JPH01172162A - ターレット式ウエブ巻取装置のタッチローラ支持装置 - Google Patents
ターレット式ウエブ巻取装置のタッチローラ支持装置Info
- Publication number
- JPH01172162A JPH01172162A JP33179387A JP33179387A JPH01172162A JP H01172162 A JPH01172162 A JP H01172162A JP 33179387 A JP33179387 A JP 33179387A JP 33179387 A JP33179387 A JP 33179387A JP H01172162 A JPH01172162 A JP H01172162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch roller
- winding
- web
- roll
- machine frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 200
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 25
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 101100027969 Caenorhabditis elegans old-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はプラスチックフ4ルム2紙、金属箔等のウェ
ブを連続的に巻取るターレット式ウェブ巻取装置におけ
るタッチローラの支持装置に関する。
ブを連続的に巻取るターレット式ウェブ巻取装置におけ
るタッチローラの支持装置に関する。
(従来の技術)
従来この種のターレット式ウェブ巻取装置のタッチロー
ラ支持装置には1例えば特開昭61−203054号公
報の明細書中箱1実施例に開示されているように固設さ
れた機枠に一端を枢支されて揺動可能な支持腕の自由端
にタッチローラを支持する形式があった。そして、この
型式では巻取中タッチローラは、上記機枠に固設された
案内ローラから走行してくるウェブを巻掛けて巻取位置
の巻取ロールに寄せ掛けられ1巻取ロールの巻太りに従
い巻取ロールとの接触を保ちつつ巻軸から旋回運動によ
り離反する。また1巻取中流体圧シリンダで支持腕を駆
動し、その駆動力を調111することにより巻取ロール
とタッチローラとの接触圧は制御される。
ラ支持装置には1例えば特開昭61−203054号公
報の明細書中箱1実施例に開示されているように固設さ
れた機枠に一端を枢支されて揺動可能な支持腕の自由端
にタッチローラを支持する形式があった。そして、この
型式では巻取中タッチローラは、上記機枠に固設された
案内ローラから走行してくるウェブを巻掛けて巻取位置
の巻取ロールに寄せ掛けられ1巻取ロールの巻太りに従
い巻取ロールとの接触を保ちつつ巻軸から旋回運動によ
り離反する。また1巻取中流体圧シリンダで支持腕を駆
動し、その駆動力を調111することにより巻取ロール
とタッチローラとの接触圧は制御される。
上記公報の明細書中箱1実施例に開示されたターレット
式ウェブ巻取装置は上記公報の第1図、第2図に示され
るように巻取部にターレット式の巻軸支持体を備えてお
り、この巻軸支持体はその両端に支持した巻軸をそれぞ
れ巻取位置と、完成した巻取ロールの取出し作業の操作
性と安全性を良くするために低い箇所にある搬出位置と
に交互に旋回させて位置付けることができ、さらに完成
した巻取ロールを巻取位置から上昇旋回させ。
式ウェブ巻取装置は上記公報の第1図、第2図に示され
るように巻取部にターレット式の巻軸支持体を備えてお
り、この巻軸支持体はその両端に支持した巻軸をそれぞ
れ巻取位置と、完成した巻取ロールの取出し作業の操作
性と安全性を良くするために低い箇所にある搬出位置と
に交互に旋回させて位置付けることができ、さらに完成
した巻取ロールを巻取位置から上昇旋回させ。
巻軸支持体の上方にある空間を利用して搬出位置に付け
ることができる。
ることができる。
そして1巻取位置で巻軸上に所定量のウェブを巻取って
巻軸支持体が巻取ロールを搬出位置に移動させると共に
、新しい巻軸を巻取位置に付けた後、タッチローラ支持
腕を巻軸側へ傾動させ、タッチローラに案内され、搬出
位置の巻取ロールベ向って斜め上方へ走行するウェブが
巻軸に接触しないようにタッチローラを巻軸に近付ける
。この状態でタッチローラから斜め上方へ走行するウェ
ブの上方に準備された切断刃をウェブに向って打ち降ろ
し、ウェブを瞬時に切断すると同時にウェブの上流側切
断端を巻軸に巻付けて重力にさからうことなくウェブの
切断巻付けを終えると、タッチローラの支持腕はさらに
傾動してタッチローラを巻軸に押し付ける。このように
してウェブ巻取装置は2次々と新しい巻軸に運転を停止
することなくウェブを巻取る。
巻軸支持体が巻取ロールを搬出位置に移動させると共に
、新しい巻軸を巻取位置に付けた後、タッチローラ支持
腕を巻軸側へ傾動させ、タッチローラに案内され、搬出
位置の巻取ロールベ向って斜め上方へ走行するウェブが
巻軸に接触しないようにタッチローラを巻軸に近付ける
。この状態でタッチローラから斜め上方へ走行するウェ
ブの上方に準備された切断刃をウェブに向って打ち降ろ
し、ウェブを瞬時に切断すると同時にウェブの上流側切
断端を巻軸に巻付けて重力にさからうことなくウェブの
切断巻付けを終えると、タッチローラの支持腕はさらに
傾動してタッチローラを巻軸に押し付ける。このように
してウェブ巻取装置は2次々と新しい巻軸に運転を停止
することなくウェブを巻取る。
(発明が解決しようとする問題点)
ウェブ巻取装置では品質良くウェブを巻取るためにウェ
ブの巻取張力制御と、タッチローラと巻取ロールとの接
触圧制御が従来から一般に行われている。ウェブの巻取
張力制御は9巻取ロール外層のウェブ張力によって巻軸
近くのウェブが締め付けられて横シワを生じる等の不良
をなくすために巻取ロールの巻太りに従いウェブの張力
を漸減させるように行うのが普通であり、ウェブの巻取
条件に応じて巻取張力の大きさや張力漸減率を変えてい
る。また、タッチローラと巻取ロールとの接触圧制御は
、主に巻軸のまわりに巻取られるウェブと共に巻取ロー
ルへ巻込まれる空気量を適正に調節するために行われる
。巻取ロールのウェブの層間に空気が多く巻込まれると
、ウェブの層間の摩擦係数は空気層により低下し2巻取
られたウェブがその幅方向にすべって巻取ロールの端面
が不揃いとなり1巻取ロールが不良となる。また巻取ロ
ールのウェブ層間に巻込まれる空気が少ないとウェブの
偏肉等によりウェブの幅方向における巻取ロールの外径
が一様でなくなり2巻取ロールの外径が局部的に大きい
部分に応力が集中し1巻取られたウェブに永久歪を生じ
て巻取ロールは不良となる。そこで、タッチローラと巻
取ロールの接触圧を巻取ロールの巻太りに従い常にウェ
ブの巻取条件に応じた所定の適正なパターンで制御しな
ければならない。
ブの巻取張力制御と、タッチローラと巻取ロールとの接
触圧制御が従来から一般に行われている。ウェブの巻取
張力制御は9巻取ロール外層のウェブ張力によって巻軸
近くのウェブが締め付けられて横シワを生じる等の不良
をなくすために巻取ロールの巻太りに従いウェブの張力
を漸減させるように行うのが普通であり、ウェブの巻取
条件に応じて巻取張力の大きさや張力漸減率を変えてい
る。また、タッチローラと巻取ロールとの接触圧制御は
、主に巻軸のまわりに巻取られるウェブと共に巻取ロー
ルへ巻込まれる空気量を適正に調節するために行われる
。巻取ロールのウェブの層間に空気が多く巻込まれると
、ウェブの層間の摩擦係数は空気層により低下し2巻取
られたウェブがその幅方向にすべって巻取ロールの端面
が不揃いとなり1巻取ロールが不良となる。また巻取ロ
ールのウェブ層間に巻込まれる空気が少ないとウェブの
偏肉等によりウェブの幅方向における巻取ロールの外径
が一様でなくなり2巻取ロールの外径が局部的に大きい
部分に応力が集中し1巻取られたウェブに永久歪を生じ
て巻取ロールは不良となる。そこで、タッチローラと巻
取ロールの接触圧を巻取ロールの巻太りに従い常にウェ
ブの巻取条件に応じた所定の適正なパターンで制御しな
ければならない。
ところが最近ではウェブの用途が多様化し、ウェブ表面
の滑り易さや伸び易さ等のウェブの物理的性質、ウェブ
の厚さ等の寸法において多種多様なウェブが生産される
ようになった。そして例えばビデオテープのベースフィ
ルム等のように表面が非常に平滑でウェブ層間の空気に
より滑り易くなる性質のウェブや、ウェブ表面自体の摩
擦係数が極めて小さいウェブ、薄くて伸び易いウェブ等
を高速で巻取ることが要求されるようになり。
の滑り易さや伸び易さ等のウェブの物理的性質、ウェブ
の厚さ等の寸法において多種多様なウェブが生産される
ようになった。そして例えばビデオテープのベースフィ
ルム等のように表面が非常に平滑でウェブ層間の空気に
より滑り易くなる性質のウェブや、ウェブ表面自体の摩
擦係数が極めて小さいウェブ、薄くて伸び易いウェブ等
を高速で巻取ることが要求されるようになり。
タッチローラと巻取ロールとの接触圧をより精密に制御
することが必要となった。
することが必要となった。
しかし、上述のような従来のタッチローラ支持装置では
、タッチローラやその支持腕等に働ぐ重力やタッチロー
ラが巻掛けたウェブの張力に影響されて、流体圧シリン
ダによるタッチローラ支持腕の揺動駆動力を一定に保っ
たとしてもタッチローラと巻取ロールとの接触圧は巻取
中途々に複雑に変化し、誤差を生じるので、それを精密
に制御することは極めて困難であった。
、タッチローラやその支持腕等に働ぐ重力やタッチロー
ラが巻掛けたウェブの張力に影響されて、流体圧シリン
ダによるタッチローラ支持腕の揺動駆動力を一定に保っ
たとしてもタッチローラと巻取ロールとの接触圧は巻取
中途々に複雑に変化し、誤差を生じるので、それを精密
に制御することは極めて困難であった。
即ち1巻取ロールに寄せ掛けられたタッチローラの支持
腕は。
腕は。
巻取ロールの巻太りに従い次第に垂直な姿勢に近付き、
タッチローラやその支持腕等に働く重力による。タッチ
ローラの巻取ロールへの押付力は次第に減少してゆくの
で、タッチローラ支持腕に加える揺動駆動力を巻取ロー
ルの巻太りに応じて補償しなければならず、複雑な電子
回路等から成る補償装置を必要とするばかりでなく誤差
を生じ易くなる。
タッチローラやその支持腕等に働く重力による。タッチ
ローラの巻取ロールへの押付力は次第に減少してゆくの
で、タッチローラ支持腕に加える揺動駆動力を巻取ロー
ルの巻太りに応じて補償しなければならず、複雑な電子
回路等から成る補償装置を必要とするばかりでなく誤差
を生じ易くなる。
また、タッチローラが巻軸から旋回して離反することに
よりタッチローラ直前の固設された案内ローラからタッ
チローラへS字状に巻掛けられたウェブのタッチローラ
上の巻掛は角、およびタッチローラへのウェブの走行角
、さらにタッチローラと巻取ロールの接触点の位置が巻
取ロールの巻太りに従い刻々大きく変化するので、タッ
チローラに巻掛けられると共に所要の巻取張力を与えら
れたウェブは大きさと方向が刻々変わる力でタッチロー
ラを引張ることになる。そしてウェブがタッチローラを
引張る力は、タッチローラ支持腕の枢支点に向かう場合
以外にはタッチローラ支持腕を揺動させるように作用す
るため。
よりタッチローラ直前の固設された案内ローラからタッ
チローラへS字状に巻掛けられたウェブのタッチローラ
上の巻掛は角、およびタッチローラへのウェブの走行角
、さらにタッチローラと巻取ロールの接触点の位置が巻
取ロールの巻太りに従い刻々大きく変化するので、タッ
チローラに巻掛けられると共に所要の巻取張力を与えら
れたウェブは大きさと方向が刻々変わる力でタッチロー
ラを引張ることになる。そしてウェブがタッチローラを
引張る力は、タッチローラ支持腕の枢支点に向かう場合
以外にはタッチローラ支持腕を揺動させるように作用す
るため。
タッチローラの巻取ロールへの押付力即ち、接触圧に影
響を及ぼす。そして、ウェブがその張力によりタッチロ
ーラを引張る力がタッチローラの巻取ロールへの押付力
に影響を及ばず割合は、ウェブ張力によりタッチローラ
が引張られる方向に応じて変化する。更にウェブの巻取
張力は巻取条件に応じ、また巻取ロールの巻太りに従い
、刻々変化する。従うて、ウェブ張力によるタッチロー
ラと巻取ロールとの接触圧による影響を補償することは
実質的に不可能である。
響を及ぼす。そして、ウェブがその張力によりタッチロ
ーラを引張る力がタッチローラの巻取ロールへの押付力
に影響を及ばず割合は、ウェブ張力によりタッチローラ
が引張られる方向に応じて変化する。更にウェブの巻取
張力は巻取条件に応じ、また巻取ロールの巻太りに従い
、刻々変化する。従うて、ウェブ張力によるタッチロー
ラと巻取ロールとの接触圧による影響を補償することは
実質的に不可能である。
(問題を解決するだめの手段)
そこでこの発明は、タッチローラを巻軸に押しイ」けな
がら該巻軸にウェブを巻取り、連続的に巻取ロールを形
成するターレット式ウェブ巻取装置のタッチローラ支持
装置において2巻取ロールの巻太り方向に案内されて水
平に移動可能な移動機枠と。
がら該巻軸にウェブを巻取り、連続的に巻取ロールを形
成するターレット式ウェブ巻取装置のタッチローラ支持
装置において2巻取ロールの巻太り方向に案内されて水
平に移動可能な移動機枠と。
上記移動機枠上に支持した案内ローラと、上記移動機枠
上に。
上に。
上下方向に案内されて昇降可能に設けられ、ウェブ巻取
中は上記案内ローラから上記タッチローラへウェブを垂
直方向へ導くことができる位置に、上記巻取位置の巻軸
と同じ高さで上記タッチローラを支持すると共に、」−
記タッチローラを該移動機枠に対し1巻取ロールの巻太
り方向において水平方向に、揺動またはスライド運動に
より変位可能に支持するタッチローラ支持体と、上記タ
ッチローラ支持体を上記巻取位置についた巻軸の方へ所
要の押付力で押すことができる。上記移動機枠上に設け
られた押付力付加機構と9巻取ロールにつながるウェブ
を切断し、新しい巻軸に巻付ける際に上記タッチローラ
の支持体を昇降させる。上記移動機枠上に設けられた昇
降駆動機(1!と2巻取中上記移動台に対する支持体の
変位量を所定の微少範囲内に抑えるように1巻取ロール
の巻太りに応じ上記移動機枠を駆動して」1記巻取位置
の巻軸から後退させる移動台駆動装置とを備えることを
特徴とする。
中は上記案内ローラから上記タッチローラへウェブを垂
直方向へ導くことができる位置に、上記巻取位置の巻軸
と同じ高さで上記タッチローラを支持すると共に、」−
記タッチローラを該移動機枠に対し1巻取ロールの巻太
り方向において水平方向に、揺動またはスライド運動に
より変位可能に支持するタッチローラ支持体と、上記タ
ッチローラ支持体を上記巻取位置についた巻軸の方へ所
要の押付力で押すことができる。上記移動機枠上に設け
られた押付力付加機構と9巻取ロールにつながるウェブ
を切断し、新しい巻軸に巻付ける際に上記タッチローラ
の支持体を昇降させる。上記移動機枠上に設けられた昇
降駆動機(1!と2巻取中上記移動台に対する支持体の
変位量を所定の微少範囲内に抑えるように1巻取ロール
の巻太りに応じ上記移動機枠を駆動して」1記巻取位置
の巻軸から後退させる移動台駆動装置とを備えることを
特徴とする。
(作 用)
タッチローラ支持体は、案内ローラからウェブが垂直に
タッチローラへ走行するように、かつ巻取位置の巻軸と
同じ高さにタッチローラを支持することでウェブの張力
によりタッチローラを引張る力を垂直方向に生じさせる
と共に、水平方向にタッチローラを変位可能とすること
で、押付力付加機構の押し付は付勢によりタッチローラ
を水平に巻取ロールへ押し付ける。それ故ウェブの張力
の方向とタッチローラの変位方向は直交するためウェブ
張力や、タッチローラ等の重力はタッチローラと巻取ロ
ールとの接触圧に影響しなくなる。移動機枠は案内ロー
ラとタッチローラを巻取ロールの巻太りに従い一緒に水
平に移動させる。そしてタッチローラ支持体は移動台に
水平方向に変位可能であるが、駆動装置は巻取中、移動
台を巻取ロールの巻太りに従い移動させて移動機枠に対
するタッチローラ支持台の変位を微少範囲内に抑えるの
で、タッチローラへ走行するウェブは常に垂直方向に走
行することになる。なお、ここでいう垂直は厳密な意味
での垂直ではなく実質的にタッチローラと巻取ロールの
接触圧制御に支障のない範囲の垂直である。上述した従
来のウェブ巻取装置のタッチローラ支持装置は揺動可能
な支持腕を傾けてタッチローラを巻軸に寄せ掛けるため
2.ウェブ切断巻伺時においては9巻取位置から他の位
置に移動した巻取ロールへ向って走行する後続シートが
新しい巻軸に触れないようにするためにタッチローラの
支持腕を傾動させてタッチローラを巻取位置の巻軸から
少し離すだけで済むが、タッチローラを巻軸と同じ高さ
で水平に移動させる場合には2巻取位置の巻軸から遠く
に後退させなければならない。タッチローラと巻軸の距
離が長いと9巻軸にタッチローラを押し付けるまでの時
間が長くなり1巻き初めの不良部分が多くなる。そこで
、この発明ではウェブの明断巻伺時、昇降駆動装置はタ
ッチローラ支持体を上昇させタッチローラを巻取位置の
巻軸から少し離す。そして。
タッチローラへ走行するように、かつ巻取位置の巻軸と
同じ高さにタッチローラを支持することでウェブの張力
によりタッチローラを引張る力を垂直方向に生じさせる
と共に、水平方向にタッチローラを変位可能とすること
で、押付力付加機構の押し付は付勢によりタッチローラ
を水平に巻取ロールへ押し付ける。それ故ウェブの張力
の方向とタッチローラの変位方向は直交するためウェブ
張力や、タッチローラ等の重力はタッチローラと巻取ロ
ールとの接触圧に影響しなくなる。移動機枠は案内ロー
ラとタッチローラを巻取ロールの巻太りに従い一緒に水
平に移動させる。そしてタッチローラ支持体は移動台に
水平方向に変位可能であるが、駆動装置は巻取中、移動
台を巻取ロールの巻太りに従い移動させて移動機枠に対
するタッチローラ支持台の変位を微少範囲内に抑えるの
で、タッチローラへ走行するウェブは常に垂直方向に走
行することになる。なお、ここでいう垂直は厳密な意味
での垂直ではなく実質的にタッチローラと巻取ロールの
接触圧制御に支障のない範囲の垂直である。上述した従
来のウェブ巻取装置のタッチローラ支持装置は揺動可能
な支持腕を傾けてタッチローラを巻軸に寄せ掛けるため
2.ウェブ切断巻伺時においては9巻取位置から他の位
置に移動した巻取ロールへ向って走行する後続シートが
新しい巻軸に触れないようにするためにタッチローラの
支持腕を傾動させてタッチローラを巻取位置の巻軸から
少し離すだけで済むが、タッチローラを巻軸と同じ高さ
で水平に移動させる場合には2巻取位置の巻軸から遠く
に後退させなければならない。タッチローラと巻軸の距
離が長いと9巻軸にタッチローラを押し付けるまでの時
間が長くなり1巻き初めの不良部分が多くなる。そこで
、この発明ではウェブの明断巻伺時、昇降駆動装置はタ
ッチローラ支持体を上昇させタッチローラを巻取位置の
巻軸から少し離す。そして。
その巻軸から離されたタッチローラは9巻取位置から他
の位置へ移動した巻取ロールへ走行するウェブを巻取位
置の巻軸に触れないようにし、走行ウェブの切断巻き付
けを可能にする。
の位置へ移動した巻取ロールへ走行するウェブを巻取位
置の巻軸に触れないようにし、走行ウェブの切断巻き付
けを可能にする。
(実 施 例)
第1図および第2図により、この発明の一実施例につい
て説明する。第1図には巻取位置にある巻軸Cのまわり
にウェブWを巻き取って巻取ロールRを形成している状
態が示されている。
て説明する。第1図には巻取位置にある巻軸Cのまわり
にウェブWを巻き取って巻取ロールRを形成している状
態が示されている。
巻取ロールRへ走行するウェブWは巻取直前でタッチロ
ーラ1に巻掛けられる。ウェブWを巻掛けたタッチロー
ラ1は1巻取ロールRの全幅に渡り接触するようになっ
ており、所要の力で巻取ロールRへ押し付けられる。
ーラ1に巻掛けられる。ウェブWを巻掛けたタッチロー
ラ1は1巻取ロールRの全幅に渡り接触するようになっ
ており、所要の力で巻取ロールRへ押し付けられる。
巻取位置の下方にある基台2上の、ウェブWの上流寄り
には巻取ロールRの巻太り方向に平行かつ水平に伸びる
レール3がウェブWの幅方向において複数箇所に所定の
間隔で設けられており、このレール3上には移動機枠4
がスライド可能に支持されている。この移動機枠4は主
にレール3に係合する台4aと。
には巻取ロールRの巻太り方向に平行かつ水平に伸びる
レール3がウェブWの幅方向において複数箇所に所定の
間隔で設けられており、このレール3上には移動機枠4
がスライド可能に支持されている。この移動機枠4は主
にレール3に係合する台4aと。
ウェブWの幅方向における両側に配置され、・台4aJ
−に設けられた垂直に立つ一対の側板4bと2両方の側
板4bをつなぐ図示しないステ一部材とから成っており
、レール3に案内されて巻取ロールRの巻太り方向に水
平に移動可能である。
−に設けられた垂直に立つ一対の側板4bと2両方の側
板4bをつなぐ図示しないステ一部材とから成っており
、レール3に案内されて巻取ロールRの巻太り方向に水
平に移動可能である。
移動機枠4には走行するウェブWをタッチローラ1へ案
内するために案内ローラ5.案内ローラ6を設けている
。案内ローラ5および案内ローラ6はそれぞれ側枠4b
によりその両端を支持されており、タッチローラ1の直
前の案内ローラ6は巻軸Cより高い位置に配置されてい
る。
内するために案内ローラ5.案内ローラ6を設けている
。案内ローラ5および案内ローラ6はそれぞれ側枠4b
によりその両端を支持されており、タッチローラ1の直
前の案内ローラ6は巻軸Cより高い位置に配置されてい
る。
案内ローラ6と巻取ロールRの間の空所にはタッチロー
ラ1を支持するためのタッチローラ支持体7が設けられ
ている。このタッチローラ支持体7はタッチローラ1の
両端にそれぞれ備えられ、一対となってタッチローラ1
を回転自在に支持することができる。そしてタッチロー
ラ支持体7は、この実施例によれば上下方向に長い腕状
の支持体であって、その上端にはタッチローラ1を支持
しており、移動機枠4の側板4aの巻取位置側の側縁上
に設けられて上下方向に伸びるレール8にスライド運動
可能に取付けられた!1.降体9により、タッチローラ
に平行な中心軸線を中心としてその中央部を枢支されて
いる。また。
ラ1を支持するためのタッチローラ支持体7が設けられ
ている。このタッチローラ支持体7はタッチローラ1の
両端にそれぞれ備えられ、一対となってタッチローラ1
を回転自在に支持することができる。そしてタッチロー
ラ支持体7は、この実施例によれば上下方向に長い腕状
の支持体であって、その上端にはタッチローラ1を支持
しており、移動機枠4の側板4aの巻取位置側の側縁上
に設けられて上下方向に伸びるレール8にスライド運動
可能に取付けられた!1.降体9により、タッチローラ
に平行な中心軸線を中心としてその中央部を枢支されて
いる。また。
タッチローラ支持体7は、移動機枠4上に設けられた押
付力付加機tfW10と係合している。この押付力付加
機構10は、この実施例の場合、側板に枢支されたベロ
フラムシリンダ等のピストンとシリンダの摩擦力の小さ
な流体圧シリンダ装置10aであり。
付力付加機tfW10と係合している。この押付力付加
機構10は、この実施例の場合、側板に枢支されたベロ
フラムシリンダ等のピストンとシリンダの摩擦力の小さ
な流体圧シリンダ装置10aであり。
ピストンロッド10b先端部をタッチローラ支持体7に
枢着している。さらにタッチローラ支持体7を枢支した
昇降体9は、移動機枠4」二に設けた昇降駆動機構11
に係合しており、昇降駆動機構11に駆動されて上昇限
と下降限の間を昇降することができる。従って、タッチ
ローラ支持体7はレール8に案内されて昇降体9と共に
昇降することができる。そして巻取位置でのウニ
゛ブWの巻取中、昇降体9は昇降駆動機構11により下
降限に位置刊けられ、第1図に示すようにタッチローラ
支持体7は、その長手軸線を垂直に向け、タッチローラ
1直前の案内ローラ6がらタッチローラ1ヘウエプWを
垂直に導くことができる位置に巻軸Cと同じ高さでタッ
チローラ1を支持している。なお、昇降体9によるタッ
チローラ1の枢支点の中心は、案内ローラ6の中心から
水平距離にしてタッチローラ1の半径と等しくなるよう
な位置に設け、タッチ[」−ラ1の中心と枢支点中心が
正確に同一垂直線」二にくるようにするのが望ましい。
枢着している。さらにタッチローラ支持体7を枢支した
昇降体9は、移動機枠4」二に設けた昇降駆動機構11
に係合しており、昇降駆動機構11に駆動されて上昇限
と下降限の間を昇降することができる。従って、タッチ
ローラ支持体7はレール8に案内されて昇降体9と共に
昇降することができる。そして巻取位置でのウニ
゛ブWの巻取中、昇降体9は昇降駆動機構11により下
降限に位置刊けられ、第1図に示すようにタッチローラ
支持体7は、その長手軸線を垂直に向け、タッチローラ
1直前の案内ローラ6がらタッチローラ1ヘウエプWを
垂直に導くことができる位置に巻軸Cと同じ高さでタッ
チローラ1を支持している。なお、昇降体9によるタッ
チローラ1の枢支点の中心は、案内ローラ6の中心から
水平距離にしてタッチローラ1の半径と等しくなるよう
な位置に設け、タッチ[」−ラ1の中心と枢支点中心が
正確に同一垂直線」二にくるようにするのが望ましい。
また、押付カイ]加機構10はその駆動ストロークに応
じた範囲内において水平方向に巻軸Cの方へ所要の力で
タッチローラ支持体7を押すことができ、タッチローラ
支持体7はその垂直な姿勢から前後に揺動できる。タッ
チローラ支持体7の垂直な位置からの揺動がごく僅かの
範囲に限られるならばタッチローラ1は水平方向に案内
されることになる。厳密にはタッチローラ支持体7が傾
くことでタッチローラ1の変位の方向は水平ではなくな
るが、その傾動角が小さいときは、水平方向にタッチロ
ーラlが変位可能であるとして、実質」二さしつかえな
い。そして押付力付加機構10によって押されたタッチ
ローラ支持体7はタッチローラ1に巻取ロールRの押付
力を付加する。なお、この実施例ではタッチローラ支持
体7が傾いても重力によるモーメントが生じないように
一対のタッチローラ支持体7の下端部に、それぞれに共
通な釣り金棒12を掛は渡して固着し、揺動に対するバ
ランスを取ると共に一対のタッチローラ支持体7のそれ
ぞれが同じように傾き、確実をこタッチローラ1が平行
移動できるようにしている。また、タッチローラ支持体
7は、昇降体9に枢動自在をこ取り付けているため、軽
快に揺動し得る。
じた範囲内において水平方向に巻軸Cの方へ所要の力で
タッチローラ支持体7を押すことができ、タッチローラ
支持体7はその垂直な姿勢から前後に揺動できる。タッ
チローラ支持体7の垂直な位置からの揺動がごく僅かの
範囲に限られるならばタッチローラ1は水平方向に案内
されることになる。厳密にはタッチローラ支持体7が傾
くことでタッチローラ1の変位の方向は水平ではなくな
るが、その傾動角が小さいときは、水平方向にタッチロ
ーラlが変位可能であるとして、実質」二さしつかえな
い。そして押付力付加機構10によって押されたタッチ
ローラ支持体7はタッチローラ1に巻取ロールRの押付
力を付加する。なお、この実施例ではタッチローラ支持
体7が傾いても重力によるモーメントが生じないように
一対のタッチローラ支持体7の下端部に、それぞれに共
通な釣り金棒12を掛は渡して固着し、揺動に対するバ
ランスを取ると共に一対のタッチローラ支持体7のそれ
ぞれが同じように傾き、確実をこタッチローラ1が平行
移動できるようにしている。また、タッチローラ支持体
7は、昇降体9に枢動自在をこ取り付けているため、軽
快に揺動し得る。
もし、移動機枠4が基台2上に停止していると1巻軸C
は固定位置にあるため巻取ロールRが巻太るに従いタッ
チローラ1は巻取ロールRに押されて1巻軸Cから遠ざ
かるように変位する。しかし、タッチローラ支持体7の
揺動範囲は限られるので。
は固定位置にあるため巻取ロールRが巻太るに従いタッ
チローラ1は巻取ロールRに押されて1巻軸Cから遠ざ
かるように変位する。しかし、タッチローラ支持体7の
揺動範囲は限られるので。
それ以上巻取りを続行できなくなる。そこで1巻取位置
におけるウェブWの巻取中は、移動機枠4に対するタッ
チローラ支持体7の変位量を所定の微少範囲内に抑え、
タッチローラ支持体7を垂直な姿勢に保つように巻取ロ
ー )L/ Rの巻太りに応じて移動機枠4を巻取位置
の巻軸Cから後退させる。移動機枠駆動装置13を基台
2上に設けている。移動機枠駆動装置13は、この実施
例によれば移動機枠4に取(;Jけられためねじ部材1
4に螺合するねじ棒15と、ねじ俸15を回転駆動する
モータ(図示せず)とから成り立っており9図示しない
タッチローラ変位検出装置から送られるタッチローラ1
の変位信号に基き、移動機枠4の後退動作を制御する図
示しない制御装置の指令信号に従い、」1記モータを介
してねじ棒15は回転する。また、ねじ俸15は逆転す
ることにより移動機枠を巻取位置の方へ前進させること
もできる。なお、この種の制御装置は従来技術に属する
ので詳細な説明は省略する。
におけるウェブWの巻取中は、移動機枠4に対するタッ
チローラ支持体7の変位量を所定の微少範囲内に抑え、
タッチローラ支持体7を垂直な姿勢に保つように巻取ロ
ー )L/ Rの巻太りに応じて移動機枠4を巻取位置
の巻軸Cから後退させる。移動機枠駆動装置13を基台
2上に設けている。移動機枠駆動装置13は、この実施
例によれば移動機枠4に取(;Jけられためねじ部材1
4に螺合するねじ棒15と、ねじ俸15を回転駆動する
モータ(図示せず)とから成り立っており9図示しない
タッチローラ変位検出装置から送られるタッチローラ1
の変位信号に基き、移動機枠4の後退動作を制御する図
示しない制御装置の指令信号に従い、」1記モータを介
してねじ棒15は回転する。また、ねじ俸15は逆転す
ることにより移動機枠を巻取位置の方へ前進させること
もできる。なお、この種の制御装置は従来技術に属する
ので詳細な説明は省略する。
巻取位置の巻軸Cは+ f41’開昭61−20305
4−号公報の明細書中。
4−号公報の明細書中。
第1実施例と同様な構成と機能を有する巻取部の巻軸支
持体Aの一端に支持され9回転駆動されており、ウェブ
Wを所要の巻取張力で巻取ることができる。巻軸支持体
Aは中心軸16のまわりに第1図では反時計方向に回転
して巻取位置の巻軸Cと搬出位置で準備された新しい巻
軸C′を交互に搬出位置と巻取位置に付けることができ
る。巻軸支持体A上には、それが回転して巻取ロー/L
/Rを搬出位置に付けるとき巻取ロールRの後続ウェブ
の案内ローラとなる補助タッチローラ17も設けられて
いる。
持体Aの一端に支持され9回転駆動されており、ウェブ
Wを所要の巻取張力で巻取ることができる。巻軸支持体
Aは中心軸16のまわりに第1図では反時計方向に回転
して巻取位置の巻軸Cと搬出位置で準備された新しい巻
軸C′を交互に搬出位置と巻取位置に付けることができ
る。巻軸支持体A上には、それが回転して巻取ロー/L
/Rを搬出位置に付けるとき巻取ロールRの後続ウェブ
の案内ローラとなる補助タッチローラ17も設けられて
いる。
また1巻取位置から搬出位置についた巻取ロールRの後
続ウェブを切断するための切断装置18は移動機枠4の
上部に設けられている。この場合、切断装置18はウェ
ブWの全幅にわたる長さを有するカッター18aを備え
ており、カッター18aをウェブW面に打ち降ろすこと
によりウェブWの全幅を瞬時に切断することができる。
続ウェブを切断するための切断装置18は移動機枠4の
上部に設けられている。この場合、切断装置18はウェ
ブWの全幅にわたる長さを有するカッター18aを備え
ており、カッター18aをウェブW面に打ち降ろすこと
によりウェブWの全幅を瞬時に切断することができる。
巻取位置で巻軸Cにウェブを巻取っているとき、タッチ
ローラ1は押付力付加機構10の働きにより巻取ロール
Rへ常に押し付けられ、タッチローラ1と巻取ロールR
との接触圧は所要の値に制御される。そして移動機枠駆
動装置13は巻取ロールRの巻太り量に応じ移動機枠4
を駆動して巻軸から後退させる。巻取「J−ルRの巻太
り量に対し、移動機枠4の後退量が多いとタッチローラ
lは押付力付加機構10により前へ押されてタッチロー
ラ支持腕7は巻軸C側へ傾くので、移動機枠駆動装置1
3は駆動速度を上げ、逆に巻取ロール巻太り量に対し移
動機枠の後退量が少ないとタッチローラ1は押付力付加
機構10の押付力に逆って後退し、タッチローラ支持腕
7は巻軸C側とは反対側へ傾くので移動機枠駆動装置1
3は駆動速度を下げる。こうしてタッチローラ支持腕7
を常にほぼ垂直に保たれた状態でタッチローラ1は巻取
ロールRの巻太りに従い後退する。
ローラ1は押付力付加機構10の働きにより巻取ロール
Rへ常に押し付けられ、タッチローラ1と巻取ロールR
との接触圧は所要の値に制御される。そして移動機枠駆
動装置13は巻取ロールRの巻太り量に応じ移動機枠4
を駆動して巻軸から後退させる。巻取「J−ルRの巻太
り量に対し、移動機枠4の後退量が多いとタッチローラ
lは押付力付加機構10により前へ押されてタッチロー
ラ支持腕7は巻軸C側へ傾くので、移動機枠駆動装置1
3は駆動速度を上げ、逆に巻取ロール巻太り量に対し移
動機枠の後退量が少ないとタッチローラ1は押付力付加
機構10の押付力に逆って後退し、タッチローラ支持腕
7は巻軸C側とは反対側へ傾くので移動機枠駆動装置1
3は駆動速度を下げる。こうしてタッチローラ支持腕7
を常にほぼ垂直に保たれた状態でタッチローラ1は巻取
ロールRの巻太りに従い後退する。
所定量のウェブを巻軸Cのまわりに巻取ると1巻軸支持
体Aは巻取りを継続しながら回転して巻取ロールRを形
成した巻軸Cを搬出位置へ旋回移動させると共に、上記
巻取中子しめ準備された新しい巻軸C′を巻取位置へ旋
回移動させる。そして巻取位置に付くと新しい巻軸は回
転を始める。また、その間に第2図に示すように、昇降
駆動機構11が作動して昇降体9を押し上げる。そうす
ると昇降体9」二のタッチローラ支持体7は上昇し、タ
ッチローラ1を押し」二げる。更にまた。移動機枠駆動
装置13はそのねじ棒15を逆転して移動機枠4を前進
させ巻取開始位置に付ける。そして切断装置18のカッ
ター18aも新しい巻軸C′に接近して待機する。昇降
駆動機(旧1により昇降体9を上昇させたとき、流体圧
シリンダ装置10aの枢支点から、ピストンロッドJo
b先端部とタッチローラ支持体7との係合点までの ”
間隔はほとんど変わらないので、タッチローラ支持体7
は」1昇すると同時に僅に流体圧シリンダ装置10a側
へ傾く。そしてタッチローラ支持体7はタッチローラl
を、僅に変位させることで該タッチローラ1から補助タ
ッチローラ17(案内ローラ)へ向って斜め上方に走行
するウェブWが新しい巻軸C′に接触しないように効果
的に位置付けることができる。なおタッチローラ支持体
7を巻軸C′側とは反対側へ大きく傾動させてタッチロ
ーラ1を巻軸C′から離反させ、ウェブWが巻軸C′に
接触しないようにすることも考えられるが、そうすると
タッチローラ1は巻軸C′から大きく離反することにな
るだけでなく、タッチローラlが移動するための大きな
空間を必要とする。次に第2図の状態から切断装置18
のカッター18aを点線で示す位置へ作動させて9巻取
ロールの後続ウェブWを切断する。ウェブWはカッター
18aにより新しい巻軸C′に押付けられて切断される
ので、上流側のウェブW′−υ断端は予じめ新しい巻軸
C′上に準(Iiiiされた接着剤等に接着されて巻付
けられる。新しい巻軸C′にウェブWが巻伺けられると
昇降駆動機構11が作動して昇降体9を下降限まで下降
させる。昇降体9が下降するとタッチローラ支持腕7も
下降して垂直な姿勢となりタッチローラ1を巻取ロール
Rへ接触させる。そしてタッチローラは押付力付加機構
10により所要の押付力を付加される。こうして新たな
巻軸C′へのウェブWの巻取りが開始されると、この後
は前述の巻軸Cによる巻取りと同様に巻取りが行われ、
連続的にウェブWが巻取られる。なお、カッター18a
はウェブWを切断後、待機位置へ復帰する。また、この
実施例によれば巻取中タッチローラ1の近くにタッチロ
ーラに並列に設けた静電除却パー19.19を働させ、
ウェブWの静電気を除却しながら巻取りを行うことがで
きる。
体Aは巻取りを継続しながら回転して巻取ロールRを形
成した巻軸Cを搬出位置へ旋回移動させると共に、上記
巻取中子しめ準備された新しい巻軸C′を巻取位置へ旋
回移動させる。そして巻取位置に付くと新しい巻軸は回
転を始める。また、その間に第2図に示すように、昇降
駆動機構11が作動して昇降体9を押し上げる。そうす
ると昇降体9」二のタッチローラ支持体7は上昇し、タ
ッチローラ1を押し」二げる。更にまた。移動機枠駆動
装置13はそのねじ棒15を逆転して移動機枠4を前進
させ巻取開始位置に付ける。そして切断装置18のカッ
ター18aも新しい巻軸C′に接近して待機する。昇降
駆動機(旧1により昇降体9を上昇させたとき、流体圧
シリンダ装置10aの枢支点から、ピストンロッドJo
b先端部とタッチローラ支持体7との係合点までの ”
間隔はほとんど変わらないので、タッチローラ支持体7
は」1昇すると同時に僅に流体圧シリンダ装置10a側
へ傾く。そしてタッチローラ支持体7はタッチローラl
を、僅に変位させることで該タッチローラ1から補助タ
ッチローラ17(案内ローラ)へ向って斜め上方に走行
するウェブWが新しい巻軸C′に接触しないように効果
的に位置付けることができる。なおタッチローラ支持体
7を巻軸C′側とは反対側へ大きく傾動させてタッチロ
ーラ1を巻軸C′から離反させ、ウェブWが巻軸C′に
接触しないようにすることも考えられるが、そうすると
タッチローラ1は巻軸C′から大きく離反することにな
るだけでなく、タッチローラlが移動するための大きな
空間を必要とする。次に第2図の状態から切断装置18
のカッター18aを点線で示す位置へ作動させて9巻取
ロールの後続ウェブWを切断する。ウェブWはカッター
18aにより新しい巻軸C′に押付けられて切断される
ので、上流側のウェブW′−υ断端は予じめ新しい巻軸
C′上に準(Iiiiされた接着剤等に接着されて巻付
けられる。新しい巻軸C′にウェブWが巻伺けられると
昇降駆動機構11が作動して昇降体9を下降限まで下降
させる。昇降体9が下降するとタッチローラ支持腕7も
下降して垂直な姿勢となりタッチローラ1を巻取ロール
Rへ接触させる。そしてタッチローラは押付力付加機構
10により所要の押付力を付加される。こうして新たな
巻軸C′へのウェブWの巻取りが開始されると、この後
は前述の巻軸Cによる巻取りと同様に巻取りが行われ、
連続的にウェブWが巻取られる。なお、カッター18a
はウェブWを切断後、待機位置へ復帰する。また、この
実施例によれば巻取中タッチローラ1の近くにタッチロ
ーラに並列に設けた静電除却パー19.19を働させ、
ウェブWの静電気を除却しながら巻取りを行うことがで
きる。
第3図および第4図はそれぞれタッチローラ支持体の、
」ユ述の実施例に代わり得る他の実施例を示したもので
、第3図のタッチローラ支持体7は、移動機枠4」二に
垂直な姿勢で枢支されtこ揺動体20に、その半径方向
にスライド運動可能に支持されており、揺動体20に設
けた流体圧シリンダ21により駆動されて昇降可能とな
っている。また、第4図のタッチローラ支持体7は昇降
体9上に巻取ロールの巻太り方向に水平にスライド運動
可能に支持されており、タッチローラ1と同じ高さに設
けた押付力付加機構lOに係合している。
」ユ述の実施例に代わり得る他の実施例を示したもので
、第3図のタッチローラ支持体7は、移動機枠4」二に
垂直な姿勢で枢支されtこ揺動体20に、その半径方向
にスライド運動可能に支持されており、揺動体20に設
けた流体圧シリンダ21により駆動されて昇降可能とな
っている。また、第4図のタッチローラ支持体7は昇降
体9上に巻取ロールの巻太り方向に水平にスライド運動
可能に支持されており、タッチローラ1と同じ高さに設
けた押付力付加機構lOに係合している。
以上、この発明の装置を一実施例により説明したが、こ
れに対し本発明の主旨内において従来の技術に基き種々
の改変が行われ得ることは因よりである。例えば、上述
の実施例ではタッチ[1−ラ支持体はタッチローラをそ
の上端に支持したが、タッチローラを下端に支持するよ
うに上下方向を入れ変えた構成とすることも可能である
。また、移動機枠はレールに案内される台車上に設けて
もよく移動方向も巻取り品質に支障がなければ略水平方
向としてもよい。押付力付加機構はタッチローラ支持体
に直接係合せず1例えば第3図に示した揺動体に係合す
る等により間接的にタッチローラ支持体に係合してもよ
い、さらにタッチローラ支持体としてその上端部を移動
機枠に枢支され下端部にタッチローラを支持する垂下揺
動腕を用い、押付力付加機構のストロークを少し大き1
1にして、新しい巻軸が巻取位置へ旋回移動したとき押
付力付加機構によりタッチローラ支持体を傾動させて、
ウェブが新しい巻軸に接触しないようにすることも可能
である。
れに対し本発明の主旨内において従来の技術に基き種々
の改変が行われ得ることは因よりである。例えば、上述
の実施例ではタッチ[1−ラ支持体はタッチローラをそ
の上端に支持したが、タッチローラを下端に支持するよ
うに上下方向を入れ変えた構成とすることも可能である
。また、移動機枠はレールに案内される台車上に設けて
もよく移動方向も巻取り品質に支障がなければ略水平方
向としてもよい。押付力付加機構はタッチローラ支持体
に直接係合せず1例えば第3図に示した揺動体に係合す
る等により間接的にタッチローラ支持体に係合してもよ
い、さらにタッチローラ支持体としてその上端部を移動
機枠に枢支され下端部にタッチローラを支持する垂下揺
動腕を用い、押付力付加機構のストロークを少し大き1
1にして、新しい巻軸が巻取位置へ旋回移動したとき押
付力付加機構によりタッチローラ支持体を傾動させて、
ウェブが新しい巻軸に接触しないようにすることも可能
である。
(発明の効果)
この発明によれば、連続してウェブを巻取るターレット
式ウェブ巻取装置において、タッチローラと巻取ロール
との接触圧は、ウェブの巻取張力やタッチローラ等の重
量の影響を排除したので簡素な制御装置により精密に制
御され、連続的に供給されるウェブを高品質に巻取れる
ことができる。しかもタッチローラは、ウェブが新しい
巻軸に接触しないようにするために僅に変位すればよく
、ウェブを巻軸へ巻付けたとき、短時間でタッチローラ
を巻軸へ押し付けることができるので2巻取ロールの巻
初め部分の不良を最少限に抑えることができる。また、
タッチローラ付近の空間は少なくて済む。
式ウェブ巻取装置において、タッチローラと巻取ロール
との接触圧は、ウェブの巻取張力やタッチローラ等の重
量の影響を排除したので簡素な制御装置により精密に制
御され、連続的に供給されるウェブを高品質に巻取れる
ことができる。しかもタッチローラは、ウェブが新しい
巻軸に接触しないようにするために僅に変位すればよく
、ウェブを巻軸へ巻付けたとき、短時間でタッチローラ
を巻軸へ押し付けることができるので2巻取ロールの巻
初め部分の不良を最少限に抑えることができる。また、
タッチローラ付近の空間は少なくて済む。
第1図は本発明の1実施例装置の概要を示す略図、第2
図は巻取位置についた新しい巻軸からタッチローラを少
し離した状態を説明するための路側面図、第3図および
第4図はそれぞれタッチローラ支持体の他の実施態様を
説明する説明図である。 W・・・ウェブ、 c、 c’・・・巻軸、 1・
・・タッチローラ。 4・・・移動機枠、6・・・案内ローラ、7・・・タッ
チローラ支持体。 10・・・押付力付加機構、11・・・昇降駆動機構。 13・・・移動機枠駆動装置。
図は巻取位置についた新しい巻軸からタッチローラを少
し離した状態を説明するための路側面図、第3図および
第4図はそれぞれタッチローラ支持体の他の実施態様を
説明する説明図である。 W・・・ウェブ、 c、 c’・・・巻軸、 1・
・・タッチローラ。 4・・・移動機枠、6・・・案内ローラ、7・・・タッ
チローラ支持体。 10・・・押付力付加機構、11・・・昇降駆動機構。 13・・・移動機枠駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 タッチローラを巻軸に押し付けながら該巻軸にウェブを
巻取り、連続的に巻取ロールを形成するターレツト式ウ
ェブ巻取装置のタッチローラ支持装置において、 巻取ロールの巻太り方向に案内されて水平に移動可能な
移動機枠と、 上記移動機枠上に支持した案内ローラと、 上記移動機枠上に、上下方向に案内されて昇降可能に設
けられ、ウェブ巻取中は上記案内ローラから上記タッチ
ローラへウェブを垂直方向へ導くことができる位置に、
上記巻取位置の巻軸と同じ高さで上記タッチローラを支
持すると共に、上記タッチローラを該移動機枠に対し、
巻取ロールの巻太り方向において水平方向に、揺動また
はスライド運動により変位可能に支持するタッチローラ
支持体と、 上記タッチローラ支持体を上記巻取位置についた巻軸の
方へ所要の押付力で押すことができる、上記移動機枠上
に設けられた押付力付加機構と、 巻取ロールにつながるウェブを切断し、新しい巻軸に巻
付ける際に上記タッチローラの支持体を昇降させる、上
記移動機枠上に設けられた昇降駆動機構と、 巻取中上記移動台に対する支持体の変位量を所定の微少
範囲内に抑えるように巻取ロールの巻太りに応じ、上記
移動機枠を駆動して上記巻取位置の巻軸から後退させる
移動台駆動装置とを備えることを特徴とするターレツト
式ウェブ巻取装置のタッチローラ支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62331793A JP2528681B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | タ―レット式ウエブ巻取装置のタッチロ―ラ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62331793A JP2528681B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | タ―レット式ウエブ巻取装置のタッチロ―ラ支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172162A true JPH01172162A (ja) | 1989-07-07 |
JP2528681B2 JP2528681B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=18247703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62331793A Expired - Lifetime JP2528681B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | タ―レット式ウエブ巻取装置のタッチロ―ラ支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528681B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001505860A (ja) * | 1996-12-12 | 2001-05-08 | ダルレ マルシャント テクノロジー ソシエテ アノニム | コイルまたはリール形成用連続平坦部材巻き上げ装置 |
DE4104635B4 (de) * | 1991-02-15 | 2005-11-10 | Mülfarth, Werner | Vorrichtung zum Aufrollen von bahn- oder bandförmigen Materialien |
JP2010168128A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Fuji Iron Works Co Ltd | 多軸ターレット巻取機における2軸コンタクトローラの追従装置 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP62331793A patent/JP2528681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4104635B4 (de) * | 1991-02-15 | 2005-11-10 | Mülfarth, Werner | Vorrichtung zum Aufrollen von bahn- oder bandförmigen Materialien |
JP2001505860A (ja) * | 1996-12-12 | 2001-05-08 | ダルレ マルシャント テクノロジー ソシエテ アノニム | コイルまたはリール形成用連続平坦部材巻き上げ装置 |
JP2010168128A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Fuji Iron Works Co Ltd | 多軸ターレット巻取機における2軸コンタクトローラの追従装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528681B2 (ja) | 1996-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1087127A (ja) | 走行する紙ウェブを巻き取ってロールを形成するための方法および装置 | |
US4025009A (en) | Blanket or sheet winding apparatus | |
JPH01172162A (ja) | ターレット式ウエブ巻取装置のタッチローラ支持装置 | |
JPH0416387B2 (ja) | ||
JPH1119718A (ja) | 金属箔圧延機の巻取装置 | |
JP4562350B2 (ja) | ウェブを巻取る装置および方法 | |
JPH04164758A (ja) | 巻取装置 | |
CN217263593U (zh) | 一种涂布用收卷装置 | |
JP2519078B2 (ja) | ウェブ分割巻取装置 | |
CN212093792U (zh) | 带钢导向装置及带钢卷取系统 | |
JP4562349B2 (ja) | ウエブの巻き取り装置及び方法 | |
JP2528691B2 (ja) | 巻取ロ―ル旋回搬出可能なウエブ分割巻取装置 | |
CN217752761U (zh) | 改造后的新型pe薄膜成型装置 | |
JP2958570B2 (ja) | ウエブ巻取装置 | |
CN215287333U (zh) | 一种放卷速度可调的印刷设备 | |
JPH0520338B2 (ja) | ||
CN216004657U (zh) | 一种薄膜生产线用薄膜传输张力调节装置 | |
CN217350046U (zh) | 布匹收卷机 | |
JPH11334949A (ja) | 積層フィルムの製造方法および巻き取り装置 | |
CN212046648U (zh) | 一种带有压纹装置的倒卷机 | |
JPH01252446A (ja) | ウエブ分割巻取装置 | |
JPS5936057A (ja) | フイルム巻取機の圧接ロ−ル支持装置 | |
JPS6397556A (ja) | 高速シ−ト分割巻取装置 | |
JP2521513B2 (ja) | 巻取ロ―ル搬出機構付きウェブ分割巻取装置 | |
JP2006199405A (ja) | 水平移動式サーフェイス・センター併用ワインダー |