JPH01171285A - 密着型イメージセンサー - Google Patents
密着型イメージセンサーInfo
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- JPH01171285A JPH01171285A JP62329226A JP32922687A JPH01171285A JP H01171285 A JPH01171285 A JP H01171285A JP 62329226 A JP62329226 A JP 62329226A JP 32922687 A JP32922687 A JP 32922687A JP H01171285 A JPH01171285 A JP H01171285A
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Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は密着型イメージセンサ−に関するものであり、
ファクシミリ用原稿に対し、1:1で対応させた光電変
換素子列に、下方から光を照射し、原稿に入射し、原稿
から反射した光を読み取る光センサーに応用される。
ファクシミリ用原稿に対し、1:1で対応させた光電変
換素子列に、下方から光を照射し、原稿に入射し、原稿
から反射した光を読み取る光センサーに応用される。
従来の特開昭58−127463号に開示されているよ
うな密着型イメージセンサ−においては、採光窓を有す
る遮光層は単層であり、採光窓には光電変換素子に接す
る透明電極が延びてきて覆っている。従ってこの透明電
極の屈折率が、その上部に位置する透明保護層の屈折率
より大きい場合には、ある角度から入射した光はその境
界で全反射し、迷光となってしまう、このような迷光は
透明電極内を通り、光電変換素子に入射し、誤動作の原
因となることがあった。
うな密着型イメージセンサ−においては、採光窓を有す
る遮光層は単層であり、採光窓には光電変換素子に接す
る透明電極が延びてきて覆っている。従ってこの透明電
極の屈折率が、その上部に位置する透明保護層の屈折率
より大きい場合には、ある角度から入射した光はその境
界で全反射し、迷光となってしまう、このような迷光は
透明電極内を通り、光電変換素子に入射し、誤動作の原
因となることがあった。
また、特開昭59−48954号に開示されているよう
な密着型イメージセンサ−においては、遮光層が電気的
良導体で出来ており、この上に透明絶縁層があり、その
透明絶縁層上に下部金属電極がある。しかしながら、こ
の良導体遮光層は下部電極に対して透明絶縁層を介して
電位的に浮いている状態にある。従って、下部電極と遮
光層との間に電位差が出来ると、透明絶縁層を介して遮
光層に電荷が誘起され、浮遊容量が発生する。この浮遊
容量はセンサーの光応答速度に影響し、センサーの光応
答速度を遅くしてしまい、センサー感度を悪化させる欠
点があった。
な密着型イメージセンサ−においては、遮光層が電気的
良導体で出来ており、この上に透明絶縁層があり、その
透明絶縁層上に下部金属電極がある。しかしながら、こ
の良導体遮光層は下部電極に対して透明絶縁層を介して
電位的に浮いている状態にある。従って、下部電極と遮
光層との間に電位差が出来ると、透明絶縁層を介して遮
光層に電荷が誘起され、浮遊容量が発生する。この浮遊
容量はセンサーの光応答速度に影響し、センサーの光応
答速度を遅くしてしまい、センサー感度を悪化させる欠
点があった。
本発明は、迷光による誤動作を防止し、且つ良好なセン
サー感度を有するようにして、従来の欠点を克服した密
着型イメージセンサ−を提供することを目的とする。
サー感度を有するようにして、従来の欠点を克服した密
着型イメージセンサ−を提供することを目的とする。
本発明者等は前記目的を達成するために鋭意研究した結
果、光学的に透明な基板上に採光窓を有する遮光層及び
下部電極と上部電極とで挟まれた光電変換活性層を備え
ている密着型イメージセンサ−において、前記遮光層が
多層構造となっており、その少なくとも一層が光透過率
が1%以下の電気的良導体層であって、その一部が前記
下部電極と電気的に短絡しており、前記短絡部以外が不
良導体層で被覆されている多層構造となっていることを
特徴とする密着型イメージセンサ−を提供することによ
って前記目的が達成できることを見出した。
果、光学的に透明な基板上に採光窓を有する遮光層及び
下部電極と上部電極とで挟まれた光電変換活性層を備え
ている密着型イメージセンサ−において、前記遮光層が
多層構造となっており、その少なくとも一層が光透過率
が1%以下の電気的良導体層であって、その一部が前記
下部電極と電気的に短絡しており、前記短絡部以外が不
良導体層で被覆されている多層構造となっていることを
特徴とする密着型イメージセンサ−を提供することによ
って前記目的が達成できることを見出した。
本発明における多層構造の遮光層は、その一部が入射光
に対して反射防止機能を有することが好ましい。
に対して反射防止機能を有することが好ましい。
以下、本発明を添付図面に従ってさらに詳しく説明する
。
。
第1図(a)は本発明のセンサー列の一部を平面的に見
た図であり、第1図(b)はこの第1図(a)のA−A
’線に沿って切断した断面を示すものである。
た図であり、第1図(b)はこの第1図(a)のA−A
’線に沿って切断した断面を示すものである。
本発明の密着型イメージセンサ−の構成は、パイレック
スガラスや石英等の透明基板1上に、Cr、 Mo、
Ti等の単体金属あるいは合金による良導体遮光層2′
を形成し、その一部に採光用窓11を設ける。この良導
体遮光層2′の上部に、a−5iON、 a−3iO,
、a−5iN等の透明絶縁層2“を単層あるいは多層構
造で形成し、この透明絶縁層2#に良導遮光層2′と下
部金属電極4とのコンタクト部12を作る。このように
本発明の特徴は遮光層2が良導体遮光層2′と透明絶縁
N2’との多層構造となっていることである。この透明
絶縁M2#上に、 Al1. Cr、 No、 Ti、
Ni等の単体金属あるいは合金による下部金属電極4
を作る。
スガラスや石英等の透明基板1上に、Cr、 Mo、
Ti等の単体金属あるいは合金による良導体遮光層2′
を形成し、その一部に採光用窓11を設ける。この良導
体遮光層2′の上部に、a−5iON、 a−3iO,
、a−5iN等の透明絶縁層2“を単層あるいは多層構
造で形成し、この透明絶縁層2#に良導遮光層2′と下
部金属電極4とのコンタクト部12を作る。このように
本発明の特徴は遮光層2が良導体遮光層2′と透明絶縁
N2’との多層構造となっていることである。この透明
絶縁M2#上に、 Al1. Cr、 No、 Ti、
Ni等の単体金属あるいは合金による下部金属電極4
を作る。
この下部電極上4にSi2等の光電変換活性層5を採光
窓11の近くに形成し、光電変換活性層5の上にITO
等の透明電極7を作る。この透明電極7の部分を除いた
他の全体にa−5iON、 a−5iO,。
窓11の近くに形成し、光電変換活性層5の上にITO
等の透明電極7を作る。この透明電極7の部分を除いた
他の全体にa−5iON、 a−5iO,。
a−3iN等の透明な電極間絶縁層6を形成し、この電
極間絶縁層6上に、透明電極7と一部が電気的に接する
ように、AQ、 Cr、 Mo、 Ti、 Ni等の単
体金属あるいは合金による上部電極8を形成する。そし
て全体を覆うように、a−5xON +a−9iO,,
a−5iN等あるいは透明な有機樹脂等の透明保護層9
を形成し、その上に薄膜ガラス10およびa−5i、N
4.C−BN、 B−C−N−H等の耐摩耗層15を設
ける。以上が本発明によるセンサーの構成である。13
は光源からの光で、この光が採光窓11を通り、M稿1
4に入射する。原稿の濃淡に対応した反射光が透明電極
7を通り、光電変換活性層5に入射し、光電変換が起こ
り、密着型イメージセンサ−として働く。
極間絶縁層6上に、透明電極7と一部が電気的に接する
ように、AQ、 Cr、 Mo、 Ti、 Ni等の単
体金属あるいは合金による上部電極8を形成する。そし
て全体を覆うように、a−5xON +a−9iO,,
a−5iN等あるいは透明な有機樹脂等の透明保護層9
を形成し、その上に薄膜ガラス10およびa−5i、N
4.C−BN、 B−C−N−H等の耐摩耗層15を設
ける。以上が本発明によるセンサーの構成である。13
は光源からの光で、この光が採光窓11を通り、M稿1
4に入射する。原稿の濃淡に対応した反射光が透明電極
7を通り、光電変換活性層5に入射し、光電変換が起こ
り、密着型イメージセンサ−として働く。
本発明では、センサー構造上、良導体遮光層2′と透明
絶縁層2“とが全体としての遮光層2となる。また構造
上、透明絶縁層2“と光電変換活性層5とが、直接に境
界をなしていない。
絶縁層2“とが全体としての遮光層2となる。また構造
上、透明絶縁層2“と光電変換活性層5とが、直接に境
界をなしていない。
したがって、透明絶縁層2″を単層とし、電極間絶縁層
6より屈折率の小さい材料を使うことで、透明絶縁層2
#と電極間絶縁層6との境界で、全反射を起こさなくす
ることができる。逆に屈折率の大きい材料を使う場合に
は、透明絶縁層2#と電極間絶縁層6との境界で、ある
程度以上の角度で入射する光の全反射が起こるが、構造
上光電変換活性層へ余分な光が漏れることなく、また斜
めからの余分な光をカットすることができる利点がある
。また透明保護層9を多層にすることでも、同様の効果
を期することができる。したがって迷光による誤動作は
起こらないことになる。
6より屈折率の小さい材料を使うことで、透明絶縁層2
#と電極間絶縁層6との境界で、全反射を起こさなくす
ることができる。逆に屈折率の大きい材料を使う場合に
は、透明絶縁層2#と電極間絶縁層6との境界で、ある
程度以上の角度で入射する光の全反射が起こるが、構造
上光電変換活性層へ余分な光が漏れることなく、また斜
めからの余分な光をカットすることができる利点がある
。また透明保護層9を多層にすることでも、同様の効果
を期することができる。したがって迷光による誤動作は
起こらないことになる。
また、良導体遮光層2′と下部電極4とをコンタクト部
により電気的に短絡して遮光M2’と下部電極4との電
気抵抗を小さくしているため、下部電極に電流が流れて
いても下部電極4と良導体遮光層2′との間に電位差は
生じない。
により電気的に短絡して遮光M2’と下部電極4との電
気抵抗を小さくしているため、下部電極に電流が流れて
いても下部電極4と良導体遮光層2′との間に電位差は
生じない。
したがって下部電極4と良導体遮光膜2′との間に浮遊
容量は発生せず、光応答の遅れは無くなることになり、
センサー感度を上げることが出来る。
容量は発生せず、光応答の遅れは無くなることになり、
センサー感度を上げることが出来る。
以下、本発明を下記の実施例によってさらに具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1
良導体遮光層2′をCr、透明絶縁体2“をa−5io
4、下部電極4をCrとしてセンサーを作成する。Cr
は低抵抗で、可視光に対する光透過率を1%以下に抑え
ることができるため、良導体遮光層及び下部電極として
使用できる。a−3iO□は比抵抗が高く、また可視光
に対する光透過率が95%以上で、P−CVD法によっ
て容易に形成できる。
4、下部電極4をCrとしてセンサーを作成する。Cr
は低抵抗で、可視光に対する光透過率を1%以下に抑え
ることができるため、良導体遮光層及び下部電極として
使用できる。a−3iO□は比抵抗が高く、また可視光
に対する光透過率が95%以上で、P−CVD法によっ
て容易に形成できる。
良導体遮光層Crは真空蒸着法によって形成する。5
X 10−@Torr以上の高真空で、基板温度80℃
、タングステンボートの電流が200人で二Crペレッ
トを昇華させ、1〜2人/Sで、1500人蒸着m6゜
透明絶縁層6は5iONをP−CVD法により蒸着する
。基板温度を240℃とし、ガス流量はSiH,/Co
、/N、を12/300/300secmの割合で圧力
を1torr+ RFパワー300w、蒸着速度約3.
8人/Sで、2μm蒸着する。下部電極Crは真空蒸着
法で良導体遮光層と同様の条件で1500人蒸着m6.
光電変換活性層5はa−5iHをP−CVD法により蒸
着する。基板温度は240℃、ガス流量は5iHJH,
を30/120secmの割合で、圧力1torr、
RFパワー60W、蒸着速度は4.6人/Sで、1.7
5μm蒸着する。透明電極7はITOをスパッタ法によ
る蒸着する。基板温度は250℃、ガスはArAr45
sc、 0□0.3sccmとし、RFパワー400I
J、蒸着速度は約0.31人/Sで、750人蒸人蒸る
。電極間絶縁層6はa−3iON膜をP−CVOにより
透明絶縁層と同様の条件で4000人蒸着m6゜上部電
極8としてのCrは真空蒸着法で良導体遮光層と同様の
条件で1000人蒸着m6゜透明保護層9はa−5iO
NをP−CVD法により透明絶縁層と同様に条件で1μ
m蒸着する。この上に耐摩耗J’l15を備えた薄膜ガ
ラス10を接着し、センサーを作る。途中、採光窓11
や、良導体遮光層2′の形状形成及びその他の層の形状
形成はフォトリソグラフィーを用いる。
X 10−@Torr以上の高真空で、基板温度80℃
、タングステンボートの電流が200人で二Crペレッ
トを昇華させ、1〜2人/Sで、1500人蒸着m6゜
透明絶縁層6は5iONをP−CVD法により蒸着する
。基板温度を240℃とし、ガス流量はSiH,/Co
、/N、を12/300/300secmの割合で圧力
を1torr+ RFパワー300w、蒸着速度約3.
8人/Sで、2μm蒸着する。下部電極Crは真空蒸着
法で良導体遮光層と同様の条件で1500人蒸着m6.
光電変換活性層5はa−5iHをP−CVD法により蒸
着する。基板温度は240℃、ガス流量は5iHJH,
を30/120secmの割合で、圧力1torr、
RFパワー60W、蒸着速度は4.6人/Sで、1.7
5μm蒸着する。透明電極7はITOをスパッタ法によ
る蒸着する。基板温度は250℃、ガスはArAr45
sc、 0□0.3sccmとし、RFパワー400I
J、蒸着速度は約0.31人/Sで、750人蒸人蒸る
。電極間絶縁層6はa−3iON膜をP−CVOにより
透明絶縁層と同様の条件で4000人蒸着m6゜上部電
極8としてのCrは真空蒸着法で良導体遮光層と同様の
条件で1000人蒸着m6゜透明保護層9はa−5iO
NをP−CVD法により透明絶縁層と同様に条件で1μ
m蒸着する。この上に耐摩耗J’l15を備えた薄膜ガ
ラス10を接着し、センサーを作る。途中、採光窓11
や、良導体遮光層2′の形状形成及びその他の層の形状
形成はフォトリソグラフィーを用いる。
実施例2
下部電極4をAQ/Crの2層構造にした以外は、実施
例1と同様の条件でセンサーを作る。AQはCrに比べ
抵抗が小さく、全体として抵抗を小さくできる。An/
Crは真空蒸着法により蒸着する。
例1と同様の条件でセンサーを作る。AQはCrに比べ
抵抗が小さく、全体として抵抗を小さくできる。An/
Crは真空蒸着法により蒸着する。
まず、Crを実施例1と同様の条件で1000人蒸着m
6続いてAQを5 X 10−’Torr以上の高真空
で室温でタングステンボートに20OAの電流でAQを
蒸着する。蒸着速度は50〜100人/Sで1μm付け
る。
6続いてAQを5 X 10−’Torr以上の高真空
で室温でタングステンボートに20OAの電流でAQを
蒸着する。蒸着速度は50〜100人/Sで1μm付け
る。
実施例3
透明絶縁層2′としてa−SiNを使用した以外は実施
例1と同様の条件でセンサーを作る。
例1と同様の条件でセンサーを作る。
a−5iNは低抵抗で可視光に対する光透過率が高く、
また屈折率を大きくすることができる。
また屈折率を大きくすることができる。
a−5iN膜はP−CVD法により、基板温度を250
℃、ガス流量は5iHJN、を12/300secmの
割合で、圧力1.0torr、 RFパワー300υで
蒸着し、膜厚は1.75μmである。
℃、ガス流量は5iHJN、を12/300secmの
割合で、圧力1.0torr、 RFパワー300υで
蒸着し、膜厚は1.75μmである。
実施例4
良導体遮光層2′としてMoを使用した以外は、実施例
1と同様の条件でセンサーを作る。MOは高剛性で、高
融点を有し、低抵抗であり、良導体遮光層として使用可
能である。Moは高融点(2610℃)であるため、電
子ビーム蒸着法によって2000人付けた。
1と同様の条件でセンサーを作る。MOは高剛性で、高
融点を有し、低抵抗であり、良導体遮光層として使用可
能である。Moは高融点(2610℃)であるため、電
子ビーム蒸着法によって2000人付けた。
実施例5
下部電極4としてNiCrを使用した以外は、実施例1
と同様の条件でセンサーを作る。NiCrは蒸着速度を
大きくすることができる* NxCrは真空蒸着法によ
る蒸着する。5 X 10−’Torr以上の高真空で
、基板温度80”Cで、タングステンボートに20OA
の電流でNiCrペレットを昇華させ、1500人付け
る。
と同様の条件でセンサーを作る。NiCrは蒸着速度を
大きくすることができる* NxCrは真空蒸着法によ
る蒸着する。5 X 10−’Torr以上の高真空で
、基板温度80”Cで、タングステンボートに20OA
の電流でNiCrペレットを昇華させ、1500人付け
る。
実施例1〜5で製造した本発明のイメージセンサ−につ
いてその特性を下記のように評価した。
いてその特性を下記のように評価した。
良導体遮光M2’にCrを使用することより可視光に対
する光透過率が1%以下、比抵抗が17Ω・mにでき、
Noを使用することにより可視光に対する光透過率が1
%以下、比抵抗が5.6Ω・mである膜が得られた。透
明絶縁層2#にa−5iO□を用いることで可視光に対
する光透過率95%以上、比抵抗約1014Ω・m、屈
折率1.45の膜が得られ、a−3iNを用いることで
可視光に対する光透過率95%以上、比抵抗約1014
Ω・m、屈折率1.7の膜が得られた。下部電極4にC
rを用いることで比抵抗を17Ω・m、 AQ/Crを
用いることで比抵抗を3Ω・m、 CrNiを用いるこ
とで比抵抗が90〜110Ω・mである膜が得られた。
する光透過率が1%以下、比抵抗が17Ω・mにでき、
Noを使用することにより可視光に対する光透過率が1
%以下、比抵抗が5.6Ω・mである膜が得られた。透
明絶縁層2#にa−5iO□を用いることで可視光に対
する光透過率95%以上、比抵抗約1014Ω・m、屈
折率1.45の膜が得られ、a−3iNを用いることで
可視光に対する光透過率95%以上、比抵抗約1014
Ω・m、屈折率1.7の膜が得られた。下部電極4にC
rを用いることで比抵抗を17Ω・m、 AQ/Crを
用いることで比抵抗を3Ω・m、 CrNiを用いるこ
とで比抵抗が90〜110Ω・mである膜が得られた。
実施例1〜5で得られたセンサーの特性を、センサー感
度、迷光、MTFに関して表にまとめたものを下記の表
1に示す。この結果から、遮光層2を多層構造にし、少
なくとも一層を電気的に良導電体である遮光層を用いる
ことにより、良いセンサー特性を得ることができた。セ
ンサー感度については、電気的に良導体である遮光層2
′と下部電極4とを電気的に短絡することによって向上
させることができた。迷光に関しては、透明絶縁層2#
を1層としたが、光透過率の高い材料を使用することで
反射光を少なくし、光の損失を小さくでき、透明絶縁層
2#に屈折率の大きい材料を使用することで、斜めから
入射する余分な光に対し、透明絶縁層2#と電極間絶縁
層6との境界で全反射を起こすことで、不要な光をカッ
トすることができ、迷光を抑えることができた。また透
明保護層を2層以上とすれば、さらに迷光を抑えること
ができる。迷光を抑えることができたことで、MTFも
センサー感度も改良することができ、良い結果が得られ
た。
度、迷光、MTFに関して表にまとめたものを下記の表
1に示す。この結果から、遮光層2を多層構造にし、少
なくとも一層を電気的に良導電体である遮光層を用いる
ことにより、良いセンサー特性を得ることができた。セ
ンサー感度については、電気的に良導体である遮光層2
′と下部電極4とを電気的に短絡することによって向上
させることができた。迷光に関しては、透明絶縁層2#
を1層としたが、光透過率の高い材料を使用することで
反射光を少なくし、光の損失を小さくでき、透明絶縁層
2#に屈折率の大きい材料を使用することで、斜めから
入射する余分な光に対し、透明絶縁層2#と電極間絶縁
層6との境界で全反射を起こすことで、不要な光をカッ
トすることができ、迷光を抑えることができた。また透
明保護層を2層以上とすれば、さらに迷光を抑えること
ができる。迷光を抑えることができたことで、MTFも
センサー感度も改良することができ、良い結果が得られ
た。
(以下余白)
表1 実施例1〜5のセンサーのセンサー特性〔効
果〕 以上述べたように、本発明の密着型イメージセンサ−は
、遮光層が多層構造となっていることによって迷光が抑
制されてMTF特性が向上しており、遮光層と下部電極
との間の抵抗が低減された構造となっていることによっ
て感度が向上している。
果〕 以上述べたように、本発明の密着型イメージセンサ−は
、遮光層が多層構造となっていることによって迷光が抑
制されてMTF特性が向上しており、遮光層と下部電極
との間の抵抗が低減された構造となっていることによっ
て感度が向上している。
第1図(a)は本発明のセンサー列の一部を平面的に見
た説明図であり、第1図(b)は第1図(、)のA−A
’線に沿って切断した断面を示す説明図である。 1・・・基板 2・・・遮光層2′・・・良
導体遮光層 2#・・・透明絶縁層4・・・下部電極
5・・・光電変換活性層6・・・電極間絶縁層
7・・・透明電極8・・・上部電極 9・・
・透明保護層10・・・薄膜ガラス 11・・・採
光窓12・・・良導体遮光層2′と下部電極4とのコン
タクト部13・・・光 14・・・原稿1
5・・・耐摩耗層 特許出願人 株式会社リコー外2名 6− 鋪不め山宛 手続補正書 昭和63年2月4−日 昭和62年特許願第329226号 2、発明の名称 密着型イメージセンサ− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 (674)株式会社リ コー (外2名)代表者 浜
1) 広 4、代理人 東京都千代田区麹町4丁目5番地(〒102)明細書第
9頁第3行の「同様に」を「同様の」と訂正する。 以上
た説明図であり、第1図(b)は第1図(、)のA−A
’線に沿って切断した断面を示す説明図である。 1・・・基板 2・・・遮光層2′・・・良
導体遮光層 2#・・・透明絶縁層4・・・下部電極
5・・・光電変換活性層6・・・電極間絶縁層
7・・・透明電極8・・・上部電極 9・・
・透明保護層10・・・薄膜ガラス 11・・・採
光窓12・・・良導体遮光層2′と下部電極4とのコン
タクト部13・・・光 14・・・原稿1
5・・・耐摩耗層 特許出願人 株式会社リコー外2名 6− 鋪不め山宛 手続補正書 昭和63年2月4−日 昭和62年特許願第329226号 2、発明の名称 密着型イメージセンサ− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 (674)株式会社リ コー (外2名)代表者 浜
1) 広 4、代理人 東京都千代田区麹町4丁目5番地(〒102)明細書第
9頁第3行の「同様に」を「同様の」と訂正する。 以上
Claims (1)
- 1、光学的に透明な基板上に採光窓を有する遮光層及び
下部電極と上部電極とで挟まれた光電変換活性層を備え
ている密着型イメージセンサーにおいて、前記遮光層が
多層構造となっており、その少なくとも一層が光透過率
が1%以下の電気的良導体層であって、その一部が前記
下部電極と電気的に短絡しており、前記短絡部以外は不
良導体層が被覆されている多層構造となっていることを
特徴とする密着型イメージセンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329226A JPH01171285A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 密着型イメージセンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62329226A JPH01171285A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 密着型イメージセンサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171285A true JPH01171285A (ja) | 1989-07-06 |
Family
ID=18219059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62329226A Pending JPH01171285A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 密着型イメージセンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01171285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02159763A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 受光素子 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP62329226A patent/JPH01171285A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02159763A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 受光素子 |
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