JPH01171714A - 溶接パイプの内面溶接ビートの切削方法 - Google Patents
溶接パイプの内面溶接ビートの切削方法Info
- Publication number
- JPH01171714A JPH01171714A JP62329986A JP32998687A JPH01171714A JP H01171714 A JPH01171714 A JP H01171714A JP 62329986 A JP62329986 A JP 62329986A JP 32998687 A JP32998687 A JP 32998687A JP H01171714 A JPH01171714 A JP H01171714A
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- JP
- Japan
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- cut
- pipe
- cutter
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- Pending
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
するものである。
際し、TIG溶接における溶接不良を防止する目的から
、母材部(API−X65相当)の内面SAW?8接ビ
ードを事前に切削する必要がある。このような場合、従
来、管内に人が入りグライングーで手入れするのが普通
であり、機械による手入れ機を使用する際には、砥石車
を利用し両管端から切削機を挿入し処理する方法が採用
されているが、砥石車のため、切削深さが浅く、手入れ
に長時間を要しているのが現状である。
ビードの切削加工を行なうことは、騒音と粉塵の中で作
業をすることであり、作業環境が劣悪であることは云う
までもなく、又、砥石車を利用する切削手入れは、切削
深さが浅く非能率であることに加え、砥石の摩耗も甚し
く決して経済的な方法ではない。
に創案されたものであり、管径の大小、長短、もしくは
ビードラインの歪みのある場合等を含め広い範囲で適合
できる、溶接パイプの内面溶接ビードの切削方法を提供
することを目的とする。
き位置を、溶接ビードを挟んで走行するナライロールで
確かめながら、該ナライロールの動きに追従するカッタ
ーを、サポート機構により管内壁に押圧しつつ切削する
ことを特徴とする溶接パイプの内面溶接ビードの切削方
法を芸に提案する。
に関するものであって、大きな2つの特徴を有している
。1つはナライロールを利用して切削すべきビードの位
置を確認し、カッターの動きをナライロールに追従せし
めるようにして切削することである。溶接ビードライン
は必らずしも直線ではなく、若干の蛇行があることは常
識であるから、機械的に切削位置を指定しても確実なビ
ードの除去はできない。もう1つは切削面よりの反力に
打ち勝つ程の力により、カッターをサポートa構により
管内壁に押圧しつつ切削することである。該サポート機
構の採用により、カッターの切削面が切削に伴なう振動
もしくは反力により位置がずれて切削されない部分が残
るようなことはない。
の溶接ビードの位置を真下にして、パイプを固定し、一
端から切削装置を管内に挿入するが、他端の切削位置ま
での走行に際しては、ナライロールおよびカッターは適
当なリリーフ機構により管の内面に接触させないように
位置を裔<シて、比較的高スピードで挿入すればよい。
接ビードを挟んで位置せしめ、■カッターによる切削深
さを決定し、■サポート機構を作動せしめカッターを管
内壁面に押圧せしめ、切削を開始すればよい。
さに応じ適当に選択する必要があるが、一般的には第2
図の断面形状のものが好ましい。
用するもので充分である。又、カッターについては比較
的管径の小さい場合(24インチ以下の場合)にはエン
ドミルが好ましく、大径のパイプではロータリーカッタ
ーが望ましいが、特に限定はない。又、カッターヘッド
を振動から保護するためと切削位置を正しく保つための
サポート機構も、油圧、空気圧、スプリング等の何れを
使用してもよいが、切削装置を管内に挿入する場合と切
削する場合で簡単に押圧力のON、OFFの作動をなし
得るものは用いる必要がある。
。
ストとして吹き付けることによりカッターの刃先の冷却
と切粉の除去をすることが望ましい。
ラッド溶接管を切削位置に移送し、ターニングロールを
使用して切削すべき溶接ビード位置を真下にして固定し
た。先ず、切削装置のカッターリリーフ機構によりエン
ドミルを切削位置より高く上げ、次いでナライロールを
ピンでロックして位置を高くしてから、フロアに固定し
た切削装置移送モーターのスイッチを入れ、被切削パイ
プの先端位置まで移送し、ナライロールのロックピンを
外してロールを溶接ビードに適合せしめ、カソターリリ
ー機構を解きビードの切り込み量を決定(深さ4龍)、
サポート機構を加圧状態にしてから、200+u/分の
切削速度によりビード処理を行なった。
空気によりミスト状にして吹き付け、且つモニターテレ
ビにより切削状況を監視しつつ作業を行った。又、本実
施例においては、サポート機構の内、下面に設けた前後
各1個のサポートロールには、加圧機構を設けず専ら切
削装置のヘッド部、並びに本体部の重量を支えて管内を
走行するための車輌として利用した。
概要を記載する。
装置を有するカッターリリーフ機構を備えたエンドミル
を設置してあり、切り込み量調整ハンドルを持っている
。又、ピンによるロック機構を備えたナライロールもこ
こに設けられており、ナライロールの動きが油圧により
エンドミルを有するカッタ一部を左右に動かすようにな
っている。
トスイッチにより切削加工を中止するようになっている
。ナライロールはビードラインに直交する方向の歪みに
ならうようになっている。サポート機構を上下に各1個
左右に各1個備えている。
設けられており、後半部には油圧ポンプと油圧タンクが
設けられている。油圧ポンプはナライ機構等に利用され
る。
。サポート機構の押圧力には空気シリンダーを利用した
。
ーム内には切削油、空気等の配管並びに電線等がセット
されている。ブーム部の長さは略切削すべきパイプの長
さと同等とした。このブームにラックが取り付けられて
おり、固定された位置に設けたモーターのピニオンによ
り装置全体を被切削パイプ内へ送り込み、切削しながら
バックせしめることができるようになっている。ユニバ
ーサルジヨイントを使用したので切削装置のヘッド部と
本体部が管の形状にならい易くなっている。
ッド部の説明図であり、略、中心位置における縦断面を
示すものである。
置をパイプ内に送り込む際には、カッターリリーフ用油
圧シリンダ1aによりエンドミルが管の内壁2に触れな
いように上側に退避せしめられ、ナライローラ3もロッ
クビン3aにより上側にロックされるようになっている
。下部サポートローラ4は、ビード位置に触れないよう
にした二輪の形状をしており、ヘッド部の重量を支えて
且つ前進後退ができるようになっている。上部サポート
ローラ5は、図面では回動軸5aと同一高さとなってい
るが、切削時にはエアシリンダ5bの起動により、サポ
ートローラ5は上側に押し上げられ、管壁2に接触し、
その反力によりエンドミルを含むヘッド部全体が、下側
に押圧されることになり、安定な切削ができるようにな
っている。
各1個設けた。尚、図面中多くの小点で他部と区別した
領域は、ナライロール3の左右の動きにならい可動し得
る範囲を明確にしたものである。
ハンドル1bが設けられている。
あり、ビード6の左右方向の僅なずれに応じてエンドミ
ル1゛の切削位置を案内するようになっている。
。
溶接ビードの切削を行なう場合には切削すべき管の内径
の大小、長短、°もしくはビードラインに歪みのある場
合等に関係なく、自動的にしかも正確に溶接ビードを切
削することが可能となるから、従来の人手による作業に
比較した場合には飛躍的な作業環境の改善となり、又、
砥石車を利用していた機械処理方法等に比較しても大幅
な能率向上となる。実施例においてはクラツド鋼管につ
いて説明したが、本発明の思想がクラッド鋼管以外のあ
らゆる溶接パイプの内面溶接ビードの切削に適用される
ことは勿論であり、本願発明の産業界に益するところは
極めて大きいと云うことができる。
ヘッド部の説明図、第2図は同じくナライローラの形状
を示すものである。 1:エンドミル、1a:カソターリリーフ用油圧シリン
ダ、1b=切込み設定ハンドル、2:管の内壁、3:ナ
ライローラ、3a:ロソクピン、4:下部サポートロー
ラ、5:上部サポートローラ、5a:回動軸、5b:エ
アシリンダ、6;ビード。
Claims (1)
- 切削すべき位置を、溶接ビードを挟んで走行するナライ
ロールで確かめながら、該ナライロールの動きに追従す
るカッターを、サポート機構により管内壁に押圧しつつ
切削することを特徴とする、溶接パイプの内面溶接ビー
ドの切削方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329986A JPH01171714A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 溶接パイプの内面溶接ビートの切削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329986A JPH01171714A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 溶接パイプの内面溶接ビートの切削方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171714A true JPH01171714A (ja) | 1989-07-06 |
Family
ID=18227491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62329986A Pending JPH01171714A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 溶接パイプの内面溶接ビートの切削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01171714A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6627840B2 (en) * | 2001-03-09 | 2003-09-30 | Revelation Technologies, Llc | Method and means for processing butt welds |
USD503690S1 (en) | 2003-04-25 | 2005-04-05 | Nichia Corporation | Light emitting diode |
EP1815920A1 (de) * | 2006-02-07 | 2007-08-08 | Theodor Gräbener GmbH & Co. KG | Verfahren und Anlage zur Bearbeitung der inneren Längsnaht von längsnahtgeschweissten Bauteilen, wie Rohre, Behälter, Kessel o.dgl. |
CN108098059A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-01 | 重庆黎帆装饰工程有限公司 | 一种护栏切断设备 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62329986A patent/JPH01171714A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6627840B2 (en) * | 2001-03-09 | 2003-09-30 | Revelation Technologies, Llc | Method and means for processing butt welds |
USD503690S1 (en) | 2003-04-25 | 2005-04-05 | Nichia Corporation | Light emitting diode |
EP1815920A1 (de) * | 2006-02-07 | 2007-08-08 | Theodor Gräbener GmbH & Co. KG | Verfahren und Anlage zur Bearbeitung der inneren Längsnaht von längsnahtgeschweissten Bauteilen, wie Rohre, Behälter, Kessel o.dgl. |
CN108098059A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-01 | 重庆黎帆装饰工程有限公司 | 一种护栏切断设备 |
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