜視図、第６．７図は別の実施例の側面図、及び、
同拡大図、第８図は更に他の実施例の斜視図、第９．１
０図は従来技術に基づく光透過型のスクリーンによる画
像視認状態模式側面図、第１１．１２図は旧来型式によ
るテレビ画像のｐＡ認状態模式側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 投影装置に対設され投影光を反射する投影用スクリーン
   において、スクリーン本体の投影装置側の面に投影光と
   平行する方向には光を透過させ、投影光に対して所定の
   角度をもって入射する外乱光に対しては不透明であるよ
   うに板厚方向に多数の微細スリットを形成する暗色の薄
   膜より成る遮光シートを添設したことを特徴とする投影
   用スクリーン。