JPH01172001A - ディスクホイール摩擦圧接部構造および該ディスクホイールの製造装置 - Google Patents

ディスクホイール摩擦圧接部構造および該ディスクホイールの製造装置

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JPH01172001A
JPH01172001A JP33125787A JP33125787A JPH01172001A JP H01172001 A JPH01172001 A JP H01172001A JP 33125787 A JP33125787 A JP 33125787A JP 33125787 A JP33125787 A JP 33125787A JP H01172001 A JPH01172001 A JP H01172001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
friction welding
disc wheel
ring
rim
Prior art date
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Pending
Application number
JP33125787A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujimura
藤村 允
Teiji Yoshikawa
吉河 禎二
Koji Shimizu
清水 幸次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUDA BUHIN KOGYO KK
Original Assignee
MATSUDA BUHIN KOGYO KK
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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は左右一対の環状リム部材とディスクを摩擦圧接
により接合したディスクホイールの摩擦圧接部構造およ
び該ディスクホイールの製造装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両のディスクホイールを構成するディスクおよ
びリムの溶着にはリムの内周へディスクを嵌合して、該
ディスクのフランジ端部とリムとの接触面を炭酸ガスア
ーク溶接によって接合する手段が一般に行なわれている
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、従来の接合手段にあっては、加工時間が長く
熱影響が著しいので、製品の寸法精度に問題が有った。
そこで本発明の発明者は左右一対のリム部材とディスク
を摩擦圧接によって接合することに注目して研究、実験
を重ね本発明に至ったものである。
この場合の摩擦圧接は左右一対の環状リム部材をそれぞ
れ内周および外周で把持し中央に配設したディスクに向
かって同一軸線上を移動させ、それらを相対的に回転さ
せて3者を接触させ、摩擦熱によって接触部を溶融し互
いに接合するものである。摩擦圧接は加工時間が短かく
、熱影響部が小さく、他の抵抗溶接等と比べてエネルギ
ー効率が高い等の利点がある。一方、摩擦圧接部の圧接
面に溶融バリが発生する。このバリを整形若しくは削除
せずに残しておいた場合には、バリの中央部から亀裂が
発生して圧接強度が低下するものであり、また、前記バ
リを削除する作業は煩雑であるためその改善が求められ
ていた。
本発明はこの摩擦圧接時に発生するバリを有効に利用し
たディスクホイールの摩擦圧接部構造並びに該ディスク
ホイールの製造装置を提供して、上記の点を解決するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、左右一対の環状リム部材の各々の端縁とディ
スクの外周側面とを摩擦圧接により一体に構成したディ
スクホイールにおいて、該ディスクホイールの摩擦圧接
部近傍の外周、内周のうち少なくともいずれか一方が摩
擦圧接によって発生する溶融バリにより滑らかな円周面
に形成されてなるディスクホイール摩擦圧接部構造を第
1の発明とし、該ディスクホイールの製造装置を第2の
発明としたものである。すなわち、第2の発明は、左右
一対の環状リム部材をそれぞれ内周および外周で把持し
、該リム部材の各々の端縁を中央に配設したディスクの
外周側面に向かって同一軸線上を移動させ、これらのう
ち少なくともいずれか1つを回転させて相互に摩擦圧接
する装置において、前記リム部材を把持する外側リムク
ランプ金具、内側リムクランプ金具のうち少なくともい
ずれか一方に固着されたリング状成型具を有すると共に
、=3− 該成型具を摩擦圧接部近傍に間隙を有して対面設置され
てなるディスクホイールの製造装置である。
(作用) 上記第1の発明においては摩擦圧接部の少なくとも内外
周いずれかに発生する溶融バリがリムの材質の一部を構
成するように形成されて強固に付着し、その表面は滑ら
かであるためにタイヤの取付が容易であり、リム強度も
増大する。また、第2の発明であるディスクホイールの
製造装置においては、成型具が摩擦圧接時に外側リムク
ランプ金具、内側リムクランプ金具のうち少なくともい
ずれか一方に固着されている関係から、環状リム部材と
一体に回転し、摩擦圧接時に発生する溶融バリを摩擦圧
接部の内周または外周と成型具との僅かの間隙内に収め
蓄積してリムとディスクの接合作用と共に滑らかな周面
を形成する。
(実施例) 次に本発明を実施例により説明すると、第1図(a)は
本発明にかかる外側のリング状成型具1の斜視図で、上
下に分割されボルト3によって結合される。該リング状
成型具1は第2図に示す如く、摩擦圧接時の環状リム部
材5の外側リムクランプ具4にボルト2によって固着さ
れる。
第1図(b)は内側のリング状成型具1aの斜視図で、
上下に分割されボルト3によって結合される。該リング
状成型具1aは環状リム部材5の内側リムクランプ具4
a(第3図参照)にボルト2によって固着される。
第2図は上記外側のリング状成型具1を外側リムクラン
プ具4に装着した状態を示す部分斜視図で、該外側リム
クランプ具4は環状リム部材5の円周を3個所でクラン
プする。1aは内側のリング状成型具である。6は他の
環状リム部材で環状リム部材5とディスク7どの3者を
摩擦圧接により接合する。8は環状リム部材6をクラン
プする外側リムクランプ具である。
第3図はリング状成型具1,1aの装着状態を示す一部
欠如した部分側面図で、環状リム部材5゜6とディスク
7の結合状態が示される。摩擦圧接部とリング状成型具
1,1aとの間にそれぞれ僅かな間隙が形成される。
次に加工手順について述べると、摩擦圧接装置に、環状
リム部材5,6及びディスク7をセットし、外側のリン
グ状成型具1を外側リムクランプ具4にボルト2によっ
て取付ける。また、必要に応じ内側のリング状成型具1
aを内側リムクランプ具4aにボルト2によって取付け
る。次に摩擦圧接の加工をし接合後圧接部を冷却し、該
成型具1.1aを取外し、完成したワークを取り出す。
摩擦圧接はディスク7を固定し環状リム部材5゜6を回
転しつつ、該環状リム部材の端部をディス97周縁部に
押圧する。接触部は摩擦熱によって溶融し溶融バリを外
周および内周に発生、延出させてワークは互いに接合し
回転を停止する。この際、該溶融バリは外側にあるリン
グ状成型具1に押え込まれ、僅かの間隙に蓄積される。
又、内側のリング状成型具1aの使用時には該成型具1
aの摩擦圧接部側に溶融バリが蓄積される。環状リム部
材5の回転中は両リング状成型具1,1aは内外側リム
クランプ具4,4aと共に回転しており、蓄積した溶融
バリの上を摺動し接合部に溶融バリを圧着させる。なお
、リング状成型具1,1aの内面にセラミック10をコ
ーティングし、あるいは交換可能に装着することにより
、該リング状成型具1,1aの耐久性を図ることができ
る。
第4図、第5図、第6図はそれぞれディスクホイールの
摩擦圧接部の構造を示したもので、第4図はリム部材5
,6をディスク7の周縁部突合せ加工を行なったもので
9はバリ成型部分である。
第5図はリム部材5,6の端縁を外側に折曲させてフラ
ンジ部を形成し、該フランジ部を接合部として接合加工
を行なったものである。また、第6図はリム部材5,6
の端縁を二段折り曲げによってポケットを形成するよう
にしたものである。いずれの場合にも成型後の仕上り寸
法が計画寸法になるように各部材を選定しておくことが
望ましい。
(発明の効果) 上述のように本発明においては摩擦圧接後の摩擦圧接部
には溶融バリによって滑らかな円周面が形成されるので
、圧接強度が向上すると共に、バリの除去が不要である
ためにディスクホイールの製造作業が簡略化される。ま
た、摩擦圧接部はその周面に溶融バリが構成部分として
圧接部を覆うので摩擦圧接部は空気に接触する部分が少
なく、錆の発生が抑えられる。更にディスクホイールの
加工成形に摩擦圧接を適用したので従来の加工法に比べ
て熱影響部分が少なく、かつ加熱時間が短いので材料の
変質および接合強度の低下が少なく、寸法精度が良好で
あるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す図で、第1図(a)は本発明
に係る外側のリング状成型具の斜視図、第1図(b)は
本発明に係る内側のリング状成型具の斜視図、第2図は
該成型具の取付状況を示す一部欠如した部分斜視図、第
3図は該成型具の取付状況を示す一部欠如した側面図、
第4図、第5図、第6図はそれぞれディスクホイールの
摩擦圧接部の構造を示した断面図である。 1・・・・・・外側のリング状成型具、1a・・・・・
・内側のリング状成型具、2.3・・・・・・ボルト、
4.8・・・・・・−8= 外側リムクランプ具、4a・・・・・内側リムクランプ
具、5.6・・・・・・環状リム部材、7・・・・・・
ディスク、9・・・・・バリ成型部分。 特 許 出 願 人  マツダ部品工業株式会社代  
 理   人   1)  中   清   −第4図 第5閃 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右一対の環状リム部材の各々の端縁とディスク
    の外周側面とを摩擦圧接により一体に構成したディスク
    ホイールにおいて、該ディスクホイールの摩擦圧接部近
    傍の外周、内周のうち少なくともいずれか一方が摩擦圧
    接によって発生する溶融バリにより滑らかな円周面に形
    成されてなるディスクホイール摩擦圧接部構造。
  2. (2)左右一対の環状リム部材をそれぞれ内周および外
    周で把持し、該リム部材の各々の端縁を中央に配設した
    ディスクの外周側面に向かって同一軸線上を移動させ、
    これらのうち少なくともいずれか1つを回転させて相互
    に摩擦圧接する装置において、前記リム部材を把持する
    外側リムクランプ金具、内側リムクランプ金具のうち少
    なくともいずれか一方に固着されたリング状成型具を有
    すると共に、該成型具を摩擦圧接部近傍に間隙を有して
    対面設置されてなるディスクホイールの製造装置。
  3. (3)前記成型具の摩擦圧接部側周面がセラミックで成
    型されたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    ディスクホイールの製造装置。
JP33125787A 1987-12-25 1987-12-25 ディスクホイール摩擦圧接部構造および該ディスクホイールの製造装置 Pending JPH01172001A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188278A (en) * 1990-11-22 1993-02-23 A & S Corporation Friction welding method for joining a rim and a disc of a disc wheel and the apparatus therefor
EP0623482A1 (de) * 1993-05-05 1994-11-09 LIPPISCHE FELGEN- UND SCHUTZBLECHFABRIK HANS KERKHOFF GmbH & Co. KG Radfelge
JP2006009873A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Nichirin Co Ltd アルミニウム製パイプとの接続部を備えたステンレス鋼製振動吸収管

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